【SONY】α9を深掘りっ!~マウントアダプター編 その3~
伝統の「9」が付いたミラーレスカメラ。
その名は「SONY α9」
好評発売中です!
今までご紹介した部分を踏まえつつ
更に突っ込んだところを見ていきましょう。
今回は「マウントアダプター」編第3弾!
前回に続きキヤノンEFレンズを使う際の制限が更に緩和されました!
今回は前回の「α9」に「LA-EA3」を付けた際の挙動を踏まえた上で、お話を進めさせていただきますので
まだお読みになられていない方は先にそちらをご覧ください。
・・・
よろしいでしょうか。
さて、キヤノンEFレンズをソニーEマウントに装着する場合
比較的快適にAFが使えるマウントアダプターとして
SIGMAから発売されている「MC-11」
Metabonesから発売されている「Canon EF Lens to Sony E Mount T Smart Adapter」
の2種類がございます。
MC-11もmetabones製アダプタも基本的な部分は「LA-EA3」に準拠いたしますが
「α9」に「LA-EA3」を組み合わせた際の
「AE/AF追従での連写が10コマ/秒」
に対応した連写は行う事が出来ませんでした。
AF-CによるAF追従連写は「LA-EA3」を「α7II」や「α7RII」に装着した時と同じように
3コマ/秒までの制限に足を引っ張られてしまい
3コマ/秒より速くAF追従させながら連写をしようとすると、
ピントが1枚目で固定になってしまいます…。
しかも「α9」の場合、電子シャッターとメカシャッターで連写のコマ数が異なっており
電子シャッター…Low(5コマ/秒)、Mid(10コマ/秒)、Hi(20コマ/秒)
メカシャッター…Low(2.5コマ/秒)、Mid(5コマ/秒)、Hi(5コマ/秒)
となりますが、3コマ/秒以下で連写をするにはメカシャッターで「Low」を選択するしかなく
キヤノンEFレンズで動きものを撮影するにはかなり使いづらい仕様となっていました。
が、しかし
前回のMetabones製アダプタに続き
MC-11も7/5付けで発表されたファームウェアアップデートで
EFマウントレンズが使いやすくなりました!
フロアで様々なメーカーのEFマウントレンズをテストいたしましたが
「シグマ製EFマウントレンズ」であれば、なんと20コマ/秒までの連写に対応出来るようです。
今回の主だったアップデート内容はA 14mm F1.8 DG HSMへの等で
特に連写の点については公式には発表はなかったのですが
LA-EA3装着時の制限である10コマ/秒を通り越して
一気にネイティブなEマウントレンズを装着した時と同様の20コマ/秒まで対応してしまったのが驚きです。
今まで3コマ/秒より速くAF追従連写をしようとした時に、1枚目でピントが固定されていたのですが
連写Mid(10コマ/秒)や連写Hi(20コマ/秒)を選択しても
止まることなくAFが動き続けてくれます!
Outstanding!!
ただ、フォーカシングユニット周りの制御の問題か
AFが被写体を捉えた後の粘り具合は純正にはもちろん劣ってしまうのですが
それでも、純正にはないラインナップをカバーできるようになるのは
非常に心強いですね!
それでもTAMRON製EFマウントレンズや、キヤノンEFマウント純正レンズでは
今までと同様で、3コマ/秒より速い連写には対応できないようです。
ここは要注意ですね。
マップカメラ本館5Fでは最新ファームウェアを導入を導入した
MC-11(EF-E)はもちろんのこと
Metabones製のEF-E変換アダプター「MB_EF-E-BT5」をご用意しております。
ご希望いただければ、お客様のEFレンズを2つのアダプターでお試しいただくことも出来ますし、
更に使えるレンズの幅が広がったα9も好評発売中でございます!
皆さまのご来店、心よりお待ち申し上げております!
Now the future is yours
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