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【Leica】What is Leica Looks? Q3 + Leica Contemporary編

【Leica】What is Leica Looks? Q3 + Leica Contemporary編

Leica SL3やQ3に搭載された最先端のイメージプロセッサー「Maestro IV」では
画像処理の高速化や低ノイズに寄与し、Leica独自の色再現性を実現しています。
そして、Maestro IVでは新たな機能として撮影者の好みに応じて変更可能なカラープリセット「Leica Looks」が使用できるようになりました。
この連載ではそれぞれ独自のカラールックを持つLeica Looksに焦点を当て、その魅力に迫っていきます。どうぞお楽しみください!


 

今回は、Leica Q3に「Leica Contemporary – CNT」のLeica Looksを適用し撮影します。

「Leica Contemporary」は、Leica社の紹介では「明るい陰影、自然な色合い、ほのかに赤みを帯びたトーンでモダンな美しさ」とのこと。

Contemporaryとは、直訳で「現代の、同時代の」といった意味合いがあるようです。

 

撮影に出かける前に。

Leica Q3とえいば、豊富に純正のアクセサリーが用意されていることも魅力の一つ。

置くだけで充電可能な外付けグリップと充電器や、レンズフード、ホットシューにサムレスト、ストラップ、ケース…。

今回は、サムレストと別売レンズフードをプラス。

もともと曲線が多く柔らかな印象を持つQ3のプロダクトデザインですが、アクセサリーを追加するとややソリッドな印象に。

 

 

また、ストラップにはARTISAN&ARTISTより栃木レザーストラップ ACAM-284のブラックカラーをチョイス。

栃木レザーとは、「栃木レザー株式会社」が提供するブランドレザーやその製品で、本ストラップのレザーも栃木レザーのものが使用されています。

優しい光沢感を持つブラックカラーに、当て革付近にあしらわれたワンポイントの白ステッチが、しつこ過ぎず、印象的なデザインとなっています。

 

さて、前準備もできたところで、いざ撮影へ。

 

Leica Q3 (Leica Contemporary, SS:1/1600,F2.8,ISO100,28mm )

 

今回撮影に赴くのは、都内の少し大きな公園です。

駅から出て公園まで、やや距離があります。さっそくQ3を取り出し、スナップしながら向かうことに。

 

ところで、私は普段はレンズ交換式のミラーレスカメラで、ビンテージレンズで遊ぶことが多く、Q3は初めての使用です。

持ってみると、その筐体の軽量さに驚きます。

店頭でご案内をしていると、「重いカメラやレンズの一式を手放して、Q3を買いたい」というお話をよく伺います。

確かに、この機種であれば、ある種のそういったわずらわしさから解放されるだろうと、直感的に感じます。

 

Leica Q3 (Leica Contemporary, SS:1/2500,F2.8,ISO100,28mm )

 

当たり前の話ではありますが、普段ビンテージレンズばかり使っている身からすると、AFが搭載されているだけで大変恩恵を感じます。

今回、Q3を使用するにあたっては、多少被写界深度を深く取り、思うままに景観を切り取ろうと考え臨みました。

AFはシャッターを切るまでの工程が減り、シンプルに撮影枚数の向上に寄与してくれます。

 

Leica Q3 (Leica Contemporary, SS:1/1600,F2.5,ISO100,75mm Crop )

 

こちらは、デジタルフレームで75mmを選択し撮影した1枚です。

Q3は、段階的にデジタルフレームを選択し、撮影画像をスピーディにクロップすることができます。

過信は禁物ながら、6000万画素ものセンサーを搭載しているため、クロップ後でもなかなかの情報量が残っています。

 

Leica Q3 (Leica Contemporary, SS:1/250,F2.5,ISO100,28mm)

 

この公園は、江戸時代に用水を確保するため、川を堰き止め作られた池の周りを、公園として整備した場所のようです。

都内の他の公園とはまた違った景観が魅力的で、来園している方は、ほとりで釣りをしたり、散歩や読書をしたり、昼寝をしたり、思い思いの時間を静かに過ごしているようで、心が安らぐ場所でした。

 

Leica Q3 (Leica Contemporary, SS:1/500,F2.5,ISO100,28mm)

 

Leica Q3 (Leica Contemporary, SS:1/800,F2.5,ISO100,28mm)

 

足を進めると、整然とした静かな池のほとりのイメージから打って変わって、鬱蒼とした樹々が視界を覆います。

この辺りは、野鳥たちが来るようで、観測スポットにもなっているようです。

 

Leica Q3 (Leica Contemporary, SS:1/250,F2.5,ISO100,28mm)

 

Leica Q3 (Leica Contemporary, SS:1/250,F2.5,ISO100,28mm)

 

多様な水生植物が植生しているようで、このエリアでは水面を覆いつくすほどの蓮が広がっています。

二枚目は、その蓮の葉の上のしずくをマクロモードで捉えました。

 

Leica Q3 (Leica Contemporary, SS:1/2500,F2.5,ISO100,28mm)

 

池の終着間際では、対岸の建物が水面に反射していました。

思っていたより大きな公園で、軽い散歩のつもりが、いつの間にかちょっとした運動になっていました。

 

Leica Contemporaryを使用してみた所感について。

ご覧になっていただくとわかるように、コントラストが上がります。

印象としては、CCDセンサーのデジタルカメラで撮っているとも、C-PLフィルターを装着しているときのような感じとも似ているような、そんな感触です。

「自然な色合い」と紹介されている通り、発色は過度に彩度が高いような印象はないですが、

ニュートラルな状態と比較すると、やや濃い発色をする印象があります。この辺りは、前述のコントラストも関係するかもしれません。

 

Leica Q3は、まさしく現代的なデジタルカメラの一つと言えましょう。

28mmの単焦点レンズ、レンズ固定式のカメラは、他のコンパクトカメラ同様、使い出が難しいととらえられるかもしれませんが、

その実、Leica Q3は、デジタルズームやマクロの搭載等、様々な撮影要件を卒なくこなせてしまいます。

そういった意味で、このカメラだけ持っておけばある程度解決できてしまう、というのは大げさではないかもしれません。

そして、Leica ContemporaryはそんなQ3に遊び心をプラスする、うってつけなLeica Looksと言えるでしょう。

 

 

 

■今回ご紹介した機材はこちら↓

 


 



[ Category:Leica | 掲載日時:25年06月17日 14時00分 ]

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【VILTROX】AFが使える薄型レンズながらフルサイズ対応!「AF 28mm F4.5 AIR」

【VILTROX】AFが使える薄型レンズながらフルサイズ対応!「AF 28mm F4.5 AIR」

昨年、日本で販売される以前にクラウドファンディングからスタートしたレンズ「VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED」
ボディキャップレンズのような小型で極薄なレンズながらAFが使用でき、更にフルサイズ対応というレンズになっています。
筆者も以前から気になっていたレンズで、今回実際に使用してみて感じたことを撮影した写真と一緒にご紹介いたします。

「VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED」の性能としては、レンズ構成6群6枚・焦点距離28㎜・F値4.5固定・最短撮影距離0.32mとなっています。ここで気になるのは”F値4.5固定”ということ。F値に関しては変えることはできず、F4.5という明るさのみでの使用となります。また、レンズ全面を見るとレンズ前の絞りの形が八角形となっており、光源に向けるとクロスフィルターを付けたような光芒が発生します。ここでまず好き嫌いが分かれるところかと思います。
そしてレンズ内にレンズフロントキャップも内蔵しており、レバーで開け閉めができるようになっています。レンズとしても使用できるボディキャップという認識で使用できるところは良いポイントかと思います。

SONY α7SⅢ+VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED 焦点距離:28mm/ 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:6400 光源の部分に光芒が発生しています。

では、早速この「VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED」で撮影した写真をご覧ください。
今回「SONY α7SIII」のボディと一緒に使用しました。

SONY α7SⅢ+VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED 焦点距離:28mm/ 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:800
SONY α7SⅢ+VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED 焦点距離:28mm/ 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:2500
SONY α7SⅢ+VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED 焦点距離:28mm/ 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:5000
SONY α7SⅢ+VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED 焦点距離:28mm/ 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:1600
SONY α7SⅢ+VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED 焦点距離:28mm/ 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:5000
SONY α7SⅢ+VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED 焦点距離:28mm/ 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:8000
SONY α7SⅢ+VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED 焦点距離:28mm/ 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:80

使用してみて感じたことは、まず本体に取り付けた際のサイズ感。ボディのグリップの深さと同じ幅感でバックにもかなり入れやすかったです。今回あえてα7SIIIで撮影しましたが、コンパクトなボディのα7Cシリーズと合わせるとより軽量コンパクトなサイズ感になるように感じました。
また、AFに関しては最新の純正レンズと比べると多少迷うところもありましたが、スナップ撮影では問題のないAF速度。テンポよく撮影することができ、28㎜という単焦点レンズとサイズ感なので、同じ焦点距離のコンパクトデジタルカメラである「RICOH GR」シリーズを使っているような感覚にも近いように感じました。

そして写りですが、コンパクトフィルムカメラで撮影しているような写り。逆光には弱くコントラストが低くなり、フレアも出やすいように感じました。しかし、その写りの雰囲気がどことなく昔のコンパクトフィルムカメラで撮影したものと似ていて、味のある写真が撮影できるように感じました。また今回は、α7SIIIの1200万画素という低画素感に加えクリエイティブルック「FL」を使用したことで、更にフィルム写真のような写りで写真撮影を楽しむことができ、F4.5という少し暗めのF値でも高感度に強いカメラですのでISO感度を上げて臆することなく撮影できました。

今回使用しました「VILTROX AF 28mm F4.5 AIR VCM ASPH ED」は日常風景でのスナップ撮影にちょうどいいレンズだと思いました。何気ないひと時を小型軽量なレンズで気軽に、味のある写りで残す。このプロセスが今回撮影していて写真撮影を楽しむということを改めて実感することができました。またSONYのα7Cシリーズと一緒にコンパクトなセットで楽しむのも勿論ですが、今回使用したα7SIIIの高感度耐性と1200万画素の低画素センサー・クリエイティブルック「FL」「IN」との組み合わせが、筆者の中でベストマッチに感じました。ボディキャップとして装着しておきながらも、気軽にフィルムのような味のある写真撮影も楽しむことができる使用していて楽しいレンズです。リーズナブルな価格なので、手に取りやすいというのも魅力の1つです。

今回はSONY FEマウント用を使用しましたが、現在、フジフイルムXマウント用もございます。APS-Cセンサーを搭載したカメラで使用すると、フルサイズ換算約42㎜と標準レンズとして使用することができます。また、Nikon Zマウント用も新しく発売されたので、皆様も使用する機会がありましたらぜひ手に取って使用してみてください。

▼今回使用したカメラ・レンズはこちら!▼


▼FUJIFILM Xマウント・Nikon Zマウント用はこちら!▼


▼ネット限定ポイント還元!▼




[ Category:etc. SONY | 掲載日時:25年06月16日 18時00分 ]

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【StepUp/SONY】フルサイズ機へ更新、この季節に咲く花(96)地べたに咲く黄色い花

【StepUp/SONY】フルサイズ機へ更新、この季節に咲く花(96)地べたに咲く黄色い花

私は、これまで、季節に咲く花シリーズ(31)まではAPS-C機、SONY α77II ILCA-77M2で撮っていました。

その中の【SONY】この季節に咲く花(28)で、フルサイズのSONY α7RIV を使う機会がありまして、その解像度に魅了されました。

これをきっかけにフルサイズ機を使うようになり、ちょうど今月でAPS-Cからフルサイズ機に代わって4年目となりました。

撮影は、SONYα7RIV ボディ ILCE-7RM4A にSONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2を つけておこないました。

この季節の定番です。

「アジサイ・紫陽花」です。

今年は、気候のせいか前年よりも元気でよく咲いております。

詳しくは、この季節に咲く花(4)で。

「ショウブ・菖蒲」です。

私が、フルサイズ機に変えた。

きっかけを作った植物です。

花びらの質感の解像度に感嘆しました。

今回のテーマ、黄色い花。

「まんねんぐさ・万年草」と言います。

皆さんが歩く道の足元、端に、この季節見かけないでしょうか。

葉っぱです。

手触りが、ぷにゅ、ぷにゅしてる多肉植物です。

茎が出る前の様子。

万年草と言っても色んな種類があります。

私はこれを「タイトゴメ・大唐米」と判別しました。

名前の由来は、葉の形が大唐米という古いタイプの小さな米粒に似てることからです。

又、今年はまだ私は観ていませんが「ツルマンネングサ・蔓万年草」と言う品種は、韓国では春の野草で

「ドルナムル」と言う料理にして食べます。

撮影中、止まっていた蝶「ヤマトシジミ」です。

羽の模様から雄のようです。

このように、フルサイズ機の特に高解像度は細かな模様を判別するのに、私は役に立ってます。

久しぶりに、問題です。


この花は何の花でしょう。

ヒントは裏に見える葉っぱの形、果実の方は今年の最初に紹介してます。

答えは最後に。

【参考文献】

持ち歩き 出会ったときにすぐ引ける 草花と雑草の図鑑 金田初代 (著), 金田洋一郎 (著)出版社 ‏ : ‎ 西東社

持ち歩き! 花の事典970種 知りたい花の名前がわかる金田 初代 (著), 金田 洋一郎 (写真)出版社 ‏ : ‎ 西東社

改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店

帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種 森 昭彦 (著, イラスト, 写真)出版社 : 秀和システム

色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修), 亀田龍吉 (写真)出版社 : ナツメ社

大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著)  朝日新聞出版

増補改訂 日本帰化植物写真図鑑 第2巻: Plant invader 500種植村 修二 (著), 清水 矩宏 (著), 水田 光雄 (著), 廣田 伸七 (著), 森田 弘彦 (著), 勝山 輝男 (著), 池原 直樹 (著)出版社 ‏ : ‎ 全国農村教育協会; 増補改訂版

フィールドガイド 日本のチョウ 日本チョウ類保全協会 株式会社誠文堂新光社

答えは、「ナンテン・南天」です。
ちょうど、この季節に花が咲きます。詳しくは【SONY】この季節に咲く花(91) 寒さに映える赤い実で。

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:SONY | 掲載日時:25年06月15日 19時00分 ]

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2025年5月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

2025年5月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ5月ランキング
1位 FUJIFILM X100VI コンパクトデジタルカメラ
2位 Nikon Z5II ミラーレス一眼カメラ
3位 FUJIFILM X-M5 ミラーレス一眼カメラ
4位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
5位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
6位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon Z50II ミラーレス一眼カメララ
8位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
9位 Canon EOS R50 V ミラーレス一眼カメラ
10位 FUJIFILM GFX 100RF コンパクトデジタルカメラ


FUJIFILM X100VI
『FUJIFILM X100VI』が、前回初登場1位を獲得したNikon Z5IIを抑え首位に立ちました。2025年2月以来の1位返り咲きとなります。
ただこれまで何度もご説明しているように、依然ご予約が承れない状況が続いてしまっています。
供給が安定しないこともあり、入荷があった時点でその数だけご注文をお受けする形となっています。
2024年3月末の発売から結構日にちは経っていますが、衰えることのない人気ぶり。入手困難なこともその人気の後押しになっているようです。

1ヶ月で1位の座を明け渡してしまった2位『Nikon Z5II』ですが、販売数的にはかなりの数です。競う相手が悪かったとしか言いようがありません。
発売月、大変な数のご予約に対し潤沢な供給数を示してくれたNikon。その後も安定した供給で、我々の期待に応えてくれています。
内訳を見ると、ボディ単体の方がレンズキットに比べ圧倒的に販売数が多い結果となっています。
新規のご購入より、前モデルなどからのお買い替えの方が多いということか。
フラッグシップモデルZ9やZ8の性能を引き継いだ中級機として、今後も高い人気を維持してくれそうです。

3位には『FUJIFILM X-M5』が入りました。
発売月2024年11月は3位、翌12月に2位と好調な滑り出しを見せたX-M5でしたが、その後供給不足に陥りランキングも低迷。一時ランク外に落ちてしまうほどでした。
前回4月途中には新規のご予約を承ることができなくなり、X100VIと同様に入荷した数だけご注文を受けるという形になりました。
前回は5位、今回まとまった入荷があり3位に位置する結果に。このことからも、まだまだ高い人気を持っていることが分かります。
これから夏の行楽シーズンに向け、手軽に動画撮影を始めるのにも適した機体としてますます需要も高まりそうです。是非とも供給が安定することを願うばかりです。

4位『GR III』、5位『GR IIIx』とお馴染みのRICOHのロングセラー機が並びました。
どちらも発売からかなりの月日が流れていますが、それでもこうして上位に入る人気の高さは驚異的とも言えます。
ただこちらもX100VI同様、入手困難な状況が人気を高める要因となっていることは確かなようで、このところその傾向がより顕著になっています。
入荷数だけご注文を募ると、両機ともあっという間に規定数に達してしまいます。

そのような中にあって、5月22日RICOHから新製品GR IVの開発に関する告知がなされました。
発売時期は2025年秋の予定ということですから、まだ少し先となりますが、何と言っても待望の新製品です。
はたして新機種登場の前に今の供給不安定な状況は解消されるのでしょうか。
次の機体まで購入を控える方も出てくることが予想されます。今回の発表がランキングにどう影響するか。今後の動向に目が離せません。

前回久々のランクイン(同数7位)を果たした『Canon EOS R6 Mark II』が、今回1つ順位を上げ6位に入りました。
Canonのスタンダードモデルとして、再び注目を集めるようになってきたか。
上位機EOS R5 Mark IIは、前回同様ランク外に。昨年度大活躍の機体ですが、高額機ゆえ長期間ランク内に留まるのは難しいようです。

7位に『Nikon Z50II』。前回10位と急降下してしまいましたが、今回少しだけ盛り返してきました。
やはりフルサイズ/FXフォーマット機Z5IIの方に人々の関心が移ってしまった感があります。
APS-Cサイズ/DXフォーマット機ながら、フラッグシップ機Z9のハイスペックを継承する機体だけに、まだまだ人気に翳りが出てしまうには早過ぎます。今後のさらなる巻き返しを期待したいところです。

このところ元気のないSONY勢。今回もランク内は8位の『α7C II』のみという結果に。
キャッシュバックキャンペーン終了前の駆け込み需要も、販売数を伸ばすには至りませんでした。
そんな中、ひとつ話題として挙げられるのが、長く品薄状態が続いていたα1IIが5月終盤ついに「在庫あり」表記に。
今回は15位でした。はたして次回6月のランキングでランク内に入ることが出来るか。高額機ですが話題性の高い機体だけに、SONY勢復活の起爆剤となってくれるでしょうか。

9位に『Canon EOS R50 V』が入りました。今回唯一ランクインした新製品、5月30日と月末の発売開始でしたが奮闘しました。
こちらはCanon ミラーレスカメラの新シリーズ、「EOS V series」の機体として登場。EOS R SYSTEMの強みを活かしながら、さらにクリエイティブな動画機能を提供するシリーズとなるようです。
小型・軽量ボディーを実現し、さらに放熱性の高い設計により、温度上昇に起因する撮影時間への影響を低減するなど、長時間の撮影やライブ配信にも適した仕様になっています。
クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K30P動画撮影に加えて、4K60P(crop)の動画撮影が可能。
EOS R SYSTEMでは初となる14種類のカラーフィルターや、CINEMA EOS SYSTEMに採用されているプロの映像制作者向けの画作り機能「カスタムピクチャー」を搭載。多彩な映像表現を楽しめます。
価格帯的には、今回3位のFUJIFILM X-M5と競うことになりそう。月末発売ながら9位に入った勢いが次回以降も持続するか、注目です。

10位には、『FUJIFILM GFX 100RF』。前回初登場3位から順位を大きく落としてしまいました。
発売当初から供給不足に陥り、ご予約された方全てに行き渡るのに時間を要している状況です。
前回から引き続きブラックの人気が高く、ご注文数・販売数ともシルバーを大きく上回っています。
1億200万画素ラージフォーマットセンサー搭載ながら、質量約735gの軽量ボディ。旅行のお伴にも最適なサイズですので、これからの行楽シーズンに向けさらに需要が高まりそうです。
供給不足が解消されれば、再び上位に来ることも十分に考えられます。
 
 

中古デジカメ5月ランキング
1位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
2位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
3位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
4位 Nikon Z50II ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
5位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
7位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
8位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
8位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
10位 SIGMA fp ミラーレス一眼カメラ


RICOH GR IIIx
『RICOH GR IIIx』がSONY α7IIIを抑え、中古ランキング1位の座を獲得しました。
また、兄弟機『GR III』も前回同数5位から3位に順位を上げるなど、RICOH勢の好調ぶりが目立つ結果となりました。

新品ランキングでもお伝えしているように、どちらも新品が供給不安定な状態で新規のご予約が受け付けられない状況が続いています。
そのため、マップカメラでは買取をさらに強化。中古商品の確保に努めてきました。
前回4月からその成果が出始め、GR IIIxが2位、GR IIIが5位に入り、そして今回ついにGR IIIxの1位獲得に至ったという次第です。
ただ、それでもまだ中古商品の在庫が潤沢になったわけではありません。
どちらの機体もネットに掲載されるや売れていき、店頭に陳列される前に完売となってしまっています。
常に豊富な在庫数を持つα7IIIと競い合うのは大変なこと。
今回の新製品開発のニュースが中古商品の在庫数にどのような影響をもたらすか、その動向も気になるところです。

そのRICOH勢に挟まれる形で、2位に『SONY α7III』。
2位とはいえ、販売数は前回1位を獲得した時とそう大きく変わるわけではありません。
相変わらずの根強い人気を誇っています。
先に述べたように、RICOH勢の中古商品数の確保が難しければ、すぐに1位に返り咲く可能性を持っています。

4位に『Nikon Z50II』。そう先代Z50ではなく、昨年12月発売のZ50IIがまさかの中古ランキング4位に入ってきました。
発売から半年足らずでのランクイン、それもこんな上位に入ってくるとは、本当に驚きです。
新品ランキングでも浮き沈みの激しい動きを見せていました。
それまでの上位から前回10位に急降下、今回も7位という成績。フルサイズ/FXフォーマット機Z5IIの登場が少なからず影響しているのでは、と述べました。
中古ランキングでここまで上位に来るということは、それだけ商品在庫数も豊富ということです。これもZ5IIへの買い替えなどが考えられますが、はたして。
まだ新品との価格差はごく僅かですが、WEB限定でのポイント還元が中古を選ぶ決め手となっているようです。

ちなみに前回4位でα7IIIのライバルとなるのではと評したZ50は、今回17位に沈んでしまいました。
価格的には大変お手頃、且つ同様にポイント還元がありますので、潤沢な商品数を活かし返り咲いてくることも十分に考えられます。新旧での順位争いも見られるかもしれません。

同数5位に『SONY α7IV』と『Nikon Z f』が並びました。
Nikonは直後の7位に『Z fc』を、SONYは同数8位に『α7C II』をと、ともに計3機をランクインさせる結果となりました。

そろそろ世代交代の時期では、と言い続けて久しいα7IVですが、相変わらずα7IIIを追い抜くには至っていません。
兄弟機α7C IIと人気を二分してしまっていることも影響しているか。2機の販売数を合わせるとα7IIIを上回るのですが。

Z fも中古商品数は潤沢で、安定した人気を誇っています。
新品はこの2ヶ月ランク外になってしまっています。価格差・ポイント還元などもあり、今後も中古購入が主流となっていきそうです。

α7C IIと同数の8位に入ったのは、『FUJFILM X-T5』。
新品は長らく供給不安定に陥り、ランキングに定着できない時期がありました。
最近は供給も安定していますが、すでに中古の方に購入者の目が移ってきているようです。

先に名前が挙がったα7IV、α7C II、Z fとX-T5は価格帯的にも近しいものがあります。
ご購入の主流が新品から中古に移ってきているのも同様。
今後中古ランキングでの激しい競い合いが期待できそうです。

10位に『Canon EOS R6』と『SIGMA fp』が並びました。
このところCanonの中古というと、昨年終わりに2ヶ月連続で1位を獲得したEOS R5やEOS R3などの方が目立っていました。
EOS R5はかなり人気を集めたこともあり、最近は品薄状態になってしまっています。
価格的にもより手頃で、在庫数の豊富なEOS R6に再び注目が集まるでしょうか。

前回11位と惜しくもランクインを逃したSIGMA fp。今回は10位に滑り込みました。
4月24日に発売されたSIGMA BFの影響が大きいかと。
BFは残念ながらまだ新品ランキングで名前が挙がっていませんが、かなりの話題になっていることは事実。お買い替えなどでfpの中古在庫が増え、興味を持たれる方が増えたようです。
Contemporary 45mm F2.8 DG DNとのキットも人気があるのですが、店頭ではマウントアダプターを介してより小型のLeica Mレンズを装着し楽しみたいという方も目立ちました。
新品ランキングのBFともども楽しみな機体です。

このところ各メーカーから新製品の発売や発表が相次いでいて、目の離せない状況が続いています。
新品ランキングは勿論ですが、新製品登場による中古ランキングの動きも目まぐるしく変化しています。
貴方が注目する機体が次回のランキングでどの位置に入るか、是非予測してみてください。次回もどうぞお楽しみに!
 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:25年06月14日 17時57分 ]

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【Leica】What is Leica Looks? Q3+Leica Selenium編

【Leica】What is Leica Looks? Q3+Leica Selenium編

Leica SL3やQ3に搭載された最先端のイメージプロセッサー「Maestro IV」では
画像処理の高速化や低ノイズに寄与し、Leica独自の色再現性を実現しています。
そして、Maestro IVでは新たな機能として撮影者の好みに応じて変更可能なカラープリセット「Leica Looks」が使用できるようになりました。
この連載ではそれぞれ独自のカラールックを持つLeica Looksに焦点を当て、その魅力に迫っていきます。どうぞお楽しみください!

今回は、Leica FOTOS経由でインストール可能なEssential Looksより、”Leica Selenium”を選択しました。
Leica Seleniumは白黒写真で用いられるセレン色調から着想を得て作成され、落ち着いたトーンと柔らかいコントラストが特徴的なルックとなっています。

—————————

使用した機材はLeica Q3です。
大口径の単焦点レンズやフルサイズのセンサーを搭載し、他にはないユニークさを持ったコンパクトデジタルカメラとして人気を博しているLeica Q3。
搭載されたレンズはスナップや日常使いで使いやすい28mm画角、開放F値はF1.7と非常に明るいレンズとなっており、マクロ撮影にも対応するなど様々な撮影で使用できる万能なレンズとなっています。また、動画撮影も行えるなど様々なニーズに応えるカメラとしても支持を集めています。

Leica Seleniumは白黒写真に紫がかったような雰囲気が特徴的なルックです。
セレン調はもともと写真を長期保存するために印画紙を薬品に浸し、銀の定着を促すと共に色調を変化させることで得られる色調でした。手間暇かけて得る事ができる色でもあったのです。
そんなセレン調もLeicaLooksで簡単に楽しむことができます。

撮影を行った荒川沿いは人口物が多いエリアは白黒写真がマッチしていると感じました。
その中でも橋脚や高速道路の高架などは非常に大きな建築物でありながらどこか繊細な印象を与えてくれます。
今回使用したLeica Seleniumは都会の冷たく、乾いた印象の建築物を程よく強調してくれているように感じました。

夕日を期待してのスポットでしたが、厚い雲に覆われて夕日を写真に収めることはできませんでした。
しかしモノクロで撮影したことにより石畳の質感や海上の波といった細かい部分までしっかりと見ることができる写真になったかと思います。

Leica Q3はオートフォーカス機能やチルト液晶といったM型ライカには無い機能を搭載しています。M型ライカの一つ一つ手順を踏んでいくような楽しさはありませんが機械任せにゆったりと撮影ができます。
また、レンズ交換ができない潔さは散歩など軽い気分で撮影を楽しむにはもってこいのカメラだと思います。

今回はQ3を使って Leica Looksから “Leica Selenium”チョイスして撮影を行いました。
Leica Seleniumの色調がセレン調と聞いた時は使いにくいルックなのではないかと思いましたが、使用してみると意外と素直で使いやすいルックだなと感じました。普段からモノクロ写真を良く撮る方であれば尚のことかと思います。

Leica LooksはQ3シリーズだけでなく、SL3シリーズでも使用することができます。
SL3シリーズであればレンズ交換を行うことができるので、モノクロ写真時代に使用されていたクラシックなレンズなどを合わせて使ってみたいと感じました。

What is Leica Looks? 次回もお楽しみに

↓↓今回使用した機材はこちら↓↓

[ Category:Leica | 掲載日時:25年06月14日 11時00分 ]

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【Panasonic】コンパクトでフルサイズS5M2にちょうど良いレンズを持って 

【Panasonic】コンパクトでフルサイズS5M2にちょうど良いレンズを持って 

先月Panasonicから新しいS1シリーズ【S1II & S1IIE】が今月の6月19日に発売決定という情報が報じられました。
Panasonicから期待の新製品ということで、盛り上がりをみせているフルサイズミラーレス「LUMIX Sシリーズ」

今回は電車の長旅と称して所用の為、少し遠い場所へ向かった際に
機材を持ち出し撮影したものをご紹介しようと思います。

旅ブログを書く事が多い筆者ですが、持ち歩く際の条件に
「軽い・コンパクト・ズームも可」と要望が多く詰まっていることが多いです。

今回、川越ぶらり旅での組み合わせは「Panasonic LUMIX DC-S5M2 + Panasonic LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」です。

①「Panasonic LUMIX DC-S5M2

全長約92mm、重量は約740g
発売日が2023年2月

※新品価格は約25万円であり、中古価格は約18万〜約19万円【2025年6月現在】

②「Panasonic LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」

全長約87mm、重量は約350g
発売日が2020年7月。

※新品価格は約7万円であり、中古価格は約3万円【2025年6月現在】

今回のボディとレンズの組み合わせでは、メーカーより「標準ズームキット」として発売されています。
③「Panasonic LUMIX DC-S5M2K  標準ズームレンズキット」

全長約160mm、重量は約1100g
発売日が2023年2月。

※新品価格は約28万円であり、中古価格は約21万円【2025年6月現在】

筆者ひと押し 〜S5M2〜
LUMIXフルサイズ機として初「像面位相差AF」搭載
→測距点779点(S5は測距点225点、コントラストAF)とほぼ画面全域を補うシステムを採用。コントラストAFで苦手としていた複数ある被写体や逆光シーンなどで、迷わずに高精度かつAFもより早くピント合わせが可能。

電子ビューファインダーが約368万ドットに進化、より見やすく
→S5の約236万ドットから進化し、ファインダーを覗いた時の見やすさに驚く方が多いと思います。

外観の大きな特徴でもある「放熱ファン」を搭載
→長時間の撮影だけでなく、時間を気にせずに動画撮影も可能となっており、至れり尽くせり。

細部まで解像する為、動きがある被写体撮影だけでなくスナップ撮影・風景撮影・ポートレート撮影といったオールマイティで活躍できます。

・・・

今回でお邪魔するのが3度目と記憶している川越駅に降り立ち、東口より歩いて小江戸方面へ向かいました。
先に第一目標の買い物を終わらせ残りの時間で観光と撮影の時間に充てましたが、行こうと考えていた場所を全て回る事は出来ず、食べたいと思っていた鰻・プリンなど食べれずに帰宅時間がすぐに来てしまいました。

〜川越八幡宮〜

大通りを真っ直ぐ歩いている時に目に止まり立ち寄りました。
厄除け(桃)の神様、お稲荷様、イチョウの御神木近くの安産碑など、可愛らしい物に目を奪われてしまいました。

滞在時間が10分も無かった為、境内の広さなども分からず去ることになりました。
後で調べてみると、もう少し時間を割いて回れば良い経験が出来たのではないかと思ってしまいました。

作例を通して、LUMIXが描く「色味」に惚れる方が多いと身近でも感じます。筆者もその一人です。
LUMIXだからこそ出る「唯一無二の色」「忠実な色」それぞれが魅力の一つです。

・・・


蔵造りの街並みが一望できる通りにある、アンティーク調の被写体にレンズを向けてみました。
寄り道をしたので時間に追われ目的地まで自然と早足になり、これ撮ってみようと気になった物は一瞬で決めないといけませんでした。

S5M2ではS5より強力になった手ブレ補正機構が威力を発揮しました。
ボディ内手ブレ補正は5段分、レンズ内手ブレ補正との連動で6.5段分と、風景写真を撮影する事が多い筆者にとっては大変ありがたいです。

買い物を終え小江戸を楽しみながら、これも何かのご縁でしょうか。ふと小道を進みご飯処を発見。
筆者のグルメ脳は、ココにしようと反応しました。

店内がとても落ち着ける空間で雰囲気が良かったので腰を据え、注文したうどんセットの到着を待ちました。
5月の暑さではないと思いながら、電車移動や徒歩での移動が重なって空いていた胃袋を潤してくれました。

撮った写真を液晶画面で確認するのはよくありますが、その場で転送ケーブルを使用してスマホで確認することが多々あります。バッテリーライフ面でもUSB PD対応になり、筆者個人が感じたのが出先でもストレスなくデータ転送が可能であるのは強い武器だと感じました。

確認した時に筆者の好きな、発色が良い仕上がりで食べた後に再び満足しました。
素材の良さがより引き立つ、揚げ物の黄色が良く再現されており、実際に目で見たものを忠実に映し出しています。

また緑色の再現では濁るような色味とは言わず、すっきりしており強弱も忠実と感じます。

何年ぶりにお邪魔した川越の小江戸周辺でしたが、修学旅行等の行事なのでしょうか。生徒さんが食べ歩きや買い物をしている姿を見る事ができ、どこか懐かしい気持ちになりました。

重すぎず、それでいてコンパクトであるので
ふらっと持ってお出かけに出るのにちょうど良い組み合わせだと思います!

ぜひ今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

▼今回使用した機材はこちら▼
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[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年06月13日 18時00分 ]

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【Nikon/CONTAX】Z6II×CONTAX  Planar T*50mm F1.4で日常に少しの味わいを。

【Nikon/CONTAX】Z6II×CONTAX  Planar T*50mm F1.4で日常に少しの味わいを。

Nikonのミラーレス一眼カメラ、Zシリーズ。
Zマウントには数多くの高性能レンズが存在し、ZレンズがあるからZマウントを選ぶ、という方も多いでしょう。
ですがZマウントにはもう一つの楽しみ方があることをご存じでしょうか。
それが、マウントアダプターの使用です。実はZマウントボディは、マウントアダプターを介したレンズの使用にも最適な設計なのです。
そこで今回は、古今東西様々なレンズをZマウントボディに装着し、ボディ、そしてレンズの魅力を再発見していこうと思います。


関東でも梅雨入りをし曇りや雨など天気も移り変わりが激しく、撮影に遠出をするには微妙な空模様。
家の近くにある高畑不動尊のアジサイが咲き始めたお知らせを目にし、お散歩がてらカメラを片手に訪れました。

使用機材はNikon Z6IIFTZ IIを使用しCONTAX  Planar T*50mm F1.4 MMを付けました。
今までデジタルカメラしか使ってこなかったため自宅で試し撮り。
「標準レンズの帝王」と呼ばれるほどの代表的なレンズとはこのことかと早々実感しました。

6月中はあじさいまつりが行われ全国から寄せられた約250種、世界各地のあじさいの仲間が集められ3800株、合わせて約7800株が咲き乱れ、毎年遠方からも多くの人で賑わいを見せております。
撮影日はそれよりも少し早い5月中頃、平日のお昼前は静かな時間が流れておりました。
ファインダーを覗きゆっくりピントを合わせるにはもってこいの場所でしょう。

Planar T*50mmは使いやすい標準画角のレンズで物撮りから風景まで幅広く活躍します。
シャープな写りと発色の良さがニコン機にもとてもマッチします。

撮影地が連載2つ目と被ってしまいましたが、比較しても使用レンズが違うメーカーなだけでかなり印象が変わることが分かります。

使用レンズCONTAX Planar T*50mm F1.4 にはAEとMMの2種類が存在しています。
AEの方が古く、MMの方が新しく、後者はプログラムモードやシャッタ―優先モードに対応し、絞りの形が変わりました。AEは手裏剣ボケというレモン型のボケが特徴的、MMは優しい丸ボケを映してくれます。

被写体を境内の花へ。ボケ感で遊ぶことができ色々な構図で撮影を楽しむことができます。
最短撮影距離0.45mと開放F値1.4で撮影できるので、前後の大きなボケを活かした柔らかな表現が可能です。

Z6llはQuad-VGA有機ELパネルを採用しており、視野率約100%、ファインダー倍率約0.8倍、対角視野角約37.0°を達成しています。
初心者でもマニュアル操作を苦なくおこなえ、自然な見え方を実現しており空間をそのまま閉じ込めたような1枚を残すことが可能です。

Z6llにはマニュアルフォーカスに役に立つ機能が搭載されております。

撮影前に拡大ボタンを押すと、拡大画像で詳細なピント確認が可能。
電子ビューファインダー内では、被写体にピントが合うとピント表示(〇)と選択したフォーカスポイントが緑色に変わって知らせてくれるフォーカスエイド機能と、画面内で最もコントラストが高い(ピントが合っている)部分の輪郭を、カメラが自動検出して色を付けて示すピーキング表示機能が搭載。検出感度も3段階で調節できます。
マニュアルレンズ初心者の私でも、近くの被写体も遠くの構図もボディのおかげできれいにピントを合わせることができました。

優雅に泳ぐカメ、早いものでなければピントも容易に合わせることが可能です。
拡大していただくとカメの優しい笑顔と解像力がお分かりになるかと思います。

ランチは古民家カフェへ
こういった室内で便利になってくるのが背面モニターです。
3.2型、約210万ドットの大型・高精細モニターのためメニュー設定や撮影、ピンチやスワイプによる拡大画像でのピント確認も容易です。
チルト式画像モニターを使えば周りのお客様の迷惑になることなく座ったまま真上や真横からの写真も撮影することができます。
ファインダーと同じく高画質なモニターのおかげで色や陰影までしっかり感じ取りながら撮影が可能。フィルムカメラの現像するまでわからないわくわく感ももちろんいいですが、失敗できないような場面では重宝いたしました。


個性豊かなオールドレンズと、選択肢の豊富なZマウントボディたち。
是非あなただけの”ベストコンビ”を探してみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに。
バックナンバーはこちらから

 

↓※使用商材はこちら↓




[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:25年06月13日 17時00分 ]

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【SONY】ZV-E10IIとマクロと共に自然を感じる

【SONY】ZV-E10IIとマクロと共に自然を感じる

梅雨の時期も直前に、だんだんと植物たちが生い茂る時期になってきました。
今回撮影を行ったのはSONY VLOGCAM ZV-E10ⅡとSONY E30mm F3.5 Macro この2つを持って世田谷にある等々力渓谷へ向かいました。

現在倒木により多くの道が工事中になっている等々力渓谷ですが、等々力不動尊や不動の滝の付近は入ることが出来るのでその付近を散歩しました。

等々力駅から迂回路を抜けると等々力不動尊の看板が見えてきました。境内や不動の瀧周辺には多くの龍を現した像があり万願寺・等々力不動尊で祀られている不動明王とは密不可欠の関係であるために多くの龍の吐水口や龍を模した像がみられるようです。

境内の中を進んでいくと色とりどりの紫陽花が咲いていました。普段花の撮影をする場合花の全体像を写しての撮影を行う場合が多い私ですが今回はマクロレンズをつけていったのでしっかり被写体に寄って撮影を行いました。

マクロレンズを普段使うことがないのでここまで寄れることに感動を覚えました。今回のレンズの最短撮影距離は約9.5㎝であり花弁の筋までしっかりと認識できるまで寄ることが出来るので日常とは違う視点の楽しさを教えてくれます。また、今回ストラップをつけずに鞄の中から直接出し入れする形で撮影を行っていましたがZV-E10IIというボディの重さ約377g(バッテリーとメモリーカードを含む)の軽量小型のボディと約138gのレンズで撮影を行っているので寄って撮影する場合どのような姿勢になろうとも特に苦に感じる部分はありませんでした。約510gの重さといえば多くの人が持っていいるであろう500㎜ペットボトルとほぼ同じ重量なので手にも馴染みやすい方が多いのではないでしょうか。

 

等々力不動尊をさらに奥へ進んでいくと、眼下のほうに不動の瀧が現れました。この場所は平安時代後期創建と伝わる等々力不動尊の霊域にもなっており今での滝行が行われているそうです。

私自身が想像していた滝とは雰囲気が違っていたのですが不動明王像に見守られながら二つの龍の吐水口から水が流れていました。都内では普段生活している中で感じないような非日常的な空間で日ごろの疲れが飛んでいくようでパワースポットの力を感じる事が出来ました。

多くの植物や花が咲く環境の中で竹も生い茂っていました。タケノコの芽の部分はよく目にするものですが皮の部分で見ることがあまりなかったのでマクロレンズならではの寄りながら撮影を撮ってみました。タケノコの皮の部分の微細な繊維の様子や模様もしっかりと写してくれます。

等々力を離れる前にカフェに寄ってパンを頂きました。歩き回って疲労した体の回復にはぴったりのハムとチーズが包まれたパンで一息。ちょうどいい塩加減でとても体に染み渡りました。

ZV-E10IIのとE30mm F3.5 Macroを使って撮影を行いましたが、2つ組み合わせても軽量なのでどこにでも持ち歩けるという魅力を最大限に実感しました。撮影に訪れた場所は遊歩道として整備されていましたが、自然も多い場所となると足場の悪いところも多くなるため重い機材を持ち長時間移動するのはなかなか大変です。しかし今回のマクロレンズは軽量で焦点距離も30mm(フルサイズ換算:45mm)。1つのレンズで接写やスナップ撮影等様々な用途に使うことが出来ます。このような軽量さ、快適さを兼ね備えた組み合わせで撮影を楽しんでみてください!

▼今回撮影に使用したレンズはこちら!▼

 

▼今回撮影に使用したボディはこちら!▼

 

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[ Category:SONY | 掲載日時:25年06月12日 11時00分 ]

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【etc.】CFexpressカードの選び方…各種規格をご紹介!

【etc.】CFexpressカードの選び方…各種規格をご紹介!

現在、ミラーレスカメラのメディアとして普及が進むCFexpressカード。

しかし種類や用語が多く、分かりづらいため、よく分からないまま使っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、CFexpressカードを選ぶ際に、参考になるよう、情報を取りまとめてみました。

 


目次
  1. フラッシュメモリってなんだろう?
  2. CFexpress カードとは
  3. CFexpressのTLCやpSLCって何?
  4. CFexpress 2.0と4.0
  5. VPG400とは?
  6. 容量はどれくらい必要?
  7. 結局どのカードを選べばいいの?

  フラッシュメモリってなんだろう?

 

フラッシュメモリとは、データ記憶装置のひとつで、電源から通電していなくてもデータを記録できる「不揮発性メモリ」です。

このようなフラッシュメモリは、大きく分けてコストパフォーマンスに優れ、高集積化(=大容量化)が行いやすく、データの書き込みにも秀でたNAND型と、

コストは高くなってしまうものの、高速な読み出しを実現しているNOR型に大別されます。

一般的に、デジタルカメラ向けのフラッシュメモリとして採用されている民生品は、NAND型が主流です。

カメラ用に市販されているCFexpressカードも、NAND型のメモリに分類されます。

 

 

フラッシュメモリは、その筐体の中に無数のセルという小さな部屋を持っており、そこに電子という小さな粒を保管したり、放出したりすることで、情報を記録します。

この電子がある状態、ない状態をそれぞれ1と0とし(2進数)、その組み合わせが情報を形作るわけですね。

セル一つに対し、bitという単位を用い記録され、1bitが8個あつまり8bitになると1Byteとなります。

1Byteはさらに1024個集まる(2の乗10乗)と1Kilo Byte (KB)となり、1KBがさらに1024個あつまって1Mega Byte(MB)、さらにそれが1024個で1Giga Byte(GB)、そして同じようにしてTera Byte(TB)となります。

 

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  CFexpress カードとは

 

CFexpressカードは、SanDisk社などが主導したコンパクトフラッシュアソシエーションにおいて策定された、

取り外し可能なリムーバル記憶カード規格の一つです。

PCなどの環境で広く普及した、PCIe(PCとの入出力に関するインタフェース規格)や、

PCIeを基に、SSDなどの記憶ストレージとPCが通信を行うのに最適化されたNVMeといったプロトコル規格に適合しています。

ざっくりいうと、インターフェースは機器の接続に関するかたち、

プロトコルは接続する際、機器とやりとりを行う取り決めのことを指しています。

 

 

 

これらの規格は、通常SSDなどのPC用記憶機器が、PCと通信を行うのに使用されるため、互換性に秀でており、かつ、

従来のSDカードなどのフラッシュメモリと比べ、大容量化・高速転送などを可能にしています。

そんなCFexpressにはフォームファクタという形状規格があり、SDカードに近い小型サイズのType A、既存のXQDカードと同寸法を採るType  B、

さらに大きなサイズとなるType Cなどが存在し、デジタルカメラ製品では主としてType AやType Bが採用されています。

ご自身が使用されるカメラがどのタイプになるかは、事前に確認いたしましょう。

 

 

 

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 CFexpressのTLCやpSLCって何?

 

まず前提として覚えておきたいのは、SDカード、XQDカード、CFexpressなどのようなフラッシュメモリである不揮発性メモリは、寿命が存在します。

前述したセルに対し、データの記録を繰り返し行うことで、徐々に劣化していっていき、劣化が進行すると、最終的に記録できないなどの状況になることがあります。

製品によりばらつきはありますが、一般的なフラッシュメモリはで数千~数万回程度の書き込みで寿命にいたるとされています。

 

さて、CFexpressカードの性能指標の一つとして、TLC(Triple Level Cell)とpSLC(pseudo Single Level Cell)などという言葉をよく聞きます。

この「~Level Cell」というのは、前述した1bitを記録する部屋を、どう分けるか、という考え方です。

1つのセルを1部屋で使うSingle、2部屋で使うMulti、3部屋で使うTriple、4部屋で使うQuadなどほか、複数部屋に分かれているものを疑似的に1部屋として使用するpSLCがあります。

現在流通している民生品では、比較的安価なTLCと、やや高価ながら転送速度や製品寿命に優れたpSLCといった形で分かれています。

 

 

なぜこのような形になっているかというと、CFexpressやSDカードのようなフラッシュメモリにおいてセルに1bitのデータを保存する際、

部屋を分けることで保管するデータ量を増やすことが出来ますが、データを読み出し速度の低下や、フラッシュメモリそのものの寿命が相対的に短くなってしまう傾向があります。

pSLCは、pseudo(疑似)という言葉通り、TLC等の複数小部屋に分かれているセルを疑似的に1つのセルとして贅沢に使用する事で、製品寿命や読み出し速度の向上に寄与しています。

一方で、pSLCは、たとえばTLCがベースとなっている場合、本来1セルで3bit記録できるセルを1bitしか記録できず、3bit分の情報を記録するのに3倍のセルが必要となるため、結果的にコストが高くなる傾向があります。

しかし、実際のSLCで同容量を実現しようとした場合、pSLCよりもさらに高コストとなってしまうため、pSLCは、ある程度の製品寿命やパフォーマンスを実現しつつも、SLCと比較しコストも抑えているというNANDと言えます。

 

 

SLCとTLCの比較(例)。TLCのほうが、1セル当たりのデータ保存可能量が多いため、低コストで大容量化を実現可能。

一方で、1セル当たりの書き込み回数が多くなり、製品寿命はSLCやpSLCと比較し短くなります。

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 CFexpress 2.0と4.0

 

CFexpressは、Type AからType Cの間で、採用するPCIeのレーン数が異なります。

レーン数は、たとえばCFexpressと接続される機器をつなぐ道路と考えることができます。

レーン数、すわなち道路の数が多ければ、より多くの車で通行、つまり通信ができるので、データの高速転送が叶います。

Type Aでは1レーン、Type Bでは2レーン、Type Cでは4レーンが採用されています。

さらに、このPCIe規格にも世代が存在し、新しい世代は前世代に比べ、1レーンあたり2倍のデータ転送能力を備えます。

現在、CFexpressカードで主流となっているPCIe世代は3.0と4.0であり、

「PCIe 3.0を採用するCFexpress 2.0規格」と、「PCIe 4.0を採用するCFexpress 4.0規格」が存在します。

 

 

これは先ほどのように道路にたとえた場合、CFexpress 4.0のほうが、通過する車の速度がとても高速であるイメージで、

同じ時間で比較した際、より複数の車(情報)をやり取りすることができます。

一方で、CFexpress 4.0は転送速度は高速となりますが、比較的高価格となり、また通信速度を十分に発揮するためには

PC側やリーダーでも規格に対応した周辺機器をそろえる必要があります。

 

 

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 VPG400とは?

 

上記とは別に、VPG400という規格があります。

これは、前述したコンパクトフラッシュアソシエーションが策定した、動画の転送に関する規格で、

対応したカメラでVPG400規格に準拠したメモリーカードを使用すると、

最低でも400MB/sの書き込み速度を保証するというものです。

VPG400は、カメラ側でも対応している必要があり、既存のカメラ製品では、キヤノン R3やR5などが対応しています。

8K動画や高速連写を継続的に行うビデオグラファー・フォトグラファーの方は、チェックすべき項目です。

 

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 容量はどれくらい必要?

 

実際に撮影に必要な容量については、カメラや撮影者によって様々となります。

例えば、2400万画素のJpegデータのサイズを仮に20MBと仮定した場合、64GBでは単純計算で3200枚の写真を撮影することが可能となります。

ただ厳密にいえば、メモリーカードに含まれるメタデータや、撮影画像のデータサイズも一律ではないため、これより減少することもあるでしょう。

また、同じ2400万画素でもRAWデータで記録した場合は、撮影可能枚数はもっと少なくなります。

 

その他、メモリーカードに撮影画像を記録した際に含まれるメタデータは、カメラのメーカーや機種ごとに異なっています。

原則、画像記録ができない、読み込めないなどといったトラブルを防ぐため、カメラごとにフォーマットしたメモリーカードをご使用いただくことを推奨いたします。

 

ユーザーの方個々人で様々な考え方があると思いますが、下記に個人的な所感から目安を記載いたします。

 

①2400万~3600画素のカメラで、RAW画像を記録したりするが、連写などはあまりしない、普段使いが中心。
→32GBから128GBほどがオススメです。

②2400万~3600画素のカメラで、動画撮影をメインで使用したり、高速連写を行うことがある。

→128GBから512GBほどがオススメです。

③4500万~6000万画素以上のカメラで、RAW画像を記録したりするが、連写などはあまりしない、普段使いが中心。

→64GBから256GBほどがオススメです。

④4500万~6000万画素以上のカメラで、動画撮影をメインで使用したり、高速連写を行うことがある。

→256GBから1TBほどがオススメです。

 

また、分けられる範囲で、細かくメモリーカードの容量を分けて複数枚所持されたほうが

いずれかのカードが不具合に直面した場合の対応が可能なため、複数所持を推奨いたします。

 

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 結局どのカードを選べばいいの?

 

上記を踏まえたうえでも、複数のメーカーや、複数のラインナップがあり、迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時おすすめのCFexpressカードを下記でご紹介いたします。

 

①価格は抑えつつCFexpressカードが欲しい
TLCを採用するなどで、価格を抑えたラインアップです。


 

②高速な転送速度や、高い耐久性のあるCFexpressカードが欲しい

pSLCの採用や、CFexpress 4.0規格に適合しているラインアップです。


 

③高いクオリティを求められる動画撮影や、高画素で高速連写を行うためのCFexpressカードが欲しい

VPG400など、最低継続書き込み速度などのスペックから、クオリティの高い動画撮影におすすめなラインアップです。

 


以上、CFexpressカードの選び方を、さっくりご紹介いたしました。

ちなみに、当社では新品のほか、中古のCFexpressカードもお取り扱いしております。

もし、価格を少しでも抑えたい!という方は、ご覧になってみてください。

▼CFexpressカードやカードリーダーのお取り扱いはこちら!▼
MapCameraのCFexpress関連製品一覧

[ Category:etc. | 掲載日時:25年06月11日 19時00分 ]

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【Canon】寄れるから1本で完結!EOS R6 + RF24mm F1.8 Macroで撮る日常と旅の記録

【Canon】寄れるから1本で完結!EOS R6 + RF24mm F1.8 Macroで撮る日常と旅の記録

 
“ちょうどいい”カメラとレンズを探して

写真や動画を楽しむ中で「これひとつで何でも撮れたら…」と思うのはよくあることです。旅先でも日常のちょっとしたお出かけでも、荷物を最小限にして、ふと思い立った瞬間にすっと構えられる──そんなカメラとレンズがあったら、きっと撮影のハードルがぐっと下がるはずです。

今回ご紹介するのは、Canon の『EOS R6』と『RF24mm F1.8 MACRO IS STM』の組み合わせ。小型・軽量できれいに撮れるボディと、広角でスナップや風景が撮れるのはもちろん“寄れる”という強みを備えた単焦点レンズです。

先日、広い自然公園を訪れ、このレンズ1本で風景や動物、植物などを撮影してきました。この記事では、実際の作例とともに、この組み合わせがどれほど「日常にも旅にもフィットする万能セット」であるかをお伝えしていきます。

葉の隙間から光条


開放感をそのままに

訪れたのは郊外の自然豊かな公園。雲ひとつない快晴の青空が、まるで絵に描いたように芝生の緑と対比していました。こうした開放的なシーンでは、広角24mmの画角がとても気持ちよくハマります。

『EOS R6』のセンサーは解像感が高く、空のグラデーションや草の質感までしっかり描き出してくれます。『RF24mm F1.8 MACRO IS STM』も開放からシャープで、周辺減光も自然。画面全体に広がる爽やかさを、そのまま記録することができました。

また、『EOS R6』の優れた手ブレ補正(最大8段)とこのレンズのIS(4.5段)の組み合わせは強力。手持ちでの風景撮影でも安心感があります。

汽車が駅に到着!
トンネルも広々と


かわいい動物を自然な距離感で

公園内には、うさぎやモルモット、クジャクなどの動物たちがのんびりと過ごしているエリアがありました。子どもたちの歓声が響く中、私はそっとカメラを構えて静かにシャッターを切ります。腿に載せた動物を撮るという距離が取れないシーンでも、『RF24mm F1.8 MACRO IS STM』は最短撮影距離が短いので問題ありません。

動物にあまり近づけないシーンでは、寄れる広角という特性が活きてきます。最短撮影距離14cmというスペックは、“マクロレンズとしての能力”というよりは「近くにいる被写体を自然な距離感で大きく写せる」という利点をもたらしてくれます。

『EOS R6』のデュアルピクセルCMOS AF IIは動物の瞳AFにも対応しており、被写体が少し動いてもピントをしっかり追従。AFも静かでスムーズなので、動物たちの自然な表情を邪魔することなく撮影できました。パーツにもそっと寄れます。

柔らかなうさぎの耳の質感
モルモットの瞳に映るものは
向かい合うクジャク
ニンジンをあげられます


水の表現

少し歩くと、池に白鳥の姿を発見。暑さで羽を浮かせっぱなしなので、いつもとフォルムが異なりどうなっているのか近付くまでわかりませんでした。風景の中にアクセントのある被写体がいるとき、24mmという画角はとてもバランスがよく、「広さ」と「主役の存在感」をうまく両立させてくれます。

『EOS R6』は高速シャッターもお手の物。流れる水を1/8000で止めて撮ると、暴れる様子がよくわかります。

暑いので白鳥も羽を浮かせっぱなし
シャッタースピード 1/8000 なら水の流れも止められます
池のほどりに咲くドクダミの花


遊具や植物、日常の切り取りにこそ強い

子どもたちが遊ぶカラフルなトンネル遊具や、ベンチの隣に咲いていた季節の草花などちょっとしたモチーフを見つけるたびに、「このレンズにしておいてよかった」と感じました。

特にF1.8の明るさは大きな武器で、周囲の賑やかさや雑多な背景を自然にぼかして、主役を引き立たせることができます。広角ながらもしっかり被写界深度が浅くなり、「広く写す」だけではない絵づくりが可能です。

加えて、軽量な『RF24mm F1.8 MACRO IS STM』はわずか270g程度。『EOS R6』との組み合わせでもストラップに下げているのを忘れるほど軽快で、気軽に構えてさっと撮る──その繰り返しがストレスなく続けられるのは大きな魅力です。

長い滑り台
丸いトンネルと格子の影が印象的
濡れたタイルの質感がよく表れています
細長いあじさいの花は珍しいです
いじわるな撮り方で味を出す


まとめ:広角単焦点で寄れるレンズは、日常と旅をつなぐ1本

『RF24mm F1.8 MACRO IS STM』は、「マクロ撮影ができる広角単焦点」というユニークな立ち位置のレンズです。しかし、実際に使ってみるとその真価は“寄れる”ことだけでなく、“軽くて万能であること”にあると実感しました。

『EOS R6』という高性能ボディとの組み合わせで、風景からスナップ、動物、近接撮影までを1本でカバーできる──これはまさに、「1本で完結する」という言葉がふさわしいコンビです。

寄れることで生まれる構図の自由、明るさによる描写力、広角ならではの広がり感。それらを『EOS R6』がしっかり引き出してくれるのです。

「単焦点レンズはちょっとハードルが高い」と感じている方にも、この組み合わせは強くおすすめできます。旅先でも、近所の公園でも、そして何気ない日常の中でも。“寄れる広角単焦点”という選択肢は、写真の楽しさを再発見させてくれるはずです。どうぞお試しください。

帰り道

使用機材はこちら

[ Category:Canon | 掲載日時:25年06月11日 18時30分 ]

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【Canon】次の段階へStepUp~EOS R6 Mark II~

【Canon】次の段階へStepUp~EOS R6 Mark II~

今まで私が使用していた「EOS R10」
R10はEOS R7と同様にAPS-Cサイズのセンサーを搭載したモデルで、小回りが利く重さと高いグリップ力のスタイルから長く愛用してきました。
しかし、最近少し撮影していてどうしてもAPS-Cに物足りなさを感じ始めてきました。

 

もう少し広く場面を収めたい

 

そんな思いからフルサイズセンサーのカメラ「EOS R6 Mark II」に手を伸ばしました。

 

– 愛用レンズの使い勝手の変化 –

RF50mm F1.8 STM で撮影

 

低価格帯でありながらF1.8の明るさとコントロールリングを備えたレンズ「RF50mm F1.8 STM」
EOS R10を使用していた時から愛用しているレンズの一つではありますが、
EOS R10に装着すると35mm換算で約80mmの焦点距離になるため、望遠よりの感覚でサブレンズとして使用していました。
新しい愛機の「EOS R6 Mark II」ならばコンパクトな50mm単焦点として活躍できます。
カメラに装着した際のバランスも良いため、標準メインレンズの1本として使用しています。

 

– フルサイズで夜を撮る –

RF16mm F2.8 STM で撮影

 

快適な夜景撮影を楽しめる「HDRモード」
EOS R10にも備わっていた機能で、EOS R6 Mark IIにももちろん搭載されています。
一度に露出が違う3枚の写真を撮影し、それを自動で合成してくれる機能です。
フルサイズということもあり、「HDRモード」を使用しなくても夜間の撮影はEOS R10を使用していた時よりもストレスを感じることはなくなりました。

 

–  5軸手ブレ補正撮影 –

RF50mm F1.8 STM で撮影

 

ボディ内の手振れ補正機能があるおかげで、EOS R10よりもより使い勝手はよく感じています。
ほとんど手持ちで撮影することが多いため、非常に助かっています。
今回使用している「RF50mm F1.8 STM」はレンズ内手振れ補正を搭載していないレンズになりますが、ボディ内手振れ補正が搭載されているカメラに装着すると、ISを搭載していないにも関わらず5軸手ブレ補正撮影が可能となります。
IS搭載モデルの対応レンズを装着した時よりは効果は大きくはありませんが、安心して撮影を楽しめました。

RF50mm F1.8 STM で撮影

 
完全に膝をつけてしゃがむと低すぎる。しかし、立ちっぱなしでは高すぎる。
こういった中腰にかがむ必要があるシーンでもブレの心配がないのはありがたかったです。

 

–  新しい愛機 –

RF16mm F2.8 STM で撮影

 

ファインダーも観え方や、オートフォーカス設定の止まっている被写体向けの「ONE SHOT」と、動いている被写体にピントを合わせ続ける「AI SERVO」を自動的に切り替えてくれる「AI FOCUS」などの便利機能が詰まっており、ミドルクラスと言えど、あらゆる性能が高水準でまとまっているフルサイズ機です。

 

 

↓新品商品はインターネットからのご注文で安心安全の2年間保証付き!↓

[ Category:Canon | 掲載日時:25年06月10日 17時00分 ]

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スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集【総集編】

スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集【総集編】

新生活にも慣れてきたこの頃。新しく趣味を始めるにはよい時期かと思います。
そこで今回は「初心者向けレンズキット特集」と題し、スタッフが各々お気に入りのアイテムで撮影に望みました。
これからカメラを始める方の参考になれば幸いです。
今回は総集編をお送りいたします。様々なメーカーを比較して、自分に合ったカメラを見つけてみてはいかがでしょうか。

目次
  1. Nikon Z50II編
  2. Canon EOS R50編
  3. FUJIFILM X-T50編
  4. OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV編
  5. SONY α6400編

 Nikon Z50II

【Nikon】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.1~Z50II編~

使用したのは「Nikon Z50II ダブルズームキット」です。二本のレンズを使い分け、動物から風景や花まで幅広く撮影してきました。また、AFの速度や正確さについても作例でご紹介しています。


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 Canon EOS R50

【Canon】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.2~EOS R50編~

使用したのは「EOS R50 RF-S 18-45mm IS STMレンズキット ホワイト」です。軽量なボディは片手での撮影も可能にし、撮影のリズムを途切れさせません。またボディカラーがブラック・ホワイトの2色から選べるのも嬉しいポイントですね。


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 FUJIFILM X-T50

【FUJIFILM】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.3~X-T50編~

使用したのは「FUJIFILM X-T50 XC15-45mm レンズキット シルバー」です。フィルムライクなデザインと写りで、他メーカーのモデルとは趣の違いがあります。単焦点レンズのラインナップも豊富なので、後々の選択肢が広いのも特徴ですね。


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 OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV

【OLYMPUS】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.4~OM-D E-M10 Mark IV編~

使用したのは「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV」と「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」の組み合わせです。今回ご紹介する中では最も軽量な組み合わせになっており、沈胴式のズームレンズと合わせて使用することで、旅行などの長時間の撮影でも疲れ知らずです。


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 SONY α6400

【SONY】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.5~α6400編~ 

使用したのは「SONY α6400 ダブルズームレンズキット」です。α9譲りのAFトラッキング性能を持ちながら、普段使いに適したサイズのボディに仕上がっています。今回紹介したAPS-Cセンサー搭載の機種の中では、一番お手頃な価格である点も見逃せません。


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いかがでしたか。自分に合ったカメラは見つかったでしょうか。
写真やカメラを通して、みなさまがより豊かな生活を送れますように。
願わくば、そのお手伝いが出来たらと思います。

[ Category:Canon FUJIFILM Nikon OLYMPUS & OM SYSTEM SONY | 掲載日時:25年06月10日 17時00分 ]

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【Nikon】D750 レビュー|フルサイズの定番!人気中古デジタル一眼レフの実力

【Nikon】D750 レビュー|フルサイズの定番!人気中古デジタル一眼レフの実力

 
中古で人気の『Nikon D750』とは

2014年に登場した『Nikon D750』は、フルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフの中でも“定番”と呼ばれる存在です。発売から10年が経った今でも、中古市場で根強い人気を誇っており、「中古で初めてのフルサイズを選ぶならD750」という声も多く聞かれるほどです。
有効画素数は約2432万画素。ニコンのFXフォーマット(いわゆるフルサイズ)らしい階調豊かな描写力と、素直でナチュラルな発色が魅力です。また、ボディは軽量でグリップ感も良く、フルサイズながら日常使いにもしっかり対応。プロユースにも耐える堅牢性を持ちながら、趣味としての写真撮影にも最適な一台です。



雨が上がりのペイブメントに注がれる眠い光

 
フルサイズ入門にもおすすめの理由

『Nikon D750』がフルサイズデビューに適している理由は数多くあります。まず第一に、描写力の高さ。高感度性能も非常に優れており、ISO6400でも実用的な画質を維持します。暗所でも色が破綻せず、ノイズも控えめ。センサー性能の高さが、夜景撮影や室内スナップでも安心感を与えてくれます。
さらに『D750』にはチルト可動式の液晶モニターが搭載されており、ハイアングルやローアングルの撮影も楽にこなせます。Wi-Fi機能も内蔵されており、撮影後すぐにスマートフォンへ転送してSNSへアップすることも可能です。
操作性の面では、上位機種ゆずりのファインダー倍率やボタン配置がしっかりしており、初心者から中級者、ベテランまで幅広く扱いやすい設計となっています。

このように理由が並ぶと『D750』が2025年の今も人気であることに頷けます。

少なくとも3種のミックス光でも色が転ぶことなく、立体的な描写に

 
相性抜群の標準ズームレンズ

今回組み合わせたレンズは『AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR』。このレンズはF4通しのズームレンズで、焦点距離24mmの広角から120mmの中望遠までをカバーします。街スナップから風景、ポートレート、室内撮影までオールマイティに対応する、まさに“万能レンズ”です。

特に『D750』との組み合わせでは、AFの速度もスムーズでストレスなし。手ブレ補正機構(VR)も優秀で、室内や夜間でも安心して撮影が可能です。24mmでの広角スナップではダイナミックに、120mmでは被写体をしっかり引き寄せて表現でき、フルサイズのセンサーを存分に活かせます。

この相性抜群のカメラとレンズのセットはコストパフォーマンスが非常に高く、セットで入手する方も多いです。





短いバスの停車時間でもサッと撮れる機動力が魅力

 
中古で選ばれる理由

中古市場において『Nikon D750』が選ばれ続けている背景には、性能と価格のバランスがあります。発売当初の新品と比べ、現在は中古がその3分の1程度に抑えらるなどしており、憧れの機種へ手が届きやすくなっています。そしてボディはマグネシウム合金と炭素繊維複合素材の組み合わせで軽くて強く、長く使える信頼性があります。

人気の理由は、ただスペックが高いからではなく、「使いやすく、壊れにくく、写りがいい」という3拍子揃ったバランスの良さにあります。カメラとしての完成度が非常に高いため、今なお人気なのです。



夜スナップもバッチリ

 
まとめ|完成度の高い一眼レフ

『Nikon D750』は、今なお多くの写真愛好家に支持され続けるフルサイズ一眼レフです。その理由は、信頼性の高い画質、優れた高感度性能、快適な操作性、そして中古での手に入れやすさにあります。

加えて、『AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR』との組み合わせは、幅広い撮影シーンに対応できる抜群のペア。街を歩きながら撮るスナップ、室内での作品撮り、夜の情景までもがしっかり描写できるのは、まさに『D750』だからこそ。

中古で購入を検討している方にとって、『D750』は「いま選んでも間違いのない一台」と言えるでしょう。これから本格的に写真を始めたい人にも、一眼レフなられはの操作感を楽しみたい人にもおすすめです。どうぞセットでお試しください。

 

使用カメラはこちら


 

使用レンズはこちら


 

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年06月10日 15時19分 ]

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【SIGMA】痒い所に手が届く、なんでも撮れる便利ズーム

【SIGMA】痒い所に手が届く、なんでも撮れる便利ズーム

梅雨も近づき雨の降る日も多いこの頃。
この日は運よく晴れていたので外出し、この季節ならではの植物を撮影してまいりました。

使用したレンズはSIGMA Contemporary 16-300mm F3.5-6.7 DC OS(フジフイルムX用)。
こちらは丁度1か月ほど前に発売され、35mm判換算で24-450mmの画角を持つ高倍率ズームレンズになります。
今回はFUJIFILM X-T5に合わせました。

梅雨といえばアジサイでしょうか。まだ三分咲きくらいのものが多かったので東京での見頃はこれからだと思います。
今回使用したレンズは焦点距離70mmにおいて最大撮影倍率1:2、ワイド端の最大撮影倍率1:3、テレ端でも1:4の高い最大撮影倍率を実現しているため、ズームレンズでありながらマクロ撮影も可能です。

可愛らしいピンクのアジサイ。
木漏れ日を背景に望遠で撮影するとしっかりと玉ボケを写すことができました。

高倍率ズームレンズで気になるのは手ブレのしやすさです。
レンズ内手ブレ補正がワイド端で6段、テレ端で4.5段入っています。X-T5のボディ内手ブレ補正も相まって日中の日陰の撮影でもあまり手ブレを気にせず撮影することができました。

テレ側での作例が続いたのでワイド側での写真を。清掃工場が近くにあったので煙突を撮影しました。
焦点距離16mmでは大きな煙突も切れることなく撮影することができます。

春に咲いた花々が実を結んでおり、上から梅、葡萄、枇杷と馴染みのある果物がなっていました。
この季節になると梅干しを漬けねばと毎年筆者は思います。

広角から望遠まで使えるこのレンズは一本あればなんでも撮影ができるのでレンズを変える手間がありません。
もう少し広角だったら、もう少し寄れたら、という要望に応えてくれる、痒い所に手が届くようなレンズだと感じました。

[ Category:FUJIFILM SIGMA | 掲載日時:25年06月09日 18時00分 ]

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【OM SYSTEM】雨の中でも安心のフォーサーズ!OM-5で梅雨の日散策

【OM SYSTEM】雨の中でも安心のフォーサーズ!OM-5で梅雨の日散策


6月8日に掲載いたしました当該記事におきまして、記載内容に一部誤りがございました。
つきましては、6月10日付で該当箇所を修正いたしました。

九州南部や沖縄ではすでに梅雨を迎え、今月6月上旬以降九州北部から四国・中国・近畿・関東甲信越と徐々に梅雨入りが予想されています。
雨の中、カメラを持ち運ぶのは少し心配…。
しかし、そんな時こそおすすめしたいカメラメーカーがOM SYSTEMです。
今回は、多種多様なOM SYSTEMのカメラの中からOM-5で雨の日に撮影に行ってきましたので作例写真とともになぜ雨の日に特におすすめしたいのがOM-5をはじめとするOM SYSTEMのカメラであるのかという点をご説明させていただきます。

1.マイクロフォーサーズだからこそ実現できるコンパクトさ

まず、マイクロフォーサーズの利点として最初に思い浮かぶのが、他のフルサイズやAPS-Cといったセンサーサイズのカメラと比べてコンパクトなサイズ感が実現できるということです。
今回使用したこのOM-5も幅125.3mm×高さ85.2mm×奥行49.7mmと小さいバッグでも鞄に入るサイズとなっております。
また、重量も約366gとペットボトル500mlよりも軽いカメラになります。雨の日は傘を指していて片手がふさがっていることもあり軽量なボディの方が撮影がスムーズに行えます。
また、センサーサイズが小さい分レンズも同様に望遠レンズであってもコンパクトなサイズ感であることが多いです。
今回のこの撮影で使用したレンズは、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」です。こちらのズームレンズでも382gと先ほどのOM-5とほぼ同様の重さ。
このカメラとレンズのセットでも1キロにならず持ち歩きの負担にもなりません。
雨の中では、カメラバッグに入れて都度バッグから取り出すよりもストラップを付けて常に首から下げて携帯していた方が使い勝手がいいように思います。そのため、このような軽量な組み合わせがおすすめです。

2.強力な手振れ補正

OM-5に限らず、OM SYSTEMのカメラの一つの大きな魅力として強靭な手振れ補正が搭載されているという点が挙げられます。
OM-5には、5軸手ぶれ補正が搭載されております。今回のレンズにはレンズ内手振れ補正が搭載されていませんが私個人の感覚では、OM-5をはじめとするOM SYSYTEMカメラはレンズ内手振れ補正がない場合でもシャッタースピードが1/10程度であっても両手でカメラをもって撮影した場合、ほとんど手振れが発生していないように感じます。
そのため、街中のスナップ撮影以外のシーンでもアウトドアでアクティブに使用される方に人気のメーカーがOM SYSYTEMです。
今回の雨の中での撮影も同様に、傘を片手で不安定な手元での撮影シーンが多く考えられるためOM SYSYTEMの強靭な手振れ補正は梅雨の撮影の強い味方となってくれます。

3.高い防塵防滴性能

OM SYSYTEMの特徴として、強い防塵防滴性能が挙げられます。
今回使用した、OM-5とM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIはそれぞれOM SYSTEM(OLYMPUS)製防滴カメラ、もしくはレンズと組み合わせて使用した際にIP53という高い防塵防滴性能を発揮します。
OM SYSYTEMをはじめとする、高い防塵防滴性能を持つカメラやレンズで表記のあるIP〇〇とは、防塵・防滴保護等級と呼ばれ、塵や埃等の固体異物と水の浸入からどれだけ耐久性があるかを示す、IEC(国際電気基準会議)及びJIS(日本工業規格)の2つで定められた規格となります。
IP〇〇と表記のあるうちの最初の数字は、防塵性能の強さを表し最大数は6となっています。
そのため、IP6〇とは完全な防塵構造を持ち、塵等の混入を完全に防御出来る性能を持つものです。
後半の数字は、水の侵入に対してどれほどの性能を持つかという数値となっており、最大数は8です。
そのため、IP〇8は水面下での使用が可能
なものとなります。

今回の組み合わせはそれぞれIP53等級のため、
「機器の正常な動作に影響が出るほどの粉塵が内部に侵入せず(IP5〇)、左右60度以内の降雨による有害な影響を受けない(IP〇3)」のカメラとレンズの組み合わせであると言えます。

この日は、傘を差しながら片手で撮影を行い撮影に夢中になるにつれカメラが傘からはみ出してしまう場面もありました。
カメラのグリップ部やレンズの鏡胴部分が雨に濡れてしまう時も多くありましたが動作には全く問題なく撮影を最後まで行うことが可能でした。
もちろん、一日中傘を差さずに撮影を行ったり雨の中レンズ交換を行った場合はカメラが壊れてしまう可能性も大いにありますが、傘でカバーできずに多少雨に濡れてしまってもあまり心配せずに撮影が安心して行えると感じました。


4.雨により風情を感じるモノクロ撮影

雨の日はどうしても曇り空に覆われ光が上手く写真に取り込めずどんよりとした写りの写真になってしまうことがあります。
そんな雨の日だからこそおすすめしたいのがモノクロ撮影です。
こちらの写真は同じ場所にあった葉を通常のカラーとモノクロでそれぞれ撮影したものです。
カラーの撮影でも葉の緑が鮮やかに描写されていますが雨の日に葉載った雨の水玉は、モノクロで撮影した方が存在感を感じられるように感じます。
広角での風景写真等を撮影したときに色の鮮やかさが足りないと感じる場面ではモノクロモードでの撮影を行うことでより味のある写真が出来るように思います。

また、葉の写真の通りこちらのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIの最短撮影距離は0.2m。
葉に寄っての撮影も可能です。雨の日で撮りたい写真として水たまりの様子や、葉の上でまとまった水玉が挙げられます。
その際にOM-5はバリアングル式液晶のため地面に近寄っての撮影もスムーズに行えます。

5.OM SYSYTEMだからこそ楽しめるアートフィルター

4.でご紹介したモノクロ撮影を、OM SYSYTEMだからこそより楽しめるアートフィルターという機能があります。
こちらはモードを切り替えることでトイカメラやジオラマ撮影などを楽しめる機能となります。
OM-5では全17種類のアートフィルターが搭載され、カメラ上部のダイヤルを「ART」に合わせていただくかメニュー画面からアートフィルターを楽しむことが出来ます。
多くのフィルターの中でも雨の日にぜひ使用して頂きたいおすすめのフィルターが「ラフモノクローム」です。
OM SYSYTEMの説明によると、ラフモノクロームは「モノクロならではの力強さ、荒々しさを表現した仕上がり」になるとのことです。
上の写真は道に出来た水たまりをラフモノクロームで撮影した一枚です。
ピントを当てた水面の他は粒子感のあるザラザラとした背景となっています。
先ほどのモノクロモードでの一枚と比較して、よりシャープネスが高くドラマチックな一枚になっていると感じました。
この水たまりは普段なら通り過ぎてしまうような特に変わったところのない一般的な水たまりでしたがアートフィルターで撮影することで唯一無二の一枚のような描写で撮影することが可能です。

これから全国で始まる梅雨の季節。
コンパクトながら高い手振れ補正と防塵防滴性能を備えた、OM SYSYTEM OM-5と雨にしか出会えない一枚を探して雨の日のお散歩がおすすめです。

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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年06月08日 17時01分 ]

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【SONY】コンパクトなのに約6100万画素!「α7C R」で旅スナップ撮影を楽しむ

【SONY】コンパクトなのに約6100万画素!「α7C R」で旅スナップ撮影を楽しむ

旅行先の風景や日常の一瞬を、できるだけ高画質で、でも気軽に撮りたい!
そんなわがままを叶えてくれるカメラ、それがSONY「α7C R」。小さなボディに高画素の実力、旅に連れ出したくなるフルサイズです。

写真はSONY FE 24-70mm F2.8 GM IIとの組み合わせです

手に取ってまず驚くのはその小ささと軽さ。まるでAPS-C機のようなコンパクトなボディ(約515g)に、なんと約6100万画素のフルサイズセンサーを搭載。しかも、最新のBIONZ XRエンジンで高速処理も抜群。

重たいカメラはちょっと…という人でも、旅先で思わずポケットやバッグに忍ばせたくなる一台。この記事では、α7C Rの魅力をスペックや使用感とともに、旅スナップ目線で紹介していきます。

ファーストカットは旅先の漁港にいた鳥を撮影。今回持ち出したのはGMシリーズの標準単焦点として人気の高い「SONY FE 50mm F1.4 GM」です。


こちらの画像は上の画像から被写体に合わせて編集で大きくクロップ(等倍で切り出し)しましたが、GMレンズの解像感の高さと相まってシャープな写真にすることが出来ました。近づきすぎると被写体の野鳥が逃げてしまい、中々寄れない。こういったシチュエーションだとズームレンズを持ってくればよかったと後悔しがちですが、α7シリーズ最高画素数を活かして大きくトリミングしても十分な解像度で残せます。特にブログやSNSなどで編集の幅が広い画像データは活躍してくれます。

街中でも様々な被写体の撮影を行いましたが、高画素機を気軽に旅に持ち出せるのは新鮮な感覚です。最新のAI技術を活用したAFと補正効果7.0段を実現した光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構を搭載したことによって、気になる瞬間もブレなく撮影することが出来ました。

お店の軒下で干されていたイカ表面の質感や艶感を見事に捉えてくれました。手触りや匂いまで伝わってくるようなリアリティな描写は高画素機ならでは。編集時に画像を見返して肉眼を遥かに超える情報量の多さに驚かされます。

今回使用したレンズは本体と合わせて1kgを約30gほど超えてしましましたが、より小型な単焦点レンズと組み合わせることで1kgを切る軽量セットにすることも可能です。
ボディが軽い分、旅先に合わせてレンズ選びの自由度も広がります。小型でも性能・画質に妥協したくない方におすすめです。

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[ Category:SONY | 掲載日時:25年06月07日 12時00分 ]

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【Nikon】Z5と行く散歩道

とある休日、東京都町田市にある小野路宿へ行ってきました。


小野路宿は江戸時代に街道の宿場として栄え、古くは室町時代から名が残る交通の要所となっていました。
通りに沿って宿場の雰囲気が残る一帯となっています。
周辺には駐車場が少ないので小田急線の鶴川駅または京王線の多摩センター駅から出ているバスで訪れるのがおすすめです。

今回はこの小野路宿周辺をNikon Z5にZ 40mm F2をつけて散策してみました。


旅のスタートは小野路の入り口にある小野神社前のバス停の近くにある小野神社からスタートです。

スタートの小野神社は平安時代に創建された歴史のある神社です。
今回はここを起点にガイドマップに乗っているルートを辿ってみることにしました。


初めに訪れたのは六地蔵と呼ばれる場所です。名前の通りお地蔵さんが並んでいますが、よく数えてみると実際は6体ではなく7体並んでいます。少し薄暗い中に真っ赤な前掛けの色が映えます。


道を進んでいくと途中に牧場がありました。都心からそれほど離れていないところに牧場があるのが意外でした。牛舎の中では、黒い牛たちがのんびりと過ごしていました。


尾根沿いの道の傍らに白いアジサイが咲いていました。道沿いに咲く花々は近づく季節を感じさせてくれます。
後ろにはなだらかにくだりながら畑が広がり、丘陵地帯であることを感じることができます。


木漏れ日が差し、鳥の声が聞こえる林の中に小道が続いていきます。
今回のルートは写真のように舗装されていない道や林の中を通るので運動靴などの滑りにくい靴で歩くのがおすすめです。


地面に倒れた木にキノコが生えていました。Nikon Z5は周りの雰囲気をしっとりと映し出してくれます。


整備された竹林が現れました。林の中にふっと明るい空間が広がります。時折、風が吹いて竹の先端が揺られる音に周囲が包み込まれます。


谷戸の風景が目の前に広がります。田んぼには水が張られ、田植えの準備が進められていました。
この地区では伝統農法を用いて里山の保全をしているそうです。近くには炭焼き小屋もあり里山の雰囲気を感じることができます。


谷間に流れる水を使った鹿威しがありました。コトン・コトンと竹を打つ音が周りに響きます。
ここまでアップダウンのある道を歩いてきましたが、軽量なボディとレンズの組み合わせの為、長時間持ち歩いても苦にはなりません。


ルートから少し外れますが、関屋の切り通しという場所にも行ってみました。関屋の切り通しは調布の布田宿から小野路宿を結ぶ布田道の切り通しで、幕末には新選組の近藤勇らが稽古の際に通ったといわれています。


散歩を終えてうどんをいただきました。Z 40mmF2は最短撮影距離が0.29mなので、全体を入れるテーブルフォトなどにも使えます。

Nikon Z5を持って歩いていましたが、フルサイズミラーレスでありながら使いやすい操作系と軽量ボディで、非常に取り回しがよく、また、レンズもほど良い画角としっとりとした描写で十分に楽しむことが出来ました。
これからカメラを始めたい方や、APS-C機、コンパクトデジタルカメラからのステップアップにもおすすめの組み合わせです。

お気に入りのカメラとちょっとそこまで、初夏の景色を撮りに行きませんか。

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年06月06日 18時00分 ]

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【Leica】What is Leica Looks? SL3+Leica Chrome編

【Leica】What is Leica Looks? SL3+Leica Chrome編

Leica SL3やQ3に搭載された最先端のイメージプロセッサー「Maestro IV」では、画像処理の高速化や低ノイズに寄与し、Leica独自の色再現性を実現しています。
そして、Maestro IVでは新たな機能として撮影者の好みに応じて変更可能なカラープリセット「Leica Essential Looks」が使用できるようになりました。

この連載では、カメラにプリインストールされている「Leica Core Looks」と新たにインストール可能な「Leica Essential Looks」、
それぞれ独自のカラールックを持つLeica Looksに焦点を当てその魅力に迫っていきます。どうぞお楽しみください!

・・・

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/4000 F1.4 ISO100

今回は「Leica Essential Looks」から「Leica Chrome」(CHR)をご紹介。
実はLeica FOTOSを使用して追加可能なルックの中でも、初期ルックには存在しなかったのが「Leica Chrome」です。
「Leica Q3 43」の発売に合わせてLeica FOTOS側にもアップデートが行われ、そのタイミングで追加になったルックとなっています。

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/1250 F1.4 ISO100

比較的コントラストの高めなルックが多かった中で、この「Leica Chrome」はコントラストがそこまで高くなく、落ち着いたトーンが印象的。
前半は小雨が降る雨天での撮影だったため、ややアンダーに寄せたカットが多くはなっていましたが、ミッドトーンからシャドウにストンと落ちてしまう事もなくなだらかな階調の移り変わりを楽しめます。
 

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/640 F1.4 ISO100

なお、今回はLマウントアライアンス製品の組み合わせを試してみたいと思い、以前から気になっていたPanasonicの大口径単焦点レンズ『LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50』をチョイス。
描写性能の高さについては聞き及んでいたので、思い切って絞り開放でソリッドな被写体を捉えてみますが、これはなかなかとんでもないレンズかもしれません。張られているネットの波打つシワなどよく描き込まれています。

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/2500 F1.4 ISO100

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/1000 F1.4 ISO100

オレンジの壁が印象的な建築。Leica Chromeについては比較的彩度がおとなしいルックという認識を抱いていましたが、思いのほかヴィヴィットな色表現となりました。
撮り歩いていて感じた事ではあるのですが、露出がハイ気味なのかアンダー気味なのかで仕上げ方を分けているのかもしれません。意外と複雑な処理をしているようです。

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/80 F1.4 ISO100

東京都内は最近雨が降る日が増えてきました。梅雨が近づいているという事はアジサイが見頃を迎える季節でもあります。
こちらはハイライト側が飛ばないように露出をあわせて一枚。レンズの描写の良さもあるとは思いますが、しっかりと解像しながらもハイライト付近の柔らかなトーンで可愛らしい印象になりました。

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/400 F1.4 ISO100

後半は打って変わって晴れの日の撮影です。光がしっかりと回った環境だとややフィルムっぽい写りになっています。
しかしながらコントラストを上げすぎないという方向性はどの露出バランスでも変わっておらず、日常使いのルックとしても全く問題ないように感じました。

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/5000 F1.4 ISO100

さすがの観光名所。この日も外国人観光客で大変賑わっていました。ルックのコンセプト的に肌の表現はどうなのかなと思っていたのですが、大きな脚色はありません。
ポートレートなどの撮影にそのまま使っていただいても良いのではないでしょうか。

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/2500 F1.4 ISO100

街中のひとコマ。ルックのおかげもあってか、どこかノスタルジーを感じる一枚に。
こういったカラーバランスのルックであれば、流行りはもう少しフェードが効いていてシャドウが浮いていく傾向があると思うのですが、締めるところは締めるというのがLeicaのコンセプトの様です。
落ち着いたカラーからはフィルムライクな印象を受けますが、コントラストからはモダンな印象を受けます。

Leica SL3 + Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4 S-X50
ss1/5000 F1.4 ISO100

また、LUMIX S PRO 50mm F1.4についても写りの良さを再認識し、非凡な写りが際立つ撮影であったと感じました。1kgをギリギリ切ってはいますが955gというヘビー級の標準単焦点、贅沢に作られた光学系のおかげか撮影距離に関わらずピント面の立ち上がりが凄まじいですし、色滲みなども殆ど見受けられませんでした。
中距離でもピント前後がしっかり分離する事から比較的急速にボケていくレンズであるとは思うのですが、そのボケが乱れたりうやむやになったりしない点が意外です。各社50mm付近の大口径単焦点はしのぎを削っていると思いますが、このレンズを使いたいがためにLマウントシステムを導入したいと思えるほど強烈なインパクトのレンズでした。
SL系のボディに対して純正以外のAFレンズを合わせた時に挙動がどうなるのかやや不安はありましたが、鯉を写しているカットなどではAF-Cとトラッキングを組み合わせて難なく追いかけてくれていたので、日常的な撮影では充分な速度が得られるようです。

SLシリーズならば純正レンズという固定観念を打ち破るような一本。個人的には大変おすすめです。

という事で今回は「Leica Chrome」でお届け致しました。以前Leica Q3 43で使った時も大変使いやすいルックだなと感心していたのですが、レンズ交換が出来ない点にもどかしさを感じていました。
SL3であればレンズ交換も自由に出来ますから、敢えて往年のズマール 50mm F2だとかエルマー 35mm F3.5だとかクラシックレンズで使ってみても面白そうだなと感じます。

今回はこの辺りで。



[ Category:etc. Leica | 掲載日時:25年06月05日 19時10分 ]

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【SONY】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.5~α6400編~ 

【SONY】スタッフおすすめ!これから始めるレンズキット特集Vol.5~α6400編~ 

GWも終え6月に入り夏を前に新しく趣味を始めるにはよい時期かと思います。
そこで今回は「初心者向けレンズキット特集」と題し、スタッフが各々お気に入りのアイテムと撮影に望みました。
これからカメラを始める方の参考になれば幸いです。


そろそろ夏の気配と共に日中の日差しが強くなる日も増えてまいりました。
春の訪れを告げた花々から夏を感じさせる力強い色彩を持つ花々に入れ替わりつつあります。
今回は季節の入れ替わりを告げる花々を撮影するために用意したのは「SONY  α6400 ダブルズームレンズキット」になります。
前半ではキットレンズのスタンダードのレンズの領域である「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」、設定は「AUTO」にて撮影しております。

α6400の発売は2019年2月22日。
デザインはフラットで、コンパクトであることが特徴。ファインダーが上部に位置しないのでかなりスッキリした見た目をしています。
タッチパネルが採用されており、ピントを合わせるタッチAF、シャッターを切ることができるタッチシャッターなどに対応しているのは、スマートフォンなどでの操作に準じる面もあり、初めてカメラに触れる方にも馴染みやすいかもしれません。
また、背面の液晶画面は可動式になっており180度チルト可動式モニターを採用しており、様々な状況に対応することができるのではないかと思います。

今回は季節の花々を撮影するのが目的のため、追従性能について確認できる被写体ではありませんでしたが、この「α6400」の特長としてAI技術を利用した物体認識によるトラッキング性能が大幅に向上しているという点は大きいかと思います。

「像面位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用するファストハイブリッドAFシステムに加え、高速処理を実現する最新のBIONZ X、フルサイズミラーレス一眼カメラの動体予測アルゴリズムを本機に最適化し搭載」とメーカーの機体の説明にある通り、上位機種である『α9』のアルゴリズムを最適化し継承しているので、初めての方が動いている被写体を撮影するのにも強力にサポートしてくれます。

「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」は携帯性に優れ、操作性・静音性が良く、なめらかなズーミングが体験できるパワーズーム機構が搭載されています。
違和感なくズームが作動しますので、構図をいろいろと変えながら撮影してもストレスなく楽しむことができます。
手ブレ機構も搭載しておりますので、手持ちでも安心して撮影できます。
重量も116gとミニマムな軽量さなのでボディのコンパクトさにフィットしております。

ここからの写真が「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」になります。
望遠レンズは普段使用するのには必要がないように思われる方も多いかと思いますが、この花々のように密集感を出すのには望遠レンズがあるととても良いです。

望遠域のレンズは圧縮効果という、背後の遠近感をなくし前後でまばらに咲いている花々でもこのように密集したように撮影できるので、普段の日常に使用してみてもとても面白い構図で撮影することができます。

α6400は高解像度4K動画記録など動画用の性能も充実しております。
コンパクトなボディながら、写真撮影における性能も向上させ、動画撮影においても高い性能を保有しているため、使えるシーンの幅が広いモデルではないかと思います。

Bluetooth機能も搭載しており、スマーフォン経由で撮影した位置情報を取得することができ、
スマートフォン上のアプリでの撮影画像の確認、転送はもちろん、リモート撮影も可能であるのは当たり前になっています。

SONYというメーカーの信頼感があるので初心者でも安心に始めることができるでしょう。
これからカメラを始めてみようという方はぜひご検討いただくのはいかがでしょうか。

 


いかがでしたか。これからの季節にお気に入りのカメラとお出かけしてみてはいかがでしょう。
次回もお楽しみに。
バックナンバーはこちらから。

▼今回使用した機材はこちら▼

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[ Category:SONY | 掲載日時:25年06月04日 18時00分 ]

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【Nikon】オールドマクロレンズで楽しむ季節 Z7×Ai-S Micro-Nikkor 105mm F2.8

【Nikon】オールドマクロレンズで楽しむ季節 Z7×Ai-S Micro-Nikkor 105mm F2.8

Nikonのミラーレス一眼カメラ、Zシリーズ。
Zマウントには数多くの高性能レンズが存在し、ZレンズがあるからZマウントを選ぶ、という方も多いでしょう。
ですがZマウントにはもう一つの楽しみ方があることをご存じでしょうか。
それが、マウントアダプターの使用です。実はZマウントボディは、マウントアダプターを介したレンズの使用にも最適な設計なのです。
そこで今回は、古今東西様々なレンズをZマウントボディに装着し、ボディ、そしてレンズの魅力を再発見していこうと思います。


今年もそろそろ「あやめ」の季節になります。
この時期になると毎年のように訪れるのが「水郷潮来あやめまつり」になります。
今回は第74回になるそうです。
※写真は以前撮影したものとなります。

今年もそろそろ「あやめ」の季節になります。
この時期になると毎年のように訪れるのが「水郷潮来あやめまつり」になります。
今回は第74回になるそうです。

潮来駅から徒歩3分にある「水郷潮来あやめ園」は面積約1.3ヘクタールほどで、例年約500種100万株のたくさんの種類のあやめ(花菖蒲)が植えられており、見ごたえのあるものとなっております。

今年は5月23日(金)~ 6月22日(日)にて開催しており、5月末日現在ではまだ2~3分咲き程度であるそうです。
毎年6月の初旬から中旬が見頃ですので、これから訪れてみようという方は開花状況を確認いただきながら計画を立てていただくのもいいかもしれません。

利根川を水運として使用する際の要所として江戸時代に栄えた歴史のある潮来。
水郷たる潮来のシンボルといえば紫に咲き誇るあやめが私としては、まず頭に思い浮かびます。
ハナショウブが中心に植えられているそうですが、アヤメやカキツバタも植えられているそうです。
聞いたところによると、アヤメは4月下旬~5月上旬、カキツバタは5月上旬~中旬、ハナショウブは5月下旬~6月下旬というように開花時期が異なるようで長期にわたり鑑賞を楽しめるようにしている工夫になるそうです。

この会場は北利根川に注ぐ前川沿いに隣接しており、水郷の雰囲気を存分に楽しむことができます。
あやめまつり期間中は、この潮来での嫁入りの様子を再現した「嫁入り舟」や、「あやめ踊り」、手漕ぎの「ろ舟」など水郷らしいイベントが開催されています。

周囲の三方を霞ヶ浦や北浦、北利根川、外波逆浦(そとなさかうら)の湖沼と河川に囲まれた水郷の潮来は梅雨の時季にこそ訪れてみるのが良いかと思います。

通年運航が行われているという加藤洲十二橋めぐりというのも風情があってよろしいかと思います。
北利根川の対岸、12の橋が架かる水路を巡る旅で、この「水郷潮来あやめ園」の近くの遊覧船乗り場から乗り込めるとのことです。
遊覧船に乗ってたっぷりと水郷情緒を味わえるますのでこちらも旅の計画に組み込むのも良いかと思います。

今回、用意した機材は「Nikon Z7」「FTZ」「Ai-S Micro-Nikkor 105mm F2.8」
Nikon ZシリーズのカメラにNikonオールドレンズをFTZを介して撮影してみました。
ZマウントにはFTZという純正のアダプターを介すことによりフィルム時代のマニュアルのレンズを現代の最新のデジタルカメラの技術で楽しむことができるのはとても面白いことかと思います。

「Ai-S Micro-Nikkor 105mm F2.8」は最短撮影距離が0.41m。最大撮影倍率は0.50倍になるハーフマクロレンズになります。
開放ではやや柔らかめの描写で、絞ると精緻で切れの良い精細な描写が得られるかと思います。
この時期であれば水滴が花弁に浮かぶ様を写し撮るのには、このマクロレンズはとても良いのではないでしょうか。

ピントの当たる面の精細さときれいに柔らかくボケていく描写を楽しめるのは素晴らしく、マニュアルでじっくりと追い込む作業を現代の最新のデジタルカメラを土台として行うのは撮影をストレスなくスムースに対応できます。
「Nikon Z7」の4575万画素にもなる高画素機による写りをオールドレンズにて得られるのは、とても面白ことかと思います。

Zマウントは現行ミラーレスでフランジバックが最も薄いものとなります。
つまりいろいろな歴史のあるメーカーのオールドレンズを楽しめる機種でもあります。
皆さまもぜひ「Nikon Zシリーズ」をマウントアダプターで様様なメーカーのレンズを楽しんでみてはいかがでしょう。

 

梅雨の季節となりますが、雨のなかでも映える花々は魅力的なものかと思います。
これからの季節にお気に入りのカメラとお出かけしてみてはいかがでしょうか。

個性豊かなオールドレンズと、選択肢の豊富なZマウントボディたち。
是非あなただけの”ベストコンビ”を探してみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに。
バックナンバーはこちらから。

▼使用機材はこちらから▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年06月04日 17時00分 ]

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