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【Leica】雨天にて、D-LUX8と共に街を歩く

春の訪れもそろそろ…という時に何故か不安定な天候が続くようです。
なかなか傘を持ちながら撮影するのも腰が重く、かといってそこまで肩の力を入れずに撮影したい…
そんな時に役立つのはやはりコンパクトカメラ。

今回はこちら、Leica D-LUX8。
昨年の夏に発売されたこのモデル。コンパクトカメラというカテゴリ自体で発売されているカメラも少なく、
主にハイエンドのAPS-Cセンサーと単焦点レンズを搭載したモデルが非常に人気の傾向です。
その中でも本機は珍しいズームレンズ搭載型。35mm判換算で24~75mm相当と標準的に必要な焦点距離をカバーしています。
センサーも4/3型CMOSセンサーと少し大きく1,700万画素と不自由のない性能です。

本来であれば4:3のフォーマットであるものの、やはり慣れ親しんだ3:2で撮影をしたいところ。
D-LUX8はレンズ鏡胴の上部に撮影フォーマットの切り替えスイッチがあり、瞬時に好みのアスペクト比に切り替え可能です。
3:2になると約1,620万画素になります。

傘を持ちながら撮影するとどうしても近くに寄るというのも少し大変です。
そんな時にズームレンズなら片手で操作して撮影できる利点が大きく働きます。
勿論手ブレ補正も搭載している為、ある程度の状況なら不便なく撮影可能です。

桜の開花の季節という事や週末も重なり目黒川は非常に賑わっていました。丁度この日は七分咲き。
歩くなかでカメラを持って撮影している方も非常に多く、春の賑わいを感じられます。
非常に人も多く、以前よりも撮影や通行の規制がしっかりと行われるように。
よく目にする目黒川の桜の写真も、撮影できるスポットが限られ橋に立て看板も見られました。

例年、出店も多く川沿いの店舗も桜に合わせてディスプレイが用意されています。
中には店の中が全部桜にデコレーションされている店もあり、天気も相まって大盛況でした。
撮影日は気温も真冬並みに低下し、夕方に差し掛かると冬に戻ったような寒さ。
こんな時はサッとスマートに撮影したい…という欲求にD-LUX8はしっかりと答えてくれます。何せ片手で簡単に撮影できるのです。

センサーサイズから見てボケ味というのは果たしてどんなもんなのか?やはり気になるところです。
本機のレンズは f1.7-2.8との記載でワイド端でF1.7、以降少しずつF値が大きくなり、50mm以降はF2.8になります。
基本はしっかり寄って撮影すればボケは感じられ、むしろコンパクトカメラとしては非常に健闘しています。

細かい水滴の情報がしっかりと写し撮られています。使っていてD-LUX8は少しQシリーズの色使いを感じさせる印象です。
少し暗めに撮影するとその片鱗が少し伺えます。金属の撮影等元々Leicaは得意なイメージでこのD-LUX8にもしっかりと
受け継がれているのが分かります。

こちらは夜景モードで撮影した1枚。手ブレ補正のおかげでこのような写真も簡単に撮影できます。
拡大するとやはり限界を感じはしますが、パッと見ではそこまで気になりません。
夜になるとAF補助光が光ってしまいどうしても気になるところですが、設定を探しても何故か見つからない…
実はメインメニューでフォーカス→MFアシストを選択するとAF補助光という項目があります。
何故MFアシストにあるのだろうか…?という疑問もあるものの、もし「補助光が切れない!」とお悩みの方はこちらで設定できます。

少しアンダーに撮影するとやはり味が深まります。撮影していると所々にLeicaのエッセンスを感じる事ができ、
使っていて写りも非常に好みです。夜間の撮影でもノイズとディテールのバランスがしっかり保たれています。
コンパクトカメラはどうしても高感度撮影というハードルが常に付きまとう中で、こちらもかなり健闘しているといえます。

かなり意地悪な作例です。少しシャドー部分を持ち上げている為どうしてもカラーノイズはあるものの、
例えばモノクロ撮影に切り替える事や編集によってノイズを低減させるなどの工夫でしっかり補える範囲に抑えられています。

使っているとなかなかデータにもムラがあり、全然パッとしないような写りのものもあれば突然驚くような写りがあったり。
無理に撮影すると非常にベタっとした写真になり、しっかりハマると2枚目のようにとても上品な写真が現れます。
使って1日ではどのような条件で写真に違いが出るのかは分かりませんでした…ただこの感じ、CCD機のM型を思い出す感覚です。
M8やM9も条件によっては全くパッとしない写真が出てきたり、突然ホームランのように驚くべき写真が出てきました。
D-LUX8もそんな性格が少しある気がしてしまい、使っていくとどんどん引き込まれる何かがあるのです。

カメラという道具において、最も重要な要素の1つに「いつでもどこでも持ち出せる事」を私は考えています。
スマートフォンも勿論あるのでカメラを持ち出さなくとも、撮影はできてしまう時代。
それでもやはりカメラを持って撮影するという事は他人にどう思われても、自分自身の中で何か大切な瞬間の時に使うのではないでしょうか。
D-LUX8は瞬間を逃さない為に必要な道具の条件を備えています。

高級なボディの質感もさることながら、EVFも改良され視認性が高まりました。
「Mini-Q」と発売当初は言われてたものですが、意外にもこの愛称はしっかりD-LUX8の特徴を捉えたものかもしれません。
メイン機としてもサブ機としても、撮影の目的次第ではどちらにも対応してくれます。
所有欲の高さは共に写真へのモチベーションとしても大切なポイントです。近年包装やボディ素材等で高級感を押し出す事は
なかなかコンパクト機では難しい時代とはなっていますが、このD-LUX8はしっかりとその手応えを感じさせる逸品です。

晴天時に撮影された作例もこちらにあります。是非ご覧下さい!


[ Category:Leica | 掲載日時:25年04月01日 18時30分 ]

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【SONY】α7III と KISTAR 40mm で捉える、贅沢な時間の記録

【SONY】α7III と KISTAR 40mm で捉える、贅沢な時間の記録

突然ですが、ホテルに宿泊する権利をいただきました。
泊まれるホテルは世界中にあり、空いていればラグジュアリーホテルにも泊まれるという自分にとってはスペシャルな権利です。
さてどうしようかと少し考え、2人まで有効ならと母親孝行をすることにしました。
もちろんカメラを持っていきます。
選んだのは「SONY α7III」「木下光学研究所 KISTAR 40mm F2.4」です。
静かなホテルにも馴染み、ゆったりとした時を捉えるのにいいと思ったからです。
 
 

母は若いころは海外を飛び回っていましたが、現在は車椅子かつ高齢で旅行する機会がありません。
そんな母と都内のホテルに籠ることにしたのです。
数多あるホテルからここを選んだのは、クラブラウンジがあること、いくつかのホテルが一か所にありラウンジホッピングできること、それらのホテルが桜咲く日本庭園でつながっていることが理由です。
これなら敷地から出ることなく楽しむことができると踏みました。
 
 

素敵な日本庭園には鯉がいて、フロントでは専用のエサが販売されています。
生き物が好きな母は嬉しそうに鯉のエサやりを楽しみました。
幼稚園生くらいの男の子がやってくると、母はその子にエサを渡してその子が鯉にエサをやるという「二段階エサやり」が始まりました。
二人ともとても嬉しそうです!
エサやりというものは、なぜ楽しいのでしょう。
こども向けのふれあい動物園でもよくニンジンをあげたりしますが、どの年齢の方もみな幸せそうです。
 
 

集まってきた鯉の写真をご覧ください。
もはや水から出てしまっています。
「KISTAR 40mm F2.4」ならではのこのヌルっとした水の描写が大変好みです。
思わず2枚も載せたくなるほど好きなのです。
 
 


ホテルの敷地を散策。
どの角度から見ても美しく並ぶベランダが見事です。。
こちらが移動して見る角度が変わったとしても美しく見えるから不思議です。
 
 

ラウンジでお茶をいただきます。
奮発して2人で5650円もする「抹茶ラテ」のセットを注文したのですが、出てきたのはなぜか「抹茶カフェラテ」でした。
コーヒーが飲めないからこそメニューをよく確認して頼んだのですが、残念なものであってもこれも思い出。
そういうことで、よしとしましょう。
 
 

何気ない一枚ですが、光をふんわりと捉えてくれてお気に入りです。
 
 



予め車椅子対応のお部屋をお願いしていました。
お風呂も車椅子対応の特別仕様になっています。
大きな窓の向こうは緑が広がり、カーテンから漏れる光が大理石に映り輝いていました。
さて、母と非日常を楽しむこととします。
 
 
「SONY α7III」は、フルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラで、高感度性能と広いダイナミックレンジが特徴です。
写真の細部まで美しく捉えることができ、暗所での撮影でも優れたパフォーマンスを発揮するので、ホテルのように暗めの室内写真の撮影にもピッタリです。
また、高速のオートフォーカスや優れた手ブレ補正機能も備えており、後継機が出た今も十分に多様な撮影シーンで活躍してくれる一台です。

「木下光学研究所 KISTAR 40mm F2.4 M」はソニーEマウント用のレンズで、ピント面の優れた解像力と豊かなボケ味が魅力的です。
コンパクトで軽量ながら、建築物や風景など幅広い被写体に対応し、美しい描写を実現します。
特に明るいF2.4の開放値は、暗い環境での撮影や背景をぼかしたポートレート写真に最適です。
 
あまり目立ちすぎることなく落ち着きがあるホテルにも似つかわしく、大きなボケ味を活かした撮影を楽しむのに最適な組み合わせでした。
 
 

▼ 今回の使用機材はこちら ▼

[ Category:SONY | 掲載日時:25年03月31日 18時47分 ]

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【TAMRON】標準ズームと観桜

【TAMRON】標準ズームと観桜

暖かい日が続き、各所で桜の見頃を迎えています。

今回はFUJIFILM X-T4とTAMRON 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD/Model B070Xの組み合わせで撮影してまいりました。

この日は晴天ということもあり、沢山の人がお花見に訪れていました。木の周りに人だかりが出来るほどで、なかなか近づいて撮影するのが難しい状況でした。

このレンズは、35mm換算で25.5-105mm相当のズーム比4.1倍のズームレンズなのでこのような被写体に近づけないシーンでも活躍します。

1度に様々な種類の桜を見ることは初めてだったのですが、品種によって色味がかなり違うことに驚きました。肉眼で見た通りの色味を描写できています。

開放F2.8で撮影した1枚です。ピント面は花びらのディテールまで分かるほどシャープですが、周りのボケはやわらかく、被写体のお花にぴったりです。

石灯篭がメインですが左右に松の木があることにより日本らしさを感じます。広角側ならではの奥行きのある写真になりました。

本レンズは、TAMRON独自開発のステッピングモーターユニットを搭載していて、正確かつ高速なAFが可能です。人が多いレジャーシーズンなどでもパッと写真を撮ることができます。

かなり大きな植物があったのでぐっと寄ってみました。望遠で寄ったのでインパクトがあります。

純正レンズではなくても、FUJIFLMのグリーンの描写を引き出すことができました。

いかがでしたでしょうか。

TAMRON 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD/Model B070X は、標準ズームで明るさを兼ね備えたコストパフォーマンスの高いレンズです。

普段使いや旅行のお供にもおすすめです。

▼新品はインターネット購入で2年保証付きです!▼

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[ Category:FUJIFILM TAMRON | 掲載日時:25年03月31日 17時00分 ]

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【Leica/SIGMA】SL2-SとC28-70mmで愉しむ桜の世界

2018年の発表から早7年。

Leica、Panasonic、SIGMAの3社が中心にアライアンスを組んだLマウント(弊社ライカSL/TL用表記)は時を経て、今なお進化・拡大中。
個性豊かなカメラが発売され、これからも開発発表中のカメラなど登場が待ち遠しいものが控えております。

そして、レンズも例外ではありません。デザインはもちろんのこと焦点距離や大きさ、F値、価格帯などもメーカーによってコンセプトが異なり数多くのレンズが登場しました。多くはカメラメーカーごとに独自のマウントがあるのでレンズの選択肢が限られますが、Lマウントのレンズであればアダプター無しでそれぞれのカメラボディにメーカー違いのレンズを装着することが出来ます。

ユーザー目線でも購入したカメラメーカーのレンズだけでなく、通信が公式に最適化されたレンズが少なくとももう2社以上あるわけですからその選択の幅が広いのが特徴です。それらを自由に選べるのはレンズ交換式のカメラの醍醐味を最大限楽しむことが可能です。

「L」を知る。-THE MAP TIMES- 

今回はその中からLeica『SL2-S』とSIGMA『Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN』をチョイスしてご紹介します。

今回使用したLeica『SL2-S』は、2400万画素フルサイズセンサーを搭載したボディで同じナンバリングの『SL2』の約4700万画素から画素数を落としたモデル。しかし、ただ落としただけでなく高感度耐性、動画性能を向上させ、広いダイナミックレンジや最高ISO感度100,000の高感度性能により、光の少ない環境や動画撮影に向いたカメラボディとなっております。

写真関連製品のグローバルディレクターを務めるステファン・ダニエル氏曰く『ライカ SL2-S』の“S”は”Speed(速さ)”や”Sensitivity(感度)”などと考えてもらえれば、と以前オンラインで行われた発表会で語っていました。Speedは画像処理エンジン「LEICA MAESTRO III」の高速処理によって25コマ/秒の高速連写が可能となっています。高速で通過していく被写体も逃しません。

そしてSIGMAの『Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN』は、その設計において特にコンパクトさと軽量さを追求しており、持ち運びやすさが大きな魅力です。大口径標準ズームレンズの新たな最適解として提案された、SIGMAらしいレンズの一本です。全長が101.5mm、最大径が72.2mmと、非常にスリムなデザイン。重さは470gという軽量さで、長時間の撮影でも疲れにくく、旅行やスナップなど、様々なシーンで活躍します。

無論、『Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN』はコンパクトにしたからと言って描写性能を落とすことはなく、大口径ズームレンズに期待される高精細な描写があります。ワイド端が24mmではない理由は様々かと思いますが、無理のない設計、その可能性が伺い知れます。

『SL2-S』のボディ内手ブレ補正機構の補正効果は5.5段。実際に使用するとその滑らかさと補正効果の高さに驚かされます。加えて最高ISO感度100,000の高感度耐性も相まって夜間の撮影でもブレなく撮影が行え、解像感を感じる画を出してくれます。

最後は、こちらの機材で撮影したムービーでお別れです。開放F値F2.8なのでボケ感はもちろんのこと、光を多く取り込むことが出来るので多様な環境でご使用いただけます。

スチルにムービーに幅広い用途い対応したLeica『SL2-S』と、発売当初から人気の高いSIGMA『Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN』の組み合わせは機動力を生かしたおススメの組み合わせです。次世代機の登場で『SL2-S』の影が薄くなってまいりましたが、それでも性能は折り紙付き。今なら新品と中古価格の差も開いてきたので、今がお得に手に入れるチャンスなのかもしれません。SIGMA『Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN』も発売当初から人気が続いており、今でも在庫状況が不安定なほどです。大口径ながら手軽に扱えて、なおかつ描写も高解像度となれば、それもそのはず。新品が手に入らない場合はぜひ中古商品もチェックください。マップカメラの中古商品は、商品化のチェックはもちろんご購入後も安心してお使いいただける1年保証や動作確認期間などしっかりサポートさせていただいております。ぜひ少しでも気になりましたら下の商品ページをクリックしてみてください。

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[ Category:Leica SIGMA | 掲載日時:25年03月30日 19時00分 ]

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【Canon】楽器を演奏して感じた PowerShot V10 の魅力

【Canon】楽器を演奏して感じた PowerShot V10 の魅力

今は多くの人がSNSに自分で撮影したお気に入りの写真や動画をさまざまな人々と共有し、その交流を楽しむ時代です。スマートフォンをはじめ、人々の生活にカメラはもはや欠かせない存在となっています。
Canon PowerShot V10は撮影した写真や動画をビデオブログなどにして残すなど、本格的に動画撮影を楽しむ方々向けのカメラです。今回はこのカメラで楽器を演奏しているところを録画することで、その魅力に迫ってみたいと思います。
 
 
 
PowerShot V10はポケットに入る縦型の個性的なデザインで、ミラーレスカメラよりも小さいサイズです。V10には19mm F2.8 の広角単焦点レンズがついています。あまり馴染みのない焦点距離のレンズとも感じますが、手に持って自撮りするにはちょうど良いくらいの画角だと思います。そしてカメラ前面の中央付近にあるボタンを親指で押して撮影(動画、静止画)を開始します。そして背面液晶モニターを上にめくりあげれば自撮りができます。このように操作性がシンプルで、難しいことを考えずに撮影が楽しめるカメラです。
 
というわけで、このPowerShot V10で少しばかり演奏している動画を作成してみました。よかったらご覧ください。
 
 
 

今回演奏したのは曲とは言えないものですが、ロックミュージックのルーツと言われるスリーコードをベースに、一応曲のような形にして弾いたものです。私はスリーコードのシンプルで、自由に弾くスペースを感じられるところが大好きです。ですから多くのギタープレーヤーと同様、私にとっても純粋に弾くのが楽しい音楽です。

 

液晶モニターをめくり上げ、内蔵のスタンドを立て、そして前面の赤枠のボタンを押せば録画が始まります。カメラのセッティングにほとんど時間を使わなくて済むこの手軽さ、しかも場所もとらない、さらに使いやすい。とても良いと思いました。演奏のセッティングもほぼいつもと同じです。変えたところといえば単純に弾きやすさを求めて、少しヴォリュームを上げて弾いたことぐらいです。

ちなみに少し難しかったのは、動画内で使用している足元の機材(アンプシュミレーター)の撮影です。動画にしろ静止画にしろ部屋のなかで19mmのレンズの撮影だとかなりワイドで余計なものが写りこんでしまうので、寄ったりカメラを縦にしたりして撮りました。でもそれを動画に入れてみると、機材の一部を切り取る撮り方も思ったよりも格好よく、気に入りました。

 

小さなボディに大きなステレオマイクが搭載されています。高性能マイクだと思います。弦を擦るノイズ、ミスタッチなども含め、ただ机の上において弾いただけで演奏時の音がしっかり拾われていることに驚きます。
V10には外部マイクの入力端子もついていますが上の写真の通り、今回はこのまま録画録音しました。
 
今回は楽器の演奏を通してCanon PowerShot V10 の良さをご紹介させていただきました。演奏する側の目線で考えると、このカメラを上手に使うことで、本格的な動画撮影はもちろんですが、楽器の演奏力向上にもつなげることが可能になります。
ギターに限らず楽器演奏上達の一番の近道は、「録音」です。昔からずっとそうですが、私も音を録ってその弾き方を学んできました。自分の出した音がどのように聞こえるかを知ることはとても重要です。簡単にいえば、特に難しいテクニックなどなくても「音を伸ばすところは伸ばす、切るところは切る」、これだけで十分に良い演奏になるものです。録音は自分の出した音の現在地を教えてくれます。録画ボタンを押して横に置くことで、PowerShot V10をこのように活用することも可能です。
 
Canon PowerShot V10 は現在メーカーで行われているキャンペーン「キヤノン春のキャッシュバック2025」の対象商品(5000円キャッシュバック)です。皆さんにとって、PowerShot V10を使うことでvlogをはじめとした動画の撮影、投稿がさらに楽しいものになってくれたら嬉しいです。
 

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中古商品はこちらからご覧ください。

 

[ Category:Canon | 掲載日時:25年03月30日 15時00分 ]

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【FALCAM】撮影時に便利なストラップ『マグリンク』シリーズ

【FALCAM】撮影時に便利なストラップ『マグリンク』シリーズ

今回ご紹介するのは筆者の好きなFALCAMの『マグリンク』シリーズのストラップ。
このストラップの魅力を皆様にお伝えできればと思います。
紹介するストラップ各種は下記の商品ページからご確認ください。

マグリンクシリーズ一覧はこちらをタップ!

このシリーズはマグネット式クイックバックルでショルダーストラップをマグネットでくっつけることで、ストラップを取り付け部分から外す手間がなく、カメラを簡単にストラップから取り外すことができます。撮影時にストラップが邪魔で見にくいと感じたことがある人はこの感動を是非体感していただきたいです。
簡単に装着ができ、取り外す事もスムーズに行うことができます。撮影もスムーズに円滑に行えるのでオススメのアクセサリーです。

優れた耐荷重性能で最大132ポンド(60kg)までの荷重に耐えることができます。(※リストストラップは50kgまで)
使用方法を間違えずに基本的に使用して耐荷重を超えるようなことは殆どないので特に問題はございません。
上記の画像のように摩耗警告デザインを取り入れているので安心してご利用いただけます。

FALCAM マグリンク バックルミニキットをお買い求めいただければ普段お使いされているストラップにつけて使用することが可能です。
試しで購入したい方や普段から使用している自分のお気に入りのストラップで使いたい方にオススメです。

値段も比較的リーズナブルな価格帯で選びやすいのもメリットです。
肩の部分にはクッション性のあるパットが入っているのことに加えて肩の部分が広いので負担を大きく減らすことが出来ます。
大きいカメラを使用する方や肩への圧迫感を少なくしたい方にはFALCAM マグリンク ショルダーストラップ プロがオススメです。

先ほどのものだと大きそうと感じる方はFALCAM マグリンク ショルダーストラップ ライトシリーズをご覧ください。
布部分が少し細くなっているのでこちらがオススメです。
こちらのシリーズにも肩の部分にもクッションパットが入っているので長時間の撮影でも疲れにくいです。

小型のカメラには上記のようなリストストラップやショルダーストラップがオススメです。このリストストラップなら腕に巻きつけながら撮影を行えるので非常に便利です。
カラーもいくつかご用意がございますので自身に合うものが見つかれば幸いです。
一度使うと使い勝手の良さに手放せなくなってしまうと思います。
アクセサリーにもこだわり撮影を円滑に進めていきたい方には是非手に取っていただきたいアイテムです。

今回紹介したストラップと他のストラップはまとめて下記をご覧ください。

重量感のあるカメラに。肩への負担を減らしたい方に。

上記の物より少し細いタイプはこちら。

小型のミラーレスや小型のカメラに。

コンデジや小型のカメラに。

スマートフォンなどに使用できるものはこちら。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年03月29日 18時30分 ]

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【Nikon】魅力的なZマウントボディたちをご紹介します。~総集編~

【Nikon】魅力的なZマウントボディたちをご紹介します。~総集編~

待望の「Nikon NIKKOR Z 35mm F1.2 S」が発売いたしました。

Z 50mm F1.2 S 、NIKKOR Z 85mm F1.2 Sに続く、大口径単焦点レンズ。S-Lineシリーズの持つ抜群の解像力と開放F値1.2ならではの柔らかいボケ味は主役を最大限に引き立たせます。また高速かつ正確なAF性能に加え、動画設定にも配慮した設計は、Zマウントユーザーの表現の幅を新たに広げる1本になるでしょう。

↓↓↓Nikon NIKKOR Z 35mm F1.2 S先行レポートは、マップカメラYoutubeチャンネルでご覧いただけます↓↓↓

新しい風を吹き込む新製品を最大限に生かすのは、魅力的なZマウントのフルサイズボディたちです。

そこで今回は新製品レンズの発売を記念し、Z 35mm F1.2 Sに合うフルサイズボディをマップカメラスタッフが第5回に渡り連載形式でご紹介いたしました。
この機会に改めてZマウントボディの素晴らしさをお伝えできれば幸いです。
今回は総集編となります。


1:「Z6III

フラッグシップモデルである Z9やZ8同等の高性能を継承し、世界初の部分積層型 CMOS センサーを搭載しています。

画像処理エンジン「 EXPEED 7」の採用と、バリアングルモニターを活かした本格的な動画制作とも両立ができるボディです。



2:「Z9

フラッグシップモデルの性能を堪能できる動体撮影。被写界深度が浅くても正確なピント合わせが可能です。

高画素を活かし、DXクロップをかけることもできるので撮影の幅が広がります。



3.「Z8

フラッグシップモデル同等の性能をZ9よりコンパクトなボディに搭載しているZ8。

Z9と比べ体積比で30%も小型化されていて、機動力の高さが抜群の1台です。



4.「Z f

フィルム時代を代表するFM2にインスピレーションを得た外観デザインになっているZ f。

「B&W」の切り替えレバーが搭載されていて、瞬時にモノクロ撮影に切り替えることができます。



5.「Z8

こちらの記事ではFTZを使用し、Ai-S Nikkor 35mm F1.4を付けています。

マニュアルレンズを使用するとより一層ファインダーの見やすさが体感できます。



いかがだったでしょうか。

今回は総集編として全編のご紹介をさせていただきました。
Zマウントユーザーの方にもそうでない方にも魅力が伝わりますように。

バックナンバーはこちらから

2025年5月7日までのご購入の方を対象にキャッシュバックキャンペーン中です!

今回ご紹介したボディにも対象商品がございます。下記のバナーからご確認いただけます。

Nikon Creators 応援 スプリングキャンペーン2025

新製品レンズの詳細はこちらから!

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年03月28日 18時00分 ]

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【Carl Zeiss】Planar T* 85mm F1.4片手に沼辺の公園を散策する

【Carl Zeiss】Planar T* 85mm F1.4片手に沼辺の公園を散策する

明るく抜けの良いレンズは一眼レフカメラの透き通ったファインダーで味わいたいと思います。

今回はNikonの一眼レフカメラで中望遠域のレンズを楽しむため「Nikon D750」と「Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZF.2」を用意しました。

「Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZF.2」はCarl Zeissのレンズの中でもF1.4と明るいレンズの代表格でもあり、ポートレート用レンズとしての代名詞ともいえるレンズになります。
キレる描写と柔らかなボケが被写体を浮かび上がらせ、立体感を感じさせます。

このレンズはポートレート用レンズの古典ともいわれ、シャープネス、ソフトフォーカス、コントラストを効果的に操ることができます。
開放絞りで被写界深度はとても浅いので印象的な表現を得るのに向いており、多くのカメラ愛好家にも精緻な描写を評価されているレンズにです。

そもそも85mmという画角は歪みのない描写とピント面にあたる部分のシャープで精細な描写と、前景後景が自然に柔らかなボケと共に映し出されていくので、被写体を景色の中から浮かび上がらせるにはとても向いているかと思います。
夕景を求めてぶらりと訪れた、この沼辺のようなのどかな景色を映し出すのにも向いております。

沼辺の公園のふちに沿い散策しながら見かけた光景を写し取っていきます。
マニュアルレンズとして心地よいぬめり感のあるピントリングの感触が楽しめるこのレンズですが、ゆったりとあたりの景色を楽しみながら、時間をかけてじっくり撮影を楽しむのにとても良いレンズなのかと思います。

移動する被写体に合わせて撮影するにはあまり向いているとは言えないのですが、被写体の動きを予測しながら合わせていけばある程度までなら躍動感のある動きのある被写体もとらえることはできます。
レンズの中でもポートレンズとして代表的なレンズですが、開放絞りにおける素直なボケ味と、絞り込むことによる精緻な解像力を撮影意図により多彩に使い分けることにより散策などに持ち出して、日常を印象的に切り取るにも良いと思います。

明るいレンズを光学ファインダーでのぞきながら撮影を楽しむのは思いのほか楽しいものです。
ミラーレス全盛の時代になりましたが散策しながらカメラを構え光学ファインダーをのぞきながら、じっくりと構図を決めていくのもなかなか良いかと思います。

「Nikon D750」はフルサイズセンサー搭載で画素数も約2400万画素となるので、日常的に撮影するには現在の性能でも十分であり高感度についてもISO100~12800ですので、日常的な散策の範囲であれば問題になることもなく、ある程度暗く厳しい環境でも気にせず使用できるほどの性能は備えているかと思います。
これからフルサイズセンサーでデジタルカメラを始めてみようという方にはコストパフォーマンスもよく、歴史も長く豊富にレンズ群を楽しめるこの機体はお勧めできるかと思います。

夕景の沈みゆく陽の光に照り輝く水辺を背景を切り取ってみます。
Carl ZeissのTスターコーティングの信頼性は高くフレアコントロールが高いレベルで対策されており、強い光の反射にも耐性があるのが見えるかと思います。

Nikonでフルサイズを始めてみたい方にも是非お勧めしてみたい組み合わせと楽しみ方です。
何気なく散策に出るときにはマニュアルレンズでじっくりと楽しみながら周囲の光景を切り取ってみてはいかがでしょうか。

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Nikon | 掲載日時:25年03月28日 17時00分 ]

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【Leica】画作りと近接のボケ味が魅力の『SL3』『アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.』

【Leica】画作りと近接のボケ味が魅力の『SL3』『アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.』

3月もいよいよ終わりが近づき連日、気温が高くなり春を感じる季節になりました。
関東は桜の見頃がすぐそこまで近づいてきた感じがいたします。
お花見の季節に写真を撮るときは桜か、桜を見る人か、どちらを主役にして撮るか考えるのが筆者は楽しいです。

桜は小さな花の集合体なので、高い解像感があるカメラやレンズを選びたいところ。
また、花びらが白飛びしないようにダイナミックレンジが広いカメラにも目が向かいます。
そこで今回はLeica『SL3』にM/SLアダプターを装着して『アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.』で撮影を楽しんでまいりました。
撮影時に露出やWB、Leica Looksの調節をしただけのJPEG撮って出しの作例になります。

『アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH.』は新品、中古ともにとても人気が高いレンズです。
5群10枚のレンズの内、3枚の非球面レンズ(内、1枚は両面非球面)、6枚は異常部分分散特性を持った高品質な特殊ガラスを使っています。
そのおかげでハイライトの部分に目立ちやすい紫や緑の色収差が見当たらず、すっきりとした画が出ています。
銅像の質感描写も見事で、リアルな迫力を感じました。

Leica M11の使用経験はある筆者ですが、同じ6030万画素のイメージセンサーを搭載したSL3を使うのは初めてです。
M11との違いはSL3の方が映像エンジンが一世代新しいMaestro IVエンジンを採用していることです。
このセンサーとエンジンの組み合わせは現行MシステムとSLシステムの中では一番最新になります。
『アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. 』の開放での素直なボケ味と立体感のある描写、髪の毛や洋服を精細に写す様は流石の一言です。

散策をしていたら、突然逆光の写りを見れるタイミングがきたので、とっさに歩きながら撮った1枚。
太陽の周りに少しだけゴーストが見受けられますが、写真全体のコントラストを失うようなフレアは感じず良い雰囲気が出ました。
SL3からチルトモニターに進化しており、花を撮る時にローアングル撮影がしやすくなっただけでなく、
このようなとっさのスナップも軽快に撮りやすくなりました。

『Leica SL3』は先代からあるフィルムモードに加え、Leica Looksという色調を撮影者の好みに変えられる設定が搭載されました。
筆者はどんなカメラでも、人物を撮影する時以外は基本的に、スタンダードな仕上がりを使用しています。
今回、SL3を初めて使うこともあり、せっかくなのでフィルムモードはSTD、Leica Looksをchromeに設定して撮影してみました。
肉眼で見るより、やや暖色の味付けとアンダーな露出の組み合わせが、夕刻の1シーンをエモーショナルに写してくれました。

こちらも筆者が気に入ったLeica LooksのLeica Sepiaモードです。
ライカのデジタル一眼カメラだと、通常モデルのカラー写真かモノクロ専用機のモノクロ写真か2択の選択肢になり、
今回SL3を使うまでSepiaモードで撮ろうと思ったことは1度もありませんでした。

カメラもレンズも最高の写りをする組み合わせで撮っていることもありますが、
とっさに撮った1枚が個人的に画になると感じ、スナップに多用したくなりました。
『アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. 』の開放でのクリアなボケ味とSL3の精細な描写は相性が良く、
写真を拡大すると手前の眼鏡をかけた男性の髪の毛をしっかりと写している様子に驚きました。

『アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. 』の特徴の一つが最短撮影距離が30cmまで寄れることです。
レンジファインダー用レンズで45cmや50cmまで寄れるレンズはありますが、35mmレンズで30cmまで寄れるレンズは珍しいと思います。
一般的にマクロレンズ以外のレンズは近接撮影になるほど収差が画質に影響してきます。
ですが、このレンズはフローティングシステムを採用しているため、近距離でも高画質を発揮します。

筆者が今回、『アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. 』には寄れる、コンパクト、シャープな画質を
高いレベルでバランス良く保ったレンズで、近距離でのボケ味にはそれほど注目してなかったのですが、写してみて驚きました。
ピントを合わせた被写体を浮き上がるように写し、前ボケ、後ボケは素直で形が分かるように残す。
最短撮影距離が30cmなので、花撮りにも向きますしテーブルフォトにも威力を発揮します。
背面モニタで撮った写真を見て「すごっ」と思わず声をあげてしまいました。

現行ライカデジタルシステムでは最も解像感が出て、映像エンジンも最新世代を搭載した『Leica SL3』。
ライカの画作りが手軽に楽しめるLeica Looksと、より自由なアングルで撮影可能になったチルトモニターは写真の楽しみをより広げてくれました。
ボディの大きさも、先代より横幅が削られながらダイヤルが一つ追加されたことで操作面も向上。
AFが可能なSLレンズと、M/SLアダプターを付けて新旧さまざまなMレンズも楽しめます。
『アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. 』はコンパクトで遠近様々な用途で使えるので、常用セットにぜひおすすめしたいレンズだと思います。
桜の季節の写真撮影がますます楽しみになってきました。

マップカメラの中古カメラ・レンズは1年保証付き!

 

 

 

[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月27日 19時30分 ]

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【Nikon】コンパクトでも鳥が撮りたい

今回はNikon Z30とNIKKOR Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VRのレンズを持って撮影に出かけました。

Z30はNikonのAPS-C機で、バリアングル式のモニターを持ちファインダーのないコンパクトな機種になります。
Z DX50-250は35mm判換算で75‐375mmの画角の望遠域でありながら、DXフォーマット専用に作られているので長さ110mm、重さ405gと軽量コンパクトな扱いやすいレンズになっており、Z30のダブルズームキットでセットになっている望遠レンズでもあります。

水辺にアオサギがいました。
体長約60cmくらいの大きな鳥で目の後ろから濃紺の線が入っているのが特徴的です。

こちらはシジュウカラ。
首の後ろの黄色い部分が綺麗な小さな鳥です。細かくちょこちょこと動くので連写を使って撮影しました。

カルガモは都内でも年中見ることができるカモになります。
あまり人を恐れないのでかなり寄っての撮影ができるのが嬉しいところです。
水辺の公園だったので冬鳥のカモの仲間もちらほら見られました。

 野鳥ではありませんが、梅の花が綺麗だったので撮影しました。
望遠を使えばAPS-C機とズームレンズの組み合わせでも背景のボケをしっかりと楽しむことができます。

Z30は動画機にも向いている機種になります。
動画も撮影したのでご覧ください。

4Kで撮影しました。
今回は手持ちでの撮影となりましたが、望遠で動画を撮影する際は三脚があったほうが撮影しやすいです。

野鳥撮影と聞くと長玉を持っていくイメージがありますが、大きく重く価格も高いものが多いです。
APS-C機の焦点距離が換算値で1.5倍になることを利用すれば、比較的価格を抑えてコンパクトなレンズで気軽に撮影することができます。
もちろん高倍率であればあるほど撮影できる幅は広がりますが、今回の組み合わせは野鳥撮影を始めるきっかけとして使いやすいレンズではないでしょうか。

▼Z30はニコンキャッシュバックキャンペーン対象商品です▼

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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年03月27日 17時00分 ]

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【SONY】GMレンズだけではない、”SONY ZEISS”の魅力。

【SONY】GMレンズだけではない、”SONY ZEISS”の魅力。

「SONY FE 50mm F1.4 GM SEL50F14GM」。50mm F1.4という性能でありながら小型軽量・優れた解像感と滑らかなボケ味・素早いAF、とGMレンズの中でもかなり人気のある短焦点レンズ。
そんなFE 50mm F1.4 GMですが、SONYにはもう1つ50mm F1.4のレンズがあることをご存じでしょうか。
それが「SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA SEL50F14Z」”ZEISS Planar”の名を持つ、同じ焦点距離の単焦点レンズです。
FE 50mm F1.4 GMが発売されてからは少々影に潜んだような存在のレンズ。しかし、FE 50mm F1.4 GMとはまた違う魅力の詰まったレンズでもあります。今回はそんなSONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZAについてご紹介いたします。

”SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA”と”SONY FE 50mm F1.4 GM”

SONYでZEISSの名を付け始めたのがα99やα77等の際に採用されていたAマウントの時代。まだSONYのHPには残っていますが、当時ZEISSレンズをAFで使用でき、Gレンズとはまた違う解像感とコントラストを重視したZEISSらしい描写を得られることを目的としたハイスペックレンズ。

ちなみにZEISSとは「Carl Zeiss」。現在も使用されている光学技術はCarl Zeissが開発・発展させたといってもいいほど、レンズ業界では重鎮的な存在。SONYではZEISSと共同開発を行い、描写力に長けたレンズを販売していました。
その後フルサイズミラーレス一眼カメラ”α7”が発売され、その際にミラーレスカメラ用のSONY ZEISSレンズもグレードの高いレンズとして発売されました。
ミラーレス一眼カメラが世に浸透する中、SONYのミラーレス一眼カメラでは“α7R”という高画素モデルが発売され、”α7RⅡ”になると画素数が約4240万画素となり、この頃に高画素にも耐えられる解像感と滑らかなボケ感を両立しようと開発されたのが最上級グレードの「GMレンズ」です。

現在はGMレンズが主流で新レンズも出る中、ZEISSは既存のレンズが今も販売されているというのが現状。
中古を見るとGMレンズとSONY ZEISSレンズで値段に大分差があります。そうなると気になるのが同じ焦点距離・明るさのZEISSレンズ。実際どのくらい違うのか。今回は気になっていた筆者が「SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA」をメインに「FE 50mm F1.4 GM」も一緒に撮影へ向かいました。

まず外観や重さの違い。
外観は見ての通り後発のGMレンズの方が一回り小さく、そして重さもGMが516g、ZAが778gと比較してしまうとZEISSの方が正直かなり重く感じました。取り回しはやはりGMレンズに軍配が上がるかと思います。
しかしZAは外装が全て金属でできており、重厚感・高級感があります。少々傷がつきやすいかと感じることもありますが、良いレンズを使用しているという気にさせてくれるレンズだと感じました。筆者も使用していて撮影へのモチベーションが上がりました。

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

SONY α7RⅢ+FE 50mm F1.4 GM

SONY α7RⅢ+FE 50mm F1.4 GM

そしてレンズ性能。
GMは最短撮影距離0.41m(AF時)、0.38m(MF時)・最大撮影倍率0.16倍(AF時)0.18倍(MF時)。ZAは最短撮影距離0.45m・最大撮影倍率0.15倍となっています。そこまで差はないですが、GMレンズの方が多少寄れるという印象です。
どちらも絞り羽は11枚、防塵防滴性能もついています。
ここで違うのがレンズコーティング。ZAではZEISSおなじみの「ZEISS T* コーティング」が施してあり、フレアやゴーストを抑えながらコントラストの高い描写が特徴。ちなみにGMレンズの方では「ナノARコーティング II」を採用しており、こちらでもレンズ内の反射で起こるゴーストやフレアを抑え、逆光時でもヌケの良いクリアな描写が特徴となっています。

ここからは実際に撮影した写真もご覧ください。
今回は、筆者の住んでいる場所の近くに自然に恵まれた場所があるとの情報を得たので、そこで植物などを撮影しました。

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:400

まず使用していて思ったのが、AFスピードの違い。今回使用したボディはSONY α7RⅢ。どのボディで装着しても、やはりGMレンズの方がAFは素早く感じました。FE 50mm F1.4 GMでは「XD(extreme dynamic)リニアモーター」を搭載しており、そのおかげか狙った被写体にAF音もほぼ無くスッとピントが合いました。それに比べてPlanar T* FE 50mm F1.4 ZA。こちらのレンズも「リングドライブSSM」を搭載しているのですが、GMと比べるとAFが少々遅く感じました。AF音は静かですが、その部分に関しては年式の差を感じました。

【全体写真】

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:200

SONY α7RⅢ+FE 50mm F1.4 GM 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:200

【ピント合焦部分拡大】

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA ピント合焦部分

SONY α7RⅢ+FE 50mm F1.4 GM ピント合焦点部分

【玉ボケ部分拡大】

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 玉ボケ拡大

SONY α7RⅢ+FE 50mm F1.4 GM 玉ボケ拡大

写真を撮影して感じたのが、カメラのモニターを見る限りGMレンズよりSONY ZEISSで撮影した写真の方が高コントラストに感じました。またピントの合った部分に関してはどちらのレンズもシャープな写りなのですが、ボケに関しては違いを感じました。それこそGMレンズはふわっとしたとろけるようなボケ味、SONY ZEISSは玉ボケに輪郭が残り絵に描いたようなボケ味。同じ焦点距離・F値・ISO感度・F値なのにレンズによって味付けが違うところがとても面白いと撮影・編集して感じました。

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 フリンジ除去前

SONY α7RⅢ+Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 フリンジ除去後

SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZAでも描写はSONY FE 50mm F1.4 GMには無い味がある写りで良かったのですが、上の写真のようにパープルフリンジが気になるものもありました。約9年前のレンズなので最新技術を詰め込んだGMレンズと比較すると劣る部分もあるとは思いますが、Adobe CameraRawやPhotoshop等の写真編集ソフトで除去することはできるので、もし気になることがあればフリンジ除去機能を使用すれば問題ないかと思います。

 

今回使用した感想ですが、SONY ZEISSのレンズにはGMレンズとはまた一味違う描写が楽しめるレンズだと感じました。勿論GMレンズはフラッグシップ機α1シリーズ、高画素モデルα7Rシリーズの高画素にも耐えうる解像感とボケ味と素早いAFを目指して開発されているレンズですのでピントの合った面はシャープ、そして滑らかなボケと誰が見ても性能の良いレンズだと思います。ですが、SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZAではAFは多少遅かったものの、撮影したくなる高級感のあるレンズ、コントラストの高い絵画のような写真が特徴的で、ゆっくりカメラ・写真と向き合って使用したくなるレンズのように感じました。筆者も持って行く際は重く感じていたのですが、撮影を始めるとそのレンズの魅力に引き込まれたように夢中で撮影しておりました。

ミラーレス一眼カメラ用のSONY ZEISSレンズは他にも、フルサイズセンサー対応のもので「SONY Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z」 「SONY Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA SEL35F14Z」「SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z」「SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z」「SONY Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」。APS-Cセンサー用で「SONY Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z」が現在新品で販売されています。中古だとリーズナブルに購入できるものが多いので、気になった方はぜひ検討されてみてください。

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[ Category:SONY | 掲載日時:25年03月26日 18時30分 ]

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【Canon】軽量なフルサイズ一眼レフで動物撮影

【Canon】軽量なフルサイズ一眼レフで動物撮影

今回はEOS 6D Mark II とEF70-200mm F2.8L IS II USMを持って動物園に行ってきました。
かわいい動物たちの写真を交えながら使用した感想を書かせていただきます。

私は普段軽さや持ち運びやすさを重視してカメラを選ぶので一眼レフカメラを持つのはとても久しぶりでした。
6D Mark IIはCanonのフルサイズ一眼レフの中では比較的軽量で、ボディのみの重さは約 685gほど。遠くの動物も撮るために望遠レンズを選んだため多少重たくはなりましたが、手持ちで撮影を楽しめる重量でした。

猿山の向こう側にメリーゴーランドが見えて不思議な光景でした。
6D Mark IIはフルサイズ一眼レフで唯一バリアングルの液晶を備えています。様々な角度から自由に撮影をすることが出来る点が便利です。

また、今回すべての写真が撮って出しなのですが、色が淡く出るような印象を受けました。

なんと、リスもいました。リスは私が去年1年間で撮った中で最も楽しかった被写体です。
リスの撮影のみの記事を以前書いているので合わせてお読みいただければ幸いです。
(→「【Canon】望遠ズームを使って撮りたい被写体、リス。」)

とにかく素早く動きつづけるリスですが、 6D Mark IIの高いAF性能のおかげで不満なくピントを合わせることができました。

逆光ではありますが、入り組んだ枝の中にいるリスを真下から狙ってもすぐにピントが合ったことが衝撃でした。
合わせたい場所に簡単にピントが合うのでストレスを感じずに撮影が出来ます。

手前にあった葉っぱの隙間から撮影したところ、葉がボケてふんわりとした写真になりました。
F2.8ではなくF4の70-200mmを選べばより軽量になるため出発前かなり悩んだのですが、撮影の幅が広がるためF2.8を選んでよかったと感じています。

水辺の動物も撮影いたしました。
くちばしから落ちる水と水紋が滑らかに描写されていると感じました。

Ⅰ型に比べ、より描写がシャープなEF70-200mm F2.8L IS II USM。細かいところまでしっかり写っているのが分かります。
手振れ補正も4段分あるのでシャッタースピードを無理に上げずに済みました。

今回は6D Mark II とEF70-200mm F2.8L IS II USMを使ってみました。
フルサイズ一眼レフでありながら軽量な6D Mark IIを選ぶことで、望遠レンズが必要な場合でも疲れずに手持ち撮影を楽しむことができました。写真もどれも綺麗に撮れていて大満足です。

みなさまもぜひ一眼レフカメラを持って動物園にでかけてみませんか?

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[ Category:Canon | 掲載日時:25年03月25日 17時00分 ]

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【SIGMA/Panasonic】C 28-70mm F2.8 DG DNで春探し

【SIGMA/Panasonic】C 28-70mm F2.8 DG DNで春探し

PanasonicのLUMIX S9とSIGMAのContemporary 28-70mm F2.8 DG DNを携えて、街を歩きながら撮影を楽しみました。
軽量なフルサイズボディと明るいズームレンズの組み合わせは、機動力と描写力のバランスが非常に良く、日常の風景を丁寧に写し取ってくれます。

被写体に寄って撮影したこちらの一枚。
金属の質感と経年による塗装の剥がれまでリアルに写し出されており、SIGMAレンズのシャープな描写力が際立ちます。F2.8の明るさとボケ味も相まって、背景が柔らかく溶けるように表現され、被写体がより際立ちます。

神社建築の細かな装飾も、LUMIX S9ならではの色再現力で鮮やかに描写。
オレンジや金、緑など、彩度の高い建材も自然な発色で収められ、肉眼で見た印象に近い仕上がりに。JPEG撮って出しでも満足できる画づくりが可能です。

小さな狛犬の像を真正面から撮影したこの一枚。
ピント面は非常にシャープで、背景は大きくとろけるようにボケてくれました。AFもスムーズで、迷いなく被写体に食いついてくれる印象です。


やや暗所となる屋内でも、ノイズを抑えつつしっかりと解像。センサーの感度性能と、開放F2.8の明るいレンズの組み合わせが、こうした場面でも力を発揮してくれます。

ミラーや鉄骨、カーブの曲線といった都会的な構造物も、階調豊かに描写してくれました。ハイライトからシャドウのグラデーションが柔らかく、その場の空気感まで写し出してくれます。



早咲きの桜が満開になってました。花びら一枚一枚の繊細な描写と、光の回り込みによる柔らかさが印象的です。SIGMAレンズらしい立体感と空気感がしっかりと伝わってきます。

このセットは、軽快なスナップからしっかりとした作品撮りまで幅広く対応可能です。荷物を軽くしたいけれど、画質には妥協したくない――そんな方にこそ、自信を持っておすすめできる組み合わせだと感じました。

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:25年03月24日 12時00分 ]

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【Leica】Come Waltz With Me~貴婦人とワルツを~

2025年の3月初頭に発売されたズミルックス M50mm F1.4 11714。
こちらのベースは2世代目と呼ばれるモデルに当たります。今回はそのベースレンズの更に1世代遡り、
初代ズミルックス M50mm F1.4、通称”貴婦人”と呼称されるモデルにスポットを当ててみました。

この”貴婦人”と呼ばれる所以をご存知でしょうか。実は鏡胴の仕上げの良さから呼ばれる様になった愛称です。
細かいローレットの刻みは工芸品と言ってもよい程で、最近話題のSIGMA BFとも通じる部分があると感じています。
最短撮影距離は1m。少し遠いのが好みの分かれるところ。

1stモデルは2種類。「ピントリングのギザの位置が山側にあるか谷側にあるか」で大きく分かれます。本来は谷側にギザがあるものは一般的な1st。山側にあるのは極初期に作られた逆ローレットという名称で呼ばれています。
今回使用したモデルは通常の1stモデル。柔らかさは逆ローレットが上とも言われますが、こちらの1stモデルも非常に軟玉です。
実は後期型も最初は1stとほぼ同じ形をしておりシリアルナンバーで見分けられます。1844001以降であれば後期、それ以前であれば
1stモデルと覚えていただければ簡単です。

開放の近接域での撮影。ご覧の通り非常に柔らかくもピントの芯はしっかりと残っています。
使用したボディはM11-Pという事もあり、高解像の後押しもあるのでしょう。描写のバランスは絶妙と言っても過言ではありません。
但し撮影条件によって、この性質が悪い方向にも回ってくることがあります。それも楽しんで付き合う事こそ貴婦人と踊る為に
必要な資質と呼んでも良いかもしれません。

光の環境によって、このレンズは非常に良い塩梅で写ってくれることもあれば却ってレンズの性質が
撮影者の意図と外れることがしばしばあります。例えばこのように一見滲みのある柔らかい描写ですが、
「ピントの部分をしっかり魅せたい」という意図とは反した写りになります。雰囲気としては満点ではあるものの
レンズの描く雰囲気と自分の個性にどう折り合いをつけていくか…という部分が重要なポイントになってくるのです。

F4まで絞ると上記の画像のように、しっかりした写りです。かといって解像感を強調するのではなく、素直な立体感を生み出します。
1stズミルックス50の写りの真骨頂は開放よりも実はこのF4から5.6辺りにあるのではないかというのが私なりの考えです。
オールドな雰囲気を味わうなら開放を、自身の撮影意図と絞りを適宜調節しながら探り合っていくのです。
そういった意味ではライカレンズはどのレンズも実は同じような探り合いをすることが大切になってきます。

こちらも少し絞っています。M11-Pのセンサーとの相乗効果でレンズの柔らかさによる情報量の低下を上手く補っています。
普段は私も絞って撮影する事が多く、あまりF1.4という開放値はそこまで使用しません。それでもたまにはちょっと「味変」を
する為にこのレンズの効果を利用することがあります。例えば人物撮影に於いて、優しさや暖かさといった雰囲気を添える為に
開放値を敢えて使用するという事も勿論あるのです。

ポートレートのような構図での撮影。雰囲気という部分では非常に開放撮影による効果が発揮されています。
これがファッション撮影になると服の情報量が低下する事から好ましくはありません。
しかし写っている人物を魅せるのであるなら、その人の雰囲気とマッチすればしっかり引き出してくれるとも言えます。
いわゆる職業的な写真ではNGであっても、作家的な写真と見るなら正解にする事もできそうです。

敢えて開放で撮影してみました。滲みと共に現れる湿度を感じる写り。所謂”貴婦人”の描写が人気である理由です。
ズマリットから改善され作られた本レンズ、先代程の開放の暴れっぷりは潜めたものの撮影条件によってはその顔が少し現れてきます。
撮影意図+レンズの性格+撮影条件が上手く重なった写真を撮れるとこれほどに快感にもなるレンズはやはり珍しいものです。
ズマールやズマリットはやや極端な性格に付き合う事になりますが、この貴婦人ことズミルックスM50mm F1.4初期型はそこまで
極端ではなく非常に良くまとまっています。ライカレンズ自体が全体的に上品に写るのはやはり特徴とも言えます。

光の方向によってこのようにゴーストもやはり発生します。先代ズマリットよりは比較的発生は抑えられているものの、
こちらも意図を持って発生させるのか否かで使いやすさの印象も変わるのではないでしょうか。
意外と自発的に発生させようと思うと角度に苦労します。こちらもライブビューで発生する角度を確認してから撮影。
そういった意味では年代を考えるとよく抑えている印象です。

画像の様に明暗が極端に重なった場所になると、先述したようにレンズの性質が裏目に出ることがあります。。
滲みやハロが発生する事で白飛びしてしまう箇所がどうしても出てしまい、フィルムであればまだ助けられるのですが…
デジタルともなるとハイライトが飛んでしまうとどうにも難しいところです。
測光モードを切り替えたりしてこの性質と上手く付き合っていく必要もあり、試していく過程から発見できる事が
この貴婦人と付き合う面白さの1つ。測光モード1つで実は写り方も大きく変わってきます。

こちらも開放F1.4、ほぼ最短での撮影です。
やはりこちらもレンズの性質からハイライトが本当に飛んでいるかいないかギリギリのライン。
測光モードはハイライト重点測光に切り替えています。これはM11シリーズのファームウェアのアップデートで実装された機能。
もしM11で撮影していて「白飛び多いなあ…」とお困りの場合はこのモードを使用してみるとなんとか耐えられることがあります。
是非挑戦してみてください!

開放F1.4。近接約1mで撮影しました。ズミルックス M50mm F1.4初期型の性格を理解するにはとても分かりやすいと思います。
ボケのクセや滲み方、やはり上品な写りは花を撮影する場合に雰囲気を添えることで独特な魅力を引き出してくれます。
写す物によっては妖艶さを引き出すこともあり、使えば使うほどに描写の変化を楽しめます。

M11-Pのデジタルズーム1.8倍を使用しました。高解像度の恩恵というのは大きく、疑似望遠として利用するならこのように
近接撮影の延長としても利用可能です。ボケ味は50mmのままとはいえ、近接でF1.4という開放値は私たちが考えているよりも
ボケ味としてはやはり大きめです。球面レンズ故の歪みもクロップする事で少し引いて撮影する等で対策をすれば人物撮影にも
少しは対応する事ができます。クロップズームは抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、使える機能はしっかり使ってあげると
撮影の幅も広がり今まで撮影できなかったような写真が撮影できるチャンスに出会う確率もやはり大きくなるものです。

2枚とも開放での撮影。光と影の状況に非常に敏感なレンズでもあり、微細な雰囲気をしっかりと掬い上げてくれます。
光の強い部分に滲みが発生しやすいのもこの貴婦人の特徴です。撮影していた日は快晴でISO64まで感度を下げてもF1.4では
電子シャッターに切り替わる場面もやはり多々あります。今回はそこまで激しく速い動きのものを撮影していない事から
電子シャッターでも問題なく撮影する事ができました。デジタルならではの利点がここでも大きく活きています。
フィルムになるとISO20(!)といった超低感度フィルムでなければ、なかなか大口径レンズの開放撮影というのは難しいものでした。
しかしデジタルでは簡単に撮影する事が可能です。

F1.4で撮影。

F4で撮影。印象が大分変化しています。同じ場面でも開放値によって大きく写真が変わるのです。
どちらが良いかというよりはどちらが好みか…という選択基準にはなりますが、私達が撮影するに当たって
「どのような意図で撮影をするか」によって基準が大きく変わるはずです。この場合は全体を魅せたいという意図があり、
F4で撮影したものがイメージに非常に近い写りです。

1つの対象を印象的に魅せるように撮影すると、貴婦人の機嫌がなんだか良く見えてきます。
使ってみると人物撮影等、1つの対象と向き合う写真を得意とするレンズです。ドキュメンタリー的な重い写真というよりは
芸術写真の域に近い考え方を持っている性質。「ズミクロンかズミルックスか」は初めにライカレンズを買う時に出会う大きな壁の1つ。
店頭でもご相談を受ける事が多い悩みでもあります。ドキュメンタリー的な重厚さを引き出すにはズミクロン、柔らかさや繊細さを
引き出すならズミルックスと覚えていただけるとレンズ選びの大きな指標となってくれる事でしょう。

実は世代問わずこの考え方はあまり大きく変化はしていません。アポズミクロンの登場でその考えが変化したのかといえば、
アポズミクロンは開放撮影の安定性を重視した造りである事からまた別の存在とも言えます。

撮影後にグレースケール化し、モノクロに仕上げてみました。
雰囲気という考え方では非常に上手く行っています。実は私もこのレンズを使う時はカラーよりもモノクロでの撮影が多く、
M11モノクロームやMモノクローム[Typ246]といったモデルとは非常に理想的な組み合わせとも考えています。
光と影に敏感なモノクローム撮影と光と影を微細に描くズミルックスM50mm F1.4初期型は正にベストパートナー。

先程開放で撮影したデータもこのようにモノクロに変化させるとまた印象が変化しました。
こちらもまた雰囲気という部分ではレンズの効果が発揮しているのではないでしょうか。1本のレンズの撮影でカメレオンのように
様々な表情を見せる貴婦人はさながら俳優のような存在です。私達撮影者の意図がしっかり伝われば、場面や気持ちに応じた演技を
しっかりと魅せてくれる…実は私の一番好きなライカレンズがこのズミルックスM50mm F1.4初期型だったりします。

反面この貴婦人が最も不得意とするのはこのような遠景の撮影です。
これはズミルックスに限った事ではなく、少し前までの大口径レンズ全てに言えることで近年のレンズは大幅に改善されました。
もはやここまで来ると何が映っているのかよく分からず「雰囲気を力押しした写真」と言えます。
絵画的と捉える事も勿論できますが、なかなかこの性格を上手く使用するのは熟練が必要とも言えるでしょう。
貴婦人の機嫌を損ねないように、長い付き合いと共に挑戦していく必要が感じられます。

「レンズの持つ性質を考えた上で撮影する」50mmレンズの奥深さというのはまさに上記の一言が全てです。
標準レンズという存在はカメラレンズの中でも恐らく最も多い焦点距離なのではないでしょうか(違っていたらごめんなさい)。
その点、レンズの個性も非常に様々でどれが自分に合う50mmレンズなのか?という悩みもやはり尽きないものです。
その代わり個性を使い分ける事で同じ焦点距離でも様々な表情に出会うことができるのも50mmが持つ魔性の部分。

その中でもこのズミルックスM50mm F1.4初期型である貴婦人は、上品さと少し茶目っ気を持った往年の俳優のような存在です。
オールドレンズの中でも極端さは少し控え目でバランスを持った入門レンズとしても最適な選択肢になってくれます。
あなたも是非、貴婦人と共に写真のワルツを楽しんでみましょう。使いこなせれば写真の考え方も大きく変えてくれます。



[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月23日 19時30分 ]

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【Leica】一世代前と侮るなかれ! SL2と春のお散歩

【Leica】一世代前と侮るなかれ! SL2と春のお散歩

伝統あるライカ。
その長く奥深い歴史を思うと、フルサイズミラーレス機SLシリーズはまだまだ歴史の浅いカメラです。
初代SL(Typ601)が登場したのが2015年11月ですから、まだ10年に満たないことになります。

ライカが作るフルサイズミラーレスカメラとして大注目を集めたSL(Typ601)。
新たに開発された高性能レンズ群を備え、ライカらしさをふんだんに盛り込んだ機体でした。しかし、当時何代も先行していた日本メーカーのミラーレス機に比べると、まだまだ物足りない部分も多くありました。

そんな劣勢を覆したのが、4年後の2019年11月に登場したSL2です。
画素数が2400万画素から4700万画素にまで引き上げられたのをはじめ、強力なボディ内手ブレ補正機構や防塵防滴性能を備えるなど、技術的に大きな改良が加えられました。
AF精度や速度、連写性能などの基本性能は勿論、ファインダーの高精細化や操作性にも大幅な改善が施されたSL2は、一躍ライカを象徴するカメラとして人々に認知されるようになりました。
2024年3月に後継機SL3が登場。2024年9月にSL2の生産完了が告知されましたが、その高い性能は見劣りすることなく、現在でも十二分に通用するものです。

今回はそのSL2を携えて撮影に出掛けました。
持ち出したのは、2023年7月とかなり後発で発売になったシルバーモデル。精悍なブラックボディより上品な雰囲気が加わった印象で、どこか気品すら感じさせるモデルに思えます。

アダプターを介して装着したレンズは、ズミルックス M50mm F1.4 ASPH.シルバー。こちらも現行ズミルックスに対し、一世代前のモデルです。
登場は2004年ですから、実に20年以上が経過したことになります。
しかし現行のズミルックス M50mm F1.4 ASPH. 11728 ブラックと11729 シルバーが発売された2023年4月まで、M型ライカレンズを代表するレンズとしてラインナップされていた超ロングセラーモデル。その実力たるや、推して知るべしといったところ。

シルバーモデルのレンズは外装が真鍮製で、ブラックモデルより100gほど重くなります。
M型ボディに装着した時はその違いが如実に手に伝わるのですが、大きなグリップを備えたSL2だと全く気にならず。むしろバランス的にも見た目的にもシルバーボディとの相性抜群でした。

というわけで、今回ボディ・レンズともに一世代前の組み合わせで街に繰り出すことに。
撮影者もこれまた20代30代の若手バリバリに対して一世代前の… いや、二世代か… とりあえず、上野界隈をそぞろ歩きしてみました。

3月中旬、上野周辺を歩くにしては梅の見頃はとうに過ぎ、桜はまだこれからという何とも中途半端な時期でしたが、三寒四温の「温」に当たったこの日、撮影散歩にはうってつけのお天気でした。

Leica SL2 + SUMMILUX M50mm F1.4 ASPH.(以下、同じ。)

多くの参拝者に撫でられ光沢を放つ牛。絞り開放で目にピントを合わせたところ、前後が自然な感じにボケて目力(?)が強調されました。
今回のモデルは牛でしたが、人物ポートレートでも良い表現が出来そうです。
M型ライカのレンジファインダーでは中央部でしかピントが合わせられないので、シビアなピント合わせを求められるポートレート撮影では苦労します。その点自由な位置で画面拡大の可能なミラーレス機は有利。特にSL2の高精細なファインダーは、ストレスなくピント合わせが出来ました。

F5.6くらいまで絞ると、少し離れた背景でも形を残して写してくれます。
びっしり結ばれたおみくじの向こうで、熱心に参拝される人。お子さんの合格祈願か。私も何十年も昔、こちらにお参りしました…

もう少しおみくじに近づき、今度は逆に後ろにピントを持ってきました。すると50mmでありながら、思いのほか圧縮効果が。

境内を出て不忍池の方向へと進みました。途中ピザ屋さんらしき店の看板を。
逆光を「BW Nat モノクロ」モードで。
今回の撮影、カラーは「STD 標準」、モノクロは「BW Nat モノクロ」の2つのフィルムモードを使いました。
変に色味やコントラストを強調させず、カメラが標準とするものを楽しむことにしました。

ずらっと並んだ室外機が印象的な巨大なマンションの前で。
街路樹を絞りF4で撮影しましたが、マンションの外壁をバックに浮き上がるように描写されました。

近所にある明治時代に建築された洋館を訪れました。平日は撮影可能ということで、つい長居してしまいました。

洋館というとどこも階段がとても画になります。
手前のランプにピントを合わせ、背景は階段とわかるギリギリのところまでぼかしました。

階段の上から、今度は逆に精緻に。先の写真はISO 100でしたが、光が少なかったのでISO 800まで上げて。



落ち着いた色味はライカならでは。静寂が漂う空気感まで写し出せるような気がします。


モノクロモードも重厚感が出て、この場の雰囲気によく合いました。
暗部も沈み込まず、グラデーション豊かに。

離れがたかった洋館を後にし、ようやく不忍池に着いた頃には陽もだいぶ傾いていました。


雑多な色味が多かったので、モノクロモードを多用。春の斜陽に揺らめく水面を強調することが出来ました。

春とはいえ日が暮れ始めると途端に肌寒く… 昼間の陽気に合わせ薄着で来てしまったので、少し早めに帰途につくことにしました。

 

今回、現行機から一世代前のSL2とズミルックス M50mm F1.4 ASPH.という組み合わせ。
それでも物足りなさを感じるどころか、その描写力の高さをあらためて実感させられる結果となりました。
ダイヤル等の配置を含めた操作性も良く、数時間の撮影でも撮影枚数はかなりのものに。ストレスなく撮影を楽しめました。

 

そのSL2、今大変お買い得なことになっています。
僅かに残る新品もそうですが、中古品がとにかく狙い目!
シルバーボディが60万円台から、そしてブラックボディはなんと50万円を切る価格に。これはSL3の新品価格の半値以下!
終了間近となっている60回まで金利無料のショッピングクレジットや「中古 欲しいを応援 決算セール」を活用していただけば、よりお得にお求めやすく手に入れられます。
春の本格的な撮影シーズンもすぐそこまで。今年の春はライカを手に撮影に繰り出してみては。






[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月23日 17時15分 ]

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特別イベント「TOP NOTCH」(トップナッチ)レポート

特別イベント「TOP NOTCH」(トップナッチ)レポート

マップカメラ創業30周年を記念した特別イベント「TOP NOTCH」(トップナッチ)を2025年3月9日(日)に開催いたしました。
当日は晴天に恵まれ、多くの方がお越しくださりました。ご来場いただいたゲストの皆さまへ、心より御礼申し上げます。

イベントの様子を動画と写真にてご紹介いたします。
会場内の全てがお洒落な雰囲気につつまれた「TOP NOTCH」の世界観をお楽しみくださいませ。

ここでしか味わえない特別な空間をお楽しみいただきながら、「カメラはファッション」という新たなご提案スタイルに共感していただけたゲストの皆さまと特別なひとときを過ごすことができました。

今回開催した会場は、東京都渋谷区表参道にある「レストランCasita」です。
広々とした内装と落ち着いた雰囲気、バーカウンターを備えた高級感漂う空間で、洗練されたビュッフェ形式のお食事をお楽しみいただきました。

カメラに合わせたコーディネートを展示したハンズオンGallery。
「カメラを持ってお出かけするとき、どんな服を着よう」と感じていただけるような、洗練されたスタイルの中にカメラの魅力を最大限に引き出す工夫を詰め込んだ展示を行いました。

希少価値の高いビンテージカメラから最新モデルまで、幅広い機種を存分にお楽しみいただける空間でもございました。
実際にお手に取ってその魅力を体感していただきながら、会話に花が咲き、楽しいひとときを共有することができました。

コーディネートの中に自然とカメラを取り入れることで「カメラはファッション」として楽しむ新たな視点をご提案した空間となりました。

レストランCasitaのプロのバーテンダーとともに、オリジナルカクテルをご提供したカメラBarでは、カメラ用語からインスピレーションを得た味わいや色合いを表現したオリジナルカクテルをフリースタイルで心ゆくまでご堪能いただきました。

オリジナルカクテルは全部で5種類、中には全種類制覇されたというゲストの方も。
愛機でカクテルの写真を撮影されたり、カウンターやバックバーに置いてあるカメラ、ご自身の愛機を眺めたりしながらカクテルをお楽しみいただきました。

「カメラはファッション」を体現した展示のひとつとして、弊社系列である時計専門店GMTとのコラボレーションによる特別展示を実施いたしました。
洗練されたアイテムのひとつとして、カメラを装いに取り入れるという新たな楽しみ方をご提案いたしました。

時計などのファッションアイテムと同様に、カメラも「魅せるもの」としての価値を持つことを再認識いただけるような展示となり、皆さま目を惹きつけておりました。

ブラウン管テレビを用いて創り上げたインスピレーションあふれるアート作品を展示したフォトSpotでは、「TOP NOTCH PHOTO CONTEST」にてご投稿いただいたお写真を投映し、インタラクティブなアート作品として完成させました。
本イベントのためだけに設計した特別なオブジェとしてお楽しみいただきました。

ご自身が投稿されたお写真を見つけて楽しまれているご様子が見受けられ、ゲストの皆さまにとって思い出のひとつとなったことでしょう。

イベント当日に「TOP NOTCH PHOTO CONTEST」のグランプリ受賞者を発表をいたしました。

事前にゲストの皆さまからご投稿いただいた300枚以上の写真の中から、厳選させていただいた8枚の作品を、会場内に額装して展示させていただきました。
これらの中から、グランプリにふさわしい1枚をご来場いただいたゲストの皆さまによる投票を通じて決定いたしました。

どのお写真も素晴らしい作品でございました。
グランプリに選ばれた作品はもちろんのこと、どれもお洒落で魅力的な作品ばかりで、ご来場されたゲストの皆さまも選ぶのに大変悩まれておりました。
改めて、素敵な作品をご応募いただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。

本イベントの名前である「TOP NOTCH」は「最高品質で最もスタイリッシュな様」を意味する言葉です。
私たちカメラ専門店マップカメラが掲げる「最高を追求する姿勢」や「新たな可能性への挑戦」を体現する名前として、イベントタイトルとロゴに想いを込めました。

「TOP NOTCH」のロゴは、スタッフたちの情熱を込めて、一から作成しました。
想いが詰まったロゴをピンズとして製作し、ゲストの皆さまにはご来場の際にご着用いただきました。

カメラ専門店マップカメラは2024年8月13日に創業30周年を迎えましたが、こうして特別なイベントを開催することができましたのも、ひとえに皆さまのご愛顧の賜物と存じます。
これからも「カメラはファッション」の想いを追求し、新たな可能性を提供して参ります。

次回「TOP NOTCH」で皆さまとお会い出来ることをスタッフ一同、心より楽しみにしております。

[ Category:etc. | 掲載日時:25年03月23日 11時30分 ]

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【Leica】100年目のライカA型、今もなお現役

【Leica】100年目のライカA型、今もなお現役

1925年に誕生したライカA型。世界初の35mmフィルムカメラとして、写真の歴史を大きく変えた名機です。

正式名称はI型ですが、本記事では一般的な呼び名のA型としてご紹介します。

100年を経た今、クラシックな佇まいとシンプルな機能美は多くの写真愛好家を魅了し続けています。

「100年前のカメラなんて、もう使えないのでは?」とは思うかもしれません。

しかし、適切なメンテナンスをしたライカA型は今でも十分に現役です。ただ”動く”というだけでなく、まるで現代のカメラで撮ったと錯覚するほど引けを取りません。

今回は、ライカA型を現代で使うための方法を紹介しつつ、その魅力や実際の使用感についてお話ししていきます。

100年前の名機が、今の光をどう写すのか——その答えを、一緒に探してみましょう。

私の手元にあるライカA型は、オリジナルの美しさを保ちつつ、現代のツールと組み合わせることで、今でも快適に撮影ができます。

その一例が、最新のデジタル露出計 AstrHori XH-2 との組み合わせです。

露出計を持たないライカA型にとって、XH-2 はまさに現代の「目」。これを使えば、最新のカメラと同じように、正確な露出設定を導き出すことができます。

真鍮製かつファインダーにも干渉せず、まさにこのカメラのための露出計だと感じました。

ライカA型はレンズ固定式で、当初はエルマックス(Elmax)やアナスチグマット(Anastigmat)といったレンズが搭載されていました。その後、改良が加えられ、エルマー(Elmar)5cm f/3.5が主流となりました。

1925年から1936年(ほとんどは1931年まで)の11年間にNo.130~No.71249 まで生産されています。上のカメラは新エルマー付きのメートル表記で最も多く生産されたシリーズです。

また、レンズ以外にも同一モデルの中で、『矢印のデザイン』『巻き上げノブ』『シャッターレリーズボタン』『底蓋』などのパーツが次々と変わっています。

現代のカメラでは個体によって見た目が異なるということありませんが、ライカA型では自分のカメラはどの世代のパーツが使われているのか?と調べていくとワクワクし、さらに愛着が湧いてくることでしょう。

ちなみに、エルマー(Elmar)5cm f/3.5には、19mmのレンズフィルターが使用できます。

パーツについては以前記事にもしておりますのでぜひご覧ください。

【Premium Collection】Leica A型 新・旧エルマー

 

ライカA型のもう一つの魅力は、その地金の美しさです。ブラックペイントの下に輝く真鍮や、長年の使用によって生まれる経年変化は、まさに時代を超えた風格を感じさせます。特に使い込まれたA型は、塗装が剥がれた部分から金属の質感が現れ、味わい深い表情を見せてくれます。

また、シャッターボタンやスピードダイヤルの表記は、製造年代や販売地域によって微妙な違いがあり、コレクターにとっては重要な識別ポイントとなっています。オリジナルのシャッターボタンには独特の良さがあり、現代のカメラと比べて柔らかく、機械式ならではの感触を楽しめます。コトっと鳴るシャッター音がたまりません。

それでは実際に撮影した写真を見ていきましょう。

[フィルム:FUJICOLOR 100  スキャナー:GT-X830]

朝の新宿らしい透明感のある光が印象的な写真が撮れました。

影が落ちて美しく、歩道の円形タイル模様,、光と影のコントラストが際立っています。階調も豊かで、柱の立体感や路面のテクスチャがしっかり残っています。バスの色もはっきりしており、色乗りも悪くはありません。

かなり昔のカメラですが、こうして現代の風景をしっかり捉えられるのが素晴らしいです。

ファインダーは小さく覗きづらいですが、とても明るくスカッと抜けています。

撮影中に強い陽射しが差し込むシーンに遭遇することはよくありますが、デジタルカメラではハイライトが飛んでしまったり、暗い部分が潰れてしまうことが多いです。フィルムが持つ自然な色調が、現代のデジタルカメラとは異なる多様な豊かな表現を可能にします。

ガラスに反射した海まで描写しており、とても100年前のカメラとは思えないです。

ライカA型には距離計がないため、ピント合わせは目測になります。自分の身長や腕の長さを目安にすることで、およその距離感を掴むことができますが、やはり慣れるまでは少し難しさを感じるかもしれません。

撮影のコツは、若干手前にピントを合わせて絞って撮影する方法です。これにより、被写界深度が広がり、ピントが合っていない部分が少なくなるため、失敗を減らすことができます。

とはいえ、絞りを開いてピントを合わせてみたくなるのがこのカメラの魅力。ピントが思っているように合っていると嬉しくなります。

フィルムカメラで撮影する際、特にライカA型のようなシンプルなカメラでは、撮影枚数が限られているため、1枚1枚に対する意識が非常に大きくなります。36枚撮影して、その中で「これだ!」と思える写真が1枚でも撮れれば、大成功です。

デジタルカメラであれば何度も撮り直しが可能ですが、フィルムカメラではその瞬間を逃すことなく、1枚1枚を大切にしながら撮影しなければなりません。そのため、シャッターを切る時には、光の加減、構図、ピントなど、すべてに集中します。限られた枚数だからこそ、撮影そのものがより意義深く、満足感が得られます。

写真を撮る行為そのものが、ただの記録ではなく、ひとつの体験になります。


昔のカメラは使い方が難しいと思うかもしれません。

でも、実は機能が少ないからこそ、意外と簡単に使えます。ピントは目測、露出は勘や露出計で決める。このシンプルな仕組みが、撮影をより楽しいものにしてくれます。

まずはカメラを手に取って、シャッターを切る楽しさを味わってみてください。

そして、これまでよりも写真を撮ることが楽しくなっていただけたら嬉しいです。



 


 


[ Category:Leica | 掲載日時:25年03月22日 13時30分 ]

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【SONY】野鳥だけじゃない!超望遠ズーム「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」をもっと楽しむ視点。

【SONY】野鳥だけじゃない!超望遠ズーム「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」をもっと楽しむ視点。

3月も半ばの三寒四温の温の方、雪もちらつくような日もある中で恵まれた快晴の葛西臨海公園に「SONY α1」と「SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」の組み合わせで撮影に行ってきました。目的はそう「海辺の野鳥」と思われる方が大半かと思いますが実はその割合は低め。今回は純粋にスナップ撮影を主な目的としてこの超望遠ズームを使います。と言いますのも、目を付けたのは「最短焦点距離」がワイド端からテレ端まで変わらず2.4mというところ。どう使うかは写真を見てのお楽しみ。早速どうぞ。

まずは定番の野鳥撮影で肩慣らし。APS-Cクロップモードを使用すればテレコンバーター無しでも最大換算900mm相当まで寄れ、なおかつボディの画素数とAFの底力によって何不自由ない撮影が実現。
強いて言えば今回の撮影を野鳥メインで考えていたならばまだ望遠がもう少し欲しいところですが、そこは登場したばかりの「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」の出番となるのです。



上からヒヨドリ、オオバン、ハクセキレイ。街中でも見られる一般的な鳥たちですがここまで寄れればとても画になります。
私は普段野鳥を撮影する習慣はありませんが、ズームができることによって構図を整えやすいのでありきたりな写真になってしまうことを極力回避することができました。
今回はメインの被写体ではないにしても、寄れること、構図を作れること、そしてピントが気持ちよく合うこと、この感動は代え難い体験です。

さていよいよ本題。
超望遠スナップもご覧ください。











シャッターを押す手が止まりません。
「あ、いいな」と思ったテクスチャに対して一歩も動くことなくアプローチできる感覚と言いますか、それこそこの「世界から表現を盗み取っている」かのような心地よい錯覚に陥ります。語源こそ定かではないそうですが“steal(盗む)”から来る「スチル撮影」をはっきりと痛感する納得の瞬間が連続。趣味で制作しているイラストや作品にも転用できるような素材がこんなにもたくさん、簡単かつ完璧に手に入っていくので個人的にはなお中毒性バツグンの時間でした。

ちなみにスナップ撮影は最短2.4mの感覚を大体覚え、多くの写真をほぼ置きピンで行いました。普段最短焦点距離が1mのレンズを最短置きピンで使うことも多いため、単にその応用ということになります。さらにここで効いてくるのが全域で最短焦点距離が変わらないこと。欲しい構図までぐーっとズームしたり引いてみたり、その間にわざわざ自分が動く必要がないので最高です。この風景、自由自在に切り取り放題。

2.4m先の被写体に目が疲れてきたならば遠くにも目を向けて。
これまた圧縮の効いた良い望遠の景色が広がります。

・・・

いかがでしたでしょうか。
「超望遠!」と聞くと「何を撮るために?」という必然かのような問いが頭に浮かんでしまうところ、敢えて何も決めずに挑んでみるという選択肢。つまるところ何を撮ったとしても肉眼からは大きくかけ離れた非現実感が画を作り、そこから生まれる面白さは自ずと人々の目を引くことになるのです。「すごいレンズだ、でも必要ないしな」という思考に陥りがちな私ですが、特に望遠域に関しては何の目的もなく一つ良いものを。と改めて考え直すきっかけにもなりました。

冒頭でもお伝えしましたがもっと寄りたいあなたには待望の「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」が満を持して登場!
そこまでの望遠は必要でなかったり、解放値も5.6スタートくらいが使いやすそうと思われる方、そして何より世界から盗み取っている“steel”の感覚をとにかくまず体験したい方はぜひご検討ください。

[ Category:SONY | 掲載日時:25年03月21日 18時50分 ]

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【FUJIFILM】1台2役!instax WIDE Evo

【FUJIFILM】1台2役!instax WIDE Evo

Evoシリーズの第2弾として登場した「instax WIDE Evo」

ミニフォーマットサイズの2倍の大きさのワイドフォーマットのサイズをプリントできます。

従来通りのチェキとしての使い方はもちろんのこと、スマホプリンターとしても使うことができる1台2役のカメラとなっております。

instax史上最も広角なレンズを搭載しています。「WIDE ANGLE」のスイッチを切り替えることで広角レンズならではの効果が生まれる1枚が撮影できます。

スイッチはボディ前面にありますので、素早く切り替えができます。

ワイドフォーマットのため、背面の液晶モニターも大きなサイズです。

フィルムエフェクト10種類、レンズエフェクト10種類を掛け合わせて100通りもの撮影エフェクトが使用できます。さらに新搭載のレンズエフェクトの度合い調整が100段階で選択可能なのでご自身の好みの具合に調整ができます。

どのように調整されているかはすべてモニター上で確認ができるので、失敗することもありません。


屋外とライトプリズムのレンズエフェクトの相性が良いと感じました。

こちらの2枚は、スマートフォン内の写真をダイレクトプリントした作例となります。

プリント前に画像を編集することもでき、風合いにあったフィルターに変更したり明るさやコントラスト、彩度の編集が可能です。

また画質モードは「INSTAX-Rich モード」「INSTAX-Naturalモード」の2種類から選択できます。

本体上部にあるこちらのボタンは、「Film Styles」を変更できるボタンとなります。

ノーマル、シネマティック、デートスタンプ、湿版印刷、コンタクトシート、フィルムストリップの計6種類が選択できます。

デートスタンプのフレームは、子供の頃に撮ったフィルムカメラの写真を想起させるデザインで特に好みでした。

ワイドフォーマットは広い範囲を映すことができるので、卒業式や入学式シーズンにも活躍するのではないでしょうか。

現在新品はご好評につき新規受注を一時停止中となります。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年03月21日 14時00分 ]

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【Panasonic】新発売したG99M2と撮影を楽しむ

【Panasonic】新発売したG99M2と撮影を楽しむ


2025年2月に発売された、Panasonic LUMIX DC-G99M2。
2019年に発売されたG99の後継モデルとなっています。今回はこちらの高倍率ズームレンズキットを持って撮影に出かけてまいりました。
高倍率ズームレンズキットに付属しているレンズはLUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH. POWER O.I.S.です。
35mm換算で28mmから280mmまでカバーしており、レンズ内手振れ補正も搭載。一本で何役もこなせる便利な高倍率ズームレンズです。
温泉街へ出かけた日に一緒に撮影してきましたので早速ご覧ください。


温泉が湧いているところは水がきれいなところが多いため、必然的にお蕎麦もおいしいところが多いです。
朝から4時間程度バスに揺られていたので、降り立った時にはすっかり空腹でした。
事前に調べていたお蕎麦屋さんにちょうど空席があったのですぐに飛び込みました。
お蕎麦と親子丼のセットに山のきのこの天ぷら盛り合わせを注文しました。LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH. POWER O.I.S.の最短撮影距離は焦点距離14-21mm時0.3m、焦点距離22-140mm時は0.5mです。
このように、テーブルに置かれた料理も楽々撮影できる嬉しい最短撮影距離です。きのこに紛れてリンゴの天ぷらがあり、柔らかい甘さがとても美味しくデザート感覚で食べました。
また、レンズの長さは約75mmととてもコンパクトです。これくらいの高倍率ズームでこの大きさはとても小回りがきくためマイクロフォーサーズのあらゆるカメラボディと使用しても使いやすいレンズであることは間違いありません。
天ぷらの写真を見てみても、しっかりシャープな描写になっているもののピント面がカリカリと立ちすぎていることなくちょうど歯ざわりのよいちょうど一番おいしそうに写る理想のピントの立ち方だと思いました。


思ったよりも満腹になったので、体を動かすことにしました。
レトロな温泉街にでよく見る射的ゲームがあったので、体験してみることにしました。
G99M2はAF方式にコントラストAFを採用しています。同じPanasonic製のカメラでもフルサイズではS5M2以降、像面位相差AFを使用していますが、G99M2では前モデルと同様コントラストAFとなっております。
コントラストAF=フォーカススピードが遅いというイメージを持っていたため、このカメラを使用するうえでAFスピードは少し心配していました。
しかし、歩きながら人物や風景にピントを合わせてもAFは迷うことなく瞬時にフォーカスにポイントを合わせてくれました。
メーカーホームページを確認してみると、Panasonic独自の「DFDテクノロジー」により、0.07秒の高速AFを実現している、とのことでした。長年多くのカメラでコントラストAFを採用しているPanasonicだからこそ実現できる高速かつ高性能なAF技術であることが分かります。


こちらは射的の景品となっていたアヒルです。
露出を少しアンダー気味にしすこしレトロで風情のある雰囲気を表現してみました。
しかし、アヒルのビビットな黄色は暗く設定しても鮮やかに映えています。
Panasonicのカメラは元来、他メーカーと比べても目を引くような色味が特徴の一つです。
加えて、今回の写真はすべてフォトスタイルを「ヴィヴィッド」に変更しています。
メーカーのHPによると「鮮やかでメリハリがあり、みずみずしく躍動的な表現を強調するフォトスタイル」と紹介されていました。
この黄色を見ても感じられるように明暗のはっきりとした鮮やかな色彩表現が可能であることがわかります。
射的は一本だけ的を倒すことが出来ましたが他は的を外し、アヒルをゲットすることは出来ませんでした。
参加賞としていただいた駄菓子が帰りのバスで楽しく食べました。
ヴィヴィットの他にも「L.クラシックネオ」や「L.モノクロームD」などカラー、モノクロ問わず多くのフォトスタイルがあるため、自分好みのフォトスタイルを見つけていくこともオススメです。


G99M2を実際に使ってみて、そのコンパクトさや軽量さの他に、ファインダーの写りがきれいであることも一つ大きく驚きました。
ファインダーは、約236万画素の有機ELディスプレイが採用され実際に目にしている通りにファインダー越しに確認可能です。
EVFがクリアで見やすいことは、ファインダーを覗いて撮影するうえで自分の思い通りの色や明るさとなっているかということをストレスなく確認できるためとても重要なことだと思っています。


また、約530gという軽量なボディ、大きさも約幅130.4mm×高さ93.5mm×奥行77.4mmと全体的にもコンパクトなカメラですがグリップの握りこみはしっかりしているため今回のような小さいレンズは勿論、サイズの大きい望遠ズームレンズをつけても持ちやすく撮影が可能です。
また今回は動画撮影は行っていませんが、4K30pで時間制限なく撮影可能であったり連写性能にも優れ秒間約9コマでの撮影が出来ます。
軽量でコンパクトなカメラであることやG99がもともとエントリー層に向けて作られたカメラであることを考えると機能に何か十分でない点があるのではないかと思うかもしれませんが、そのようなことはなく静止画ユーザーでも動画ユーザーでも幅広く高い性能で楽しめることが出来ます。


今回使用した、新製品のG99M2。
AFも素早く、ファインダーも見やすく思い通りの撮影がすぐに撮影可能です。
旅行で素敵な思い出をストレスフリーで楽しめる、カメラが新登場しました。

 

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[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年03月20日 15時05分 ]

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