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【Panasonic】LUMIX『夏のSシリーズレンズ キャッシュバックキャンペーン』 スタート!

【Panasonic】LUMIX『夏のSシリーズレンズ キャッシュバックキャンペーン』 スタート!

暑い日々が続いておりますが、夏だからこそ撮影できる景色は沢山あります。
今年の夏こそいつもと一味違う写真を撮影するために、LUMIX Sレンズが、今ならお得に手に入るチャンス。
新品の対象レンズを8月31日(日)までにご購入で最大10,000円キャッシュバック!
期間中にお客様ご自身でキャンペーンにお申込みいただければ必ず受け取ることができます。

今回は、キャッシュバック対象商品の中から厳選してご紹介いたします!

目次
  1. おすすめ「LUMIX」ズームレンズ
    1. LUMIX S 24-60mm F2.8
    2. LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.
    3. LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.
  2. おすすめ「LUMIX」単焦点レンズ
    1. LUMIX S 50mm F1.8
    2. LUMIX S 35mm F1.8
  3. 最後に

 

 おすすめ「LUMIX」ズームレンズ

 

LUMIX S 24-60mm F2.8 S-E2460


2025年6月に発売した新登場のレンズが早くもキャッシュバック対象レンズとなりました。
一般的な標準ズームとは一線を画す、広角24mmから中望遠60mmという絶妙なレンジをカバーしつつ、ズーム全域でF2.8の明るさをキープ。
日常のスナップからポートレート、旅行や動画撮影まで、あらゆるシーンにおいて卓越した描写力と柔軟性を発揮します。

従来の大口径ズームレンズと比べて大幅な軽量化を実現しながらも、解像力やコントラスト、ボケ味といった光学性能には一切の妥協がありません。
F2.8の開放でも画面周辺までしっかりとシャープな描写を保ちつつ、背景をなだらかに溶かし込むようなボケは様々なシーンで大活躍することは間違いなし。
動画撮影においても滑らかなAF動作とフォーカスブリージングの抑制に優れ、プロの現場でも安心して使える性能を備えています。
まさに、写真・動画の両方に真剣に取り組むユーザーにとって、手放せません。

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LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S. S-R28200


28mmの広角から200mmの望遠まで、幅広い焦点距離をカバーするSシリーズレンズ初の高倍率ズームレンズ。
風景、ポートレート、街角スナップなど、あらゆる撮影シーンに対応できる万能なレンズです。

大きな特徴のひとつとしてレンズ先端から約3cmまで被写体に迫れるハーフマクロ撮影も行う事ができます。
近接撮影では被写体にぐっと寄って、花や小物、料理などを大きく美しく写し出すことができ、日常の中の小さな発見を豊かに描き出します。
ハーフマクロは被写体との距離を問わず、感性の赴くままにフレーミングできる自由度は、写真初心者からベテランまで幅広いユーザーにとって大きな魅力。

さらに、レンズ内手ブレ補正を搭載しており、望遠域やマクロ撮影でも安定した撮影をサポート。
軽量コンパクトな設計も秀逸で、旅行や日常の持ち歩きにも負担にならないサイズ感。
レンズ交換の手間も減り、瞬間を逃すことなく撮影に集中できる頼れる1本です。

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LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S. S-R70300


望遠域300mmまで撮影でき、スポーツ撮影や野鳥・動物などのネイチャーシーンは勿論、望遠ならではの圧縮効果を活かしたポートレートや風景にも使用できる万能なレンズです。
こちらのレンズもハーフマクロ撮影(望遠300mmで最大撮影倍率0.5倍)に対応できるところも魅力のひとつ。
遠くの被写体を捉えるだけでなく足元の小さな自然やディテールにも寄って撮れる柔軟性は、通常の望遠レンズにはない強み。撮れる世界が一気に広げることができます。

更には、手持ちの望遠撮影をサポートする手ブレ補正システム「Dual I.S. 2」に対応し、シャッター速度換算5.5段を搭載しています。
野外でのアクティブな撮影、特にシャッターチャンスを逃せない場面で大きな信頼感を与えてくれます。

また、マイナス10℃の耐低温設計により、アウトドア撮影にも安心。登山や野鳥観察、スポーツ現場など、過酷な環境でもフル活用できる仕様となっています。
日常から特別な撮影シーンまで、望遠の楽しさを余すことなく味わえるレンズです。

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 おすすめ「LUMIX」単焦点レンズ

 

LUMIX S 50mm F1.8 S-S50


標準画角50mmという自然な視野に、F1.8の明るさと美しいボケ味。
シンプルで使いやすく、それでいて奥深い描写力を持つLUMIX標準単焦点レンズの決定版です。
価格以上の描写力と洗練されたシンプルデザイン、LUMIXらしい色乗りの美しさを表現してくれ、ポートレート、スナップ、テーブルフォト、動画撮影に至るまで、幅広いシーンで活躍します。

同じF1.8シリーズの24mm、35mm、85mmと共通した操作感・重量バランスで設計されており、映像制作においてもレンズ交換による画角の変化がスムーズなことも魅力です。
動画撮影でもAFの安定性とフォーカスブリージングの少なさが光り、表現の幅をしっかりサポートします。

背景を大きくぼかしたり、立体的に浮かび上がらせたりと、撮影の楽しさをダイレクトに感じられるレンズです。
初めての単焦点レンズとしても、プロのサブレンズとしても活躍できる、まさに持っていて間違いのないLUMIXユーザー必見のレンズです。

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LUMIX S 35mm F1.8 S-S35


50mmより少し広めの画角は、人の視界に近い自然なパース感を保ちつつ、背景や空間もほどよく映し出す絶妙なバランスを誇る単焦点レンズ。
最短撮影距離0.24mという近接性能により、被写体に寄った構図や背景を大胆にぼかした撮影にも対応可能ですので、作品づくりの幅がぐっと広がります。
スナップ、ポートレート、風景、テーブルフォト、動画撮影まで、まさにこれ1本でなんでも撮れると感じられる使いやすさが魅力です。

さらにこのレンズも同シリーズとサイズや操作性を統一した設計となりますので、動画クリエイターへ最適なレンズです。
LUMIX S 50mm F1.8と合わせてキャッシュバック対象となりますので、同時にそろえてみるのもおすすめです。

開放F1.8の明るさにより、暗所撮影にも強く、美しいボケ味と高い解像感を両立。
軽量・コンパクトな設計は、街歩きや旅先のスナップにぴったり。バッグに忍ばせておけば、どんな場面でも迷わず取り出せる信頼の一本になるでしょう。
こちらも持っていて間違いのないLUMIXユーザー必見の万能標準単焦点レンズです。

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 最後に

おすすめのLUMIX Sシリーズレンズを5本ご紹介しました。
どのレンズもあなたの夏の物語を色鮮やかに残してくれるひとつになるはずです。
期間中にキャンペーン対象の新品レンズをご購入&ご応募いただいた方全員に、1商品あたり最大10,000円キャッシュバック!
対象購入期間は8月31日までとなりますので、お見逃しなく!ぜひこの機会に撮る楽しさを広げる1本を手に入れてみてください。

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[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年07月09日 18時01分 ]

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【Nikon】Z5IIと夏の横浜巡り

【Nikon】Z5IIと夏の横浜巡り

とある休日、海を見に横浜まで行ってきました。

今回はNikon Z5IIにZ 24-120mm F4 Sをつけて夏の横浜を巡ります。

JR根岸線の石川町駅から歩き始めて元町公園に向かいました。
緑に囲まれた公園内は、周りに比べてひんやりとして涼を感じることが出来ます。
園内は広くプールや弓道場などの施設や、ジェラールの水屋敷跡や山手80番館遺跡など歴史を感じる遺構も残されています。

アジサイが咲いていたので、近づいて撮影してみました。
Z 24-120mm F4 Sはズーム全域で最短撮影距離が0.35mな為、望遠端にしてしっかりと寄ることも出来ます。

港の見える丘公園にやってきました。緑に囲まれたベンチがあったので、シャッターを切りました。

横浜のシンボルの一つ横浜ベイブリッジ。橋の長さは860m・高さは海面から175mもあるそうです。
この日も橋の下を横浜で働く船たちが行きかっていました。

港の見える丘公園から元町方面まで降りてきました。歩道橋の上から案内板を写します。望遠端にして圧縮効果を意識してみました。

花に囲まれた銅像の向こうに、豪華客船が停泊していました。山下公園から大桟橋を眺める港と船の横浜らしい風景を納めます。

真っ赤な塔が印象的な船が泊まっていました。
対岸には瑞穂ふ頭に泊まる船も眺めることが出来ます。

新港ふ頭にも、大型客船が泊まっていました。この船は35年間の活躍ののち2026年5月に引退の予定だそうです。

この日の散歩はここまで、夏の景色を求めてちょっとそこまで出かけてみませんか。

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年07月09日 17時00分 ]

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【Nikon】今から始める Z6IIと単焦点のすゝめ

【Nikon】今から始める Z6IIと単焦点のすゝめ

6月某日、Nikon  Z6II に NIKKOR Z 85mm F1.8 Sの組み合わせで撮影に行ってきました。

 

~Z6II~

有効画素数 2450万画素
瞳AF/顔検出AF/動物AFや、動きのある被写体の撮影で安定したピント合わせが可能な「ワイドエリアAF」に対応。
-4.5EVまで高精度なAF 「ローライトAF」機能を活用すれば-6EVの暗さまでAF撮影可能。
EXPEED 6を2基搭載した画像処理エンジン「デュアルEXPEED 6」を新採用。
処理速度の向上とバッファー容量のアップにより高速連写性能が向上し、AF/AE追従で約14コマ/秒(※1)、最大124コマ(※2)までの連続撮影が可能です。
※1 高速連続撮影(拡張)時の最大撮影速度。
※2 SONY CEB-G128のメモリーカードを使用した場合。ロスレス圧縮RAW(L)時/12bit時。
高いブレ補正効果を発揮する5.0段※3のボディー内センサーシフト方式VR。
※3 CIPA規格準拠(NIKKOR Z 24-70mm f/4 S装着時、ズームは望遠端)。

 

~NIKKOR Z 85mm f/1.8 S~

質量 約470g
ボケの美しさにこだわり抜き、ピント面から滑らかなグラデーションを描く柔らかい自然なボケ味を実現。
玉ボケも画像周辺部まで綺麗な形状を保ち、幻想的な雰囲気を表現。
複数のAF用駆動ユニットの連携で複数のフォーカスレンズ群の位置を高い精度で緻密に制御。
近距離から遠距離まで撮影距離を問わず高い結像性能を発揮。
一般的に収差が発生しやすいとされる至近距離の被写体でも、EDレンズ(2枚)の採用と相まって軸上色収差を徹底的に抑制しており、高い結像性能が得られます。

 

石垣に付いた苔の質感や色味を忠実に再現できます。

陽射しが降り注ぐ中、ハイライトとシャドウのディテールがしっかり残ってくれます。

ボケ感もとても良いレンズです。

SS 1/2 F16 ISO100

ボディー内手ブレ補正がYaw、Pitch、近距離撮影で目立ちやすくなる上下、左右のブレに加え、動画撮影時に特に目立つRollの計5軸のブレを補正してくれるので、手持ちでもスローシャッターを用いた撮影が容易にできます。

ナチュラルな色味を再現でき、様々な撮影をサポートしてくれます。

※写真は全てピクチャーコントロール:AUTOの設定で撮影しています。

曇り空でもきれいなグラデーションが表現でき階調の表現力も大満足でした。

 

今回、Nikon Z6IIとNIKKOR Z 85mm F1.8 Sで撮影に望み、1日中歩いて撮影していましたが、

ボディーとレンズのバランスが良いので、重さも気にならず取り回ししやすく撮影できました。

また、手ブレ補正も相まって、スローシャッターも難なく使用でき、撮影の幅が増える機材です。

ボディーもレンズも防塵防滴になっており、初めての中望遠単焦点レンズにお勧めできる1本です!

ぜひNikon Z6IIとNIKKOR Z 85mm F1.8 Sで撮影を楽しんでください!!

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年07月08日 17時08分 ]

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【OLYMPUS/OM SYSTEM】新型が発売した今もなお人気のOM SYSTEM OM-1と夏を感じる

【OLYMPUS/OM SYSTEM】新型が発売した今もなお人気のOM SYSTEM OM-1と夏を感じる

ついに7月となり下旬には「OM-5 Mark IIの発売が控えており、先行展示されております!
「OM-3」同様早く借りて撮影に行ってみたい筆者です。

久々にブログの担当が回ってきましたので機材を借り、いざ外に出ようとして立ち止まりました。
じめじめとそして体温を奪ってくるので、年々この季節の暑すぎる気候にうんざりするのですが
外に出るならせっかくなので夏を感じるモノを探しにプチ散歩を行いました。

ボディは「OM SYSTEM OM-1」を選び、レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を持って撮影を行いましたのでご紹介です。

・・・

今回使用したそれぞれのカメラとレンズに関して、簡単に紹介したいと思います。

「OM SYSTEM OM-1」

全長約90mm、重量は約599g
発売日が2022年3月。やはり社名がOLYMPUSからOM SYSTEMに移行した後の登場という点やフィルム時代の「OM-1」を冠している為、メーカー側の強い思いが込められていたボディでした。

それを感じたのが2022年の売れ筋のランキングをまとめたブログ記事で、他社のフルサイズセンサー機などが並ぶ中、No.1に輝いた実績ある「OM-1」です。今尚購入検討されている方が多い、人気があるシリーズです。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」

全長約117mm、重量は約561g
発売日が2016年11月。

今回のボディとレンズの組み合わせでは、「レンズキット」として発売もされていました。

・・・

道なりに真っ直ぐ歩いていると、遠くに川を挟むように橋が掛かっていました。
昼時の散歩であった為、美味しい匂いに導かれるように以前から気になっていた料理屋に向かって歩き続けました。



なんとも悲しいかな、気になるお店の前に臨時休業との張り紙を見つけてしまいました。

階段上にお店があるのですが、どうしてここにブロックがあるんだろうか。と首を傾げながらも来たついでにシャッターを切ってみました。
撮り終わり、今来たルートをそのまま引き返すように回れ右をして、夏探しを再開しました。

・・・

炎天下で、果たしてこの道には何があるのか。
何か気になるモノがあれば嬉しいとばかり、手探りの散歩となりましたが必ずといって良い程、筆者の目に止まるのが「花」です。
シャッターを切る事が多いのは被写体の中で自分の好みだということ以外に、色味を楽しむのも好きな理由だと感じています。

さて今回は夏と言えば、こちらの向日葵が咲いていましたので観察してみました。

普段何気なく咲いている植物は、文字通り“携帯電話”と言う意味でスマホでの撮影が多いです。今回近くで見るのも久しかったので、テンションも上がり撮影を楽しみました。

黄色の植物は遠くからでも目立ちますが、ファインダーを覗きながら体ごと近づいて驚きました。
目で見てる美しい黄色の向日葵をそのままそっくり撮りたいと思い、構図を決め撮影してみました。

OM-1の液晶画面で写真を見返すと筆者の好みの黄色が映し出されておりその場で大満足、自宅に戻りデータを飛ばしパソコンで見て二度喜びました。
向日葵の茎・葉から見られる白い産毛が特徴的で、これは「トライコーム」と言う強い光や害虫から守る役割をしている事を知りました。

先程虫から守ると書きましたが、裏の花びら(花弁)が変形しているのを見つけたのと同時に「コガネムシ」も居ました。これはコガネムシとカナブンどちらなのか。

調べて分かったのがどうやら「翅の付け根の形状」で判断が出来ると知れました。それから読み解くと、これはコガネムシっぽいぞと言うのが筆者の考えになります。

手持ちを軽くしていたので三脚は持参しませんでしたが…そんな時もご安心ください!
OM-1は三脚未使用でも「手持ちハイレゾ」撮影が可能です。12枚合成で約5000万画素を実現!

さらにハイレゾショットのマークがある赤ボタンを押すだけですぐに使用可能であり、操作が楽です。

「手持ちハイレゾ」で実際使用して出来上がった写真が、筆者の好みとして厳選したこちらの2枚です。
太陽の容赦ない光も撮影の邪魔をして、かつ風があるので被写体ブレが気になる撮影条件としては難しい環境でした。

そこは日々進化しているOM SYSTEM。手ブレ補正の鬼とばかり、高性能ぶりを発揮します。
①より高速化した画像処理エンジンTruePic Xの効果もあり、12枚合成を約5秒で処理をする画期的なものに進化し、ユーザーを困らせません。
②裏面照射積層型Live MOSセンサー搭載で、マイクロフォーサーズのセンサーだからと言う常識を覆す程の次世代をいく高画質を体験することが出来ます。


ブログ投稿日が、7/7七夕です。
星に因んだモノを偶然巡り会えたので、こちらをよくご覧ください。
綺麗な星形が浮かび上がってきませんか。

お花の色を楽しみ、素敵な気分にもなって頂けたのであれば嬉しい限りです。

・・・

さて最後に、せっかくですので向日葵で締め括りたいと思います。
高さが1メートルも越さない、いわゆるミニがつく向日葵です。

JIS色彩規格に規定されている「向日葵色」であったり、
向日葵の花言葉が「情熱」や「憧れ」といったポジティブな意味が多くある様です。

今回は黄色の物に多く囲まれた散歩となりました。

OM-1を借りて使用する度に、楽しい、良いな!と実感できるのは写真の仕上がりも筆者の好みでもあり
重すぎず、ちょうど良い万能なボディだからだと結論付けました。レンズを交換すればまた新しい世界が待っているのだと、またすぐにでも持って出掛けようと思います。

ハイレゾ撮影に関しては、普段使用をあまりしない筆者でしたが、撮影終わりにはもっと用途ごとに早くから使えば良かった…と後悔と良い経験にもなりました。

ぜひ今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

▼今回使用した機材はこちら▼
当社インターネットサイトでご注文いただくと【ネット限定 2年保証対象】です!

▼インターネットからご注文いただくと次回ご利用いただけるポイント還元中!▼

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年07月07日 19時01分 ]

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【Leica】What is Leica Looks? Q3+Leica Blue編

【Leica】What is Leica Looks? Q3+Leica Blue編

Leica SL3やQ3に搭載された最先端のイメージプロセッサー「Maestro IV」では
画像処理の高速化や低ノイズに寄与し、Leica独自の色再現性を実現しています。
そして、Maestro IVでは新たな機能として撮影者の好みに応じて変更可能なカラープリセット「Leica Looks」が使用できるようになりました。
この連載ではそれぞれ独自のカラールックを持つLeica Looksに焦点を当て、その魅力に迫っていきます。どうぞお楽しみください!

・・・

ライカでアーバンな雰囲気の写真を撮影したいと思い、今回Leica LooksのLeica Blueをチョイスして撮影に出かけました。
ライカ公式サイトの説明では、「”Leica Blue” は、歴史あるサイアノタイプ(青写真)印刷技法を彷彿させるブルーのトーンが特徴です。
アーティスティックかつスタイリッシュな表現で写真にユニークな個性を与えます。」と記載されています。
はたしてどのようなルックなのか、見ていきましょう。


サイアノタイプとは、青写真と呼ばれるもので紫外線に反応する塗料を塗った用紙を感光させ像を定着させる技術です。
鮮やかな青色が特徴的な写真技法ですが、この”Leica Blue”では青の主調がそこまで強くなくメトロポリタンな雰囲気にはピッタリ。
公式の記載の通りスタイリッシュな表現になると感じ、コントラストもしっかりとあって重厚感を感じられる美しい描写です。


撮影機材にチョイスしたのは、軽量コンパクトで携帯性に優れたLeica Q3です。
Q3は初代のQから継続して「ズミルックスf1.7/28mm ASPH.」を搭載し、ズミルックスならではの美しいボケとピント面のシャープさをコンパクトながらも楽しむことができます。
レンズ鏡筒を回転させればマクロモードに切り替えが可能で、通常は30cmまで近づけるところマクロ設定時には17cmまで被写体に寄ることができます。
写真のように革のシートや車の内装も、Leica Blueと相まって英国車の高級感溢れる質感をしっかりと表現できています。


また、Q3から背面モニターがチルト式になったことで、ローアングルからの撮影も容易になったところも特徴です。
チルト式になったことで、構図の幅も大きく広がりさまざまな撮影シーンに対応できるカメラとして着実に地位を高めていっていると思います。


6030万画素から写し出される写真は、低照度環境でも描写性能が落ちずにディテールを残す高感度性能には驚きました。
そしてM型ライカのように、撮影の手順を一つ一つ追っていくスタイルとは異なりカメラを初めて使う方でも簡単に撮影することができ、AFを存分に活用することで切り取りたい瞬間を逃すことなく、撮影に集中できるのもQ3の魅力的な要素です。


写真のように首都高の荒れた路面でも、光学式手ブレ補正を搭載しているので多少のスローシャッター撮影は問題ないと感じました。
また夜の都心の風景とLeica Blueの組み合わせは、どこかノスタルジックな雰囲気を感じさせる写りをします。


Leica Blueを使用してみた所感について。
車やビル、高速道路等の人工的に造られた被写体も繊細な印象が感じられ、スタイリッシュで爽やかな仕上がりになるため、通常のモノクロでは物足りない、少し気分を変えて写真を楽しみたい方などにオススメです。
今回使用したLeica Blueは都会の幻想的で、冷たい印象の建築物を程よく強調してくれているように感じました。
Leica Q3は、まさしく現代的なコンパクトデジタルカメラの一つと言えましょう。
M型ライカを持って旅に出かけるとなると、色々とレンズを持ち歩きたくなりますが、Q3は単焦点レンズが一体になっているため、潔くカメラ一台で出かけられます。
そういった意味で、このカメラだけあれば風景からポートレート、テーブルフォト、料理写真など一台でいろんな被写体をカバーできてしまう万能なカメラです。
またLeica好きの方は車好きの方が多いように、クラフトマンシップとしてのモノづくりという点で親和性も非常に高いと同時に感じました。

What is Leica Looks? 次回もお楽しみに

[ Category:etc. | 掲載日時:25年07月05日 11時00分 ]

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【StepUp/Panasonic】フルサイズ機へのすゝめ ~LUMIX S5II~

【StepUp/Panasonic】フルサイズ機へのすゝめ ~LUMIX S5II~

APS-Cからフルサイズへ。広がる世界を手にしませんか?

 

カメラを始めて数年、APS-Cセンサーのカメラで撮影を楽しんでいるうちに、ふと感じることがありました。
「もう少し広く撮れたら。」「あと一歩下がれれば全体が入るのに。」「この風景の迫力をもっと表現したい。」
「もっとボケが大きくしたい。」「夜や屋内でも撮影を楽しみたい。」
そのような経験はありませんか。
室内での集合写真、壮大な風景、建物の全景を収めたい時。APS-Cでも十分楽しめるのですが、どこか物足りなさを感じる瞬間があるのも事実です。
その答えの一つが、フルサイズセンサーへのステップアップかもしれません。
今回は、APS-Cからの乗り換えを検討されている方に向けて、実際の撮影体験を通じてフルサイズセンサーの魅力をお伝えしていきます。

-スタッフDの場合-

機能重視はフルサイズ機がおすすめ!

現行のデジタルカメラの主流は、マイクロフォーサーズ、APS-C、フルサイズ、ラージフォーマットと様々ありますが、やはりフルサイズセンサーが最も繁栄しているように思います。それもそのはず、フルサイズセンサーは35mmフィルムから長く続く規格でプロユース、アマチュア問わず幅広く使われるため、どのメーカーも主戦にしているところが多いです。小型でコンパクトなAPS-Cセンサーのカメラと違ってセンサーの大きさの制限もあるので比較的バランスよく豊富な機能も乗せやすいように思います。そのため、多様な機能を使用したいのであればフルサイズセンサーカメラが熱いのです。

今回はPanasonic『LUMIX S5II』と『LUMIX S 50mm F1.8』でその魅力をお伝えします。

Panasonicのフルサイズ機は、多くのカメラメーカーの中では比較的後発。それまでのPanasonicはセンサーサイズの小さいマイクロフォーサーズシステムが主戦でした。それが、Panasonic、Leica、SIGMA三社のアライアンスで始まったSLマウントの登場で、フルサイズ機が誕生いたしました。もともとマイクロフォーサーズ機で培っていたノウハウや技術から誕生したLUMIX Sシリーズですが、『LUMIX S5II』はそれらの2世代目にあたるカメラボディ。初代をさらにブラッシュアップする形でこのカメラが世に出ました。

マイクロフォーサーズシステム当初から、スチルはもちろん動画(シネ系)のクオリティにも定評がありました。機能やシステムはもちろんのこと、色味の扱いやすさ、プリセットなどとともに他メーカーに抜きんでています。
ボディ幅は約134mm、質量約740gと、フルサイズ機としては小型のサイズに6K30p 4:2:2 10bit内部収録や14+Stop V-Logを標準搭載しています 。

それまでのLUMIX SシリーズはコントラストAFのみでしたが、『LUMIX S5II』からは像面位相差AFが加わりました。これによって動体追従が大幅に向上し、開放F値F1.8のレンズでも迷いのないピント合わせが可能となりました。さらに、アクティブ I.S.を新搭載し最大6.5段相当の手ブレ補正機能が付いたことで映像や歩き撮りでも安心して使用することができました。『LUMIX S 50mm F1.8』の質量は約350gとこちらもコンパクトに収まっており『LUMIX S5II』に装着して持ち歩いても可搬性は損なわれずどこにでも持っていくことができます。

そして『LUMIX S5II』は公開時点で数少ない「LUMIX Lab」アプリ対応ボディです。アプリ内には著名フォトグラファーが制作したLUTが多数用意されており、Wi-Fi経由でカメラに転送するとリアルタイムLUTモードで即時反映されます。

既に多様なLUTが用意されており、フィルターを切り替えるかのごとく瞬間的に写真の風合いを好みの雰囲気に変えることができます。65:24のパノラマ比率で撮ることで普段とはまた違った趣が出ます。

色の味付けも自由自在。もともとの癖も少なく扱いやすいデータであるので好みにカスタマイズして現像してもよいですし、カメラ内である程度追い込むことで撮影段階でイメージに一致する写真を撮ることもできます。陽の光も刻一刻と変わっていく中、ホワイトバランスやLUTを変えて自分好みに撮れるのは面白いものです。

よく行く場所や普段通り過ぎる場所もカメラを構えるとまた違った光景や景色が広がっているかもしれません。

モノクローム系も充実しています。クリアでシャープな描写はモノクロにも調和性があります。色情報がなくてもしっかりと写したいものや空気感をその写真に閉じ込めることができます。難しくもありながら、ちょっと気分を変えてモノクロにするだけでも少し写真が上手くなったように錯覚します。

『LUMIX S5II』は2420万画素と最も普遍的な画素数帯でありますが『LUMIX S 50mm F1.8』との相性は抜群です。川べりに伸びる細い葉の描写は言わずもがな、その精細さに驚かされます。また、フルサイズセンサーの広い階調性のおかげでダイナミックレンジが広く、アンダーとハイキーが潰れなくそのそれぞれの間の微妙な色彩のグラデーションなどもしっかりと残っていることが分かります。

『LUMIX S5II』と 『LUMIX S 50 mm F1.8』を使うと、フルサイズならではの描写、色合いを手ブレ補正付きで持ち歩けます。さらに LUMIX LabでLUTを転送すれば、フィルター感覚で多彩な色作りを実現でき、撮って出しでも作品の最終形を現場で確認できます。
ボディはコンパクト、機能は最先端、画質はフルサイズ。
写真制作を最短距離で完結させたい方にこそ、『LUMIX S5II』と『LUMIX S 50 mm F1.8』の組み合わせをおすすめいたします。
Panasonicのフルサイズセンサーカメラはもしかすると他メーカーに比べるとまだまだ認知がないかもしれませんが、現場レベルでは実際にクリエイターの方々がご使用・お買い求めいただいております。もちろんそれはプロユースに限ったことではなく、アマチュアの方々でもそれらを自由に扱えるということ。当初は少なかったSLマウントレンズも各社メーカーから幅広く登場しており、今では選ぶのが悩ましいほど。そのため中古市場も少しずつ金額も落ち着いてきており、狙い目のものが多くなってきたように思います。
そして、今回はスチル(写真)撮影にフォーカスしましたが、同時に動画性能も機能向上・使いやすさが格段に上がっております。
実際に手にしたらお試しでも良いので動画も撮影してみてください。「自分は写真だけ」と思っていても数か月後には動画を自ら撮影しているあなたがいるかもしれません。
ぜひそのような体験をフルサイズ機、Panasonic『LUMIX S5II』と 『LUMIX S 50 mm F1.8』でお迎えください。

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[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年07月04日 19時00分 ]

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【Canon】Lレンズが買える価格で、あえて非Lレンズを選んだ私の素敵な結末

【Canon】Lレンズが買える価格で、あえて非Lレンズを選んだ私の素敵な結末

6月下旬、いつも通り23度を示すエアコン。
通りにあふれる夏の日差しとは裏腹に、窓が一つしかない賃貸には光が入らず薄暗いまま。
東京に越してから当たり前のように繰り返された日常の一コマですが、その日は突然それを変えようと思い立ちました。
頭の中に思い浮かぶのは懐かしい潮の香りと、ビビッドブルーの海、そして火山が生み出した玄武岩質の黒い砂浜・・・。
大好きな離島、伊豆大島へ行きたい!

 

ちょうど3連休があったこともあり、島と本土を結ぶプロペラ飛行機のチケットを予約し、民宿を抑えたのち荷造りをはじめました。
ペンギンの顔のようなかわいらしい機首をしたプロペラ飛行機は、ジェット機と違い荷物の重量制限があるので、あまり大きな機材は持っていけません。
どうしようかしらと考えながら相棒のEOS R6 Mark II(バッテリーグリップBG-R20付き)を取り出し、いつも通りAD-E1とGPSユニットのGP-E2を装着。
おしゃれなデザインが気に入っているpeak designのエブリデイ トートパック 20L ボーンにカメラを入れて、レンズはどうしようと悩み始めます。
その数分後に、そもそもまずは着替えなどの必要なものから詰めるべきだと反省、着替え1セットに財布や傘を含めて一通り詰め終わり、あとはカメラを入れるだけ・・・だったのですが全く入りません。

BG-R20とGPSユニット諸々を外してみましたが、それでも空いているスペースはあとわずか。
本当はLレンズの単焦点を2~3本持っていこうと考えていたのですが、とてもそんな空間はありません。
仕方なくズーム1本で・・・となるわけですが、そもそもズームレンズを所持していない私、急遽導入することにしたのでした。
バッグの隙間にメジャーを差し込んで隙間を図ってみると、10cmあるかないかくらいのスペースです。
RF24-105mm F4L IS USMではぎりぎりファスナーが閉まらずアウトになる可能性を考え、消去法で選んだのがRF28-70mm F2.8 IS STMでした。
全長約9.2cmと小型なおかげで何とか収まり、ホッと胸をなでおろしたことを覚えています。

 

夏本番には少しばかり早い平日だった事もあり、島の中は静かで、まだセミの音も聞こえません。
それでもやはり日差しは強く、上陸地の東京大島かめりあ空港から少し歩いただけで服が絞れそうなほど汗をかきました。
―これは軽い機材で正解だったかもしれない。
早くもそんなことを思い始めます。
目の前にあるリゾートホテルのプールにダイブしたいところをグッとこらえ、代わりにカメラを構えました。
もともとこのレンズは絞り解放でもよく写るのですが、それでも四隅まで解像させたかったのでf7.1まで絞って撮影しています。
焦点距離は39mmをチョイス。構図のためという事もあるのですが、ネイティブで歪曲収差が少ない焦点距離という事で選んでいます(自動補正の量が少な目で済む)。
デジタルレンズオプティマイザもかけているので満足のいく写りを得ることができました。

 

遠浅の続く本州の海を見慣れているせいか、わずかな大陸棚から突然深くなる大島の海は何度見ても新鮮に感じます。
度重なる噴火によって大小さまざまな岩が重なった海岸や、勢いを保ったままぶつかってくる力強い波とともに“特別感”を感じさせてくれる大好きな被写体です。
願わくばもう少しだけ太陽が顔を出せば、深い深い本当の青に出会えるのですが、もともと雨予報だったことを考えればよく頑張った方でしょう。
Lレンズのようにコッテリした色乗りではありませんが、褪せることなくしっかり発色してくれました。

 

島内での移動手段はバスを考えていたのですが、気づけば旅路の大半を歩いていました。
「少しでもこの場所の自然や光を感じていたい」という思いがそうさせたのかもしれません。
その気持ちを支えたのは紛れもなく機材の軽さで、仮に普段の重装備であれば確実に音を上げていたでしょう。
島の北、海沿いに伸びるサンセットパームラインを民宿のある元町港までたどる途中に何度も「軽いってありがたいなぁ」と独り言を言ってしまいました。
ただ軽いだけでなく、しっかりと奥行きが感じられる画を出力してくれるのも好印象です。

 

空に特徴的な雲が浮かんでいました。
なんとなく宇宙っぽさがあるシルエットというか、知性を持った存在のような独特な形をしています。
じっと見ていたら、なんだか頭がぼーっとしてきました。
まさか本当に謎の生命体が・・・というわけではなく、脱水症状の前触れだと気づいたので直ちに自動販売機を探すことに。

 

無事水分補給が済み、しばし暑さから逃れるために大島町郷土資料館に入りました。
展示室に入るのでカメラをしまおうとしたところ、エントランスに置かれていた何かの実が気になったのでパシャリ。
こちらのカットは絞り解放かつ至近距離の撮影という「ズームレンズ泣かせ」の要素がてんこ盛りなのですが、ソフトになりすぎる事なくギリギリで耐えてくれました。
傾きかけた午後の光とCanonならではの温かみのある発色は、自然物にピッタリです。

 

しかし天気が良かったのもここまで。
そのあとは予報通りの曇天へと変わってしまい、海岸線を染める夕焼けを見ることはかないませんでした。
海と空がグレーに変わっていくのと同時にピクチャースタイルを高コントラストなものに切り替え、少しでもドラマティックに切り取れるよう構図も工夫してみましたが・・・。
旅行の天気は光線状況も含めて一期一会、次にこの場所を訪れる時を楽しみに待つことにします。

この日はここで撮影を切り上げ、島の定食屋さんでスタミナソテーをほおばりました。
長い距離を歩いて汗だくになった体を、大蒜タレがかかった分厚い豚肉が癒して修復!これで明日も頑張れます。
(※食後の散歩の際にポテトチップスを四角く畳んで販売している自販機を見つけてしまい、こちらも我慢できず食べてしまったことは内緒です)

~ちょっとbreak~
民宿に戻ったのちにレンズの前玉を確認すると、ぽつぽつと「塩」が付いていました。
風速10m超えの海沿いを何時間も歩き続けたのでさもありなんという感じですが、フッ素コーティングが施されていないレンズにプロテクトフィルターを付けていなかったのは失敗だったかもしれません。
しかし軽くブロアーで吹いた後に蔵Curaのクリーナー&ペーパーセットで拭き掃除すると見違えるような綺麗さに‼
超極細繊維のペーパーはレンズに傷をつけず、それでいてしっかりと清掃できる優れものです。

・・・

旅行2日目はレンタカーでの移動となりました。
親切な受付の方に見送られ、スマートフォンのプレイリストをかけながら大島一周道路を走り始めるとどんどん天気が良くなってきました。

島の北側、岡田港のほど近くにある七間沢トンネルを過ぎると、数台の車が停められる小さな駐車場があります。
ここは「ヨウゴシ岬展望台」。初めて伊豆大島へ旅行した11年前からたびたび立ち寄っているお気に入りの場所です。
普段スポーツタイプのセダンに乗っている筆者は、早くも背の高いワンボックス車に酔いそうになったのでここで休憩をはさむことに。

のびのびと葉を広げる木、少し年季を感じるアスファルト、パステルカラーのタイルと様々な被写体が混在していますが、ホワイトバランスを補正せずとも理想的な色合いで仕上げてくれました。

さあ、三半規管を休ませたら裏砂漠めがけて出発です!

 

裏砂漠に行ったのはかれこれ10年近く前が最後だったので、今回の旅のメインに据えていました。
しかし駐車場を誤って通り過ぎ、「こんなに遠かったかな?」と考えているうちに遥か島の南側に位置する筆島見晴台までノンストップで来てしまいました。
引き返そうかとも思いましたが、朝の光に照らされた筆島と大きく弧を描く黒々とした大地を見ていると、こんな寄り道も素敵だと思えてきたのでゆっくり散策することに。

 

筆島を望む高台で振り返れば、白い大きな十字架が空へとそびえています。
この十字架は「ジュリアおたあの碑」。
ジュリアおたあとは安土桃山時代を生きたキリスト教の女性で、禁教令にも負けずに信仰を貫いた罰として伊豆大島に流刑されてしまいました。
(美しい景観を誇る観光地として栄えている伊豆大島ですが、悲しい歴史もあったのです。)
「そうまでして守りたいほど大切なものがあるのは、幸せなのだろうか」と考え始めてしばし。
また前玉に塩が付き始めたのでそそくさと車へ乗り込みました。

 

さて、筆島から車ですぐの場所に波浮港という港があります。
映画「伊豆の踊子」の舞台となったこの地には、
①往年の賑わいを今に伝える「踊子の里資料館」
②与謝野晶子や大町桂月など、数々の文人が訪れ作品を作ったことを記念し作られた「文学の散歩道」
など見どころがたくさんあります。
この階段は踊子の里資料館の前を丘の上へと延びており、登りきると波浮港が一望できる私の一番好きな場所です。
記事1枚目の写真と同じ39㎜で撮影しているのは全くの偶然か、それとも少しでも歪みなく四隅までシャープに写して欲しいという気持ちの表れか・・・。
いずれにせよこの写真を見る限り、心から満足できる写りを披露してくれたことは間違いありません。

 

夏至をすぎたばかりの波浮港には光があふれ、見渡す限りの全てが煌めいていました。
「汗でびしょびしょになるから、大島旅行は秋冬に」だなんて、今までなんともったいないことをしてきたのでしょうか。
この場所に来れてよかった。今、ここに立ててよかった。
ずっとずっと、好きでいてよかった。

 

十分に上がってきた気温とは裏腹に、頬を打つ風は秋のように澄んでいて過ごしやすく、開けた場所から海が見えるたびに車を止めました。
大島一周道路を回りきるころには海の色が水色へと変わり、高かった波も落ち着いてより一層透明度を増していきます。
最終目的地である三原山、その登山道路まであとすこし。

 

朝の出発地点だった元町を抜け、曲がりくねった登山道路を20分ほど走れば、ほどなくして三原山山頂に到着。
お土産屋さんに併設された食堂の明日葉ざるそばで栄養補給をしたそのあとで、表砂漠へとやってきました。
有名な裏砂漠と違い、地図には“ルートとしてのみ”存在する表砂漠。
ソリ遊びができるほどの傾斜や、三原山の噴火により飛来したであろう大岩を横目に奥へ奥へと歩を進めれば、いつの間にか額には汗がにじんでいました。
夢中になっていたので気付かなかったのですが、やわらかい砂地に足を取られており一歩進むだけでもなかなか大変だったのです。
噴火口までたどり着きたいという思いはあれど、少しばかり悩んだ末引き返すことにしました。

上の写真は帰り道の道中、車に戻る少し前の場所で撮影したものです。
ズームレンズで植物を僅かにぼかすとボケが騒がしくなりがちですが、そういったものは見られません。
思ったよりも良い感じの写りに「iPadに転送して大画面でボケの調子を見てみよう!」と準備を始めると、ふと壁紙の時計が目に入りました。
いつの間にか良い時間になっており、そろそろ帰り支度をする頃合いです。
名残惜しさに三原山を振り向きつつ、車を走らせ山を下りました。

 

レンタカーを返却し飛行機の搭乗受付を済ませた後、「もう一度だけ海が見たい」との思いを抑えられず、空港近くの野田浜へ歩いていきました。
フライトが刻一刻と迫っているので早歩きで向かいましたが、2日間歩き続けた足が痛みます。
機材の軽さに心から感謝しながらたどり着いた最後の場所では、バディーズ・ベルと呼ばれる鐘が待っていました。
これはダイビングに欠かせない“パートナーへの信頼”をテーマとしたモニュメントで、ここを訪れた人は大切な相棒や友達との絆を思いながら鐘を鳴らすのだそうです。

思えば今回の旅は、最後までRF28-70mm F2.8 IS STMの高い描写力や軽さに支えられていました。
大口径の単焦点レンズにGPSユニット、そしてバッテリーグリップといういつもの装備では疲れ果ててしまい、旅の終わりにもう一度海を見ることは叶わなかったでしょう。
11年前に初めてこの場所に立った時、もうあの頃のように若くはありません。
それでもあこがれを諦めず、行きたいところへと足を向け、好きという気持ちだけで旅ができた。
出発前には少しだけ頼りなく感じたこのレンズが、とても大きな存在になったような気がしました。

 

もうそろそろタイムリミット、あと1時間もすれば、私は本土の空の下に居るのでしょう。
次に伊豆大島の大地を踏めるのはいつになるだろう。1年後か、5年後か、それとも・・・。

寂しさは思いの奔流となり、さまざまな考えが頭の中を矢継ぎ早に巡ります。
次来た時にはどんな景色に出会えるだろう。
雨の大島を見てみたいけれど、やっぱり来るなら晴れが良いよね。
また裏砂漠を通り過ぎたらわらっちゃうなあ。

ああ、本当に、たのしかったなぁ…。

 

瞳の下にだけ器用に溜まった海水をしょっぱいと感じるその前に。

相模灘を抜ける強い風に鐘を鳴らすのを任せて、空港へと続く道を歩き始めました。
このレンズなら、バディ(相棒)と呼んでもいいかもしれない。
そんなことを思いながら。



[ Category:Canon | 掲載日時:25年07月03日 18時20分 ]

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Summer Campaign 2025 中古Summer SALE

【Canon】キャッシュバックキャンペーン開始されました!

【Canon】キャッシュバックキャンペーン開始されました!

Canonキャッシュバックキャンペーンが始まります!!期間は、2025年6月27日(金)~2025年10月1日(水)までとなっております。
期間中にお客様ご自身でキャンペーンにお申込みいただくと、最大50,000円のキャッシュバックが受けられるお得なキャンペーンです。
さらに、カメラ・レンズでキャンペーンにご応募、アンケートにご回答いただいた方を対象にEOS学園受講料2,500円分のクーポンをプレゼント。
※CP1500はクーポンプレゼント対象外となります

対象商品は下記ページをご確認ください。

夏のキャッシュバック2025

夏のキャッシュバック2025

 

対象品をいくつか紹介していきますので気になる方はこの機会をお見逃しなく!

目次
  1. フルサイズ機おすすめ5選
    1. Canon EOS R3
    2. Canon EOS R5 Mark II
    3. Canon EOS R6 Mark II
    4. Canon EOS R8
    5. Canon EOS RP
  2. APS-C機おすすめ2選
    1. Canon EOS R10
    2. Canon EOS R50
  3. おすすめフルサイズ用レンズ
    1. Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
    2. Canon RF15-35mm F2.8 L IS USM
    3. Canon RF24-70mm F2.8 L IS USM
    4. Canon RF70-200mm F2.8L IS USM
    5. Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM
    6. Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
    7. Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM
  4. 最後に

 フルサイズ機おすすめ5選

 

 1. Canon EOS R3

 

「EOS R3」はハイエンドモデルのミラーレス機です。
従来のシリーズ通り、縦位置グリップが一体となっているモデルとなっています。
特徴的なのが最高約30コマ/秒の高速連写と高画質を両立している所ところ。
更に「デュアルピクセル CMOS AF II」による高い追尾性の高速・高精度・広範囲なAFを実現しています。
また、576万ドットおよび最高119.88fpsのリフレッシュレートのOLED電子ビューファインダーを搭載しており、ミラーレスカメラとは思えないファインダーを体験できます。

 

¥50,000のキャッシュバック対象品!

 2. Canon EOS R5 Mark II

 

フラッグシップ機の「EOS R1」と同じ映像エンジンシステムを搭載したモデルで、静止画像や動画性能「EOS R5」から大幅にアップしています。
眼鏡をつけていても動作する視線入力AFや、RAW現像の際にノイズを軽減した画像を生成できる「ニューラルネットワークノイズ低減」機能などが搭載されており、プロ・ハイアマチュアユーザーの多様なニーズに応えられるカメラです。

 

¥50,000のキャッシュバック対象品!

 3. Canon EOS R6 Mark II

 

「EOS R6 Mark II」は「EOS R6」と比較すると、各所の性能が向上しています。
画素数は約2010万画素から約2420万画素に強化され、AFの速度も上がっています。
また被写体検出も種類も「馬」や「飛行機」「鉄道」が追加されており、様々なユーザーのニーズに応えられるカメラです。

 

¥30,000のキャッシュバック対象品!

 4. Canon EOS R8

 

「EOS R8」は、上位機種の「EOS R6 Mark II」の基本的な性能を引き継いだカメラです。
大きな特徴は軽量小型になったボディで、バッテリー込みで約461gとなっています。
バッテリーの変更や、ボディ内手振れ補正やメカシャッターがオミットされているなど、各所ので「EOS R6 Mark II」よりも劣ってしまう点がありますが、小型軽量のボディはお出かけにピッタリ。旅行へのお供にいかがでしょうか。

 

¥30,000のキャッシュバック対象品!

 5.Canon EOS RP

 

大きさとフルサイズを両立したカメラ、それが「Canon EOS RP」です。
ほぼ同時期に出た「EOS R」よりも性能面には劣りますが、気軽に持ち運べ、旅行や散歩に持ち出すのに非常に助かるスペックです。
夏のお休みに向けて、手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

¥15,000のキャッシュバック対象品!

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 APS-C機おすすめ2選

 

 1.Canon EOS R10

 

「EOS R10」は軽量小型ボディのAPS-Cセンサー搭載機です。
RシリーズのAPS-Cセンサー搭載機はどれも軽量小型ですが、下記の「EOS R50」と比べると、シャッターの連射速度が優れており、ファインダーの周辺にマルチコントローラーが備えられています。
また、RAWバーストモードも搭載されており、鳥などの動きがはやい動物の撮影にも有効なカメラです。

 

¥10,000のキャッシュバック対象品!


 

¥15,000のキャッシュバック対象品!

 

 2.Canon EOS R50

 

EOS R50はシーンに適した撮影が簡単にできる全自動モード「シーンインテリジェントオート」を搭載し、さらに撮影が難しい暗所や明暗差のある場所を撮影した際に完成度の高い画像を撮ることができる「アドバンス A+」を搭載しています。
クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K動画撮影も可能なためViog撮影にも適しており、初心者や動画を撮影する方にお勧めのカメラです。

 

¥10,000のキャッシュバック対象品!


 

¥15,000のキャッシュバック対象品!

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おすすめフルサイズ用レンズ

 

 1. Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

 

RF100mm F2.8 L MACRO IS USMは、ボケを楽しむことができる「SAコントロールリング」を搭載したマクロレンズです。
マクロレンズにうれしい手振れ補正を搭載しており、
EOS R5に装着すると、8.0段の手振れ補正効果が発揮され、ボディ内手振れ補正を搭載していない機種に装着しても5.0段手振れ補正効果が発揮されます。
最短撮影距離0.26mm、最大撮影倍率1.4倍の近寄れる100mmレンズで、立体感のある美しいボケを楽しむことができます。

 

¥20,000のキャッシュバック対象品!

 2. Canon RF15-35mm F2.8 L IS USM

 

「RF15-35mm F2.8 L IS USM」は広角寄りのズームレンズのです。
似た焦点距離のレンズで、「RF14-35mm F4 L IS USM」がありますが、大きな違いはF2.8の明るさ。
14-35mmよりも重量はありますが、明るさに優れており、暗所での撮影も視野に入れている場合はこちらのレンズを選択することをお勧めします。
星空の撮影にも使いやすいレンズです。

 

¥40,000のキャッシュバック対象品!

 3. Canon RF24-70mm F2.8 L IS USM

 

大三元レンズの一本「24-70mm」のLレンズで、広角から中望遠をカバーできる万能ズームです。
5段分の手振れ補正のおかげで手振れを気にしない撮影を楽しむことができます。
EFマウントレンズの「EF24-70mm F2.8L II USM」よりも約100g重くなってしまいましたが、素早いAF速度と素晴らしい描写はプロでも満足できる1本です。

 

¥40,000のキャッシュバック対象品!

 4. Canon RF70-200mm F2.8L IS USM

 

大三元レンズの一本「70-200mm」のLレンズで、最短撮影距離は0.7mのため非常に近寄れるレンズです。
70-200mmのF2.8だと、「重い長い」といったイメージを持たれる方はいらっしゃると思います。
しかし、こちらのレンズは全長が約146.0mm。
200mm近くあった「EF70-200mm F2.8L IS III USM」と比べると、かなり小さくなっており、重さも400gほど軽くなっておいります。
カメラに装着したままの持ち運びも容易になった望遠ズームレンズです。

 

¥40,000のキャッシュバック対象品!

 5. Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

 

RF100-400mm F5.6-8 IS USMは滑らかなAF稼働の「ナノUSM」と静止画撮影時に6.0段(R5に装着時)の手振れ補正が発揮される望遠レンズです。
動物やスポーツなど、近づくことが難しい被写体を大きく撮影することができます。
エクステンダーを装着することも可能で、装着するとさらに広範囲をカバーすることができるうえ、本体の重さは約635gと軽く、持ち運びも便利なレンズです。

 

¥10,000のキャッシュバック対象品!

 6. Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

 

「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS」は広い範囲をカバーできる望遠ズームレンズです。
繰り出し収納時の鏡胴の長さはRF70-200mmとほぼ同等ですが、鏡胴周りはマッシブな仕上がりとなっておりますが、「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」と比べると、焦点距離が100mm長くなっただけでなく、200gの軽量化に成功しています。
駆動音が静かなので、スポーツ写真だけでなく、野鳥などの動物撮影にも使いやすい1本です。

 

¥45,000のキャッシュバック対象品!

 7. Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM

 

「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」は驚異の200から800mmをカバーできる望遠ズームレンズです。
別売のエクステンダーを使用することで最大1600mm相当までカバーでき、野鳥などの動物はもちろん、飛行機やモータースポーツなどでもより細部まで撮影することができます。
一脚や三脚を使用できないシーンでも、5.5段の手振れ補正効果が発揮できるため、ある程度のブレをカバーしながら撮影を楽しめるレンズです。

 

¥40,000のキャッシュバック対象品!

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 最後に

 
キャノンが開催するお得なキャッシュバックキャンペーン
この機会にカメラやレンズを入手し、夏の思い出を残してみてはいかがでしょうか。

詳細は下記バナーよりご確認いただけますので、ぜひ併せてご覧ください。

夏のキャッシュバック2025

夏のキャッシュバック2025

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[ Category:Canon | 掲載日時:25年07月02日 11時00分 ]

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【Leica】What is Leica Looks? SL3+Leica Sepia編

【Leica】What is Leica Looks? SL3+Leica Sepia編

Leica SL3やQ3に搭載された最先端のイメージプロセッサー「Maestro IV」では、画像処理の高速化や低ノイズに寄与し、Leica独自の色再現性を実現しています。
そして、Maestro IVでは新たな機能として撮影者の好みに応じて変更可能なカラープリセット「Leica Essential Looks」が使用できるようになりました。

この連載では、カメラにプリインストールされている「Leica Core Looks」と新たにインストール可能な「Leica Essential Looks」、
それぞれ独自のカラールックを持つLeica Looksに焦点を当てその魅力に迫っていきます。どうぞお楽しみください!

・・・

今回選んだLeica Looksは、”Essential Looks”から「Leica Sepia – SEP」です。

Leicaのサイトでは、ブラウンとイエローのトーンで写真をクラシックなヴィンテージ風に仕上げ、歴史的な写真の持つ雰囲気を再現、温かみと情緒的な深みをもたらすとあります。
スタンダードなモノクロとは一味違う、ヴィンテージな雰囲気を味わうべく撮影に行って参りました。

今回使用した機材はLeica SL3 とM型ライカ用のレンズ、Leica アポズミクロン M75mm F2.0 ASPH. (6bit)です。

SL3は6000万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載したLeicaが誇るミラーレス一眼のフラッグシップモデルです。
6000万画素の高画素センサーはもちろんのこと、位相差検出、物体認識AF、コントラストAFの3種類の検出方法を組み合わせた、革新的なAFシステムを搭載するなど、SL2シリーズから着実に進化を遂げたカメラとなっています。

セピアと聞くとどこか色褪せた、あまりきれいな印象の無い色を想像していましたが、実際にはしっかりと特徴がある色で驚きました。セピアとはもともとはイカの墨を使用して作られる顔料のことを指しており、その語源となったのは古代ギリシャ語です。古代ギリシャではコウイカそのものをセピアと呼んでいたそうです。
以前は、万年筆やペンなどの筆記具用の顔料として使用されていたようですが、万年筆を詰まらせるなどのトラブルもあり、別の顔料が台頭し、今ではあまり使われなくなったそうです。

そんなセピアが写真の世界で一般的になったのは、初期のモノクロ写真が経年劣化を起こし、黄ばみと退色が発生した状態の際の色味がセピア色に近く、古い時代の写真や退色が発生した写真を指す言葉となったそうです。

Leica Sepiaでもセピア調の特徴をしっかりと感じることができます。モノクロの白の部分は黄ばみ由来の黄色がかった色になり、黒の部分は退色によって茶色や赤褐色に近い色で表現されています。

使いづらいルックなのではないかと思っていましたが、そんなことはなく、今回のような自然味あふれる被写体にもしっかりと馴染みました。また、都会の情景や建築物など、ディテールがはっきりとした被写体や無機質な被写体にもマッチすると思います。

SL3とアポズミクロン M75mm F2 ASPH.の組み合わせは非常に現代的な組み合わせと言えます。
しかし、Leica Sepiaを使うことで、写真はどこか懐かしい、ヴィンテージな雰囲気を纏います。セピアの語源なども知った上で改めて写真を見てみると、より深みを感じる色味だと感じました。

普段はカラーで撮影している方はもちろん、モノクロで撮影している方でもいつもと違う新鮮な体験ができるかもしれません。
そんな普段使わない色味を気軽に楽しめるのがLeica Looksの面白さだと感じています。

Leica LooksはSL3シリーズだけでなく、Q3シリーズでも使用することができます。
Q3シリーズはレンズ交換は行えませんが、その分非常に優れた機動性をもっており重たいカメラやレンズを持って行かずともすべてを解決してくれるでしょう。

皆様もぜひLeica Looksで普段とは一味違う、そんな撮影をしてみてはいかがでしょうか。

What is Leica Looks? 次回もお楽しみに

 


[ Category:Leica | 掲載日時:25年07月01日 17時00分 ]

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【SIGMA】fp L レビュー|映画のように撮りたい!が叶うカメラ

【SIGMA】fp L レビュー|映画のように撮りたい!が叶うカメラ

映画のような写真を撮ってみたい。そう考えたことのある方は多いかもしれません。そんな願いを『SIGMA fp L』が叶えてくれます。超高画素と個性的なカラーモード、そしてスタイリッシュなルックスが人気の一台です。

本記事では『SIGMA Contemporary 18-50mm F2.8 DC DN』との組み合わせで、実際に映画のロケ地となった場所を撮影しました。映画のアスペクト比を意識し 21:9 の横長画角で撮影することで、より映画的な構図と没入感を追求しました。このアスペクト比を選べることも『fp L』の特長です。

色表現にもこだわり、今回は『fp L』に搭載されているパウダーブルー、フォレストグリーン、ティールアンドオレンジを使用しました。3つの色世界で紡いだ「写真が映画になる」体験を作例とともにお届けします。

パウダーブルー作例。冒頭の樹の写真もパウダーブルーです。

 


1. 『fp L』とは?|解像力と携行性を両立する映像志向のフルサイズ

『fp L』は超高解像を誇りながら、片手で扱えるほどコンパクトなフルサイズミラーレスカメラです。見た目はまるでコンパクトデジタルカメラのように小さくフラット。しかし、その内部には裏面照射型の6100万画素CMOSセンサーが搭載されており、ディテールの再現力は折り紙付きです。ローパスフィルターレス構造により、髪の毛や木の葉1枚まで緻密に描写できます。

コンパクトさと高画素を両立したこのカメラは、荷物を極力減らしたい旅行や、今回のようなロケ地巡りなどのお出かけで真価を発揮します。JPEGの撮って出し画質も良好ですが、RAWによる現像耐性も高く、ハイライトとシャドウの粘りが素晴らしいです。カラーグレーディングとの相性も良く、静止画を“演出”する楽しさに気づかされます。

こちらもパウダーブルー。葉のピントが合った部分はしっかり描写し、さわやかな空気まで写っているかのよう

 
 

同じく葉を撮った作例ですが、こちらはフォレストグリーン。全体が緑がかるというより、元気で生命力を感じるような描写になります

 
 

ティールアンドオレンジで、昔の人力車を撮影

 


2. 独自のカラーモードで撮る|映画色の三重奏

『fp L』には、一般的なピクチャースタイルとは一線を画すカラーモードが搭載されています。スタンダード、ビビッド、ニュートラル、ポートレート、風景、シネマ、ウォームゴールド、ティールアンドオレンジ、サンセットレッド、フォレストグリーン、パウダーブルー、FOVクラシックブルー、FOVクラシックイエロー、デュオトーン、モノクローム、切、の16種類があります。その中でも今回使用したのが、以下の3モードです。

  • パウダーブルー:薄い青のトーンが全体を優しく包み込み、ノスタルジックな雰囲気を演出します。人物や街並みのスナップにぴったりです。
  • フォレストグリーン:深い緑が主役。自然の質感や光の反射を落ち着いたトーンで描きます。森林や公園で活躍します。
  • ティールオレンジ:人物と背景の分離を強調する映画的配色。夕景や逆光に特に効果的で、画面に強い印象を与えます。

それぞれの色が反映された写真は色彩の完成度が高いため、ポストプロセスの手間を減らせるという利点があります。またRAWで撮っておけば後からカラーモードを自由に変えることができるので、落ち着いてからじっくり決めたい方にも対応可能です。シグマのソフトウェア「SIGMA Photo Pro」はもちろんのこと、「Adobe Lightroom」でも後から選ぶことができます。

『fp L』のカラーモードが与える色彩の物語性は『fp L』の人気の理由のひとつとなっています。

ティールアンドオレンジ作例

 
 

パウダーブルー作例

 
 

フォレストグリーン作例

 
 

わかりやすいように似た招き猫で比較します。まずはティールアンドオレンジ

 
 

こちらはフォレストグリーン。発色は良いまますっきりした印象になります

 


3. 映画の舞台を切り取る|静と動のスナップ描写

今回訪れたのは、映画のロケ地としても知られる場所です。古い下町の商店街や伝統あるお寺など、どこを切り取っても“画”になる光景です。そこに 21:9 の横長フォーマットを組み合わせると、まるで映画のワンシーンのような写真が生まれました。

この画角では、中央の被写体と余白のバランスが重要になります。あえて“空白”を残すことで、写真に時間と余韻を持たせることができます。『fp L』のライブビューは明るく繊細なため、細かな構図調整も直感的に行えます。

空と地面を切り落とし、まさに映画の中に入ったかのような一枚に。フォレストグリーンです

 
 

全体は柔らかな印象なのに、キンシバイのおしべやめしべは精細に写っています。フォレストグリーン

 


4. 『SIGMA Contemporary 18-50mm F2.8』との相性|軽さと描写力の理想バランス

この撮影で使用した『Contemporary 18-50mm F2.8 DC DN』は、開放F2.8通しの標準ズームとしては驚異的な小型・軽量設計です。わずか290gと片手で扱える重さながら、シャープな描写と自然なボケを両立しています。焦点距離18mmから50mmまでをカバーし、建築、人物、風景、スナップと幅広く対応できます。

コンパクトな『fp L』とは相性がよく、長く持っていても肩や首への負担が少ないです。手にしていることを忘れるような軽快さは、思考を純粋に被写体へと向けさせてくれます。

ボケ味もF2.8ならではの柔らかさで、背景を丁寧にぼかしながら被写体を際立たせられます。ピント面のシャープさと周辺のやわらかさが同居する描写は、まさに「日常を映画にする」ためのレンズです。

カメラを高く上げて撮った一枚。不安定な姿勢でも小型・軽量な組み合わせなのでカメラをたやすく安定させることができます。パウダーブルーを選択

 
 

レトロなのか新しいのかわからない、点灯するスマートボール。寄れるので小さな電飾も大きく撮れます。ティールアンドオレンジ

 


5. 『fp L』は誰に向いている?|表現者の相棒として

『fp L』はどちらかというと、万人向けではないかもしれません。ボディ内手ブレ補正がなくやグリップもないので、そういった意味では中級者向けとも言えます。しかし、その代わりに得られるのは、静止画に映画的な空気を与える唯一無二の表現力です。所有欲を満たすその美しさもまた魅力です。

機材を軽くしたい方、旅先でもしっかり作品を撮りたい方、JPEGでも印象的な色を使いたい方、せっかくならおしゃれなカメラを持ちたい方、そして何より「写真に感情を乗せたい方」には、これ以上のカメラはありません。

自分の世界を表現するツールとして、『fp L』は信頼できる相棒になるでしょう。間違いなくイチオシのカメラです。
 

使用機材はこちら

[ Category:SIGMA | 掲載日時:25年06月30日 19時07分 ]

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【Carl Zeiss】Planarに魅せられて~Touit 32mm F1.8~

【Carl Zeiss】Planarに魅せられて~Touit 32mm F1.8~

「標準レンズ」、カメラを始めた方は必ずと言っていいほど耳にする単語です。いわゆる換算50mm相当のレンズを指し、人間の目で見た遠近感とほぼ同じ撮影結果になることから、写真撮影の練習に使われることが多い焦点距離です。

一概に標準と言っても、景色の見え方は人それぞれ、千差万別です。自分のフィーリングに合ったレンズを選ぶことは難しく、その過程で様々なレンズの名を耳にすることでしょう。

その中でも「プラナー」という言葉を聞いたことがある方は多いはず。その歴史は古く、1896年にドイツの物理学者・レンズ技師であるパウル・ルドルフが理想のレンズを夢見て設計した、対照型4群6枚のダブルガウスを採用したレンズのことを指します。特に有名なのはCONTAXから出ていたPlanar 50mm F1.4でしょう。標準レンズの帝王と呼ばれたその描写は、現在でも高い人気を誇っています。

なぜこんな話をしたのかというと、現在でもこのプラナーの写りを求めて止まない方が多く、各社からミラーレス機に対応したレンズが作られているからです。

今回は、筆者の愛してやまないFUJIFILMのカメラに合う、現代に蘇ったプラナーのお話をしたいと思います。


FUJIFILM Xマウントには様々なメーカーから対応のレンズが出ています。その中でもXマウントが創設された初期からあるのが、Carl Zeissから発売されている「Touit」シリーズです。読み方は「トゥイート」、ラテン語でオウムを指す言葉です。

今回使用した「Touit 32mm F1.8」は冒頭でお伝えしたプラナータイプのレンズであり、FUJIFILM機で使用できるプラナーとしてはオートフォーカスの使える唯一のレンズとなっています。

筆者はCONTAX AriaでPlanar 50mm F1.4 MMをよく使用するのですが、まるで青いビー玉越しに見ているような独特の空気感のある描写が気に入っており、デジタルでもあの描写を再現できないかと、現像で模索したこともありました。

「Touit 32mm F1.8」の存在は以前から知ってはいましたが、手元にXF35mm F1.4 Rを所持していたこともあり、自分の中ではあまり気に留めないレンズでありました。

Planar 50mm F1.4 MM

Touit 32mm F1.8

今回使用してみた素直な感想としては、Planar 50mm F1.4 MMに感じていた独特の空気感、それに限りなく近いものを感じました。

試しに過去の作例と比較してみましょう。上がPlanar 50mm、下がTouit 32mmで撮影したものです。色味や構図は違いますが、ピント面の線の細さと解像感、とろけていくようなボケを持ち合わせているプラナーの特性が、両者とも感じることができます。

Planar 50mm F1.4 MM

Touit 32mm F1.8

こちらも比較してみましょう。玉ボケの形はややTouit 32mmの方がきれいでしょうか。対してPlanar 50mmの方は画面端に向かってレモンボケの傾向があり、画面中央に引き込まれるようなオールドレンズチックな写りです。

撮影時は雨上がりの朝。「朝焼け」や「雨過天晴(うかてんせい)」とも表現されます。プラナーの湿度感ある表現と相まって、その場の匂いまで感じ取れそうな写りになりました。

Carl Zeissレンズはシャドウの粘り強さが気に入っています。特に現像はしておらずほとんど撮って出しなのですが、暗部に残るディテールを潰すことなく描き切ってくれます。FUJIFILMのセンサーとの相性も良く、ファインダーに自分の想像以上の画が映し出され、思わず声が出ることも。

お昼に立ち寄ったお店でテーブルフォトも試してみました。小型軽量な本レンズは、人の目がある中でも仰々しくならず、場の雰囲気を壊しません。最短撮影距離も30cmと標準レンズとして寄れる部類に入ります。席から立たずに目の前の料理を撮影できました。

横並びのお地蔵さん達が印象的で、16:9で撮影。最近のFUJIFILM機ではアスペクト比を変更するためのダイヤルが設けられたりと、様々なフォーマットでの撮影に注目が集まっています。ぜひお手持ちのカメラでもお試しください。


いかがでしたか。

最後の作例は季節を少しさかのぼって、5月頭のチューリップを撮った際のものです。寒色系の表現のほかにも、こういった暖色系の表現もこなしてしまう、懐の広さを感じます。

総評として、プラナーの写りを求める方の要求にしっかりと応えつつ、ミラーレス機の軽さや利便性を損なわない機能性をもつ、現代版プラナーとして申し分ないものでした。表現の幅を広げるという意味で、XF35mm F1.4 Rなどの同じ画角のレンズをすでにお持ちの方にもおすすめしたいです。

自分に合った標準レンズ探しは長い道のりですが、その手助けに少しでもなれば幸いです。

 

▼ 今回の使用機材 ▼

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年06月29日 17時05分 ]

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【Nikon】Nikon Creators 応援 SUMERキャンペーン2025開催!

【Nikon】Nikon Creators 応援 SUMERキャンペーン2025開催!

連日にわたり真夏のような強い日差しが降り注ぎ、街はすっかり夏模様。
待ちに待ったレジャーシーズンが近づいています。カメラが大活躍する楽しい季節の到来を前に、思い出をしっかり残す準備はお済みでしょうか?
まだ準備が整っていない方や、そろそろカメラやレンズを新しくしようとお考えの方に朗報です。6月27日(金)より、「Nikon Creators応援 SUMMERキャンペーン」がスタートしました!対象製品をご購入&ご応募いただくと、最大50,000円のキャッシュバックが受けられる大変お得なキャンペーンです。

【キャンペーン期間】
2025年6月27日(金) ~ 2025年8月25日(月)

この機会に、ぜひ最新のニコン製品を手に入れて、最高の夏の思い出を残しましょう!
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こちらの記事では、キャッシュバック対象の機材の中から選りすぐりのアイテムをご紹介いたします。

目次
  1. おすすめのフルサイズミラーレスカメラ
    1. Nikon Z8
    2. Nikon Z6III
  2. おすすめの一眼レフカメラ
    1. Nikon D780
  3. 合わせて使用したいおすすめミラーレス用レンズ
    1. Nikon NIKKOR Z 24-120mm F4 S
    2. Nikon NIKKOR Z 40mm F2
  4. 最後に

おすすめのフルサイズミラーレスカメラ

 

 1. Nikon Z8ボディ

 

フラグシップ機であるZ9に迫る高性能を、より軽くコンパクトに持ち運べる大人気フルサイズミラーレスカメラです!
こちらの製品は、今回のキャンペーンで最高額の50,000円キャッシュバック対象になりました。
撮影アングルの自由度を高める縦横4軸チルト式画像モニターや安心の防塵防滴性能に加え、
画像エンジンEXPEED 7による高速AFやブラックアウトフリーの快適な連写を実現。
新次元の撮影体験を約束する、Nikonの決定版ともいえるカメラです。

Z8の魅力が伝わる記事はコチラよりご覧ください!


 

 2. Nikon Z6III

 

昨年7月に発売したばかりのモデルですが、20,000円キャッシュバック対象となっています。
有効画素数2450万、世界初の部分積層型CMOSセンサーを内蔵した高速連写機です。
積層化による画質への影響は最小限に抑えられており、低感度での目を見張るような高画質と高感度での低ノイズを両立しています。
最大で秒間120コマ連写を実現しているだけでなく、決定的瞬間を逃さないプリキャプチャー(シャッターボタンを半押しするとカメラが画像を一時的に保存し始め、全押しすると最大1秒前までの画像を記録する機能)も併用可能なため、「待ち」の長い撮影(例:野鳥の飛び立つ瞬間を狙う場合など)の際は特に頼もしく感じるでしょう。
言わずもがな被写体検出の能力も最高レベルです。

Z6IIIの魅力が伝わる記事はコチラよりご覧ください!

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おすすめの一眼レフカメラ

 

 1. Nikon D780

 

ミラーレスのライブビュー性能と、一眼レフならではの光学ファインダーによる撮影が一つになった、ハイブリッドデジタル一眼レフカメラです。
なんと50,000円キャッシュバック対象となっています‼
以前より定評があったファインダー使用時の位相差AFの精度・速度はそのままに、ライブビューでのAFも快適・快速化。
更に現行Nikon機の特徴でもある「ホワイトバランスの正確さ」をしっかり継承しています。
特徴的なファインダー横のへこみは縦位置でホールドする際の持ちやすさに貢献、かっこいいだけではなく実用性も兼ね備えたデザインと言えるでしょう。
切れのいいシャッター音により写欲も上がります‼

D780の魅力が伝わる記事はコチラよりご覧ください!

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合わせて使用したいおすすめミラーレス用レンズ

 

 1. Nikon NIKKOR Z 24-120mm F4 S

 

広角から望遠の入り口までをカバーしながら、開放f値4通しを実現したズームレンズ。
どんな撮影スタイルの方も1本あると安心の標準ズーム、10,000円のキャッシュバック対象となりました。
本レンズの特筆すべきところは、何と言ってもその解像力でしょう。
およそ標準ズームに期待するものを上回っているどころか、単焦点レンズをも超えてしまうほどの超絶解像を誇ります。
さすがにボケ量などでは大口径レンズを超えることはないものの、「絞りは被写界深度を調節するだけ」と言い切っても良いほどの切れ味・・・。
ぜひ実際に所有して酔いしれてください。

NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sの魅力が伝わる記事はコチラよりご覧ください!


 

 2. Nikon NIKKOR Z 40mm F2

 

最後にご紹介するのは、パンケーキレンズのような薄さを誇る単焦点です。
ところがその写りは絞り解放からカミソリのように鋭く、Zレンズのアイデンティティをしっかりと感じるものでした。
夜間、しかも高ISOの撮影ですらヌケの良さを失わず、悪条件下でなお冴えわたる描写には舌を巻きます。
今回のキャンペーンでは5,000円キャッシュバックとなりましたが、実売価格を考えると非常にお得と感じます。
筆者自身も愛用している本レンズ、散歩のお供にも、本気の作品撮りにも自信をもってお勧めできます。

NIKKOR Z 40mm f/2の魅力が伝わる記事はコチラよりご覧ください!

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 最後に

 
さて、いかがでしたでしょうか。
皆様に少しでも各機材の魅力がお伝えできていれば幸いです。
質実剛健な造りに安心の高性能を併せ持つボディと、自動補正に頼らない高い光学性能を発揮するレンズ群を持つNikon。
妥協なく作り上げられたその世界に触れる時、きっと“写真ってこんなにも楽しいんだな”と感じていただけると思います。

さらに今回ご紹介した機材は、すべてNikonの「保証期間1年延長サービス」対象となっており、ニコンイメージング会員および製品登録をするとメーカー保証が1年延長されます。
Nikonの描く深く強い夏空で、一度きりの忘れられない夏を彩ってみてはいかがでしょうか。

詳細は下記バナーよりご確認いただけますので、ぜひ併せてご覧ください。

 

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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年06月29日 14時00分 ]

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【Panasonic】LUMIX DC-G100Dで撮る6月の風景

【Panasonic】LUMIX DC-G100Dで撮る6月の風景

梅雨入りしたものの、今回のブログの撮影をした頃は、6月とは思えない強烈な暑い日が続いていました。この先、梅雨を本格的に感じる時期が来るのか、少し心配になります。

とはいえ、撮影面においては雨に降られる心配がないのは助かります。この日も暑い日でしたが、入間川沿いの初夏の風景を楽しんできました。自転車で走り、停めて撮影しながらぶらぶら歩き、また自転車に戻る。これを繰り返しながら進みました。

今回は、LUMIX DC-G100DにLUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.レンズ、そしてトライポッドグリップ DMW-SHGR2をつけて撮影しました。換算で焦点距離が24-64mmの広角から標準域のズームレンズを、必要に応じて画角を変えながら初夏の景色を枠に収めていきます。レンズを装着したカメラのサイズが、私が普段使うようなレンズ交換式カメラに比べるとかなりコンパクトです。そのため、トライポッドグリップがあると、撮影やカメラの操作がよりしやすくなります。

 

この時期は、いろんな場所であじさいが見られます。色や形が違っているものも多く、見ているだけでも楽しい気分になります。縦や横、いろんな角度でシャッターをきっていきます。この後も気持ちよい風を浴びながら川沿いの景色を撮影していきます。

 

いったん川を離れてそのまま道路を自転車で走ること3~40分、隣の市にも流れる同じ入間川の上流のほうにも来てみました。元加治八高河原というところです。今年はこれまで家族で2回ほど水遊びをしにここを訪れています。この日は平日なので私以外誰もいなかったのですが、休日になると釣りを楽しむ方もいらっしゃいます。

 

カッコいい橋を撮ってみました。トライポッドグリップ DMW-SHGR2をつけているので、このような写真も簡単に撮れます。SHGR2にシャッターボタンがついいるので、構図を決めた後はそこを押すだけです。このようにグリップがあると、縦横はもちろん、いろんなアングルでの撮影、または自撮りなどを気軽に楽しめます。

LUMIX DC-G100Dは楽しく動画撮影ができるカメラとしてもおススメです。映像はその時の様子がよりダイレクトに伝わりやすいので、静止画とはまた違った面白さがあります。今回撮影した日記的な風景動画を短くまとめてみました、よかったらご覧ください。

カメラのモードダイヤルにS&Q(スロー&クイック)モードがあり、このモードにするとスローモーション動画、クイックモード動画の撮影ができます。動画編集時にこのモードで撮ったクリップがあると、映像の流れにちょっとアクセントが加わって面白いと思います。私も今回の動画でスローモーションで撮った素材を少し入れてみました。このような便利な機能がモードダイヤルにあるのは嬉しいです。

 

Panasonic LUMIX DC-G100Dはコンパクトなサイズでもバリアングルモニターやファインダーもついている、とても使いやすいカメラです。この夏、旅行などで気軽に静止画、動画の撮影を楽しみたい方におススメです。

 

 

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[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年06月28日 15時05分 ]

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【Nikon/PENTAX】Z f×FA 50mm F1.4 Classicで捉える光の彩

Nikonのミラーレス一眼カメラ、Zシリーズ。
Zマウントには数多くの高性能レンズが存在し、ZレンズがあるからZマウントを選ぶ、という方も多いでしょう。
ですがZマウントにはもう一つの楽しみ方があることをご存じでしょうか。
それが、マウントアダプターの使用です。実はZマウントボディは、マウントアダプターを介したレンズの使用にも最適な設計なのです。
そこで今回は、古今東西様々なレンズをZマウントボディに装着し、ボディ、そしてレンズの魅力を再発見していこうと思います。


今回はZボディとオールドレンズと題してお送りしている本連載ですが、今回は趣向を凝らして現代ならではの組み合わせを楽しみたいと思います。
今回取り上げるのは、Nikon『Z f』とPENTAX『FA 50mm F1.4 Classic』。
それぞれニコンZマウントとペンタックスKマウントでマウントが異なりますが、こちらをSHOTEN『マウントアダプター ペンタックスKレンズ/ニコンZボディ用 PK-NZ』を用いて装着し撮影を行いました。

レンズは「smc PENTAX-FA 50mmF1.4」(1991年発売)をベースに開発され、2023年6月9日に発売されたPENTAX『FA 50mm F1.4 Classic』。
この系譜のレンズを辿るとオールドレンズとして今でも人気の高い“SUPER-TAKUMAR”にたどり着きます。
特徴的なフレアやゴーストを効果的に演出するその設計が本レンズで蘇ります。

そしてボディはこちらも相変わらず人気の高いNikon『Z f』。
唯一無二のそのルックスはもちろんですが、上位機種に匹敵した性能を持ち合わせているので使い勝手もよいカメラです。
また、Nikonの新しい機能であるFlexible Color Picture Controlが使える機種として、最新の『Z5II』『Z50II』『Z6III』と並んで、デジタルらしい描写やフィルムライクな色合いなど一台でこれまで以上に対応が可能です。

さて『FA 50mm F1.4 Classic』の特徴である開放F値の際に出現するフレアとゴースト。
現行のレンズとしては珍しくこちらを“あえて”出現させるようになっており、オールドレンズらしさを味わうことができます。
開放F値F1.4で撮影するべく、本レンズは初めから付属品としてND16相当のNDフィルターが付属します。
今回の撮影はこちらも使用しながら撮影いたしました。

電車に揺られて、海の街を目指します。

2種のFlexible Color Picture Controlを使い分けながら、線路脇で揺れる草花と鉄の質感、そしてその旅情を標準レンズ50 mm F1.4の極薄ピントで切り取りました。青を引き締めた1枚目と2枚目はレールと空に凛としたコントラストが宿り、一方の3枚目は柔らかなフレアを帯び、霞むハイライトでフィルムライクな優しさをプラス。簡単に同じシーンとは思えない二つの表情が完成します。

梅雨明けと思わんばかりに煌々と照らす日差し。
普段なら散々な思いですが、このレンズと一緒ならおのずとテンションが上がります。なぜなら特徴的なフレアやゴーストは強い光源がないと味わえないので。
建物の間を駆け抜ける潮風に吹かれながら陽気に撮影を楽しみます。
F1.4のボケが醸し出す優しい雰囲気だけでなく写すべきところはしっかりと捉えるので、その時感じた旅情をそのまま収めることができます。

海辺に移ってまいりました。デジタルであるもののフィルムライクに撮れたのではないでしょうか。
もちろんボディとレンズの組み合わせがあってこそではあるのですが、ピクチャーコントロールを触ることでここまで雰囲気を変えられるのはNikon『Z f』ならではのように思えます。また本来『FA 50mm F1.4 Claassic』はAF可能なレンズですが、今回の組み合わせではAFが効かず全てMFでのピント調整となります。往年のフィルムカメラFM2をヘリテージしたカメラらしく、その使い勝手はとても心地よいです。一見グリップが薄く持ちにくそうに見えるのですが、左手でレンズのピントリングを回しながらでもしっかりと右手にフィットして握ることが出来ました。

デジタルらしい写りはぜひこちらをチェック↓

 

この時期は至る所に紫陽花で溢れる古都。煌びやかな日差しの元、色とりどりのアジサイが花を咲かせています。―花と書きましたが実際に花のように見えるところはガクと呼ばれる部分が変化した装飾花。本当の花(真花)は中心部や装飾花の根元等に存在します。

最短撮影距離は 0.45m。マウントアダプターを介しますが基本的にそれぞれのマウントのフランジバックに合わせて設計されているのでここの数値はPENTAXの一眼レフでの使用時と変わりません。
一眼レフ機と異なりモニターだけでなくファインダーを覗きながらでも画面拡大ができ、MFでもピント調整が楽でした。もっとも、『Z f』の電子ファインダーはとても精彩で見やすい為、ピント拡大しないまでもピントの山を掴みやすくピンボケの写真もなくスムーズに撮影を行えました。

ファームウェアの更新でマニュアルフォーカスの拡大表示をシャッターボタン半押しで解除できるようになり、ますますマニュアルフォーカスレンズとの相性が高まった『Z f』。
電子接点のないレンズも焦点距離を設定すれば、フォーカスピーキング+手ブレ補正をフル活用でき、レンズが描くフレアを驚くほど快適に楽しむことが出来ます。
弊社スタッフも様々な使い勝手をご紹介しておりますが、まだまだその可能性は無限大です。進化を続ける唯一無二のフルサイズボディ機はこれからも活躍し続けるでしょう。


個性豊かなオールドレンズと、選択肢の豊富なZマウントボディたち。
是非あなただけの”ベストコンビ”を探してみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに。
バックナンバーはこちらから。

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Z fはお得なレンズキットもございます!

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[ Category:Nikon PENTAX & RICOH | 掲載日時:25年06月27日 19時30分 ]

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【Leica】What is Leica Looks?  Q3+Leica Classic編

【Leica】What is Leica Looks? Q3+Leica Classic編

Leica SL3やQ3に搭載された最先端のイメージプロセッサー「Maestro IV」では、画像処理の高速化や低ノイズに寄与し、Leica独自の色再現性を実現しています。
そして、Maestro IVでは新たな機能として撮影者の好みに応じて変更可能なカラープリセット「Leica Essential Looks」が使用できるようになりました。

この連載では、カメラにプリインストールされている「Leica Core Looks」と新たにインストール可能な「Leica Essential Looks」、
それぞれ独自のカラールックを持つLeica Looksに焦点を当てその魅力に迫っていきます。どうぞお楽しみください!

・・・

Leica Q3(Leica Classic,28mm,f2.8,1/50秒,-0.3補正,ISO160)

今回選んだLeica Looksは、”Essential Looks”から「Leica Classic – CLS」です。
メーカーの説明には「ハイコントラストで柔らかな彩度と温かみのあるやや色褪せたトーン」が特色とあります。 「クラッシックな映画フィルムを彷彿させる」とも。
はたしてどのようなルックなのか、見ていきましょう。

 

Leica Q3(Leica Standard,28mm,f8,1/50秒,ISO400)

Leica Q3(Leica Classic,28mm,f8,1/50秒,ISO400)

まずはQ3にプリインストールされている”Core Looks”の中でも最も標準的な「Leica Standard」との比較です。
曇天の日の撮影ですが、パッと見てわかるように同じ露出でありながら「Leica Classic」の方が全体的にかなり明るめに写っています。
空や水面、ビルの壁面のグレーが大分明るくなっていることが分かります。コントラストを上げることで明暗の「明」の方に偏ったようです。
また、「Leica Standard」ではグラデーション豊かに表現されている並木の緑も、「Leica Classic」では明暗に二極化されています。
ともすると曇天の空気感の中に紛れてしまいそうだったものが、「Leica Classic」を選択することによって際立って印象的に表現されることになりました。

Leica Q3(Leica Classic,28mm,f8,1/25秒,-1補正,ISO1600)

1時間ほど時間を置いてから撮ったものです。
並木は全体的に暗く、先ほどまで水面の明るさに隠れていた水草が、水面が暗く沈むことで明るく写し出されています。
同じルックながら、全く印象の異なる写真となりました。

 

 

Leica Q3(Leica Classic,28mm,f5.6,1/50秒,-0.3補正,ISO125)

変わって晴天の日の撮影です。時刻は夕刻ですが、まだまだ強い日差しが差し込んでいました。
やはり実際よりかなり明るく写っています。まるで新緑が朝日に照らされているような爽やかな印象に。

Leica Q3(Leica Classic,28mm,f5.6,1/50秒,-0.6補正,ISO125)

爽やかさから一転、線路のガード下にて。ハイコントラストにより硬質に。そして鮮やかさを落とした色褪せた色味は、街中のなんでもない風景をドラマチックに演出してくれます。

Leica Q3(Leica Classic,35mm,f3.5,1/50秒,ISO1600)

「Leica Standard」で撮影する時より全体的に明るく写ります。しかし派手さはなく、落ち着いたトーンになります。

陽が落ち、通りの店の明かりが目立つようになってきました。

Leica Q3(Leica Classic,35mm,f4,1/30秒,-0.6補正,ISO1600)

やはりカメラ任せの露出ではかなり明るく写ります。マイナス補正をかけて。

Leica Q3(Leica Classic,50mm,f5,1/25秒,-0.6補正,ISO1600)

Leica Q3(Leica Classic,35mm,f5,1/25秒,-0.6補正,ISO1600)

全体的に落ち着いた彩度になる中にあって、光沢のある赤や青は逆に鮮やかさが強調される傾向があります。

 

晴天の中と陽が落ちてからの写真を紹介しましたが、最後は再び曇天時の写真を。

Leica Q3(Leica Classic,35mm,f5.6,1/320秒,-0.3補正,ISO100)

Leica Q3(Leica Classic,50mm,f5.6,1/200秒,-0.6補正,ISO100)

メーカーの説明にあった「温かみのあるやや色褪せたトーン」に当たるかと。

 

Leica Q3(Leica Classic,90mm,f5.6,1/160秒,-0.3補正,ISO400)

Leica Q3(Leica Classic,35mm,f8,1/60秒,-0.3補正,ISO200)

Leica Q3(Leica Classic,35mm,f5.6,1/60秒,ISO400)

曇天時だとコントラストが高くとも決して硬質にならず、柔らかなモノトーンの背景に緑・黄・赤の色味が映えます。

それぞれのシーンで特色ある写りを示してくれましたが、個人的には曇天時のトーンに「Classic」の味わいを強く感じました。

普通は撮影時、被写体に合わせてルックを選択すると思いますが、ルックをあらかじめ決めて、その表現に合いそうな被写体を探すというもの面白い撮影法かと。是非一度お試しを。

[ Category:Leica | 掲載日時:25年06月27日 18時10分 ]

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【Leica】新品 Q3ご購入でプレゼント!TYPE009 LeicaQ用フードバンパーをご紹介!

【Leica】新品 Q3ご購入でプレゼント!TYPE009 LeicaQ用フードバンパーをご紹介!

現在、MapCameraでは、新品 Leica Q3をご購入で、オリジナルアクセサリー「TYPE009 LeicaQ用フードバンパー」をプレゼント中です。

 

Leica Q3には、レンズのデザインにマッチした角型レンズフードが同梱されていますが、

こちらのレンズフードは、シャープなデザインがゆえに、ぶつかった際、その対象がやや痛い思いをしてしまうことも…。

このフードバンパーは、そんな体験から生まれたアイテムです。

 

Q3は、幅広いお客様に支持されるベストセラー機で、中にはご家族やお子様を撮影する為ご購入されるお客様もいらっしゃいます。

カメラを首や肩から下げる際、レンズの位置がちょうどお子様の頭ほどの位置になると、

このフードが当たりそうでヒヤリ・・・。そんなときも、このフードバンパーがあれば、対象を保護ができます。

 

 

もちろん、フードおよびレンズを保護する役割もございます。

カメラを下げて街撮りやスナップなどをしている際、ふいにフードの先端がドアや壁に激突…

筆者もかつて、それでいくつかのフードを犠牲にしてしまった苦い体験を持っています。

あまりに強い衝撃はさておき、フードバンパーがあれば多少の衝撃の緩和に役立つはずです。

 

今回は新品 Leica Q3でのプレゼント対象となりますが、Leica Q2や初代Q Typ116のフードでも使用できます。

※Q3 43のレンズフードは形状が異なるため、ご使用いただけません、

フードバンパーを装着した状態。

3Dプリンター成形で一体感があります。

1点、ご注意点として、フードバンパーは、本来同梱のキャップを同時併用はできませんのでご注意ください。

【注意】
※本製品は3Dプリンタで作製されています。正面からの打撃に対しての強度はありますが、引っ掛けるなどして捻じりが加わると割れてしまいますのでご注意ください。

 

こちらのフードバンパーは、新品 Leica Q3 をご購入で数量限定でプレゼント中です!

この機会にぜひ、お求めください!

 

■新品 Leica Q3のお買い求めはこちら↓

 



お探しのカメラ用品がすぐに見つかる! MAP CAMERA (マップカメラ) プラスワンストア

[ Category:Leica | 掲載日時:25年06月26日 19時00分 ]

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【SONY】富士山とキャンプ飯を撮る。

【SONY】富士山とキャンプ飯を撮る。

梅雨はどこへやらの猛暑が続く日々。

そんな6月半ばに初夏の風を感じながらキャンプをしてまいりました。

お供に持ってきたのは『SONY α7IV ボディ ILCE-7M4』+『FE 24mm F2.8G SEL24F28G』。

撮影地は浩庵キャンプ場

山梨県にある5つの湖、富士五湖で一番深く透明度の高い本栖湖の目の前に位置し、旧千円札の裏側に描かれている富士山の景色とと呼ばれている場。

私が設営したキャンプ地からも大きく富士山が見え湖畔に反射しており美しい風景が広がっておりました。

時折キャンプをしに来た人々が水遊びをしたり、校外学習で訪れた学生さんたちがカヌーを習っており楽し気なひと時が流れておりました。

持って行った使用機α7IVは有効約3300万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー、最新世代の画像処理エンジンを搭載したフルサイズ一眼です。

質感表現にもこだわったフラッグシップ譲りの高画質を兼ね備えており、雲の動きが速く空模様がコロコロ変わる日でしたが、富士山の輪郭や焚火の揺らぎまで自然な解像とディテールで再現されており、有効約3300万画素を生かした精細な風景すみずみまで描写してくれました。

FE 24mm F2.8Gは風景などの広い場面から、スナップやポートレートなどの広い画角で被写体を捉えて、遠近感を強調した撮影をすることができます。

圧倒的な小型・軽量設計の鏡筒で、Gレンズならではの高画質と美しいぼけ味を演出してくれます。

キャンプでの撮影は常に背景に大自然が広がっているため空間を映しながらの物撮りになります。

開放F値2.8の絞りに加え、ぼけ味を左右する球面収差のコントロールや7枚羽根の円形絞りの採用で動きのある空間を切り取ることが可能です。

最短撮影距離は0.24m、近接撮影でも活躍します。

αシリーズの特長である、フルサイズながら小型・軽量のボディ

ボディレンズ共にバランスが良く女性の手でも持ちやすく、荷物の邪魔にもなりません。

上記写真のようにバリアングル液晶モニターやタッチシャッターを使用すればいろいろな構図を撮影することも容易です。

小型軽量の中に詰め込まれたフラッグシップ譲りの高画質。

ぜひこれから夏休みに向けてとっておきの1台としていかがでしょうか。

↓今回の撮影機材は↓

 



[ Category:SONY | 掲載日時:25年06月26日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】X halfはデジタルフィルムカメラと呼ぶに相応しい。

【FUJIFILM】X halfはデジタルフィルムカメラと呼ぶに相応しい。

発表から今日まで話題の「FUJIFILM X half X-HF1」(以下X half)、マップカメラでも日々お問い合わせをいただき、その高い人気が伺えます。

今回は発売に先駆けて撮影の機会をいただいたので、筆者なりの解釈で「X half」というカメラを読み解いていきたいと思います。どうぞお付き合いください。


まずは外観からです。今回はシルバーモデルを使用しました。筆者の愛機である「X-Pro3 DRシルバー」と並べてみました。どちらもレンジファインダー機をベースにデザインされていますが、「X half」は右手に当たる部分が丸みを帯びているため、コロンとした可愛らしい印象を受けます。

同じシルバーでも、「X half」はかなり明るめのプラチナシルバー系。対して「X-Pro3」はイエローゴールド系。どちらの色合いも筆舌に尽くしがたいですが、明るめな色合いが「X half」の持つ軽快さをより際立たせてくれます。

発表当時から話題になっていた巻き上げレバー部分。電源OFF時はボディに沿った形で格納されていますが…

電源ONと同時にレバーが起き上がり、巻き上げアクションが可能になります。巻き上げた感触は少し軽めで、フィルム機のようなギアの感触はあまり感じられない作りです。

余談ですが、電源ON時にレバーを格納状態に戻すと、直前に撮影した写真が表示されるようになっています。粋な計らいです。

またシャッターボタンにはネジが切ってあるため、このようにレリーズボタンを外付けすることも可能です。

ファインダーはもちろん縦型です。ファインダー内は特に表示等は無く、素通しのガラスといった具合。同じくFUJIFILMのinstax miniシリーズを彷彿とさせます。

今回は「フィルムカメラモード」を用いて撮影を行いました。始めに撮影枚数や撮影モード、装填するフィルムを決定すると、上の写真のように背面液晶の表示が変わります。ここから指定した枚数を撮り終えるまでは、フィルムの交換や撮影した写真の確認は出来なくなるという、まさにフィルムカメラの使用感を再現したモードとなっております。

一枚撮り終えるごとに巻き上げレバーで次のコマを装填する、この動作もフィルムカメラに慣れ親しんだ方には懐かしく感じられるでしょう。(巻き上げが出来ていないと、ファインダー横のLEDが点滅します)


ここからは作例です。

個人的に気になっていた、日付(デート)機能を使用した撮影を行いました。「X half」の得意とする日常に寄り添う、というスタイルにマッチしてるのではと思い、被写体も身の回りの物を重視してみました。

毎朝の日常風景も、時が経てば懐かしむ対象になります。あの頃はこんな家に住んでいたな〜、なんて話に花が咲いたり。

こんな風に成長記録として撮ってみるのも良いかと思います。筆者の場合は家庭菜園のトマトでしたが、もちろんお子さんやパートナーとのひと時を記録するのも良いと思います。

写りは普段Xシリーズを使用してる身として、センサーサイズの違いから来る解像感やダイナミックレンジの違いが、いい意味でよりレトロ感を演出してくれているように感じました。ボケ感もF2.8で接写すれば、上の作例ほどにはボケてくれます。

準備ができたので、近所を散歩しに出かけました。名所とまではいかないですが、紫陽花が見頃を迎えています。

素通しのファインダーで被写体を捉えて、頭の中でイメージを膨らませながらシャッターを切る。昨今のコンパクトデジタルカメラではこういった体験はなかなか出来ません。それこそ、コンパクトフィルムカメラを使用していたあの頃を思い出します。

なんだか本当にフィルムカメラで撮影したような写りだと感じました。


撮影時に写真を確認できないというのは、デジタルカメラの長所を潰しているようで、正直デメリットだと感じていました。
撮影後に撮った写真を見返していて思ったことは、最近自分の写真を全て見返す時間が無かったなぁということでした。
ちゃんと撮れているか、撮影結果に一喜一憂して、撮影体験が強く記憶に残る、そんな感覚が以前はあったように思えます。

デジタルに慣れ親しんだ今は、最高の一枚を撮ることを目標にして、それまでの過程や失敗した経験を振り返ることが少なくなってしまったように思います。今回「X half」が気づきをくれました。

このカメラはデジタルカメラとして捉えるのではなく、ぜひフィルムカメラの延長線上に生まれたカメラとして捉えていただきたいです。

便利でよく写るカメラはあれど、この体験ができるカメラはそうありません。撮った後も楽しめる、撮った物をどう楽しむか考える、新しくて懐かしいこのカメラは、まさに「デジタルフィルムカメラ」と呼ぶに相応しいのではないでしょうか。


▼ 今回の使用機材 ▼

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年06月26日 11時00分 ]

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【Nikon】ミラーレス一眼で現代に蘇る伝説のレンズ。Z6II×NIKKOR-P 85mm F2

【Nikon】ミラーレス一眼で現代に蘇る伝説のレンズ。Z6II×NIKKOR-P 85mm F2

Nikonのミラーレス一眼カメラ、Zシリーズ。
Zマウントには数多くの高性能レンズが存在し、ZレンズがあるからZマウントを選ぶ、という方も多いでしょう。
ですがZマウントにはもう一つの楽しみ方があることをご存じでしょうか。
それが、マウントアダプターの使用です。実はZマウントボディは、マウントアダプターを介したレンズの使用にも最適な設計なのです。
そこで今回は、古今東西様々なレンズをZマウントボディに装着し、ボディ、そしてレンズの魅力を再発見していこうと思います。


目次
  1. ボディについて
  2. レンズについて
  3. 作例
    1. NIKKOR-P 85mm F2の絞り値と描写
    2. NIKKOR-P 85mm F2の解像力とボケ
    3. NIKKOR-P 85mm F2の逆光耐性
  4. まとめ

 ボディについて

 
Nikon Z6IIにSマウントニッコール85mmF2を装着した様子

今回使用したボディは「Nikon Z6II」。
2020年に発売された、2400万画素クラスの裏面照射型センサーを搭載しているZマウントのスタンダードモデルです。
レンズ情報(焦点距離・F値)を予め設定しておくことで、Exif情報にレンズの情報を残すことができるほか、ボディ内手ブレ補正も登録した焦点距離に連動して動作するため、マウントアダプターを介したオールドレンズとの相性も良いボディです。

 レンズについて

 

次に今回ご紹介するレンズは「Nikon NIKKOR-P 85mm F2」。
まずは簡単にレンズのスペックを見ていこうと思います。

 
・発売年:1948年
・レンズマウント:ニコンSマウント、ライカL39スクリューマウント、コンタックスCマウント
・最短撮影距離:80cm
・重量:約500g

 

フルクロームの重厚な見た目が特徴的です。このレンズが発売されたのは1948年で、今回装着したNikon Z6IIとは発売年にして実に72歳差ということになります。マウントは当時ニコンが採用していたSマウントのほか、バルナックライカなどでおなじみのL39マウント、そしてコンタックスCマウントに対応した個体も存在しています。いずれもレンジファインダーカメラのマウントです。
また、このレンズを語る上で欠かせないのが、写真家デビッド・ダグラス・ダンカンとのエピソード。
タイム・ライフ誌の専属カメラマンとして当時日本に滞在していたダンカン。ある日このレンズで撮影された自分のポートレート写真を見てその解像力の高さに驚き、すぐにニッコールレンズを購入し戦場へ撮影に向かったそうです。
この出会いをきっかけに、ニコンの名前、そして日本のカメラの品質の高さが世界に知れ渡ることとなります。
結果的にカメラの歴史を大きく動かすこととなった、まさに伝説と呼ぶに相応しいレンズ。
その実力はいかほどなのでしょうか。

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 作例

それではこの組み合わせで撮影した作例を紹介いたします。

 NIKKOR-P 85mm F2の絞り値と描写

F2開放で撮影した紫陽花の様子

Nikon Z6II+NIKKOR-P(S) 85mm F2 SS1/320 F2.0 ISO100

 
F4に絞って撮影した紫陽花の様子

Nikon Z6II+NIKKOR-P(S) 85mm F2 SS1/125 F4.0 ISO100

 

開放とF4まで絞った作例の2枚を同じ構図で撮影しました。
このレンズは開放から高い解像力を発揮することが特徴です。とはいえコントラストはやや低く出ており、色の滲みも出ています。
というのもこのレンズが発売された当時はほとんどがモノクロフィルムで、カラーバランスよりは解像度が重視されていました。とはいえカラーで撮影しても綺麗に写ります。
一方で2段ほど絞り込むとコントラストが向上します。ボケは固めですが、ピント面は現代のレンズと比較しても遜色のない写りです。

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 NIKKOR-P 85mm F2の解像力とボケ

 
手水舎の様子

Nikon Z6II+NIKKOR-P(S) 85mm F2 SS1/125 F2.0 ISO100

 

解像力に関しては、先ほどもお伝えしたように全く問題のないレベルです。
しかし85mmのレンズを開放で撮影すると被写界深度はかなり薄いため、ピント合わせはどうしても難易度が高くなります。
今回はZ6IIのFn1ボタンに100%の拡大表示を設定しました。ボディを握ったときに、右手中指でピント面の拡大/解除が可能です。
またボディ内手ブレ補正のおかげで、拡大表示時にも安定して像を見ることができます。

Nikon Z6II+NIKKOR-P(S) 85mm F2 SS1/500 F2.0 ISO100

 

Nikon Z6II+NIKKOR-P(S) 85mm F2 SS1/500 F2.0 ISO100

 

ピント面が立つ描写をするので、主題を引き立たせた表現が可能です。

Nikon Z6II+NIKKOR-P(S) 85mm F2 SS1/320 F2.0 ISO100

 

Nikon Z6II+NIKKOR-P(S) 85mm F2 SS1/500 F2.0 ISO100

 

特に曇っていると、湿度のある写りをします。
まさに今、梅雨の時期に最適なレンズだと思います。

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 NIKKOR-P 85mm F2の逆光耐性

 

Nikon Z6II+NIKKOR-P(S) 85mm F2 SS1/500 F2.0 ISO100

 

先ほど曇っている際の描写を評しましたが、晴れている際の描写もまた違った魅力を見せてくれます。
こちらは太陽に向けて撮影した作例。かなり強くフレアが出ています。
実はこのレンズは約10年にわたる販売期間の中、製造時期によってコーティングに違いがあるといわれています。
今回使用したのは最初期型。1948年に製造された個体で、逆光耐性はかなり弱めです。
黒鏡筒と呼ばれる新しめの個体だと、コーティング技術が向上したことで逆光時にもコントラストが比較的高く出ます。

Nikon Z6II+NIKKOR-P(S) 85mm F2 SS1/1250 F2.0 ISO100

 
元々使用されていたレンジファインダーカメラの場合、ライカやニコンのほとんどのカメラはシャッター幕が布製で、カメラを直接太陽に向けるのはシャッター幕が燃えてしまう可能性から、いわば禁忌とされていました。ミラーレス一眼でも長時間向け続けているとセンサーに影響を及ぼす可能性がありますが、レンジファインダーのそれと比べると格段にリスクが下がりました。このレンズの新たな可能性に挑戦することが簡単になります。

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 まとめ

 

85mmということで、標準画角の50mmと比較すると数歩寄ったような距離感となります。
構図のある一点、主題を強力に引き寄せる解像力と大きなボケから、今回のような撮影だけでなく85mmといえばポートレートにも向いたレンズです。50mm近辺のオールドレンズに触れた方の次の選択肢として、歴史に名を刻むこの銀色の重厚なレンズは皆様をまた新たな世界へ導いてくれるでしょう。


個性豊かなオールドレンズと、選択肢の豊富なZマウントボディたち。
是非あなただけの“ベストコンビ”を探してみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに。
バックナンバーはこちらから。

▼今回紹介した機材はこちら▼



▼使用したレンズはこちら▼


ニコンSマウント/コンタックスCマウントはこちらのアダプターが使用できます。

ライカL39スクリュー用アダプターはこちらです。

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年06月25日 17時00分 ]

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【OM SYSTEM 】アウトドアのお供にぴったり!OM-5 Mark II をご紹介します。

【OM SYSTEM 】アウトドアのお供にぴったり!OM-5 Mark II をご紹介します。

先日から予約が開始したOM-5 Mark II、アウトドアにぴったりなサンドベージュのカラーもラインナップされ気になっている方も多いのではないかと思います。

今回はキャンプのお供にサンドベージュのボディを持ち出してみましたのでその様子をご紹介したいと思います。
まずは動画をご覧ください。

やはりキャンプグッズと合うこの姿。
いままでOM SYSTEM/OLYMPUSでラインナップされていたカメラとはまた違った魅力的なカラーリングとなっています。

OM SYSTEMの魅力の一つである小型軽量ボディ、OM-5 Mark IIは418gと非常にコンパクトで今回一緒に持ち出したM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II (約112g)やキャンプの道具と合わせて持ち出しても苦になることはありませんでした。
しっかりとボディー内5軸手ぶれ補正機構(補正効果 最大で中央6.5段、周辺5.5段)も有しておりスナップ写真や風景写真、ポートレートや動物など、アウトドア環境でも幅広く撮影に対応することができます。

メニューもOM-1シリーズと同様の構成となり前機種よりも操作感が向上しました。
シャッターボタン横にCPボタン(コンピュテーショナル フォトグラフィ)も搭載され、ボタンを押しながらダイヤルを操作することで様々なコンピュテーショナル フォトグラフィ機能をすばやく呼び出すことができます。

約5000万画素の高解像写真が撮れるハイレゾショット、スローシャッター効果を実現するライブND、マクロ撮影で大活躍の深度合成、多重露出機能、プロキャプチャーをはじめ、アウトドアで活躍する機能として星空AF、ナイトビュー、ライブコンポジットなども楽しむことができます。

今回はお昼にのんびりとしながら写真を撮り、コーヒーや料理を楽しみました。最高のひと時です。

さて、カメラを外に持ち出す際に気になるのが突然の雨、OM-5 Mark IIは保護等級IP53に対応した防塵・防滴性能と、-10℃の耐低温性能、高いダストリダクションシステムを有しており、同等の防塵部的性能を持つレンズと組み合わせることで雨や雪など急な天候変化にも対応可能です。コンパクトながらも少しくらいの水しぶきであれば、ものともしないその耐久性はやはりどこにでも持ち歩ける相棒といった感じがします。

さらに待望のUSB-C端子が搭載。
お出かけの際にUSB-Cケーブルを携帯していることが多い筆者にとっては嬉しいポイントでした。

しっかりとアウトドア用品にも溶け込んでいます。
感動を思いのままにというメーカーのフレーズの通り、様々なところへ持ち歩き感動の瞬間を共にしたいボディであると思います。
今回はキャンプに持ち出してみるという目的ではありましたが登山や旅行にもぴったりだと感じました。

今ならメーカーキャッシュバックも実施中でお得です!

また、今回ご紹介した商品は、全てWEB限定マップカメラ2年保証対象商品です。
メーカー保証が切れた後の故障もサポートできる安心の保証となっておりますので、ご購入はぜひMapCameraのウェブサイトで!

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年06月24日 17時35分 ]

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