海に入るわけではないけれど海を見たい。猛暑でもかまわないから海を見たい。
一日にペットボトル数本を空にしつつ、新宿から小田急線で約1時間で行ける片瀬江ノ島に行ってきました。
MOVIE
江の島に渡り、ヨットハーバーのあるエリアをさらに先に進むと灯台のある釣り場があります。そこから海岸沿いに岩場のあるほうへ歩き、また片瀬江ノ島に戻るという一日。今年の夏は天候が不安定でした。天気予報では曇りとなっていた日がカンカンに晴れたり。新宿から電車に乗り片瀬江ノ島まで着く間に空模様が変わったなんて日もありました。晴れた1日に感謝して歩きます、暑いなんて文句は言いません。
岩場でも釣りを楽しむ人たちが。この日私がここについたのはもう昼を過ぎたころだったのですが、潮が満ちてきていてドキドキしながら撮っていました。ここで転ぶわけにはいかない…早々に引き上げました。
全方位を海に囲まれた江の島。この道が両サイドが樹木に囲まれていたということを動画を撮ってみて初めて認識しました。写真だとそこまで欲しい素材ではありませんが、動画のワンカットとしてはなんだか好きな道です。
『フジノン XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR』を持ち出したものの、何を撮ろうかと途方に暮れているときに撮ったもの。このレンズの解像力はホンモノだと驚いたカットでもありますし、なぜ超望遠で野草を撮っているのだろうと少しだけ愉快な気持ちになりました。
動画を撮っていると、偶然って面白いなという瞬間が撮れるときがあります。ちょうど対角になるような位置で動画を切り出しました。私たちの日々は意外と奇跡的なことの連続かもしれません。
わんこが飼い主のそばにポテポテと歩いてく姿はシルエットでも可愛らしい。こんなことがあるたびに犬か猫を飼いたいなと思いつつ、1枚絵に理想のプランを思い描きますが命の重さと大事さのことを考え、白紙に戻しています。
少し涼しくなった夏の夜。そういえば今年はヒグラシの鳴き声を聴いていないとおもって、去年山に行ったときの夕暮れ時を思い出しました。山と海では季節の感じ方もまた変わるようです。
「もうじき8月も終わり、夏も終わるねぇ」といったら9月だから夏はまだ続くよ。と言われてしまい感傷に浸るひと時はお預け。夏の思い出、まだ間に合うようです。ぜひ心残りのないように。