暑さが長引いたとも思えば、11月に突入しました。
9月は残暑が続き、10月後半から冷えてきたと思うと2020年は秋が短いような気もします。
秋といえば、と言い出すと〇〇の秋という風に食べ物でも趣味でも堪能しやすい季節だというのは言うまでもありません。
今回は芸術の秋ならぬフィルターの秋と称し、Go toも兼ねて様々なフィルターで富士山周辺の山梨・静岡に行ってまいりましたので、最後までご覧いただければ幸いです。
Nikon Z6 × C-PL
山梨:田貫湖にて
Nikon Z6 × ND
静岡:白糸の滝にて
まずは効果フィルターといって最初にイメージするのはC-P.LかNDだと思います。
反射をコントロールできるPLフィルターは同じ構図でも表現の幅を広くすることができます。
反射を完全に抑え、水面内をキレイに表現したり、反射をある程度残すことによって周りの風景と水面内の風景を重ねるような表現ができたりとその表現は十人十色です。
またNDはレンズに入る光の量を減らすことによってシャッター速度をわざと遅らせ、白昼でも長時間露光が可能となります。また、NDフィルターは景色だけでなく使い方によっては人物撮影などストロボを使うような撮影でも有効です。
Nikon Z6 × StarScape
静岡:西伊豆スカイライン・土肥駐車場にて
星の撮影にも挑戦してみました。
テクニックやノウハウが少ない私でもStarScapeと試行錯誤を繰り返した結果、綺麗かつ締まりのある画になってくれました。
もちろん、都内のような光源や色カブりが多く出てしまうような環境下でも有効ですが、LEDには影響しませんでした。
Nikon Z6 × marumi DHG Foggy Soft
静岡:白糸の滝にて
マクロレンズで近接撮影をすれば幻想的に撮影できたのではないかと思いますが、思い返してアイデアが浮かぶのも撮って出しでフィルターを駆使し撮影することの一つの楽しみだと思います。
ソフト効果は現像で様々な効果を使ってそれに合うように作り上げることもできますが、撮って出しの段階からどのソフトフィルターで味を楽しんでみるか、というのも一興です。
一言にソフトフィルターと言えど、その効果は各メーカーそれぞれ用途に合わせたフィルターの展開がされております。
RAWとして後から楽しむのも、出てくる絵をイメージしながら撮って出し一発撮りもこれまた一興です。
また様々なフィルターを駆使したお話を書ければと思います。
↓今回の撮影で使用したフィルターはコチラ↓