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【SONY】購入から約1年半、α7IVと歩んだ軌跡

【SONY】購入から約1年半、α7IVと歩んだ軌跡

約3年半程前、2021年の年末にSONYから発売されたミラーレス一眼 α7IV。そこから約2年程たった頃、筆者が初めてのフルサイズ機として購入したのが本機でした。

この記事では、筆者がα7IVで撮った写真を作品と共に振り返っていきます。ぜひご覧ください。

(本記事の作品の中にはRAW現像で色や明瞭度を変更している写真がございます。あらかじめご了承ください。)

α7IV+FE28-70mm F3.5-5.6 OSS

去年の夏に初めて行った横浜での写真です。

大通りから少し外れ路地に入った所で、ビルのガラスに植物が反射し良い雰囲気が出ていたため思わずシャッターを切りました。

この時はまだ高価なレンズは持っておらずキットレンズで撮影しましたが、柔らかい雰囲気で撮ることができていて筆者としてはとても好みに仕上がった1枚です。

α7IV+SIRUI 85mm F1.4
α7IV+TAMRON 70-300mm F4.5-6.3 Di III RXD
α7IV+FE50mm F1.8

春や夏ごろなど温かい時期になってくると花や季節の植物もよく撮っていました。

筆者は風景などと比べると植物などは多く撮っているわけではないのですが、そんな自分でもEマウントによる多彩なレンズたちのおかげで様々なテイストの写真を撮ってきました。

特に単焦点や望遠レンズを使って撮ったときは背景が大きくボケ、被写体に情報量が集中するためよく使ってきた記憶があります。

植物を撮ることの楽しさが年々増していき、今では季節の植物を撮ることが毎シーズンの当たり前になっています。

α7IV+FE 24-70mm F2.8 GM II
α7IV+FE 24-70mm F2.8 GM II

旅行などで出かけた際にはよくテーブルフォトも撮りました。

やはりどこまでいってもミラーレスと言うことで軽さがとにかく素晴らしいです。同社の製品で考えればα7Cシリーズもございますがグリップの深さやシャッター速度範囲などを考えるとα7IVの方がバランスが取れていると感じており、一眼レフも触ってきた筆者としては持ち運びやすさや軽さが持っていくレンズの組み合わせにも影響してくるので本当に助かっています。

撮った写真の色も忠実かつ綺麗に書き出してくれるのも、テーブルフォトの可愛らしさや美しさを表現する上でとても重要なので好印象なポイントです。

α7IV+FE 50mm F1.4 GM

筆者は複数持っているボディの中からこのカメラを1番持ち出すためスナップの写真がよく増えていくのですが、フルサイズ機でも軽いレンズをつければ案外持ち運びやすく最近では単焦点1本の決まった画角で一日過ごすことも多いです。

手の大きい筆者でも深めのグリップがあるため普段から持ち出す上で非常に助かっています。

α7IV+FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
α7IV+SIRUI 85mm F1.4

特に風景やスナップを撮ることが多い筆者ですがとりわけ夕景と夜景が好きだったので、夜景に強くかつ動画も挑戦したかったためAPS-C機から本機に乗り換えたという経緯があります。

フルサイズセンサー搭載のため光量の乏しい環境でも遺憾なくその性能を発揮してくれる上に3300万画素という精細さも兼ね備えているのが本当に素晴らしいです。

光量が少なくなり始める夕方以降でもISOを上げた際のノイズが気になりにくくとても助かっています。

α7IV+FE 16-35mm F2.8 GM II

そんな本機で撮影した夜景がこちらです。約15秒のスローシャッターで撮影しており、LEDで照らし出された木々たちが綺麗なディテイールと発色を残して記録されています。

池に写った反射も露光時間が長いためふわっとした反射と波が見えない鏡のような質感を醸し出しています。

この作品ではシャッタースピードを落とし三脚で撮影していますが本機はフルサイズセンサーと5.5段の手振れ補正を搭載しているため、手持ちで撮影した場合でも十分綺麗な夜景を撮ることが可能となっています。

α7IV+FE 24-70mm F2.8 GM II
α7IV+FE 24-70mm F2.8 GM II

作品の数々をご覧いただきありがとうございました。

フルサイズ機に買い替えたい方や動画を始めてみたい方、はたまた既にα7IVを所持している方など様々な方がご覧になっているかと思いますが少しでも本機の楽しさや魅力が伝われば幸いです。

α7IVはフラッグシップ機でこそないものの多くの人の期待に応えられるカメラです。

今なら新品がキャッシュバック中でお得に購入できます。ぜひお買い求めください。

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[ Category:etc. SONY | 掲載日時:25年10月03日 17時30分 ]
【FUJIFILM】X100VIで小さな世界を切り取る旅

【FUJIFILM】X100VIで小さな世界を切り取る旅

旅行に出かけるとき、必ずカメラをバッグに忍ばせます。洋服や本を選ぶように「今日はどのカメラを持っていこう」と考えるのも楽しみのひとつ。今回の旅の相棒は、持ち歩きやすい FUJIFILM X100VI です。
小ぶりなボディながら高精細な描写と、フィルム写真のような独特の色合いを再現できるフィルムシミュレーションを備えていて、気軽に取り出しても「作品」と呼べる一枚が残せるところが、このカメラの魅力。旅先での散策にはまさにぴったりの存在です。

今回の旅の途中で訪れた植物園。
サボテンが林立する乾いた風景もあれば、鮮やかな赤い花が咲くトロピカルな一角もあり、歩くだけで次々と景色が切り替わります。まるで箱庭を散歩しているようで、ちょっとした異国への旅を凝縮したような体験ができるのです。


そんな“切り取られた世界”を歩きながら、ふと思いました。カメラもまた、私たちが目にした景色の中から一部分を選び、切り取る道具なのだと。
X100VIの23mm F2のレンズは広がりのある風景も、足元に咲く小さな花も、自然な距離感で写し取ってくれます。その一瞬をどう残すかは自分次第。だからこそ、植物園という切り取られた小さな世界と、カメラの存在はどこか似ていて惹かれるのかもしれません。

自分だけのお気に入りの世界を、お気に入りのカメラで残す。
それは旅行の思い出であると同時に、自分自身を映すような行為なのだと思います。

次の旅ではぜひ、あなたもカメラを片手に歩いてみてください。
FUJIFILM X100VI なら、軽やかに持ち運びながらも確かな描写で、その時その場所でしか出会えない“自分だけの小さな世界”を切り取ることができるはずです。

Bag: DEMERIEL
Sunglasses: Miu Miu
Headphones: KOSS
Camera: FUJIFILM X100VI





▼大人気X100シリーズ、今なら中古がお得に手に入ります▼












[ Category:etc. FUJIFILM | 掲載日時:25年10月03日 15時00分 ]
【Panasonic】「G 12-32mm F3.5-5.6 ASPH.」からのポイントバックでお得にお買い替え

【Panasonic】「G 12-32mm F3.5-5.6 ASPH.」からのポイントバックでお得にお買い替え

涼しい風を感じるようになり、ようやく夏が終わったと感じるようになりました。
いよいよ「芸術の秋」が目の前に迫ってきています。
今から秋を満喫する準備をしてはいかがでしょうか。

本日はG VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.からのお買い替えにおすすめなレンズを2つのケースに分けてご紹介いたします。
G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.は、沈胴式のパンケーキデザインで、広角24mm相当から中望遠64mm相当(35mm判換算)の使いやすい焦点距離をカバーできるレンズです。
MEGA O.I.S.(光学式手ブレ補正)を搭載し、日常のスナップから風景まで幅広い被写体に対応できるレンズです。

しかし中には、「もっと明るいレンズが欲しい」「レンズ1本で近場も遠くもカバーできるレンズが欲しい」
とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そうしたお客様に向けて

CASE1:LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH. POWER O.I.S.
CASE2:LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH. POWER O.I.S.

この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。

 G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.からお買い替えにおすすめレンズ

 

 CASE1:LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH. POWER O.I.S.

 

 

カバーできる距離ははほぼそのままで、ズーム全域でF2.8の明るさを得られるズームレンズです。
防塵・防滴・耐低温設計により、撮影場所を選ばず撮影できるようになります。
G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.と比べると大きいですが、重量約305gと標準ズームのF2.8レンズでは軽量で、性能と持ち運びやすさを両立したレンズです。

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10月1日現在、LUMIX G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S. H-FS12032 ブラックのお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥4,500
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥450
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥135
最大買取見積合計金額:¥5,085

>LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH. POWER O.I.S.へのお買い替えはおおよそ¥46,715~¥48,950のお支払いで購入可能です!

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10月1日現在、LUMIX G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S. H-FS12032 シルバーのお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥5,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥500
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥150
最大買取見積合計金額:¥5,650

>LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH. POWER O.I.S.へのお買い替えはおおよそ¥46,150~¥48,400のお支払いで購入可能です!

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 CASE2:LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH. POWER O.I.S.

 

 

35mm判換算で28-280mmという広角から望遠までを1本でカバーする、非常に汎用性の高いレンズです。
広範囲をカバーできるようになるため、あまり荷物を増やしたくない旅行にピッタリ。
軽量・コンパクト設計ながら、防塵・防滴の設計なので、急な天候不順にも強いレンズです。

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10月1日現在、LUMIX G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S. H-FS12032 ブラックのお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥4,500
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥450
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥135
最大買取見積合計金額:¥5,085

>LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH. POWER O.I.S.へのお買い替えはおおよそ¥47,715~¥61,520のお支払いで購入可能です!

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10月1日現在、LUMIX G VARIO12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S. H-FS12032 シルバーのお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥5,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥500
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥150
最大買取見積合計金額:¥5,650

>LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH. POWER O.I.S.へのお買い替えはおおよそ¥47,150~¥60,970のお支払いで購入可能です!

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本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!


マップカメラでは、安心の定額買取「ワンプライス買取」を実施しております。
買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。


さらに先取/下取交換でのお支払いでもポイントが貰え、貯まったポイントを使っても、その分にもポイントが貰えます!
還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!

[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年10月02日 18時00分 ]
【HASSELBLAD】XCDレンズが解き放つ、1億画素カメラの真のポテンシャル⑤

【HASSELBLAD】XCDレンズが解き放つ、1億画素カメラの真のポテンシャル⑤

デジタル時代に中判カメラの魅力を再定義したハッセルブラッド。
その独自の世界観を支えるのが、Xシステムのミラーレスカメラ用に設計されたXCDレンズです。
卓越した光学性能、レンズシャッターによる全速ストロボ同調、そしてコンパクトな設計。これらは、中判の豊かな階調や空気感を、より身近なものにしてくれます。
このレンズは、プロの現場からハイアマチュアのクリエイティブな挑戦まで、幅広い写真家を魅了し続けています。
この記事では、そんなXCDレンズの魅力と特徴を深掘りしていきましょう。

HASSELBLADのレンズの魅力を探る記事の第5弾となりました。
今回紹介する機材は、XCD 28mm F4 Pです。

XCD 28mm F4 PはPortalbe(携帯性)を意味しており、Xシステムのレンズの中でも245g , 43.5mmと軽量・最小のレンズです。
35mmフルサイズ換算だと22mmの広角レンズで、自然や都市風景などのストリートスナップや建物の撮影に最適です。

907 & CFV 100Cには、コントロールグリップを合わせてより直感的な操作が可能になる組み合わせにしました。

ストラップには京都の老舗組紐店が作り上げた組紐のカメラストラップ「ARTISAN&ARTIST 別注シルクストラップ ACAM-301R 千歳緑」を合わせました。
どんなファッションにも合わせやすい落ち着いた色味としなやかな質感で、結んで手首にかけたり自由自在に扱えるストラップです。

ISO64 F4 SS1/60

XCD28mmはフルサイズ換算すると、22mmの広角レンズです。
それにより、光が差し込む葉っぱの隙間からアスファルトに写る木陰までを1枚に収めることができます。
また1億画素のCOMSセンサーを搭載した907X & 100Cは16bitの色深度を実現しており、木陰が美しく写し出されています。

ISO64 F4 SS1/80

ISO64 F4 SS1/160

途中で花壇がありました。
チルト式の液晶が搭載されているので、こういったローアングルの撮影でも集中して撮影ができます。

フルサイズカメラよりも大きい中判センサーのカメラのため、記載しているF値よりも1段ほど大きくボケると言われています。
それにより自然なボケができ、より写真に奥行きを感じていただけるのではないでしょうか。
写真は立体を平面に写し出しますが、ピント面とボケのバランスによって立体感が感じられるところが写真の面白いところです。

ISO400 F6.8 SS1/60

広角レンズというと情報がたくさん入りやすいために懸念する方も多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。

そんな方に一度挑戦していただきたいのがこのXCD 28mm F4 Pです。
確かに広い、けれどイメージしやすい画角にダイナミックなボケが実現でき、表現の幅が広がります。
さらに慣れてくると、撮影する風景を探している時やふらっと街を歩いている時に自分の視野が広くなったように感じ、日常を彩ってくれるレンズです。

ISO64 F8 SS1/80

信号が青に変わってしまったため急いで撮ったのですが、さすがの広角。
ビル全体や人の流れがしっかりと撮れています。
見上げた形で撮っているので、よりビルに迫力が増して見えています。

ISO64 F5.6 SS1/320
ISO3200 F9.5 SS1/100

グッと下から見上げた写真を並べました。
いつも見ている視界より2周りほど広い画角ですが、なぜか記憶の中の景色に近いものを感じます。
建物全体を見て、構造を把握するために頭の中で記憶を繋げているのかもしれませんね。

このレベルの広い画角を求めると撮影者がかがんだりローアングルに設定したり撮影の態勢が厳しくなりがちですが、今回はどちらも立った状態からカメラを目の前に持ってきて撮影することが出来ました。

ISO64 F4 SS1/320

しだれ柳を真下から、最短撮影距離で撮ってみました。
最短撮影距離は0.22mと、思ったよりも近くまで撮ることができます。
柳が降りかかってきそうな躍動感とどこか秋を感じる涼しさ写し出してくれます。

ISO64 F4 SS1/80

まだ日差しに夏らしさが残っているように感じます。
逆光でも程よいフレアが出ており、明暗がくっきりと分かれた写真になりました。

手前のフェンスに近寄って撮ったのですが、その奥の風景を切り過ぎず入れすぎず写せるこの画角。
前ボケ好きの方におすすめしたいレンズです。

ISO1600 F4 SS1/5
ISO3200 F6.8 SS1/8

夜景の撮影では、以前HASSELBLADとFUJIFILMが共同開発をしたパノラマフィルムカメラXpanのアスペクト比(65:24)で撮影してみました。
このくらい短辺が極端に小さい比率やガラス越しの撮影だと、どうしても考えていた構図では窓ガラスの反射や人影が入ってしまう。なんてこともあります。
28mmの広角レンズでは十分な画角で窓に近付いて撮影ができたので、ガラスの反射や人影も気になることはありませんでした。

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今回はXCD 28mm F4 Pを紹介致しました。
単なる道具を超え、写真家の創造性を刺激するXCDレンズ。
その卓越した描写力は、中判カメラでしか味わえない唯一無二の表現をもたらしてくれます。
「写真を通して、何を伝えたいか?」
この問いへの答えを、XCDレンズはきっと見つける手助けをしてくれるはずです。ぜひ、あなたもこのレンズを手に、新たな物語を紡いでみてください。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年10月02日 11時00分 ]
【FUJIFILM】感性を刺激してくれる「X-E4」というカメラと一緒に持ち歩くカバンの中身たち

【FUJIFILM】感性を刺激してくれる「X-E4」というカメラと一緒に持ち歩くカバンの中身たち

先月に比べてすこし涼しくなり、秋の香りがする頃となりました。
まさにお散歩日和の毎日です。

今回は少し散歩に出かける際の持ち物とFUJIFILM X-E4というカメラについてご紹介したいと思います。

かばんは「PUEBCO」というブランドのお店で購入したものを少しリメイクして使用しています。
リメイクといっても底の部分が少し擦り切れてしまったので手直ししたところ、縫い方が甘くタッセルのように紐が広がってしまっただけなのですが、シルエットがおしゃれになったように感じています。
「PUEBCO」ではエアカーゴで荷物を固定する為のベルトをかばんに再利用したものやデッドストックのタオルを生地に仕立てたもの、本当にたくさんの個性豊かでおしゃれなかばんが販売されています。
筆者が愛用しているのは元々インドのトラックの座席カバーとして流通している生地を織ったもので配色が秋らしくお気に入りです。

PUEBCOのバッグ

「FUJIFILM X-E4」と「Voigtlander ULTRON 27mm F2」に「ARTISAN&ARTIST 別注シルクストラップ ACAM-301R 京紫」をつけています。現在は他の別注シルクストラップもありこちらも大変おすすめです。
※X-E4はテープタイプのストラップが合うようにデザインされており、丸カンを通すと少し音や傷が気になるかもしれませんのでお気を付けくださいませ。

FUJIFILM X-E4 + Voigtlander ULTRON 27mm F2 / フィルムシミュレーション:クラシックネガ

FUJIFILM X-E4 + Voigtlander ULTRON 27mm F2 / フィルムシミュレーション:クラシックネガ

マニュアルフォーカスのレンズですが、比較的ピントの山もつかみやすくお散歩しながらのスナップ撮影にぴったりなレンズです。
なんといっても軽く、コンパクトデジカメのように持ち歩くことができます。
人気のフィルムシミュレーション、クラシックネガも搭載されておりフィルムライクな写真を楽しめるのも嬉しいです。

Diptiqueのオルフェオン

Diptiqueというお店のオルフェオンという香水がお気に入りです。
自分の好きな香りを探しているときに出会い2021年のリリースからずっと使用しています。
公式の説明では「ジュニパーベリーとタバコの煙が香るウッディフローラルノート」となっています。
長らく使っていますが、トップノートはさわやかで清涼感のあるウッディな感じがします。人肌につけて3時間くらい経つと少し渋いパウダリーな感じに変化し一日を通して楽しめるオードパルファンです。
ジュニパーベリーは洋酒のジンの主な材料となっていて針葉樹独特のさわやかな香りとスパイシーな風味を与えてくれます。
中世ヨーロッパでは宗教儀式や魔除けに焚かれていたといわれており、そういった意味も込めて身にまとうことで自分を守ってくれるアイテムだと感じています。
人の体温によって香りが変わるのも香水の魅力ですが、友人や家族がつけたときに感じる自分とは違う香りを楽しめるのも素敵なポイントです。

ukaのネイルオイルも筆者にとって秋冬の必需品です。
こちらも長らく使っているのですが、ユズとヒノキの香りの7:15という銘柄を愛用しています。
爪がきれいだと気分も良くなり写真にもその気分が反映されるような感じがします。

Sonos Ace

次はSonosのヘッドホンSonos AceとAppleのAir Pods Proです。

AirPods ProはMaison KitsunéとNative Unionのコラボのものを使用しています。
奇抜なキツネのアイコンが非常に愛らしくお気に入りです。
イヤホンとしてもすごく使い勝手がいいのですが、移動中充電が切れてしまうとすごく悲しい気持ちになるためヘッドホンも持ち歩くようにしています。

ヘッドホンもおしゃれアイテムとして活躍する現在、すてきなデザインはあれど音質、機能性、重さ、着け心地を兼ね備えたものはなかなか見つかりませんでした。
今なお人気のAirPods Maxも使用していたことがあるのですが自分の首が重みに耐えられず断念、そこで出会ったのがこのヘッドホンでした。

SonosはアメリカのオーディオメーカーでWiFi接続を基本としたワイヤレスオーディオブランドです。
スピーカーを複数設置してマルチルームオーディオを構築したり、サウンドバーと組み合わせてホームシアターシステムを構築したりすることができます。このヘッドホンもそのシステム内で接続することができ、ホームシアターをさらに豊かなものにしてくれます。

ブラックとアイボリーのカラーが存在しますが迷わずアイボリーを選択。
いつも黒っぽいコーデになってしまうのでこのアイテムが目を引くアクセントになってくれます。

そしてこのヘッドホンの最高なところは内側が色分けされているので一目で右と左がわかるところと

なんとイヤーカバーがマグネット式になっており外れるということです。
別売りもしており、交換することができます。汗をかく季節にも衛生的です。

TUKATAの亀のチャーム

最後は「TUKATA」という韓国のライフスタイルブランドのチャームです。
都内で開かれていた韓国ブランドのポップアップストアで発見しハンドバッグなど装飾品がさみしい時につけています。
現在さまざまなブランドから大きなチャームがリリースされていますが、個人的にはその先駆け的存在であると感じています。
現代のチャームでは考えられないほどしっかりと綿が入っており高級感あふれるもちもち感です。

さまざまなものをご紹介しましたが、やはり筆者にとっては写真を撮影する際、気分を高めるために様々なものを持ち歩いているということに気が付きました。
心落ち着く香り、音、感触、そして目にする景色がかみ合った時出かけてよかったと感じるのだと思います。
今回ご紹介したX-E4は眠っている感性を刺激してくれる、まさに相棒のような活躍をしてくれるはずです。
ぜひ季節の変わり目に新たな仲間はいかがでしょうか。

▼おすすめブログはこちら▼

私を彩るGUCCIとLUNAの哲学 | 東京を切り取るスタイリッシュな視点

 

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▼今回ご紹介した商品はこちらから▼

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年10月01日 21時10分 ]
【Canon】高倍率ズームレンズができること。EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキットがカメラ初心者におすすめな理由。

【Canon】高倍率ズームレンズができること。EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキットがカメラ初心者におすすめな理由。

「高倍率ズームレンズ」簡単に言うと、1本で広角から望遠までカバーできる万能レンズです。

遠くの景色や小さな被写体も、このレンズ1本さえあれば撮影可能。レンズを持ち替える手間なく旅行や日常の撮影で、ほとんどのシーンに対応ができます。

まだ自分に合うレンズが分からない、そんなカメラ初心者の方に”最も優しいレンズ”とも言えます。

今回は数ある高倍率ズームレンズの中からCanon RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMをピックアップ。高倍率ズームレンズの魅力とともに、おすすめの組み合わせをご紹介していきます。

目次
    1. このレンズができること
      1. ダイナミックな構図やテーブルフォトなら:18~35mm
      2. スナップからポートレートまで:35〜100mm
      3. 遠くにあるものを撮るなら:100〜150mm
    2. EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキットをおすすめする理由
      1. ボディ性能
      2. 軽量・コンパクト
      3. コストパフォーマンスの高さ
  1. 最後に

 

 このレンズができること

 

 1.ダイナミックな構図やテーブルフォトなら:18~35mm

本レンズでいうところの広角側は18-35mm(35mm判換算約29〜56mm)の範囲を指します。

現在普及しているスマートフォンの標準的な焦点距離は約24〜28mmなので「広角レンズ」などと言葉だけを見てもいまいちピンと来ない方も、実は馴染み深い画角だったりします。すでに知っている画角、だからこそスマートフォンで撮れないものが明確にわかるのではないでしょうか。


広角レンズは、見たままよりも「広い範囲」を写せるレンズです。

狭い室内でも全体を収めやすく、旅行先の大きな建物や広い風景も一枚に収めることができます。さらに、広角ならではの効果として奥行き感が強調されるのも特徴です。手前のものは大きく、奥は小さく写るので、写真に迫力や臨場感を出すことができます。また、大人数での集合写真などにも持ってこいでしょう。

またおすすめなのは「テーブルフォト」。カフェ巡りや旅先、日々の料理の記録などどんなときでも食事は付き物です。
料理全体を撮ったりテーブルの雰囲気ごと写すのに持ってこいなのが広角レンズ。

最短撮影距離0.12m、つまり被写体との距離約12cmcまで近付くことができるため、料理や小物にぐっと近づいてより繊細に立体的な表現が可能です。本レンズであれば手ブレ補正も搭載しているので、暗めの店内でも安心して撮影しやすいのもポイントです。

 2.スナップからポートレートまで:35〜100mm

次に標準〜中望遠域35〜100mm(35mm判換算約56〜160mm)。

風景撮影や人物撮影など自然な距離感で撮りたいときに頼りたい焦点距離です。

被写体を引き立てつつ背景をほどよくぼかすことができ、ポートレートや少し離れた被写体の撮影にもぴったりなのがこの焦点距離。広角ほど広く写さず、望遠ほど圧縮しないので違和感の少ない写真が撮れます。

足元に転がるどんぐり。ふとした日常の一部を切り取るのに持ってこいな汎用性の高い焦点距離です。日常から旅行まで幅広いシーンで活躍し、自分に合う焦点距離がわからないという方にまずおすすめしたいズーム域になっています。

 3.遠くにあるものを撮るなら:100〜150mm

最後に遠くの被写体を手前に引き寄せて撮れるのが望遠域の100〜150mm(35mm判換算約160〜240mm)。
スポーツや動物、旅行先の遠景など、簡単に近づけない場所でも被写体を大きく写すことができます。

同じ場所から最広角側18mmと最望遠端150mmを撮影しています。

目を凝らさないと認識が難しかった遠くのベンチもすぐそばにあるようで、やはり魅力的なこのズーム幅。また、一般的な望遠側に特化したレンズの場合、全長も長く質量も重くとても普段使いするのにはハードルが高すぎるものがほとんどです。その点本レンズは片手に収まるほどのサイズ感でこの望遠域を楽しむことができます。

また、背景が圧縮されるので、被写体が引き立ち、写真に奥行きや立体感を出すことも可能です。さらに、望遠域は背景を大きくぼかしやすいため、人物や料理、小物などを際立たせた写真を撮りたいときにも便利です。遠くの被写体を切り取るだけでなく、日常のスナップでも、印象的な写真を作れるのが望遠レンズの魅力です。

 

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 EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキットをおすすめする理由

さてここまで、焦点距離別に高倍率ズームの魅力をご紹介してまいりました。

生活の中で、旅先で、特別な日に、カメラを構えた自分がどんな写真を撮ることができるのか?想像のお手伝いができましたしょうか。

今回ご紹介したレンズとの組み合わせでカメラ初心者の方ご紹介したいのが、Canon EOS R10。上記ご紹介したRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMと合わせてレンズキットとしても販売されています。

 1.ボディ性能

Canon APS-C ミラーレス機の中でもミドルクラスの位置付けがされているのがEOS R10です。

まずセンサーはスマートフォンでは出せない高画質と自然なボケを楽しむことができる約2,420万画素。この「約2,420万画素」という画素数ですが、SNS上などで撮影した写真を見るのには申し分ない画素数です。これ以上画素数が上がると(いわゆる”高画素機”になると)、解像感の高さなどは楽しめる一方でデータ容量の大きさやノイズが乗りやすいなどのデメリットも多いため、特に初心者の方であれば一番扱いやすいスペックと言えます。

また最大の強みは 動きものに強いオートフォーカスと高速連写。人や動物を自動で検出して目にピントを合わせられるので、子どもやペットの元気な表情も逃さず撮影可能。さらに15コマ/秒の連写で一瞬の動きも残せます。

動画は4K/60Pに対応し、バリアングルモニター搭載、旅行やVlog撮影にも最適な軽くて扱いやすいボディ設計は、初心者でも直感的に操作できます。

豊富なRF-S・RFレンズに対応しているため、キットレンズ以外のズームレンズや単焦点レンズなど今後のステップアップも楽しめます。

 2.軽量・コンパクト

EOS R10と RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM の組み合わせは、驚くほどコンパクトなのが魅力です。

本体のEOS R10は 約429g(ボディのみ)、レンズは 約310g、長さ約84mm。合わせても 約740g前後ほどしかなく、これは500mlのペットボトル+スマホ1台ほどの軽さです。1日首からかけても、バッグに入れてもストレスは少なく済みます。

またこの1本で 広範囲をカバーできるため、レンズ交換の必要がなく、荷物を最小限に抑えられます。できるだけ身軽で動きたいシーンにぴったりです。

 3.コストパフォーマンスの高さ

最後に、EOS R10とRF-S18-150mm IS STMのレンズキットは、価格面でも大きな魅力があります。
まず、本体とレンズを別々に購入するよりも安く購入ができること(差は2025年10月1日時点で約17,000円程)、セットならではのお得感があります。さらに、このレンズなら最初から1本で幅広い撮影が可能なため、他のレンズをすぐに買い足す必要がありません。そのため、初期投資を抑えながらも、旅行から日常スナップまでしっかり対応でき、またキットレンズは本体との相性が保証されているので初心者の方でも安心して使えます。

目次に戻る

 最後に

いかがだったでしょうか。

高倍率ズームレンズの魅力と、またおすすめの組み合わせをご紹介いたしました。

結局実際に使ってみなければわからない、のがレンズ選びの難しいところ。特に初心者の方であればそうだと思います。Canon EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキットと共に、素敵なカメラライフをスタートさせませんか。

本キットにはMapCameraのYoutubeチャンネル内でも使用しておりますのでぜひこちらもご覧ください!

 

カメラを始める際に必要なアクセサリーとレンズキットをまとめたセットをご用意いたしました。
※ログイン後に表示され、少し時間がかかります。

↓↓↓

 

EOS R10 RF-S18-150 IS STMのその他の記事はこちら

【Canon】はじめてでも使いやすい!コスパ最強APS-C、EOS R10

 

\マップカメラならネット限定新品2年保証対象/

[ Category:Canon | 掲載日時:25年10月01日 19時55分 ]
【TAMRON】「150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD ソニーE用」からのポイントバックでお得にお買い替え

【TAMRON】「150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD ソニーE用」からのポイントバックでお得にお買い替え

まだ残暑の日差しを感じる日こそあるものの、朝夕の空気はすっかりと言っていいほど秋らしくなってまいりました。
紅葉や金木犀などの風物詩に加え、芸術、食の秋ともいわれるこの季節がめぐるにあたり、どうしても機材新調したくなるのは仕方がないもの。

本日はTAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD ソニーE用からステップアップにおすすめなレンズ2本をご紹介いたします。
本レンズは、超望遠ズームの大定番焦点距離を誇るレンズでありながら比較的リーズナブルな価格も魅力の大人気レンズです。
一方で、超望遠という極めて専門性の高い焦点距離であることから、ワイド側、そしてもちろんテレ側にも足りないと感じる方も多いもの。

今回は、そうしたお客様に向けて

CASE1:SONY FE 400-800mm F6.3-8 G OSS SEL400800G
CASE2:SIGMA Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS ソニーE用

この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。

 TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD ソニーE用からステップアップにおすすめレンズ

 

 CASE1:SONY FE 400-800mm F6.3-8 G OSS SEL400800G

 
SONYが2025年に入ってから発売したこれぞといっていいほどの超望遠ズームレンズ。
「G」の称号を冠する本レンズはその焦点距離だけにとどまらす、AF速度や精度、描写に至るまで他の追随を許しません。
500mmでは足りないという方に圧倒的な望遠体験をお届け!
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9月30日現在、TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD ソニーE用のお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥84,000-
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥8,400-
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥2,520-
最大買取見積合計金額:¥94,920-

>SONY FE 400-800mm F6.3-8 G OSS SEL400800G(新品)は¥242,880-~¥273,360-のお支払いで購入可能です!
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 CASE2:SIGMA Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS ソニーE用

 

 

超望遠ズームの宿敵といえばこれはもうワイド側の狭さと口をそろえて言われるもの。
そんな問題点を解決できてしまうのが本レンズ「SIGMA Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS ソニーE用」です。
相応の金額とやはり重さもネックではありますが、それだけの期待に応えてくれるレンズであることは言うまでもありません。
ワイド側と言いましたがなんと望遠側も100mm延長…!替えの効かない超万能レンズです。

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9月30日現在、TAMRON 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD ソニーE用のお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥84,000-
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥8,400-
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥2,520-
最大買取見積合計金額:¥94,920-

>SIGMA Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS ソニーE用へのお買い替え(新品・中古)はおおよそ¥159,880-~¥182,280-のお支払いで購入可能です!
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本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!


[ Category:SIGMA SONY TAMRON | 掲載日時:25年09月30日 19時00分 ]
【FUJIFILM】唯一無二のなめらかなボケを楽しめる名レンズ「フジノン XF56mm F1.2 R APD」と過ごす日常。

【FUJIFILM】唯一無二のなめらかなボケを楽しめる名レンズ「フジノン XF56mm F1.2 R APD」と過ごす日常。

今回はXF56mm F1.2 R APDを使用し、スナップ撮影をしてきましたのでご紹介いたします。

XF56mm F1.2 R APDは他のFUJIFILMレンズにはない、唯一無二のAPDフィルターを搭載したレンズになっております。
APDフィルターとはアポダイゼーションフィルターの略称であり、中心部の透過率は高く、周辺部に向かって透過率が低くなるフィルターです。
本来設計されていたF値からすこし落ちてしまうという点には注意が必要ですが、その分前ボケ、後ボケともに柔らかくなめらかなグラデーションの生むことができます。
他に類を見ないこのレンズの性能を見ていきたいと思います。まずは外観から。 質量が405gと少し重めのレンズですが、質感と写りは最高です。
鏡筒は他のFUJIFILMと同じく金属部品を採用し、高品位な外観に仕上げられております。
オレンジ色の目盛りで実際に撮影する際のF値が刻まれています。
 APDフィルターの搭載により像面位相差AFが使用できないという点に注意は必要ですが、スナップ撮影やポートレート撮影であれば問題に感じることはありませんでした。もはやこの辺りは使い慣れてくるとマニュアルフォーカスでいくらでも対応が可能かと思います。
では、撮影した写真をご覧ください。APDフィルターの滑らかなボケ感が緑の雰囲気をしっかり表現してくれます。FUJIFILMと言えばフィルムシミュレーション
日差しが差し込んだ場所はACROSを使いたくなります。鳩がちょうど柵にいたので、狙いを定めてポートレートのように撮影してみました。
ボケ感がとてもよく、被写体が浮き立っております。積乱雲が発達し、まだ夏らしさが残る一枚。
この色味はやはりFUJIFILMならではのもの。素晴らしい発色になっています。

わざと太陽の光を入れて撮影してみました。
飛行機のシルエットも雲のディティールもきっちり残っています。
雲は常に形や明るさを変えるからこそ、その場の雰囲気を撮影したときの感動があります。その一瞬を残すということはまさに写真の醍醐味だと思います。
X-T3はフィルムシミュレーションで写真を思いのままに撮る事ができ、ボケ感の特長的なXF56mm F1.2 R APDを操ることで、最高の1枚と出会えます!
秋の空に向けてぜひお手元にどうぞ。

▼FUJIFILMのカメラを検討されている方におすすめの記事はこちら▼

【FUJIFILM】小型軽量・おしゃれ・簡単。スマホと全然違う写真が撮れる、10万円台前半のミラーレスカメラ。

▼「欲しいリスト」に登録で決算セール対象に!?活用術をご紹介している記事はこちら▼

『欲しいリスト』登録で決算セール対象に!?「欲しいリスト」活用術

▼今回ご紹介した製品はこちら▼

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年09月29日 17時19分 ]
【Rollei】大切だから残したい、Rollei 35AFで日々の記録を

【Rollei】大切だから残したい、Rollei 35AFで日々の記録を

だんだん秋らしい季節になり、肌寒くなってきましたね。

食べ物の秋 スポーツの秋 etc…
たくさん言われていますが秋は小物とお洋服の組み合わせや重ね着が楽しめる。

つまり、 “ファッションの秋” と言っても過言ではないでしょう。
   

そんな今回、トップスにはPolo Ralph Laurenの赤いポロシャツ。
その上にkahaのシアー素材のカーディガンを羽織って、日差しの良い秋にも体温調節がしやすいようにしました。
パンツはユニクロのキュロット 08 DARK GRAY。靴はDr.Martensのブーツ ネイビー。
全体的にモノトーンが多い中でトップスの秋らしい色をアクセントに添えて、あっという間に過ぎていく秋時間を楽しもうと思います。

 

 

小さなバックにもすっぽりと収まり外観もかわいいRollei 35AFと一緒に、探索へ出かけました。

このバックは母から受け継いだもの。
質感の良い革とクラシックな見た目が気に入っています。
一つ難点をあげるとすると荷物を少なくしなければいけないところでしょうか。目指せミニマリストです。

 

 

Rollei 35AFは2024年11月に発売が開始し、現在も現行で販売している画角固定のコンパクトなフィルムカメラです。
1967年にローライ社から発売された「Rollei 35」は完全マニュアルだったのに対し、「Rollei 35AF」はAFと優先AEが搭載されました。
他にも内蔵フラッシュや自動でフィルムのISO感度を認識してくれる電子接点など、初めての方にも使いやすい機能を沢山備えています。

そして今回使用したフィルムはKodak Gold 200。その名の通り、ハイライトがゴールドカラーの質感なのが特徴です。
秋の陽光にはぴったりなのではないでしょうか。
カメラにもメーカーやレンズごとの特徴があるように、フィルムにも一つ一つに特徴があるのも楽しいポイント。

Rollei 35AFは35mmの単焦点で目で見た風景と近い画角のため、狭すぎず広すぎない丁度良い画角と言えます。
F値はf/2.8からf/16まで設定が可能です。
シャッタースピードや露出補正はAUTOも選択可能です。今回はF値以外はAUTOで撮影しました。

様々な機能を紹介していますが、直感的な操作が可能で撮りやすい画角のためフィルム初心者の方にもおすすめできるカメラです。

草木の繊細な描写と自然なボケ感が、写真に立体感を出してくれています。

操作も簡単で、レバーを引いてフィルムを巻き上げてカチッというシャッターを切れば、撮影完了です。
シャッターを切る時は片手でも簡単に撮影できるので、ふとした時にすぐに構えることができます。

私の気分をあげてくれるものの一つ、ネイルアート。
カメラを持った時やシャッターを切る時、どんなときも常に目に入る手元。爪先が可愛いと撮影の気分がより高まります。

そしてネックレスとピンキーリングには、CENE の POINT DOT NECKLACE と STONE PINKY RING。
上品なデザインでステンレス素材なのでさびにくいのが魅力。体温調節の難しい秋にもぴったりです。

最短撮影距離は0.7m。
最近のデジタルカメラのレンズに比べると少し遠目ですが、前ボケが作りやすく写真に奥行きができます。
片腕を伸ばした時の距離が大体0.7mと言われているので、風景やポートレートでも特に不便を感じる事はありませんでした。

秋の空は雲が綺麗ですね。
お月様も雲も綺麗な秋には、日中だけでなく夜にも撮影についつい行きたくなります。

光量測定が中央加重平均になっているため、この写真のように空の極端なハイライトを測光したために家の屋根がアンダーに写ってしまうことがあります。
そこはすこし気を付けた方がよいポイントです。

 

クラシカルな見た目と、操作しやすい機能を併せ持ったこの一台。

家族や友人と過ごす時間を共に過ごす相棒にRollei 35AFはいかがでしょうか。

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Camera : Rollei 35AF

accessory :CENE POINT DOT NECKLACE/STONE PINKY RING
Bag : renoma ショルダーバックポシェット
Cardigan : kaha シアーカーディガン
Tops :Polo Ralph Lauren ポロシャツ
Bottoms :ユニクロ キュロット 08 DARK GRAY
Shoes :Dr.Martens 8ホール ブーツ

知って楽しい!選択肢が広がる!そんなフィルムの紹介の記事はこちら

【Kodak】フィルム写真のすゝめ ~カラーフィルム~

 

[ Category:etc. | 掲載日時:25年09月29日 17時00分 ]
【AstrHori】絶対にボケないスペック?常識を超越したマクロレンズ「28mm F13 2X」をご紹介!

【AstrHori】絶対にボケないスペック?常識を超越したマクロレンズ「28mm F13 2X」をご紹介!

※※本ブログの最後に昆虫の写真がございます。苦手な方は恐れ入りますがご注意ください※※

奇怪なタイトルから始めてしまいましたが今回ご紹介するのは「AstrHori 28mm F13 Macro 2:1 Pro ペリスコープレンズ ダブルレンズセット」という商品です。主要ミラーレスマウント用に発売されており、本ブログに関してはSONY Eマウント用を「SONY α7IV」に装着して撮影してきました。

ただスペックとして「28mm F13」と聞くと(なんだそのボケないレンズは…)という感想を持たせるのが関の山。しかしそれでは当然終わりません。このレンズの何がすごいかはそのマクロ機能。商品名に『2X』とある通り、等倍マクロのさらに先、センサー上に被写体の大きさを倍にして写すことができるのです。例えば作例でもご紹介する1cmほどの小さな昆虫、これが最短までよれば2倍の大きさ2cmとなってフルサイズセンサーに投影されると考えてみてください。フルサイズセンサーは「約36mm×24mm」の大きさですから、縦幅いっぱいくらいまで拡大できるということ。これは驚きの数値です。

さらに開放でF13、絞り込めばF40まで絞ることによってどんなにマクロ撮影をしても被写界深度を厚く保つことも可能。常用レンズではあまり聞かない絞り値はこのマクロ域におけるボケ制御の為にあるのです。御託はこの辺にして、圧倒的な「マクロの世界」をお楽しみください。

まずは手近なもので撮影開始。
普段使っている綺麗な小物たちと車検を終えたばかりぴかぴかのカーオーディオを超マクロで。

普段、本当に毎日目にしているはずのモノたちですがここまで寄って見ることはなかなかなく、その質感までもが如実に感じ取れるため新鮮さすら感じるほど。
3枚目の写真、いつも必ずと言っていいほど持ち出すズミクロンは「F40」まで絞って反射までボケを作らず撮影してみました。このマクロ機能が故に本レンズのワーキングディスタンスは常時数cm、どうしてもレンズの影が出来てしまうので鏡胴の先端にLEDライトがついています。それがここまで綺麗な反射を生みました。

このレンズを見ているとふと昆虫写真に特化した「虫の目レンズ」というものを思い出しました。
昆虫写真家の栗林慧氏がオリジナルで考案したもので、被写体である昆虫に寄りながら背景も写すことができるというもの。幼少期によく絵本、もとい写真本を読みながら憧れたものです。

そこで私も昆虫を撮りに行こう思い立ちフィールドへ。

まずは肩慣らし。
一部の写真は「ペリスコープ」というレンズの先端が90度曲がったレンズで撮影をしてみました。
最初は癖を感じるものの、非常に長いレンズの取り回しを考えると通常のまっすぐ前を写す方だけでは体勢がおかしなことになってしまうので、実はあってよかった選択肢です。

動いている被写体を追うのは至難の業…
少し日も傾いてきて明るさをできるだけ確保したいがために開放F13で撮影をしたのでピントは非常に浅いまま。
その分ボケ味はある程度大きく、しっかりとフレーミングさえできれば雰囲気は出せそうな予感は感じるのですが。

▼ご紹介したレンズはこちら。(昆虫写真が苦手な方はここでお戻りください)▼

撮影地に生息している昆虫たちは特別珍しい種類ではありませんが、マクロ撮影で写すとその世界に入り込んだ表現が可能です。
さながらバグズライフのよう。ご覧ください。

絞り込まなかったことが功を奏し、うまく写せた写真では被写体が浮き立つような立体感を伴う写真を撮影できました。
まずはおそらくセセリチョウの一種。難しいながらも複眼にピントを合わせることができ、理想的な1枚に。
もう少し光量があれば絞り込んで背景まで写せたシチュエーションなのでリベンジが急がれます。

ホソヒラタアブの採蜜。花はハゼランでしょう。
元は園芸品種でしたが後に野生化したもので、この桃色の花の大きさは1センチに満たないほど小さいのですがこの写真ではそうは感じさせないはず。
焦点距離が28mmということもあり背景まで広く画角に収められているのがある意味面白い違和感としてエッセンスに加わります。

最後はアオイトトンボの飛翔。
近年めっきり見なくなった本種、偶然にも捉えることができ昆虫少年だった頃の血を思い出してつい感動してしまいました。

・・・

いかがでしたでしょうか。
一見するとギョッとしてしまうシルエットの本レンズですが使い方に慣れてくると思い通りの世界を演出でき大変面白い1本でした。

本来であればコマーシャルにおける精密な商品撮りなどが想定されるレンズではあるものの、マクロ撮影が好きな方にはぜひおすすめしたい商品です。
私自身、中望遠域のマクロレンズは何度か楽しく使用したことがありますが、さすがにこのスペックを味わうのは初めて。
背景まで写せるということは「小さいものを覗く」よりも「小さい世界に入る」感覚に近く、日常を完全な非日常に落とし込むことが出来ました。

決して「安い!」と言えるものではないものの一見の価値あり。
是非マウント、用途に合わせてご検討ください!

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:25年09月28日 19時40分 ]
【HASSELBLAD】XCDレンズが解き放つ、1億画素カメラの真のポテンシャル④

【HASSELBLAD】XCDレンズが解き放つ、1億画素カメラの真のポテンシャル④

デジタル時代に中判カメラの魅力を再定義したハッセルブラッド。
その独自の世界観を支えるのが、Xシステムのミラーレスカメラ用に設計されたXCDレンズです。
卓越した光学性能、レンズシャッターによる全速ストロボ同調、そしてコンパクトな設計。これらは、中判の豊かな階調や空気感を、より身近なものにしてくれます。
このレンズは、プロの現場からハイアマチュアのクリエイティブな挑戦まで、幅広い写真家を魅了し続けています。
この記事では、そんなXCDレンズの魅力と特徴を深掘りしていきましょう。

今回ご紹介するレンズはXCD75mm F3.4 Pです。発売は2024年11月と、XCDレンズの中でもかなり新しいレンズとなります。

35mm判換算で59mm相当。少し狭めの標準レンズ、もしくはちょっと短い中望遠レンズといった焦点距離です。
「ポータブル」を意味するXCD 「P」シリーズの名を冠したレンズらしく、質量は約398g。全長も約76mmと、とても小型軽量に仕上がっています。
近い焦点距離のレンズラインナップとして、XCD80mm F1.9と既に生産完了したXCD65mm F2.8がありますが、XCD80mmの質量が約1044g、XCD65mmが約727g。XCD75mm F3.4 Pのコンパクトさが際立ちます。

価格も現在、新品で31万円台と、XCDレンズ群の中では比較的お求めやすいお値段。広角系レンズと合わせての1本など、レンズシステムを構築するうえで選択肢に挙げておきたいレンズです。

では、肝心の写りはどうか?見ていきましょう。
今回はX2D 100Cに装着して撮影を行いました。

撮影は9月下旬。まだまだ夏を思わせるような強い日差しでしたが、吹く風は涼しさも含んだ優しいもの。撮影にはうってつけの1日でした。

F3.4 1/1600秒 ISO100

まずは絞り開放で、この時期でも活き活きと(?)咲くヒマワリを。花との距離は、1mに満たないくらい。
F3.4と抑えめの開放値ですが、中央部分(これも花だったと)の細かな花粉まで細密に写っているのに対し、その奥の黄色い花弁は柔らかくボケています。
奥に伸びる柵もなだらかにボケていき自然な印象です。

F3.4 1/500秒 ISO100

ポートレート撮影のつもりで。
このレンズでポートレート撮影した場合、距離にもよりますが絞り開放でも背景はかなり形を残すようです。
それでいて、解像力は高いので合焦面が浮き上がるような印象に。
アップの撮影‎より、ちょっと引きで風景とともに撮る感じが向いているかもしれません。

F3.4 1/640秒 ISO64

F8 1/250秒 ISO64

F8まで絞り込んでの撮影。ジェットコースターの人々の笑顔やゴンドラの窓の汚れまで確認できます。
かなり強い日差しだったので、肉眼では光って白っぽく見えていたのですが、XCDレンズはきちんと色彩を表現してくれました。

F4 1/1600秒 ISO64

ローアングルで背面液晶画面をチルトさせての撮影。
35mm判換算59mm相当でも、濃い青空のもとでは周辺減光が見られます。
でもそれがドラマチックな雰囲気を醸し出し、現実感を薄れさせるような効果を。

F4.8 1/250秒 ISO64

金属のサビたところや壁の感じなど色味を忠実に再現しています。

F8 1/200秒 ISO100

絞り優先オートでの撮影ですが、中央部重点の測光が石畳の反射を拾い実際よりアンダー目の露出になりました。
それがかえって雰囲気ある描写に。

F4 1/200秒 ISO200

同じ石畳を2階のバルコニーから。

F5.6 1/250秒 ISO200

前ボケも乱れず自然な感じになるので、こうした切り取り方でもうるさくなりません。

F4.8 1/40秒 ISO200

F5.6 1/13秒 ISO200

だいぶ日も暮れてきました。ハッセルブラッドのナチュラルカラーソリューション(HNCS)は、そんな空気感も変に味付けすることなく、見たままに近い色味で再現してくれます。

F8 1/2秒 ISO800

なるべく絞って撮影したかったのですが、さすがに低感度では撮影困難に。ISOを800まで上げました。
時折風も吹くなか、ちょっと台に添えたら1/2秒でもここまで撮ることが出来ました。

35mm判換算59mm相当という画角は、標準レンズとしても中望遠レンズとしても使えるものでした。
さらに小型軽量なことが、その自由度をさらに高めている気がします。
今回の撮影の間、ずっとストラップを手首に巻き付け片手で持ち歩いていたのですが、全くと言っていいほど苦になりませんでした。
そして、エントリーモデルというには余りある描写性能。
中判レンズらしい解像力、ハッセルブラッドらしい色彩再現力。

このレンズ1本で、街に繰り出すもよし、ポートレート撮影を楽しむもよし。
はたまた広角レンズとの組み合わせで旅に出るのもよいかも…
万能レンズとしてバッグに入れておきたい1本です。

F3.4 1/20秒ISO800

・・・

今回はXCD75mm F3.4 Pを紹介いたしました。
単なる道具を超え、写真家の創造性を刺激するXCDレンズ。
その卓越した描写力は、中判カメラでしか味わえない唯一無二の表現をもたらしてくれます。
「写真を通して、何を伝えたいか?」
この問いへの答えを、XCDレンズはきっと見つける手助けをしてくれるはずです。ぜひ、あなたもこのレンズを手に、新たな物語を紡いでみてください。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年09月28日 18時30分 ]
【TAMRON】「SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD Model A005(キヤノンEF用)」からのポイントバックでお得にお買い替え

【TAMRON】「SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD Model A005(キヤノンEF用)」からのポイントバックでお得にお買い替え

扱いやすさとコストパフォーマンスで人気の望遠ズーム「SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD Model A005」。十分に頼れる存在ですが、“もっと明るく表現したい”“さらに遠くを狙いたい”という欲が出てくるもの。
そんなあなたに向けて、次のステップにふさわしい2本のレンズをご紹介します!

目次
  1. ≪CASE1≫ SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2/Model A025
    1. ポイント①:F2.8の明るさで被写体を際立たせる
    2. ポイント②:手ブレ補正VCの進化で暗所にも強い
    3. ポイント③:プロユースに応える描写性能とAF追従
  2. ≪CASE2≫ 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USD/Model A035
    1. ポイント①:より遠くへ届く400mmの焦点距離
    2. ポイント②:軽量設計で持ち歩きやすい超望遠
    3. ポイント③:VC搭載&テレコン対応で拡張性も抜群
  3. ≪まとめ≫ あなたの撮影スタイルに合う“次の一本”は?

~圧倒的な明るさと描写力で、表現を一段と深める~
 SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2/Model A025

  ポイント①:F2.8の明るさで被写体を際立たせる

F2.8通しという明るさは、F4-5.6からの大きな進化です。背景をしっかりぼかすことで被写体が浮かび上がり、ポートレートではプロのような立体感を演出できます。明るさがあるため暗所でもシャッタースピードを稼ぎやすく、感度を上げずに撮影できるのも大きな魅力。特に運動会や発表会など、暗めの屋内での撮影でも安心です。

  ポイント②:手ブレ補正VCの進化で暗所にも強い

最新世代の手ブレ補正VCは最大5段分の効果を発揮。望遠域や薄暗い環境でも安心して手持ち撮影ができ、失敗カットを大幅に減らします。従来の70-300mmではどうしてもブレやすかったシーンでも、このG2なら安定感が違います。三脚が使えない場面や、咄嗟のシャッターチャンスでも頼りになる存在です。

  ポイント③:プロユースに応える描写性能とAF追従

解像力の高さとコントラストの良さに加え、最新設計のAF駆動により被写体への食いつきも向上しています。動く人物やスポーツシーンでも的確にピントを合わせ、シャープな一瞬を逃しません。ブライダルやスポーツ撮影といったプロの現場にも耐えられる性能で、まさに「70-300mmからの次の一本」にふさわしい万能望遠ズームです。

こんな人にオススメ
○ はじめて大口径F2.8望遠ズームを使ってみたい
○ ポートレートやイベントで“背景をぼかした表現”を楽しみたい
○ 明るさと描写力で、写真の完成度をワンランクあげたい

 

 

2025年9月28日現在の下取り見積金額

ワンプライス買取価格:¥11,400~22,400
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥1,140~2,240
買取優待券お持ちの方は見積金額3%UP:¥342~672
最大買取見積合計金額:¥12,882~25,312

>SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2へのお買い替えはおおよそ¥120,713~¥133,143のお支払いで購入可能です!


~さらに遠くを鮮明に切り取る、望遠表現の新たな可能性~
 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USD/Model A035

  ポイント①:より遠くへ届く400mmの焦点距離

70-300mmではあと一歩届かなかった被写体に、100-400mmならしっかり迫れます。鉄道や飛行機のディテール、グラウンドの奥でプレーする選手、遠くの野鳥など、撮影できる対象が一気に広がるのが魅力です。画質も新設計により向上しており、テレ端でもシャープな描写が楽しめる一本です。

  ポイント②:軽量設計で持ち歩きやすい超望遠

クラス最軽量の約1.1kgという重量は、超望遠ズームの中でも持ち出しやすさが段違いです。旅行や日常の散歩にも気軽に持ち歩けるので、これまで大きさや重さで超望遠を敬遠していた方にもおすすめです。300mmから400mmに伸びても携帯性を犠牲にしていないのは大きなポイントです。

  ポイント③:VC搭載&テレコン対応で拡張性も抜群

強力な手ブレ補正VCにより、超望遠で気になるブレを抑制。望遠撮影初心者でも安心して撮影を楽しめます。また、TAMRON純正テレコンに対応しており、必要に応じて焦点距離をさらに伸ばすことも可能。野鳥や航空機など、より遠距離の被写体に挑戦したい方にとって、ステップアップの余地を残してくれるのも魅力です。

こんな人にオススメ
○ もっと遠くの被写体を鮮明に捉えたい
○ 野鳥や鉄道・飛行機など望遠ならではのジャンルに挑戦したい
○ 軽量で持ち歩きやすい超望遠ズームを探している

 

 

 

2025年9月28日現在の下取り見積金額

ワンプライス買取価格:¥11,400~22,400
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥1,140~2,240
買取優待券お持ちの方は見積金額3%UP:¥342~672
最大買取見積合計金額:¥12,882~25,312

>100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USDへのお買い替えはおおよそ¥43,488~¥55,918のお支払いで購入可能です!


 まとめ|あなたの撮影スタイルに合う“次の一本”は?

70-300mmからの買い替えには、大きく二つの方向性があります。
人物やイベント撮影をメインに、明るさと描写力を追求するなら「SP 70-200mm F/2.8 G2」。ポートレートでの美しいボケや暗所での安定した撮影は、確実にワンランク上の仕上がりを実現してくれます。
一方で、より遠くの被写体を撮りたい方には「100-400mm F/4.5-6.3」が最適です。300mmでは届かなかった被写体に迫れ、軽量設計で持ち出しやすさも抜群。
被写体や撮影スタイルに合わせて、あなたの「次の一本」を選んでみてはいかがでしょうか。


本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!

マップカメラでは、安心の定額買取「ワンプライス買取」を実施しております。
買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。

さらに先取/下取交換でのお支払いでもポイントが貰え、貯まったポイントを使っても、その分にもポイントが貰えます!
還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!

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[ Category:etc. | 掲載日時:25年09月28日 12時00分 ]
【Nikon】これからの基準たる至高の標準レンズ。NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II

【Nikon】これからの基準たる至高の標準レンズ。NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II

2025年9月26日、Nikonから待望の新レンズ「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」が発売されました。
その外観については先行レポート時にたっぷりとお伝えいたしましたが、今回は気になる描写について深掘りしていこうと思います。


▽先行レポートはこちらからご覧いただけます▽

【Nikon】さらなる進化を遂げた究極の標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」先行レポート



旧型となるI型からさらに画質が向上していると聞いていたためボディは4571万画素センサーの「Nikon Z8」をチョイス。
細かなリベットの部分などをどこまで解像できるかと期待しながら、東京タワー周辺へと向かいました。
そうして撮影したのがこちらの写真です。お目当ての東京タワーまではまだ距離がありますが、細い柱の1本1本まで描写しています。リサイズしてもなおこの解像感で、元画像では画面等倍でもまだまだ余裕があると思わせるような写りです。


続いては旧型から進化した近接性能を見てみます。こちらは0.6mほど離れての撮影ですが、テレ端での最短撮影距離は0.33mとさらに寄ることもできます。
近接域でも画質劣化がほとんど見られずシャープな写りを維持しています。


単なる公園の遊具ですがツヤツヤと輝いていたのが印象的でカメラを向けました。ツヤツヤとした、触るとひんやり冷たそうな質感が良く伝わってきます。
旧型から比較してレンズ構成枚数が少なくなったことがよく作用しているのか、透明度がさらに向上しています。


撮影していて、特にアンダーの写りが美しいと感じました。まるで高級単焦点レンズを扱っているかのようです。
撮影を通じて、光の入り方や向きが良く写るレンズだと感じました。


ボケについてもF2.8を活かした大きなボケ量はもちろんのこと、ざわざわとした感じは全くせず柔らかなボケ質です。


さて東京タワーの麓までやってきました。大きく見上げるようにしてカメラをあおると、やはり当初の企み通り、見事なまでの解像度を発揮してくれました。
注目いただきたいのはタワーだけではありません。テクスチャが細かな枝葉を画面の最周辺部に配した”レンズ泣かせ”の構図ですが、画面中央から四隅に至るまで各収差は徹底的に抑えこまれています。画面全体で均質な画質であるということは、例えば撮影後にトリミングをする際にも違和感がなく、作品撮りではもちろん、報道用途でも歓迎されるレンズの要素の一つです。


水が作り出す波紋の質感の捉え方と、背景のなだらかで大きなボケ感。特に奥に連なる水の玉ボケが印象的です。


線香が作り出す煙の一瞬の表情も豊かに写すことができます。




圧倒的な解像性能、豊かなボケと立体感。それでいてサイズ感も非常に取り回しやすい。このレンズの持つ欠点はもはや「これ一本で全て撮れてしまう」ということだけでしょうか。
そう思うほどに、試写の間レンズに対する不満が一切ありませんでした。仕事柄たくさんのレンズを使っていますが、その中でもこのレンズは久しぶりに「すごいレンズが出てきた」と思わされるものでした。


このレンズを試写して、素直にこのレンズと単焦点レンズの違いを考えていました。
普段ズームレンズと単焦点レンズを比較する際にしばしば用いる「ズームレンズは便利な反面、画質では単焦点レンズに譲る」という言葉は、ことこのレンズに関しては当てはまらないのではないでしょうか。
そういった意味では、このレンズはこれからもなお性能向上の一途を辿るズームレンズにおける、ある種のマイルストーンと言えるかもしれません。
そして撮影者にとってのこのレンズはまさに「終の一本」と呼ぶに相応しいレンズです。これ一本でどこにでも行ける。そう思わせてくれる、Nikonの傑作の誕生です。


▽「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」開発者インタビューの様子はこちら▽

【Nikon開発者インタビュー】まさに最高性能! 「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」の魅力に迫る!

▽コストパフォーマンスに優れた先代「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S」の紹介はこちら▽

【Nikon】今だからこそ手に入れたい!「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S」の魅力3選


▼「Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」今なら即納可能です!▼


▼今回使用したボディ「Nikon Z8」はこちら▼


[ Category:Nikon | 掲載日時:25年09月27日 17時21分 ]
【GoPro・DJI徹底比較】GoPro Hero 13&12 vs DJI Osmo Action 5 Pro&4

【GoPro・DJI徹底比較】GoPro Hero 13&12 vs DJI Osmo Action 5 Pro&4

アクションカムの代名詞と言っても過言ではない人気メーカーGoPro。
長らくGoProが独走状態だったアクションカム市場において、近年はDJIが力強く追い上げを見せシェアをひろげつつあります。
性能面にどんな違いがあるのか気なっている方も多いと思いますのでGoProとDJIの人気機種の計4種を比較しました。
さまざまな項目で比較していますのでぜひご覧ください。
 

目次
    1. GoPro Hero 13 vs DJI Osmo Action 5 Pro
      1. スペック比較
      2. 外観
      3. 手振れ補正
      4. 昼間撮影
      5. 夜間撮影
    2. GoPro Hero 12 vs DJI Action4
      1. スペック比較
      2. 外観
      3. 手振れ補正
      4. 昼間撮影
    3. 最後に

 

 GoPro Hero 13 vs DJI Action5Pro

 

 スペック比較

 

 

 外観

 

外観についてはGoPro Hero13(以下Hero13)の方が一回り程DJI OSMO Action 5 Pro(以下Action 5 Pro)より大きい作りになっています。
また前面にも小型モニターが搭載されており、自撮りをしたい場合でも使いやすい設計になっています。
 

液晶モニターの大きさも本体サイズに比例してHero13がAction 5 Proを少し上回ったサイズになっています。
 

 手振れ補正

 
手振れ補正の比較になります。Hero13は最も広角の12mmで手振れ補正が使えるの対して、Action 5 Proは最も広角の13mmを使おうとした場合手振れ補正を切らなければなりません。
そのため超広角目的で使用の場合はHero13の方が使いやすいのではないかと感じます。
 

こちらに関してはAction 5 Proのほうが補正の効果(縦揺れ/横揺れ耐性)は高いものの、Hero13の方が映像に対して電子補正の歪みが少ないためかより水平がとれた状態で出力されていると感じます。
※手振れ補正の比較ではAction 5 proのクロップが作動してしまうため、画角を近いものにするためHero13もカメラ内でクロップを施しています。Hero13の場合、動画内の画角からより広角にした状態で手振れ補正を使うことが可能です。
またAction 5 proは一番強い手振れ補正がRockSteady 3.0+なのですがクロップ率が高いため、今回は一番クロップ率が少ないRockSteady 3.0を使用しております。
 

 日中撮影

 
ここからは実際の写りを比較していきたいと思います。まずは昼間の作例をご覧ください。
 

 
ダイナミックレンジ(階調の幅)に関してはHero13も優秀ですが白飛びを抑えられている所からAction 5 Proに軍配が上がる形になりました。一方画質に関してはActin 5 Proは最大で4K出力なのに対しHero13は最大で5.3Kの映像を出力可能です。そのため、拡大した際にHero13の方がディティールを残せており解像性能の高さが伺えます。
オートホワイトバランスに関してはそこまで差は感じませんでしたが、ほんの少しHero13が暖色寄りAction 5 Proが寒色寄りの描写となっておりました。
 

 夜間撮影

 
この2機種で特に差が出るであろう夜間撮影で比較してみました。Action 5 Proに関してはSuperNightモードを使用して撮影しております。
 

センサーの大きさ自体はHero13が上回ってはいるものの、夜間撮影に関してはSuperNightモードの搭載があることからAction 5 Proの方が全体的に明るく、かつ元々のダイナミックの関係もあり比較すると少々白飛びも抑えられていることがわかります。
 

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 GoPro12 vs DJI Osmo Action4

 

 スペック比較

 

 

 外観

 


こちらもまたHero13とAction 5 proの比較と同じくGoPro Hero12(以下Hero12)の方がDJI Osmo Action 4(以下Action4)より一回り大きく、かつ液晶サイズも同様にHero13の方が少し大きいサイズになっています。
 

 手振れ補正

 

こちらについては大きな差は見られませんでしたが、ほんの少しHero12の方が縦揺れに対しての補正効果は強いのではないかと感じます。
※先ほどの比較と同様に、Action 4も手振れ補正を入れた場合クロップされるためHero12を近い画角にするためクロップを入れております。
またAction4は一番強い手振れ補正がRockSteady 3.0+なのですがクロップ率が高いため、今回は一番クロップ率が少ないRockSteady 3.0を使用しております。
 

 日中撮影

 

こちらも先ほど比較と同様にAction 4が4Kに対しHero12は5.3Kであるため画質面ではHero12の方が優れている結果となりました。またオートホワイトバランスに関してもHero12が暖色寄りでAction 4が寒色寄りの結果になりました。
 

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 最後に

 
画質やナイトモードなどそれぞれに違いや長所など迷う点が沢山あるため、ご自身にあった機種を見つけられますと幸いです。
GoPro/DJI ActionシリーズのレビューについてはMapCameraのYoutubeチャンネルでも公開しておりますのでぜひこちらもご覧ください。

 

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[ Category:etc. | 掲載日時:25年09月27日 13時05分 ]
【Canon】もっと気軽にVlog・動画を始めたい、そんなあなたにPowerShot V10

【Canon】もっと気軽にVlog・動画を始めたい、そんなあなたにPowerShot V10

普段から写真の記録や動画の記録に、カメラを用いらずスマホで済ませているそんなあなたにおすすめしたいカメラがPowerShot V10。

V10とスマホの比較
外観は非常にコンパクトで小さいのが特徴。大きさは昨今のスマホと比べるとモニターを畳んだ高さはスマホの半分くらい、代わりに厚みがスマホよりあるといったサイズ感。
これだけコンパクトなので私服の胸ポケットなどに忍ばせておくことも容易です。筆者のように普段からある程度のサイズのカバンを持たないような方にはうってつけのカメラです。

背面にスタンドがあり様々なシチュエーションでも安定して立てて使うことが出来ます。また、スタンドを使わなくても本体に厚みがあるのでテーブルのような平面な環境でしたらスタンド無しでも自立してくれます。
モニターはチルト式になっており180°回転するので自分撮りも簡単に出来ます。


Vlog向けのカメラということで動画作例を作成しました。
本機は動画がメインのモデルであり、細かい設定をあえて排しておりとにかく簡単に撮れることに特化させているのが特徴。
とはいえ簡単操作ながらもタイムコードのような音声を同期させる機能はしっかりと入っているのであとから映像と音声と編集で合わせるといった高度な編集は可能になっているのは嬉しいポイントです。

実際に撮影をしている様子
動画の冒頭にもある実際使用しているシーンを切り出しました。
見ていただくと分かる通り、かなり小型であることが分かるかと思います。スマホと同等の手軽さを求める方には機能面やサイズ感については、うってつけのカメラであると言えます。

車窓の映像の切り出し
1.0型センサーの画質感
本機は、換算19mm相当の広角レンズと1.0型センサーの大型センサーを搭載したカメラです。このセンサーと呼ばれる部分はカメラの画質に直結する部分の一つで、簡単に書いてしまうと大きければ大きいほど画質が良くなります。
1.0型センサーは、スマホで一般的に使用されているセンサーサイズと比較をした時におよそ3~4倍くらい大きいサイズになっているため、スマホよりも高画質で写真を撮ることが出来ます。

電車の車窓から見える雲の表現を見ていただくと分かると思いますが、青と白の境目をしっかり描写しています。
また、ビル群の質感も同様に大型センサーのおかげでしっかり表現できています。

華を写した切り出しのカット
本機は動画機なので、優れた手ブレ補正を搭載しています。
小型・軽量なので、光学的な手ブレは入っていないのですが、代わりに電子の優れた手ブレ補正が搭載されています。特に「強」に設定した時は、画角が少し狭くなってしまうのですが元が19mmとかなり広めのレンズなので自撮りに不便さを感じませんでした。その場に留まりつつ大きく風景を入れたいときは「切」もしくは「入」、歩きながらブレを抑えつつ撮りたい場合は「強」と使い分けるのがおすすめです。

Tasty Warm切り出し作例①
更に動画にカラーグレーディングを施すことが可能で、雰囲気を簡単に変えることが出来ます。
今回適用したのは、「Tasty Warm」という色。あっさりした優しいオレンジ系の色が動画全体に反映されて柔らかい雰囲気の動画に仕上がってくれるのが特徴です。秋の暖かい日差しの雰囲気を表現したかったので今回はこの色味にしました。

いかがでしょうか。
今回は、お手軽・高画質なVlogカメラであるPowerShot V10をご紹介させていただきました。
動画には興味あるけどいろいろ難しい、機材が嵩張って機動力が下がってしまうから、と二の足を踏んでいる方にこそ、一度試していただきたい一台です。動画デビューや普段のフォトライフの記録用のサブ機としても非常におすすめですので、ぜひご検討ください。

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[ Category:Canon | 掲載日時:25年09月27日 12時30分 ]
【Carl Zeiss】最高の50ミリに出会うということ。<br>Otus ML 50mm F1.4 / “ZEISS” vol.4

【Carl Zeiss】最高の50ミリに出会うということ。
Otus ML 50mm F1.4 / “ZEISS” vol.4

『鳶(トビ)』を意味する『Milvus』
『木葉梟(コノハズク)』を意味する『Otus』

各社がオートフォーカスの速さと正確さを競う時代に生まれた重量・採算度外視のマニュアルフォーカスレンズたち。

鳥類の眼の如く鋭い描写性能を目指し生まれたレンズ群を自称ツァイス信者が紹介するこのシリーズ。
一眼レフ用の15本を紹介し終えたのが3年前。
あっという間に月日は経ち、ML(ミラーレス)の名を冠した『Carl Zeiss Otus ML 50mm F1.4』が満を持して登場いたしました。

 

 

今年2月に発表された本レンズ。15本全てをトライしその素晴らしさを誰よりも強く実感していた筆者が見逃すはずもなく、予約開始後すぐに注文。これほどまでに発売日を待ちわびたことはないくらい。本当にそのくらい楽しみに待っていた1本です。今回のテストは自然豊かな渓流での釣りを楽しみながら行いました。竿やリールの他、ランディングネットにルアーの数々。多少不便でも性能よりデザイン、色どりや調和を優先して選んだ道具たち。自宅で触れ、眺めているときの高揚感はどこか写真機材に近い感覚があり、写真好きが釣りに惹かれることと無関係ではない気がしています。駆け出しの釣り人が渓流で知った「最高の50ミリに出合うということ」の感動を、少しでも写真でお伝えできると幸いです。

15本の一眼レフ用『Milvus』・『Otus』のレビューは以下からご覧いただけます。

vol.1はこちら

vol.2はこちら

vol.3はこちら

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Riverside -低光量下で光る類稀な質感再現、緻密な描写性能-

 

山中の渓流にてルアーフィッシング。清々しい空気を胸いっぱいに吸い込みながら川の美しい魚たちと駆け引き。昨年末に釣り竿を購入し、何度かエリアトラウト(管理釣り場)で練習を重ね夏の盛りにネイティブトラウト(自然環境下での釣り)に挑みました。当たり前ですが簡単に釣れるはずもなく刻一刻と時間だけが過ぎていきます。渓流で暮らすイワナやヤマメは約10度から15度ほどの水温を好むため、日が昇る前に出発して日暮れと同時に納竿することもしばしば。夢中になって竿を振っていると、日々の雑事から解放されて時間も疲労も忘れてしまうのだから不思議です。

比較的浅く流れの穏やかな小川での釣行は、魚が潜んでいるであろう岩や草の影にルアーを正確に流し込むことが重要なポイントになります。ネットインの直前に針が外れてしまったあの魚はヤマメだったのか、イワナだったのか。忸怩たる思いに苛まれながら写した同行者が釣ったアユ。その美しい魚体、清流、ネットの質感に、悔しい思いをすっかり忘れて撮影に没頭しておりました。拡大してその解像力をお楽しみいただけますので是非ご覧ください。

いづれの作例も辺りが仄暗くなるなかで撮影したものですが、低光量下でも失われないメリハリと立体感に強く感激したカットです。

 

Upstream -明暗差をドラマチックに活かす諧調性能-

 

この日は急流の中を駆け上がっていきます。流れが速く足場の悪いフィールドで写真を取りながら魚を追うことは難しく、結局この日はお目当てのアマゴを拝むことなく終了。根掛かりをしたルアーを回収する際にレンズを流れに浸したり、川底に沈む岩肌に足を滑らせたり。痛い思いをして学んだことは机の上で覚えたことより身に付くものです。無我夢中で流れに足を浸し、掴んだ岩肌の苔の感触は、普段触れるどんなものよりも優しく心地良い。初めて訪れたはずなのにどこか懐かしい気持ちにさせる包容力が自然にはあります。

カールツァイスの魅力的なコントラストを、正確にコントロールする余裕があるのがこのOtus。高い諧調性能を活かして木漏れ日の具合をイメージ通りに再現することができました。砂金まで写すOtusの実力は水面のカットで確認可能です。

 

・・・

 

 

渓流を上流へ遡ることを「遡行する」と言います。足を水に浸し流れに逆らって昇るのは、川上に向かって泳ぐ魚の背後からルアーを投げ込むためであり、川の始まりである源流を目指すためでもあります。どれだけの歳月があればここまで苔生すのか。日常とは異なる時間軸を感じながら、五感で自然を浴びながら慎重に歩みを進めていきます。

流れを写したカットでご覧いただけますがフリンジは出ます。しかし嫌な滲み方はせず、現像プロセスで抑えることができる範囲です。

 

 

猛暑の都心を離れて過ごす山中での時間は、日々のあれこれから解放された至福のひと時。といえるほどまだ余裕はなく、流れや苔に足を取られぬよう緊張し続けなければなりません。足元のキノコは食べられるのか、その蛇は毒を持っているのか、熊はいないか。無知を知ることができる貴重な時間です。

山中のカットは車の助手席から撮影しています。窓ガラスを挟んでいることを忘れる迷いのない解像力、ドライブ中も膝の上に置きたくなる一本に仕上がっています。

 

 

「永遠に幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい」ということわざがあるそうです。人間の思い通りにいかない自然の中で忍耐強く、知恵を凝らして手にした一匹。なんでもスマートフォンで手軽に手に入れることのできる現代社会で生きる私たちが忘れがちな、深く本質的な幸福感・満足感。自己の内面と向き合い精神的に豊かになることを説いた言葉でしょうか。

実際に渓流に入ると、美しい淡水魚たちを相手に私たち人間は圧倒的に不利な駆け引きをすることになります。惨敗続きですが釣行を重ねるたびに募る、もっとうまくなりたいという気持ち。まるで学生時代に戻ったような沸き上がる向上心は社会に出て暫く忘れてしまっていた大切な心持ち。この感情をバネにして、一人前の釣り人を目指し精進していく次第です。

待望の『Carl Zeiss Otus ML 50mm F1.4』。期待を越え、イメージクオリティを一段も二段も高みへ運ぶカールツァイスの現在地を知るに相応しい一本。「最高の50ミリに出会うということ」の喜びが皆様にも伝わっていることを願って、このあたりで筆と竿を置かせていただこうと思います。

 

当代最高の50ミリ、ZEISSの神髄を感じたい貴方へ。



[ Category:Canon Carl Zeiss & Voigtlander | 掲載日時:25年09月26日 19時00分 ]
【FUJIFILM】「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount (フジフイルムX用)」からのポイントバックでお得にお買い替え

【FUJIFILM】「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount (フジフイルムX用)」からのポイントバックでお得にお買い替え

段々と涼しくなってきているこの頃。お散歩や遠出にもぴったりの気候になってきました。これから始まる紅葉などの秋イベントにカメラを持ってお出かけしてみるのはいかがでしょうか。

本日はNOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount (フジフイルムX用)からのお買い替えにおすすめなレンズを2つのケースに分けてご紹介いたします。
開放F値が明るいこちらのレンズは、柔らかいボケで被写体の立体感を演出してくれます。

しかし中には、「同じく開放F値が明るめなもので、違った焦点距離のレンズを使ってみたい!」
とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そうしたお客様に向けて

CASE1:【Voigtlander NOKTON 35mm F0.9 Aspherical X-mount(フジフイルムX用)】
CASE2:【フジノン XF35mm F1.4 R】

この2つのレンズをご紹介し、それぞれの魅力や特徴をご説明いたします。

 NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount (フジフイルムX用)からお買い替えにおすすめレンズ

 

 CASE1:NOKTON 35mm F0.9 Aspherical X-mount(フジフイルムX用)

 

NOKTON 35mm F0.9 Aspherical X-mount(フジフイルムX用)は35㎜判換算で約50㎜の大口径マニュアルフォーカスの標準レンズです。
開放F値はF0.9と非常に明るく、綺麗にボケてくれることで被写体の存在感をより引き立たせてくれます。

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9月26日現在、【NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount (フジフイルムX用)】からのお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥45,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥4,500
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥1,350
最大買取見積合計金額:¥50,850

>【Voigtlander (フォクトレンダー) NOKTON 35mm F0.9 Aspherical X-mount(フジフイルムX用)】へのお買い替えはおおよそ¥88,050~¥136,670のお支払いで購入可能です!
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中古決算SALEは9月30日まで!お得なこの機会をお見逃しなく!

 CASE2:フジノン XF35mm F1.4 R

 

フジノン XF35mm F1.4 Rは35mm判換算で約50mmのベストセラー標準レンズ。
柔らかいボケ感を演出。絞り値と被写体に応じて自然な立体感を表現し、被写体を品よく引き立たせてくれます。MFのみのNOKTONとちがい、AFが使えるのも嬉しいポイントです。
_______________________
9月26日現在、【NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount (フジフイルムX用)】からのお買い替え時の買取見積金額!

ワンプライス買取価格:¥45,000
先取/下取交換にて見積金額10%UP:¥4,500
買取優待券をお持ちの方は見積金額3%UP:¥1,350
最大買取見積合計金額:¥50,850

>フジノン XF35mm F1.4 Rへのお買い替えはおよそ¥10,950~¥34,290のお支払いで購入可能です!
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本日ご紹介したレンズは、ご購入とご売却を同時に行っていただく先取/下取交換のご利用がおすすめです!
通常価格より見積金額が10%アップ、買取優待券をお持ちでさらに3%増額いたします!

 

マップカメラでは、安心の定額買取「ワンプライス買取」を実施しております。
買取金額が確定しているので全国どこからでも送るだけでスムーズに売却できます。

さらに先取/下取交換でのお支払いでもポイントが貰え、貯まったポイントを使っても、その分にもポイントが貰えます!
還元されたポイントを次回のお買い物で使っても、さらにポイントが貰えるのでお得がどんどん広がります。ぜひご活用ください!

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. FUJIFILM | 掲載日時:25年09月26日 16時31分 ]
【Nikon開発者インタビュー】まさに最高性能! 「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」の魅力に迫る!

【Nikon開発者インタビュー】まさに最高性能! 「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」の魅力に迫る!

「大三元レンズ」の愛称で親しまれるNikonの主力レンズがパワーアップして登場します。今回は開発に携わる3名の方にお話を伺いながらその魅力を探ってまいります。

▲今回インタビューに協力していただいた、光学本部 第三設計部 第二光学課 大竹 史哲 氏(左) | 光学本部 第二開発部 第一設計課 今榮 一郎 氏(中央) | UX企画部 UX企画二課 臼井 明之 氏(右)

 

目次
  1. NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S IIについて
  2. 光学設計について
  3. フィルター径の変更について
  4. 最短撮影距離について
  5. メカ設計について

 NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S IIについて

――今回のレンズは手に持ってわかるほどの軽量化が図られましたが、画質との両立に苦労したことはありますか?

【臼井 氏】:
本製品は、小型軽量、インターナルズーム採用にて、徹底的に使い勝手の良さを追求いたしました。同時に、高評価をいただいている従来製品以上の高画質を得ることは、大変苦慮したところです。
導き出された光学設計の最適解は、凹先行かつ対称型のレンズの選択と、大口径両面非球面をはじめ高難易度のレンズエレメントの採用でした。これら光学要素と、メカ設計/製造技術とのコラボレーションで、結果的に少ないレンズ枚数で従来製品以上の高画質と、小型軽量・インターナルズーム化を両立できました。

【大竹 氏】:
軽量化は光学設計とメカ設計、さらにレンズの製造能力のすべてが合わさってようやく実現できるものです。光学設計の観点からは、高い評価を受けている従来製品以上の画質を実現しながらインターナルズーム化と軽量化の両方を狙うのは大きなチャレンジでした。様々な光学タイプを検討した結果、ニコンならではの光学タイプと製造技術がフル活用された設計解を導き出しました。その結果、最軽量ながらも従来製品以上の光学性能を持つレンズを実現することができました。

【今榮 氏】:
今回の製品は軽量化という部分にはかなり力を入れました。
通常であれば、高い光学性能を実現するにはどんな構造にすべきかをまず第一に検討するのですが、今回は軽くするにはどうすべきかを第一に考え、そのうえで高い光学性能を実現するにはどうしたらよいのか?の順でした。両命題を達成できる構成案をいくつも検討し、構造シミュレーションも繰り返し行うことで、従来製品を上回る光学性能の実現と大幅な軽量化に繋がりました。

――構想を練るのにはどのくらいかかったのでしょうか?

【臼井 氏】:
開発期間を具体的に開示することはできませんが、最初の構想から商品化に至るまでには数か月レベルではなく数年レベルを要しております。

【今榮 氏】:
今回は大三元レンズのリニューアルということで、構想の部分でかなり時間をかけて検討を行いました。従来製品の改善だけでなく、Nikonの大三元として求められていること、今後求められること等をさまざまな部門の方々と議論を重ねました。様々な案がある中で、撮影現場での使い勝手を突き詰めたもの、“現場力”を高めたものこそがニコンの大三元に求められるモノだろうという結論に至りました。
妥協の無い光学性能はもちろん、インターナルズーム、シルキースウィフトVCM、軽量ボディというのは、現場力を高めるための大事な要素であり、これらを同時に達成するのには大変苦労しました。
その他にもコントロールリングクリック、フォーカス制限切り替え、L-Fnボタン、フードのフィルター操作窓など、細かい部分にも現場力を向上させる機能を多く盛り込んでいます。

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 光学設計について

――従来製品の段階で既に光学性能に関しては最高に近い評価を受けていましたが、実写上どのような点でさらなる進化を感じやすいでしょうか。

【大竹 氏】:
従来製品が非常に高い評価をいただいておりますが、II型でも同等以上の光学性能を達成しています。
実感しやすい大きな差は、最短撮影距離です。従来製品と比べてズーム全域で最短撮影距離を短縮し、被写体をより大きく写すことができます。特に広角側で差を感じやすいと思います。メインの被写体を大きく写しながら、同時に背景を大きく取り入れることができます。「近寄りすぎて撮れない」が減ることで、撮影のストレスが減り、快適に使えることも魅力のひとつです。最短撮影距離の短さは写真表現の幅に直結する要素ですので、力を入れて改善に取り組みました。
また、描写の傾向も少し変化しています。高解像であることには変わりませんが、従来製品と比べて特にミドルからテレ域での周辺画質を向上させ、より均質で端正な描写を得られるようにしました。また、ピント面の解像はより繊細に、微ボケ域はよりなだらかになるように収差バランスを緻密に調整し、均一性と奥行き・立体感を向上させています。ヌケが良くなっていることと合わせ、被写体の質感やその場の空気感をより忠実に写せるレンズとなるよう心がけて設計しました。

【今榮 氏】:
ゴーストやフレアに関しても、格段に良くなっています。
抜けが良いため、MTFには現れない解像感の差であったり、コントラストの高さを感じて頂けると思います。
レンズ起因で起こるゴーストが格段に良くなったため、メカ部材起因で起こるゴーストが目立ってしまわないか、大きなプレッシャーではありましたが、こちらも試行錯誤を繰り返して徹底的に抑えています。

――レンズの枚数は減っているのに、描写力が上がっているのはなぜなのでしょうか。

【大竹 氏】:
レンズ枚数はレンズタイプの選択に、すなわちその製品が提供したい価値に大きく左右されます。
市場にある多くの24-70mm f/2.8は (従来製品も含めて) 凸先行の繰り出しズームを採用しています。凸先行の特徴として小型化に向いており、一方でレンズ枚数が増えやすい傾向があります。今回のII型では凹先行のズームタイプを採用しています。凹先行では全長は長くなりやすいのですが、ショートフランジバック・大口径マウントであるZマウントでは対称型のレンズ構成が可能なため、少ないレンズ枚数で高い収差補正力を持ちます。高い光学性能と最軽量、そしてインターナルズームのすべてを実現できるのはこのレンズタイプだけです。

――重量の減少は、光学性能にどのくらい影響するのでしょうか。

【大竹 氏】:
光学性能への影響はありません。MTF曲線にもありますように、高い評価をいただいている従来製品以上の高画質を実現し、さらにボケの滑らかさやヌケの良さ、逆光耐性を向上させています。鏡筒の強度(耐衝撃性能)も同様です。
軽量化には様々な要素が絡んできますが、光学設計においてはレンズタイプの選択とレンズ製造技術が鍵を握ります。II型ではインターナルズーム実現のために凹先行の対称型のズームタイプを選択していますが、その高い収差補正力にニコンならではの薄肉で高精度な大口径両面非球面の製造技術があわさり、優れた光学性能を最小限のレンズ枚数で実現しています。これにより軽量化を達成することができました。

【今榮 氏】:
製品の軽量化へは構造部材の徹底的なダイエットも寄与しています。高い堅牢性/耐久性を確保しつつ、軽量化を達成するのには大変苦労しました。部材の強度を保ちつつ、軽量化を図るという相反する内容ですが、これまでに積み重ねてきた実績や、シミュレーション技術の進歩、それらを元に実機検証を繰り返すことで達成することが出来ました。部品一つ一つ0.1g単位までとことん突き詰めて、クラス世界最軽量を達成しています。

▲左:NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II、右:NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのレンズ構成図

――従来製品と比べてレンズの群数が大幅に減っています。コンパクト化以外にレンズ透過の点でも有利になったかと思いますが、写りにも良い影響はありますか?

【大竹 氏】:
はい、レンズ枚数が減ったことでヌケや逆光耐性がよくなっています。実写してみると想像以上の差がありました。同スペックのレンズと撮り比べると、逆光環境でもベイリンググレアが抑制されていることでより鮮明な描写を得ることができ、順光環境でさえもベールを1枚剥いだかのような鮮やかな描写が得られます。少ないレンズ枚数によるヌケの良さは、ついに真の意味で「単焦点と同等」といえるレベルに達したと考えています。

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 フィルター径の小型化について

――構成しているレンズが減り、さらにフィルター径も小さくなっておりますが、どのような仕組みなのでしょうか。

【大竹 氏】:
これは実は因果関係が逆で、レンズ構成を奢るほどフィルター径も大きくなりやすい傾向があります。レンズは厚みがありますので、たくさん入れるほどレンズ前面から絞りまでの距離が長くなり、フィルター径も大きくなっていきます。一般にレンズ枚数を増やすことで光学性能が向上しますので、フィルター径の増大は性能向上の副作用といえるものでした。
II型では従来製品からレンズタイプを変更していますので、レンズ枚数での単純な比較は難しいのですが、収差補正力の高い対称型のパワー配置と、大口径両面非球面の効果によりフィルター径を小さくすることができています。

――フィルター径のダウンサイジングに伴って広角側は自動補正前提の写りになってしまったのでしょうか。

【大竹 氏】:
いいえ、自動補正前提の写りにはしていません。歪曲のレベルは従来製品と同等で、ボディ内補正をオフにすることができます。フィルター径を小さくすることができたのは、Zマウントをフル活用したレンズタイプへの刷新と、前玉の大口径両面非球面の恩恵です。これらがもたらす高い収差補正能力により、光学性能を犠牲にすることなくダウンサイズすることができました。また70-200/2.8Sをはじめ他の多くのZレンズとフィルターを共用できるようになったことも大きなメリットと考えています。

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 最短撮影距離について

――最短撮影距離を短くできたのはなぜでしょうか。

【大竹 氏】:
従来製品にて「寄れない」とのご指摘を多く頂戴していましたので、II型では最短撮影距離の短縮は重要な設計目標でした。フォーカス群の選択や駆動の仕方など、メカと光学とで協議を重ね、大幅な短縮を実現することができました。

【今榮 氏】:
最短撮影距離を短くするために、フォーカス群の駆動量を大きくとる必要がありました。狭い空間で複数のフォーカス群の駆動量を確保するのには大変苦労しました。詳細な内容は言えませんが、部品の配置を見直し、鏡筒内のスペースを最大限有効活用して、製品全体で機能が収まるように設計を行いました。また、制御方法にも工夫をいれ、各焦点距離で、駆動量が最大限確保出来るように設計を行っています。

――近距離側でも画質が低下しないようにどのような工夫がされているのでしょうか。

【大竹 氏】:
従来製品に引き続き、マルチフォーカスを採用することで収差の悪化を抑制し、近距離でも高品質な描写を得られる設計になっています。

 メカ設計について

――シルキースウィフトVCMは望遠レンズに入っているイメージでした。搭載への経緯や苦労したことはありますか?今後のモデルにも搭載されることはあるのでしょうか。

【今榮 氏】:
シルキースウィフトVCMは既に超望遠レンズに搭載されていますが、これを小型化しながら、さらにマルチフォーカスに落とし込むということに大変苦労しました。シルキースウィフトVCMには、ニコン独自のガイド機構を採用していますが、このガイド機構は、AFレンズ群とガイドバーの隙間を限りなく「0」にすることで、滑らかな駆動を可能にしています。
メカ的な機構としてはその分複雑になり、スペースも必要になりますが、光学設計の工夫によりAFレンズ群を小径軽量化し、メカ部品形状やその配置、VCM形状の最適化をシミュレーションや試作を繰り返し、徹底して追い込むことで搭載が可能となりました。
また、制御アルゴリズムの見直しをすることで高速/高精度/静音の3つを同時に達成しています。
今後の機種に関してですが、弊社機種で搭載のSTMでは低速域でのトルクが出しやすい、モーター自体が小型軽量など、多くの利点もありますので、レンズの特性に合わせたアクチュエータを選定・搭載していきます。

【臼井 氏】:
今後のモデルへの搭載予定は非公表ですが、製品特性に合わせ、当社特有の技術の投入を検討していきます。

――テレ側のスキャンタイム40%短縮とのことですが、シルキースウィフトVCMを2基搭載したことによる利点なのでしょうか。

【今榮 氏】:
マルチフォーカス方式にシルキースウィフトVCMを採用することで、ニコン史上最速のAF駆動を実現していますが、より正確で、より高速応答が可能な新しい制御アルゴリズムを搭載することで可能となっています。
この新制御アルゴリズムは、将来ボディで連写コマ速が飛躍的に伸びていくことも見据えた制御となっています。フォーカスレンズが加速/減速して停止するまで、一連の動きをより速くよりスムースに動かすことでそれを可能としています。また、メカ構造もその新制御に最適化されたものにすることで、AFの高速化とスキャンタイムの大幅な削減が実現できています。

――今後のレンズ開発についてお聞かせください。

【今榮 氏】:
新しいスペックのレンズ開発をするにしても、既存スペックのレンズをバージョンアップするにしても、最高の技術を盛り込んで、ちょっとした進化ではなく大幅な進化を遂げるような、もしくはお客様の期待を大きく超えるような開発を行っていきたいと考えています。

――この度は貴重なお話をお聞かせいただき、まことにありがとうございました。

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▼NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S IIのフォトプレビュー「Kasyapa」はこちら▼

1022:新時代の開放F2.8ズームレンズ『 Nikon NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II 』

▼NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S IIの先行レポートはこちら▼

【Nikon】さらなる進化を遂げた究極の標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」先行レポート

▼NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S IIの先行レポート動画はこちら▼


▼今回ご紹介した「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S II」はこちらから▼

▼今回のレンズに相性ピッタリなボディはこちらから▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年09月26日 15時01分 ]
【Nikon】Z8&Z50II カメラと合わせるスタッフコーディネート「秋編」 | LOOK BOOK Vol.1

【Nikon】Z8&Z50II カメラと合わせるスタッフコーディネート「秋編」 | LOOK BOOK Vol.1

少しずつ夏の終わりを感じる季節になってきました。日差しはまだ強いものの、朝晩には秋の気配も感じられます。模様替えや衣替えを始めながらも、日中はまだ暑い日が続くこの時期、何を着ようか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな季節の変わり目にぴったりなコーディネートをいくつかご紹介します。さらに、撮影に使用したカメラ機材の使用感や、実際にどんな写真が撮れるのかも合わせてご紹介しています。秋の訪れを感じながら、ファッションと写真の両方を楽しんでいただける内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

LOOK BOOK

 

CELFORD ジャガードチュニックブラウス&FURFUR サイドフリルワイドパンツ

style 01
着飾りたい、けど写真も撮りたい!欲張りな一日に

・Body: Nikon Z8
・Lens: Nikon NIKKOR Z 24-120mm F4 S
・Strap: ARTISAN&ARTIST ACAM-301R 千歳緑
・Tops: CELFORD ジャガードチュニックブラウス
・Bottoms: FURFUR サイドフリルワイドパンツ

【スタッフコメント】 カメラを持って出かけたい日。ふんわりブラウスにフレアパンツ、オフホワイトの柄靴を合わせたスタイルで、可愛さも動きやすさも両立!千歳緑のストラップをアクセントに、自然との調和を楽しむコーデ。24-120mmの広くも近くも撮れるレンズを持って、心ゆくまでシャッターをきれば、きっと素敵な作品が生まれるはず。

MAISON SPECIAL チェックコンビフリルワンピース

style 02
カメラも服も秋気分!

・Body: Nikon Z50II
・Lens: Nikon NIKKOR Z DX 24mm F1.7
・Strap:ARTISAN&ARTIST ACAM-301R 檳榔子染
・Dress:MAISON SPECIAL チェックコンビフリルワンピース

【スタッフコメント】 季節の移ろいに寄り添うように選んだのは、クラシカルなチェック柄のワンピース。レトロな風合いをもつカメラボディとも相性の良い、深みのあるブラウンが印象的な一着です。カジュアルなデザインながらも、スタイリングに幼さが出ないよう、足元は黒のポインテッドトゥで引き締めました。さらに、全体に統一感と落ち着きをもたせるため、カメラストラップにはダークパープルを合わせて、さりげないアクセントに。


 

PHOTOGRAPHY

 

今回使用した機材は、「Nikon Z8」と「Nikon NIKKOR Z 24-120mm F4 S」。軽量ボディとしっかりとしたグリップは、街歩きでの撮影にぴったり!24-120mmのレンズを付けても、スムーズに構えられます。Nikonのフラグシップ機にも匹敵する高い機動力で、動きのある被写体も逃しません。広角から望遠までカバーできるレンズは、撮影の可能性を広げてくれる心強い存在です。


Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-120mm F4 S

 

Nikon Z8

・フラッグシップ機「Z9」の性能を、そのまま小型ボディに詰め込んだカメラ。
・「これ一台で何でもできる」を体現したハイエンドモデル。
・過酷な現場にも耐える、優れた耐候・堅牢ボディ。

 

初心者にも扱いやすいミラーレス一眼「Nikon Z50II」と、背景を美しくぼかせる単焦点レンズ「NIKKOR Z DX 24mm F1.7」を使って撮影しました。コンパクトかつ軽量なこのセットは、スナップ撮影や日常写真にも最適。これからカメラを始めたい方にも、自信を持っておすすめできます。実際に使ってみて感じたのは、操作が直感的で、撮りたい瞬間を逃さずスムーズにシャッターが切れる点がとても快適だったことです。


Nikon Z50II + NIKKOR Z DX 24mm F1.7

 

Nikon Z50II

・APS-Cサイズ/DXフォーマットカメラとして初めて「イメージングレシピ」に対応。
・ニコンZシリーズの上位モデルから強力なAF性能を継承。
・便利なポップアップ式内蔵フラッシュを搭載。

 

“Camera is Fashion”カメラと服は、どちらも自分の暮らしに寄り添うもの。お気に入りの装いで町へ繰り出し、心惹かれたものにシャッターを切る。マップカメラが魅せるLOOKBOOKシリーズ、ぜひご覧ください。

 
 

RECOMMENDED ITEMS

 

[ Category:etc. | 掲載日時:25年09月26日 15時00分 ]
中秋の名月に使いたいおすすめの望遠レンズ特集│メーカー別でご紹介します!

中秋の名月に使いたいおすすめの望遠レンズ特集│メーカー別でご紹介します!

秋の夜長、美しい月が夜空を彩る季節がやってまいりました。特に中秋の名月は、一年で最も美しいとされる月を写真に収めたい絶好の機会です。
遠くにある月を、クレーターまで鮮明に、そして大きく写し撮りたい!そんな思いを叶えるのが「望遠レンズ」です。
今回は、これから月撮影を始めたい方から、さらに本格的な一枚を目指す方まで、おすすめの望遠レンズを厳選してご紹介します。カメラボディも合わせてご検討中の方にも向けて、おすすめの組み合わせもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
 

この記事を読むと分かること
○ 中秋の名月と撮影の基本設定
○ あなたに合った望遠レンズの選び方
○ 専門店厳選のおすすめ望遠レンズ

 

 1. 中秋の名月と撮影の基本

 

 中秋の名月とは?

中秋の名月とは、太陰太陽暦(旧暦)の8月15日に見える月のことを指します。2025年、新暦(グレゴリオ暦)では10月6日。この時期は空が澄み渡り、月が一年で最も明るく美しく見えるとされ、古くからお月見の習慣が親しまれてきました。
よく「中秋の名月=満月」と思われがちですが、月の満ち欠けの周期と暦のずれにより、必ずしも満月になるとは限りません。本年も翌7日が満月と日付が1日ズレています。しかし、満月に近い美しい月が楽しめることに変わりはなく、絶好の被写体であることは間違いありません。
 

 月撮影の基本設定

夜空に浮かぶ月をいざ撮ろうとすると、ただの白い丸になってしまい、クレーターの模様が写らなかった経験はありませんか?月は太陽の光を反射して輝く非常に明るい被写体のため、夜景と同じ感覚で撮ると「白飛び」してしまうのです。

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:200 / 焦点距離:230mm (×1.5クロップ) / WB:晴天

クレーターまでしっかり写すには、カメラをマニュアル設定で撮るのがおすすめです。まずは以下の設定を基準に撮影を始めてみましょう。

月撮影の基本設定(目安)
○ 撮影モード:マニュアル(M)
○ 絞り(F値):F8~F11
レンズの解像力が最も高まるのがこの範囲です。くっきりシャープな月を撮ることができます。
○ シャッタースピード:1/500秒
月は意外と速く動いているため、手ブレや被写体ブレを防ぎます。まずはこのあたりから調整してみてください。
○ ISO感度:ISO100~200
月はとても明るいので、ISO感度は一番低い設定でOK。ノイズの少ない滑らかな画質になります。
○ ホワイトバランス:太陽光(晴天)
オートだと青っぽくなりがちです。「太陽光」に設定すると、見た目に近い自然な色合いで撮影できます。

 
 
そして、月撮影に欠かせないのが三脚です。望遠レンズは少しのブレも大きく影響するため、カメラを三脚にしっかり固定しましょう。さらにシャッターを押す瞬間のブレを防ぐため、セルフタイマー(2秒など)やレリーズ(リモートシャッター)を使うことを強くおすすめします。

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 望遠レンズの選び方 | 月の撮影になぜ必要?

 

望遠レンズとは、遠くにある被写体を大きく写すためのレンズです。焦点距離が100mm以上のレンズが一般的に望遠レンズと呼ばれます。
夜空に輝く月は、肉眼では大きく見えても、いざカメラで撮ると小さく点のように写ってしまった経験はありませんか?物理的に近づけない月のような被写体を大きく、ディテール豊かに切り取りたい、そういったシチュエーションで望遠レンズは必須のアイテムとなります。
本記事では、初めて月撮影に挑戦する方向けのレンズから、本格的な作品作りを目指す方に向けた高性能な望遠レンズまで幅広くご紹介します。

 何mmくらいの焦点距離を選ぶのがおすすめ?

 

一口に望遠レンズと言っても、各メーカーから様々な種類が発売されており、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。
月をどのくらいの大きさで、どのように撮りたいかによって、おすすめの焦点距離は変わってきます。
 

焦点距離別の撮りたいイメージ
○ 100mm~300mm
ビルや山などの風景と一緒に月を写し込み、情緒ある一枚を撮りたい場合におすすめ。
○ 300mm~600mm
月を主役にしつつ、構図の自由度も確保したい場合に最適。月の模様も少しずつ見えてきます。
○ 1000mm以上
月の表面にあるクレーターをはっきりと捉えたい場合に。迫力満点の月のアップ写真が狙えます。

 
まずは300mmから400mm程度の焦点距離を持つレンズを選ぶと、月の存在感をしっかり表現できるのでおすすめです。さらに迫力を求めるなら、600mm以上の超望遠レンズが威力を発揮します。物足りない場合はトリミングやクロップ、テレコンバーターのご使用で補うことも可能です。

また、初めての月撮影には望遠ズームレンズを選ぶことを強くおすすめします。
ズームができない単焦点レンズは画質に優れるものが多いですが、月は意外と速く動くため、構図を微調整しやすいズームレンズの方が圧倒的に便利です。焦点距離を自由に変えられることで、風景を入れたり、月にグッと寄ったりと、表現の幅が大きく広がります。
 

 お持ちのカメラのセンサーサイズをチェック

 
望遠レンズを選ぶにあたって、ご自身のカメラに搭載されているセンサーサイズを確認することが重要です。センサーサイズによって、レンズに記載されている焦点距離が実際にはどのくらいの画角になるかが変わるためです。


 

センサーサイズごとの換算の仕方
○ フルサイズ・・・1.0倍(等倍)
○ APS-C・・・1.5倍(Canonは1.6倍)
○ マイクロフォーサーズ・・・2.0倍

 
例えば、400mm相当の望遠効果が欲しい場合、フルサイズ機ならそのまま400mmのレンズを選びます。しかし、APS-C機なら約250mm~266mm、マイクロフォーサーズ機なら200mmのレンズを選ぶと、それぞれ約400mm相当の画角で撮影できます。つまり、APS-Cやマイクロフォーサーズは、より短い焦点距離のレンズで、より大きく月を写せるというメリットがあります。
 

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 新品と中古の違いについて

 
レンズを購入する際に気になるのが新品と中古の差。
新製品から旧商品まで、カメラ機材は新品/中古品が溢れていて迷ってしまう事も多いと思います。マップカメラも新品/中古品それぞれ扱っておりますので、当店のサービスを基準にメリットをまとめてみました。
 

新品で購入するメリット
○ メーカー保証が付いてくる
一般的なカメラやレンズについては基本1年間のメーカー保証が付いており、故障や不具合があった場合にメーカーの窓口にて修理が可能です。さらにMapCamera.comでご購入の際は通常一年保証のカメラについては追加で一年付いて合計二年の保証になっており、長く安心して使っていただけるようになっております。
○ ファーストオーナーになれる
中古とは異なり汚れや傷や使用感がなく、気持ちよく使い始めることが出来ます。
中古品を購入するメリット
○ 新品より安く購入できる
中古品のメリットは何より安く購入出来るというところが一番のメリットです。節約した分で旅行を楽しんだり、追加でレンズフィルター等の撮影機材の購入資金に充てることもできます。
○ 旧モデルを買うことが出来る
新品は基本的に最新モデルが更新された場合、その一つ前のモデルは販売終了してしまうことが多いです。中古であれば、そういった販売終了してしまった旧モデルも購入することが出来ます。ご自身の用途に合ったカメラを新旧世代から選ぶ頃が出来るのもメリットの一つ。

 

安くお買い得に購入できる、中古商品には多少なりデメリットは存在します。
多くの方が想像するデメリットというと、製品の不具合に関する部分であったり、保証の部分だと思います。
中古は新品と異なりワンオーナー以上の商品なので、経年使用による不具合などが起こりやすいと考えている方も多いのではないでしょうか。

ですが、そこはご安心ください!

カメラ専門店の安心の中古品質
○ マップカメラはカメラ専門店として、中古カメラについても万全の体制でサポートしています!
専門の修理業者および弊社専門スタッフにて必ずメンテナンスを実施。必要に応じて部品交換や細部清掃を行っています。
例えば、レンズであれば全数点検と動作チェックを行い、撮影に影響のあるチリ・ホコリの写り込みや不具合があった場合はそれらを取り除いたのち販売させていただいております。
○ 業界屈指の1年保証付き!新品商品と同様に末永くご利用頂けます。
一般的には1か月~6ヶ月の販売店が多い中、マップカメラでは最長クラスの1年保証を実現!長期保証をお約束できるのは確かなメンテナンス品質の裏付けでもあります。

 
マップカメラであれば、新品・中古どちらも安心してお求めいただけます。
どちらにもそれぞれに大きな魅力がありますので、ぜひご自身の二ーズに合わせてご選択ください。

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 専門店スタッフ厳選おすすめ望遠レンズ|おすすめポイントを解説します!

 

ここからは、数ある望遠レンズの中から月撮影に特におすすめのモデルを、コストパフォーマンスや人気の高さを基準に厳選してご紹介します。
初めての方でも扱いやすいモデルから、息をのむような一枚が撮れる上位モデルまで、専門店スタッフならではの視点で分かりやすくご案内いたします。
 

 Canon(キヤノン)

 

 RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM

 

おすすめシチュエーション
○ 月撮影(入門) / 風景と月 / 天体写真

 
APS-CセンサーのEOS Rシリーズをお持ちの方に、まず最初の一本としておすすめしたいのがこのレンズです。非常に小型・軽量で、価格も手頃ながら、35mm判換算で約336mm相当の望遠撮影が楽しめます。
このレンズがあれば、風景の中に美しい月を配置した構図や、月を主役にした撮影も十分に可能です。強力な手ブレ補正も搭載しているので、三脚がない場面でも安心。月撮影の楽しさを手軽に味わうのに最適な一本です。

おすすめカメラボディ
○ EOS R10
小型・軽量なボディとの組み合わせは、機動性抜群。気軽に持ち出して月撮影に挑戦できます。
○ EOS R50
さらにコンパクトなボディとの相性も抜群。カメラ初心者の方が月撮影を始めるのに最適な組み合わせです。

 

 

 RF200-800mm F6.3-9 IS USM

 

おすすめシチュエーション
○ 月のクレーター撮影 / 野鳥 / 飛行機

 
800mmという圧巻の超望遠域をカバーしながら、比較的手に取りやすい価格を実現した革新的なズームレンズです。これまで非常に高価でなければ届かなかった世界を、ぐっと身近にしてくれます。
このレンズの最大の魅力は、なんといっても月のクレーターを画面いっぱいに写し取れること。月の表面の凹凸まで詳細に捉えることができ、まるで天体望遠鏡を覗いているかのような感動的な写真を撮ることが可能です。本格的な月撮影に挑戦したいなら、間違いなくおすすめの一本です。

おすすめカメラボディ
○ EOS R7
APS-C機と組み合わせることで、なんと1280mm相当の驚異的な超望遠に。月の撮影において最強の組み合わせの一つです。
○ EOS R6 MarkII / EOS R6 MarkII
優れた高感度性能を持つボディとの組み合わせで、月の光が弱い条件下でもノイズの少ないクリアな画質が得られます。

 

 

 RF1200mm F8 L IS USM

 

おすすめシチュエーション
○ 月面の詳細撮影 / 惑星撮影 / プロレベルの天体写真

 
1200mmという、もはや天体望遠鏡の領域に達する焦点距離を持つ究極の超望遠レンズです。Canonの最高峰「Lレンズ」の名に恥じない、圧倒的な解像力と描写性能を誇ります。
このレンズを使えば、月の特定のクレーターや「海」と呼ばれる地形をクローズアップで撮影することが可能になります。月面を探査しているかのような、緻密で迫力に満ちた作品を撮りたいフォトグラファーにとって、これ以上の選択肢はありません。まさに「究極の月撮影レンズ」と言えるでしょう。

おすすめカメラボディ
○ EOS R5 / EOS R5 Mark II
約4500万画素の高画素センサーが、このレンズの持つ驚異的な解像力を余すところなく引き出します。トリミングしても画質が劣化しにくく、作品作りの自由度が高まります。
○ EOS R1
プロフェッショナルモデルの堅牢性と高速AF性能は、一瞬のシャッターチャンスも逃しません。最高の機材で最高の月を狙う方に。

 








 SONY(ソニー)

 

 E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210

 

おすすめシチュエーション
○ 月撮影(入門) / 風景と月 / 天体写真

 
SONYのAPS-Cミラーレスカメラのダブルズームキットに含まれることも多い、定番の望遠ズームレンズです。35mm判換算で最大315mm相当の望遠撮影が可能で、月撮影の入門には十分な性能を持っています。
中古市場でも豊富に流通しており、非常にリーズナブルに手に入れることができるのが最大の魅力。まずはこのレンズで望遠撮影の基本を学び、月を撮る楽しさを体験してみてください。光学式手ブレ補正も内蔵しており、安定した撮影をサポートしてくれます。

おすすめカメラボディ
○ α6400
コンパクトなボディとレンズのバランスが良く、手軽な月撮影システムが完成します。
○ ZV-E10 / ZV-E10 II
動画性能に優れたモデルですが、静止画撮影にももちろん対応。コストを抑えて月撮影を始めたい方におすすめです。

 

 

 FE 400-800mm F6.3-8 G OSS SEL400800G

 

おすすめシチュエーション
○ 月のクレーター撮影 / 野鳥 / 飛行機 / モータースポーツ

 
αレンズで初めて焦点距離800mmをカバーする、待望の超望遠ズームGレンズです。このレンズ一本で、これまで手の届かなかった月面の詳細な世界を捉えることが可能になります。
Gレンズならではの高い解像性能で月のクレーターをシャープに描き出すのはもちろん、別売りのテレコンバーターを装着すれば最大1600mmという異次元の領域へ。まさに月面探査をしているかのような撮影が楽しめます。重心変化の少ないインナーズーム方式採用で、三脚上での構図調整もスムーズ。本格的な月撮影を目指すSONYユーザーにとって、新たなスタンダードとなる一本です。 
 

おすすめカメラボディ
○ α7IV
オールラウンドに高い性能を持つα7IVとの組み合わせは、月撮影はもちろん、様々なジャンルで活躍する鉄板のコンビです。
○ α6700
APS-Cのフラッグシップ機と組み合わせることで、1200mm相当の超望遠システムが完成。被写体認識AFも強力で、月を正確に捉え続けます。

 

 

 FE 600mm F4 GM OSS SEL600F40GM

 

おすすめシチュエーション
○ 最高品質の月面写真 / プロレベルの天体写真 / 野生動物

 
SONYが誇る最高峰レンズシリーズ「G Master」に属する、究極の600mm単焦点レンズです。その描写力は他のレンズとは一線を画し、息をのむほどの解像感とクリアな画質を実現します。
開放F値がF4と非常に明るいため、月だけでなく、より暗い星雲や星団などの天体撮影にも威力を発揮します。価格も性能もプロフェッショナル仕様ですが、最高の機材でしか撮れない一枚を追求するならば、これ以上ない選択です。月面の微細なディテールまで、完璧に描き出してくれるでしょう。上記の写真は『α9』に『2x Teleconverter SEL20TC』を装着して撮影されたもの。そのクリアさは流石の一言に尽きます。
 

おすすめカメラボディ
○ α7RV
約6100万画素の高画素センサーが、G Masterレンズの性能を限界まで引き出します。月面のディテールを、これでもかというほど精細に記録できます。
○ α1II
高速性能と高画素を両立したフラッグシップ機。月が雲間から顔を出す一瞬など、どんな状況でも確実な撮影を可能にします。

 










 Nikon(ニコン)

 

 NIKKOR Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR

 

おすすめシチュエーション
○ 月撮影(入門) / 風景と月 / 天体写真

 
Nikon ZマウントのAPS-C(DXフォーマット)ユーザーにとって、最高の入門用望遠レンズです。沈胴式機構を採用しているため、持ち運び時は非常にコンパクト。それでいて望遠端では35mm判換算で375mm相当の迫力ある撮影が可能です。
月をある程度の大きさで捉えるには十分な焦点距離であり、コストパフォーマンスは抜群。強力な手ブレ補正(VR機構)も搭載しているため、手持ちでの撮影もサポートしてくれます。Z fcやZ 50、Z 30ユーザーの方は、ぜひ持っておきたい一本です。
 

おすすめカメラボディ
○ Z fc
クラシカルなデザインのボディとコンパクトなレンズの組み合わせは、見た目もおしゃれ。撮影のモチベーションが上がります。
○ Z50II
深いグリップを持つZ50IIとの組み合わせは、望遠撮影時のホールディング性に優れ、安定した撮影が可能です。

 

 

 NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR

 

おすすめシチュエーション
○ 月のクレーター撮影 / 野鳥 / 飛行機

 
発売以来、絶大な人気を誇るNikon Zマウント用の超望遠ズームレンズ。600mmまでの広い焦点距離をカバーし、月のクローズアップ撮影に絶大な威力を発揮します。
インナーズーム方式を採用しているため、ズーム操作をしても重心バランスが崩れにくく、三脚での撮影も非常にスムーズ。描写性能も高く、月の海やクレーターの質感をシャープに描き出します。DXフォーマットのカメラと組み合わせれば、900mm相当の超望遠撮影が可能になり、月をさらに大きく捉えることができます。上記の写真は『Z9』に『Z TELECONVERTER TC-2.0x』を組み合わせて撮影されたもの。焦点距離は1200mmです。
 

おすすめカメラボディ
○ Z6II / Z7II
バランスの取れたフルサイズ機との組み合わせで、高画質な月撮影が楽しめます。コストと性能のバランスが非常に良い選択です。
○ Z5II
エントリーモデルでありながらも高い性能を有しているZ5II。本レンズだと性能を持て余すことはありませんのでおすすめの組み合わせです。
○ Z f
意外な組み合わせかもしれませんが、高感度性能に優れたZ fと組み合わせることで、ノイズの少ない美しい月を撮影できます。

 

 

 NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S

 

おすすめシチュエーション
○ 月面の詳細撮影 / 野鳥 / 航空機

 
800mmという超望遠でありながら、PFレンズという特殊レンズを採用することで、驚くほどの小型・軽量化を実現した革命的なレンズです。従来の800mmレンズのイメージを覆す取り回しの良さで、手持ちでの月撮影さえ可能にします。
描写力はNikon最高峰のS-Line。月の微細なクレーターの輪郭まで、驚くほどシャープかつクリアに描き出します。ズームはできませんが、「800mmで月を撮る」という明確な目的があるならば、最高の相棒となるでしょう。その軽さは、撮影場所への移動やセッティングの負担を大幅に軽減してくれます。
 

おすすめカメラボディ
○ Z6III
部分積層搭載で深いグリップが安定したハンドリングを実現しているので、安定した撮影が行えます。
○ Z8
フラッグシップ機Z9の性能を小型ボディに凝縮したZ8との組み合わせは、AF性能、描写力ともに最高レベル。まさに鬼に金棒です。
○ Z9
プロフェッショナル機の堅牢なボディは、このレンズとのバランスが完璧。強力な手ブレ補正と合わせて、安定した撮影を実現します。

 








 FUJIFILM(フジフイルム)

 

 フジノン XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS

 

おすすめシチュエーション
○ 風景と月 / 月のクローズアップ(入門)

 
キットレンズからのステップアップに最適な、高画質望遠ズームレンズです。35mm判換算で84mmから305mm相当までをカバーし、風景の中の月はもちろん、ある程度クローズアップした月の撮影まで柔軟に対応できます。
XFレンズならではの高い解像力と、F3.5-4.8という明るめのF値が魅力。リニアモーターによる高速AFと強力な手ブレ補正も搭載しており、快適な撮影が可能です。月のシャープなディテールを描写したい方に、まずおすすめしたい一本です。
 

おすすめのカメラボディ
○ X-T5
高画素センサーの性能を、このレンズの高い解像力が引き出します。月面のディテールをより精細に記録できます。
○ X-S20
小型なボディとのバランスも良く、手軽に高画質な望遠撮影システムを構築できます。

 

 

 フジノン XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR

 

おすすめシチュエーション
○ 月のクレーター撮影 / 野鳥 / 飛行機

 
富士フイルムユーザー待望の、純正超望遠ズームレンズです。35mm判換算で229mmから、なんと914mm相当という驚異的な望遠域をカバー。これ一本あれば、風景の中の小さな月から、クレーターが詳細にわかるほどのドアップまで、あらゆる月写真を撮ることが可能です。
インナーズーム採用で使い勝手も良く、防塵防滴仕様(WR)なので、夜露が気になる環境でも安心して撮影に集中できます。本格的な月撮影に挑む富士フイルムユーザーにとって、最強のツールとなるでしょう。
 

おすすめポイント
○ X-H2 / X-H2S
フラッグシップ機の堅牢なボディと高性能AFが、このレンズの性能を最大限に引き出します。安定した撮影が可能です。
○ X-T5
約4020万画素の高画素センサーが、914mm相当の超望遠で捉えた月のディテールを克明に記録します。

 

 

 フジノン XF500mm F5.6 R LM OIS WR

 

おすすめシチュエーション
○ 月面の詳細撮影 / 野鳥 / 航空機

 
35mm判換算で762mm相当となる、比較的新しい超望遠単焦点レンズです。最大の特長は、このクラスのレンズとしては驚異的な軽さとコンパクトさ。手持ちでも振り回せるほどの機動性を持ちながら、単焦点ならではの圧倒的な解像力を誇ります。
ズームレンズの利便性よりも、とにかく最高の画質で月を切り取りたいという方に最適です。月の輪郭、クレーターの影、そのすべてを驚くほどシャープに捉えることができます。まさに「切れ味」という言葉がふさわしい一本です。
 

おすすめのカメラボディ
○ X-H2S
積層型センサーによる高速AFと強力な手ブレ補正で、このレンズの性能をフルに活かせます。最高の画質を求めるならこの組み合わせ。
○ X-T5
高画素機であるX-T5と組み合わせれば、トリミング耐性も向上。762mm相当の画角から、さらに月を切り出すことも可能です。

 








 OLYMPUS / OM SYSTEM

 

 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

 

おすすめシチュエーション
○ 月のクローズアップ(入門) / 風景と月

 
35mm判換算で150-600mm相当という超望遠域をカバーしながら、驚くほどの小型軽量設計を実現したレンズです。この軽さと焦点距離の両立は、マイクロフォーサーズならではの大きな魅力と言えるでしょう。
月を大きく捉えるのに十分な600mm相当の焦点距離を手軽に持ち運べるため、本格的な月撮影の入門に最適です。クリアでシャープな描写性能にも定評があります。
 

おすすめのカメラボディ
○ OM SYSTEM OM-5
小型なボディとレンズのバランスが良く、機動性に優れた超望遠システムが完成します。
○ OM-D E-M10 Mark IV
ボディ内手ブレ補正と組み合わせることで、600mm相当の手持ち撮影も安定します。コストパフォーマンスに優れた組み合わせです。

 

 

 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS

 

おすすめシチュエーション
○ 月のクレーター撮影 / 野鳥 / 飛行機

 
35mm判換算で最大1200mm相当という、驚異的な超望遠撮影を手持ちで可能にするレンズです。このレンズ一本あれば、月のクレーターを画面いっぱいに捉える迫力満点の写真を撮ることができます。
強力なレンズ内手ブレ補正と、対応ボディとの「5軸シンクロ手ぶれ補正」を組み合わせることで、三脚が使えない場所でも安定した撮影が可能。月撮影の表現の幅を大きく広げてくれる一本です。
 

おすすめのカメラボディ
○ OM SYSTEM OM-1
フラッグシップ機の強力な手ブレ補正とAI被写体認識AFが、1200mm相当の超望遠撮影を強力にサポートします。
○ OM-D E-M1 Mark III
小型軽量ながらプロフェッショナルな性能を持つボディとの組み合わせは、機動性と画質を両立できます。

 

 

 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

 

おすすめシチュエーション
○ 最高品質の月面写真 / プロレベルの天体写真 / 野生動物

 
内蔵の1.25倍テレコンバーターを使用することで、35mm判換算1000mm相当の焦点距離をF5.6の明るさで実現する、まさに究極の超望遠ズームレンズです。PROレンズならではの圧倒的な解像力は、月の微細なクレーターや地形を驚くほど鮮明に描き出します。
ズーム全域でF4.5(テレコン使用時F5.6)という明るさを維持しており、月だけでなく、より光の弱い星雲などの撮影にも対応可能。最高の画質で月を作品として撮りたい方に、これ以上ない選択肢となるでしょう。
 

おすすめのカメラボディ
○ OM SYSTEM OM-1 Mark II
最新の画像処理エンジンとAI被写体認識AFが、このレンズの持つ最高の光学性能を最大限に引き出します。
○ OM SYSTEM OM-5
比較的小型なボディと組み合わせることで、1000mm相当の超望遠システムを驚くほどコンパクトに運用できます。

 


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 Panasonic

 

 LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 II POWER O.I.S.

 

おすすめシチュエーション
○ 月のクローズアップ(入門) / 風景と月

 
35mm判換算で200-600mm相当の超望遠域を、手軽に持ち運べるサイズで実現した人気の望遠ズームレンズです。600mm相当の画角があれば、月のクレーターをはっきりと写すことができ、月撮影の醍醐味を存分に味わえます。強力な手ブレ補正「POWER O.I.S.」も搭載しており、手持ち撮影を強力にサポート。防塵・防滴仕様のため、フィールドでの撮影も安心です。
 

おすすめのカメラボディ
○ LUMIX G9PROII
フラッグシップ機の優れたAF性能と手ブレ補正が、600mm相当の超望遠撮影をより確実なものにします。
○ LUMIX G100D
小型・軽量なボディとの組み合わせで、機動力を損なわずに超望遠撮影を楽しむことができます。

 

 

 LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 II ASPH. POWER O.I.S.

 

おすすめシチュエーション
○ 月のクレーター撮影 / 野鳥 / 飛行機

 
ライカの厳しい光学基準をクリアした、高性能な超望遠ズームレンズです。35mm判換算で200-800mm相当という圧巻の焦点距離を誇り、月のクレーターをシャープに捉えることができます。別売のテレコンバーターに対応し、最大1600mm相当での撮影も可能。ライカの名に恥じない卓越した描写力で、月面を克明に描き出します。
 

おすすめのカメラボディ
○ LUMIX G9PROII
フラッグシップ機の高速AFと強力な手ブレ補正が、800mm相当の超望遠撮影を強力にサポートします。
○ LUMIX S5II
フルサイズセンサーのカメラと組み合わせれば、高感度性能を活かしたノイズの少ない月撮影が可能です。

 

 

 LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S S-R70300

 

おすすめシチュエーション
○ 風景と月 / 月のクローズアップ

 
フルサイズ対応のLマウント用望遠ズームレンズ。300mmの焦点距離は、風景の中に月を配置したり、ある程度月に寄った写真を撮るのに最適です。最新の光学設計により、ズーム全域で高い解像力を発揮し、月のディテールをシャープに描写します。ハーフマクロ撮影にも対応しており、月撮影だけでなく、様々な被写体で活躍する汎用性の高い一本です。
 

おすすめのカメラボディ
○ LUMIX S5II
像面位相差AFを搭載したボディとの組み合わせで、高速かつ正確なピント合わせが可能です。
○ LUMIX S9
小型・軽量なフルサイズミラーレスと組み合わせれば、手軽に高画質な月撮影が楽しめます。

 









 

 レンズ選びならサードパーティ製もおすすめ

 

レンズを選ぶ際には、カメラメーカー純正品だけでなく、「サードパーティ製」のレンズも選択肢に入れることを強くおすすめします。
サードパーティ製レンズとは、カメラメーカーとは別の、レンズ開発を専門とするメーカーが作ったレンズのことです。代表的なメーカーにSIGMA(シグマ)やTAMRON(タムロン)があり、純正レンズに匹敵する、あるいはそれを超えるようなユニークで高性能なレンズを、魅力的な価格で提供しています。
月撮影に最適な超望遠レンズも数多くラインナップされているので、その中から特におすすめのモデルをご紹介します。

 

 SIGMA(シグマ)

 

 Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS

 

おすすめシチュエーション
○ 風景と月 / 月のクローズアップ / あらゆる望遠撮影
対応カメラマウント
○ ソニーEマウント / ライカSL/TLマウント

 
標準域の60mmから超望遠の600mmまで、なんと10倍ものズーム比を誇る、唯一無二の超望遠ズームレンズです。
このレンズが一本あれば、広角側で風景の中に月を点景として写し、次の瞬間には望遠端で月のクレーターを大写しにする、といった撮影がレンズ交換なしで可能になります。月が昇り始める瞬間から空高くに昇るまで、刻々と変わる状況に柔軟に対応できる万能性は、他のレンズにはない大きな魅力です。描写性能もSIGMAのSportsラインならではの高いレベルを誇ります。
 

おすすめカメラボディ
○ SONY α7IV
オールラウンドな性能を持つα7IVと組み合わせることで、このレンズの万能性を最大限に活かすことができます。
○ Panasonic S5II / S5IIX
Lマウントユーザーにとって、このレンズは月撮影の強力な選択肢となります。像面位相差AFに対応したボディで快適な撮影が可能です。

 

 

 Sports 300-600mm F4 DG OS

 

おすすめシチュエーション
○ 最高品質の月面写真 / プロレベルの天体写真 / スポーツ
対応カメラマウント
○ ソニーEマウント / ライカSL/TLマウント

 
「600mm F4にズームの自由を」という革新的なコンセプトから生まれた、大口径超望遠ズームレンズです。単焦点レンズに匹敵する極めて高い光学性能と、F4通しの明るさを、300mmから600mmのズーム域で実現しています。
FLDガラス6枚など贅沢な硝材を用いた光学設計により、月の輪郭やクレーターの微細なディテールを驚くほどシャープに描写。リニアモーターHLAによる高速AFと、5.5段の強力な手ブレ補正OS2が、雲の切れ間などの一瞬のチャンスも逃しません。最高の画質で月を撮りたい、しかし構図の自由度も欲しい、そんなプロフェッショナルの要求に応える究極の一本です。
 

おすすめカメラボディ
○ SONY α1II
高速・高画素を両立したフラッグシップ機との組み合わせで、このレンズのポテンシャルを最大限に引き出します。
○ SONY α7RV
約6100万画素の高画素センサーが、このレンズの圧倒的な解像力を余すことなく受け止め、驚異的に精細な月面写真を記録します。

 










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 TAMRON(タムロン)

 

 150-500mm F5-6.7 Di III VC VXD/Model A057

 

おすすめシチュエーション
○ 月のクローズアップ / 手持ちでの月撮影 / 野鳥
対応カメラマウント
○ ソニーEマウント / フジフイルムXマウント / ニコンZマウント

 
500mmクラスの超望遠ズームでありながら、驚くほどコンパクトなサイズ感を実現した人気のレンズです。手持ち撮影も十分に可能なサイズと重量で、三脚を立てるのが難しい場所でも気軽に月を狙うことができます。
小型軽量ながら描写力は非常に高く、500mmの望遠端でも月のディテールをシャープに捉えます。強力な手ブレ補正(VC)も搭載しており、手持ち撮影を強力にアシスト。対応マウントが豊富なのも嬉しいポイントで、多くのユーザーにとって月撮影の有力な選択肢となる一本です。
 

おすすめカメラボディ
○ SONY α7IV
SONYの定番フルサイズ機との組み合わせで、コンパクトかつ高画質な月撮影システムが完成します。
○ FUJIFILM X-T5
Xマウント版は換算750mm相当に。高画素なX-T5と組み合わせることで、精細な月面写真が狙えます。
○ Nikon Z6III
Zマウントユーザーにも、純正レンズとは一味違った選択肢としておすすめです。バランスの良い組み合わせです。

 









 

 まとめ │ 関連記事のご紹介

 
今回は、中秋の名月を美しく撮るためにおすすめの望遠レンズをご紹介させていただきました。
月撮影以外にも、野鳥や飛行機、モータースポーツ、動物園など、望遠レンズは様々なシーンで活躍してくれる非常に汎用性の高いレンズです。
最近のカメラは性能が向上し、三脚とレリーズを使えば初心者の方でも驚くほど綺麗な月の写真が撮れるようになっています。

新しいレンズとの出会いは、あなたの写真ライフをさらに豊かで楽しいものにしてくれるはずです。
この記事が、あなたにピッタリな望遠レンズと出会うきっかけになることを願っています。

また、本記事以外にも初めてのカメラ選びやカメラを選んだあとのレンズ選びなど、カメラライフを充実させる関連記事をご紹介させていただきます。ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。

これからカメラを始める方に向けてカメラの選び方とおすすめのカメラを9選、専門店スタッフが厳選した記事はこちらから確認出来ます。


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[ Category:Canon FUJIFILM Nikon OLYMPUS & OM SYSTEM Panasonic SIGMA SONY TAMRON | 掲載日時:25年09月26日 12時00分 ]
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