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【SIGMA】マクロでめぐる植物園

【SIGMA】マクロでめぐる植物園


動物園にいくなら望遠レンズですが、水族館や植物園にいくならマクロレンズだと思います。
動物園よりも、より近くに接近できるためマクロレンズを持っていきたくなります。
今回もマクロレンズを持ってお出かけしました。
出かけた先は、植物園。植物園だけでなく、水族館も併設されている一粒で二度おいしい、といった素敵な施設です。
お供は、SIGMA Art 70mm F2.8 DG MACRO。「カミソリマクロ」と名高いレンズです。
ボディは迷いましたが、α7RV。水族館の場合、画素数が高いと高感度撮影でのノイズが少し不安ではありますが、植物園がメインのためそこまで高感度では撮影しないだろうと思いましたのでこちらを選びました。
さらに、AIプロセッシングユニット搭載のカメラのため高精度なAFを期待して選びました。


水族館でよく見るスケルトンの魚です。
トランスルーセントグラスキャットという名前だそうです。
長いひげが特徴的だと思っていましたが、東南アジア原産のナマズの仲間と知って納得です。
ナマズなので肉食らしいですが、この体でご飯を食べた時にどうなるのか興味がわきます。


ゆらゆら泳ぐ熱帯魚は、優雅に見えますが思っていたより泳ぐスピードが速く構図を考えてのんびり構えていると、目の前をどんどん鮮やかな魚たちが泳いでいき、どの魚を写真に撮るか目移りしてしまいます。
もてあそぶような熱帯魚たちが奥に去っていくと、ぬっと大きい魚が現れました。色は虹色ではありませんが、昔よく読んだ絵本の魚に似ていてこの魚の写真を撮りたいと思いました。
α7RVもすぐにピントを合わせてくれます。
フォーカスエリアは、拡張スポットを選びました。こちらは、[スポット]の周囲のフォーカスエリアをピント合わせの第2優先エリアとして、選んだ1点でピントが合わせられない場合に、この周辺のフォーカスエリアを使ってピントを合わせるエリアモードとなります。
動きの不確かな動物などを撮影する時に、およそのピント位置だけ選択しておけばその周辺にうごいてもピントを合わせてくれる便利なモードのため、重宝しているエリアモードです。


水族館エリアに別れをつげ、いよいよ植物園に足を踏み入れます。
インドネシアの伝統的な家屋が中央にあり、ベンチも見えたので一休みしようと中に入ってみました。
家屋の中にはゲージがあり、ヘビがいました。
テングヘビという名前のようです。ぴょんと飛び出した角がテングの鼻のようだからだと思います。
ベトナムや中国で生息しているようです。
ヘビの鱗の一つ一つが細かくハッキリ描写され、解像度が高いレンズと言えます。


テングヘビの隣には、トッケイヤモリが張り付いていました。
東南アジアでは良く見るヤモリで、夜になると「トッケイ、トッケイ」と鳴きます。
目がクリクリしていてとても可愛いです。
頭から尻尾まで写し込みたかったので縦構図で挑戦します。
α7RVはグリップが深く、握り込みがしっかりとしているため、カメラを縦に構えた時でも安定して構えることが出来ます。
前ボケはざわざわとしていながらトッケイのぶつぶつ感はシャープに写っています。


マクロレンズを持っていると一枚はとりたい接写です。
こちらは等倍マクロです。
葉っぱのするどさも相まって「カミソリマクロ」を体現した一枚となりました。


SONYと聞くと「色味が青みが強い」「見た通りの色味にならない」そんなイメージがありました。
しかし、それは昔の話。確かに、2010年代前半に発売されたボディなどではそのような傾向があるかもしれません。
α7Ⅲ以降発売されたカメラは全くそのようなことが無く、新しいボディになるにつれて鮮やかな発色なっていく傾向が感じられます。
この葉っぱの一枚も緑が鮮やかです。


食虫植物です。自らいい香りをさせることで虫をおびき出します。
食虫植物にはいくつか種類があり、落とし穴になるタイプや葉っぱが動いて挟み込むタイプなどがあります。
手を挟まれたくなかったので手を入れることはしませんでしたが、とげが柔らかいように感じられます。



明るいピント面以外は柔らかい光をうまく捉えてくれるレンズです。
口径食も出ていますが葉脈のくっきり感をみても美しい描写をしてくれます。
上の花はチャンパーの花。ほのかな香りがしました。
下の花はイランイランの花。甘い香りが特徴的な花です。
花の香りに誘われるようにふらふらと近寄って写真をとります。
やはり、植物園にはマクロレンズです。



[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:23年12月01日 17時00分 ]

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