開放でも均一な解像度が得られるように十分配慮して設計された、F1.4と明るい単焦点レンズ。
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿いただいた「FUJIFILM フジノン XF35mm F1.4 R」で撮られた、皆さまの素敵な作品をご紹介します。
非球面レンズを採用することで球面収差を極力抑えつつ、ピントが合っている部分だけでなく「アウトフォーカスのボケの美しさ」にもこだわっています。
35mm判換算で53mm相当となり活躍の場も多いレンズです。
どうぞ最後までお楽しみください。
【作品名】イチョウの葉<投稿作品を見る>
【投稿者】minoru0084様
【使用機材】FUJIFILM X-T4 + フジノン XF35mm F1.4 R
【作品名】シルエット<投稿作品を見る>
【投稿者】kalen様
【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF35mm F1.4 R
【作品名】タスマニア<投稿作品を見る>
【投稿者】星草こー様
【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF35mm F1.4 R
【作品名】天を貫く<投稿作品を見る>
【投稿者】takutokaneko様
【投稿者コメント】富士山の麓に雲がかかっていました。
【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF35mm F1.4 R
【作品名】覗いてくる少女<投稿作品を見る>
【投稿者】ひださん様
【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF35mm F1.4 R
【作品名】光る水面<投稿作品を見る>
【投稿者】Tatsuya Kataoka様
【使用機材】FUJIFILM X-Pro3 + フジノン XF35mm F1.4 R
様々な作品をご紹介してまいりましたが、マップカメラでは現在「紅葉写真」にスポットをあてたフォトコンテストを開催中!
山間部だけでなく街中でも紅葉を見かける季節。紅葉ある壮大な風景、日常で見かける美しい色づきを思う存分撮影しましょう。
撮った作品はぜひマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿ください。
年間を通じてさまざまなフォトコンテストを開催しており、ご投稿と同時にコンテストへの参加も完了になります。
紅葉風景だけでなく、紅葉とポートレートを組み合わせたお写真など秋を感じさせる作品をご投稿ください。
もちろん、過去に撮られた作品でも対象になります。ぜひ下のバナーから世界中のみなさまにシェアしてください!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるとても愉しいコンテンツです。地図でお気に入りのスポットを探すもよし!投稿するもよし!年間を通してさまざまなフォトコンテストと共に思う存分コンテンツをお愉しみください!
【FUJIFILM】三写三様 Vol.5 ~超望遠レンズ編~
「三者三様」三者いれば三つの様、様子があるという意味。
FUJIFILMより発売を控えた『X-M5』『XF16-55mm F2.8 R LM WR II』『XF 500mm F5.6 R LM OIS WR』の3商材。
今回は新製品発表に合わせてコンパクトサイズのボディ、標準ズームレンズ、望遠レンズにフォーカスを当てて当社スタッフがオススメするアイテムをご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、「XF200mm F2 R LM OIS WR 」「XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR」。
まずは「XF200mm F2 R LM OIS WR」からご紹介いたします。
まずは外観からご覧いただきたいと思います。
Xマウント最重量のレンズということでさすがの迫力ですが、レンズの重量は2265g。
X-H2Sと合わせても3kg以下で、このクラスのシステムとしてはかなり小型で取り回しやすいです。
今回使用したボディは「FUJIFILM X-H2S」。
2610万画素のセンサーを搭載し、高速連写など動体撮影に特に向いたモデルです。
今回は、リスが放し飼いにされている公園で撮影を行いました。
開放F値2を生かして、被写体を浮き立たせた表現が可能です。ボケ量も大きいので前ボケ、後ボケを作るのが楽しくなります。
こちらはモミジを前ボケに取り込んでみました。画面中央下部の大きな玉ボケの中にモミジのシルエットが写っており、お気に入りの1枚です。
リスの動きを捉えるためにシャッタースピードは上げたいところですが、この日はあいにくのお天気。このレンズの開放F値は2と非常に明るく、ISO感度の上限を3200までに抑えて撮影することができました。
もちろんレッドバッジを冠した単焦点レンズということで、画質は申し分ないものです。今回は2610万画素センサーでの使用ですが、余裕を持った描写力です。
リスは餌を前にすると動きを止めてくれます。
普段警戒心が強いリスですが、食事に夢中なうちはシャッターチャンスと言えます。
リスの動きはとても素早いためカメラで追うのはかなり難しいですが、この組み合わせの高速AFならなんとか写真に収めることができました。こちらは秒間15コマで撮影した連続2枚の写真です。リスの一瞬の表情までも克明に捉えられています。
続いては「XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR」を紹介いたします。
XFレンズ史上最も焦点距離が長く600mmをカバーする本レンズは、先ほど紹介したXF 200mm F2と同じレッドバッジを冠しています。
35mm判換算でおよそ900mmとなる長い焦点距離を活かすため、今回は野鳥を撮影しに出掛けました。
こちらはヒヨドリです。木の実を咥える瞬間を、秒間15コマの連写で捉えました。
ピントを合わせた瞳の部分はもちろん、長い舌も鮮明に確認することができます。
こちらはモズでしょうか。
この時期は冬に向けはやにえをする習性のあるモズですが、今回は残念ながらはやにえの様子を見ることはできませんでした。しかしオレンジ色の体自体は比較的見つけやすく、撮影も容易にできます。
アオサギが止まり木に佇んでいました。身体が大きく長時間同じ場所に留まるので、野鳥撮影の被写体としては初心者にも優しい鳥と言えます。
撮影していると不意にカルガモが間近にやってきました。このような状況ですぐに画角を引いて撮影が出来るのがズームレンズの魅力です。野鳥撮影では「200mmは広角レンズ」と耳にしますが、XF 150-600mmの画角はちょうど野鳥撮影においては引きも寄りも撮れる、一本で全ての構図が網羅できるレンズだと思います。
今回使用した2本のレンズのフィルター径はそれぞれ、XF 200mm F2が105mm、XF 150-600mmは82mmとなっています。
どちらのレンズも、他のマウントの同スペック帯レンズと比較すると小さめの筐体になっています。
富士フイルムXマウントはAPS-C専用設計のレンズなので、フルサイズ対応のレンズと比較して一回りシステム全体を小型にできるというメリットがあります。超望遠レンズを使用する際はどうしても重さ、大きさとの戦いになってきますが、小型軽量なレンズなら持ち出しやすく、シャッターチャンスも増やしてくれます。
またボディに関してはAPS-Cセンサーを搭載したカメラとしてはかなり大型の部類ですが、望遠レンズを装着した際にはレンズとのバランスが良く、数字上の重さを感じさせないほどグリップ感も良好です。
本連載を通じてフジフイルムの魅力が伝われば幸いです。
次回はどの機材が登場するのでしょうか。乞うご期待!
バックナンバーはこちらから
▼今回使用した機材はこちら▼
【Voigtlander】NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical Type IIと横浜散歩
とある休日、ふと思いついて横浜の街を歩いてみました。
この日のお供はVoigtlanderの大口径単焦点広角レンズNOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical Type IIとLeica Mモノクロームを組み合わせて撮影をしています。
せっかくのモノクロでの撮影でしたので、光と影のコントラストを意識して撮影してみました。
今回は横浜中華街から散歩を始めました。ちょっどお昼頃だったので、通りには多くの人が行きかっています。
頭上を見上げると真っ赤な提灯が並んでいました。反射する提灯にピントを合わせると布地の繊維の細かさとつややかさが感じられます。
少し暗い通りに看板が連なっていました。ごちゃっとした雰囲気の写真ですが、撮影した写真を少し大きくしてみてみると、
看板の一つ一つがシャープに写り、ボディとレンズのポテンシャルの高さを感じることが出来ます。
首都高の高架下にやってきました。全体的に暗いシチュエーションなためハイライト側は少し飛んでしまっていますが、
高架下の薄暗い場所でもしっかりと階調が残り、揺れる水面と壁面の反射を写し取っています。
昔ここにあったフランス領事館遺構が残っていました。歴史的な遺構として整備されていて、床のタイルなどからかつての様子をうかがい知ることが出来ます。
横浜は明治の遺構や建物が多く残されているので、それをめぐるのも一つの魅力となっています。
明暗の厳しい場所で撮影してみました。天井がかなり暗いのですが、シャドウ部が思いのほか残っていました。
窓の向こうには赤レンガ倉庫と停泊している船は見え、横浜らしい風景が広がっています。
建築現場では大型の重機が動いていました。みなとみらいでは再開発が進み、周辺には新しい建物がどんどんと立っています。
今日の散歩はここまで。お気に入りのカメラとちょっとそこまで出掛けてみるのはいかがでしょうか。
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初めてカメラを買う時。レンズどうしようかな、と悩むと思います。
そんな貴方にぜひおすすめしたいレンズが「TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063S」
本レンズはいわゆる標準ズームレンズにカテゴリーされており28mmから75mmまで焦点距離をカバーしているレンズです。加えてボケ感を出すときや明るくする時に用いられるF値がどの範囲の焦点距離にしてもF2.8で使うことが出来る「F2.8通しレンズ」にも該当します。
「F2.8通しレンズ」はどのメーカーでもハイエンドレンズとして扱われ、高額なものが多く、簡単には購入に踏み切れないユーザーもたくさんいらっしゃったかと思います。しかし、本レンズはお手頃な金額であるにも関わらず「F2.8通しレンズ」として多くのユーザーから支持を得てきました。発売から三年経過した現在でもその人気が衰えることはありません。
今回はそんな「TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063S」の魅力を改めてSONYで人気のミラーレス一眼三台と作例とともにご紹介いたします。
α7CⅡ×TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063S
まずは小型・軽量で大人気の「SONY α7CⅡ」との組み合わせです。
外観の写真を見るだけですと、少し鏡筒が大きい印象を受けると思いますが、実際に手に取ってハンドリングしてみると、そこまでレンズ自体に重さを感じません。「α7CⅡ」は二世代になった時に性能の向上とともにグリップが深くなり従来のモデルよりも多くの方の手になじみやすいサイズ感になりました。
レンズ自体は通しレンズであるため、小型・軽量重視のその他のレンズと比較をすればもちろん少し重量が大きくなります。しかし、それでも本レンズは540gと非常に軽量なレンズであるため、こういった小型のカメラにも相性がとてもいいです。
単体540gと聞くと重たいと感じるかもしれません。しかし、ほかの通しレンズで近いモデルだと軽いと言われている部類でも700g弱あるので、このサイズ感は破格のサイズ感なのです。
まずは開放設定にして、最短撮影距離にして撮影を行いました。
比較的暗所ではありましたが、開放設定で撮影することでシャッタースピード稼ぎつつ手持ちで撮影に挑んでいます。
本レンズは最大撮影倍率が28mmのワイド時は1:2.7、最短撮影距離が0.18mとなっておりいわゆる「寄れるレンズ」になっております。数字だけ聞くとあまりピンとこないと思いますが、ハーフマクロと呼ばれるレンズは1:2ですので、マクロレンズに近しい性能を有しています。クローズフォーカスが搭載されており寄れる単焦点レンズの代名詞的な存在の人気レンズの一本、「カールツァイス ZEISS Batis 2/40 CF」も最大撮影倍率は1:3.3なのでそれよりも寄れるレンズであると言えます。
レンズとカメラの組み合わせでおよそ1㎏。
フルサイズのカメラというカテゴリーでなおかつ通しレンズをついていると考えれば破格の軽さであることは間違いありませんが、1kgと聞くとちょっと重たいかも・・・と感じるかもしれません。しかし重量バランスを考えると本体とレンズがちょうど半々くらいの重量感になっています(ボディ510g:レンズ540g)
なので、上記に書いた通りそこまで重さをダイレクトに感じることはありませんでした。
α7Ⅳ×TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063S
続いては「SONY α7Ⅳ」です。
先ほどの「α7CⅡ」と比べてボディの重量が少し増えたことにより、さらにレンズが軽く感じる組み合わせです。
寄れる・軽いこの二点の特徴に加え、本レンズの最大の特徴が高速オートフォーカスに対応している点。
最新のαのシリーズの人気ポイントの一つは最新AIによる被写体の検出と高速オートフォーカスが可能になっております。最新の技術が搭載された本体の性能をいかんなく発揮することが本レンズでは可能となっており、純正レンズと何ら遜色なく使っていただける性能を有しているレンズです。スナップ撮影ではもちろんのこと、ポートレートや動物の撮影にも申し分なく使っていただけると思います。
ここで少しカメラ本体のことも書いていこうと思います。
今回の作例はSONYのカメラボディ内に搭載されているカラーモードのクリエイティブルックという機能の中から「FL」という設定にして全編撮影を行っております。
筆者が個人的に一番気に入っている機能の一つで、このルックを当てて撮影することで現像が一切いらないと感じるくらい最初から理想の色で出てくれます。さらにこのクリエイティブルック、明瞭度やシャドウ、ハイライトなど自分好みに細かく調整することが可能でシチュエーションや天気に合わせて変えることが出来ます。今回は晴天で日がしっかり出ていたので、少しシャドウを持ち上げて影の部分が黒つぶれしないように調整しました。
α7RV×TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063S
最後にご紹介する組み合わせは「SONY α7RV」です。
「α7RV」は上記の2機種同様で最新のAIプロセッシング技術を搭載した、6000万画素の高解像度モデルのαです。高解像度モデルに使用するのに推奨されているレンズの多くは大口径の単焦点レンズやズームレンズの中でもフラッグシップに相当するものが多いですが、今回あえてこのレンズを組み合わせとしておすすめさせていただきたいです。
画素や細かい機能的な違いを除く大きな違いは外観の背面モニターの違いです。α7RVはバリアングルモニターの機能に加え、チルト駆動もさせることが出来るようになっており、従来のバリアングルモニターでは光軸位置がずれてしまって使いにくいと感じていた方でもチルトで使うことが出来るようになっております。
高画素機を検討されるユーザーの方の多くはやはり写真の画質を一番に考えてカメラ選びを行っていると思います。その時にサードパーティレンズを組み合わせることで、本来のカメラの能力を存分に引きだせないと感じてしまう方もいると思います。
しかし本レンズであれば、6000万画素の高画素機との組み合わせでも十二分に性能を発揮してくれると感じました。
絞り開放F2.8で撮影を行った上記作例より、4辺の部分を400%画像編集ソフトで拡大したものがこちらです。シャドウが強い部分にわずかにパープルフリンジや色収差が見受けられますが、カメラボディ内での各種収差補正の効果もありほとんど目立っておりません。あら探しのようになってしまいますが、開放での解像力としては必要十分であると感じます。勿論絞りをF4~5.6に絞り込むだけでも大きく解像力は上がっていきます。
拡大した部分はこの赤い四角で囲っている部分です。
高解像度モデルだとやはり少し物足りないのかも・・・と、撮影前に気にしていたのですが杞憂に終わりました。
金属やコンクリートの質感、暖かい初冬の光を存分に受けて時間の経過とともに様々に形を変える光と影。そして、それらを忠実に再現してくれるレンズとカメラ。
片手にふらふらと歩き回ってもしっかりと握りこめる作りのカメラボディと、軽やかなレンズの組み合わせのおかげでシャッターを切る手が止まりませんでした。軽くて、便利で、高性能。そんなレンズがリーズナブルな価格で買えるようになったことに改めて感動を覚えました。
いかがでしょうか。
今回は、人気のαシリーズ3機種に大人気のサードパーティー製レンズ「TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063S」を組み合わせてご紹介させていただきました。
SONYが展開しているフルサイズEマウントはTAMRONを含めたサードパーティ製のレンズを含めるとかなりの数の種類のレンズが発売されています。自身の撮りたい被写体や理想とするサイズ感、予算に合わせて様々な選択肢から選ぶことが出来る。これだけでもフルサイズEマウントは魅力的であると思います。
それと同時にいざ始めようと思っている方からすれば、何を選んだらいいか分からなくなってしまうと思います。そんな方はぜひ今回ご紹介したTAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063Sを検討してみてください。標準ズームはとりあえず買っておいて間違いはないレンズですが、その中でも特にこのレンズは自信をもって間違いないとおすすめ出来る一本です。
MapCameraでは現在、「TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063S」と人気ミラーレス3機種「α7RV」「α7Ⅳ」「α7CⅡ」を組み合わせたお得なセットを展開中!
この機会をぜひお見逃しなく!
▼さらにボディ本体はキャッシュバックキャンペーン中!▼
特別セットの展開に合わせて11月15日から、カメラボディのキャッシュバックが始まります!
お得なキャッシュバックキャンペーンは2025年1月14日の購入分までが対象となります。この機会をぜひお見逃しなく!
【Canon】気になるカメラをご購入して冬をあたたかく!『Canon 冬のキャッシュバック―ぽかぽかフォトキャンペーン―』がはじまります!
朝と夕方、風が冷たく感じられることが増え、お鍋などの煮込み料理がさらにおいしく感じられる季節になりました。
寒さに負けずぽかぽか過ごしたい。そんなCanonユーザーの皆様に朗報です。
『Canon 冬のキャッシュバック―ぽかぽかフォトキャンペーン―』がはじまります!
2024年11月15日(金)~2025年1月14日(火)の約2か月にわたるお得なキャンペーンです。
数多くの対象商品からオススメのカメラとレンズをピックアップしてご紹介いたします!
1.EOS R6 Mark II
2022年に発売されたEOS R6MarkⅡは40,000円のキャッシュバック対象となっております。
こちらは、高感度に強いEOS R6の後継モデルとして発売され静止画撮影時に常用で最高 ISO102400 の高感度撮影を実現しているため、
夜間撮影される方、動画も楽しみたい方を中心に人気のカメラです。
また、こちらのカメラの強みに広範囲で追従性に優れた高速・高精度な AF を実現していることが挙げられます。
特に被写体検出対象が幅広くなり、馬・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)が新たにに追加されました。
被写体の検出機能をカメラで判断してくれる「自動」モードも搭載されているため、どの被写体に対しても狙いを外すことなくシャッターチャンスを捉えることが出来ます。
さらに、クロップなしの 6K オーバーサンプリングによる高画質な 4K/60P 動画撮影にも対応しているためCanon機有数の動画撮影でもオススメできるカメラとなっております。
性能にとことんこだわったカメラをお探しの多くの方に支持をいただいている大人気カメラが今回キャッシュバックキャンペーン対象です!
しかも、ボディ単体だけではなく、EOS R6 Mark II RF24-105 IS STMレンズキットとEOS R6 Mark II RF24-105mm F4Lレンズキットもそれぞれ同額の40,000円のキャッシュバック対象となっております。
EOS R6MarkⅡの魅力が伝わる、THE MAP TIMESの記事はコチラよりご覧ください!
カメラの詳しいご紹介はこちらのYouTubeをご覧ください!
2.EOS R8
続いてご紹介するのがEOS R8です。こちらは30,000円のキャッシュバックとなっております。
2023年に発売されたこちらのカメラは、先程ご紹介いたしましたEOS R6MarkⅡよりもシンプルなメニュー設計ですが、同じAFエンジンを搭載しているモデルとなっております。
そのため、EOS R6MarkⅡよりもお手頃な価格にも関わらず動く被写体や連写をしないのであればほぼ遜色ないAFの速さと正確さとなっております。
ボディ内手振れ補正は搭載されておりませんが、その分ボディがコンパクトになっており414gと軽量さも旅行などで持ち運びやすいカメラとなっています。
最初のフルサイズカメラとしてお選びいただくことの多いカメラですが、電子シャッター使用時にAF/AE 追従で最高約40コマ/秒の高速連写が可能など性能面で一切妥協のないカメラです。
ボディ単体だけではなく、EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキットも同額の30,000円のキャッシュバックです。
そのため、レンズも別途ご購入いただく必要はなくレンズキットですぐにカメラライフを始めることが可能です!
EOS R8の魅力が伝わる、その他の作例写真はコチラよりご覧ください!
3.EOS R50
続いてはEOS R50のご紹介です。
こちらも2023年に発売されており、5,000円のキャッシュバック対象です。
ボディだけでなく、EOS R50 RF-S18-45 IS STMレンズキットも同額の5,000円のキャッシュバック対象、EOS R50 ダブルズームキットは10,000円のキャッシュバック対象です。
こちらのカメラは、あまり自分で露出や設定を決めずにカメラに任せてシャッターを切るだけで綺麗な写真を撮影したい、そんな方にオススメしたいです。
シーンインテリジェントオートモードの機能がより充実し、逆光や夜景でのシーンでもより綺麗に撮影できるようになりました。
気軽なお出かけカメラとしてだけでなく、商品の魅力などを紹介するレビュー動画を快適に撮影することができる「レビュー用動画」や、手持ち撮影時の手ブレを補正して、より自然なVlog撮影などが可能な「手ブレ補正動画」も搭載し、思い出を動画に残すVlog用カメラとしてもユーザーを魅了するカメラです。
EOS R50の魅力が伝わる、THE MAP TIMESの記事はコチラよりご覧ください!
カメラの詳しいご紹介はこちらのYouTubeをご覧ください!
4.EOS R10/R100
EOS R100 RF-S18-45 IS STMレンズキット
他にも、必要最低限の機能だけを搭載し、苦手意識なくカメラをスタートさせたい方にオススメのEOS R100もEOS R100 RF-S18-45 IS STMレンズキットとあわせて5,000円のキャッシュバック対象となっております。
写真だけでなく、「プラスムービーオート」とよばれるモードも搭載されています。
こちらは、静止画の撮影とともに撮影直前の約2~4秒のシーンを動画として記録し、1日をまとめたダイジェスト動画を自動で作成してくれるモードです。そのため、写真だけでなく動画も気軽に始めてみたい方にも使っていただきたいカメラです。
EOS R10 RF-S18-45 IS STM レンズキット
R50よりも野鳥などを撮影し、連写性能にもこだわりたい方には同じAPS-CカメラからEOS R10をオススメいたします。
R50やR100と異なり、8方向のキーで瞬時にAFフレームを合わせることができるマルチコントローラーがついているため、AF範囲をすぐに自分で設定することが可能です。
また、「RAWバーストモード」も搭載され、ピントを合わせ続けながら最高約30コマで高速連写ができ、シャッターボタンを全押しした瞬間の約0.5秒前からのプリ撮影も可能です。
そのため、出来るだけコストは抑えながら連写性能やコントローラーは欲しいという方にはオススメのカメラです!
EOS R10・R100の魅力が伝わる、THE MAP TIMESの記事はコチラよりご覧ください!
今回のこちらのキャッシュバックキャンペーンでは、対象期間内に対象商品をご購入後、
ご応募いただいた方全員に銀行振込でのキャッシュバックとなります!
また、今回ご紹介いたしましたボディの他に多くのレンズも対象商品となっております。
そのため、すでにボディはお持ちで新しいレンズを持ちたい、ずっと気になっているレンズがある、そんな方にも
お得にお買い物ができて見逃せないキャンペーンです。
対象レンズの一部をご紹介いたしますと、コンパクトなパンケーキレンズで持ち運びも快適でありながら周辺部に至るまでシャープに切り取ることのできる『RF28mm F2.8 STM』、
旅行などでこの一本があれば撮影の幅が広がる万能ズームで最短撮影距離が0.2mのためテーブルフォトもお手の物な人気レンズ、『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』、
結婚式での一生に一度の思い出などで活躍してくれ、優しい色味ときっちりとしたボケで最高の写真に撮影でき、手持ち撮影でも高い手振れ補正機能をもつ『RF70-200mm F2.8L IS USM』
など多くのレンズもボディと同様最大40,000円のキャッシュバック対象となっているため全てのCanonユーザーの方にとって大注目のお得なキャンペーンとなっています。
詳しいキャンペーン内容に関しましては下記メーカーサイトからご確認ください!
【EXASCEND】安定した能力を誇るオススメのメディアをご紹介いたします
デジタルカメラの使用に欠かせないのが、写真を保存する「メモリーカード」
様々なメーカーや種類が存在する中で、撮影スタイルによって選ぶメモリーカードが変わってきます。
自分にあったメモリーカードはどんなのが良いんだろう?という疑問にお答えするブログ記事を公開しておりますので、迷っている方は是非ご覧ください。
今回のブログご紹介するのは、「EXASCEND(エグザセンド)」というブランドの高速メモリーカードです。
なじみ深いメディアのブランドとしては「サンディスク」や「Lexar」、カメラメーカーでも「SONY」や「Nikon」などは自社ブランドとして展開しており、名前を聞いたことがある方も多いと思います。
その一方で「EXASCEND(エグザセンド)」というブランドをご存じではない方も多いかもしれません。
「EXASCEND」はCFexpress、Cfastなどのメディア製造を手掛ける台湾のメーカーで、高性能でありながらコストパフォーマンスに優れた商品を提供している総合メディアブランドです。
カメラと親和性の高いSDカードやCFカードだけでなく、自動車、産業、エンタープライズワークロード向けの信頼性が必要とされるSSDなども製造。
最近話題となったNikonと提携を行った動画のハイエンド機を扱う「RED」シリーズの公式メディアとしても採用されている、信頼性の高いメーカーとして最近よく耳にするようになりました。
メーカーによって幅広いラインナップで展開している中で「EXASCEND」は動画撮影を強く意識しており、4Kや8K動画をスムーズに撮影できるよう「書き込み速度」が安定して保証されている部分が大きな特徴です。
この「書き込み速度」は非常に重要な要素であり、この性能が安定しないと動画の撮影中に突然止まってしまったり、写真撮影においても高速連写が長く続かないなど、カメラの性能をフルに発揮することが出来なくなってしまいます。
「EXASCEND」シリーズは4Kや8Kの高解像度映像を確実に録画し続けるための、書き込み速度を保証する指標である「V60(最低書込み速度 60 MB/秒)」や「V90(最低書込み速度 90 MB/秒)」に対応しているSDカードが多く、CFexpressカードに至っては書き込み速度:1700MB/秒を達成しているなど、連写を得意とする機種で撮影してもストレスなく撮影することが出来るスペックのメモリーカードを取り揃えています。
更に生産環境も徹底しており、外部に製造を依頼するのではなく自社工場での製造を行い、全製品において品質基準を満たしたうえで出荷がされています。
内部のファームウェアなどを含めすべて自社で制御管理を行っている点も特徴となっており、最新機種への対応も比較的早いメディアメーカーともいえます。
これらの品質の高さが評価され、「RED」シリーズの公式メディアにも採用されている通り、シネマカメラ市場でのシェアが高いのも「EXASCEND」シリーズの強みです。
「EXASCEND」のメモリーカードをマップカメラスタッフも所有しており、フォトレビューサイト「KASYAPA」の「Canon R5 Mark II」の撮影においても使用しています。
こちらのKASYAPA記事も是非ご覧ください。
「Canon R5 Mark II」は有効画素数最大約4500万画素という高画素でありながら最高約30コマ/秒※2の高速連続撮影を実現しており、求められるメディアも高い書き込み速度が求められます。
今回撮影で使用したメディアは「EXASCEND(エグザセンド) Essential CFexpressカード TypeB 128GB EXPC3E128GB」。
トップレベルの安定と最大書き込み速度「1400MB/秒」を誇るハイエンド向けのメディアです。
「Canon R5 Mark II」で撮影した中でも野鳥の撮影シーンでは、卓越したAFと連写性能も相まって、かなりのカット数の撮影を行いました。
1秒にも満たないシャッターチャンスを見逃さないよう、細かく細かく連続してシャッターを切っていきます。
このような細かな連写を何度も短時間で重ねていくとメディアの書き込み速度が追い付かなくなってしまい、シャッターが切れない…なんて経験を持っている方も多いかと思います。
そのような時にも書き込み速度の速いメディアを使用していればデータが詰まることなく、シャッターチャンスを逃すことはありません。
カメラとメディアの性能が良いからこそ、空を飛び回る野鳥もしっかりと捉えることが出来ました。
サーフボードなど、スポーツの撮影でも連写は欠かせない要素です。
水の流れや構図など、刻一刻と表情を変える被写体を単写で1枚1枚追っていくのは至難の業。
高速連写に設定したうえで「ここだ!」というタイミングでシャッターを切っていきます。
浜辺へと向ってくる波の中、左足が水に足が入る瞬間のワンカットを抑えることが出来ました。
このような撮影をバッファーを気にすることなく撮影できたのはメモリカードに信頼性がおけるからこそ。
更に「EXASCEND」は高性能でありながら価格も抑えられている点はユーザーのお財布にも優しい部分です。
是非メモリーカードでお悩みの方は、「EXASCEND」もいち候補として検討してみてはいかがでしょうか。
▼各種規格別に豊富に在庫のご用意ございます!「EXASCEND」メモリーカードのご購入はこちらから!▼
▼マップカメラドットコムなら1000円以上のお買い物は送料無料でご自宅までお届けいたします!▼
「Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical II Z」がついに本日発売となりました。
50mm F2のスペックでありながら8群10枚という贅沢なレンズ構成や、複数のF値で円形絞りとなる特殊な形状の絞り羽根などの特長はそのままに、他のVoigtlander製Zマウント用レンズと外装デザインが共通化され、複数のレンズを揃えた際の親和性が高まりました。
まずは外観から見ていきます。
光の三原色をモチーフにしたAPO-LANTHARの証が誇らしげです。
こちらはF2.8にした際の絞り羽根の様子。12枚の羽根は開放時だけでなく、F2.8とF16に設定した際も完全な円形となります。
まずはZマウント最高画素数を誇る「Nikon Z7」に装着しました。
諸収差を徹底的に排除し解像力やコントラスト再現性についても究極の性能を追求したレンズ。
ボディの解像性能を最大まで引き出すことができそうです。
早速レンズの描写を確かめてみます。1枚目は開放F2、2枚目は2段絞ってF4で撮影しました。
驚いたのが、開放で撮影しても四隅まで画質の劣化がほとんど見られません。
開放時とF4時では、周辺減光の有無でしか見分けがつきません。
ここまで絞り開放がしっかりと写るレンズなので、今回これ以降の写真はすべて開放F2で撮影しています。
クレーンの柱の1本、ワイヤーの1本まで余すところなく写っています。
私は画面等倍で鑑賞することが多いのですが、あまりにも描写性能が高くどこまでも写っているので、画面の拡大倍率が下がってしまったのではないかと錯覚したほどです。
コントラスト再現性にもこだわられたレンズなので、陰影のあるシチュエーションにも向いています。
シャドウが粘るNikonのイメージセンサーとも相性が良いです。
照明でできた影にご注目ください。ガラスが張られ透明になった照明の中央部分にだけわずかに太陽光が入り、明るくなっています。見ただけでは気付くことのできないようなこの微妙な明るさの違いも捉えることができます。
APO-LANTHAR の魅力は、これだけの解像度を有しているにもかかわらずボケが綺麗なところにもあります。
ピント面の解像とピントを外れたところの美しいボケという相反する2つの要素が高い次元で共存しているため、撮影者の意図した表現をストレートに写真に乗せることができます。
続いてボディを「Nikon Zf」に替えました。大きなマウント部から真っすぐ伸びた鏡筒が美しく、見ているだけで所有欲が満たされます。Zfにマッチするレンズは意外と少ないですが、このレンズは直感に訴えかけてくるものがあります。
見ているだけで満たされるカメラ、もちろん写真を撮っても極上の満足感を得られます。ボディの3つのダイヤルとレンズの絞りリングで、露出系をすべて機械的に操作することができます。
そしてZfはクラシックな見た目でありながらNikon史上最高となる8.0段分のボディ内手ブレ補正を搭載し、機能面でも相性抜群です。マニュアルフォーカスレンズでありながら電子接点を備えておりボディとの通信も可能で、レンズの焦点距離情報が自動で登録されるため手動での焦点距離設定が不要です。またフォーカスピーキングなどピント合わせを補助する機能も使用することができるため、MF専用レンズですが気負うことなく使うことができます。
クリスマスツリーやイルミネーションを見ると、いよいよ冬の訪れを感じます。
今回は開放で撮影しましたが、例えばボケが大きすぎると感じたらF2.8まで絞っても同じように真円の玉ボケを楽しむことができます。
絞り開放で撮影したことを感じさせない描写力は、光量の乏しいシチュエーションでも役立ちます。
快晴の空の下から夜間まで、あらゆる場面で撮影の幅をより広げてくれるレンズだと感じました。
マニュアルフォーカス専用レンズ特有の”あの”ピント合わせの感触を味わいながら、金属鏡筒のずっしりとした重みと質感を楽しみながら、最高峰の描写を得られる。叶わないと思っていた欲望を同時にすべて実現してくれる、欲張りなレンズだと思います。
50mmはスタンダードなレンズ故に既にほかのレンズでカバーされている方も多いかと思いますが、逆に言えば何本持っていても損のない焦点距離とも取れます。ましてそれが質感・描写ともに最高峰の唯一無二のレンズであれば尚更でしょう。普段オートフォーカスレンズを使用している方にも一度お試しいただきたいです。滑らかなフォーカスリングを自分で動かし、ファインダー上でピントが迫りくる感覚は、きっと忘れられない体験になるはずです。
▼レンズの在庫はこちらから▼
▼使用したボディはこちら▼
【SIGMA】2013年発売のF1.8通しの奇跡のズームレンズがミラーレス時代に蘇る。Art 18-35mm F1.8 DC HSM
2024年6月20日にフルサイズ用としては初のF1.8通しのレンズ『SIGMA 28-45mm F1.8 DG DN』が発売した事はご存じの方も多いかと思います。
革命的なレンズで筆者も静止画、動画共に利用し、こちらのレンズに感動した一人です。
そして先程お伝えしたように「フルサイズ用としては初」という事でこのF1.8通しのレンズには歴史があり、実はデジタル一眼レフカメラのAPS-C用レンズとして初めの大きな一歩をすでに踏み出していたのです。
2013年6月28日発売
一眼レフが主流の2013年に登場した当レンズはズームレンズでありながらF1.8通しという偉業を成し遂げ、レンズ業界に絶大なインパクトを与えました。
対応マウントはシグマSA、キヤノンEF、ニコンF、ソニーA、ペンタックスKの5種類となっております。
そして、今回はキヤノンEFマウントをEF-EOS Rのコントロールリングマウントアダプターを使用しEOS R7に装着し撮影を行いました。
そうです。ミラーレス時代となった今、当レンズが返り咲く時がやってきたのです。
ではまず最初にSIGMA Art 18-35mm F1.8 DC HSMがどのような描写を見せてくれるのか一緒に確認していきましょう。
キヤノンのAPS-Cは焦点距離が約1.6倍になりますので実質29〜56mmの標準ズームレンズです。
しかしボケ感は実際の18-35mmの広角ズームレンズになりますので、F1.8でもボケすぎないちょうどいい写りとなります。
そしてなんと言ってもF1.8から解像力の高さが素晴らしく絞り開放からしっかりと使える光学性能を持っています。
ズームレンズはどうしてもズーム全域でトータルバランスの取れた解像性能を求められるため単焦点レンズと比較すると描写力が落ちる傾向があります。
しかし当レンズは解像力が非常に高く設計されているため単焦点レンズが複数本入っていると言っても過言ではないレベルです。
コントラストも非常に高いためメリハリのある写真を撮影する事が可能な当レンズですが、なんと言っても発色の良さが素晴らしいところもオススメポイントです。
筆者も以前SIGMAの28mm F1.8のレンズを所有していたのですが、空の青をとても綺麗に写し出してくれる特徴があり晴れの日は特に撮影欲を駆り立ててくれました。
当レンズも発色の良さは健在だったので少し懐かしい気持ちを感じながら撮影できました。
今回の撮影は全てJPEG撮って出しなのですが、撮影結果をモニターで確認する際にコントラストや発色が良いとそれだけで気分が上がり次の撮影への意欲に繋がりますのでそういった意味でも素晴らしいレンズと言えます。
そして、今回なぜミラーレス時代にオススメしたいのか。
それはAFの精度と動画性能の向上が理由となります。
一眼レフ時代は中央1点のフォーカス精度が特に高いためそこでピントを合わせた上で構図を決めて撮影する事が一般的でした。
そこで問題になるのがコサイン誤差です。
構図変更の為にカメラの向きを変えるとピント位置が変わってしまいピントがズレてしまいます。
これがF1.8だと被写界深度が浅い関係で顕著に現れてしまい撮影時には注意を払わなければいけなかったのですが、ミラーレス時代では画面のほぼ全域で高精度のAFが可能となりますので好きなところにフォーカスポイントを設定し撮影できるため構図によってピントが合っているかどうかを気にしなくてもよくなったのです。
これは他の一眼レフ時代のレンズ全般で言える事なのでCanon純正マウントアダプターのEF-EOS Rを使用して快適な撮影体験をしてみてください。
同じ場所から18mmと35mmで撮影を行いましたので、画角の違いにも触れておこうかと思います。
最初にもお伝えしたように35mm判換算だと広角端が約29mm、望遠端が約56mmとなっており日常使いするにあたっても非常に使いやすい画角になっています。
広角端はスマートフォンの標準レンズでよく使われている28mmに似ており、更に望遠端はカメラ界隈で標準と言われる画角になりますので、見慣れた画角をF1.8という大口径で撮影することができるのも大きなメリットになるかと思います。
大口径レンズの強みと言えば暗所撮影です。
フルサイズと比べるとどうしても高感度耐性が落ちるAPS- Cですが、F1.8のおかげでISO感度を下げて撮影することが可能となります。
実際に上の写真でもISO2500で撮影していますが、F2.8の大三元ズームを使用していた場合ISO6400まで上がっていたことになりノイズ感がかなり増えていた事でしょう。
しかしそのために単焦点レンズを複数本持ち歩いたり、レンズ交換をするのはどうしても億劫になってしまう方も多いかと思いますので大きさ重さを許容できる方は是非ご利用いただきたいレンズです。
気になる重量は810gとズッシリしていますがCanonのカメラ側のグリップは握り込みやすいように人体構造を良く考えた造りとなっていますので撮影時のバランスはとてもよかったです。
太陽の位置の問題で左右の明るさに違いが出ておりますが、それぞれの角を見ながら周辺減光についてご確認頂ければと思います。
結論から申し上げますと、他の大口径のレンズと比較しても周辺減光はかなり少ないレンズです。
こういった空のような単色の場面だとどうしても周辺減光は目立って見えてしまいますが、F4だとほぼ解消されるので、気になる場面では少し絞って撮影していくと良いかと思います。
ただ通常使用時は絞り開放でもほとんど気になることはありませんのでご安心ください。
中心画質だけでなく周辺画質も良い当レンズですが少し絞るだけで更に向上します。
今回は大きく絞って撮影してみましたが被写界深度の調節が必要なければ1段絞るだけで十分と感じる程です。
二枚目の立体駐車場の鉄骨部分も細かくしっかり描写してくれているのでEOS R7の約3250万画素がしっかり活かされた相性抜群なセットであると実感します。
更に焦点距離が広角になればなるほどパンフォーカスを作りやすくなるため全体にピントを合わせたい場面でも効果的に働いてくれますので集合写真などでも活用しやすくなっています。
最後に動画撮影でもオススメしたい理由もお話しておきましょう。
F1.8だと被写界深度が浅いため被写体が少しでも動くとピントが外れたように見えてしまうのですが、動画撮影時のボディ側のAF反応速度や追従性が良くなったためF1.8でもしっかり使えるようになりました。
当レンズ自体のフォーカススピードも速く滑らかで、更にフォーカスブリージングもほぼないので安定した動画撮影が可能となっています。
更に当レンズはインナーズームですのでズームしてもレンズの長さが変わりません。
そのためジンバルに乗せて運用する場合も重心が変わることはありませんので様々な環境でご利用頂けます。
SIGMA Art 18-35mm F1.8 DC HSMはF1.8通しのハイスペックズームレンズですのでどうしても重い、大きいというところは否めません。
しかしそれ以上に今回ご紹介したようなメリットがたくさんあります。
・使いやすい画角
・コントラストが高く発色も良い
・単焦点レンズと同様の豊かなボケ感
・絞り開放から非常に高い解像性能
・ほとんどないフォーカスブリージング
こういったメリットに魅力を感じて頂けたのであれば是非一度この”単焦点ズームレンズ”をお試しいただき楽しい刺激を味わってみてください。
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【Leica】唯一無二のオールラウンダー SL2-S
今年も残すところ早くも1ヶ月半。
気温も低くなりそろそろ紅葉も見頃になってくるかと思いきや、今年は例年より暖かい日が多く
見頃になるまでは少し早いため、街中のライトアップシーンを撮りに出かけてきました。
撮影に使った機材は『Leica SL2-S 』にM/SLアダプターと『Leica ズミルックス M50mm F1.4 初期型』の組み合わせです。
カメラ側でのレンズプロファイルはOFFにしているので特別な補正はかかっていません。
撮影時に露出とWBを調整をしたのみでJPEG撮って出しの作例になります。
ズミルックス50mm 1stは”貴婦人”の通称で親しまれており絞り開放でのヴェールをまとったような柔らかさが
特徴のレンズです。ズミルックス50mmは現行品に至るまで何世代もモデルチェンジを繰り返していますが、
世代が新しくなるにつれて非球面レンズが採用され、シャープさが増すとともにオールドレンズ特有の柔らかさが減っていきます。
描写の好みは人それぞれですが、筆者はスナップを撮る際は柔らかい写りの方が記録としての写真の要素が減るので好みです。
F5.6まで絞り込んだ1枚。絞り開放では柔らかい写りをするこのレンズですが、絞ればシャープな描写になっていきます。
とはいえズミルックスらしく線が細く、壁面のディテールも繊細に解像してくれています。
空の色乗りとコントラストも良く、半世紀以上前に造られたレンズでも現行のカメラで十分な写りをすることが分かります。
絞り開放での逆光描写です。虹色のゴーストがテーブルから伸びている影に太陽のような輪郭を作り、
良い雰囲気を出していると思います。カメラを片手にうろついていたらタイミング良くこのシチュエーションに
出会った為、ピントは大雑把に手前のタイルに合わせましたが、自然な解像感と質感が出ていると思います。
このレンズはF11まで絞った時に光芒が綺麗に出ます。
16枚もの絞り羽根があるため、太陽や点光源が画面内にある時に写真に強めのアクセントを演出してくれます。
『Leica SL2-S』は2400万画素と現行のデジタルライカの中ではバランスの取れた画素数で、裏面照射タイプのセンサーを採用しています。
ISO12500まで感度が上がるように絞り込んで撮影しました。
PCの画面サイズで鑑賞するのはもちろん、あえて100%等倍まで拡大しても気になるカラーノイズは筆者には感じられませんでした。
イルミネーションや紅葉のライトアップのシーンではWBをAUTOから曇りに変更して
暖かみを出すと雰囲気が出て、これからの季節に写真を撮るのに最適です。
ズミルックス50mm 1stの絞り開放時の柔らかさと、とても相性が良いと感じました。
ISO12500まで常用できる2400万画素の裏面照射型イメージセンサーを搭載している『Leica SL2-S』。
通常の写真鑑賞サイズでは十分な解像感を持ち1画素の面積が広いため階調も豊富です。
『Leica ズミルックス M50mm F1.4 初期型』は絞り開放時の柔らかさと微妙な明暗差をきっちり描き分け
絞り込めば自然な解像感と色のりが楽しめるレンズです。
現行のSLシリーズとM型ライカのラインナップでは『Leica SL2-S』が唯一無二の2400万画素モデルのため、
バランスのとれたオールラウンダーのカメラを求めている方にぜひおすすめしたいです。
EVFの情報表示設定はできるだけシンプルにして、純粋にファインダーを覗いて撮影する過程が楽しめ、
グリップの握り心地の良さはどこまでも連れ出したくなるカメラだと感じました。
【FUJIFILM】XF500mm F5.6 R LM OIS WRで望遠レンズがもっと身近になる。
ついにFUJIFILMからXマウント待望の超望遠単焦点、「XF 500mm F5.6 R LM OIS WR」が発表されました。
まずは外観からご覧ください。
FUJIFILMのXマウント用レンズとしては3本目となる、鏡筒の白いレンズとなります。
鏡筒にはXFレンズの最高峰の証であるレッドバッジが入っています。
レンズフードには「FUJINON」という文字と、シネレンズなどの高級レンズでも取り入れられている、FUJINONレンズを象徴するグリーンのリングが入っています。フードだけでも所有欲が満たされます。
またフード先端にはゴムリングが巻かれており、フードやレンズ全体の保護にも役立っています。
野鳥を撮りに出かけました。
今回使用したボディは「FUJIFILM X-H2S」。Xシリーズ史上最高のAF性能を有するカメラで、このレンズとの相性は抜群です。
35mm判換算で762mmとなる本レンズですが、この焦点距離帯のレンズとしてはかなり軽量です。レンズ単体の重量は1335g。また、X-H2Sと合わせても重量は2kg以下と、手持ちでも簡単に撮影が楽しめます。
実際手に持つと、第一印象は「軽い」だと思います。大きさに対して比較的軽いためか、カタログ上の数値以上に軽量さを体感できます。
サギが飛んできました。望遠レンズがあれば画面いっぱいに姿を収めることもできます。
ちょうど水中の魚を捕らえる瞬間を撮影できました。
ボディのAF性能はもちろんですが、レンズの高い追従性や応答性があってこその1枚です。
水上を泳いでいる様子を撮影しました。水面の反射の立体感が良く写っています。また前ボケを入れてみましたが、ほどよくテクスチャが残った画になっています。
遥か遠くに東京ゲートブリッジが見えたので、超望遠の圧縮効果を狙ってみました。
全長2.6kmを超える巨大な橋ですが、とても短く、そして勾配は急に見えます。
これまで見たことのない角度から被写体を捉えることができるのが超望遠レンズの魅力だと思います。
続いては空港へ向かいました。
世界各地から休むことなく飛行機が飛び交っている様は、ただ見ているだけでも飽きることがありません。
夜の空港は意外と暗く光量はわずかですが、機体に書かれた小さな文字までも判読できるほどの画質を有しています。
MTF曲線もほとんど直線で上に張りついており撮影前から画質に期待はしていましたが、正直これほどまでとは思いませんでした。
今回は2610万画素のX-H2Sとの組み合わせですが、4000万画素クラスのX-H2やX-T5などとの相性も非常に良いと思いました。
流し撮りにも挑戦してみました。
換算762mmという超望遠域での流し撮りは未体験で設定を探りながらでしたが、1/13秒で撮影をすることができました。
5.5段分の強力な手ブレ補正のおかげで、手軽にレンズを振ることができます。
今回は丸一日撮影に持ち出しましたが、機材の重さが苦になることは一度もありませんでした。
2kgを切る重量で超望遠域での撮影が、しかもXマウント最高峰の画質で楽しめるのは驚きしかありません。
Xマウントの軽量なボディを最大限生かすことのできるレンズで、FUJIFILMの撮影領域がより一層広がったことを感じました。
▼今回紹介した機材はこちら▼
本日ご紹介するのは優れた携帯性とコストパフォーマンスが特長の標準単焦点レンズ。
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿いただいた「Canon RF50mm F1.8 STM」で撮られた、皆さまの素敵な作品をご紹介します。
長年にわたりベストセラーを続けるEFマウント用レンズのRFマウント版ともいえるレンズです。
人の目の画角に近いので自然な描写を得意とし、スナップをはじめさまざまな撮影に対応します。
まさに定番で必須一本の描写を、ぜひご覧ください。
【作品名】SHIBUYA<投稿作品を見る>
【投稿者】ひろ / Hiro様
【投稿者コメント】渋谷の日常
【使用機材】Canon EOS R6 + RF50mm F1.8 STM
【作品名】板金花火<投稿作品を見る>
【投稿者】ぎりけん様
【使用機材】Canon EOS R6 + RF50mm F1.8 STM
【作品名】氷の神殿<投稿作品を見る>
【投稿者】T.Kobayashi様
【使用機材】Canon EOS R6 + RF50mm F1.8 STM
【作品名】春の海<投稿作品を見る>
【投稿者】T.Kobayashi様
【使用機材】Canon EOS R6 + RF50mm F1.8 STM
【作品名】深秋<投稿作品を見る>
【投稿者】やまのり様
【使用機材】Canon EOS RP + RF50mm F1.8 STM
様々な作品をご紹介してまいりましたが、マップカメラでは現在「紅葉写真」にスポットをあてたフォトコンテストを開催中!
山間部だけでなく街中でも紅葉を見かける季節。紅葉ある壮大な風景、日常で見かける美しい色づきを思う存分撮影しましょう。
撮った作品はぜひマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿ください。
年間を通じてさまざまなフォトコンテストを開催しており、ご投稿と同時にコンテストへの参加も完了になります。
紅葉風景だけでなく、紅葉とポートレートを組み合わせたお写真など秋を感じさせる作品をご投稿ください。
もちろん、過去に撮られた作品でも対象になります。ぜひ下のバナーから世界中のみなさまにシェアしてください!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるとても愉しいコンテンツです。地図でお気に入りのスポットを探すもよし!投稿するもよし!年間を通してさまざまなフォトコンテストと共に思う存分コンテンツをお愉しみください!
【SONY】S-Cinetoneの魅力とは?イメージ通りの色味に仕上げるコツも紹介
動画撮影で重要な要素となるのが作品の雰囲気や印象に大きく関わる色味。
シーンごとの色を整えたり、色による演出を加えたりすることで、映像の見やすさやクオリティが向上します。しかし、撮影後に思い通りの色味にグレーディングするには編集ソフトに慣れが必要で、なかなか手が出せないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、撮影段階でイメージ通りの質感や色味を実現できる撮影モード「クリエイティブルック」「ピクチャープロファイル」の機能です。
その中で今回紹介するのが、「ピクチャープロファイル」の中にある「S-Cinetone(PP11)」です。ソニーのデジタルシネマカメラ「VENICE」の開発で培われた技術を生かして作られたカラーなので、誰でも簡単にシネマティックな表現を実現できます。
まずは「S-Cinetone」で撮影した映像をご覧ください
この動画では編集時に色変更を行わず、収録時の素材をそのまま繋げています。
S-Cinetoneは、「人肌の色」を重視して設計されてますが、風景撮影との組み合わせも全体的に自然な色再現が可能です。
動画内では「α1」「α7IV」「FX6」の3機種を使用して撮影していますが、最近では「α7C II」「α6700」など搭載機種が増えたことで試しやすくなってきました。
光の少ないシーンや夕景のトーンも美しく描いてくれます。被写体を問わずあらゆるシーンで活用できる汎用性のあるルックだと思います。
そのままでも十分綺麗で扱いやすいのが特徴ですが、普段私が使用しているカスタム設定も紹介します。
初期設定ではシャープネスが-5に抑えられているので、被写体によってパラメーターを変えるのもおすすめです。私は風景撮影や物撮りの際はシャープネスを上げて撮影をしています。また、撮って出しで十分美しいですが、簡易的な編集を加えることで、より理想的な雰囲気に仕上げることも可能です。Log撮影ほど自由度はないですが、効率的に色味を仕上げたい時にもおすすめです。
動画をイメージ通りの色調に仕上げるための機能が豊富なのもαシリーズの魅力です。ぜひ皆さんも、「S-Cinetone」を活用してワンランク上の動画ライフをお楽しみください。
今回使用したS-Cinetone撮影におすすめのカメラはこちら↓
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カメラバッグ沼というものをご存知でしょうか。それはカメラ界にある沼の中でもレンズ沼、カメラ沼に次いで深い沼です。
新たにカメラやレンズが増えるとそれに合うものを探してまたカメラバッグ沼へ潜り込むこととなるため、連鎖的に深くなっていくシステムの沼となっています。
沼の中で悩みぬいた結果、最近ついに一つの答えを導き出しましたのでぜひご紹介したいと思います。
それが「PGYTECH OneGo ドローストリングバッグ」です。
今回筆者が選ぶポイントとしたのは、
・お散歩やお買い物などの簡単なお出かけを目的とすること
・小柄なミラーレスカメラやコンパクトデジタルカメラ、M型ライカにコンパクトな単焦点をつけたもののいずれか1つが入ること
・カメラだけでなく、お財布、イヤホン、スマホ、本(B6判)が入ること
・持ち歩くのが楽しく、普段着ている洋服ともマッチすること
の4点でした。
すでにBillinghamのカメラバッグを使用しており満足していたのですが、より気軽に持ち出せるようなものを探しに再び沼へダイブしました。
収納力の高いカメラバッグは数あれど、お気に入りの一台と必要最低限のものだけ入るというのは案外珍しく、
さらに見た目も気になるというわがままはなかなか満たされることなく、悩んでたところにこのカメラバッグと出会ったのです。
早速その収納力を見てみたいと思います。
コンパクトデジカメ(FUJIFILM X100V)、B6判の本、スマートフォン、お財布、ワイヤレスイヤホンがぴったり入ります。
これ以上入れると大福餅のようになってしまうのですこし控えめに入れた方がスマートです。
巾着の内側はマグネットで留められるようになっており、中身が飛び出してしまう心配もありません。
内側にはAppleのAirTag用に作られた隠しポケットがあり盗難防止にも効果的です。
そのまま口を絞ったところがこちら。
これだけのものを詰めるとボリュームは出ますが、ふくよかな巾着バッグならでは味がコーディネートの抜け感を出してくれます。
巾着としてハンドバッグのように持っても、付属のストラップを使用してショルダーバッグとして利用してもすてきです。
クッション性もしっかりあるためリュックなどにカメラを入れる際のインナーケースとしても重宝します。
少し肉厚なショルダーパッド、個人的にはアイボリーにオレンジという色も非常に魅力的に感じました。
付属のカラビナを使用することでカメラのストラップやカメラバッグのストラップとしても使用できます。
カラビナを付けるところも多く発想次第では様々な使い方ができそうです。
筆者のおすすめはKodak マルチカメラストラップを取り付けることです。
色味も気分によって変えることができ、スマホストラップやカメラストラップのクイックリリースにも対応しているので、本当に様々な使い方ができます。
今回はカーキとオリーブのカラーで試してみましたが、シルバーやバーガンディもよく合いそうです。
写真のようにカラビナに引っ掛けるのも良いですが、個人的にはそのままバッグにKodakのストラップのリリース用アタッチメントを取り付けるというのが安心感もありおすすめです。
秋も深まり絶好のお散歩シーズンが到来しました。
大きなカメラバッグは持っているが、ちょうどいい大きさのカメラバッグが欲しい。という方も多いのではないでしょうか。
カメラバッグはいくらあっても困りません。その日にあったものをチョイスするのも楽しみの一つです。
ハンドバッグ、インナーポーチ、ショルダーバッグ、カメラストラップの4役をこなすことができる「PGYTECH OneGo ドローストリングバッグ」でお気に入りの一台を持ち歩いて頂ければ幸いです。
巾着のように口がすぼまらないクラウドバッグもおすすめです。
このカメラバッグにもぴったりのストラップはこちら。
11月も中旬に差し掛かり、平野部でも紅葉を楽しめる季節が近づいてきました。
私はこの時期に、行く当てなく散歩するのが好きです。
今回はそんな散歩のお供にオススメのFUJIFILM X-Pro3をご紹介します。
X-Pro3は唯一無二なカメラと言っても過言ではないと思います。
OVFとEVFを併せ持つハイブリットビューファインダーを搭載しており、より撮影に没頭できるようになっています。
X-Pro3の大きな特徴である裏返しになったモニター。撮影画像や設定をLCDで確認する際はモニターをその都度開いて確認する必要があります。
しかし、どんな写真を撮ったかを後から確認するという、フィルムカメラで撮ったかのような体験を疑似的に味わうことができます。
また上記写真のようにサブモニターの表示をクラシックに切り替えることで、フィルムカメラのメモホルダー風の表示にすることができます。よりフィルムカメラらしい撮影を楽しめる機能です。
そんなX-Pro3でお散歩撮影をしてきました。
今回使用したレンズは神レンズとの呼び声高い、フジノン XF35mm F1.4 R。
非常にコンパクトなレンズでありながら、 描写力、ボケ感ともに素晴らしいレンズです。
特にとろけるようなボケは神レンズと呼ばれる所以だと思います。
これらの作例はPRO Neg.Stdのフィルムシミュレーションを使用して撮影しました。Pro Neg.Stdはニュートラルな諧調を持ち様々な撮影に向いていいると思います。
Pro Neg.Stdはプロフェッショナル向けネガフィルムのPRO160NSをベースに作られているので、実際に使われていた方は懐かしいと感じるかもしれません。
普段は、写りこみや反射はなるべく避けて撮りたいところですがこの日は少し違いました。
何気なく撮影したこの写真がとても新鮮だったからです。綺麗に撮影することももちろん大事ですが、休日のお散歩写真は少しくらいアバウトな方が楽しいのです。
撮影日は曇りのち雨という天気でしたが、雲の切れ間から光が差してきたのでフィルムシミュレーションをPro Neg.Stdからよりコントラストの強弱を楽しめるモノクロのACROSに変更しました。
非常に美しいモノクロ表現をしてくれるフィルムシミュレーションだと思います。
ベースとなっているACROSは現在でも販売されているフィルムで、世界最高の粒状感と言われているフィルムです。スタンダードの他にイエロー、レッド、グリーンのフィルターも用意されており、様々な表現を可能してくれます。
モノクロ好きの方には是非お勧めしたいフィルムシミュレーションです。
いかがでしょうか。冒頭で書かせていただいた、唯一無二のカメラというのはご理解いただけたかと思います。
フィルムライクな撮影体験を提供してくれるLCDモニター、ハイブリットビューファインダーなどのFUJIFILMの強いこだわりを感じることができます。
また、チタンを使用したボディは、とても手に馴染み撮影する楽しみを与えてくれるカメラだと感じました。
皆様も是非、お散歩やスナップの相棒にX-Pro3はいかがでしょうか。
↓↓今回使用した機材はこちら↓↓
本日ご紹介するのは洗練された描写と美しいボケ味で幻想的な映像表現を可能にする話題の中望遠単焦点レンズ。
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿いただいた「Nikon NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena」で撮られた、皆さまの素敵な作品をご紹介します。
「Plena」とは空間が満たされているという意味を持つラテン語で「Plenum」に由来、Zマウントボディの持つポテンシャルを存分に活かすべく、描写から操作性までこだわった、至高の銘玉の描写をぜひこちらからご覧ください。
【作品名】最強玉ボケ美<投稿作品を見る>
【投稿者】かなかな様
【投稿者コメント】今日発売の135㎜で撮ってきました!
写りがシャープで美しすぎます、、ニコン凄すぎ^^
これから沢山撮っていきます♪
【使用機材】Nikon Z6II + NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena
【作品名】無題<投稿作品を見る>
【投稿者】ららら♪様
【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena
【作品名】Colorful<投稿作品を見る>
【投稿者】ゆう様
【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena
【作品名】穭稲に囲まれて<投稿作品を見る>
【投稿者】daipapa様
【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena
【作品名】一緒に行こうぜ<投稿作品を見る>
【投稿者】Yoshiki.Nakmaura様
【投稿者コメント】朝の屈斜路湖で大勢の大白鳥が向かって来ます。思いっきり下から撮りました。
【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena
様々な作品をご紹介してまいりましたが、マップカメラでは現在「紅葉写真」にスポットをあてたフォトコンテストを開催中!
山間部だけでなく街中でも紅葉を見かける季節。紅葉ある壮大な風景、日常で見かける美しい色づきを思う存分撮影しましょう。
撮った作品はぜひマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にご投稿ください。
年間を通じてさまざまなフォトコンテストを開催しており、ご投稿と同時にコンテストへの参加も完了になります。
紅葉風景だけでなく、紅葉とポートレートを組み合わせたお写真など秋を感じさせる作品をご投稿ください。
もちろん、過去に撮られた作品でも対象になります。ぜひ下のバナーから世界中のみなさまにシェアしてください!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるとても愉しいコンテンツです。地図でお気に入りのスポットを探すもよし!投稿するもよし!年間を通してさまざまなフォトコンテストと共に思う存分コンテンツをお愉しみください!
【PENTAX】望遠レンズをその手に。~HD DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE〜
スポーツ会場やイベント会場でスタッフが使用しているのを見かける望遠レンズ。
大きく太いその容姿から時には「バズーカ」と呼ばれることもあります。
店頭でご案内していても「プロの人が使うんでしょ?」といったお声を頂戴することもあります。
いいえ、そんなことはありません。
今では望遠レンズもバラエティが豊富で、ズームレンズから単焦点レンズ、小さいものから大きいものまで様々なレンズが登場しております。
ぜひ、望遠レンズを手にして、まだ見ぬ世界を覗いてみていただければと思います。
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今回ご紹介するのは、PENTAXのAPS-Cフォーマット用に作られた『 HD DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE 』です。
この焦点距離のレンズの系譜は長く、度重なる世代交代を経ての現行モデルとなります。
焦点距離は35mm判換算84.5-460mm相当の中望遠から超望遠域までカバーする望遠ズームレンズ。レンズ名に付くPLMはレンズ内パルスモーター(ステッピングモーター)の意。レンズの小型化に寄与し駆動音が静かなのが特徴です。また、先代レンズに対して広角側で約8.3倍、望遠側で約1.7倍ものAFの高速化が実現しています。
今回はPENTAXのAPS-Cフォーマットのデジタル一眼レフカメラ『K-3 Mark III』と共に撮影してきたデータを振り返ります。
まずは動物園。
全長は縮小時、約89mmと小型なためちょっとしたお出かけでも無理なく持ち出すことが出来ます。動画撮影にも配慮された設計のため、フォーカス駆動音や絞り動作音が入りづらくなっています。周りの方々にも動物にも優しい設計となっています。
動物園は施設、展示方法によって動物の距離感が全く変わります。また動物達も思い思いに過ごしているので近くに来るとは限りません。
可愛いインドサイの赤ちゃん。生後間もないこの子はお母さんにべったり。柵から放飼場までも植垣によって距離があり、決して目の前に、とはいきませんが本レンズならその可愛い姿を余すことなく撮影することが出来ます。顔つきは幼いですが世界の哺乳類の中で最も硬いと言われるような皮膚の風貌はすでにこの頃からあるのだと知りました。スムーズなAFで35mm判換算460mmを手軽に撮れるのはこのレンズならではだと感じました。
※動物を驚かさないよう静かに見守ることはもちろん、同じ場所で長時間撮影するなどの行為は控えましょう。
様々な姿を見せる富士山。つい先日、冠雪の便りがありましたが真っ白な富士山が見られるのはまだもう少し先のようです。そんな富士山も登ったり五合目を訪れたりしたことがある方は見たことがあるかもしれませんが、五合目より上の斜面には拳くらいの大きさの赤いスコリアが広く分布しているので山肌は赤く見えます。しかし離れてみるとそうは見えないのが不思議なところです。
色の表現が豊かで、望遠レンズとしてただ遠くの被写体を大きく写すことを目的に撮るだけでなく風景写真など全体を撮るのにも向いていると感じました。
小型ながら11群14枚のレンズ構成で、特殊低分散(ED)ガラスを1枚使用しており、球面収差や色収差などを効果的に抑える設計となっています。広角側から望遠側まで四隅に渡ってコントラストと解像力を高めた描写を得ることが可能です。また、レンズ名の頭にあるように高性能マルチコーティング“HDコーティング”が施されています。逆光など光線状態の厳しい撮影条件下でゴーストやフレアーの発生を限りなく抑えられていることがよく分かります。
空港が近づき着陸態勢に入った飛行機もこの通り。機体に書かれた機番もはっきりと分かるほど大きく写せます。滑走路の延長線上近くで撮影していると、初めは300mmでも飛行機は小さくしか映らないのですが、見る見るうちに大きく写るようになり、しまいにはあっという間に全体が収まらなくなってしまいます。迫力ある飛行機が撮りたい場合は、どの方向から飛行機が着陸しているのか調べてその下へ向かいましょう。風向きや時間帯でリアルタイムに変化するので情報収集が欠かせません。
高台から花火を狙ってみました。花火撮影というと広角レンズをイメージされる方も多いとは思いますが、周りの景色も収めようと俯瞰で撮影すると自ずと望遠レンズになりがちです。マップなどで周辺の土地を見て狙った場所から綺麗に撮れた時はたまりません。距離が離れていると露出やシャッターを切るタイミングが難しいですが、白飛びしないぎりぎりの設定で長時間露光をすると比較的一枚撮りでも綺麗に収まってくれます。撮影地によって打ち上げ場所との距離感が異なるので、焦点距離のレンジの広さはやはり便利です。
※私有地や立ち入り禁止区域等への侵入はやめましょう。
本レンズは『K-3 Mark III』や『K-1 Mark II』 に搭載されたアストロトレーサーType3 に対応したレンズ。地球の自転で動いているように見える星々を自動で補正して点像として記録してくれます。アストロトレーサーType3 は通常、ズームレンズはワイド端とテレ端のみ使用可能ですが、本レンズ『HD DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE』、『HD DA★ 11-18mm F2.8 ED DC AW』、『HD DA★ 16-50mm F2.8 ED PLM AW』の3本はズームポジションに関係なく使用することが可能です。上がアストロトレーサーType3 未使用、下がアストロトレーサーType3 を使用した写真です。25秒間露光し続けると星は動き、線のようになってしまいます。しかし、アストロトレーサーType3を使用すると星の動きを計算して点像に留めてくれるのです。本来「赤道儀」という三脚に取り付けるアクセサリーを用いて撮影していたものが簡単に撮れてしまうのは驚きです。さらにそれまでのアストロトレーサーは別途GPSユニットが必要でしたので、カメラとレンズだけで完結するこのアストロトレーサーType3のシステムは素晴らしいです。
冬の代表的な星座である「オリオン座」。オリオン座というと三ツ星やベテルギウス等が有名ですが三ツ星の下には、「オリオン座大星雲」という星雲があります。オリオン座を雅楽に用いられる鼓に見立てるなら下側の胴の中心あたりでしょうか。空気の澄んだ場所に行くと、オリオン座の枠の中に点ではなく何やらぼわっとしている箇所が見えます。そこを望遠レンズで撮影すると星雲の姿を見ることが出来ます。オリオン座大星雲は比較的見かけの大きさが大きく見えるので、300mm(35mm判換算460mm)で充分撮影をすることが可能です。上は撮影した元のデータ。下がAdobe Lightroomでレタッチをした写真です。一枚撮りでも破綻することなくその様子を記録することが可能でした。
「わざわざ重いレンズを持っていきたくない」そんな時に大活躍な一本。望遠レンズとしての幅の広さを感じました。近日点を越えて彗星が姿を現したのは日没後のわずかな時間。その時間は薄明に包まれており、他の星々はまだ見えてきません。そのため、残念ながらアストロトレーサーType3は使用できませんでしたが、使わずとも見事な彗星の姿を収めることが出来ました。そして沈んだ後に背後から現れた闇夜に浮かぶお月様。遠く離れた地の凹凸が分かるほど鮮明に撮影することができました。
沈胴構造の採用により全長89mmを実現した『HD DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE』。焦点距離のレンジの広い小型望遠レンズは旅行やイベント等にアクティブに持ち出しやすく、さらに35mm判換算460mmまで撮れてしまうので動物や乗り物等にも対応することが可能です。また、防滴構造にもなっているので屋外のアウトドアシーンにぴったりです。使い勝手の良さにPENTAXのレンズテクノロジーが詰め込まれた一本です。
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普段届かない距離をもグッと引き寄せる望遠レンズ。
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“ APO-LANTHAR ”
Voigtlander (フォクトレンダー)史上、究極の性能を追求したレンズにつくその名称。
“NOKTON”がなめらかな大きなボケ味を楽しむレンズなら、“APO-LANTHAR”は圧倒的な描写力、解像力を楽しむレンズといったところでしょうか。
高い描写性能は昨今の高画素センサーにも引けを取らない写りから大人気となっていた『APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical』。中でもニコンZマウント用の本レンズは「NOKTON」レンズと並んで非常に大好評でした。ところが惜しまれつつ姿を消すことに。
そのような『APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical』ですが、今回なんと既存のニコンZマウント用のVoigtlander レンズと外装を合わせた形でリニューアルして復活することが決まりました。
高いレンズ性能はそのままにということなので、私の相棒として活躍する前モデル『APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical(ニコンZ用)』を同じく相棒のNikon『Z9』で撮影してきた写真と共にその良さを語りたいと思います。
デジタルカメラからカメラを始めた私は専らオートフォーカス(AF)レンズばかりを使用しているのですが、本レンズと出会い、始めてマニュアルフォーカス(MF)レンズの楽しさに触れました。「撮っていて楽しい、それでいて描写も良い」。Nikon 『Z9』の高精細に慣れた目でもガツンと来るような印象でした。近年のカメラは高画素化が進みフルサイズでも2000万以上の画素数は当たり前、4000万ももはや珍しくありません。AFレンズを多用するのはもちろん機能としてAFを使うためもありますが、ボディの高画素化にマッチするのはやはり設計が新しいレンズ、ということで自然と最新のAFレンズばかりに手が伸びるというような感じでした。なので、必ずしも機能としてAFが絶対というわけではなかったのです。むしろ、カメラを扱っている感、自分の意志で制御する喜びみたいなものを思い出させてくれました。
「これ一本持って行けば大丈夫」と語ってくれる本レンズ。50mm前後が標準レンズと言われるだけのことはあるのかもしれません。Nikon Zシリーズのクリアなファインダーを通して見る世界は旅先で出会った雰囲気や空気感をそのまま届かせてくれます。そして、その先々で見た“残したい”という瞬間をピンポイントで切り取れるのが50mmの良いところだと思います。ピントリングもとても滑らかなので、ピントを合わせようと力まなくても自然と「ここに合わせたい」というポイントまで指先を導いてくれます。
各種の収差を徹底的に取り除くためにアポクロマート設計とし、解像力等の描写性能までも追求した本レンズ。厳しい環境下でもフレアやゴーストを最小限にとどめています。また、このような環境でもパープルフリンジ等も出ることがなく、現代の最高傑作だと個人的には思っております。また、NOKTONレンズに比べるとF値がやや暗めではありますが、それでも開放F2でこのボケ量です。十二分に被写体を背景から浮かび上がらせることも容易なため、撮影の幅が広がります。
鳥居の写真はF2、湖畔の写真はF5.6で撮影したもの。鳥居に関しては開放F値とは思えない程の解像力です。ぼわっと甘い、なんてことはなく写すところはくっきり写し、その前後は自然とボケているのが分かります。そしてF5.6になるとさらにその描写に磨きがかかります。手前の水面の波紋から奥の木々の枝葉の造形から立体感まで、その空間そのままを閉じ込めたようです。高くなりがちなコントラストは適度に抑えられ、違和感のない色彩となっています。加えてそれだけでなく、同じ色のない木々の緑のグラデーションから日陰になる部分の暗い箇所まで、のっぺりすることなくしっかりとデータに残せています。高画素のカメラに負けることなく、むしろその性能をさらに引き立ててくれているようです。
最短撮影距離は45cmと比較的寄れるため、テーブル上の美味しい食べ物も記憶とともに記録することも可能です。最短撮影距離でもピンの甘さ等も気にならないので近景から遠景まで幅広く活躍します。
F2.0
F8.0
収差はかなり抑えられておりますが、開放F値F2.0時の周辺減光はそれなりにあります。風景を撮ろうとF8.0まで絞り込めばその影響は感じられません。既出の湖畔の写真からも分かるようにF5.6ぐらいではもう気にならない程度でしょうか。光学的には周辺の光量落ちは良くないとされますが、使う側からすればそれがこのレンズの良いところ。自然と視線が中央に向くことはもちろん、それはどこかいわゆるマニュアルレンズの”オールド感”につながってくるようにも思えます。
本レンズはニコンZマウントを採用したミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化。加えて、レンズマウント部に電子接点を搭載しているため、Exif情報、ボディ内手ブレ補正に加え、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ、ピーキングによるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせ)を使用することが出来ます。もともと解像度の高いレンズなので、ニコンZシリーズの光学ファインダーさながらの自然なファインダーをもってしてはサポート機能を使わずのも楽々にピント合わせを行えますが、デジタルの恩恵を受けられるに超したことはありません。また、『Z9』や『Zf』に搭載された、拡大ボタンによるピント合わせからのシャッター半押しでの解除も相まって、マニュアルフォーカスレンズである本レンズを使うストレスは全く無くなりました。
レンズ性能はそのままに、フォクトレンダーの他ニコンZマウントレンズとデザインが統一された『APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical II』がまもなく登場いたします。トータルレンズシェイプの変更や絞りや深度目盛の色入れの変更、フォーカスローレットのデザイン変更等、『Z9』や『Z6/7シリーズ』だけでなく、『Zf』にもよりマッチするデザインとなります。
ぜひ、標準レンズにお悩みの方は1度この世界を覗いてみるのはいかがでしょうか。最新のカメラにもマッチする圧倒的な描写性能とマニュアルフォーカスレンズらしいどこかノスタルジックさを感じさせてくれる本レンズは使うと虜になること間違いなしです。
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【SONY】望遠レンズをその手に。~FE 70-200mm F4 Macro G OSS II~
スポーツ会場やイベント会場でスタッフが使用しているのを見かける望遠レンズ。
大きく太いその容姿から時には「バズーカ」と呼ばれることもあります。
店頭でご案内していても「プロの人が使うんでしょ?」といったお声を頂戴することもあります。
いいえ、そんなことはありません。
今では望遠レンズもバラエティが豊富で、ズームレンズから単焦点レンズ、小さいものから大きいものまで様々なレンズが登場しております。
ぜひ、望遠レンズを手にして、まだ見ぬ世界を覗いてみていただければと思います。
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望遠レンズと言えば、重くて大きい。
今回はまず、そのイメージを覆していきたいと思います。
本ブログでご紹介するレンズは「SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」
2023年に発売されたこのレンズは、2014年に発売された「SONY FE 70-200mm F4 G OSS」の後継モデルです。
Ⅱ型になり、ハーフマクロ撮影が可能になった、テレコンバーターが装着可能になったなど大きな変化はありましたが
ここでまず特筆したいのは大幅な小型軽量化を実現したということです。
旧型は、最大径x長さが80x175mm、重さが約840gです。一方、Ⅱ型は最大径×長さが82.2×149.0mm、重さが約794gとなっています。
このような数値で見てもⅡ型となり軽量コンパクト化に成功していることが分かります。
数値だけではあまりピント来ないかもしれませんが、手に持った時ですぐに分かるくらいの重さになっているため持ち運びしたり、ストラップをつけて首からさげて持ち運ぶだけでその軽量さが実感できると思います。
今回、このレンズを持って鳥と近くまで触れ合いに出かけていきました。
一緒に使用したカメラはα7RVです。今まで出かけたことがなかった場所のため、200mmの距離で焦点距離が足りるのか少し心配だったため、万が一の時はクロップしても解像力が落ちないように高画素モデルであるこちらのカメラを選びました。
場内に入ると、鳥たちの賑やかなさえずり声が聞こえてきました。
懸念していた焦点距離の問題もなく、手をのばせばすぐに鳥たちに触れることが出来るほどの距離でした。
希望すればご飯をあげることができ、鳥たちと触れ合うことも可能です。
こちらを物珍しげに眺めているインコの写真を1枚撮影しました。
自分の背丈よりもかなり背が高い木の上にいたため、50度程度上にカメラレンズを持ちあげて撮影を行いました。
しかし、疲労感を覚えることなく気軽に撮影ができこのように手持ち撮影で気軽に望遠レンズで楽しんで撮影したい方にオススメできるレンズではないかと思います。
そして、もちろん描写力も申し分ありません。
インコの柔らかそうでいながら芯のある羽の描写がしっかり描写されています。
ここでは、鳥だけでなく花も多く咲いていました。
中央には大きな池があり、蓮の花が咲いていました。
蓮の花は朝に咲く花のイメージがありましたが、お昼過ぎに訪れた時もまだ咲いていました。
こちらはF4の開放で撮影しました。近くの水紋がゆるやかにぼけて絵画のようになっています。
クセもなくすっきりとしたボケで被写体の蓮の花を際立たせています。
また、こちらのレンズ「SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」にはレンズ内手振れ補正が搭載されているため、手持ちでの撮影でも安心してお使いいただけます。
手振れ補正モードは3つあり、
MODE1:通常の手振れ補正が機能する、ノーマルモード
MODE2:車など移動する被写体の流し撮りを行う場合に対応した手振れ補正モード
MODE3:フレーミングを重視し、スポーツなど不規則に素早く動くものを撮影する場合に対応した手振れ補正モード
の3種類となっています。このように撮影シーンに応じて最適な手振れ補正モードを選択できることもこのレンズのポイントとなっています。
レンズ側面にあるレバーですぐに切替も出来るため、撮影しながらモードを切り替えることもファインダーを覗きながら簡単に可能です。
白孔雀が休みながらこちらを一瞥していました。
神秘的な雰囲気に気圧されながらも写真を撮りました。
白が青みがかったりせずに目にしたままのクリアな色としてきちんと写真にも反映されています。
SONYは他のメーカーに比べて色味があっさりとしている、青味が強く発色してしまう、というイメージを持つ方も多くいらっしゃるかもしれません。
確かに、α7Ⅳ以前のモデルを中心にそのような傾向は確かにあったと思います。
それは風景写真やスナップでは写真の味としてプラスに働く場面もあります。しかし、ポートレート撮影やアニマルフォトの場合は本来の色味が撮影で再現できないと後日編集する必要が出てきます。
しかし、この写真を見て分かる通り、α7Ⅳやα7RVではこのように見たままのクリアで鮮やかな色味がそのまま再現可能です。
今回ご紹介した、「SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」。
他の標準ズームレンズのように持ち運べ、望遠域200mmまでしっかり撮影できるレンズです。
それでいて確かな描写力と、被写体を邪魔しない柔らかなボケが魅力的。
「望遠レンズ=大きくて重い」、そのイメージを覆す一本です。
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普段届かない距離をもグッと引き寄せる望遠レンズ。
遠くの被写体も写真内に大きく撮影することが可能です。
普段使い、とはなかなか難しいですが、何も特別では無い望遠レンズ。
ぜひ貴方の手にも、望遠レンズが届きますように。
トキナーレンズキャッシュバックキャンペーンが11月1日〜12月31日まで行われる事となりましたので、それを記念して今回のキャッシュバックの対象レンズでもある”ミラーレンズ”を皆さんにご紹介したいと思います。
今回作例のために使用したレンズは9000円のキャッシュバックがあるTokina SZ 600mm PRO Reflex F8 MF CF(ソニーE用/APS-C専用)です。
▼他のキャッシュバック対象レンズ一覧はこちらから!▼
今回ご紹介するミラーレンズはレフレックスレンズとも呼ばれており、通常のレンズとは全く違うレンズ構造になっています。
レンズの中を覗いて見ると名前の通り鏡が入っており、その主鏡からの反射を中心にある副鏡が更に反射しセンサーへ光を届ける仕組みなのです。
レンズマウント側に8群8枚の収差補正用レンズ群を効果的に配置することにより、色収差がほとんど出ないように補正されているため美しい描写を実現してくれています。
光の反射を活用することにより600mmという超望遠でありながら圧倒的な軽量コンパクト設計を実現しており、普段見ることのできない世界を気軽に体感することができます。
まず当レンズは焦点距離が600mmのAPS-C用レンズなので35mm判換算で約900mmの画角になります。この段階で異次元です。
今回は日常使いをイメージして常に持ち歩いてみたのですが、普段見ている目線とは大きく違うためとても新鮮な気持ちで撮影することができました。
シンプルに申し上げると常に遠くを見続ける生活が始まったという事です。
上の鉄塔の写真は家のベランダから見えたものです。
視覚的には2cmくらいの大きさにしか見えなかったのですが、実際に撮影してみるとここまで大きく撮影できたので900mmの威力の高さを思い知らされました。
ちなみに大体の位置を地図アプリで調べてみたところ、直線距離が500メートルはゆうに超えていたようです。
次のカラスの写真は7階建ての商業施設の屋上で飛び回っていたので地上から狙って撮影したものです。
かなり近くで撮影をしたのではないかと勘違いさせるほどの写真で距離感が狂ってしまいそうでした。
そして当レンズはマニュアルフォーカスのため動く被写体へのピント合わせに苦戦しましたがなんとかベストショットを生み出すことができました。
上を見続ける事に耐えた自分の首にも感謝です。
ミラーレンズと言えばこの特徴的なリングボケではないでしょうか。
最初にご説明したように鏡の反射を利用した設計となっているため、副鏡の部分がすっぽり抜けた玉ボケが出来上がるのです。
すでに街は冬へと近づき、徐々にイルミネーションも設置され始めています。
通常のレンズでは味わえない玉ボケを活かした写真が撮影可能となりますので、いい意味で遊びがいのあるレンズになるでしょう。
そして、F8ということもあり口径食はほとんど無いことも特徴です。
子どもと公園で遊んでいたところ空が綺麗に焼けている事に気付きシャッターを切りました。
とても美しい色味で撮影ができて大満足です。
発色はフラットで変に着色されるようなことはなく素直に良い色を出してくれる印象で、今回はJPEG撮って出しですがRAW現像する場合も扱いやすいと感じます。
そしてここで改めて感じたのが携帯性の良さです。
重量545 g、長さ125 mmという軽量コンパクトさのおかげで常に持ち歩ける超望遠レンズは貴重な存在と言えるでしょう。
今回は手ブレを出来る限り抑えるために手ブレ補正搭載のSONY α6500で撮影を行ったのですが、頑張ればシャッタースピード1/60まではなんとか撮影ができました。
初めはF8となると流石に夜間の撮影は厳しいかなと思いましたが、ISO6400のノイズ感が許容可能であれば問題ないかと思います。
ただボディ内手ブレ補正では撮影時のファインダー内の安定は見込めませんのでシンプルにしっかり持つことの大切さを痛感しました。
当レンズには電子接点が搭載されていない為ボディ側で手ブレ補正を600mmに設定する必要がございますので利用の際はご注意ください。
当レンズのもう一つの特徴がマクロ撮影もできてしまうというところです。
最短撮影距離1.77m、マクロ最大倍率0.4倍(1/2.5倍)とほぼハーフマクロの撮影が可能となります。
今回は手持ちで頑張りましたが、焦点距離が600mmもあるとどうしても手ブレが酷くなかなか撮影したいポジションが定まりませんので、マクロ撮影をされたい方は是非三脚をご利用ください。
ただ通常利用している中で寄れて損をすることはないのでありがたい機能です。
当レンズをとりあえず一本持っていてもいいのではないかとオススメできる理由として、やはり安価であるという部分が大きいです。
当レンズは今回のトキナーレンズキャッシュバックキャンペーンにより¥9,000分のVISAギフトカードがプレゼントされます。
2024年11月現在の価格で考えると実質約37000円で購入ができますのでここまで安価で手に入る超望遠レンズは周りを見渡してもほとんどありませんのでこの時期を逃す手はないでしょう。
Tokina SZ 600mm PRO Reflex F8 MF CFについて作例と共にお話させていただきましたがいかがでしょうか。
「安価」「軽量」「コンパクト」の嬉しい3要素もありながら、ミラーレンズ特有のリングボケも楽しめるエンターテイナーなレンズ。
いい意味でハードルを下げてくれたおかげで超望遠の世界を簡単に楽しむことが可能となっております。
他にもキャッシュバック対象レンズはございますので是非この機会にチェックしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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2024年10月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
新品デジカメ10月ランキング | |||
1位 | Canon | EOS R5 Mark II | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | FUJIFILM | X100VI | コンパクトデジタルカメラ |
3位 | SONY | α7IV | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | SONY | α7C II | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | FUJIFILM | X-T5 | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | Nikon | Z f | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | Canon | EOS R6 Mark II | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | FUJIFILM | X-T50 | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | RICOH | GR III | コンパクトデジタルカメラ |
10位 | Nikon | Z6III | ミラーレス一眼カメラ |
前回に続き、『Canon EOS R5 Mark II』が2ヶ月連続で1位を獲得しました。
今回も数回にわたりメーカーから供給があり、それが全てご予約者の手に渡り1位を獲得するに至ったのですが…
それでも、いただいている多くのご予約に対してお届けすることができず、いまだ多くの方にお待ちいただかなくてはならない状況です。
そろそろ各地で紅葉の話題も聞かれるようになってきました。今年の紅葉は話題の最新鋭高画素機で、と考えている方も多いと思います。
メーカーにはさらなる奮起を期待するばかりです。
2位には、こちらもまた問題多き『FUJIFILM X100VI』。勿論、カメラ本体に問題があるのではなく、メーカーからの供給状況にですが。
3月末の発売時、入荷予定数のみご予約を承ることができたのですが、それ以降は新規のご予約を受け付けることができなくなってしまいました。
入荷がある度にご注文を受けお渡しするという状況が続いているのですが、毎回告知を行うと一瞬で完売になってしまう有様。
結果として、メーカーからの供給が多かった月は上位に、そうでない月はランク外に、という浮き沈みの激しいランキングになっています。
3位『α7IV』、4位に『α7C II』とSONY勢が並びました。
10月15日までおなじみのキャッシュバックキャンペーンが実施されていたのですが、その駆け込み需要が販売数を伸ばしたようです。
8月1日に行われた価格改定により値上げが入ってしまったSONY。キャッシュバックがあっても中古との価格差が以前ほど小さくならなくなってしまったこともあり、α7IVのキャンペーン開始直後の反響は芳しくありませんでした。
それでも終盤には他の強豪を抑え3位にランクインするのですから、大したものです。ただキャンペーン頼みのところが強いので、次回以降は苦戦を強いられることが予想されます。
それに対しα7C IIは、キャンペーンのあるなしに関らずSONYの中で安定した人気を誇っています。
α7IVと同程度の性能を持ちながら、より小型軽量でかつお値段も安いという点が評価されています。
外国人観光客からもお問い合わせが多く、日本語メニューだけで英語等に切り替えができないとを知っても購入されていく方も多いのが特徴。
円安もあり、それだけ他国に比べ日本での価格がお手頃ということなのでしょうが、実際日本語メニューだけで使いこなせているのか調査してみたいところでもあります。
5位に『FUJIFILM X-T5』が入りました。
7月末頃からようやくメーカーからの供給が増え、入荷が安定した8月に一気に1位に返り咲きを果たすことで人気の健在ぶりを我々に示してくれました。
発売から2年近くが経とうとしていますが、APS-Cセンサーサイズで約4020万画素の高画素を誇り、原点回帰とも言える静止画撮影に特化した造りが安定した支持を集めています。
今回も後発の弟分『X-T50』(8位)より上位にランキングされる結果になりました。
発売日的にはずっと新しく、上位機と同じセンサー・画像処理エンジンを搭載しているX-T50ですが、X-T5の供給が安定してからは追い抜くことができずにいます。
他のメーカーに見られる上級機・中級機の間にある価格差が、この両者にはほとんどないことが大きな要因かと。
他とは異なる戦略をとるFUJIFILM。徐々に順位を下げているX-T50ですが、兄弟機がこのまま揃ってランキングに定着できるか、今後の動向も注目していきたいと思います。
6位に『Nikon Z f』、そして同じ『Nikon Z6III』が10位となりました。Z8は前回と同様ランク外に。
7月には新発売のZ6IIIが2位に大差をつけ初登場1位に輝き、それまでも安定してランキングに名を連ねていたZ f(7月4位)、Z8(同5位)と3機種ランクインを果たしたNikon。当然このまま好調が続くと信じていたのですが…
翌8月、Z6IIIが10位とまさかの急降下。前回9月には、Z8が突然ランキングから姿を消してしまいました。
それぞれ特にメーカーからの供給に問題があるわけでもないのですが、どうしたことか。
と、しかしここで朗報が。Nikonは10月25日からキャッシュバックキャンペーンを開始しました。
なんとZ6IIIが早くもキャンペーン対象に、それも4万円のキャッシュバックというから驚きです。
また、Z fもキャッシュバック初登場(2万円)。その他、Z8やZ6II、Z5も対象と、かなり力の入ったキャンペーンとなっています。(2025年1月14日購入まで)
ここで一気に巻き返しをはかることが出来るか、大注目です。
前回、1位獲得のEOS R5 Mark IIに引っ張られる形で2位につけた『Canon EOS R6 Mark II』でしたが、今回は7位に。
新型機の登場で注目度が上がったと思われましたが… 4万円のキャッシュバックキャンペーンが10月7日で終了したことも影響したようで、販売数を伸ばすことができませんでした。
せっかくのチャンスを逃してしまった感があります。久々のCanonのワン・ツーは、このまま一度きりの出来事ということになってしまうのでしょうか。
10月の新品ランキング、最後の紹介は9位に入った『RICOH GR III』。前回久々のランクインと報告しましたが、今回も10位以内をキープすることができました。
メーカーからの供給はまだまだ不安定な状況で、残念ながら新規の予約を受け付けできないままです。
FUJIFILM X100VIと同様、入荷があった時にご注文を承る形で、この順位に入りました。
ただ入荷数自体は徐々にですが増えてきているようなので、GR IIIxともども再びの盛り上がりを期待しましょう。
中古デジカメ10月ランキング | |||
1位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | Canon | EOS R5 | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | Nikon | Z f | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | SONY | α7C II | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | Nikon | Z fc | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | SONY | α7RV | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | Nikon | Z50 | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | FUJIFILM | X-T5 | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | Nikon | Z6 | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | Nikon | Z5 | ミラーレス一眼カメラ |
もはや説明の必要がありません。絶対的人気を誇る『SONY α7III』、9ヶ月連続の1位獲得です。
2024年に入って最初の1月以外は全て1位、2024年の年間1位もほぼ確実なところかと。まだ10月ですが…
ただ前回もお話ししたように、「美品」ランクの品は全体的に少なくなってきています。
ネットに「美品」が掲載されると、すぐにSOLD OUTに。「美品」クラスをご所望される方は、こまめなチェックが必要なようです。
今回も2位に入った『Canon R5』。
前回ジャンプアップで2位に躍進、この勢いでα7IIIの牙城を崩すかと期待したのですが残念ながら及ばず。
1位2位の差は前回とほぼ同じで、α7IIIが頭一つ抜け出しています。とにかく強いα7III。
ただEOS R5は高画素モデルゆえ、どうしても2機の間には価格差が。それを思えば、EOS R5もかなりの奮闘ぶりと言えます。
SONY機と異なりメニュー言語の切り替えが可能なこともあり、海外からのお客様にも好評です。
α7IIIと同じく豊富な商品在庫数を誇るEOS R5が、中古ランキング1位の座を奪取する最有力候補であることは間違いないようです。
続いてこちらも前回同様、3位に『Nikon Z f』。Nikon勢は5位『Z fc』、7位に『Z50』、同数9位に『Z6』と『Z5』が仲良く並ぶなど、計5機種をランクイン。
前回6機種から1つ減らしたとはいえ、中古部門では好調を維持しました。
新品部門でも6位に入ったZ f、先にお話ししたように10月25日から始まったキャッシュバックキャンペーンの対象に。
新品・中古で価格差がなくなってしまうので、次回以降は新品購入に流れることが予想されます。
7月まで4ヶ月連続でα7IIIに次ぐ2位の位置を占めていたZ fc。Nikon勢を引っ張る存在でしたが、ここに来てZ6IIIの登場による影響か、中古部門でもフルサイズ/FXフォーマット機の方が上位に入るようになっていました。
Z fcは、店頭では特にこれから一眼カメラを始めようという方のご購入が多いとのこと。
ブラック・シルバー、NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VRとのキット、NIKKOR Z 28mm F2.8 (Special Edition)とのキット、どれも平均してまんべんなく売れているのが特徴です。
ランキングの常連となっているZ fcに対し、同じく小型軽量のDXフォーマット機ながらちょっと影の薄い印象のZ50。
今年のランキングに登場したのも6月(同数10位)、前回9月(同数10位)の2回。さらにその前はというと、なんと2021年8月まで遡ることに。この回は前月発売されたZ fcが初めて新品部門1位を獲得した月です。
そんなZ50ですが、先日NikonからZ50IIの発表があったばかり。そのスペックはかなりのもののようです。
発売は12月13日予定ともう少し先ですが、先代機Z50にも俄然注目が集まることが予想されます。Z fcと並ぶ小型機の定番となることを期待しましょう。
このところ中古部門ではNikon勢に押されてしまっている感のあるSONY。
絶対王者α7IIIの他は、4位『α7C II』、6位『α7RV』と、計3機種のランクインでした。
キャッシュバックキャンペーンが終了し、再び中古購入に流れることを予想したα7IVでしたが、今回はランク外11位に。
ですが、次回11月はSONYはキャンペーンなし、反対にNikonがキャンペーン真っ最中ということになります。
となると、中古部門では形勢の逆転が起こるか。各順位も大きく変わってきそうです。
8位には、『FUJIFILM X-T5』が入りました。
新品の供給不足が続いていた時期は中古購入しか選択肢がなく、そのため中古商品数も不足気味でした。
価格も高めに設定されていたこともあり、新品・中古の価格差はまだ大きくありません。
今後、新品の供給が増えれば自然と中古商品数も増え、その分価格差が広がっていくことでしょう。
高い人気を維持している機体だけに、新品・中古がバランスよく売れていくことが予想されます。
と、ここまで2024年10月のランキングはいかがでしたでしょうか。
今回新登場の機体はありませんでしたが、その分これまでに登場した話題機が今置かれている状況をおさらいするような形となりました。
そしてこの後、2024年を締めくくるような超目玉機の登場が控えています。他にも話題となりそうな機体があれこれと…
今回おさらいした順位が、新型機の登場によってどう動くのか。予想するのは至難の業。
今年も残すところ2ヶ月余りですが、まだまだ暑い …もとい、熱いランキング争いが期待できます! 次回も是非お楽しみに!