【海の日】撮りもどそう ~遠き碧への想い~ Vol.3
本日は何の日でしょう。
そう、海の日です。
今回は海が大好きで、前世は海月として1年の命を有意義に生きてたであろう社会人3年目のスタッフがお送りいたします。
天候に完全に支配されている中での撮影。
海は一呼吸で景色が変わり、まるで時間制制限付きのよう。
そんな世界は私たちのすぐそばに存在します。
地上とは全く違う透明の世界を目の当たりにし、そっとフィンをけります。
そんな私が一番好きな景色は、水中から空を見上げること。
天気がいいと水中は輝き、透明な水の中に様々な色を見せてくれます。
自分の息でできた気泡がブクブクと、空へ上りシャボン玉のようです。
町中のような喧噪はなく、無音に近い空間。
耳を澄ますと、自分の呼吸音、遠くで船のエンジン音や、サンゴのカラカラという音が聞こえます。
その美しい世界を記憶に残すため、私は写真を撮ります。
自然の世界に入り込む。一瞬一瞬がシャッターチャンス。
周りには魚が泳いでおり、運がいいと亀や、サメ、マンタなど素敵な出会いがあります。
『水中の撮影は難しいのでは?』
私自身も思っていました。確かに水中写真は奥が深い。
しかし、天気さえよければ難しい設定いらずでこのような写真も撮れます。
こちらは悪天候の中の写真
小雨が降る寒い日でした。水中の方が温かく感じている中、少し太陽が出てきたので写真を1枚。
薄暗い海の深さと冷たさが写真から垣間見えるでしょうか。
今までに使用した機材はGoPro HERO7,HERO6,OLYMPUS Tough TG-6,TG-5,RICOH WG-6
機材も、メーカーそれぞれの特徴が表れます。
過去にTG-5とHERO6比較ブログも書かせていただいておりますので詳しくはこちらを参照ください。
→参照先『TG-5×HERO6』
お客様からは『どうやって機材を選べばいいのか』とお声を多く頂きます。
水中カメラとは、通常のカメラの選び方とは少し違ってまいります。
私が重視する点は
①何メートル潜るのか
カメラごとに決まっております。ハウジングなどのアクセサリーもございます。
②メインは何を撮るか
水中の人物、魚などの生き物、風景全体など撮影されるものによって画角が違い、魚眼やマクロレンズを使用するとまた違った表現をします。
③色合いと歪み
水中特有の収差や歪み、色被りがございます。メーカーごとに色合いは変わってまいります。
④水中での使いやすさ
ボタンの操作のしやすさやファインダーまたはモニターの見やすさが違います。
以上の点から機材を絞っていくとよいかもしれません。
(そんな私GoPro HERO8がおすすめです)
お客様が満足のいくような機材選びのヒントになればと思います。
夏も間近。
梅雨明けまでもう少し、じめじめした雰囲気を少しでも涼しく出来たら幸いです。