【SONY】α7Rシリーズを振り返る α7RII編
9月6日に発売が迫るα7Rシリーズの最新機種α7RIV。
α7Rのシリーズは高解像度機のα7シリーズとして初代、II、IIIと第3代まで歴史を重ねて来ました。同シリーズバージョンとしてベーシックモデルのα7シリーズ、高感度モデルのα7Sシリーズがラインナップされています。そして新世代のα7Rシリーズとして9月6日にα7RIVが登場します。
待望の第4世代の発売を前に、α7Rシリーズの歴史を振り返っていきます。第2回目はボディ構造を大幅に進化させたα7RIIに迫ります。
α7RIIが発売されたのが2015年8月5日。その前年2014年12月末に発売されたベーシックモデルのα7IIのボディに準じたスタイルで登場をしました。前機種α7Rより大柄のボディになったものの大幅にパワーアップがされていました。
画像の要となるセンサーは裏面照射型の有効約4240万画素CMOSセンサーを搭載しています。これによりより高精細な描写力を得ると共に、裏面照射型を採用し高感度性能もしっかりと出せるようになっています。
また、高解像性能をしっかりと引き出せるように、ボディの大型化に伴い5軸ボディ内手ブレ補正機構を搭載し最高4.5段分までのブレを抑える事が出来るようになりました。
ファインダーは倍率0.78倍を実現し、ZEISS「T*(ティースター)コーティング」を採用した235万ドットの「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」に進化して、見やすいものへと変わっています。
AF性能も大きく向上しα7Rでは25点のコントラスト検出方式でしたが、撮像エリアの45%をカバーする範囲に399点の像面位相差AFセンサーを高密度に配置し、25点のコントラスト検出方式を併用しながら、ピント合わせが難しい被写体でも瞬時に捉えて離さないオートフォーカスが出来るようになりました。
併せて新時代のα7Rシリーズに相応しく画素加算のない全画素読み出しによる、高解像4K動画記録を実現しています。
大型化による安定感と風景撮影などにしっかりと対応できる高解像度性能を有するα7RIIはいかがでしょうか?
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