【TAMRON】400mm超望遠便利ズームレンズを使ってみた。
先月、TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXDのNikon Zマウントシステム用が発売となりました。
本レンズは400mmと超望遠域での撮影ができるにもかかわらず、全長は185.8mm、重量は1180gとTAMRON 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USDなどのズームレンズと比べ、焦点域が50mmまで広くなったにもかかわらず全長はより小型化、重さは同等となっています。
外観をご覧ください。
TAMRONらしいシンプルですっきりとしたデザインとなっています。
フードを取り外した状態は、よりコンパクトな印象になります。
本レンズのズームリングの回転角は、75°となっており、素早くフォーカスリングを回すことが可能です。
スイッチボックスに関しては、各システムごとに最適化されており、Nikon Zマウントシステム用では、「AF」「MF」を切り替える為のスイッチになっています。(SONY Eマウントシステムでは、VCのモードを切り替える為のスイッチとなっています。)
Nikon Z8と組み合わせてみました。Z8やZ6IIIといった中型機との相性は抜群だと感じました。
もちろん、Z9や縦グリップを装着した機材などの大型機やZ7シリーズやZ5といった機材でもバランスよく使えます。
次に作例をご覧ください。
こちらはワイド端50mmで撮影しました。
次に望遠端400mmです。
瓦や欄干、木材の汚れなどの細部まで映し出しています。
8倍ズームレンズとは思えないほど、しっかりと描写してくれました。
羽毛や、顔のしわなどの細部までしっかりと描写されています。
動物園などの撮影で柵を消したい場合は可能な限り柵に近づいて撮影することをオススメします。
コンパクトさ、ワイド端50mmという画角は動物園などの望遠レンズが活躍するロケーションだけでなく、様々なシチュエーションで活躍するレンズだなと感じました。
街角でのスナップや、旅行に持っていくレンズとしても優秀だと感じました。
曇りの日や雨の日といった少し暗い場面では、望遠端の開放F値6.3はやや暗いという印象を受けました。ISO感度を上げるなど対策が必要かと思います。
実際雨が降る前の少し暗い時間帯に撮影した写真はISOを大きく上げて撮影を行いました
50mmまで広くなった焦点域、TAMRON 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USDなどのレンズよりもコンパクトに進化したTAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD。
一本で様々な用途に使用したい方にオススメの機材となっています。
↓↓今回使用した機材↓↓