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【OLYMPUS】来し方行く末

春の足音を感じさせる2月某日。
今回は千葉県の佐倉市を訪ねました。
かねてより訪れた方の写真を拝見し、実際に私も足を運びたいと思っていた場所になり、そちらでスナップ撮影をおこないました。

今回使用した機材はこちら、
OLYMPUS (オリンパス) PEN E-PL9 ボディ ブラック
OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 シルバー
OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ シルバー

それではさっそく、撮影した写真をご紹介していきたいと思います。

 

まず最初に訪れたのは、ひよどり坂になります。
「サムライの古径」とも呼ばれている、江戸時代から残る由緒ある竹林の小径です。
撮影当日、晴天には恵まれましたが、時折強い風が吹いていました。
しなる竹と笹鳴りに少し心細さのようなものを感じながらも、振り向くと「サムライ」が駆けていく、そんな思いを馳せながらシャッターを切りました。

写真では笹の葉と透過光の鮮やかさを、シャープかつ美しく写せたのではないでしょうか。

 

ひよどり坂を後にした私は周辺を散策しながら、いくつか公園を巡りました。
公園内では歩を進めるたびに、枯れ葉を踏む音と沈みこむ靴に、過ぎし月日と季節の積み重ねを感じました。
春になると桜やタンポポの花が咲くようなので、これからの季節も楽しみなところです。

 

道中、偶然にも稲荷神社の標識をみつけたので、導かれるように立ち寄りました。
細い階段を登ると鳥居と社があり、その土地と地域の人々を見守り続けてきたのでしょう。
静謐な空気に心が洗われる思いがしました。

 

撮影を終えて。
今回は広角から中望遠を活かす標準ズームレンズ、ボケ感を活かした明るい単焦点レンズの2本を持参して撮影にのぞみました。
レンズ自体はどちらも小さく軽量のため、歩き巡る撮影においては負担がないことで重宝します。
またそれぞれの描写が違いますので、交換しながら撮影を楽しめるのも良いところです。

最後にタイトルの「来し方行く末」は、「過ぎて来た方向とこれから向かう方向」という意味です。
歴史や季節、その中で変わるものと変わらずにあるものに、カメラを向けてみてはいかがでしょうか。

 

 


 

▼ 今回紹介した機材はこちら ▼

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年02月29日 15時00分 ]

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