【Canon】古き良き L 50mm F1.2
Canon 50mm F1.2と言えば、通称Lレンズの
EF 50mm F1.2L USM を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし本日ご紹介するのは、
レンジファインダーカメラ用、スクリューマウント版
ライカ Lマウント互換のレンズです。
↑の写真はCanon 7に取り付けたものです。
当時はこういった組み合わせで使われていました。
ライカ Lマウントは、L39マウントや
LTM(Leica Thread Mount)
と呼ばれることもあります。
今回使用したカメラは、Canon 7ではなく、
軽量コンパクトボディにフルサイズセンサーを搭載した、
フルサイズミラーレスという新ジャンルを切り開いた
SONY α7です!
では早速ご覧ください。
F0 1/800秒 ISO100
絞り解放では周辺部の流れや、光量落ちなどがあるため、
被写体や構図を選ぶかもしれません。
F0 1/4000秒 ISO100
何故か人物がミニチュアのようになってしまった1枚です。
大口径レンズらしい豊かなボケです。
F0 1/60秒 ISO160
F0 1/60秒 ISO200
ほわほわとした写りとレトロな被写体が相まって、
タイムスリップしたような感覚にとらわれます。
F0 1/200秒 ISO100
日が暮れ始めると、周辺の光量不足が目立ちますが、
薄暗さに加え、寂しい雰囲気が伝わってきます。
F0 1/125秒 ISO100
哀愁のある背中です。
よく見るとふわっと滲む箇所があり、
オールドレンズらしいレトロな描写になっています。
F0 1/100秒 ISO3200
F1.2という破格の明るさは、夜の撮影に臨む際も安心です。
ISO感度とシャッタースピードの選択肢が増える為、
撮影が格段に楽になります。
F0 1/100秒 ISO2000
靄と高層ビルの組合わせはどことなく海外らしい雰囲気。
特にしっとりした気候の香港やロンドンのような。
(勝手なイメージです。)
F0 1/100秒 ISO160
F0 1/60秒 ISO640
F0 1/80秒 ISO100
明るいレンズがあると、夜の撮影が手軽に楽しめます。
日中は気付かない魅力的な被写体と出会えるかもしれません。
F0 1/640秒 ISO100
開放付近の写真ばかりになりましたので、
絞った際にどうなるのか、参考までに。
予想以上にシャープで、コントラストの高い描写に驚きました。
最新レンズとは違う収差がいい味のレンズです。