【Canon】EOS R 動画撮影時のフレームレートの違いとは?
今では動画撮影機能のついているカメラは当たり前になっていますが、
カメラは常に静止画をメインで撮影している私が、動画の撮影に挑戦してみました。
まず初めに、悩んだのがフレームレート。
一体どれを選べばいいのでしょう?
フレームレートでどんな違いがあるのでしょうか?
動画初心者の私がCanonの人気機種 EOS Rを使って撮影してみました!
EOS Rはなんと言っても手に持った時に感じる、質感のいいカメラです。
ホールドしやすく、背面液晶もファインダーもクリアで見やすい万人受けするカメラだと思います。
最初に設定するのはフレームレート。
最終的にどんな動画を完成させたいのかを先にイメージして撮影時のフレームレートを決めていきます。
さて、このフレームレートですが、一秒間に何枚の静止画を見せていくのかを示しています。
パラパラ漫画の原理と同じで、当然枚数が多くなるほど滑らかな動きになります。
24P は一秒間に24枚の画像を見せて動かしています。
現在、多くの映画で使用されているfpsでもあります。
30P は一秒間に30枚の画像を見せて動かしています。
24Pと比べるとややスローになっている印象がありますが、実際はTVで使用されているfpsになります。
60P はスローモーション動画に適しています。動画の中で印象的に見せたりできるので、表現の幅が広がります。
またメリットとして、スロー動画は手振れが目立たなくなるというのもあります。
以上を踏まえて、早速動画を撮影してみました。
*完成動画を24fpsにするために、編集時fpsは24fpsに設定しています。
*動画の編集はAdobe Premiere Proを使用しています。
*撮影時の設定はCanon Logを使用しています。
ハイフレームレートで撮影後、それよりも低いフレームレートの動画として編集すると、
通常撮影時よりスローモーションの動画になります。
60pでは顕著に出ていました。
始めから60Pや120Pのハイフレームレートで撮影しておけば、後の編集で変えれば良いだけと思ってしまいますが、
単純にフレームレートを大きくするのもやはりデメリットがあります。
ハイフレームレートの撮影はファイルサイズが大きくなるので、動画録画中に書き込みをストップしてしまうことがありました。
とはいえ、スローモーション動画を入れることが出来ると、表現の幅が広がっていきますね。
編集時にスローモーションにする可能性があるカットは60P以上で撮影しておくと安心です。
いつも同じフレームレートではなく表現の方法に合わせて、フレームレートを選んでいきましょう!