【SONY】16-35mmF4新旧比較
梅や桜、様々な花が咲く季節になり写真撮影に出掛けたい季節がやって参りました。
広々とした景色の撮影には欠かせない広角レンズ。
今回はコチラの新旧比較をしてみたいと思います。
・・・SONY FE PZ 16-35mm F4 G【2022/5/27発売】
・・・SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS【2014/11/ 7発売】
ボディはSONY α7Cで撮影しました。
どちらも持ち歩きやすく快適な撮影が出来たのですが、グリップが浅めに出来ているボディだからこそ約160g軽くなったSONY FE PZ 16-35mm F4 Gのフィット感は抜群でした。
そして、今回撮影に出掛け広角ズームレンズを使ってみてやはり撮影のしやすさを感じました。
2枚の画像で上が28mm、下が16mmでの撮影です。
一般的なズームレンズの広角端でギリギリの画角がこんなにも余裕で入ります。
旅行などで出掛けた際にも普段で数歩下がって撮影しなければいけないような場面でも楽々撮影が出来るので広角レンズの利便性を感じせざるを得ません。
では、ここから2つのレンズの比較をしていきたいと思います。
これから出てくる画像は
上がSONY FE PZ 16-35mm F4 G(以下PZ)
下がVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS(以下ZA)
になっております。
まずは逆光性能です。
これは一目瞭然です。
ZAの方は目立つゴーストが出ていますが、PZにはありません。
これはコーティング技術などによりしっかりと抑えられていることが分かる写真になりました。
ですがZAが悪いのかというとそうではありません。
葉っぱに近付き撮影をしたのですが、ZAの方が派手な光芒やゴーストによりダイナミックな撮影ができます。
同じ広角レンズでもこれだけ写りが違うのでそれぞれの楽しみ方ができることは間違いないと思います。
続いてAFについてです。
精度、スピードに関してはどちらも引けを取らず素早く合わせてくれます。
ただ大きな違いを感じたのはフォーカスブリージングについてです。
ZAに関してはAF時かなり感じられましたが、PZはさすが動画に特化したレンズです。
フォーカスブリージングはほぼ感じられませんでした。
ただピントを合わせてる感を感じられるというメリットはZAにはありますので、写真撮影を主にされる方にとっては好みが分かれると思われます。
玉ボケに関してですが、どちらも円形を保ってくれていてかなり高評価です。
今回はどちらも35mmで撮影をしました。
35mmという画角は本当に撮影がしやすく、最短撮影距離28cmを活かして寄りの撮影にも楽々対応できます。
両目で見ている人間の視野にも似ているので、見ているそのままの情景を残せるのも高評価です。
描写力はどちらのレンズも良いのは間違いないですが、逆光時の画の違いは大きく出ることが分かりました。
綺麗に撮影ができるSONY FE PZ 16-35mm F4 G
ダイナミックな撮影ができるSONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS
どちらを選んでも楽しい撮影ができることは間違いないと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。