2021年6月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
EOS R5α7 IIα7 IIIα7S IIIα9スタッフおすすめ機材厳選アイテム新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
新品デジカメ6月ランキング | |||
1位 | Canon | EOS R6 | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | Canon | EOS RP | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | SONY | α7C | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | Canon | EOS R5 | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | SONY | α7SIII | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | RICOH | GR III | コンパクトデジタルカメラ |
7位 | Panasonic | LUMIX DC-GH5M2 | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | FUJIFILM | X-T4 | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | Nikon | Z6II | ミラーレス一眼カメラ |
Canon EOS R6が、先月に続き1位を獲得。2位以下に大差をつけたのも前回同様です。
最近すっかりSONY α7勢のお株を奪う台頭ぶりのEOS R勢。中でもEOS R6は高い人気を維持し、Canon好調の立役者になっています。
初代EOS R登場の頃はまだ安定した人気の獲得には結びついていない感がありましたが、Canonフルサイズミラーレス第2世代ともいえるEOS R5・EOS R6でSONY勢につけられていた差を一気に巻き返すことに成功しました。
さらにそんな好調な中にあって6月11日からスタートしたキャッシュバックキャンペーンも、販売台数の伸びに大きく影響を与えました。
今回のキャンペーンの対象は、EOS R6・EOS R・EOS RP。残念ながらEOS R5は含まれませんでした。それが順位の差に表れたか。
そのキャンペーン対象のCanon EOS RPが、前回8位から今回2位とジャンプアップ。
上位機のサブカメラとしても、フルサイズミラーレスの入門機としても、価格的に俄然お手頃感が出てきました。
ちなみにこのキャンペーンは7月26日まで、ご検討中の方はお早めに。
Canonのワン・ツゥー・スリーを辛うじて食い止め、SONY α7Cが3位に入りました。
こちらも対象レンズと同時購入なら1万円キャッシュバックというキャンペーンを展開中。
ランキング内に定着しているα7Cですが、トップ3に入るのは1月以来。キャンペーンの効果でしょうか。
僅差で3位を譲ってしまった4位Canon EOS R5。
キャッシュバックキャンペーンの対象にはなっていなくてもこの位置をキープできるのは、根強い人気の表れといえます。
エントリーモデル、中級機、ハイエンド機の3機種が上位に入る様は以前のSONYを思い起こさせます。
Canon勢の好調ぶりはいつまで続くのでしょうか? 他メーカーの巻き返しはあるのか、注目です。
続く5位にSONY α7SIII。動画撮影に強いカメラがランキングに食い込んでくるのは、このところの定石となりつつあります。
6位のRICOH GRIIIは、前回4位からランクを落としたとはいえ息の長いモデル。
人気のアウトレット品が9万円弱と、お手頃感がかなり増してきました。
ライバル的な存在の同じ高画質単焦点コンパクトFUJIFILM X100Vに較べても、かなり割安。
店頭でも、最近は両者を比較検討される方よりGRIII一択で来られる方が増えたとか。
梅雨本番そして猛暑を控えたこの時期、コンパクトカメラの需要が高まるのは例年の習わしですから、ますます売り上げを伸ばす可能性を秘めた存在です。
そして7位、ここで登場しました6月25日発売のPanasonic LUMIX DC-GH5M2。本当に久々の感があるPanasonicのランキング入りです。
フルサイズ機LUMIX DC-S5で考えれば2020年12月以来となりますが、マイクロフォーサーズ機としては2019年3月10位のLUMIX DC-G9 PRO以来となります。
ちなみにこの時の1位は、前出のRICOH GRIIIが初登場ぶっちぎりの首位獲得を飾っています。
さてこのLUMIX DC-GH5M2、以前から言われているフルサイズ規格やAPS-C規格よりもセンサーが小さいゆえの動画撮影の優位性を前面に打ち出しています。
優れた放熱システムによる動画撮影時間無制限や高品位なライブ配信の実現など、メーカーの公式サイトを閲覧しても、そのほとんどが動画撮影での高機能ぶりを謳っています。
システムを組むうえでも、そのコンパクトさに大きな魅力を感じるマイクロフォーサーズ機のニューモデル。
なんと、発売開始からキャッシュバックキャンペーンを展開するという大胆な戦略に打ってでたPanasonic、今後どれだけ人気を得られるか注目です。
8位にSONY α7III。強いというか、しぶとい。
前出の2機種と異なり、こちらはボディ単体での購入でもキャッシュバックの対象となります。
何度となく繰り返されてきたSONYのキャッシュバックキャンペーン、購入を検討される方にはうれしい特典ですが、それよりも新機種の登場を待ちわびている方も多いはず。
Canonの台頭が目覚ましいだけに、ユーザーの期待も高まっています。
9位FUJIFILM X-T4、でもそれよりも最近上位が定着していたX-S10の名がないことの方が気になります。
今回なんと13位、一気にランキングを落としてしまいました。
早くも人気に翳りが… いえ、そうではなくメーカーからの供給不足が原因でした。
ボディ単体は在庫があるのですが、より人気の高い各種レンズキットが軒並み品薄状態に。残念ながら今回のランクダウンにつながってしまいました。
その状態は今現在も変わらず… このままでは7月のランキングにも影響が出そうです。
人気上昇のCanon、定番のSONYに対抗できるFUJIFILM期待のカメラだけに一刻も早い状況の回復が望まれるところです。
最後に10位Nikon Z6II、11位Z5、15位Z7IIと前回よりランキングを落としてしまったNikon。しかししかし、待望の新機種が発表になりました。
その名もZ fc、そのクラシカルなスタイルは従来のNikonファンのみならず、多くの方から注目を集めています。
7月下旬発売予定ですが、次回のランキング上位獲得は必至。初登場1位も十分に予想できます。
Nikonの巻き返しを賭けた1台、はたしてその結果は?!
中古デジカメ6月ランキング | |||
1位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | SONY | α7RIV | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | SONY | α7RIII | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | SONY | α7II | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | Canon | EOS 5D Mark III | デジタル一眼レフカメラ |
6位 | Canon | EOS R | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | SONY | α9 | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | RICOH | GR III | コンパクトデジタルカメラ |
9位 | FUJIFILM | X-T4 | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | Canon | EOS RP | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | Canon | EOS 6D Mark II | デジタル一眼レフカメラ |
Canonの強さが目立った新品ランキングでしたが、中古ランキングは見事にSONYが独占。なんと4位までをSONY勢が占める結果となりました。
しかも、そのどれもが新品でキャッシュバックキャンペーンを実施している機種。ですが、そんなことお構いなしにα7IIIは8ヶ月連続の1位となりました。
通常、キャッシュバックキャンペーン中は中古の売れ行きがガタッと落ちるのですが… さらに新品も依然売れている状況、本当に計り知れないカメラです。
SONY α7IIと同数4位で、Canon EOS 5D Mark III。
なんとか踏みとどまっている一眼レフ機ですが、さすがに最近では店頭でも一眼レフ機の販売数が落ちている感が否めません。
このまま過去のカメラとなってしまうのでしょうか。
本来ならオリンピックシーズンも近づき、スポーツ撮影用に一眼レフ機の需要も一定数ありそうなところですが…
そういった昨今の状況も、一眼レフ離れに拍車をかけているのかもしれません。
Canonだけで見れば、今回新品で好調のミラーレス勢より上位にきているのが救いか。とはいえ、風前の灯火といったところでしょう。
そのミラーレス機、前回5位のCanon EOS RPは10位にランクダウン。
SONYと異なり、こちらは新品キャッシュバックキャンペーンの影響が順当に出た結果と言えそうです。
7位のSONY α9は、2019年11月以来の中古ランキング登場です。その月はα9II発売にあたり、買い換えによる中古商品数増加がランクインの要因でした。
動体撮影に特化したカメラとして登場したα9、今回久々のランクインの理由は… 先に反対のことを述べましたが、オリンピック間近というのが影響したのでしょうか。
新品ランキング6位のRICOH GRIII、中古ランキングでも8位に入りました。
前回中古ランキング2位のライバル、FUJIFILM X100Vは今回17位と低迷。
新品・中古とも、コンパクト部門はGRIIIの独擅場となりました。
今回中古ランキングでは名の挙がらなかったNikon。しかし新品ランキングで述べたように注目機の登場が控えています。
当然お買い換えも予想できますから、次回の中古ランキングにも何らかの影響が出るだろうことが考えられます。
さて次回は? 今からNikonの動きが楽しみで仕方ありません。