【Leica】これぞビンテージ! Elmar L50mmF3.5 + α7 ☆ライカスクリューマウント(L39)
8月のユリです。7月の天候不順の影響で開花が10日ほど遅れたそうです。
ライカ エルマーL50mmF3.5を持って撮影に行きました。
ライカのネジ込み式L39マウントレンズの多くは、最短撮影距離が約1mと長いため、花のアップの撮影は苦手なところなのですが、
今回はSONY α7にフォクトレンダーVM-E クローズフォーカスアダプターを装着して近接撮影も可能なのです。
レンズのピントリングを最短距離いっぱいまで持っていき、さらにVM-E クローズフォーカスアダプターでピント合わせを行います。
エルマーL50mmF3.5の場合、レンズ先端から41cmくらいまで近寄ることができるようになります。
ライカのボディを使うよりも撮影範囲が広がります・・・。
一面のユリの花、一面のユリの花、です。圧倒されます。
絞り解放、F3.5で撮影しました。後ろのボケがいわゆるグルグルボケになっているのがわかりますね。
こんなところもオールドレンズの楽しさです。
このような前ボケを入れた構図は、レンジファインダーカメラでは難しいですよね。
しかし、ミラーレスカメラなら実際にセンサーに写っている画像を見ているので確実なフレーミングができます。
それにしても、強い日差しでも描写は固くなりすぎることはありませんね。
今回使用した機材は、SONY α7 、Leica エルマー L50mm F3.5(L-M変換リング使用)、
フォクトレンダーVM-E クローズフォーカスアダプターです。かなり個性的なルックスです。
エルマー 50mm F3.5 は、1925年にライカI型のボディに固定されて登場し、1930年からネジ込み式(L39)マウントになり
ライカM3が発売された1954年からは、バヨネットのMマウントが追加されました。
エルマー 50mm F3.5 は、沈胴式ですが、ミラーレスカメラに付けて沈胴させると
カメラ内部やレンズ後端をキズ付ける恐れがあるため、注意が必要です。
今回紹介したレンズではありませんが、α7でElmar M50mmを沈胴させられるかを
検証した記事がございますので、是非こちらもご覧ください。
↓
検証!α7でElmarM50mmは沈胴できる!?
検証記事の通り、ElmarL50mmF3.5もピントリング最短距離であれば沈胴可能です。
ただし、同型のレンズでも年代によって沈胴時に後方に伸びる長さが異なる場合も考えられますので
実際に計測してご使用になることをお勧めします。
80年前のレンズを現代のデジタルカメラに付けて撮影するなんて、夢がありますよね。
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↓L39スクリューマウントレンズ を Mマウントカメラで使う↓
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