今回は私が普段、よく使っているNikon AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR レンズについて、自分なりに感じる魅力をご紹介させていただきます。このレンズに魅了されて数年経ちます。今では望遠レンズ特有の被写体までの距離感を心地良く感じます。
300mmの望遠レンズですがF4で軽くてコンパクトな外観と持ち運びの便利さがこのレンズの強みです。普段は家族でどこかに遊びに行った時のスナップなどでよく持ち出します。それ以外にも風景、植物や動物、そしてときには飛行機などの撮影も楽しみます。
正直、このNikon AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR レンズを使うようになるまで、望遠レンズがこれ程までいろんな場面に対応できるものとは思いませんでした。そしてそれを可能にするレンズの手軽さとその画質の素晴らしさは今もなお、私を魅了します。
きっと生活環境や遊びに行く場所で撮影する道具として私にはとても合っているんだと思います。
とてもラッキーです。
以前はAi AF Nikkor 50mm F1.4Dをメインで使っていました。そこに今回のレンズが加わったわけですが、それも単焦点レンズなので基本的に自身が前後左右に動いて写真を撮る部分はかわりません。違うところはレンズの性格の違いからくる運動量です。50mmレンズは人間の視界に近い画角なのでファインダーを覗く前に被写体に近づいたり、時にはカメラを持って走ったり。特に子どもを撮る時は運動量が多くなりがちです。一方、望遠レンズのほうは被写体から離れるために走ることはあっても、いったん距離がとれればあとはなんとかなることが多いです。焦点距離の違いは少なからず私に気持ちの余裕をもたらしてくれているのは確かです。
当然ながら望遠レンズは画角が狭いので被写体が近すぎると上手く撮れません。何を撮るかにもよりますが、狭い部屋や人混みの中で使うのは厳しいときもあるでしょう。でももしそんな状況でこのレンズを使いたくなった時は、プロ野球選手のホームランバッターが時々口にする「打てる球だけを打つ!」の心境でシャッターチャンスを待ちたいと思います。これからやってくる夏に望遠レンズで遊ぶのが楽しみです。