【OLYMPUS】OM-D E-M5 Mark IIで秋スナップ
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本日ご紹介する機材はこちら。
OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M5 Mark II ボディ ブラック
OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6R ブラック
今回ご紹介するのは筆者のサブカメラとして使用しているOM-D E-M5 Mark IIと2本のレンズでの作例となります。
マイクロフォーサーズのカメラと言えば機動性、携帯性が優れているイメージがあると思いますが筆者がサブカメラとして使用している大きな理由は一言でいえば「痒いところに手が届く」という理由になります。
まず最初の1枚はM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroで撮影したものになります。
こちらのレンズ、とにかくコンパクトかつ軽量で、さらに近接撮影はもちろん遠景の撮影でも中々の描写をしてくれます。
AFもプレミアムシリーズ中で上位の速さを誇っております。
加えてOM-D E-M5 Mark IIとの組み合わせで強力な手振れ補正を得られる事で曇天時の暗い森の中でも手持ちでのマクロ撮影を可能としています。
こちらはM.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6R での1枚となります。
キットレンズとは言え、コンパクトな見た目と換算80-300mmでの撮影が気軽に行えるのはマイクロフォーサーズならではの強みではないでしょうか。
紅葉途中の葉と紅葉前の葉を圧縮効果を使ってグラデーションの様に撮影してみました。
筆者がつい撮影してしまう被写体の一つです。
M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6Rで遠くの水面を撮影するとアブストラクトアートの様な1枚になり楽しさの余り時間が過ぎている事がよくあります。
絶えず変化する水面の情景に不思議な気持ちになります。
こちらもよく撮影してしまう被写体です。
植物の形状や葉脈の魅力を引き出すためにモノクロでの撮影にしてみました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの描写力の高さが発揮されています。
苔を撮影してしまう方、意外に多いのではないでしょうか。
マクロレンズを使用しているとついこう言ったミクロの世界を収めたくなります。
撮影時は曇天の為に光量が今一つ足りず手振れしやすい条件下でしたが手振れ補正の恩恵を受けブレずに撮影することが出来ました。
曇りの日に撮影していたこともありますが、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroで撮影したこちらの1枚、シャドウ部が中々粘ってくれている印象です。
レンズによってハイライト、シャドウの粘り具合に個性があって楽しめるのがレンズ選びの醍醐味の一つだと思います。
こちらはM.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6Rで晴天時に撮影した1枚。
近景から遠景まで抜けの良い描写をしてくれました。
この様なロケーションではセンサーの性質、レンズの描写力で出てくる画が大きく異なってきますが記録写真としてなら十分な結果となっているのではないでしょうか。
遠景の木々の細かな葉の解像感や色の分離の度合いなどを見る為に少し厳しい条件下で撮影してみました。
最後の1枚はM.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6Rでの撮影になります。
意外にも近景と遠景を上手く組み合わせて撮影すると綺麗にボケてくれます。
1枚1枚の葉のグラデーションも綺麗に落とし込めているのではないでしょうか。
冒頭で筆者が「痒いところに手が届く」と言った理由は軽量かつ高速AFのM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroでの近接撮影と、コンパクトなM.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6Rでの遠景撮影が気軽に出来る事、更にOM-D E-M5 Mark IIの5軸手ぶれ補正との組み合わせで暗所での手持ち撮影も可能としている為です。
旅行や日々のちょっとしたスナップ撮影で機動力の高い機材編成はたくさんの撮影機会を与えてくれると思います。
後々、あの景色をこういう構図で撮影しておきたかった、と言った痒いところにマイクロフォーサーズの機動性は十二分に活躍してくれることと思います。
本日使用した機材はこちら↓