寒くなる日もある季節となってきました。
歩くには、丁度いいようです。
さあ、出かけましょう。
私はSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A +SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)を携えて、
関東は紅葉はまだですが、近所の公園へ向かいました。
この時期なので、「キンモクセイ」の香りがします。
詳しくは、【SONY】この季節に咲く花(10)こちらで。
足元には「ヤブラン」が咲いてます。
詳しくは、【SONY】この季節に咲く花(59)こちらで。
その近くで、茂っておりました。
公園や土手の草むらで見たことがありませんか。
見たことはあるが、名前は知らない草、イネ科の植物です。
「オヒシバ・雄日芝」と言います。
葉っぱです。
この細長い葉、イネ科の特徴です。
Vの字の1本が花序(カジョ・花が一定の配列で付いている事)と言います。
4、5本が多いですが、多いと10本もあります。
花序、葉、茎、全てが踏みつけに強く、引き抜きにくいうえに繁殖力が旺盛なので、放置しておくと一面に繁茂します。
最近では除草剤が効かない、品種が生まれてきて駆除に大変だとか。
ススキの穂の様に、オヒシバの場合、呼び名は穂状花序が公園で輝いてました。
引き抜きにくいので、別名「チカラグサ」と呼ばれ、同じイネ科のチカラシバと混合してしまいます。
「チカラシバ」の、詳しくは、【SONY】この季節に咲く花(38)で。
この撮影した日は、風が強く止むのを待つ「アキアカネ」。
キバナコスモスには、オオスカシバが舞ってました。
公園の散歩が好きな私はただ、ぶらぶらしてるのもなんだし、よく見かける植物が咲いてる花はなんだろう。
ここに生えてる植物の名前はなんだろうの疑問、記録を撮るための道具がカメラで、このシリーズのやるきっかけとなりました。
それぞれに名があり、物語がある事がわかります。
今回、散歩道に生えている、ほとんど誰も感心を持たない身近な野草を取り上げました。
これからも、このような植物を取り上げたいと思います。
【参考文献】
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
イネ科ハンドブック 木場 英久 (著), 茨木 靖 (著), 勝山 輝男 (著)出版社 : 文一総合出版
昆虫の図鑑 採集と標本の作り方福田 晴夫 (著), 山下 秋厚 (著), 福田 輝彦 (著), 江平 憲治 (著), 二町 一成 (著), 出版社 : 南方新社
くらべてわかる蛾 1704種 (くらべてわかる図鑑)横田 光邦 (監修), 諸岡 範澄 (著), 筒井 学 (著), 阿部 浩志 (著)出版社 : 山と渓谷社
写真で見る植物用語 (野外観察ハンドブック)岩瀬 徹 (著), 大野 啓一 (著)出版社 : 全国農村教育協会
最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本―収録数600種以上!岩槻 秀明(著) 出版社秀和システム
大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著) 朝日新聞出版
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。