【Canon】初心者でもカメラ1つでお洒落なVLOGが作れる、3つのコツ
動画と聞くと、ハードルが高いような気がします。
フレームレートにビットレート、外部レコーダーにSDI、XLRケーブルやカラーグレーディング…。
もはや勉強量が夏休みの宿題のようです。
おまけにジンバルも持ってないし、高価な動画編集ソフトなんか持ってないし、ましてやアシスタントなんていないし…。
出来るだけ簡単に、お洒落な動画は作れないものか。
そんな事を考えつつ、以前とりだめた素材を使って、人生初めての動画制作に挑戦してみました。
今回はストーリー仕立てにしてみたかったので、何となく日常っぽいシーンから始めてみました。
まずは動画をご覧ください。
壁にぶつかりながら色々な事を模索していく中で、学んだコツをシェアいたします。
出来るだけ簡単に動画を仕上げるためには、後編集などの手間を減らすことが大事でした。
カラーグレーディングを行ってじっくりと煮詰めていかずとも、
海や空、夕焼けを撮る時にはホワイトバランスを晴天にし、ビビッドモード(高彩度)にしておく。
路地裏などを撮る時にはコントラストを少し上げ、彩度を落として撮影する。
人を撮る時には逆光で明るく撮っておく。(フレアやゴーストは積極的に出しましょう!)
等でそれっぽい雰囲気が作れます。
撮影時にこれらの設定をするのも5秒もあればできますし、面倒であればオートモードでも十分綺麗に撮れます。
海も、山も、街も、人間の世界にはいたるところに手すりがあります。
軽いコンデジやミラーレスにコンパクト三脚を付けっぱなしにして首から下げておけば、三脚の足を開くだけですぐに手すりに置いて定点撮影ができます。
2秒もあればブレない定点動画が撮り始められるわけです。
このコンパクト三脚は、強度よりも軽さが大事!
ストラップで首から下げたまま手すりに置くので、万が一の時もカメラは地面に落ちませんし…。
それなら軽い方が良いでしょう!翌日の仕事に首が凝ったまま行きたくはありません。
映画などではお馴染みの、上下の黒い帯(シネマスコープ(シネスコ)とも言います)。
動画の最初からこれを付けっぱなしでも良いのですが、出来れば盛り上がるところで登場させたいところ。
曲で言えば、サビで登場するイメージです。
こうすることで、「ここが見せたかったんだな」という事が視聴者に伝わりやすくなります。
今回の動画では、場面転換で曲が始まる際に黒帯を下げ、思い切って白帯を入れました。
更に、右下にクルクル回る「ステータスアイコン」をPhotoshopで作って出しています。
最後になりますが、一番“効く”コツは
「動画全体の3割地点に、盛り上がるポイントを置く」
だと思いました。
セミナー講師のプログラムや、歌手のCDアルバムなどでも、大体のものに「全体の3割進んだら、盛り上がる」という仕掛けがあります。
これを動画にも使う事で、視聴者の離脱率を下げることが出来るかもしれません。
ー今回の課題ー
「歩きながら撮影したシーンでは、ブレが凄い」
「手でカメラを振った場面では、カクカクする」
PowerShot G1X Mark III には5軸手振れ補正が備わっており、キヤノンのホームページにも「歩き撮りに効果的」と記載があります。しかしながら実際に撮ってみると、やはりブレや不自然な動きが気になりました。
(歩き撮りのシーンが短ければ、視聴者が酔う前に次のシーンに切り替わるので一応何とかなります。)
これらはジンバルの導入で解決できますが、「カメラひとつの気ままな旅」が好きな筆者にとって、荷物が増えるのは避けたいもの。
良いやり方が無いか、これからも模索してみます。
本当に言いたかったことを、最後にもう一度だけ…。
ーあなたも、海にでかけませんかー