だんだんと気温が下がり始め本格的な秋の足音を感じながら、色づき始めた木々を撮りに行ってきました。
来たる紅葉シーズン、秋の行楽がもっと楽しくなる紅葉の撮り方を動画で解説します。
カメラボディは2台使用しました。
Canonから『EOS R8』と『EOS R50』です。ボディ内に手ブレ補正機構を持ち合わせない機種ですが、その分コンパクトな筐体とコストを抑えた価格帯の機種というチョイスです。
IS(レンズ内手ブレ補正機構)を備えたRFレンズを使って実際にどのような写真が撮れるのか、いくつかレンズを使用しながら撮影のポイントをご紹介します。是非最後までお楽しみください。
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
01:53 まずは標準ズームで撮影
04:53 光の向きを意識して撮影
07:02 使用機材:EOS R8/EOS R50 について
09:51 日陰での撮影ポイント
10:38 高倍率ズームレンズで撮影
12:00 マクロレンズ/広角ズームレンズで撮影
16:02 1日を振り返って
17:59 エンディング
光の向きを意識してみる
すっきりと晴れ渡る湖から撮影を始めます。移動しながら写真を撮ったり、一緒に行楽する仲間たちとの時間も楽しむためにコンパクトな機材選定をした2人。
ここでは「標準ズームレンズ」を使用して足取り軽く撮影を楽しみます。
Canon EOS R50 + RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
水の透明感と瑞々しさを見事に表現できています。キットレンズとは思えない描写に感心しながらシャッターを切ります。
Canon EOS R8 + RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
紅葉だけでなく、ススキが風に靡く姿も秋を感じる事のできる光景と言えるでしょう。
Canon EOS R8 + RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
太陽に透かした紅葉の葉は色鮮やかな表情を見せてくれます。逆光での撮影ではレンズを長時間太陽に向けないようにするなど、センサー焼けには注意が必要ですがいろいろな光の方向性を意識しながら撮影すると、写真表現のバリエーションが増えこれまで以上に写真を楽しめるようになるはずです。
彩度を上げて撮影
日陰に入り発色が弱く感じるシーンではカメラの設定で彩度を上げてみるとよりはっきりと印象的な発色を得られやすいです。
レンズを交換して『EOS R50』にフルサイズ用のレンズ『RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM』。
Canon EOS R50 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
画角が1.6倍となりますので望遠端を使用した際には48mm相当となり、広角すぎて持て余すということはなさそうです。
一方こちらは『EOS R8』に『RF24-240mm F4-6.3 IS USM』の組み合わせに変更。
背の高いところにある紅葉を狙って撮影してみます。
Canon EOS R8 + RF24-240mm F4-6.3 IS USM
日が当たって明るくなっている所に露出を合わせます。陰って暗くなった所とのコントラストの差を活かして紅葉にフォーカスした写真を撮ることができました。
Canon EOS R50 + RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
マクロ撮影で切り取る紅葉
次に登場するのはマクロ機能を持ったレンズです。最短撮影距離がグッと短くなり表現のバリエーションが増えます。
『RF24mm F1.8 MACRO IS STM』はマクロ機能や、その確かな描写力だけでなく、コンパクトなサイズ感も魅力的な1本です。
Canon EOS R50 + RF24mm F1.8 MACRO IS STM
Canon EOS R50 + RF24mm F1.8 MACRO IS STM
マクロレンズならではの印象的な写真。広い景色の紅葉を楽しむのも良し、クローズアップした紅葉を楽しむも良し、カメラがあると楽しみ方が広がります。
『RF85mm F2 MACRO IS STM』に交換しました。中望遠域でマクロ機能を持つレンズです。本レンズはフォーカスリミッタースイッチを備えており、近接撮影を行う際にもAFを活用して迷うことなくスムーズに写真を撮ることができます。
Canon EOS R50 + RF85mm F2 MACRO IS STM
Canon EOS R8 + RF85mm F2 MACRO IS STM
近接撮影だけでなく、遠景、風景写真も確かな描写で楽しむことができます。夕焼けの時間帯には綺麗なグラデーションを切り取ることもできました。
一面を覆うような紅葉とはなりませんでしたが、さまざまな撮影ポイントを活用して楽しく紅葉を撮影することができました。
動画内ではここでご紹介しきれなかった写真や、撮影風景、ポイントを押さえつつ解説しておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです。
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