Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSSは、Zeissの特徴も持つレンズです。
そのため、この日のように少し曇り空の際は少し青みの残る発色になることが多いように感じます。
そのため、ポートレート撮影などでは不向きに感じることもあるかもしれませんが、風景写真などでは雰囲気のあるしっとりとした写真が出てくることもあり個人的には好きなレンズです。
今年7月に登場したばかりの最新レンズ「RF35mm F1.4 L VCM」との組み合わせで牧場に訪れた際に撮影した写真の数々です。実際に触れたことはないのですが、牛の太くて芯のある睫毛や、触れたら案外柔らかそうなふっくらとした瞼。鶏のぷるぷるで柔らかそうな鶏冠。
牛舎の外から射し込む光に照らされる子牛の背骨の輪郭を撫でてみたいなあと思いを巡らせながら撮影のあとに牧場のジェラートを食べた思い出があります。バス停へ向かう帰り道、草木が生い茂る道で何気なく撮影した葉っぱがちょっといい雰囲気に写り、ほんのりと嬉しい気持ちになりました。
「RF70-200mm F2.8L IS USM」はR5と一緒に撮影する際に一番好きな組み合わせです。主に動物公園や牧場での撮影で大活躍します。ピントが決まったときの解像力の高さ、羊やヤギの短い毛から猿の長い毛まで細かな毛の一本一本を繊細に描写してくれます。特に1枚目の羊の写真は、まん丸でビー玉のような瞳の質感が綺麗に表現され、筆者お気に入りのショットです。これはRシリーズのボディの中でもR5でなければ表現できない描写だと感じております。
また「RF70-200mm F2.8L IS USM」はテレコンバーターが使用できないレンズのため、焦点距離が少し足りない場合は1.6倍クロップをすることもあります。クロップしても約1730万画素残るので、いざというときの助けになってくれます。
夏が終わり、秋の気配を感じるようになった10月中旬のこと。お散歩がてらカメラを片手に代々木まで足を延ばしました。今回使用した機材はフラッグシップモデルに匹敵する高速連写や高感度撮影などの性能を小型・軽量ボディーに凝縮したミラーレスカメラ「Canon EOS R6」と、どのようなシーンでも広角から遠景まで1本のレンズで対応できる「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」を使用しました。ぜひそんな作例をご覧ください。
今回セレクトした軽量かつ万能な撮影用途でどんなシーンでも活躍してくれる「Canon EOS R6」「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」ですが、色々撮影をしていると「望遠レンズでこんな被写体を撮ってみたい」「マクロレンズがあると蝶をもっと鮮明に」と写欲が高まる1日でした。ぜひ休日のパートナーとしてこの1台を選んでみてはいかがでしょうか。
『Nikon NIKKOR Z 40mm F2』が写し出す描写は、新品で3万円台で購入できるレンズとは思えない描写をしてくれます。全長約45.5mmとパンケーキとまではいきませんが、とても薄くバッグから取り出すときに引っかからずサッと取り出せるので「あっ、撮りたい!」と感じた時にシーンを選ばず撮影を愉しむことができました。