10月下旬のある日、朝まで降り続いていた雨もあがり、市内にある大きな公園に撮影に出ました。持参した機材は、OM SYSTEM OM-1 とM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROにテレコンバーターMC-14 です。この組み合わせで秋らしさを感じられる瞬間を収めようと歩きだしました。
園内は植物園、菖蒲園、テニスコート、体育館、そして小さな動物園などがあり、一年中多くの人がこの公園を利用しています。私自身も以前から家族でよくこの公園を訪れています。最近は主に春や冬に家族の友人たちとバーベキューなどをするときによく利用します。
今回は、望遠ズームレンズに1.4倍のテレコンバーターを付けているので焦点距離は換算で 112-420mmになります。望遠端で撮るとこのように背景が綺麗にボケる写真が撮れます。
ポートレート写真撮影でも使ってみたくなるレンズだと思います。
さらに歩を進めていくと池があり、巨大な鯉が何匹もゆらゆらと泳いでいました。よく見る光景ですが、いったい何を食べたらこんなに大きくなるんでしょう?といつも思います。
赤トンボの連結飛行に遭遇しました。あまり気にしたことはないですが、2匹のトンボが連なって飛ぶ姿はこれまでもよく見てきました。この時はかなり低い位置をしかもけっこう激しく上昇、下降を繰り返しながら飛んでいました。興味深い場面だったので連写しました。
家に帰ってこの連結飛行についてネットで少し調べてみました。いくつか読んだ記事によると、赤トンボは産卵のときまでオスがメスの首をつかんで離さないそうです。メスが他のオスに取られないようにするため、だとか。とにかくオスはかなりメスを束縛、拘束する生き物のようです。虫の世界にも人間関係に通じる部分があることに少し驚きました。
ちなみに、これまで飛んでいる状態のトンボに遭遇してカメラを向けても上手く撮れたためしがありません。今回は少しトリミングしていますが、カメラが被写体をしっかり捉えてくれました。OM-1のAFの良さを感じました。
ひょうたん池というところまできました。撮影しながら歩いて1時間くらい経ったでしょうか。池の周りを歩きながら来た道を戻ることにします。
森の中を歩いて戻る途中、シジュウカラに出くわしました。野鳥を撮りたいと思いながらも、なかなかこれといったチャンスに巡りあえなかったこの日の撮影。この1枚を合図に突然、この日の撮影のクライマックスが訪れました。シジュウカラ、ヤマガラが交互に私の前に現れ、シャッターチャンスが何度も訪れます。
何か食べているような仕草をするヤマガラを撮影しているところにシジュウカラもやってきました。よくあることなのかもしれませんが、違う種類の鳥が同じ木にとまっているのを見るのは初めてのような気がします。思わぬ光景に夢中でシャッターをきりました。その微笑ましい瞬間を収められたことが何より嬉しいです。OM-1のAF性能の良さが出ていると思います。
優しい日差しを浴びながらカメラを持って歩ける季節になったんだなと感じます。この日は秋の撮影日和というにふさわしいひとときでした。またいくつか興味深い場面に遭遇するなどシャッターチャンスにも恵まれ、ドキドキした瞬間もありました。
OM SYSTEM OM-1とM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO +テレコンバーターMC-14はそんなときにしっかり応えてくれる組み合わせです。
マップカメラならネット限定2年保証で安心! ぜひお求めください。
中古商品はこちらからご覧ください。