【Panasonic】最高の動画機 Panasonic GH6
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ついに発売されましたPanasonic LUMIX DC-GH6。
LUMIX GHシリーズと言えば動画を撮影している方のほぼ全員が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そのGHシリーズの最新モデルとなるのがこのLUMIX DC-GH6です。
今回はこちらで動画を撮影してきましたのでご紹介致します。
今回主に使用したのはキットレンズにもなっているPanasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.です。
筆者のこのレンズの印象は「どこか、なんとなく、いい感じ」です。月並みな表現ですが、使っていてこう思うレンズはなかなかありません。
どんなシーンでも安定したパフォーマンスを発揮できると感じました。また、この場面は上を向いて手持ちで歩きましたがレンズとGH6の手ブレ補正が相まってブレることなく撮影ができました。
Leica社の厳しい基準をクリアしたレンズ。近接撮影でもシャープネス・質感がとても気持ちがよく、落ち着いた上品なトーンです。
また、画に広がりが欲しかったので広角レンズも使用しました。
Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.です。35mm判換算で超広角16mmから36mmの範囲をカバーする本レンズ。最短撮影距離が0.23m と短く、下のようにダイナミックな構図も作りやすいです。
遠景の描写も良好で葉の質感を緻密に描いてくれました。
せっかくのマイクロフォーサーズボディなのでOLYMPUSのレンズも使用してみました。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROです。OLYMPUSの中では「神レンズ」と呼ばれることもあるレンズです。35mm判換算で超広角24mmから200mmの範囲をカバーします。
なんといっても最短撮影距離の短さと強力な手ブレ補正が素晴らしいです。
100mm(35mm判換算200mm)で撮影しました。手持ちで撮影しましたが、撮っていて本当に手持ちなのか!?というほどに手ブレを補正してくれました。ハイライトとシャドウの輝度が大きく難しいシーンですが、難なく映してくれました。是非、動画本編にてご確認くださいませ。最短撮影距離が短いので葉っぱの水滴にググっと寄ったカットも撮影してみました。マクロレンズではなくズームレンズでこれが撮影できると考えただけでもこのレンズが欲しくなります…。
Panasonicレンズに比べると少し寒色にトーンが寄るように感じました。CarlZeissのレンズが好きなのでこっちの方がしっくりきました。
「Z Coating Nano」が採用されている本レンズ。
光に向けてみましたが、このような逆光シーンでも派手なフレアができることはありませんでした。
逆にこのフレアを出すのに苦労したほどです。少しですがやはり寒色寄りのトーンです。もちろんグレーディングの段階である程度補正ができますし気になることはありません。上のシーンはあまりいじらずLUTを当てただけです。
PanasonicはどちらかというとLeicaのようなウォームトーンの印象ですのでシーンによって使い分けても広がりが出せそうです。
今回GH6を使ってみた感想としては「綺麗」ということ。
生み出される映像がとても綺麗だったという感想に尽きます。
フルサイズやSuper35mm(APS-C)などでも動画が撮れ、6K、8Kという時代になりつつありますが、5.7Kの高解像性能と最大300fpsの高速性能を持つ新開発25.2M Live MOSセンサーを持つ本機は強力な手ブレ補正、豊かなレンズ群、コンパクトネスなどマイクロフォーサーズという規格の持つ強みを最大限に活かすことができる動画機が誕生したのだと感じました。
今回使用した組み合わせです。
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