日録新卒カメラvol.5 ~Nikon D800~
「日録新卒カメラ」は、昨年の春に入社した新卒による短期連載ブログです。
マップカメラで働き始めてから早いものでもうすぐ1年。
入社前から大切に同じ機材を持ち続けている人。
初めて自分のカメラを購入した人。
システムがガラッと変わった人。
いろんなカメラをたくさん集めた人。
十人十色、様々なカメラへの向き合い方があった1年間です。
この連載では各々が持っている機材や、その機材で撮った写真をご紹介します。
私はNikon D800を紹介します。
Nikon D800は、有効画素数が当時世界最高の3630万画素を誇る高画素機で、新画像処理エンジン「EXPEED 3」や91Kピクセル(約91,000ピクセル)RGBセンサーを搭載し、圧倒的な高精細・高画質を実現し、カメラ界に衝撃を与えたカメラです。
最近ではフルサイズ史上最高画素数はSONYのα7RIVの6100万画素ですが、8年前は3630万画素が最高峰であり、10年たたずに倍近くの画素数を誇るカメラが登場すると思うと、技術の進歩の速さを感じるところであります。
私がそんなD800に出会ったのは、2016年でした。
既にD810が発売されていたころでした。
当時の私はD5300を所持していましたが、使いこなせることもなく、フルサイズに憧れていた私は友人が使っていたD800が写す写真の良さに惹かれ、購入を考えたのを今でも覚えています。
今でこそ、フルサイズセンサーカメラボディは10万円以下で購入できるようになりましたが、当時はまだ高価だったような印象もありました。私が学生だったからというのもありますが。
D810は当時Nikonの高画素機最新機種でとても手がでなかったのもありました。
そんなD800を所持してから早くも4年が経とうとしていますが、今でも愛機として、ガタが来ても修理をして使用しています。
D850やD780の登場でAF測距点は少ないものの、AF-S,AF-C関係なくピントの精度は高く、十分にその描写の良さを堪能できるカメラだと思います。
Nikon D800 – TAMRON SP 28-75mm F2.8 XR Di LD ASPH [IF] Macro
Nikon D800 – TAMRON SP 28-75mm F2.8 XR Di LD ASPH [IF] Macro
ピクチャーコントロールをメインに切り替えて様々な色味を出すのですが、一番好きな設定はビビッドです。
Nikon D800 – Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED
Nikon D800 – Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED
当時、一眼レフ機を持つことに憧れていた私は、D5300から入り、風景を中心に撮影していましたが、人物にも興味を持ち始め様々な被写体にチャレンジしていました。しかし、色味の変更の自由度はやはりフラグシップモデルが秀でており、今でこそ重いと感じているフルサイズ一眼レフも毎日のように持ち歩いて一瞬を切り取っていました。
Nikon D800 – Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED
Nikon D800 – SIGMA Sports 120-300mm F2.8 DG OS HSM
これからもこのD800とともにたくさんの一瞬を切り取っていきたいと思います。
vol.1 ~FUJIFILM GFX50R~
vol.2 ~Canon 5D Mark3~
vol.3 ~Nikon Z6~
vol.4 ~Nikon F2~