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【先行レポート】『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』を動画でご紹介します!

【先行レポート】『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』を動画でご紹介します!

小型・軽量ながら開放F値2.8を楽しむことができる『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』を先行体験してきました。
気になる外観・性能を動画内でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:32 外観紹介
03:03 レンズ比較
04:57 レンズ性能
07:01 まとめ
08:38 エンディング

 外観紹介


16mmから28mmという焦点距離をカバーする広角ズームレンズ。F2.8という明るいレンズですが、約445gと非常にコンパクトなサイズ感に仕上がっています。
2024年9月に発売された「Canon RF28-70mm F2.8 IS STM」と同等のサイズ感となっていて、撮影現場でこの2本を使い回すようなシーンも想定して作られていると感じました。
レンズ内手ブレ補正5.5段にボディー内手ブレ補正を掛け合わせることで、最大8.0段を実現しているこちらのレンズ。
暗所での静止画撮影時や、動画撮影時など多様なシーンで手ブレを抑えた撮影を可能にしてくれます。

 レンズ性能


広角の1mmの差はかなり大きいので、このレンズ1本でパースの効いたダイナミックな構図の写真から、日常のスナップ写真など様々なシーンでの撮影が可能になっています。
すでに発売されている「Canon RF28-70mm F2.8 IS STM」と組み合わせることで、広角から中望遠までのほとんどの撮影シーンをカバーすることができます。
『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』の気になる描写力につきましては、実機レビューも配信予定ですのでぜひチャンネル登録をしてお待ちください。

 まとめ


軽量・コンパクトながら開放F値2.8の明るいレンズに仕上がった『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』。
大口径の広角ズームレンズを、小型軽量なサイズ感で楽しめるという点が非常に魅力的なレンズになっていました。
動画内ではより詳しく、製品の外観・性能を紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

 

 

 

 

[ Category:Canon YouTube | 掲載日時:25年02月04日 19時12分 ]

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【Thypoch】Simera 28mm F1.4でフォトウォーキング

【Thypoch】Simera 28mm F1.4でフォトウォーキング

冬の寒さも強まり、撮影する手が悴むような寒さになってきました。
しかしこの季節は空気も澄んで夜景も非常にクリアに撮影でき、心地良い時期です。
今回Leica M10とThypoch Simera 28mm F1.4の組み合わせで夕方から夜にかけて浅草を歩いてみました。

実際に撮影してみると開放はやはりかなり柔らかめ。特に近接域では滲みがやや強めです。
使用した感想としては中距離での撮影用途に最適化しているのではないかと感じました。
近接や無限遠側では細部の情報が崩れてしまう傾向も見られ、ポートレート等では使いやすいものの
風景やスナップ撮影には少し絞り込むなどの工夫が必要です。それでもやはりF1.4。
今回は全て開放のみでの撮影にしてみました。

一見全体はまとまっています。但しよく見ると滲みが大きく細かいディテールはやや失われています。
しかしコントラストは程良く非常に扱いやすい描写です。本来であれば多少絞って撮影する状況なので、
2.8か4辺りまで絞っても良さそうです。絞ってもこのSimera 28mm F1.4はそこまで硬くなりすぎず、
程良いバランスのシャープさを見せてくれます。

28mmと言う画角はかつてフィルムコンパクトカメラでも数多く採用された焦点距離です。
広角レンズになるのですが遠近感の強調は少なく、寄ると広角特有の歪みもあり使用する人の好みを選ぶ画角。
この画角を使うのはどんな時か…言葉にするのはなかなか難しいものの「歩いて見えたものを無意識に撮影する」場合に
気が付くと28mmのレンズを持ち出す事が多くなっています。

年明けから2週間ほど経った頃に撮影していたものです。
裏通りに入ると丁度正月飾りの片付けだったのでしょう。そして奥に移っている青空が何時に撮影したものなのかが
分からなくなる不思議な写真です。ほとんど陽が落ちた頃に撮影したはずなのですが、面白い写真です。

本来オールドレンズの場合はコントラストの低下と共に滲み等が発生します。
しかしこのSimera 28mm、滲みはあってもコントラストはとても安定しており撮影したものを見るとなんだか面白いレンズです。

28mmとなるとやはりノーファインダーでの撮影もしたくなるものです。
長年レンジファインダーを使うと絞り込んで目測で撮影する事が多くなる中、F1.4の目測となるとほぼ博打に近い状況。
それでもどうやら勘は鈍っていなかった様子。先述したコントラストと滲み具合のミスマッチがSimera 28mm F1.4独特の描写を
見せています。

強い光源があると若干暴れが見られ、特に街灯等が周辺にあるとフレアがやや目立ってきます。
このような場面だと肝心の被写体よりもフレアに目が行ってしまいやすく注意が必要です。

実は今回半数はライブビューで撮影を行っていました。
理由としてM10までは基本的にはシャッター幕で測光する仕様が主流になっていました。
センサー測光を行うにはライブビューの起動が必要です。M11からは常時センサー測光に変更されています。
夜間の照明が多い場所でF1.4のレンズを使うと測光範囲の仕様からか黒潰れになる傾向も見られた為、
状況に応じてライブビューとファインダーでの撮影を切り替える必要も感じられます。

久しぶりにM10を使用してみたところ、やはりM11とは異なる色使いです。
ユーザーによっては「M10の画が好きかもしれない」と思う方もいらっしゃるかと思います。
実際に当店でも、M11からM10に替えたお客様も。画作りがどのモデルも違うという特色は購入する際に大きく悩むところ。
発売当初はM10の画像は非常に現像処理が難しいと思っていました。しかし実際に調整すると一瞬黒潰れしていたような画像も
しっかり階調が残っていて不思議な雰囲気に仕上がります。今回使いながら改めて「懐の深さ」を感じました。

撮影を進めて行くうちにSimera 28mmはM10との相性が良いと感じました。
データを見て行くうちにレンズとボディの互いの良さを引き出し合っているような関係性が少し見えてきます。
但し先述の通り、奥にある光源のフレアがやはり目立つ事から光の加減を読みとる事は必要です。

モノクロで現像してみました。M10の階調を見て後からモノクロにしたくなりソフトでモノクロ処理をしています。
こうして見るとなかなか階調も良く、これで十分と思う方も少なくはないでしょう。
実際にカラーのライカMデジタルのモノクロモードもしっかりした画が出てくる事から両方を楽しめるように作られています。

ISO800で撮影した時のノイズの出方も非常に自然なもので、多少持ち上げても嫌なノイズではありません。
M10は2400万画素ということもあって若干高感度には耐性があります。ノイズに関してもやはり好みの問題です。
筆者としてはフィルムで撮影していたこともあり、この位であればまだまだ許容できる範囲でした。

通りすがりに気になったものを撮影する。28mmという焦点距離の良さはそこにあります。
ちょっと遠くてよそよそしい関係性を写し出すにはとても良い画角です。もう少し親密になると35mmがもっと関係性を引き出す事が
できると思いますが、個人的には28mmの「ちょっとした手の届かなさ」が未だに好きだったりします。
鏡胴は少し太いレンズではあるものの、28mm F1.4のレンズと見ると取り回しも良く軽量な1本。
是非このSimera 28mm F1.4をお試しください!




[ Category:Leica | 掲載日時:25年02月03日 19時30分 ]

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【SONY】探求心を刺激する「α1」が描く世界

【SONY】探求心を刺激する「α1」が描く世界


写真を愛する人々が夢見る究極のカメラのひとつ、それが「SONY α1」です。
後継機が出た今もなお圧倒的な性能を持つこのカメラは、約5010万画素の高解像度センサー、最大30コマ/秒のブラックアウトフリー撮影、そして8K動画撮影までを可能にしたフラッグシップモデル。
どんなジャンルの撮影でも「α1」が持つ先進的な技術は撮影者のクリエイティビティを余すことなく引き出してくれます。
特に進化したAF性能は、動きの速い被写体を正確に追尾し、撮影者が理想とする一瞬を逃しません。
また、SONY独自の色再現性は、どのカットでも高い完成度を実現してくれます。

そんな「α1」のポテンシャルをさらに高める相棒として注目株なのが「TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD」です。
このレンズは広角20mmから標準域40mmまでをカバーしつつ、全域でF2.8という明るさを実現。
コンパクトで軽量な設計にもかかわらず、シャープな描写性能と滑らかなボケ味を兼ね備えています。
VXDリニアモーターによる高速・高精度なAFは、動きのあるシーンにおいても大きな力を発揮します。

「α1」の被写体を捉える力と「TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD」の光学性能が組み合わさることで、撮影の幅が一気に広がります。
広角端ではダイナミックな風景、標準域ではふんわりとしたポートレート、さらには夜景や低照度のシーンでもノイズを抑えたクリアな仕上がりを可能にします。
この組み合わせがもたらす表現の自由度と描写力を、作例を交えてお伝えします。
 
 

20-40mmという広角域を活かす被写体といえば建築のある都市風景は外せません。
独特なデザインの建築物と近代的な高層ビルの対比が印象的で、広角20mmで撮影されたことで、建物の迫力と高さが強調されています。
青空の鮮やかさは「α1」の高解像度センサーによる色再現性の高さを示しており、細部までシャープに描写されています。
また、TAMRONレンズの優れた光学性能により、画面全体が均一にクリアな仕上がりを見せています。
現代建築と個性的なデザインが共存する都市の魅力を的確に引き出した一枚です。
 
 


壁一面の本棚の中に螺旋階段という、まるでファンタジー映画でこれから本の中に飛び込むストーリーでもはじまりそうな光景です。
広角端の20mmで撮影されており、螺旋階段と本棚が生む奥行き感が印象的です。
「α1」の高解像度センサーにより、細部のディテールが鮮明に表現され、書籍や照明の質感までリアルに再現されています。
また、レンズの明るいF2.8の開放値が室内の柔らかな光を活かし、自然なコントラストを実現しています。
このセットは、建築やインテリア撮影においても圧倒的な表現力を提供します。
 
 

「PHRENOLOGY」というのは骨相学のことだそうです。
古書と装飾品を主体にした静物撮影の作例であり「α1」と「20-40mm F2.8 Di III VXD」の組み合わせの繊細な描写力を示しています。
透明なショーケース越しに捉えた構図は、奥行き感と柔らかな反射が魅力的です。
また、レンズの開放F2.8が適度なボケ味を生み、被写体に焦点を当てながらも背景の柔らかな雰囲気を保っています。
芸術的で知的な空間を見事に切り取った一枚です。
 
 

シンプルでありながらも視覚的に引きつけられる構図が特徴です。
俯瞰で捉えられた木製の椅子2脚は、それぞれ赤と青の革張りの座面が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
天井の光が革と床に反射し、椅子の存在感を強調しています。
「α1」と「20-40mm F2.8 Di III VXD」の組み合わせが、色彩と光のバランスを見事に捉えています。
 
 

木材の自然な美しさと彫刻の精密さを捉えようとしてシャッターを切りました。
アルファベットの文章が彫られた板の木目模様が鮮明に映し出され、特に「every」という単語のyにピントが合わされていることで、焦点が一箇所に集中しています。
この静謐な瞬間が、見る者に深い印象を与えます。
 
 


ロウバイの花が前景に柔らかく写り、窓の外に広がる夜の風景がシャープに描かれています。
写真全体に広がる静けさと、奥行きのある構図が際立ちます。
「α1」と「20-40mm F2.8 Di III VXD」が持つ高い解像度と優れた光の捉え方が、この繊細な瞬間を完璧に捉えています。
 
 

この写真では、刺繍教室の生徒さんが手掛けた作品を撮影しました。
展示されていたのは暗い廊下でしたが明るい開放F値のおかげで、メガネやネコなどの愛らしい柄が生き生きとしたディテールで刺繍されています。
優れた描写力が、刺繍の質感と細部をクリアに捉え、作品の精細さと温かみを見事に表現しています。
生徒さんの創造力と技術の結晶が、この機材のおかげで鮮やかに映し出されました。
 
 


庭に出ると、都会のわりに広い空とこの左右対称の建物独特の窓の形との対比が目に入りました。
夜間のため建物内部の明かりが際立ち、周囲の暗闇とのコントラストを強調することを意識して撮影しました。
露出を適切に調整し、建物の明るさが過剰にならないようにしながらも、内部のディテールがしっかりと見えるようにしました。
 
 



そのまま広角レンズならではの描写を夜の街で楽しみました。
大きな建物を近くから撮ったり、光で遊んだり、狭いトンネルで奥行きを強調してみました。
カメラというのは基本的には明るい方が撮りやすいもの。
それでも「α1」なら夜の街も得意です。
 
 
撮影の自由度、描写力、携行性の全てを兼ね備えた「α1」と「20-40mm F2.8 Di III VXD」。
この組み合わせは、風景からポートレート、動きのある被写体まで、幅広いジャンルで驚くほど高いパフォーマンスを発揮します。
何より「α1」の圧倒的な描写力がレンズの高精細な描写をさらに引き立て、プロフェッショナルの要求にも応える完成度を実現しています。
どんな場面でも「最高の瞬間」を形にできる組み合わせなので、「α1」となら冒険に出て世界を探求したくなります。
新たな撮影の可能性を広げるパートナーとして、ぜひお試しいただきたい組み合わせです。
 
 

▼ 「SONY α1」の作例付きStockShot記事はこちら ▼


▼ 「SONY α1」のお買い物はこちら ▼

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▼ 組み合わせたレンズはこちら ▼


[ Category:SONY | 掲載日時:25年02月03日 18時30分 ]

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【Nikon】AF-S NIKKOR 50mm F1.8G が導く、特別な瞬間を切り取るポートレート撮影

【Nikon】AF-S NIKKOR 50mm F1.8G が導く、特別な瞬間を切り取るポートレート撮影

いつもマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」へご投稿いただき、誠にありがとうございます!
みなさまにご投稿いただいた作品をご紹介します!

本日のテーマは「Nikon AF-S NIKKOR 50mm F1.8G」x「人 PORTRAIT」の写真作品です。
本レンズの魅力は、そのシャープでクリアな描写力にあります。
大口径によって得られる浅い被写界深度は、背景をぼかし被写体を際立たせます。
人物の表情や目のキャッチライトなど細部まで鮮明に表現できるため、より描写力のあるレンズが求められます。
また、低照度でも優れたパフォーマンスを発揮するので、暗い場所での撮影でも高い画質を提供します。
そんな本レンズで撮影された、みなさまの美しい作品をご覧ください。

現在「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ30周年を記念したフォトコンテスト『Map Camera AWARD 2024-2025』を開催しています!
本記事のテーマでもある「人 PORTRAIT」部門をはじめとする各部門賞があり、中でもグランプリに輝いた方にはなんと30万円相当のお買い物にお使いいただけるポイントを贈呈いたします。
エビフォトに投稿していただくだけでフォトコンテストへのエントリーも完了となりますので、下記のバナーから詳細をご覧のうえ奮ってご参加ください!

▼▼▼ 新規会員登録と投稿はこちら ▼▼▼
EP

▼▼▼ 『Map Camera AWARD 2024-2025』の詳細はこちら ▼▼▼



【作品名】Portrait<投稿作品を見る

【投稿者】KG カート様

【投稿者コメント】Portrait of a man in Okayama, Japan.

【使用機材】Nikon D7000 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G



【作品名】france 2015<投稿作品を見る

【投稿者】Terry_S様

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G



【作品名】眠い<投稿作品を見る

【投稿者】yuya824399様

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G



【作品名】うるとらまん<投稿作品を見る

【投稿者】Macho様

【投稿者コメント】水泳の習い事に行くことが決まって、ゴーグルを買ってもらった甥っ子。頭の中にどんなヒーローを浮かべて付けているかわかりませんが、ちっちゃなウルトラマンみたいでした。

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G



【作品名】姫菜5<投稿作品を見る

【投稿者】ふくmoonparty様

【投稿者コメント】スタジオ撮影

【使用機材】NIKON D500 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年02月03日 17時30分 ]

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【Panasonic】着物で川越散策Vlog

姉妹で着物に着替えて川越を散策した休日。

PanasonicのLUMIX S9を使って動画を中心に撮影いたしました。
レンズは同じくPanasonicの「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」。動画撮影時のNDフィルターはマップカメラオリジナルの「WOR VARIABLE-ND 67mm 」を使用いたしました。

動画内にはカメラ初心者である筆者の妹が撮影したものも含んでおります。
すべて手持ち撮影でしたが、5.0段のボディ内手振れ補正のおかげでしっかりと撮影できました。

今回のメインは縁結びの神社でした。可愛い鯛のおみくじが名物です。

LUTは全て「Sample LUT 2」を選択しております。黄色みが少なく淡い色味で撮影ができました。
着物のピンクと白の可愛さをさらに引き出してくれました。

曇天ではございましたが、ポートレートもたくさん撮り合いました。
顔写真のため掲載は控えさせていただきますが、LUTのおかげか肌が美白に写るので姉妹共々歓喜でした。

いい意味で仰々しさのない見た目をしているカメラなので、普段スマホで撮り合う時のような感覚だったのがとても良かったです。

可愛いお洋服を着て出かけるのが好きな私たち姉妹に、可愛く寄り添ってくれるカメラでした。
みなさまも少し特別なお出かけの日をS9で動画に収めてみてはいかがでしょうか。

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[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年02月03日 17時03分 ]

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【Leica】WITHIN120K -ライカ旅行記 M-A(Typ127)編-

【Leica】WITHIN120K -ライカ旅行記 M-A(Typ127)編-

2025年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは12周年を迎えます。
今年の連載はテーマ『Journey』と『“12”周年』にちなみ、マップカメラのある新宿から半径120キロ圏内での撮影旅行をスタッフが計画。旅の供にカメラが選ばれるようになってから100年となる今年、「旅」を通してカメラの楽しさ、ライカの面白さをお伝えするべく、マップカメラスタッフ12名が旅に出ました。その名も「WITHIN 120K」

・・・

第一回である今回の旅先は富士河口湖。120Kmギリギリまで攻めた目的地ではありませんが、マップカメラのある新宿からは遠く離れて87キロほど。快晴の天気予報、期待が高まります。

悩んだ末に決定した旅のお供は「Leica M-A(Typ127)」というフィルムカメラ。2025年現在でもなおフィルムカメラがラインナップするライカ製品のなかでも、唯一露出計を搭載していない完全機械式モデルです。レンズは「ズミクロン M50mm F2 1st」と「ズミクロン M35mm F2 2nd(通称6枚玉)」の2本。今回は2本のフィルムをちょうど撮りきることができました。約70と数枚分、Kodak Ektar 100でお送りします。

・・・

外国人観光客にも大人気の富士山エリアですが私はまだ訪れたことがありません。つまり探り探りの小旅行になるということ。私は初めての旅行先はあえてあまり調べず、かつ荷物は最小限にして「自分が見る初めての世界」をただカメラとともに歩くことを心がけています。ラーメンの味変は替え玉から理論、とでも言うべきでしょうか、まずはその土地をまっさらな気持ちで楽しむ。そして2回目3回目以降への期待と「遊び足りなさ」を胸に秘めてようやく本旅行を行うのです。とはいえただの下見ではありません。フィルムカメラとともに軽快に楽しんできました。

新宿からは中央線富士回遊号でまっしぐら。全席指定の特急のはずですが、途中からたくさんの観光客が座席未指定で溢れていました。何を隠そう私も指定席取れなかった組、慌てて駅で未指定券を買っての旅路です。下調べなしの影響が早速出てきました。良くも悪くも想定外を楽しむのが流儀。

終着付近の河口湖駅に近づくにつれぎゅうぎゅうのデッキからなんとか外にカメラを向ける人がちらほら、これからいくらでも見れるのは分かっているのですがその光景には抗えません。快晴の青空の下、真っ白な雪を湛えた富士山がいよいよお出ましです。

途中富士山駅で列車はスイッチバック。乗降のついでに慌てて写した写真もこれはこれで趣深いもの。

駅からの眺望も素晴らしいと言わざるを得ません。山梨県南都留郡富士河口湖町に位置するこの駅の周辺からは、いえ、この地域全域からは毎日この山が見えると言うことになります。当たり前だと笑われてしまいそうですが絶対ここに立てば思うことです。世界が、誰もが、憧れる景色ですから。

このままでは持っていったエクターが全て富士山に消えてしまいそうなので後ろ髪を引かれながら散策へ。

直前でああ言ったもののフィルムであれデジタルであれ感動している限りはひたすら好きなだけシャッターを切るべきです。と言うのも現像を終えてみれば思っていたより富士山の写真が少なかったから。フィルムならではの枚数マネジメントも大事ですが、同じものまみれの36枚も未来の自分からすれば素敵な思い出です。

駅に降り立って初めて歩く先を決めます。先々で気の赴くままにに変えるのでとりあえずのもの。

歩いているとすぐ目に入った看板を頼りに霜山の西端に取り付き、天上山護国神社という神社を通ってビュースポットと書かれた場所を目指します。
思い返せばこの選択が功を奏しました。まずは河口湖畔に降りて水辺を楽しんだあと眺望を探しに行こうと思っていたのですが。

よく整備された参道、もとい山道をつかつかと進むとこれまたよく整備された景観。これは来た甲斐がありました。思わず道すがらの中国からであろう観光客に「ここは見ておいた方がいい」とオススメしたほど。

人生でここまでちゃんと富士山を「望む」のは初めてです。眼前を埋める迫力もそうですが、地図が好きな自分からすれば大地が一点を目掛けて強く傾斜をしているその事実に圧倒されます。言うなれば巨大な坂道であり、頂上まで続くのはここからも地続きの大地なのです。

すっかり興奮して上へ上へ歩みを進めます。ちなみに荷物は少なめですが足元から頭の先までしっかり歩ける装備、何があるか分からない下見旅行の鉄則。

もうしばらく歩くと富士山の反対側に河口湖が覗きます。ついでにさっきから聞こえていたロープウェイの発信ベルの音が近づいてきました。どうやら「富士山パノラマロープウェイ」の山頂側の駅に続く道、正確に言えば本来ロープウェイで登った人が歩いて下ってみたい時に専ら使われるハイキングコースを登ってきたようです。良い景色が見られるのも納得。

富士見台駅というそうで、まさにその通りの眺望。しかし広大すぎる風景は思っているような感動を記録するのは難しく、林間を額縁にした写真を撮ることができたのはよい偶然でした。35mmと50mmは一見標準レンズの2台巨頭なので使いやすいと思われがちですが、その実使い分けにやや足りないような画角同士の組み合わせ。今回であれば35mmの代わりに28mmがあればもう少し広く撮ることが叶うでしょうし、逆に50mmの代わりに90mmや135mmがあれば富士山の山頂付近に寄った画作りをできたはずです。

ただこの35mmと50mmが肌に馴染んでいる人が多いのも事実。私の場合はこの2本であれば重くもなく標準域のバリエーションが広がるので重宝しています。
また次来るときは別のレンズも検討すればよいのです。

手荷物はこれだけ。
当店でも取り扱いのある「Leica ラムレザーポーチ」のMサイズに交換レンズとフィルムを2本。露出計はお守りとして首から提げて上着の内ポケットに入れていました。

このラムレザーポーチ、手触り、柔らかさ、質感が極上です。Mサイズは小さめのレンズを付けたM型カメラであればちょうど入る大きさ。LサイズであればミラーレスカメラのSLシリーズも入ってしまうほどの容量を誇ります。ご案内の際に一度本品に触れてから一目ぼれ。今回のように旅行にもおススメできる逸品なのです。


来た道を戻ってもいいのですが、せっかくなのでロープウェイで下ることに。

下山後、ようやく湖畔を散策して遅めの昼食をいただいたところで本旅行の目的は終了。行程だけ聞けば短いですが、これから何度も訪れることになるであろう河口湖旅行の第一陣として得られた感動は大きいものになりました。私にとってのこの下見旅行は具体的に何か情報を得たうえで次回を完成させることよりも、楽しかった記憶をもとに「また行きたい」というモチベーションを生むことに重きを置いています。フィルムカメラを選んだのもそのため。現地で撮れた写真を眺めて一喜一憂するよりは、現像するまで分からないまでも当日は気にせず歩き、楽しみ、その土地への興味を優先する事が出来るのです。
結果的に今回の写真のできも概ね納得がいくものでした。これでまた足を運びたくなるわけです。

帰路、ずっと気になっていた名所へ少しだけ寄ってみました。富士山駅からタクシーで15分ほど、雲がかかりつつある富士山を尻目に向かったのは「忍野八海」。関西の実家に住んでいたころから一度は行ってみたい憧れの地でしたが、上京してからなかなかタイミングや気候に恵まれず今まで先延ばしにしてしまっていたのでした。雲が増えつつありますがまだまだ日差しは健在。


ただこの一枚が撮りたくて。

・・・

今度こそ本当に全行程を終えました。急ぎ足ではあったもののカメラを携えた旅の楽しさ、あとはフィルムの魅力もお伝えできていれば幸いです。
これからまだまだたくさんの「WITHIN 120K」が掲載されます。ライカと共に歩む旅、お楽しみください!

現在マップカメラでは「Leica Boutique MAPCAMERA Shinjuku」12周年を記念してフォトコンテストを実施しています。
ライカ製品以外のカメラで撮影した写真でも参加可能!ぜひみなさまの「旅」の写真をお待ちしております。

[ Category:Leica | 掲載日時:25年02月02日 19時10分 ]

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【SONY】望遠レンズで試す、未だ現役カメラ”α1”

【SONY】望遠レンズで試す、未だ現役カメラ”α1”

昨年α1Ⅱが発売され1か月以上経ちました。
α1にAIプロセッシングユニットを搭載し、被写体認識・AF精度がさらに向上。フラッグシップカメラに相応しいカメラへと進化を遂げました。しかし、α1ⅡはSONYからのお知らせもあったように供給不足が続いており、すぐに新品が手に入ることが困難な状況なのも事実。

その中で、筆者がオススメしたいのが初代”α1”。
α1Ⅱが発売されたことで中古も豊富に在庫があり、且つ値段もお買い求めやすくなりました。今なら憧れのフラッグシップカメラが手に取れるチャンスです。
ただ、肝心なのは性能面。発売から約4年が経過していることもあり心配されている方も多いと思います。
ですので、今回はα1を使用して実際のところどうなのか確認すべく撮影に向かいました。

今回、使用したα1はAF性能や高画素センサーを強みとして謳っており、その性能を活かすためにも動体撮影を行いたいと考え、今回は航空機の撮影を行うことにしました。
航空機撮影では望遠レンズが欠かせません。その望遠レンズの中でも200mmから600mmを1本でカバーした超望遠ズームレンズ”FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS”で撮影を試みました。

今回は羽田空港付近の公園から撮影を行いました。撮影した写真をご覧ください。

撮影した第一印象としては、「AFがかなり速くて正確」という印象でした。遠くの小さい航空機を狙ってもすぐさまピントが合い、また向かってくる航空機にもしっかりピントが合い続け、撮影がかなり捗りました。これもα1のイメージセンサーの撮像画面のほぼ全域をカバーした759点の測距点と、リアルタイムトラッキングによる狙った被写体への自動被写体追尾機能のおかげかと思われます。

また、α1には有効約5010万画素の35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサーを搭載しており、クロップ機能を使用しても約2100万画素残ります。今回は200‐600mmのレンズを使用したので、クロップすると最望遠端900mmまで使用でき、もっと遠くの被写体を写したいという時でも十分な画素数で使用可能です。
上の2枚目の写真は編集で上部の飛行機を切り抜いたものですが、SNSで使う分には問題ない画質でした。あえて広く撮影しておいて、編集時にトリミングする撮影方法に使用するのも良いと感じました。

また、なんといってもSONYのフラッグシップカメラを使用しているという所有感を味わえます。筆者がカメラ好きというのもありますが、それこそ大きなレンズやGMレンズと一緒に使用するとなると、撮影に対してモチベーションも自然と上がります。モチベーションが上がると自然と良い写真が撮影できることも増えるので、良い影響になっているのかと感じます。

総括ですが、α1Ⅱが発売された今、初代α1を購入することは有りだと感じました。α1Ⅱで向上した機能はありますが、基本的な部分はα1と変わりません。むしろα1の性能が元々高かったとも言える撮影体験でした。この性能であれば野鳥等の動きの予測がしにくい被写体、戦闘機のようなもっと高速な動きの被写体でも問題なく撮影可能だと思います。
勿論動体撮影だけでなく、高速なAF・フラッシュ同調速度1/400秒という理由でポートレート撮影で使用したり、8.6Kオーバーサンプリングが使用可能という理由で動画機として導入するのも良いと思います。

α1Ⅱが出た今だからこそ、手の届きそうな価格帯になったα1で、どんな被写体・撮影にも対応できるフラッグシップ機を手に入れませんか。

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【特別企画】愛する・気になる銘玉を語り尽くす「50mmレンズの世界」を巡る旅

【特別企画】愛する・気になる銘玉を語り尽くす「50mmレンズの世界」を巡る旅

Leica Boutique MapCamera Shinjukuは皆様の多大なる「ライカ愛」のおかげで12周年を迎えることができました。
今回は特別企画ということでLeica好きのスタッフ2名が、数多くあるLeicaレンズ50mmの中から厳選して一押しレンズをご紹介します。
個性的なレンズを前に、Leica愛溢れるトークが止まらないスタッフたち。なぜそのレンズを選んだのか動画内で詳しくご紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:59 それぞれの1本目
05:18 2本目
08:08 3本目
11:24 4本目
15:00 5本目
28:08 まとめ
28:38 エンディング

 最初に選んだレンズ


2人が最初に選んだレンズは「Leica ズミクロン M50mm F2 沈胴」と「Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM」です。
1954年に発売された「Leica ズミクロン M50mm F2 沈胴」はクラシカルな外観で、沈胴式という点が特徴のレンズです。
解像感・コントラスト・柔らかさ全てのバランスが良く、当時のLeicaの技術を注ぎ込んだ1本となっています。
対して「Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM」は現行で買うことができ、一見親しみやすいと思いきや写りに一癖あるレンズです。
フォーカスシフトがあったり、コントラストと解像のピークがずれているので、ピントを合わせるのが大変難しい作りになっています。ただ、絞ることでそのずれは解消していき、美しい写りを見せてくれます。

 

 

 2本目

2本目に選んだレンズはこちら。

「Leica ズマール L50mm F2 先黒クローム」と「Leica ズマリット L50mm F1.5 前期」です。
「Leica ズマリット L50mm F1.5 前期」は1954年にMマウントタイプが登場し、大口径レンズの先駆けとなりました。
「Leica ズマール L50mm F2 先黒クローム」は外観でもわかる通り、レンズ先端が黒くなっているので先黒と名前についています。
ズマール 50mm F2は様々なモデルが存在しており、「Leica トロッペン ズマール L50mm F2」という熱帯地方向けに供給されたズマールも存在します。






 3本目

続いて3本目がこちら。

「Leica ズミクロン M50mm F2 3rd ブラック」と「Leica ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit) シルバー」です。
先にご紹介した「Leica ズミクロン M50mm F2 沈胴」は初代(1st)でこちらは3世代目となります。
初代が登場した頃はモノクロフィルムが主流でしたが、1960年代頃からカラーフィルムが主流になっていきレンズも最適化されていきました。
3rdは唯一ノブがついていることも特徴です。
「Leica ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit) シルバー」はスタッフがライカのレンズは本当にすごい!と感じさせた一本で芯がありつつ、非常に綺麗なボケを楽しむことができるレンズです。


 4本目

今回の動画のために多くの50mmレンズをご用意させていただきましたが、なんと4本目は2人共同じレンズを選びました。

スタッフA「人生で1回は欲しいと思うレンズ」
スタッフB「これは、買いだな。絶対に使った方がいいレンズ」

と言わせるほどオススメの1本です。
それがこちら、「Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical VM(ライカM用)」です。
2人がどういった点でオススメするのか、ぜひ動画をご覧ください。


 最後に選んだのは

最後にオススメする50mmはこちら。

「Light lens lab M NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.(真鍮鏡筒)(ライカM用) ブラックペイント」と「MS-Optics SONNETAR M50mm F1.1 MC ブラッククローム」です。
「Light lens lab M NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.(真鍮鏡筒)(ライカM用) ブラックペイント」はオリジナルの描写力を徹底的に追求した復刻レンズを提供するメーカー「Light lens lab」が生産した1本です。
オリジナルで使用している手磨きで生産した非球面レンズと同様にこちらのレンズも手磨きで生産した非球面レンズを使用するという、生産方法まで再現して生産されたレンズです。
最後の1本の「MS-Optics SONNETAR M50mm F1.1 MC ブラッククローム」は、ボケ味はゾナータイプの特徴そのままに、放射状のクセが楽しめるレンズです。
「MS-Optics」が生産するレンズは個体ごとにそのレンズについて、まるでカルテ(診療記録)のように細かく記載された手書きの説明書がついていることが大きな特徴になっています。

 

 

 まとめ

数ある50mmの中から2人のスタッフが選んだ珠玉のレンズを熱い想い、マニアックな話を交えてご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

[ Category:Leica YouTube | 掲載日時:25年02月01日 19時10分 ]

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【SONY】 α1とMACRO APO-LANTHAR 65mm F2でモノクロスナップ

【SONY】 α1とMACRO APO-LANTHAR 65mm F2でモノクロスナップ

とある休日の午後、神奈川県の横浜へふらっと行ってきました。

この日のお供は、SONY α1とVoigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalを持っていきました。
関内駅から山下公園の方へ歩きながら、どんな写真を撮ろうかと考えながら選んだのは、モノクローム写真でした。

早速カメラを設定して撮影を始めます。山下ふ頭の方を見ると、珍しい連接バスが走っていました。
2020年から横浜駅東口から山下ふ頭までのルートを走っているそうです。

遠くに横浜ベイブリッジが見えました。全長860メートル、高さは海面から175メートルあり、横浜を代表する風景の一つです。

象の鼻と呼ばれれるところまでやってきました。横浜開港当時に作られた波止場が、時代を超えて残され現在の形になっているそうです。

手前の船にピントを合わせて撮影してみました。MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalの立体感を感じることが出来ます。

ひょこっと鳩が出てきました。その姿がかわいらしく写真に収めてみました。
奥には「クイーン」の愛称で親しまれる横浜三塔のひとつ横浜税関のドームが見えます。

上の写真の鳩の部分をトリミングしてみました。解像度の高いセンサーとレンズのおかげで、拡大しても瞳の様子や羽根のディテールなどがしっかりと分かります。

赤レンガ倉庫には、日本最古の荷役用エレベーターが展示・保管さてています。
米国オーチスエレベーター製で、100年以上前に製作されたものだそうです。

同じ赤レンガ倉庫の近くには旧横浜港駅プラットホームが復元さてています。
かつてはボート・トレインと呼ばれる船と鉄道を連絡列車が運行さていたそうです。

日も傾いてきたので、今日の横浜巡りはここまで。
お気に入りのカメラとちょっとそこまで、のんびり出掛けてみませんか。




[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:25年02月01日 19時00分 ]

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【Leica Boutique MAPCAMERA shinjuku 12周年企画】WITHIN 120K -旅の供にカメラを-

【Leica Boutique MAPCAMERA shinjuku 12周年企画】WITHIN 120K -旅の供にカメラを-

旅の供にカメラが選ばれるようになってから100年が経過しようとしています。
この言葉の意味するところ、それは100年以上前から既に「カメラ」は存在していましたが、その多くが非常に大型で今私たちがストラップで首から提げているような”コンパクト”なものではなかったことに由来します。では、この現代まで普及しているコンパクトなカメラを初めて生み出したのは誰で、それがいつだったのか。

・・・

いま私たちが手にするカメラの多くはセンサーで光を受け止めて、写真をデータとして保存する「デジタルカメラ」です。なかでもいま一番メジャーなセンサーの大きさをフルサイズ、または「ライカ判」と呼びます。まず一つ目の答えがこちら。この“ライカ判”という36mm×24mmの横長長方形が、何を隠そうカメラを小型化できた要因であり、その名の通り今のLeicaがかつて写真撮影用に定義したフィルム撮像面の大きさなのです。

ライカ判のカメラは今のLeica社、かつてのLeitz社のオスカーバルナックにより試作が繰り返されたのち市販されました。
その名を「Leica A型」。ドイツでは「Leica I」と呼ばれます。1925年、ちょうど100年前の話です。これが二つ目の答えです。

つまり広く解釈をすれば、“今私たちがストラップで首から提げているようなコンパクトなカメラ”の多くは、ライカが行った小型化の恩恵を受けていると言っても過言ではないのです。人が長くを移動して、その先の風景を残したいと思う瞬間に100年前の恩恵を受け、我々はそれを写真に残す事ができますし、旅を楽しく過ごすことができるのです。

スマートフォンで十分と言われ始め、もう何年も経過した2025年。
まだまだ「カメラ」は健在であり、これまでも、これからも、旅の供に「カメラ」は重宝され続けます。
なぜならカメラでしか撮れないものがあるから。
なぜならライカでしか撮れないものがあるから。

2025年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは12周年を迎えます。
旅の供にカメラが選ばれるようになってから100年となる今年、せっかくならばという思いから「旅」を通してカメラの楽しさ、ライカの面白さをお伝えするべく、マップカメラスタッフ12名が旅に出ました。その名も「WITHIN 120K」

今年の連載はテーマ『Journey』と『“12”周年』にちなみ、マップカメラのある新宿から半径120キロ圏内での撮影旅行をスタッフが計画。ライカA型の登場からちょうど100周年の節目でもあるこの2025年、旅を通してコンパクトなカメラ文化を定義したライカの魅力に迫ります。お楽しみに!

[ Category:Leica | 掲載日時:25年02月01日 18時00分 ]

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冬にこそ撮りたいフィルム写真

冬にこそ撮りたいフィルム写真

 

冬の光には特別な魅力がある。 夏のような鋭い強さはないし、秋のように温もりを帯びることもない。

 

低い太陽の柔らかな光がどう調和するのか、冬の光と影ほどフィルムで表現したいものはないと思い、

今年の冬もまたフィルムで撮影を続けています。

 

 

使用したフィルム:Kodak UltraMAX 400

 

銀閣寺に向かう途中に見た、京都の大鳥居。

澄み切った青い空に映える朱色、これはかなりのインパクトがあり写真を撮らざるを得ませんでした。

 

 

使用したフィルム:Kodak UltraMAX 400

 

京都、清水寺の西門より。

夕暮れちょうどに到着し、西山からの夕焼けを見ることができました。

冬場の黄金色の夕日に照らされた門は、

より一層輝いて見え、ひと味違ったものとなりました。

 

 

使用したフィルム:Kodak UltraMAX 400

 

京都、法観寺(八坂塔)

京都の中でも最古の建築と言われ、歴史の深さと相まって、

なんとも美しいこの五重塔のシルエットは今でも忘れません。

日没直後はまさにマジックアワー。 黄金色から紫、青へとスクリーンが変わる瞬間です。

 

 

使用したフィルム:FUJIFILM 400

 

高野山、早朝の奥の院。

神聖な空気を吸いながらの散歩はとても清々しいものでした。

まだ夜の冷たさが残っている森に、少しずつ暖かな光が滲むように広がって、

空間全体が息を吹き返していくようです。

 

 

使用したフィルム:Kodak PORTRA 800

 

フランスにて。

鳥の巣箱かな?と近づいてみたら、中に本が並んでいました。

これは、ボワット・ア・リーブル(boîte à livres)といい、家で読まなくなった本をこの本箱に入れて

読みたい人がいれば、誰でもそこから自由に持ち出すことができる小さな図書館。

本は家に持ち帰ってもOKだし、公園のベンチに座りながら読むなんてこともできるようです。

 

湿った空気感がそのまま写真に収められ、これぞヨーロッパの冬という感じです。

 

 

使用したフィルム:Kodak PORTRA 800

 

フランス北部より。

周りには濃い霧がかかり始めとても幻想的な世界でした。

 

池のほとりに白鳥を発見。

近づいてみると、飼い主さんとのお散歩中のようでした。

とても賢い白鳥で、くるっと上手に一回転してくれました。

 

冬もあとわずか、感動を求め、また写真を撮りに出かけようと思います。

 

 

 

 

 

▼▼使用したフィルムはコチラ▼▼

▼▼おすすめの中古フィルムカメラはこちら▼▼



[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:25年02月01日 12時09分 ]

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【終了しました】Leica Boutique 12周年記念ノベルティプレゼント

【終了しました】Leica Boutique 12周年記念ノベルティプレゼント

2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは12周年を迎えます。

これを記念して、ささやかながらプレゼントをご用意いたしました。
対象商品をご購入いただいたお客様にマップカメラオリジナルデザインが施されたモレスキンノートブックをプレゼントいたします。

Moleskine®は2世紀の間、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、アーネスト・ヘミングウェイ及びブルース・チャトウィンなどの芸術家や思想家に愛されてきた伝説的ノートブックの相続人であり継承者です。
今日のモレスキンは、様々な機能を持つノートブック、ダイアリー、バッグコレクションやデジタルツールなどを総括したライフスタイルブランドとして展開し、
今を生きるクリエイティブで想像力に富んだプロフェッショナル達をサポートしています。

そんなモレスキンのハードカバーノートブックの中から最も携帯性に優れるポケットサイズを選びました。

※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。

サイズは90mm×140mm。その名の通りポケットに収まるサイズです。

気になるデザインもご紹介します。

表紙にはカメラの柄が型押しされています。

表紙を開くとLeica Boutique MapCamera Shinjukuの外観がデザインされています。

一番後ろの見開きには店への地図がプリントされています。
道やカメラ選びに迷った際はこちらを参考に当店にお越しください。

裏表紙には懐かしのフィルムインジケーターの型押しが施されており、12を指し示しています。

・・・

アイデアやメモ、スケッチなど使い方は十人十色。
撮影や旅のお供に加えて頂けたら幸いです。

数に限りがございますので、品切れの際は何卒ご容赦ください。

この他にも12周年を記念した企画をご用意しております!是非お楽しみください!

[ Category:Leica | 掲載日時:25年02月01日 11時00分 ]

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【Voigtlander】APO-LANTHARの描写をSL2で堪能してみる

【Voigtlander】APO-LANTHARの描写をSL2で堪能してみる

「フォクトレンダーのAPO-LANTHARはすごいレンズだ!」
それは多くのライカユーザーにとってよく知れ渡った事項です。

2021年1月に発売されたAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMは、ライカの究極レンズAPO-SUMMICRON M50mm F2.0 ASPH.の10分の1ほどの価格ながらAPO-SUMMICRONに匹敵する描写性能を誇るレンズとして一躍話題になりました。

アポクロマート設計により、軸上色収差をはじめとする各種の収差を徹底的に排除。解像力やコントラスト再現性においても、究極の性能を誇ります。

「もう、これで良いんじゃない!」
正直、そう思っていました。
…ところがフォクトレンダー・コシナはそれだけでは終わりませんでした。

2024年8月、新たにAPO-LANTHAR 50mm F3.5 VMを発売。
開放絞り値をF3.5に抑えることで無理のない設計に変更。コンパクトさと高い描写性能を併せ持つレンズを作り上げました。

外装デザイン・最短撮影距離の違いなどでType I、Type IIの2タイプを用意。
さらにType Iにはアルミ素材のマットブラックペイントと真鍮素材でブラックペイントとクロームのツートン、Type IIには一部にアルミ素材を用いたブラックペイントと真鍮素材のシルバーというように、計4種類も取り揃える熱の入れよう。
と思ったら、さらにさらに限定モデルとしてType Iのツートンにオリーブ・グレー・ネイビーまで発売するなど、もはや販売スタッフ泣かせのラインナップです。

これにさらに限定色3種が加わります。

価格は、通常モデル4種がだいたい7万~9万円と、APO-SUMMICRON M50mm F2.0 ASPH.よりさらに低い設定となっています。

今回撮影に持ち出したのは、Type I ブラックペイント。ラインナップ中で最も安価、かつ最軽量150gのモデルです。
装着するボディは、SL2。マウントアダプターを介しての使用となります。

ブラック同士の組み合わせが全くもって自然で、もともとSLマウントのレンズなのではと錯覚してしまいます。
SLシリーズのレンズはどれも大柄で、軽量のSUMMICRON SL50mm F2.0 ASPH.でも約450gありますから、いかに取り回しの良い組み合わせか分かっていただけるかと。

ちなみに他のモデルだとこんな感じ。

いずれも甲乙つけがたい、魅惑的なフォルムです。

2024年3月に新型機SL3が登場し生産完了となったSL2ですが、4730万画素と十二分な高画素性能を備えています。
中古の価格帯も現在50万円前後と、新品SL3の半値程度。
ライカ SLシリーズを一躍メジャーな存在に引き上げた名機も、大変お手頃感の高い機体となっています。

・・・・・・

この組み合わせで向かったのは、渋谷区の代官山。
正直私には不似合いな街ですが、首から提げたLeicaロゴを心の拠り所にして闊歩してみました。

Leica SL2 + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5 VM Type I(以下、同じ。)

まずは「BW Nat モノクロ」モード、F5.6で。
絞り優先AEにすると、モノクロでは明るめに写ることが多いので、僅かにマイナス補正をかけるようにしています。
石畳の描写の緻密さが半端ありません。この1枚だけで解像力の高さがうかがい知れます。

かなり強い斜光を受けていました。
それでも葉のハイライト部もシャープさを損なうことなく表現されています。

こちらの白壁も、飛ぶことなく細かな部分まで再現されています。

ついついモノクロモードが多くなってしまいました。「STD 標準」で。
大口径レンズのようにボケで遠近感を出すのではなく、物体を立体感豊かに描写し解像力で遠近感を表現してくれるレンズだと感じました。

絞り開放F3.5で。

青空を撮ると、画面周辺部の光量落ちが見られました。

 

近くの旧朝倉家住宅にも足を運んでみました。
紅葉の頃など大変賑わう所ですが、この時期は閑散としています。いるのは外国の方ばかりでした。


どちらも絞りF3.5で。
バックが樹々だとさすがにボケが目立ちますが、自然なボケ具合で乱れを感じさせません。

撮影中、外国人男性に「良いカメラですね!」と声を掛けられました。
「セ、センキュー…」
突然のことで、なんとも情けない返しになってしまいました…

 

大通りに面した、ひと際目を引くお店の前で。
冬の午後の強い斜光を浴びた車体が鮮やかな色味で表現されています。
さらに、車体の錆や周りを囲む蔦の葉一枚一枚まで緻密に描写された解像力。
眩しくて人の目では見極められないところまで細かく再現されています。

F3.5で。近距離でわざと奥行きを持たせて撮影しました。
この距離だとどこにピントを合わせたのかがはっきりします。
ピント合焦部がひと際シャープに、そこからなだらかにボケていくのが分かります。

モノクロだとそれがさらに際立つことに。
被写体のどこに主眼を持っていこうとしたのか、撮影者の意図が出来上がった写真で如実に分かってしまいます。





軽く取り回しの良いことから、気の向くままに被写体にレンズを向けていました。
しかし、描写力が高いゆえに撮影者の力量をかなり反映するレンズとも言えます。
もっともっと使いまわしてみたい1本となりました。











[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Leica | 掲載日時:25年01月31日 18時30分 ]

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【SONY αユーザー必見】メモリーカード選び完全マニュアル

【SONY αユーザー必見】メモリーカード選び完全マニュアル

カメラを使用するにあたり必須になるのがメモリーカード。
ただ色々な種類や形式があり、自分の利用用途ではどれを買うべきなのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はSONYのフラッグシップ機であるα1を例にして、どのメモリーカードを選ぶべきなのか、種類ごとに説明させていただきます。

α1は”SDカード”と”CFexpress Type A”の両方に対応したダブルスロットとなっておりますが、最初は有名メーカーのSDカードについて確認していきましょう。

SDカードを選ぶ中で重要な用語として以下の2点が上げられます。

①UHSスピードクラス(UHS-Ⅰ/UHS-Ⅱ)
②ビデオスピードクラス(V30/V60/V90)

それぞれ書き込み・読み出しの転送速度に関する規格となっており、連写や動画撮影をされる方には非常に重要な項目となります。

それらの具体的な違い、選ぶ際の注意点については以下の通りです。


【UHS-Ⅰ/UHS-Ⅱ】

左:UHS-Ⅰ、右:UHS-Ⅱ

UHS(Ultra High Speed)にはⅠとⅡの2種類あり、上の画像でも分かるように端子の数が違います。

シンプルにUHS-Ⅱの方が転送速度が速くなっており、高速連写や高画質動画だけではなく、パソコンへのデータ移行の速さにも影響します。

しかしUHS-Ⅱに対応していないカメラやカードリーダーを使用すると、SDカードは使用はできてもSDカードの本来の実力を発揮することができなくなります。

もちろんα1はUHS-Ⅱに対応しておりますのでご安心ください。
是非お持ちのカメラの対応状況もご確認の上お選びいただければと思います。


【V30/V60/V90】

こちらはビデオスピードクラスという名前の通り、動画撮影時に求められる性能となります。
動画は継続的にデータを書き込むため最低限の書き込み速度を維持する必要がありますので、そのための最低保証速度が当規格なのです。

V○○=○○MB/s

V30・V60・V90と数字が大きくなればなるほど最低保証速度も大きくなりますので、ご希望のビデオフォーマットに必要なタイプをお選びいただければと思います。
とは言うものの、なかなか基準が分からない方もいらっしゃるかと思いますので、それぞれのカードを使用した場合どこまでの性能まで耐えうるのか、α1を例に確認していきましょう。

ちなみにほとんどのV30はUHS-Ⅰ、V60・V90はUHS-Ⅱになっている事が多くあります。
しかし稀にV30でもUHS-Ⅱの場合がありますのでご購入の際はご注意ください。


【V30】

まずは一番手にしやすいV30についてです。

上の写真でも使用したSanDiskのExtreme PROはRead:200MB/sWrite:90MB/s(256GB以上は140MB/s)となっており基本的な撮影では申し分ないスペックを持ち合わせています。

気になるJPEGで秒間30コマの連続撮影をした場合に詰まらずに撮影できるコマ数は以下の通りです。([]内はメカシャッター10コマ時)

FINE・・・約200枚[無限]
EXTRA FINE・・・約120枚[約300枚]

JPEGに関しては必要十分な連写が可能だと感じる方も多いのではないでしょうか。
しかしRAWでは書き込み速度が連写に追い付かない為、ほぼバッファ容量のみで撮影しているような印象となります。([]内はメカシャッター10コマ時)

圧縮・・・約130枚[約150枚]
ロスレス圧縮(L)・・・約70枚[約75枚]

非圧縮・・・約70枚 [約72枚]

動画では4K60pまでは基本的に撮影が可能となっており、α1に関しては8K30p(200M、4:2:0、10bit)までもが撮影可能となっております。

「長時間の連続撮影をしない」「基本は4K60pまでで十分」という方にオススメのコストパフォーマンスが非常に高いSDカードです。

▼オススメのV30▼


【V60】

V60に関しては書き込み速度はV30と大きく変わらないものの、読み出し速度が向上し基本的に300MB/sのSDカードがほとんどとなります。
PCへのデータ移行時間はかなり短くなりますので撮影枚数が多い方や仕事などで時短が求められる方にオススメです。

動画に関しては4K120pまで使用でき、4Kのスローモーションを録りたい方には必須となります。
α1に関しては8K30pの「260M、4:2:2、10bit」や「400M、4:2:0、10bit」まで撮影可能となりますのでより画質にこだわることができます。

V30のコストパフォーマンスの高さと、これからご紹介するV90の書き込み速度を合わせ持った使い勝手のよいSDカードですので迷ったらV60を手にしていただくと良いでしょう。

▼オススメのV60▼


【V90】

SDカードの中では最速を誇るV90。
書き込み・読み出し共に約300MB/sになっているものが多く、連続撮影もより多く対応できるようになります。
V90を使用しJPEGで秒間30コマの連続撮影した場合、FINE・EXTRA FINEどちらでも無限連写が可能となっておりスポーツや野鳥など一瞬を切り抜く必要がある方には非常にオススメです。

RAWでの連続撮影時は以下のようになりました。([]内はメカシャッター10コマ時)

圧縮・・・約170枚[約250枚]
ロスレス圧縮(L)・・・約90枚[約120枚]

非圧縮・・・約75枚[約90枚]

V30やV60と比較すると圧縮RAWであれば1.3倍以上撮影可能枚数が増加しており、短い連写を繰り返す方ならバッファを詰まらせることなく撮影することができるでしょう。

動画では最高画質の8K30pの「520M、4:2:2、10bit」の撮影だけに留まらず、更に本格的な動画編集では欠かせないALL-Intraでの撮影が可能となります。
ALL-Intraを使用するとファイルサイズは大きくなるものの、色編集などを行う際にPCへかかる負荷を大幅に軽減させることができますので、SDカード利用の動画クリエーターには必須と言っても過言ではないでしょう。

ただしα1やFX3などでプロキシー記録をONにする場合は最後にご紹介するCFexpress TypeAを使用する必要がありますのでご注意ください。

▼オススメのV90▼


【CFexpress TypeA】

SDカードについて詳しくご確認いただきましたが「RAWでも長時間の連写がしたい」「All-Intraでプロキシー記録をしたい」などの希望がある方には最終手段のCFexpress TypeAになります。

SDカードの最速300MB/sに対して、CFexpressはSSDなので上の写真にもあるSONY TOUGHだとRead:800MB/sWrite:700MB/sとなっており、より高速な転送が可能となっております。
RAWでの連続撮影に関しても以下のように非常に素晴らしい結果を見せてくれました。

圧縮・・・無限[無限]
ロスレス圧縮(L)・・・ほぼ無限[無限]

非圧縮・・・約100枚[約180枚]

All-Intraでの動画撮影時に関してはプロキシー記録にも対応できます。
プロキシー記録を使用すると大容量の元データを使わず、同時記録した低ビットレート且つHD解像度のプロキシー動画を編集やプレビューに使用できます。
そうすることでPCへの負荷を減らし、色編集やトランジション、エフェクトなどの使用しても軽快な編集も実現します。

SDカードの性能では難しい大容量データの高速転送が可能となりますので、最大限の性能を活かしきりたい方はCFexpress TypeAはお選びください。

更にMapCameraではCFexpress TypeAの中古商品も取り扱っております。
新品と比べると大変お買い得となっておりますので是非そちらもご覧ください。

▼オススメのCFexpress TypeA▼


▼ネット限定ポイント10%還元対象中古品!▼


メモリーカードの性能の違いについてお伝えさせていただきましたが皆さんの求めるメモリーカードは見つかりましたでしょうか。

SDカード、CFexpress TypeA共に個性があり、使用用途によって最適なメモリーカードがあります。

ちょうどいいものも選ぶも良し。
少し余裕を持った上のランクを選ぶも良し。

今回の記事で皆さんの最適なメモリーカード探しの一助となれば幸いです。

▼新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!▼


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[ Category:SONY | 掲載日時:25年01月31日 11時50分 ]

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【SONY】Start with FullSize! SONY α7C編

【SONY】Start with FullSize! SONY α7C編

みなさんは「フルサイズ機」と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか。

一般的にフラッグシップモデル/ハイエンドモデルとして位置付けられることの多い、フルサイズセンサー(約36.0mm×24.0mm)搭載のカメラを指す名称ですが、初心者の方から趣味の範疇を超えてプロのカメラマンまで、幅広いユーザーに愛されています。

フルサイズ機で撮影した写真のクオリティはとても高くなりますが、それに伴い持ち運びやすさ度外視のサイズ感やなかなか手の出しにくい価格帯であることは間違いなく、やはり購入を検討する際の懸念点となってくるわけです。しかし、そんな中で各主要メーカーではフルサイズセンサーを搭載しつつ、コンパクトさやリーズナブルな価格帯に重きを置いたモデルが存在しています。

そこで、本連載では‘‘初めてフルサイズカメラを購入する方”や‘‘APS-C機等からのステップアップを考えている方”にぴったりのフルサイズ機にフォーカスを当てて、ご紹介します。

今回は「SONY α7C」です。

2020年に発売されたSONY α7C。世界最小・最軽量を謳うフルサイズミラーレスカメラです。

カラーのバリエーションはブラックとシルバーの2色展開。約509gの本体は、ファインダーが中央ではなく左側に配置されたフラットな外観になっています。コンパクトさを最重要視ながらもSONYの最先端技術を搭載し、昨今の動画需要にも応える万能な1台です。

この日はいつもの休日より少し早起きをしました。目的は都内で行われてる蚤の市。気持ちの良い快晴は軒先に並ぶ商品たちをより魅力的に見せてくれます、絶好の蚤の市日和と言えますでしょうか。

会場はたくさんの人だかりでなかなか身動きがスムーズに取れない場面もありましたが、そんなときはやはり手荷物が身軽であること、Compact(コンパクト)のCを持つα7Cは役立ちます。

雑貨や衣類、食器まで色鮮やかで全体的にガチャっとした景色にワクワクさせられます。

この日使用したレンズはFE 28-60mm F4-5.6。キットレンズとしても発売されている標準レンズです。手のひらで包み込めるようなサイズ感+質量約167g+持ち運びを考慮された沈胴式、α7Cとの組み合わせで最強にコンパクトな組み合わせが生まれます。

キットレンズと侮るなかれ、幾重に重ねられた布たちの立体感がしっかり伝わってきます。本レンズは広角側30cm、望遠側45cm、テーブルフォトや草花の撮影でも活躍します。スナップがメインの方であれば、”1本目”に間違いないレンズかと思います。

友人がいくつも比べて購入していたシャンデリアパーツ。せっかくなので日の当たるところに出て1枚。模様のようにてのひらがキラキラと光り、印象的な1枚になりました。

場所が変わり浅草寺です。日が落ちライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂います。

印象的な建物の質感を存分に活かす線がしっかりとした描写です。また全体を通してSONYらしい色味だなあという印象を受けました。

いかがだったでしょうか。

なんと言っても魅力はそのコンパクトさ。APS−C機並の本体にフルサイズ機の高性能・高画質を備える唯一無二の本機。初心者の方でも抵抗の少ないサイズ感に、やはり軽さは正義だと思わされました。

昨年発売された後継機α7C IIの約3270万画素には劣る画素数とはいえ、フルサイズ機ならではの美しさは十分に味わうことができると個人的には思います。価格帯の差等をふまえても選択の余地があるのではないでしょうか。

またミラーレスフルサイズ機の中でもEマウントレンズは純正からサードパーティ製まで種類が豊富であり、今後さらに撮影の可能性の幅を広げたい方にも持ってこいです。

今回はSONYからα7CFE 28-60mm F4-5.6の組み合わせでご紹介しました。

次回もお楽しみに。

[ Category:SONY | 掲載日時:25年01月30日 18時15分 ]

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【Canon】あなただけには伝えたい、私の大好きなEOS 6D Mark IIの魅力。

【Canon】あなただけには伝えたい、私の大好きなEOS 6D Mark IIの魅力。

職業柄、様々なカメラを手にします。
根っからのカメラ好きとしてはどんな機種も等しく愛でたいのですが、やはり本気で好きになってしまうカメラというのはごく一部に限られます。

その中で更に「自分で購入する」とまでなると、相当な振るいにかかった後の機種になるわけで、それはそれはべた惚れしたカメラ・・・ということになるわけです。
今回はそんな私の相棒、EOS 6D Mark IIのお話です。

 

一眼レフカメラは様々な機種があり、名機と呼ばれるモデルも数多く存在します。
しかしバリアングルディスプレイを搭載したフルサイズ一眼レフは、後にも先にもこのEOS 6D Mark IIだけ。
もちろん単にバリアングルというだけではなく、Canonならではの高感度なタッチパネルでタッチAFやメニュー操作も楽々。
更に上位機種(5D系等)とは違う、1ボタン1機能な操作系が使いやすく手に馴染んだこともあり、近場の散歩から旅行まで肌身離さず持ち歩くようになりました。
EOSの3大特徴である「快速・快適・高画質」の内、「快適」に属する部分は大満足だったといえます。

 

快適性について話すならば、AF性能の高さも外せません。
光学ファインダーでのAFは勿論、デュアルピクセルCMOS AFによるライブビューAFも素晴らしいものがあります。
このカットは双眼観光望遠鏡の接眼レンズ越しにピントを合わせたのですが、狙った細いアンテナにばっちり合焦しています。

 

次は「高画質」の部分に触れていきます。
フルサイズ機なので画質が良いのはいわずもがなですが、注目していただきたいのは色乗りや質感の部分です。
ホワイトバランスを青に大きく転ばせてみましたが、変に破綻することなく氷の冷たい感じを表現してくれました。

 

約3040万画素を誇るEOS 5D Mark IVも使い続けていますが、それと比べても「見劣りしない」と自信を持って言えます。

車のボディの硬さや艶、冬の夕方特有の斜光の柔らかさ、そしてコントラスト・・・。
ここまで表現できれば、もう何もいうことはありません。

 

このカットは曇天ならではの重苦しい雰囲気を再現するため、アンダー目に露出を決めてみました。
大仏の威厳が際立ち、狙い通りの画となりました。
「撮影者が意図した雰囲気で撮れる」というのは、カメラに於いて何よりも大切なことだと思っています。
直接的な画質とは関係が無いところかもしれませんが、心の中で思い描いたものがそのまま出力されたなら、それは「その人にとっての理想の高画質」と言えるのではないでしょうか。

 

最後は新島の美しい海でお別れです。
青とも水色ともとれる深い海の色彩、煌めく光の一つ一つがただただ綺麗で言葉を無くしました。
自分で撮った写真ではありますが、これを見ているとまた海を撮りに行きたくなります。もちろんその時はこのカメラと一緒に。

あれ、「快速・快適・高画質」の快速は?と思われた方、申し訳ございません。
このカメラで様々な動体撮影をしてきた身としては、オールクロス45点AFの捕捉性能についても一家言あるのですが、それについては長くなるのでぜひ別記事で語らせてください。
数多あるEOS 6D Mark IIの魅力のうち、お話しできたのは極わずかなポイントだけですが、このカメラに興味を持つきっかけとなれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

 

EOS 6D Mark IIにぴったりな高画質レンズ。2025年1月現在まだ新品で購入できます!

魅力的な中古商品が続々!ぜひご覧ください。




[ Category:Canon | 掲載日時:25年01月29日 17時55分 ]

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【SONY】フラッグシップ機で切り取る雪景色

【SONY】フラッグシップ機で切り取る雪景色

初代α1が登場してから約4年。
2世代目が最近発売されたこともあり在庫も今なら豊富にあり、数多くある中から選んで購入することができます。
言わずもがな素晴らしいカメラですが、実際にどのような画を見せてくれるのか今季に撮影した作例でご確認いただければと思います。

使用機材の在庫状況は下記の型番をタップしご確認ください。
SONY α1 ボディ ILCE-1
SONY FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2

中古SONY α1の選び方は下記のブログを参考にして頂ければと思います。

【SONY】憧れのフラッグシップ「α1」中古をオススメする理由

筆者はクリエイティブルックを活用して撮影することが多いのですがその中でもよく使うのが『FL』です。コントラストが少し高めで落ち着いた発色が気に入っています。青の色が特徴的で今回の撮影でも使用したのですが好みの色を映し出してくれました。
カラーも10種類の中から自分好みのモノを選び撮影をすることができるのでシーンに合わせて変更しながら写真を撮ることも出来ます。

焦点距離を稼ぐためAPS-Cクロップを使用することもありました。高画素機ならではの画質を大きく損なうことが無く気軽にクロップできるのは非常にメリットとなります。カスタムボタンにあらかじめ割り当てておくことでスムーズに撮影ができますし、クロップした後でも約2100万画素の解像力を残し撮影することができ、今回の記事であれば木の枝などの細かい描写も鮮明に映す事ができます。

この日はとにかく寒く天気も不安定で強風が吹いたり青空が見えたりと大変な一日でした。
とは言ってもほとんどが曇りの一日で青空と雪景色を写真で収めることはなかなか難しかったです。悪環境でも動作してくれるのもフラッグシップだからこその安心感がありました。
手袋を使用しながらの撮影でしたが基本ダイヤル操作を行うだけなので不便になることも無くスムーズに撮影を行えました。

被写体認識能力の高さのおかげでガラス越しでも瞳AFが効いたので助かりました。
最大120回/秒の演算によるAF/AE追随、人物、動物に加え鳥にも対応していることもあり今回のポートレート撮影ではAFの迷いはほとんどありませんでした。
初代SONY α1をお得に手に入れるなら在庫数が豊富にある今。
数多くの中古の中から選んで購入できるチャンスです。

「中古はこちらから!今なら最大ポイント10%還元!」

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[ Category:SONY | 掲載日時:25年01月28日 18時15分 ]

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【OM SYSTEM/OLYMPUS】望遠レンズをその手に。~M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II〜

【OM SYSTEM/OLYMPUS】望遠レンズをその手に。~M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II〜

スポーツ会場やイベント会場でスタッフが使用しているのを見かける望遠レンズ。
大きく太いその容姿から時には「バズーカ」と呼ばれることもあります。
店頭でご案内していても「プロの人が使うんでしょ?」といったお声を頂戴することもあります。

いいえ、そんなことはありません。

今では望遠レンズもバラエティが豊富で、ズームレンズから単焦点レンズ、小さいものから大きいものまで様々なレンズが登場しております。
ぜひ、望遠レンズを手にして、まだ見ぬ世界を覗いてみていただければと思います。

————————

今回ご紹介するのは、OM SYSTEM/OLYMPUSから出ているマイクロフォーサーズマウント用に作られた『 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 』です。

35mm判換算600mm相当をカバーする焦点距離を手のひらサイズで実現した超望遠ズームレンズ。
いったいどのようなレンズなのでしょうか。

焦点距離が75-300mmのズームレンズである『 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 』は、マイクロフォーサーズ規格のセンサーを有したカメラとの組み合わせでは、センサーサイズの大きさの違いから35mm判(フルサイズ)に換算すると2倍になるので150-600mm相当の撮影を行うことが出来ます。しかし、この150-600mmという数値は特段珍しいものではないのですが、このレンズの重さはたったの423g。150-600mmをカバーするレンズのほとんどは500gどころか1000gをゆうに超えるレンズがほとんどなので、その軽さが際立ちます。
レンズに印字されている“ED”は特殊低分散ガラス(Extra-low Dispersion)を意味します。望遠レンズで発生しやすい色収差を効果的に除去し、優れた描写性能を実現しています。また“MSC”機構はMovie and Still Compatible ”の略で、オートフォーカス駆動に関わる設計技術で、軽量かつ少ないレンズ枚数で高速かつ静かなピント合焦を実現しています。

今回はOM SYSTEMの最上位機種『OM-1』と共に撮影してきたデータを振り返ります。

300mm300mm

この時期盛り上がるのは鳥界隈。夏の暑さを避けるため山で過ごしていた鳥たちが人里へと降りてきたり、越冬のために世界の北国から日本に訪れる鳥たちがいたり、様々な鳥を見ることが出来ます。また木々が落葉しているので見つけやすいのもこの季節ならではです。そういう時に大活躍するのが望遠レンズなのです。広い湖沼の真ん中で休んでいる鳥や谷を挟んだ向かいの山肌の木に止まっている鳥など、生身の人間では近づけないような場所にいる鳥も写真に収めることが出来ます。

234mm221mm
300mm300mm

望遠レンズの良いところは、ただ単純に遠くのものを大きく写せることだけではありません。被写体との距離を適度に置きながら大きく写せることこそが魅力だと思います。
少し異なりますが人間にもソーシャルディスタンスやパーソナルスペースがあるように、野生の鳥たちも人間が近づいても気にならない距離、気になる距離があるようです。望遠レンズでなくとも被写体を大きく写すことは可能ですが、そのためには被写体に近づく必要があります。鳥の種類やシチュエーションによっても異なりますが、多くの場合大きく撮ろうと近づくとその鳥たちが嫌だと感じる距離に踏み入ってしまって逃げられてしまいます。超望遠レンズであればその距離の遥か先、離れた場所から鳥に逃げられずに大きく写すことが可能なのです。

234mm286mm300mm

メジロやアオジなどの小鳥類もしっかりとピントを追って撮影することが出来ました。それもそのはず、OLYMPUSの『E-M1X』に次いで『OM-1』もインテリジェント被写体認識AF「鳥認識」が搭載され、被写体となる鳥を認識して優先的に瞳にピントを合わせ、瞳が検出できない場合でも頭部または全身を検出して追尾するようになったので簡単に撮影が行えました。
ただ一方でレンズの弱点もあります。望遠側300mm時の開放F値はF6.7、これが状況によってはかなりシビアになります。明るい場所での撮影では特に気になることがないのですが、森林に入ったり薄暗い場所で撮影を行う場合、F値が暗く適正露出を得るのが難しいのです。ボディには非常に強力な高性能5軸手ぶれ補正機構があり低速シャッターでも問題ないため止まり木で休んでいる鳥は良いのですが、動き回っている鳥はシャッタースピードを1/2000は確保したく、開放F値がF6.7でしかないのでISO感度で補わなければなりません。高感度にするとディテールが損なわれるため極力低感度が良いのはもちろんのこと、一方で画像処理の性能も向上しているので撮れないことは全くないのですが、撮影していると簡単にISO6400以上を使用していることが多々ありました。しかし、それをもってしても600mm相当を手持ちで気軽に扱えるメリットの方が何十倍と大きいように思います。

275mm228mm156mm

ところ変わって空港の展望デッキを訪れました。ターミナルを囲むように滑走路が配置されているので、展望デッキに上がると離発着していく多くの飛行機を見ることが出来ます。『OM-1』は「鳥」の認識に加えて「飛行機・ヘリコプター」も認識することが可能です。飛行機が大きいのでそのような感じがしないですが、滑走路はターミナルからいくつかの誘導路を挟んだ先なので距離があります。標準レンズだけでは、「空港と飛行機」という写真しか撮ることは難しいですが望遠レンズがあれば、飛行機をよりダイナミックに、また働いている人や車までも大きく写すことが可能なのです。

300mm171mm300mm

レンズの長さは116.5mm。望遠レンズですがやはり望遠レンズらしからぬ大きさの本レンズ。他の150-600mm相当の望遠レンズは持ち運ぶために望遠用の大きなカバンや専用のリュックなどが存在しますが、本レンズは普段使いしているカメラバックに標準レンズ等と同様に収まってしまいます。また重量もたったの423gと、500mlペットボトルよりも軽い設計となっています。そのため、遠出の旅行や重量を気にする航空機での旅でも特別配慮せずとも連れ出すことが可能です。どんなに良い景色、良いタイミングに出くわしても、写真を撮るためには“そこ”にカメラがある必要があります。どんなに写りの良いレンズでもその瞬間に手元にないと撮影できないのです。望遠レンズの場合はそれがどうしても顕著で、大きく重たくなる傾向があります。しかし、本レンズであれば標準レンズ等と同様に持って行くことができるのでそのシャッターチャンスをよりものにできる確率も上がるのではないかと思います。
今回使用した『OM-1』も先でご紹介したインテリジェント被写体認識AFの「鳥認識」や「飛行機・ヘリコプター」だけでなく、「フォーミュラーカー・バイク」、「鉄道」、「動物 (犬、猫)」 と多様な被写体を認識・検知することが出来ます。被写体を「ボディで追って、レンズで手繰り寄せる。」まさにそんな使い方ができる組み合わせです。

小型軽量のデザインながら35mm判換算150-600mm相当の撮影が楽しめる『 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 』。まさにマイクロフォーサーズのアドバンテージが凝縮されたようなレンズではないでしょうか。35mm判換算で2倍になることから600mm相当がここまで小型軽量に扱えるのは類を見ません。あまりの取り回しのしやすさに、双眼鏡代わりとして被写体にカメラを向けることもしばしば。写りだけを重視するならば、確かにより良いレンズは多くあります。しかし実際に使用する上で、可搬性はとても重要です。重たく大きいレンズをどこまで持って行けるか、そう考えたときに気軽に持ち出せるレンズ以上に強いものはありません。また、コンパクトなので特別気を使わなくても良く、望遠レンズ入門にも非常におすすめです。筆者も年々機材が重たいと感じるようになってきており、このシステムに助けられています。ぜひ迷われている方はポチっとご注文下さい。届いたその日から家の近くのスズメや小鳥たちが愛おしく恋しくなること間違いなしです。

————————

普段届かない距離をもグッと引き寄せる望遠レンズ。
遠くの被写体も写真内に大きく撮影することが可能です。
普段使い、とはなかなか難しいですが、何も特別では無い望遠レンズ。

ぜひ貴方の手にも、望遠レンズが届きますように。

↓バックナンバーはこちら↓

▼今回使用した機材はこちら▼
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↓撮影に使用した『OM-1』は後継機の『OM-1 Mark II』が発売中↓

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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:25年01月27日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】お散歩のお供に最高の「GF35-70mm F4.5-5.6 WR」

【FUJIFILM】お散歩のお供に最高の「GF35-70mm F4.5-5.6 WR」

年が変わったと思ったら、早くも1月も終わりに近づいています。
撮り初めはどんな被写体を選ばれましたでしょうか。
また、これから撮影予定の方は使う機材について楽しく悩まれている頃かと思います。

特に中判デジタル一眼カメラを使って最高に綺麗な一枚を残そうとするなら
高性能、高画質の単焦点レンズか、F値が一定のズームレンズを選ばれるのではないでしょうか。
どちらかといえば筆者もカメラとレンズの画質や値段のバランスがつりあうように機材を組み合わせるタイプです。

ただ、画質や性能を求めた機材の組み合わせは物理的に大きく、重く、値段も高くなりがちです。
35mmフルサイズよりも大きな中判デジタル一眼カメラはその最たる機材です。
ではF値が可変のキットズームレンズは1億画素の中判デジタル一眼カメラに組み合わせると描写に物足りなさを感じるのでしょうか。
そこで今回は『GFX 100S II』と『GF35-70mm F4.5-5.6 WR』の組み合わせで撮影に出かけて参りました。
撮影時に露出を調整したのみで全てJPEG撮って出しで掲載しています。

鮮やかな赤色が目にとまり、思わずシャッターを切った1枚。
サッとズームして傘にピントを合わせました。約62mm(換算50mm相当)でF5.4で撮っています。
ズーミングするとF値が自動で変わるため、あらかじめ絞りこんで撮る被写体以外はズームした時のF値任せで撮影をしています。
紙の質感や地面に広がる小石は写真を拡大するとどこまでも細かく見えてきます。
何より筆者が驚いたのは中判センサーならではのピントの浅さです。
赤い布で覆われたベンチの輪郭が被写界深度から外れてモヤっとしているのが分かります。

『GFX 100S II』は使いやすいチルトモニターがあります。
ワイド端の35mm側に回し、少し引いたところから煽るように下から構えて撮影しました。
ピントは三角形の頂点の飾りに合わせています。
100%等倍で見ても茶色の飾りの1本1本がはっきりと認識でき、三角形に広がる細い縄もしっかりと解像しています。
青空に広がる薄い雲が階調豊かでよく映えていると思います。

1枚目に掲載した赤い傘の内側の組込みが見事に感じてシャッターを切りました。
チルトモニターを使って真上に向けて撮影しています。
『GFX 100S IIは』5軸8段の手振れ補正を内蔵しているため、1億画素の中判デジタル一眼カメラでも
フルサイズ一眼カメラのように気軽に扱え、ちょっとした被写体もとりあえず記録に残したくなります。
傘の上から太陽の光が当たり、フィルムシミュレーションモード「REALA ACE」が忠実な色を出してくれました。

『GF35-70mm F4.5-5.6 WR』のボケの描写を見てみました。2枚とも70mm側の開放値F5.6で撮影しています。
玉ボケを部分的に拡大していくと年輪ぽい模様は見受けられますが、写真全体として見る分には十分自然です。
その部分の描写にこだわりを持たれる方には、よりハイグレードな単焦点レンズがおすすめでしょう。
竹の表面の汚れやキズの質感、フシ同士をつないでいる部分がよく描写されており、中判デジタル一眼用のレンズの解像感がよく感じられました。
2枚目は数少なく咲いていた早咲きの梅の花をちょっとした記録がてらに残した1枚です。
梅の花の奥に細い枝が数多くあり、2線ボケが出ても不思議ではないですが特に気にはなりませんでした。

逆光の描写はどうでしょうか。画面全体にフレアが出てコントラストが下がることもなく、気になるゴーストも出ていません。
ミラーレス一眼用に作られたレンズだけあってコーティングもしっかりされていることが分かります。
笹の葉のような細かい被写体を撮影すると筆者は周辺画質までつい拡大してみたくなってしまいます。
『GF35-70mm F4.5-5.6 WR』の描写力は『GFX 100S II』の1億画素のイメージセンサーにも問題なく解像していると感じられました。

フジフイルムのミラーレス一眼の特徴であるフィルムシミュレーションモード。
被写体や撮影者の好みによって撮影前に設定したり、後から編集が可能です。
『GFX 100S II 』は20種類内蔵されており、こちらはVelviaモードで撮影しました。
鮮やかな色合いが草花と青空に映え、メリハリが効いた1枚になりました。

いかがでしたでしょうか。
コンパクトなサイズながらもフルサイズ一眼より1.7倍大きなセンサー面積を持つ『GFX 100S II』。
現行GFレンズの標準ズームの中では最も手軽な価格かつ小型軽量の『GF35-70mm F4.5-5.6 WR』。
その描写力はさすが中判デジタル一眼カメラと言うべきで普段使いから旅行までいつでも持ち出すことができ、
思い出を手軽に高画質に残すことができる組み合わせです。
中判デジタル一眼での撮影を始めたい方はもちろん、大きく重たいレンズを持ち運ぶのはどうかなと思った時に、
とりあえずバッグに忍ばせておきたい癒しの機材になりました。

 

 

対象期間内に同時購入で10万円キャッシュバックキャンペーン実施中!
お申し込み方法など詳しい情報は下記メーカーサイトをご確認ください。

マップカメラではインターネットからのご購入で新品2年保証といった、
さらに安心してカメラをお使いいただけるマップカメラだけのサービスも充実しています。ぜひこの機会をお見逃しなく!

[ Category:etc. | 掲載日時:25年01月26日 18時00分 ]

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『SONY α7III』を初めてのカメラに選んだ理由を動画で紹介します

『SONY α7III』を初めてのカメラに選んだ理由を動画で紹介します

発売から6年以上経った今でも、人気が衰えない『SONY α7III』
今回は筆者が『α7III』を初めてのカメラに選んだ理由や、今なお、おすすめしたい理由を実際に撮影した写真と動画を交えて紹介します!

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:27 思い入れのある1台を紹介
02:26 人気のポイント:サイズ感
04:00 悩めるポイント:もう1つの選択肢
06:34 おすすめポイント:動画撮影でも活躍
09:56 プラスワンのおすすめポイント
10:43 まとめ
11:15 エンディング

 動画概要


簡単なスペックはこちらです。
まずα7IIIの購入を検討する上で他に出てくる選択肢として「α7II」があると思います。
こちらに記載させていただいているスペックはあくまでも基本的な部分ではありますが、前機種であるα7IIからこのα7IIIへの進化は、当時かなり注目され、発売当時から高い人気を得ていました。
その人気は発売から6年以上たつ現在でも衰えることはなく、マップカメラYouTubeチャンネルで年末に発表している「新品・中古 年間人気商品ランキング」でも中古カメラ部門で3年連続1位を獲得しているほどです。


α7IIIの購入を検討されている方であれば1度は耳にしたことがあるであろうおすすめポイント、それが「軽量・コンパクト」という点です。


また「この話か」と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、α7IIIを語る上でこの点はやはり外すことができないおすすめポイントです。
例えば「α7C」といった、α7IIIよりも軽量・コンパクトなカメラは数多く存在する中で、なぜα7IIIのおすすめポイントに「軽量・コンパクト」という点が外せないのか。
それは他の機種に比べて1番「ちょうどいいサイズ感」だからだと筆者は考えています。


α7IIIの購入を検討する上で出てくる選択肢として、後継機である「α7IV」もあると思います。
α7IVは有効画素数が約3300万画素で、α7IIIの有効画素数 約2420万画素と比較して多くなっています。
であるならば「画素数が多い方がいいのではないか」と思われるのではないでしょうか。


こちらの写真はα7IIIとα7IVで同じ被写体を撮影したものになります。
どちらがどちらの機種で撮影した写真でしょうか。


答えはこちらです。
α7IIIでも十分にきれいに撮れていると思います。

SONY α7III + FE 35mm F1.8

SONY α7III + FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS

SONY α7III + FE 24-70mm F2.8 GM

またこの画素数に関してデータ管理の観点ではα7IIIに分があります。
画素数が多いということはそれだけデータ容量も多くなるので1枚のSDカードで撮影できる枚数や動画の時間も減ってしまいます。
そういった点からも十分に綺麗な写真が撮れて、データ管理もしやすいα7IIIが初めてのカメラとしておすすめできます。


動画についても紹介したいのですが、その前にバッテリーについてお話しさせてください。
α7IIIは後継機であるα7IVと同様のバッテリーである「リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100」が採用され、α7IIよりもバッテリー容量が多くなりました。


そのため写真だけでなく、動画の総撮影可能時間がほぼ倍まで伸びました。

そして、動画においておすすめしたいポイントが高いAF性能です。
こちらに関しては動画内にて実際に撮影した映像を見ていただけますので是非そちらをご覧ください。


最後のおすすめポイントは、ソニーEマウントはサードパーティのレンズが豊富という点です。
好みの描写やコスト面などレンズの選択肢が多いのは非常に良いポイントです。


なぜ筆者がα7IIIを初めてのカメラに選んだのか、その理由を紹介させていただきました。
ブログ内で紹介しているおすすめポイントはあくまでも一部なのでぜひ動画を最後までご覧いただければと思います。
動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。






[ Category:SONY YouTube | 掲載日時:25年01月25日 19時00分 ]

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