【マップカメラ情報】【Nikon ニコニコニュース!!】中古デジタルカメラ購入時のご参考に!!
皆様から好評を頂いたこちらの記事を再UPいたします!
店頭やwebで商品をご覧頂いた際、
こちらの表記を見かけて気になっている方は多いのではないでしょうか?
液晶パネル内クモリあります。
実際のところお問い合わせを頂くことが多いんです。
それもそのはず。
この症状が出ているのはNikonのデジタルカメラのうちでも当店で非常に人気の高い、
ミドルクラス~フラッグシップのカメラばかりなんですね。
今日のところはこの「液晶パネルのクモリ」とは何か。
また、なぜ発生するのかというところをお話したいと思います。
実際の液晶パネルクモリ
わかりやすいようサイド光を当ててます。
症状が発生する可能性のあるカメラボディ。
・D3系,D2系
・D700,D300系,D200
これらのカメラの共通事項はマグネシウム合金製のボディであること。
そして防塵防滴性能を有していること。
(D200のみシーリング箇所が少ないため、防塵防滴に配慮した構造…と言うのが正しいと思います)
要は非常に機密性の高い構造となっているわけですね。
クモリというものはLCDを守っている透明のガラスパネルの内側で発生しているわけですが、原因は当然外気の流入・湿気でしょう。
そんなに機密性が高いのに外気の流入なんて・・・と思いたいですが、
ご存知の通り一眼レフカメラにはマウントがあります。大穴が開いているわけですね。
外気の流入は…仕方ないわけです。
そしてそれをレンズの装着・またはキャップの装着で密閉します。
ミラーの作動もありますし、レリーズ時にはシャッター幕も開きます。
防滴シーリングというものは基本的に外装の隙間や可動部、ボタンの溝などに施しているわけですので、一旦中に入った外気にはなんら関係ありません。
ここでさっきのアレが出てきます。
「非常に機密性の高い構造」
中に入った外気や湿気はNikonの非常に高い機密性と堅牢さのおかげで逃げません。
これによってクモリが発生するというわけで、Nikonに問い合わせてみても「今のところはどうしようも…」というわけで、
「保証内であればサービスセンターへの相談を」とすすめられました。
※有償の清掃となると、機種により¥12,000~¥20,000近くという感じらしいです。
分解のためシーリングやグリップラバーを外す箇所の多い機種は高額なのだと思われます。
ただ、あまりに悲観されないでくださいね!!
当店でも以前は買取お見積り時の減額対象となっていましたが、
特にD200・D300(S)・D700は非常に入荷数が多く、そしてクモリの大小はあれど頻度が高いことから、減額対象から外しております。
液晶パネルを点灯させると全くわかりません
つまり実用上は支障がないんです
実際店頭でお手に取って頂いて、ほとんど気にならないと言ってくださるお客様もかなり多いんです。
ただ、同じお値段の商品であれば当然問題ないものをオススメさせて頂いてます!
そしてお客様に不利益な情報にはなっても、我々は商品の状態を正直に表記して展示しております。
角度を変えて見てみましょう
真正面からはわかりません
ナナメに光が当たるとうっすらと
強い光源があるとこうです
実際には強いLEDライトなどで照らして点検を行っております。
普通の使用でこう見えることはないんです。
どうでしょう、やはり気になりますか?
マップカメラでは実際に展示中の商品をお手に取って、じっくりと選んで頂けます。
お客様にとって最良の中古カメラが見つかるよう、心からお祈りしています!!
TEL:03-3342-3381(代表)