初めてのカメラ。 その11 ~光で遊ぶ~
皆様こんにちは!
その9、その10は数字のお話だったので
今回は光で遊ぼう!というお遊びの企画です。
フレア・ゴーストって聞いたことはありますか?
フレア(ハロとも言います)は強い光源があると光の輪っかみたいなものが出たり
全体または一部が白くフワーッと見えるやつです。
ゴーストは直訳すると幽霊なので、霊感がある方はもしかしたら…
なんてことはなく、カメラの世界では誰でも見れるものです。
あれ、煙突の右に炎のようなボヤッとした何かが…
炎の周りにも輪っかが出来ています。
こちらも木の周りに光のリングが…
もちろん上の2つは両方とも人間の目には見えず、カメラを通さないと出てこないものです。
フレアもゴーストも、強い光源があるシーンでそこにカメラを向けると
レンズ内で光が乱反射して光が被ってしまうことにより発生する現象です。
逆光はフレア祭りになることが多い難しいシーンの1つ。
フレアが出ると全体にうっすらと光が被り、柔らかい描写になります。
フレアは逆光撮影時やフレーム内に強い光源があると発生しやすく
画面の一部、または全体が白っぽくボヤーッとなってしまいます。
あまりに酷いとシャープさもなくなってしまい、全体的にボヤーッとした眠たい写真になりやすいです。
レンズフードを装着する、光源との角度や距離を変えることで低減できるので
どうしても出てしまう時は撮り方や立ち位置を変えるだけで解決することもあります。
ただ、「絶対無いほうがいい」という訳ではないので
撮り手の好みだったり、その場の雰囲気でコントロールできると素晴らしい写真が撮れることも。
絞り羽根の形をしたものが豪快に走っていますね。
よく見ると画面中央にもピョンピョンと小さいのがいます。
特にゴーストは乱反射した光が絞り羽根の形になって現れたり
被写体の一部になって現れたりするので
まるで幽霊みたい、というところからそう言われています。
ゴーストはフレアよりもハッキリと形になっているので
分かりやすいと思います。
レンズを絞れば絞るほどハッキリ写るようになるので
気になるようなら絞りを開けちゃいましょう。
フレアと同様で、レンズフードの装着や角度を変えて撮ることで軽減できます。
光で遊ぶのって楽しいですよね♪
たまにはこんな風にあえてフレアやゴーストを出してみるのもいいと思います。
色々遊んでみると普段と違った見え方をするので
「あ、逆光だからフワッと柔らかい雰囲気に!」なんて時には敢えてフレアにご登場願いましょう。
「カチッとシャープに!」という時は強い光が入らないように立ち位置を変えたりするといいかもしれません。
光を意識すると写真がガラリと変わってくるので是非やってみてください☆
それではまた!