【好機到来】Batis135mmF2.8が欲しい。
私が今、欲しいレンズは「Batis 135mm F2.8」ソニーEマウント用です。
私がこのレンズに興味を持ったきっかけは、一眼レフカメラしか使用をしていなかった際にこちらのスペックに衝撃を受けたからです。
実は1、2年ほど前まで、筆者はミラーレスカメラを使用することに抵抗がありました。
なぜかと申しますと、一眼レフカメラのミラーアップする瞬間の音が好み=「シャッター音」が好きなことと、ファインダーを覗いて被写体への構図を決める際に、まるで肉眼で見ているままの景色で構図を決める=「光学ファインダー」で撮影することの2点にこだわりがあったからです。
では一眼レフカメラで撮影することにこだわりがあった私が、なぜミラーレスカメラ・Batis 135mmに興味を持ったかと申すと、ずばり「重量」です
過去に「Nikon D850 + Milvus 135mm F2 ZF.2」の組み合わせで試写をしたことがありましたが、重量が約2064g(約1005g+約1059g)と少々重たかった印象がありました。
街中でスナップすることが好みな私は、ネックストラップではなく、ハンドストラップを手首に潜らせ、片手でホールドしながら散歩をします。
その重量を1日中片手でホールドしながら撮影するには無理があり、泣く泣く購入を諦めたのでした。
しかし、どうしても高画素機を使用してZeiss望遠単焦点レンズでスナップ撮影をする心地が楽しくて忘れられませんでした。
そこで興味を持ちましたのが、「Batis 135mm F2.8」です。
高画素機であります「SONY α7RⅣ」と合わせても約1279g(約665g+約614g)ですので、一眼レフと比較すると重量を大幅に軽量化して撮影することが出来ます。
F値はF2からF2.8に下がるものの、Zeissレンズで有効画素数約6100万画素での撮影はどのような写真になるのか、とても気になりました。
春頃となりますが、こちらのセットでお借りし、撮影することが出来ましたので、作例を少しだけご紹介いたします。
Sony α7RⅣ + Batis 135mm F2.8 1/2500-f/2.8-ISO100
非常に高精細な写真を撮影できました。前ボケの効果もあり、独特な空気感を封じ込めることができたのでお気に入りの1枚です。
気がかりだったファインダーも高精細なファインダーを搭載している「SONY α7RⅣ」のおかげもあり、素通しで見ているときと同じような感覚で見え、
SONYのシャッター音も思ったより立派な音が心地よく、今まで抱いていたミラーレスカメラへの不安も撮影が始まるとすっかりと消えていました。
今までの一眼レフの常識では考えられない、Zeiss 135mm単焦点レンズを使ってるとは思えないほどの快適さ。
気が付いたらSONY Eマウントに心をどんどん奪われていきました。
Sony α7RⅣ + Batis 135mm F2.8 1/1600-f/2.8-ISO100
こちらも被写体を取り囲むボケが自然で、無理なく協調してくれた1枚となりました。
撮影を楽しんでいる中で、カメラ・レンズ共に一眼レフほどの大きさではないため、その場の空気に機材が馴染んでくれることがとても気に入りました。
特にBatisシリーズは、デザインがとてもシンプルで、無駄のない美しいレンズのデザインにも、惚れ惚れしてしまいました。
「ミラーレスカメラへの固定観念を無くそう!」と思わせてくれ、その期待を裏切らなかったBatis 135mm F2.8は私にとって思い出の1本でもあります。
惚れ惚れしたものの、今だ所持しておらず…。ずっと悩んでおります。
改めてBatis 135mmF2.8は素晴らしいレンズであると確信をしました。やっぱり欲しいです…。