日常は平穏で静かなテンポで歩んで行きたい。
そうは思いつつも時には普段とは違う刺激ある日を過ごしたいと思うのですから、人間とはわがままなものです。
昨年より東京都の最深部、奥多摩方面へ写真を撮り行くことが増えたのですが、行く度に大自然と「東京」という言葉が噛み合わず、そのギャップに堪らず魅了されてきました。
今回は奥多摩方面へ訪れた時に撮った写真と動画を紹介いたします。
【使用機材】
SIGMA fp
SIGMA C 65mm F2 DG DN
Kenko ブラックミスト No.05
JR青梅線白丸駅からのんびり歩くこと20分余り。目の前には巨大な白丸ダム。
緑に覆い囲まれた中から突如として現れるその姿は圧巻の一言です。
前日に雨が降っていた影響でしょうか、所々に湿っている箇所がありますが、それが何とも言えない迫力を演出しているかのようです。
ダム内部も見学できるので入ってみました。
地下へ下るダイナミックな螺旋階段を写真におさめようとしたのですが……画角が狭い。
次に訪れる機会がありましたら広角レンズでその姿を写し出そうと思います。
有名な螺旋階段のスポットは多数ありますが、この位規模が大きく巨大なものはそうそう無いのでは。
白丸ダム内部から出ると辺り一面にエメラルドグリーンが美しい湖が広がります。
人造湖と言えども、ここが都内とは到底思えない光景が飛び込んでくるそのさまに圧倒されるばかりでした。
四季折々の自然をふんだんに楽しめるこの場所はとても贅沢です。
途中にかかる橋の上からカヤックを楽しむ方々を撮りました。
静かに波紋を残しその周りを揺蕩う様子は、水面を流れる花びらを連想させます。
陽が差したり、陰ったりと雲の流れが速い一日でした。
それはまるで見えざる大きな掌が気紛れに太陽で遊んでいるかのようにも思えます。
突然強い日差しになってしまっても、『ブラックミスト No.5』を付けているのでその写りはソフトで優しい描写となりました。
『C 65mm F2 DG DN』との相性はとても良いと思います。
短いですが道中に動画も撮りました。
何処を撮っても自然豊かな綺麗な映像になるので、撮影中も晴れ晴れとした感覚で満たされていくようです。
個人的に65mmという画角は、写真にしても動画にしてもすっきりとまとまってくれるので使いやすく、最近はこのレンズを一本持って外に出ることが多いです。
東京でありながら不思議な空間。
ふらっと行くには時間がかかりますが、それに見合う大自然が広がります。
今回は白丸駅の周辺の散策でしたが、いずれかはその先の奥多摩駅まで足を運んでみたいと思います。
▼同じ機材を使って御岳渓谷で写真を撮ったブログはこちら▼
【SIGMA】C 65mm F2 DG DNにブラックミストをつけて御岳渓谷を歩いてきた
[ Category:
SIGMA | 掲載日時:22年05月26日 17時46分 ]