【OM-D E-M1 Mark III】気軽に撮影。強力手振れ補正を使用してハイキングと海散歩
気軽に写真撮影、動画撮影が出来る一眼カメラはないかと思い、見つけたのが【OM-D E-M1 Mark III】です。
軽量でバリアングルモニターというところがまず魅力的です。
また強力な手振れ補正が内蔵されているということでハイキングと海散歩に行きつつその強力な手振れ補正を試してみました。
まずは手持ちハイレゾショットを試してみました。
1回のシャッターで8回露光した画像を元に約5000万画素相当の画像を生成する機能です。
まだ季節としては冬ですがポツポツと開花していました。
うっすらと梅の上には蜘蛛の巣が一筋写っておりしっかりと描写してくれています。
1度のシャッターで8コマ撮るということで動きのある海ならどのような写真が撮れるか気になりせっかくなので撮影してみました。
波の部分はスローシャッターで撮影したようになっています。
三脚撮影が大前提だったことを考えると気軽さは格段に上がっています。
次に動画でも試してみました。
動画撮影において「OM-D E-M1 Mark III」は2種類の手振れ補正があります。
①M-IS1
こちらの手ぶれ補正は「撮像センサーシフト式と電子式手ぶれ補正によるマルチモーションIS」となっています。
非常に強力な手振れ補正で、手持ちでカメラがブレないように強く意識しなくても十分補正されます。
もちろん出来るだけ手振れしないように撮影すれば、よりブレを防ぐことが出来ます。
画角が狭くなってしまうことには注意が必要です。
②M-IS2
こちらの手ぶれ補正は「撮像センサーシフト式によるマルチモーションIS」となっています。
M-IS1よりも補正が弱いものになっています。
なお、補正強度を「中」以上にして動画撮影をすると映像に歪みが出てしまうのでフィックス撮影で手持ち且つ画角を狭くしたくない時の撮影におすすめです。
また、強度を「弱」にすることで滑らかなパンニングが可能になっているので今回撮影したような風景などの全容を撮影するときに適しています。
百聞は一見にしかずということでそれぞれの比較動画を撮影しましたのでご覧ください。(補正時の強度はそれぞれ「中」です)
画角差、補正の強度、映像の動きなどがお分かりいただけたかと思います。
基本的な動画撮影や歩くなど動作がある際は「M-IS1」の強度「中」。フィックス撮影、パン撮影の際には「M-IS2」の強度「弱」といったかたちで状況に応じて使い分けることがおすすめです。
また、この手振れ補正のおかげで通常フォローフォーカスを使用するところを手持ちでも十分にフォーカスリングの操作が可能になっています。
各手振れ補正、フォーカスリングの操作をしつつ大野山山頂の景色、国府津海岸の景色を4Kで撮影しましたのでご覧ください。
今回は気軽に撮影をしたかったので「OM-D E-M1 Mark III 12-40mm F2.8 PRO レンズキット」を使用しました。
軽さ、グリップの握りやすさ、バリアングルモニター、強力な手振れ補正にとても魅力を感じました。
特に強力な手振れ補正は「ジンバルいらず」とまでは言いませんが気軽に手持ちで撮影したい時にとても心強い味方です。