【SONY】α PHOTO Vol.31 50mm f1.4 G OSS 編
F1.7 1/320秒 ISO100
α PHOTO Vol.31
『SONY (ソニー) 50mm F1.4 SAL50F14』
【α PHOTO】は、スタッフがSONYのAマウント・Eマウントレンズを
持ち出して自由に楽しく撮った写真を皆様にご紹介しております。
かなり曇ったガラスの向こうに鳥の人形。模型?
少しコントラストを上げてますが、見たまんまの色を
しっかり描き上げてくれました。
F1.4 1/6400秒 ISO100
50mmF1.4の大口径標準レンズの絞り開放。
F1.4は正直なところあまり多用しないF値だと思います。
実際少し絞るだけで写りがガラっと変わるのが
50mmレンズによくある特徴だと思います。
しかしどうでしょうか、しっかりピントの当たりきています。
精神衛生上、等倍鑑賞はやめましょう。
F5.6 1/1000秒 ISO100
F5.6まで絞るだけで素晴らしい解像度。
等倍鑑賞でも遥か後方の看板の文字がくっきり見えるほど。
開放と絞った時の表情の変化を存分に楽しめます。
F2.2 1/640秒 ISO100
オープンしたての頃からこっそり通ってるお店なのですが
カフェラテがどんどん美味しくなってきてすっかりお気に入り。
ペリカンというパン屋さんのパンを使ったバタートーストがたまりません。
チーズトーストもたまりません。
F1.4 1/6400秒 ISO100
フェンスのようにピントがズレても
どっかに合う被写体は便利ですね
という真面目な冗談はさておき。
F1.4 1/8000秒 ISO100
立て看板を人に見立てて撮影したらこうでしょうか。
いや、もうちょっと後ろに引いたほうがいいかな、。
ピント面とボケの分離がわかりやすく、印象的です。
寄るか、引くか、標準は悩みが尽きません。
F8 1/100秒 ISO100
今回唯一のF8絞り。
滲むこともなく、くっきりすっきりとした解像。
F1.4 1/800秒 ISO100
開放だとピントの山からすぐにボケていきます。
F2.8 1/200秒 ISO50
F2.8まで絞ると合焦点とボケのバランスが気持ちいいです。
折角の大口径レンズですから開放に気持ちがどうしても
傾いてしまうんですけどね。。
F8 1/60秒 ISO100
F2.8 1/1000秒 ISO100
トーンがなだらかなのでソフトな描写も得意です。
モノクロにも向いています。
F1.6 1/60秒 ISO320
そして大口径、明るいF値を最大限活用出来るのは
やはり夜や暗所での撮影です。
ISO感度を抑えたままで撮影が可能なのは大きなメリット。
ちなみにこれ、F1.6なんですがピントの立ち方
素晴らしいと思いませんか。
F1.4 1/60秒 ISO320
点光源まで取り入れてしまえば
夜でしか楽しめない撮影方法に夢中になること間違いなしです。
単焦点 50mm F1.4。
人はこのスペックのレンズを初めてのレンズとも呼び
行き着いた先にあったのはやっぱり、このレンズだったとも言います。
指向性と嗜好性に富んだレンズ群の中で
ブレる事なく標準レンズとしての地位を確立する50mm。
ただ、だからこそどんなシチュエーションでも活躍出来る
ポテンシャルを持ったこのレンズ。
どのような存在にするかは、撮影者次第です。
αPHOTO第31回のレンズは『SONY (ソニー) 50mm F1.4 SAL50F14』でした。
今回の使用ボディは『α7R』です。
次回はどんなレンズが登場するでしょうか?
お楽しみに!!
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