『InterBEE 2015』見学レポート その4
●marumi
マップカメラオリジナルフィルターでもおなじみのマルミ光機のブースにもお邪魔してきました。
映像のイベントと言うことで、注目は新製品の可変式のNDフィルター。
レンズに装着した状態で、ND2.5からND500相当の減光が可能です。
その脇には、おなじみのフラッグシップフィルターEXUSシリーズが並びます。…..おや?「UV」って初めて見る商品が。
海外ではUVフィルターがプロテクト代わりに使われることが多く、そのために作られたフィルターとの事。
早速、UVライトでその効果を披露してもらいました。
UVに反応するインクを紙の前にUVフィルターとノーマルフィルターを置いて効果を見比べます。
ノーマルの方が青く反応しているのがお分かりになるでしょうか?
もちろんEXUSですから、帯電防止・撥水・防汚機能も施されています。
残念ながら海外のみで流通しているとの事。国内で発売される事を望みます。
●Panasonic
パナソニックブースは多くの業務用機材が勢ぞろい。
4K対応のプロジェクターは、高いコントラストでとても綺麗な映像を楽しむ事ができました。
業務機材の中に見慣れた機材が1つ。おなじみ「LUMIX GH4」です。
業務用インターフェーフェースユニットを追加することで「GH4U」と名を改め、10ビットの4K収録が可能になるそうです。
装着してあったレンズは「ANAMORPHOT」シネマレンズ。ボケやフレアに特徴のあるレンズで、映画撮影に最適なレンズとの事。
馴染みのある一眼カメラでも、業務用機材に負けない映像が楽しめるというのは頼もしい限りです。
●Velbon
ベルボンブースでは代理店になったとの事で、MILLERの三脚が紹介されています。
オーストラリア生まれのビデオ三脚雲台は歴史が古く、60周年記念モデルも紹介されていました。
カーボンが主流の現在に、木製の脚がかっこよくみえます。
●SIGHTRON
サイトロンジャパンブースでは小さな4Kカメラと接写用レンズを発見!
「Z-CAMERA E1」は、マイクロフォーサーズマウントを採用した世界最小級の4Kカメラ。
この小さなボディで約50分の4K撮影が可能との事。ISO 102400にも対応しておりかなりのハイスペックぶりが伺えます。
驚異の接写性能で日本に上陸したのがLAOWAのレンズ。「15mmF4」(写真左)と「60mmF2.8」(写真右)です。
15mmは等倍マクロに加え、シフト機能も使えるとの事。フルサイズ機では制限があるそうですが、面白そうなレンズで楽しみです。
●GIN-ICHI
銀一ブースも映像用機材がズラリ。
本格的な機材を背負って撮影体験ができます。総重量は20kg近いとか。プロの方の苦労が伺えます。
マイクやモーションコントローラーも種類豊富です。
新製品の「Syrp Genie mini」はスマホでコントロール可能な回転コントローラー。コンパクトで持ち運びも便利です。
おなじみ液晶保護ガラスの「GRAMAS」も展示されていました。
映像向けと言うことで、普段は見かけないATOMSやBlackmagic用も。
筆者も愛用しているGRAMASはオススメの商品です。
今回はスチルカメラ商材をメインに取材してきましたが、他にも魅力ある商品が沢山紹介されています。
InterBEE史上最多の出展を記録した2015年、興味のある方はお出掛けになってはいかがでしょうか。