【RICOH】『私たちの28mm』~GR III Street Edition Special Limited Kit編~
2022年夏。
MapCameraは28周年を迎えます。
これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様があってこそのこと、いつも本当にありがとうございます。現在、28周年企画としてマップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズの魅力を皆様に紹介しておりますが、「28」と聞いて真っ先に思い浮かんだ「ニハチ」はRICOHの「GR」シリーズです。
そこで本ブログではRICOH担当フロアスタッフが「GR」の魅力を全7回にわたってお伝えさせていただきます。
それではご覧ください!
今回ご紹介しますのは全世界限定3500台のRICOH【GR III Street Edition Special Limited Kit】です。
見た目に関してはさすがStreet Edition Special Limited Kitです。
山吹色のリングキャップと外部ミニファインダーが強い存在感を放っていて所有感を刺激してきます。
換算28mmのレンズが搭載されているので、座ったままでも画角に悩むことなく卓上の食べ物を収めることができました。
室内の雰囲気を撮影したい時でも不便なく写すことができるので、撮影が許可されている美術館などでも大いに活躍できる画角です。
またクロップモードを使用することで画角を35mmと50mmにすることもできるので、様々なシーンに対応できます。
最短撮影距離が通常で10cmとかなり被写体へ寄って撮影する事もできます。
果物のみずみずしさやシロップの艶やかさが良く表現できるのでSNSに写真をアップするのが楽しくなりそうです。
GRでなければ撮影せずに通り過ぎてしまいそうなところでもポケットからすぐに取り出して撮影できるので、自然と普段よりも写真を撮る枚数が増えます。
大きいカメラなどは一度カメラバッグにしまってしまうと、その後取り出すのが億劫になってしまうことがあります。
実際に筆者もそのような経験が良くあり、何度シャッターチャンスを逃したことか分かりません…。
機能面以外でもGRシリーズにはアクセサリーが多く用意してあるところが大きな魅力です。
その中でも49mmのフィルターの装着が可能になる「レンズアダプターGA-1」が筆者のおすすめアイテム。
ブラックミストNo5などの特殊なフィルターをとりつけることができます。
レンズアダプターを付けてレンズプロテクターを付けてみた様子です。
レンズアダプターをつけるとよりカメラ感が増しました。
実際にレンズアダプターGA-1を用いてブラックミストNo5を装着、東京駅付近を撮影してみました。
ブラックミストNo5 無し
ブラックミストNo5 あり
いかがでしょうか。
コンパクトカメラで撮ったとは思えないくらい幻想的な写真が撮れました。
東京駅近くの行幸通りではウェディングフォトの撮影が行われていました。
最近では東京駅をバックに撮るウェディングフォトが人気なようです。
なんとなく行幸通りがブラックミストNo5のパッケージの写真に使われている写真の雰囲気に似ているように感じます。
イメージコントロールをモノトーンに設定して撮影をしてみました。
闇夜に照らし出された新郎新婦やぼんやりと広がる街頭の光が何とも幻想的で、普段RAW現像を行う筆者もjpge撮って出しで満足できる仕上がりに。
このように仕事帰りの夜などでもカバンの中にGRIIIとレンズアダプター、ブラックミストを忍ばせておけば簡単に雰囲気の良い写真が撮れてしまいます。
撮って出しで十分な仕上がりなので後の編集について考えなくても良く、気楽にシャッターをきれます。
いかがでしたでしょうか。
仕事のカバンにレンズ交換式のカメラは入れて行けないという方でも、GRIIIなら嵩張らないうえにクオリティの高い写真が撮影できますので、自信を持っておすすめできる一台です。
GRをマップカメラスタッフが熱く語るブログ
次回はデジタル時代のGRシリーズ、GRⅡのご紹介です。
こうご期待下さいませ。