【OLYMPUS】新宿夜景
新宿で勤務しているにも関わらずあまり夜景を気にしたことがない、
正しくは横目に見つつも毎日家路を急いでいる。
ということでせっかくなら駅に向かう前に寄り道して撮影してみようかと、
小型軽量で明るい単焦点レンズを装着してぶらりと歩いてみることにしました。
今回選択したのは「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 ブラック」。
重さ120g、全長35.5mm の小型ボディに開放F値1.8の明るさ、
35mm判換算34mm相当の焦点距離を持つ今回の目的にぴったりのレンズです。
退勤後、早速カバンからカメラを取り出し、片手に持ちながら何処へ向かおうかと思案します。
あえて駅とは反対方向に歩いてみよう。
駅に向かう人たちに逆らって歩くこと暫く。なるほど…ここにはこんなビルがあったのか。
暗い建物内をエレベーターがスーッと上昇していきます。
エレベーターを縁取るように光が漏れているのが印象的で急いで撮影しました。
慌ててカメラを向けて勢いのままにシャッターをきります。
OLYMPUSの強力な手振れ補正と大口径F1.8のレンズが暗所で慌てるままの撮影でも威力を発揮してくれました。
建物に差し込む青い光は都庁のライトアップです。
照明の明かりを受けて光と影で分かれた柱、
不思議な金属のモニュメントも光を浴びようとしているかのようです。
都庁の足元まできました。
思い切り上を見上げて撮影。夜闇にブルーのライトアップが綺麗です。
都庁から離れてどこを目指すともなく歩きます。
この道はどこへ向かう道なのか。
広い空間とまばらな人影、静けさが伝わる気がします。
あの先へ行ったら迷いそうなので大通りに戻りました。
フェンスの助けを借りつつ手持ちで車の軌跡撮影にも挑戦。
これはこれで好みの雰囲気ですが明るくなってしまったのでまたチャレンジしたいです。
ほとんど人通りも明かりもない場所に迷い込みつつ、工事中の建物を発見しました。
薄闇に2台の赤い建機。赤いライトが光る瞬間を待ちつつ撮影。
露出を操作して好みの雰囲気を表現してみます。
夜の街並みはまた印象が違って、照明の向きにもよって雰囲気が変わるのが面白いものです。
風が強く、雲が流れるのも速く、なんだか一雨きそうな予感に家路につきました。
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