【マップカメラ情報】PENTAXにTOPCONで行こう[King-Mountの沼]
PENTAX「K-マウント」の「K」はキング(King)のKです。(そんなの知ってるよ、って方も多いと思います。)今度、発表されたミラーレスの「Q-マウント」は「Q」はクイーン(Queen)のQでKing・Queenつながりで命名されたとか?
今回から[King-Mountの沼]という副題をつけました。ライカ・レンズ、M42スクリューマウント・レンズほど深い深い沼(泥沼とたとえる方もいらっしゃるみたいですが)ではないですが、Kマウントも浅いですが揃えだすとどんどんはまっていくのです・・・
KマウントはM42マウントではこの先の自動化・電子化には限界を感じて開発をしたマウントでM42マウントのように普及させる為特許を開放しました。そのため多くのメーカーでKマウントを採用したカメラが作られました。名が知られているのが「RICOH」「COSINA」、その他で「CHINON」「SIGMA」「TOPCON」などがありました。
「King of SLR」の意味は一眼レフの王様と意味でつけられました。(実際王様になったかどうかは疑問ですが・・・)
前書きが長くなりましたが今回は「TTL一眼開発」にてPENTAXのライバル関係であった同じ東京板橋区に本社を持つ「TOPCON」を出してきました。(HOYAから分離して発足する新会社の本社は旧旭光学と同じ所在地に決まったみたいです。)
元々「TOPCON」はREマウント(エキザクタマウントを改良)という自社マウントを採用してましたが最後に販売したカメラでKマウントを採用しました。尚、「TOPCON」製のKマウント採用カメラ・レンズは輸出専用で日本国内は同型のREマウントのカメラを販売していました。「TOPCON」が最後に開発を発表したカメラはKマウントでマウント移行を考えていたみたいですが発売前にカメラ事業をから撤退してしまったので幻のカメラになってしまいました。「TOPCON」Kマウントレンズは「AM」が付きます。REマウントの商品とは区別されています。(Kマウントボディーは「RM」が付きます)
引っ張りだしてきたのは「AM TOPCOR MC 28mm F2.8」
このレンズは「Nシリーズ」と呼ばれ、1970年代前半まで生産されていたレンズとは区別されています。作りも「TOPCON」独特の武骨感はなく他のメーカーとほとんど変わらない作りなってしまいました。
描写は線が太く重たい感じがします。「TOPCON」ファンから言わすと「Nシリーズ」レンズは造り・写りも落ちたと言われてます。
今回、「K-5」で使用した際光学プレビュー・シャッターを切ったときも絞りが絞られず全て開放にて撮影になりました。「K20D」までは問題なく使用出来ていましたので不思議です。他のKマウントの「TOPCON」レンズ(55mm/135mm)でも同じ現象でした。PENTAX純正でなく古いレンズということでPENTAXサービスに問い合わせても分かりかねるという返答でした。所有されている方は使用される際には注意が必要かもしれんせん。
「PENTAX K-5」のお問合せは1号店3階へ
「PENTAX K-5」お探しの方は⇒こちら
「TOPCON TOPCOR」関係お探しの方は⇒こちら