【Canon】EOS 5D Mark IVと、広角と、海辺の景色。
まだまだ寒い日も多いですが、暖かい気温の日が徐々に増えつつあり、だんだんと春が近づいてきたような実感が湧いてきます。
ミラーレスカメラが主流となりつつ昨今、一眼レフカメラでしか得られない光学ファインダーのクリアな視界やカシャン、と心地よく鳴り響くシャッター音が恋しくなり、久しぶりに「Canon(キヤノン) EOS 5D Mark IV」を手にとりました。
一眼レフ、ミラーレス、コンデジとなんでも使いますが、ここ暫くはRシリーズを使用する機会が多かったため、久しぶりに握ったときの重量感に「こんなに重かったかな……」などと思ってしまいました。しかし少し時間が経てばすぐに感覚を思い出して手に馴染んできました。やはりこのしっかりと固定ができるホールド感、安心感はそれなりに重量がないと得られないものだと私は思います。
撮影に行くのが楽しみになったところで、EOS 5D Mark IVのお供に今回私が選んだレンズは広角単焦点の「EF24mm F1.4L II USM」です。一般的な標準ズームで24-70mmや24-105mmの広角側の焦点距離です。ズームと比べて利便性は劣りますが、全域で高画質かつF1.4という単焦点ならではの明るい開放F値が魅力的。
風景、夜景、星景などの景色全般の撮影をする方が多い焦点距離ですが、被写体に近寄って撮影すると背景が歪んでダイナミックな写真を楽しむことができます。またポートレート撮影では風景と馴染ませたり、ハイまたはローアングルにすると脚長に見えてスタイリッシュな人物が撮れたりと表現の幅は広いです。
今回はお台場へ赴き、海辺の景色を撮影しました。
さすがLレンズ。青空の諧調表現が爽やかで繊細な写りに撮影開始から楽しい気分にさせてくれます。
光の色の表現に定評のあるキヤノン。白の部分も白飛びせずに木材の模様やビニールの質感まで丁寧に描写してくれるので安心感があります。
レンズを絞り込んで水面の光の反射をキラキラした八芒星にしました。昼間ですが夜空が地面に広がっているようで綺麗です。
ウミネコたちが羽休めをしていました。思わず望遠レンズが欲しい!と叫んでしまいましたが、今日は24mm一本縛りで来ているので望遠はありません。望遠と広角、逆も然りでこのような経験をされたことがある方はおそらく多くいらっしゃると思います。
悔やんでも仕方がないので24mmで撮れる画を、と思いじりじりとにじり寄ったら思いのほか近づくことができて、満足いく写真が撮れました。広角ならではの画角でしっかりと背景にレインボーブリッジも入りました。
「EF24mm F1.4L II USM」の最短撮影距離は0.25m。砂場にあった大きな足跡をダイナミックに寄って撮影しました。
「EOS 5D Mark IV」の約3040万画素の高画素で細かい砂の粒子が緻密に描写されて高画質な写真を楽しめます。
屋内にいた招き猫のディスプレイ。反射した照明の光を浴びて顎のラインが強調されて陶器のつやつや感がよく伝わってきます。
曇りガラスの背景に木の枝のシルエットがかかり水墨画のような雰囲気に惹かれました。
普段はあまり撮らない抽象的な被写体。F1.4の明るいボケ味でよりふんわりとした抽象的な印象に。
できる限り小型・軽量のものがいいという方にはミラーレスカメラがおすすめですが、重量重視ではなく、手にしたときのホールド感や安心感、一眼レフカメラ特有の心地よいミラーのシャッター音、素通しのレンズで覗けるクリアな視界の光学ファインダーに心惹かれる方にはデジタル一眼レフカメラがおすすめです。その中でも、「EOS 5D Mark IV」は有効画素数約3040万画素、最高約7コマ/秒の高速連写、4K/30P FUll HD/60P動画、デュアルピクセル CMOSで高速かつ滑らかなAFなど、最新のミラーレスにも負けない、まだまだ現役で活躍するスペックを備えたEOSのフラッグシップカメラです。
「EOS 5D Mark IV」は発売から約8年が経ちますが、2024年2月現在で新品の取り扱いもあるカメラなので、キヤノンのサポート面においてもまだまだ安心してお使いいただけます。
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