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【SIGMA】ART MUSEUM‐Art 105mm F2.8 DG DN MACRO-

 

「Art」

 

あらゆる設計要素を、最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発。
高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン。

SIGMAの人気レンズシリーズ、通称Artライン。
高い画質と高いコストパフォーマンスから多くのカメラマンから支持を得ているこのArtライン。
改めてという形にはなりますが、その魅力をお伝え出来ればと思います。

本日はご来場いただいた皆様を、底なしの沼のようなArtの世界にお連れいたします。

今回ご紹介する「Art」はArt 105mm F2.8 DG DN MACRO
フルサイズ対応のDGでミラーレス専用設計のDNを冠するインナーフォーカスの等倍マクロレンズです。

本レンズはマクロレンズでありながら、AF速度が速くとても使いやすいレンズに仕上がっています。
中望遠マクロはポートレートや物撮り等幅広く使えることからプロの基本機材とも言われているそうです。

2020年10月にソニーEマウントとSLマウントで発売され、SLマウントの方は別売りのテレコンバーターとの併用で更に高倍率のマクロとして使うことも出来るとても優れたレンズです。

Art 105mm F2.8 DG DN MACRO / 絞り値:F2.8 / シャッタースピード:1/80 / ISO:12800

Art 105mm F2.8 DG DN MACRO / 絞り値:F2.8 / シャッタースピード:1/80 / ISO:12800

前後にざわつく様なボケを配置して撮影した写真がこちら
通常のレンズであれば背景がうるさくなってしまうような今回のシチュエーションでも、中望遠かつマクロ特有の滑らかなボケ感が被写体をはっきりと浮き出すように写してくれていることが分かると思います。

Art 105mm F2.8 DG DN MACRO / 絞り値:F2.8 / シャッタースピード:1/80 / ISO:12800

金属の質感もこの通り、絶妙な光沢感をしっかり演出してくれています。筆者はSIGMAのレンズにおけるソリッドな質感の解像感が好みで、スナップ撮影においては無機物などを積極的に選びたくなります。

Art 105mm F2.8 DG DN MACRO / 絞り値:F2.8 / シャッタースピード:1/80 / ISO:12800

こちらは全く同じ設定で、カラーにして撮影したものです。
ISOを12800とかなり高く設定しているのですが、目立ったノイズが出ていないことに感動を覚えたので今回差分としてカラーも掲載しました。
使用したカメラボディのα7Ⅳが持つ高いノイズ耐性に驚かされました。

 

Art 105mm F2.8 DG DN MACRO / 絞り値:F2.8 / シャッタースピード:1/2000 / ISO:100

さて、続いてはポートレートの作例をご紹介します。
マクロの唯一のデメリットはレンズの駆動域の広さ故の合焦の遅さが一番に出てくるのではないでしょうか?
特に、最短撮影距離から離れて撮影を行う際に顕著かと思います。
しかし本レンズにはフォーカスレンジリミッターと呼ばれる機能が搭載されており、鏡筒部の横にあるレバーを操作することによりレンズのAF作動範囲を「FULL/0.5m-∞/0.295m-0.5m」の範囲で制限する事が可能です。
今回撮影をしたポートレートでは0.5m-∞に設定し、通常の中望遠レンズのような使い方を行い圧縮効果を活かした撮影をしました。合焦速度も速くストレスなくマクロレンズと感じさせない撮影を行うことが出来ました。
マクロの用途=小さい被写体を撮影する事と連想する方も多いと思いますがこちらのArtレンズであれば、ポートレートレンズも十分にこなせる性能を有していると言えます。

Art 105mm F2.8 DG DN MACRO / 絞り値:F3.5 / シャッタースピード:1/2500 / ISO:100

いかがでしょうか。
今回は等倍マクロであるArt 105mm F2.8 DG DN MACROを紹介させていただきました。マクロを買おうか中望遠の単焦点を買おうか迷われている方をたまにお見掛けすることがあります。そんな方には特にこのレンズをオススメ致します。
マクロとしても中望遠レンズとしてもどちらにおいても素晴らしい性能を発揮してくれる本レンズは、とりあえず一本あっても困らないくらいの高い汎用性を持った万能レンズとも言えます。

是非、この素晴らしい「Art」。皆様も感じてみてください。そしてこのArtの沼へのお越しをお待ちしております。

model:sion

▼使用中のマウントを確認の上ご購入ください▼

▼今回の撮影に使用したカメラはこちら▼

[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:22年11月20日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】GFX50SIIで残す記録

関東も紅葉シーズンになりました。
どこを歩いていても色づいた美しい木々でおなかがいっぱいになります。

今回はFUJIFILM GFX 50SIIを持って様々な場所で撮影をしてきました。
一緒に持ち出したレンズはGF30mm F3.5 R WRとGF110mm F2 R LM WR の二本です。

35mm換算で24mmと87mm相当のレンズになるので、この2本があれば風景もポートレートどちらも撮影できてしまいます。

ということで今回は様々なものを撮影した感想を作例と共にお伝えしていこうと思います。

写真の一部はadobe lightloom clasiccで編集をしています。

一枚目は自宅で綺麗に咲いていた百合の花を撮影してみました。

真っ暗にした部屋に窓から少しだけ光を取り入れて撮影をすると百合の鮮やかさが際立ち、迫力のある絵になりました。

二枚目は夕方の空を撮影。

クラシックネガで撮ると懐かしみのある色が再現できるため、特に編集する必要もなく気軽にシャッターを切ることができます。

こちらは断崖から望む海岸です。

なんといっても迫力が凄い。夕方に満潮を迎えるそうで足元の岩に波がぶつかってくる振動が自然の力強さを物語っていました。

中判カメラなだけあって波や岩の解像感がとても高いです。自宅に戻ってから写真を見返すと「こんなにも写っていたのか」と驚きました。

 

こちらは同じ海岸で人物を撮影してみました。

フィルムシミュレーションはアクロススタンダードです。

中盤カメラはピントがシビアなのでピントを少し外してしまうとかなり目立ちます。

しかしGFX 50SIIの瞳AFがしっかりとピントを合わしてくれるのでサクサクと撮影を進めることができました。

これらもアクロススタンダードで撮影をしたものになりますが階調が豊かな分モノクロ系のフィルムシミュレーションを使うとかなり良い雰囲気が出せました。

こちらは振袖を着た女性を撮影したものになります。

模様の細かい着物を着た人を撮るときには高画素の恩恵を最大限に受けることが出来ます。

人生で数少ない振袖を着る機会をGFX50SIIで残すことが出来たら喜ばれるに違いありません。

 

いかがでしたでしょうか。

今回はFUJIFILMの中判ミラーレスカメラGFX50SIIで撮影をしました。

中判サイズのセンサーを搭載しているにも関わらずコンパクトで持ち運びもしやすかったです。

ぜひ人生の一幕を切り取るカメラとして選んでみてはいかがでしょうか。

 

 


 

 


 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年11月20日 16時00分 ]

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【メーカー比較】秋旅のお供に高倍率ズームレンズ

「どのレンズを選べばいいかわからない…」

そんなお客様の声をよく聞きます。
このブログでは、同じテーマを違うレンズで撮影したらどのような違いが出るのか、1つテーマを設けて比較。
カメラとレンズを組み合わせておすすめセットとしてご提案いたします。

・・・

11月のテーマは「秋旅のお供に高倍率ズームレンズ」

秋が深まり、足を延ばしてお出かけしたくなる季節。
1本のレンズだけを持って身軽に、そして、色々な画角で思い出を綺麗に残したい。
このブログが、お好みの高倍率ズームレンズを見つける1つのきっかけになれば幸いです。

・・・

今回の撮影では、ISO200、WBはオート、F値開放でそれぞれ広角側・望遠側で1枚ずつ。
さらにISOとWBの設定はそのままに「秋らしい」1枚を撮影してきました。

・・・

Nikon担当スタッフがおすすめするカメラはZ6II+ NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VRです。
NikonZ6Ⅱは肩液晶があるため設定の確認を素早く行えます。さらにSDカードとCFexpressカード TypeBのダブルスロットのため、旅行の思い出のデータが飛んでしまうリスクが軽減でき、動画撮影の保存にも適しています。
おすすめの24-200mm F4-6.3のレンズは幅広い画角をカバーしながらも570gの軽さで持ち運びに最適です。
綺麗に思い出を残したいけれども荷物もコンパクトにしたい旅行におすすめのレンズです。

24mmF4で撮影しました。
黒がしっとりと映えるため、少し暗めの写真がNikonは得意ではないかと思います。
生い茂る葉の隅々まで細かい描写が出来ています。

次は、200mmF6.3で撮影しました。池の岸から羽繕いしていたカモを狙います。
遠くにピントを合わせましたが、タッチAFで狙いを瞬時に定めることができました。
望遠にしてもピントを合わせたカモは立体的に描写され、周辺部もきっちり写すことが出来ました。

50mmF5.6にして撮影しました。
少し明るめに撮影しても、しっかりとした描写力は健在です。
目で見た時のそのままの色彩をニュートラルに写真に収めたい方におすすめのセットです。



・・・

PENTAX担当スタッフがおすすめするボディとレンズは、K-3 Mark III+DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDMです。


PENTAX K-3 MarkIIIは、小型堅牢ボディながら高性能ファインダーで撮影に没入することができます。
5軸・5.5段の手ブレ補正機構「SR II」を搭載していて、撮影をサポートしてくれます。


まずは広角側18mmで撮影した写真です。
開放F値のF3.5で撮影しているため少し周辺減光が見られます。


望遠側の270mmF6.3で撮影した写真です。
すすきの細長い葉をしっかり写しています。
1本で広角から望遠まで幅広くカバーできるレンズなので、旅行の時など荷物を少なくしたいシチュエーションにおすすめです。


こちらの写真は88mmF5.6で撮影いたしました。
紅葉と青空のコントラストを美しく描写しています。
PENTAXの色味は、鮮やかな色調が好みの方におすすめです。

 

▼今ならお得なアウトレット品もございます!▼


・・・

SONY担当スタッフがおすすめするボディとレンズはSONYα7IIIとTAMRON 28-200mm F2.8-5.6 DiIII RXD/Model A071SFです。

SONY Eマウント用のおすすめ高倍率ズームレンズはTAMRON 28-200mm F2.8-5.6 。長さ117mm質量575gと携帯性は抜群、ワイド端28mmは世界初の開放F2.8を実現しています。【現行のレンズ交換式高倍率ズームレンズ(ズーム比7倍以上)において。(2020年5月現在。タムロン調べ)】
合わせるボディはどんなシーンにも万能なベーシックモデルα7IIIです。


広い景色はもちろん、気軽なスナップ写真にも使い勝手の良い画角です。
無理のない28mmという焦点距離のため、歪みも少なく、F2.8という明るさを成功しています。
日中の撮影から星空の撮影までこれ1本でカバーできます。


望遠側200mmF5.6での撮影となります。
ボケ感を含め全体的にTAMRONらしい柔らかな印象で、500㎖ペットボトルほどの軽さで200mmの焦点距離を楽しめるのは本レンズの強みだと言えます。


広角側の最短撮影距離が19mmと、かなり寄ることができます。
旅先では食事なども大きな楽しみのひとつ。コンパクトさもクリアしているため、テーブルフォトを撮るのにもピッタリです。
つけっぱなしにしても苦ではない、どこにでも連れて行きたい高倍率ズームレンズです。

・・・

OLYMPUS担当スタッフがおすすめするボディとレンズは、OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 です。

2019年に発売されたOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
35mm判換算で24‐400mm相当となり、他のメーカーにあまりない珍しい高倍率ズームレンズです。
紅葉の全体を写したり、望遠で切り取ってダイナミックに写してみたり、紅葉のシーズンにピッタリなレンズではないかと期待して近くの公園へ。


まずは、広角側の12mm、F3.8で撮影した写真です。
木々を撮影すると葉の1枚1枚に立体感があります。また、オリンパスブルーという言葉があるようにオリンパスで空を撮ると鮮やかなブルーで写し出してくれます。


こちらは望遠側の200mmのF6.3で撮影しました。
高倍率ズームと聞くと望遠側の解像力に不安がありましたが、35mm判換算の400mm高倍率ズームでありながら高い解像力で正直驚きました。
また、OM-1の強い手ぶれ補正機構のおかげで望遠側も難なく撮ることができました。
赤色とオレンジ色などの暖色の発色も素晴らしいです。


最後は、200mmで撮影をしました。望遠側の最短撮影距離はレンズ先端から50cmです。望遠マクロとしても使用できるのもポイントです。しっかり葉脈など繊細な部分も写してくれました。
とっても便利な高倍率ズームレンズ。さらに広角側、望遠側の解像力に驚かされました。
ハイスペックな便利ズームの1本です。

・・・

いかがでしょうか。
おでかけに1本あれば便利な高倍率ズームレンズ。
今回のブログで気になる1本が見つかれば幸いです。
ご紹介したボディとレンズの組み合わせは、マップカメラの「カメラ・アラカルト」からもお買い求めできます。是非ご覧ください!

[ Category:Nikon OLYMPUS & OM SYSTEM PENTAX & RICOH SONY TAMRON | 掲載日時:22年11月20日 12時00分 ]

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【Kenko】ホワイトミストで紅葉撮り歩き

2022年11月18日に発売開始された『Kenko ホワイトミスト No.1』。
既に同社から発売されている「ブラックミスト」と対になる商品名に、胸を躍らせた方も多いのではないでしょうか。
今回「ホワイトミスト No.1」を借りる機会がありましたので、紅葉を撮りに出かけてみました。
使用機材は『Leica SL2-S』と『バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.』の組み合わせです。


まず赴いた先は御岳渓谷。
四季折々の季節を感じる事ができる自然豊かな場所です。
晴天にも恵まれ、紅く染まった紅葉が広がる光景は圧巻のひとこと。
「ホワイトミスト No.1」の効果もあり、艶やかに、そして落ち着いた色彩を写し出すことができました。


逆光にレンズを向けるとこの通り
淡くも美しいベールに包まれたかのように、上品な雰囲気を写真にまとわせます。
オールドレンズのフレアを想像させますが、それはとても上品な質感。
普段の景観も十分に綺麗な場所ですが、より一層神秘的な空間になります。


後日、場所を青梅線石神前駅に移して撮り歩きをしました。
駅に隣接する石神社の境内にある大イチョウは青梅市の天然記念物。
樹齢はどのくらいなのか分かりませんでしたが、かなりの老木に見えます。
若い樹木には持ち得ない、圧倒的な迫力がそこにはありました。
二股に分かれているあたりには南天が着生しており、自然の力強さやたくましさをまざまざと見せつけられます。


石神社からしばらく歩くと一面に紅葉が広がる場所があります。
紅、黄、緑。
自然の色が集まり混ざりあうこの場所は、さながら絵画の世界に足を踏み入れたかのよう。


紅色のグラデーションが本当に美しい。
斜光が強い時期ですが「ホワイトミスト No.1」はほんのりと優しい描写を加えてくれます。
春夏秋冬、各季節で連想される色がありますが、ここにあるのは紛れもなく「秋色」でした。


その後、夕暮れ時を狙って奥多摩湖まで移動しました。
道中は厚い雲が空を覆い、今にも泣きだしそうな模様。
ですが日の入前に差し込んでくれた暖かな陽射しは、目の前に美麗とも呼べる景色を演出してくれました。
「自然は神様がつくった芸術品」とは聞きますが、それも大自然を目の前にすると説得力があります。
写真を撮っている時にたまに訪れてくれる気紛れな天候。
それは時に控え目な奇跡を見せてくれるようです。


奥多摩湖を眺める事のできる見晴台に登って撮影終了としました。

淡い色調やオールドレンズを使用したような優しい描写が際立つ『Kenko ホワイトミスト No.1』。
決して主張しすぎることはなく、絶妙な効果を撮った写真にもたらしてくれます。
しっとりと劇的に写し出される写真には、どこか懐かしくもありノスタルジックな記憶すらも呼び起されるようでした。
写真を撮ることが愉しくなり、常用したくなるフィルターです。


[ Category:etc. Leica | 掲載日時:22年11月20日 11時30分 ]

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【Canon】EOS R6と合わせたいArtな重量級レンズ

重量級レンズといえば人それぞれ思い浮かぶレンズは違うかと思いますが、今回はSIGMAから1,000g以上あるArtな重量級レンズを選択して撮影に向かいました。

ArtレンズといえばSIGMAの3つのプロダクトラインのうちのひとつ、最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発されたアーティスティックなラインです。

普段は軽量級のカメラ、レンズの組み合わせばかりの筆者としてはちょっとした挑戦でもある組み合わせです。
「Canon EOS R6」に「コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R」を介し、「SIGMA Art 135mm F1.8 DG HSM (キヤノンEF用) 」を装着して挑みました。


望遠レンズの入門ともいわれた135mmという焦点距離に、開放値F1.8という数値の組み合わせは驚くほどの立体感をもたせてくれます。


それでいて望遠による適度な圧縮効果もあり、撮影者の意図した部分に自然とフォーカスしてくれる気がします。ここでは木漏れ日と動物の角のような不思議な形の倒木が気になってシャッターをきりました。


黄色く色付いた落ち葉が印象的なベンチは、大きな木を丸く囲んでいました。アーチを強調するような切り取り方は望遠レンズならではだと思います。全体というより一部、どこをどのように切り取ろうかと考える時間も楽しいものです。


役割を果たせているのか不明な門。鎖も丸太も年季が入っていそうです。

分岐にある園内図を見てバラ園があることを知り、奥まった場所へ。木製の階段は所々朽ちかけていて、あちこち補修が必要そうでした。


バラ園では初めて見かける管理人の姿。それかバラ園専属の方かもしれません。手入れされたバラが綺麗に咲き誇っていました。


赤、ピンク、黄色とバラを愛でて次に向かうは先程の園内図で見つけた日本庭園。ゆるい坂道を下り、更に階段を下ります。

ちょっとした小道を抜けた先に、数匹の鯉がいる浅い池と楓や松などの木々、小さな石灯籠がありました。全体的にこじんまりとした雰囲気。正直にいえば物足りなくもありましたが、だからこそ頼りになる望遠レンズ。持ってきていたのが広角レンズではなくて良かったと思った瞬間です。


一番小さな灯籠が可愛くて思わずシャッターを切っていました。もう少し後に訪れていたら赤い紅葉が落ちかかってもっと雰囲気が出たかもしれません。


この日の撮影は木漏れ日がもう少しで夕陽に変わりそうな頃に切り上げることにしました。


長さ約115mm、質量は1,000g以上という重量級のレンズですが、「EOS R6」と組み合わせて持ってみた印象としては「重くはあるけどちょうどいい」でした。フルサイズセンサーならではの階調豊かな色彩表現、ボディに搭載された手ブレ補正は、豊かな表現力と重量のあるレンズにピッタリです。何気ないものが相手でも浮き立つような立体感ととろけるようなボケ味で驚くような1枚が撮れるレンズだと思います。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼

[ Category:Canon SIGMA | 掲載日時:22年11月19日 17時07分 ]

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【OLYMPUS】OM-D E-M1 Mark II  で撮影した「秋の紅葉写真」をご紹介!

【OLYMPUS】OM-D E-M1 Mark II で撮影した「秋の紅葉写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、オリンパスの『OM-D E-M1 Mark II』で撮影された「秋の紅葉写真」を一挙ご紹介いたします。

 

【作品名】新緑萌える <投稿作品を見る

【投稿者】heimao 様

 

【作品名】秋の翡翠 <投稿作品を見る

【投稿者】晴丸-Haremaruworks- 様

 

【作品名】燃える蔦 <投稿作品を見る

【投稿者】Momo 様

【コメント】夕日に照らされ真っ赤に燃える蔦・・・

 

【作品名】紅葉谷 <投稿作品を見る

【投稿者】clubman394 様

【コメント】燃えるような紅葉のライトアップ

 

【作品名】悠久の月 <投稿作品を見る

【投稿者】clubman394 様

【コメント】天王星との蝕は何でも440年ぶりの月食だとか・・・小さく写ってるのは天王星なのかどうかは分かりません・・・

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた『OM-D E-M1 Mark II』で撮影しされた「秋の紅葉写真」をご紹介しました!
軽量ながら高画質。身軽さを活かして、アクティブに紅葉撮影を楽しめる一台です。

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

「カメラとともにフォトコンテスト」開催中! グランプリは賞品リストの中からおひとつお好きなレンズをプレゼント!

「2022紅葉フォトコンテスト」開催中! 今年だけでなく過去に撮影したものでも結構です。ご投稿お待ちしています!

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年11月19日 13時42分 ]

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【Nikon】ZとVM~冬への移ろい~

 

日を追うごとに日の入りが早くなり、寒さが身に堪える季節になりました。

こたつに入ってみかんを剥いてとのんびり過ごしたいところですが、放っておくと家にこもりきりになる未来が容易に想像できてしまう筆者。

寒いのは苦手ですが、歩けばそのうち暖まると自分を鼓舞し、愛機と共に葛西臨海公園へ向かいます。

 

時刻は15時頃。

しかしこの時期は日の入りが早く、体感的には17時頃の夕方に感じてしまう様な薄暗さ。

冬の空気感もあって少々寂しい感覚を覚えていたところ、通りがかったベンチに子供の右足の靴だけがぽつんと残っていました。

家族の忘れ物と言えばそれまでなのですが、ちょっと前にはここから子供が何かに向かって走り出した様な、まるで物語の始まりみたいなふわっとした想像が頭に浮かびます。

 

お昼過ぎは晴れ間が見えていたのですが、今日は時間が経つにつれてどんどん雲が。

緑から黄色へ移り変わってゆく広葉樹の葉。やがては枝から落ちてゆくのを思うと、儚さに似た寂しさを感じてしまいます。

 

 

木々が並び立つ散歩道も、この天気では仄かに暗い雰囲気を纏っています。

平日というのもあって元々人が少なく、歩いていて人とすれ違うこともなく。

それが、公園に来てからずっと感じている何とも言えない寂しさをより大きく感じさせます。

 

 

先の散歩道を抜け、シャトルバスも通る舗装路へと来ました。

暫く歩いていると座って休める休憩所が。

ふと海の方へ目を向けると小さな晴れ間から夕焼けの赤が見えたため、遠くに見えるゲートブリッジと共に一枚。

 

 

先の写真に見えていた水路沿いに進むと、岩とコンクリートの隙間から伸びる植物が。

一件土など無さそうに見えますが、こんな環境でも生き続けようとする生命力は凄いと思ってしまいます。

 

 

工事が終わり、入れるようになったクリスタルビューと呼ばれる展望台。

大きな窓から望める東京湾ではなく、敢えて臨海公園を象徴する観覧車を撮影。

独特のボケとフォーカス面のクリアな描写は、それだけでこのレンズを買って良かったと思える画作りです。

 

今回使用した機材はこちら

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Nikon | 掲載日時:22年11月19日 11時00分 ]

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【SONY】α7RIV で撮影した「秋の紅葉写真」をご紹介!

【SONY】α7RIV で撮影した「秋の紅葉写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、ソニーの『α7RIV』で撮影された「秋の紅葉写真」を一挙ご紹介いたします。

 

【作品名】駒止の滝 <投稿作品を見る

【投稿者】nikubis 様

 

【作品名】秋色 <投稿作品を見る

【投稿者】Baruch 121 様

 

【作品名】晩秋のカラマツ林 <投稿作品を見る

【投稿者】nobeyamatoshiaki 様

 

【作品名】日吉大社の鳥居と紅葉と月のコラボ <投稿作品を見る

【投稿者】morohoshi 様

【コメント】日吉大社のライト紅葉のライトアップで、
月とライトアップされた鳥居と紅葉のコラボレーションが綺麗でした

 

【作品名】渓谷の滝 <投稿作品を見る

【投稿者】kaki 様

 

【作品名】地獄沼の紅葉 <投稿作品を見る

【投稿者】イマヒデ 様

【コメント】美瑛の青い池を彷彿とさせる美しい景色でした

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた『α7RIV』で撮影しされた「秋の紅葉写真」をご紹介しました! 風景を撮るのにピッタリな高画素機。目に見える感動の景色を余すことなく写しとってくれます!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

「カメラとともにフォトコンテスト」開催中! グランプリは賞品リストの中からおひとつお好きなレンズをプレゼント!

「2022紅葉フォトコンテスト」開催中! 今年だけでなく過去に撮影したものでも結構です。ご投稿お待ちしています!

[ Category:SONY | 掲載日時:22年11月18日 18時08分 ]

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【Leica】Q(Typ116)とちょっとそこまで

【Leica】Q(Typ116)とちょっとそこまで

とある休日、山梨県の道志村の方へ行ってきました。
この日のお供はLeica Q(Typ116)。原付バイクでのツーリングの為、機動力の高さで選んでみました。

相模原から国道413号を進み道志村へ入っていきます。
道志村は、東西が約28kmあり昔から「道志七里」といわれ、道志川沿いに沿ってワインディングの道が続きます。

路肩にバイクを止めて振り返ると道志川の流れが見えました。

2里塚ポケットパークというところに寄ってみました。秋の山梨は紅葉が進み、木々が色づいています。

道志川の方を見てみると、谷深くはるか下の方を流れていました。

道志村を抜ける国道413号は富士山へ抜ける道の為、この日も多くのバイクやロードバイクが行きかっていました。

国道を外れて、脇道に入ってみます。谷間には収穫を終えた田んぼが広がり、川の音だけが広がる静かな時間が流れていました。

道の駅の裏手に吊り橋がかかっていました。道志村村内にはこのほかにも吊り橋がかかっているスポットがあるそうです。

道の駅を過ぎるとさらに高度が上がっていきます。きつくなる坂道をギアを落としながら上がっていきます。

目の前の山伏峠のトンネルを超えると道志村から山中湖村にかわります。この先は山中湖まで一気に下っていきます。

山中湖につく頃には、だいぶ日が傾いていました。Leica Q(Typ116)はコンパクトなボディの中に使いやすい28mmの明るいを搭載しており、
持ち運べる荷物が限られるツーリングなどにぴったりだなと改めて感じました。

お気に入りのカメラとちょっとそこまで、秋を感じに出掛けてみませんか。

[ Category:Leica | 掲載日時:22年11月18日 17時00分 ]

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【SONY】総重量874g!α7Cに合わせたいオススメレンズ!~Part.6~

もっと自由なフルサイズへ。

本体重量はバッテリーとメモリー込みで509g!
ボディ内に手ブレ補正を搭載しているフルサイズカメラの中では最小・最軽量であるSONYのα7C

そんな小型・軽量のα7CにピッタリなレンズをSONYスタッフがご紹介いたします。
気軽に持ち出せる!軽くて使いやすい!をテーマにレンズを選びましたのでカメラデビューやレンズ選びの参考にしていただければと思います!

今回ご紹介するのはコチラ!「α7C×TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / Model A062S」
二つ合わせて重量なんと874g!

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:500

今回のシリーズでは初のズームレンズの登場です。
超広角域を含む20mm-40mmの「準」標準レンズと言えるでしょうか。
一般的には24mm-70mmのズーム域を標準ズームとするので、それと照らし合わせると望遠域が少し物足りなく感じるかもしれません。
ですが、スナップ撮影などでは広角を意識的に使うことが多いので、あまり望遠域の必要性を感じることが少ないと思うこともあります。
そこで今回は、広角を重視したスナップ撮影を行うために、東京の「シンボル」と言える場所へ向かいました。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:400

20mmの超広角域は目の前の光景をダイナミックに切り取ることができます。
遠近感も大きく、パースペクティブも強調されるのでこのような大きな建造物を撮影するのに向いています。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:400

場所によっては被写体から離れることができない場合もあります。そんな時でも20mmの広角であればすんなりと構図に収めることができます。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:500

最短撮影距離がワイド側で0.17mとかなり接近できます。開放F2.8通しであることも相まってかなり大きいボケ量を得ることができます。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:400

40mmという標準一歩手前の焦点距離までを含むズームレンズですので、テレ側でこのような構図を撮ることも可能です。
普段、スナップ撮影では35mmを使用することが多いのですが、40mmまであると標準レンズのような構図を撮ることができるので非常に心強く感じます。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:400

目的地に到着しました。東京のシンボルと言えるランドマーク「東京タワー」です。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:400

実は、人生で初めて東京タワーの根本までやってきました。
今まで映画やドラマ、雑誌など様々な媒体で見たことのある東京タワーでしたが、実際に近づいて見上げてみると、圧倒的な存在感に驚かされました。
とにかくでかい!こんなにも大きいとは思いませんでした。
同じような高さなら高層ビルがいくつもありますが、「塔」の形をしていると先端に向かってすらっと伸びているので、
高層ビルより何倍も高くそびえ立っているように見えます。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:400

同じポジションから40mmにズームして撮影しました。
20mmから40mmまでの焦点距離変化でもかなり違う印象を受けます。より「部分」を切り取った感じですね。
F8での描写はかなりシャープと言えます。軽くコンパクトに設計されたレンズでこれだけのシャープネスを得られるのは嬉しいですね。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:400

横位置での38mm画角です。思っていたよりも部分的な切り取りが出来ているので大満足です。
20mm-40mmの画角カバーは私にとっては本当に使いやすいズームレンズとなりました。かつF2.8通しであることで、絞りの余裕が生まれて、ボケ量の確保であるとか露出も稼ぎやすくなります。
F2.8通しの標準ズームはどうしても大きく重たくなりがちです。さらに広角の始まりは24mmであることがほとんど、場合によっては28mm始まりのレンズも多いので、どうしても広角に弱いという弱点がありました。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:400

下から見上げた20mmの画角です。パースが大きくついてダイナミックに感じますね。風景撮影や星景撮影、都市景観においても20mmの広角があれば表現の幅が増えます。ですが概ね20mmを含むのは広角ズームレンズのカテゴリーになってしまいます。

TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:400

同ポジで40mmの画角です。広角ズームレンズでは標準域を含むことが少ないので、部分的な切り取りが難しくなります。
ダイナミックな広角表現と、標準域ならではの切り取り表現。スナップ撮影で一番よく使う領域を兼ね備えた本レンズは、まさに万能レンズと呼んでも過言ではないと今回の撮影を通じて実感しました。
小型で軽量なズームレンズなのでα7Cと組み合わせる「最初の1本」としてもオススメします。

[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:22年11月18日 15時30分 ]

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【FUJIFILM】2022年10月までの機種別ご投稿数ランキングのご紹介!

【FUJIFILM】2022年10月までの機種別ご投稿数ランキングのご紹介!

EPでは、2022年にご投稿を頂いたFUJIFILMの機材を使った写真の中から「今年の1枚」を決める「FUJIFILM Photo of the Yearフォトコンテスト」を開催中です!
審査対象は2022年にご投稿いただいたFUJIFILM製品で撮影されたものすべてになりますので、まだまだ間に合います!!

今年の2022年1月から、2022年10月までにご投稿いただいた約17,000枚の審査対象作品を集計し、ご投稿の多かった上位5機種をご紹介致します!
終了日まで期間がまだありますので、このランキングは変わる可能性も大いにあります。

それでは早速2022年に投稿が多かったFUJIFILMのカメラ、第5位から!

X-Pro3


フォトグラファーネーム:the the the 様 「ストライプ回廊」
→ 作品はこちらから




GFX 50S II


フォトグラファーネーム:じゅんぺー様 「天からの贈り物」
→ 作品はこちらから




GFX 100S


フォトグラファーネーム:ヒロキ様 「無題」
→ 作品はこちらから




X-S10


フォトグラファーネーム:ffnl 様 「白い三兄弟」
→ 作品はこちらから




X-T4


フォトグラファーネーム:Kaori Kojima 様 「What a beautiful morning glow!!」
→ 作品はこちらから



X-T4が2位のX-S10と大きく枚数を引き離して、ダントツの1位でした!
11/25(火)にはX-T5が発売になりますので、この先ご投稿数ランキングは少しずつ変化がありそうです。

途中経過として、来月の上旬あたりにまたご投稿数ランキングをお伝えしようと思います。

みなさまからの沢山のご投稿をお待ちしております!!


[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年11月17日 17時58分 ]

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【FUJIFILM】X-T4×フィルムシミュレーションvol.2~ETERNA シネマ / ETERNA ブリーチバイパス編~

【FUJIFILM】X-T4×フィルムシミュレーションvol.2~ETERNA シネマ / ETERNA ブリーチバイパス編~

X-T5が発売した今、再度注目したいのがやはり「X-T4」。
アマチュアからプロフェッショナルまで幅広い層を満足させてくれるのが「X-T4」です。
そんな「X-T4」を使って本連載ブログではFUJIFILM担当スタッフが「X-T4」とFUJIFILMの代名詞でもある「フィルムシミュレーション」を組み合わせて撮影した写真や動画をご紹介させていただきます。

今回ご紹介させていただくフィルムシミュレーションは「ETERNA シネマ」「ETERNA ブリーチバイパス」です。

FUJIFILMの公式にて「ETERNA シネマ」「ETERNA ブリーチバイパス」は下記のように説明されています。

“「ETERNA シネマ」:映画用フィルム「ETERNA」がベース。
特定の色が主張しすぎないように彩度はおさえめ、急な白飛びや黒つぶれを防ぐハイエストとディープシャドウの非常に柔らかい諧調により、 “シネマ・ルック “を実現しています。”

“「ETERNA ブリーチバイパス」:動画用フィルムシミュレーションETERNAに、多くの映像作家に支持されている “銀残し “のフィルム現像効果を適用。
高コントラストでありつつも彩度は低く仕上げられた画は重厚感があり、ドラマチックな映像の撮影に適しています。”

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今回使用したレンズは、フジノン XF10-24mm F4 R OIS WRです。

まずはスタンダードの「PROVIA」からご紹介いたします。

次に「ETERNA シネマ」の写真をご覧ください。

次に「ETERNA ブリーチバイパス」の写真をご覧ください。

同じ写真を横に並べて比較してみます。

紅葉の鮮やかな赤を比較するとそれぞれのフィルムシミュレーションの特徴がよく分かります。

ここからは「ETERNA シネマ」「ETERNA ブリーチバイパス」で撮影した写真をご紹介させていただきます。

ETERNA シネマ
ETERNA シネマ

柔らかい雰囲気とぜんざいがマッチしています。

色味の強い食べ物ではないので彩度の低いETERNAでも違和感のない写りです。

ETERNA シネマ
ETERNA シネマ

眠い色味が心地良いフィルムシミュレーションです。

ETERNA ブリーチバイパス
ETERNA ブリーチバイパス
ETERNA ブリーチバイパス

渋い仕上がりのETERNA ブリーチバイパス。

うまくハマるシチュエーションはETERNA シネマに比べると少なく、難しく感じました。

------------------------

「ETERNA シネマ」
どのシーンもシネマ・ルックに仕上げてくれるフィルムシミュレーションです。
今回は写真のみのご紹介でしたが、動画にもおすすめです。

「ETERNA ブリーチバイパス」
建築物や松の木など質感を強調するの場面が得意なフィルムシミュレーションです。
メリハリのある仕上がりがお好みの方におすすめです。

投稿時期に関しましては不定期ではございますが、今後は以下のフィルムシミュレーションを随時ご紹介させていただきます。

・ASTIA
・CLASSIC CHROME
・PRO Neg.(Hi/Std)
・クラシックネガ
・ACROS(+Ye/R/G)
・モノクロ(+Ye/R/G)
・SEPIA
※ブログ掲載順は順不同でございます。

以下投稿済みのフィルムシミュレーションもご覧いただければ幸いです。

・Velvia

本連載ブログにて各フィルムシミュレーションの特徴をお楽しみいただければと思いますので、また次回のブログをお待ちいただければと存じます。

 



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年11月17日 16時50分 ]

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【Leica】M3と歩む 5

これは筆者が様々な不具合を抱えたM3を購入し、のんびりと歩いていくお話です。

 

修理からM3が戻ってきました。そして、ズミクロンを買いました。

M3と一緒に買う最初の一本で最後までズミクロンとヘリアーと迷っていましたが、描写の面白さに惹かれてヘリアーを手に取りました。

「ちゃんと写したいならズミクロンで良い」と常々言っている筆者ですが、具体的にどの世代のズミクロンがオススメというのはあまりありません。

50mmで言えば、沈胴・固定・DRと様々なバリエーションがある1st、収差と端正さのバランスが良い2nd、コントラストの高い3rd、構成は3rdと同じながらコーティングが良くなったのか解像度が増した4th(現行)、圧倒的な描写力と硬さのアポズミクロン。

どれを選んでも間違いのない描写をしてくれます。

そんな中筆者が買ったのはLマウントの沈胴モデル、通称沈ズミです。

この世代の沈胴レンズは鏡筒にグラつきがあったり、デジタル機ではご自慢の沈胴をできないなど様々な制限がありますが、買うなら絶対に1stだと心に決めていました。

 

今回はそんな新しい相棒、Leica Summicron L50mm F2沈胴と歩んでみました。

 

Kodak T-MAX100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

温泉が好きです。

蒸し暑い夏もようやく終わり、ようやく温泉を楽しめる季節がやってきました。

本格的に寒くなる前にと東北へ湯治に行ってきました。

T-MAXの微粒子が濛々と立ち上る湯気をうまく表現してくれています。

 

Kodak T-MAX100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

筆者が買った沈ズミはシリアル92万番台のもので、トリウムという放射性物質を含んだレンズを用いたと言われる一本です。

通称トリウムズミクロンはその他のアトムレンズ(放射性物質を含むガラスが使われたレンズの総称)と同様に黄変することが多く、モノクロで使うと良いと言われています。

私の個体はまだそんなに黄変が進んでいませんが、せっかくならということで今回もKodak T-MAX100を使用。

他の沈ズミも何本か使ったことがありますが、その中でも最高の解像力です。中央部はバッキバキに解像し、周辺部は絞っても若干の収差が残ります。

“よくできたオールドレンズ”のお手本のような一本です。

 

Kodak T-MAX100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

フードを外し逆光下での一枚。

フレアで全体的にやさしい印象に。

先ほどのバキバキとした写りとは別物の、ふんわりとした柔和な一枚になってくれました。

Kodak T-MAX100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

アルバムを見返していると東北の写真が多く、数えてみたらこの1年で7回ほど行っていました。

東北に何があるのか、と聞かれると困ってしまうのですが、東北には東北の空気があります。

ビルが少なく空が広い、酸素濃度が高く空気が澄んでいる、土の匂いがする。

たったそれだけの為に東北へ行き、たった半日で帰ってくることもしばしば。

 

畑一面に蕎麦のような花が咲き乱れており、私が毎晩頭を任せている蕎麦殻枕はこういった風景からやってくるのかと思いました。

日光を受け輝く(恐らく)蕎麦の花、アンダーが粘ってくれたおかげで潰れずに残っている山景、トラックの轍状に草がはげた農道、これが私が愛する東北です。

 

Kodak T-MAX100,Leica M3,Leica Summicron L50mm F2

今回最も気に入っている一枚です。

木目の質感表現、陰影が美しいです。

また、欄干が四隅へいくほどボケていき球面収差が残っているのを確認できます。

収差の歴史は光学設計者の戦いの歴史、このレンズが開発された当時は持てる技術全てを投じてもこれが限度だったのではないでしょうか。

 

今回は戻ってきたM3に新しい相棒、Leica Summicron L50mm F2を歩んでみました。

修理から戻ってきたM3は大変調子が良く、毎晩空シャッターを切ったり休みの日はフィルムも入れずに持ち歩く程。

次は久しぶりにヘリアーを付けて出かけようと思います。

 

 

 

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Leica | 掲載日時:22年11月17日 13時00分 ]

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【RICOH】GR IIIで撮る秋空の散策

健康の維持のためにも運動不足の解消を……と、休日はなるべく散歩をしている今日この頃です。
そんなわけで今回は地元近くにある大きな池の周りを歩いてきました。


こうした散歩のときでも愛機の『RICOH GR III』は手放せません。
さっとバッグから取り出してスピーディに撮影できる、機動力の高さがGR IIIの魅力のひとつです。

青空の下、二階のテラスからの眺めも悪くありません。
ここでゆっくりとホットコーヒーを飲んでくつろぎたかったのですが、昼食をいただいた直後に立ち寄ったので見送りました。




池周辺の遊歩道の途中にある休憩所で一休み。太陽の光が反射して水面がキラキラと輝いていて綺麗でした。



遊歩道に並ぶ木々もすでに葉が赤く染まりつつあります。
すでに11月半ば。冬の訪れも近づき、本格的な紅葉シーズンです。
そうした季節の一ページを撮り逃さぬためにも、持ち歩きに便利な小型の高性能カメラは重宝いたします。

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年11月16日 12時04分 ]

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【SIGMA】fpと、娘と、秋の空。

ある晴れた日曜日。

奥さんは整体に。
息子は友達と近所の公園に。

家に残されたのは
私と、娘と、ケモノが3匹。

暖かく穏やかな天気なので、午後はワンコを連れて娘と散歩へ出かけることにしました。
残りのニャンコ2匹は家で仲良くお留守番です。

たまに訪れる広い緑地は、休日ということもあって多くの家族連れがいました。
深まる秋に木々も色づき始め、カラリと乾いた気持ちのいい風が吹いています。

「なんか、めっちゃ秋になってる」

この時に今日は全部ティール&オレンジで撮ることに決めました。

木漏れ日からの良い光を見つけてスナップ。

娘からは「なんで写真撮ってんの?」といつもの決まり文句。子供達から毎度言われている気がします。

ブログ用に秋らしい被写体を!としゃがんでドングリにカメラを向けますが、娘はガン無視。

「早く向こうで遊びたい〜」とせがまれる、というより半分怒られます。

秋と冬は斜光がキツくなって明暗の差がハッキリと別れる季節。

影を使ったモノクロスナップには楽しいですが、明暗の間を動き回る子供をマニュアル露出&マニュアルフォーカスで追うのは中々大変です。

レンズは「CONTAX Planar 50mm F1.4 AE」の582万番台。

私の手元から一眼レフはなくなりましたが、このレンズの描写が好きで今でも大事に使用しています。

ワンコに何か話しかけている娘。

50mmで21:9にすると天地が狭まり、75mmくらいを使っているような感覚です。

晩秋にかけてティール&オレンジの色味がどハマりする季節。
お散歩でも気軽に持ち出せるサイズ感、そして写り、独自のアスペクト比やカラーモードの数々。とても魅力ある一台です。

カメラのある日常に、ぜひ『SIGMA fp』を。

 


 

[ Category:SIGMA | 掲載日時:22年11月15日 19時47分 ]

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【Leica】RetroStyle M6TTL

マップカメラスタッフがお送りする、フィルムカメラやクラシックな写りのデジタルカメラをご紹介する『RetroStyle』

第4回目は、レンジファインダーカメラとして人気の高い『Leica M6TTL』

今回はM6TTLとSummilux M50mm F1.4 ASPH.と共に山梨を散策しました。

撮影した写真は全てD780とAF-S micro NIKKOR 60mm F2.8とCamlifxフィルムデジタイズアダプターを用いてデジタル化しました。

 

 

 

今回は、河口湖周辺を散策しました。

この時期から富士山の雪化粧を見ることができるようになり、厚着の準備だけすれば程よく冷たい風に当たりながら観光を楽しむことが出来ます。

また、2枚目は山梨のパンフレットやポストカードでも採用されている場所で、4月に展望台が整備され、より多くの観光客がその景色を見ることが出来ます。

登るまでの石段はかなりありますので、根性と汗拭きタオルは必須です。

 

 

Leica M6TTLはパララックス補正がされており、遠景・近景ともにファインダーから快適に撮影することが出来ます。

二重像もとてもクリアでピント調整も慣れればお手の物です。

筆者は露出計を用いてマニュアルで撮影しましたが、ボタン電池を装着すれば内部露出計も使うことができ、露出も自在に操ることができます。

 

 

今回使用したフィルムは、フジカラー SUPERIA PREMIUM 400です。

筆者の所感としては、色のコントラストは強めでありながらもニュートラルな彩度を兼ね備えており、程よい粒子感がフィルム独特のどこか郷愁を感じさせるフィルムでした。

 

現代までレンジファインダーの良さを提供し続けるLeica。

様々なレンズが展開されており、様々な描写を堪能することが出来ます。

また、2022年版として11月にLeica M6の発表がありました、

デジタルのM11と最新のM6の発表。

デジタルもフィルムも妥協しないLeicaの凄さを実感しました。

 

今後もマップカメラスタッフが提供するRetroStyleをご期待くださいませ。

 

[ Category:Leica | 掲載日時:22年11月15日 16時30分 ]

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【FUJIFILM】X-T4×フィルムシミュレーションvol.1~Velvia編~

X-T5が発売した今、再度注目したいのがやはり「X-T4」。
アマチュアからプロフェッショナルまで幅広い層を満足させてくれるのが「X-T4」です。
そんな「X-T4」を使って本連載ブログではFUJIFILM担当スタッフが「X-T4」とFUJIFILMの代名詞でもある「フィルムシミュレーション」を組み合わせて撮影した写真や動画をご紹介させていただきます。

連載最初にご紹介させていただくフィルムシミュレーションは「Velvia(ビビッド)」です。

FUJIFILMの公式にて「Velvia」は下記のように説明されています。

“プロ用超高彩度リバーサルフィルム「フジクローム・ベルビア」がベース。
スタンダードな「プロビア」に対し、風景写真家が期待する鮮やかでメリハリのあるイメージカラーが特徴です。”

------------------------

「Velvia」はメリハリある鮮やかな写真が撮れるということで筆者が良く撮っているカワセミを撮影してまいりました。
なお使用しているレンズは「XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR」でございます。
まずはスタンダードに位置されている「PROVIA」からご覧ください。

次に「Velvia」の写真をご覧ください。

公式にある通りメリハリある画が撮れており、カワセミの独特な青とオレンジが際立っています。
また紅葉している葉の紅も「PROVIA」に比べてしっかりと発色しております。

同じ写真を横に並べて比較してみます。

明らかに発色が良くなっており、このようにして比較すると「PROVIA」がまるで「CLASSIC CHROME」かのように感じるほどです。

ここからは全て「Velvia」で撮影した写真をご紹介させていただきます。

相変わらず飛ぶ瞬間や飛び込む瞬間を撮影することは出来ませんでしたが、お食事の瞬間を捉えることが出来ました。
この場所での撮影ではよく後ろに抜けてしまうことが多かったのですがしっかりとAFにてピントが保持されていました。

少し暗めの撮影となりましたが、逆に青の美しさが際立っております。

カワセミを中心にご紹介させていただきましたが、紅葉している木がありましたのでそちらも撮影しました。

青空とのコントラストがとても綺麗で公式が謳っている通り風景の撮影には持って来いのシミュレーションです。
特に今は紅葉の季節なのでFUJIFILM特有の発色の良い緑と相まって風景を綺麗に撮れることがイメージできます。

最後に動画も撮影いたしましたのでご覧ください。
なお、三脚が置ける環境ではありませんでしたので全て手持ちで撮影しております。

600mm(35mm換算900mm)であっても「X-T4」とレンズの強力な手振れ補正により大きくブレることなく撮影することができました。
また「XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR」は見た目に反してかなり軽いので、同等のレンズに比べればとても快適に撮影することができました。

------------------------
「Velvia」


春には桜・梅・桃、夏には青空や海、秋には紅葉と黄葉、冬は鮮やかなイルミネーション、春夏秋冬問わず色鮮やかでメリハリのある風景写真を楽しみたい時にオススメのフィルムシミュレーションです。

投稿時期に関しましては不定期ではございますが、今後は以下のフィルムシミュレーションを随時ご紹介させていただきます。

・ASTIA
・CLASSIC CHROME
・PRO Neg.(Hi/Std)
・クラシックネガ
・ETERNA(シネマ/ブリーチバイパス)
・ACROS(+Ye/R/G)
・モノクロ(+Ye/R/G)
・SEPIA
※ブログ掲載順は順不同でございます。

本連載ブログにて各フィルムシミュレーションの特徴をお楽しみいただければと思いますので、また次回のブログをお待ちいただければと存じます。

 




[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年11月15日 15時00分 ]

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【FUJIFILM】開放F1.2で撮る紅葉とCafe Snap!

連載中の「カメラを愉しむ」vol.71 は、「FUJIFILM 開放F1.2で撮る紅葉とCafe Snap!」をご紹介。
今回持ち出したボディはFUJIFILM X-T1、装着するレンズは七工匠  7Artisans 35mm F1.2 (フジフイルムX用)で動画と静止画をお届けいたします!

薄暗いCafeでどこに撮影に行くかジックリ考えます。開放F1.2のとろけるようなボケ味とベルビアの彩度の高い写りがこのレンズと相性が良く、ひとりこのレンズはアタリ玉だとワクワクが抑えられません。

絶妙なボケ味。今人気の中華レンズ「銘匠光学 TTArtisan」はとても優等生で魅力的な描写をしますが、七工匠は少しクセがある。操るためにはその特性を知ったうえで、どう撮ったら面白く撮れるかなどと考えて撮影する必要があるじゃじゃ馬な気質があるレンズラインナップであると感じます。

F2.8まで絞ればご覧の通りエッジが引き締まり、一気に扱いやすいレンズに大変身!絞り1段1段にその絞り値だけの表情があるのがとても面白い逸品だと思います。

陸橋に描かれた紅葉の絵。その延長線上?とでも言いましょうか、紅葉している葉っぱが!

F1.2の世界はワクワクが沢山!ファインダーを覗いているだけでも幸せな気持ちになってきます。

都内のとある公園、東京都にこんなに美しい紅葉が見ることができる場所があったことに驚きます。

神社で菊まつりが開催されていたので。ローアングルからF1.2で花びらを狙ってみました。

今度はF2.8まで絞り込み神社のご神木にピントを合わせてみました。このイキイキとした表情が伝わるでしょうか。

気が付けばもう夕暮れ、日の短さに寂しさを感じながら散歩しているとあの世界の名車が!「ランチア デルタ インテグラーレ」というイタリアの車ですが、車関係の仕事をしていた頃にはよく触れる機会があったのですが今となってはとても希少な1台となってしまいました。

お腹も空いてきたところで、シェフおまかせのペペロンチーノを注文。世田谷区の三宿には手頃な価格ながら、美味しいイタリアンが沢山あるのでおすすめです。

オートフォーカスレンズよりも写欲スイッチの入りやすい「マニュアルフォーカス」。

なんかめんどくさそう。そう思われる方も多いと思いますが、意のままに表現できるこの感覚は使ってみないとなかなか実感できないものだと思います。ぜひマニュアルフォーカスの明るい単焦点レンズをお試しください。





 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年11月14日 15時25分 ]

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【PENTAX】カスタムイメージ 「九秋(KYUSHU)」を愉しむ

【PENTAX】カスタムイメージ 「九秋(KYUSHU)」を愉しむ

2022年10月18日に公開されたPENTAX K-3 Mark IIIとK-1シリーズのファームウェアのアップデートを行うことで、新たなカスタムイメージ Special Editionの拡張が可能となりました。
特定のリミテッドレンズを装着することで使用できるカスタムイメージSpecial Editionは春夏秋冬に合わせて順次公開され、今回はその第二弾となります。

第二弾に選ばれたのはその名も「九秋(KYUSHU)」

どこか秋らしい空気感や冬へと移ろいゆく季節の儚さを感じ取れるようなイメージのカスタムイメージとなっています。

第一弾「夏天(KATEN)」の記事はこちら↓

特別なカスタムイメージを使用できるのは「本質」「感性」「不変」をポリシーに開発されているPENTAXのLimited Lensシリーズ。
収差をコントロールし、その場の空気感をそのまま写し込む独特な描写は、まさにPENTAXレンズの真骨頂。
それでいて外観も高品質なアルミ削り出し鏡筒とこだわりぬいており、所有欲を満たしてくれるレンズシリーズになっております。

その中から今回選ばれたのは以下のレンズです。

HD DA21mm F3.2AL Limited

HD DA40mm F2.8 Limited

HD DA70mm F2.4 Limited

HD FA 43mm F1.9 Limited

K-1/K-1 Mark II (J limited 01含む)とK-3 Mark IIIで使用ができるようになった「九秋(KYUSHU)」ですが、今回は「K-3 Mark III」とDAレンズの「HD DA21mm F3.2AL Limited」「HD DA40mm F2.8 Limited」「HD DA70mm F2.4 Limited」の3本を持ち出して撮影を行いました。

K-3 Mark III + HD DA70mm F2.4 Limited

まずは特徴的な赤色から。
光が差しコントラストの付きやすい場面でも、派手さを抑えた朱色がかった赤色に写ることで全体的に強調しすぎない程よい色彩になります。
元々赤く染まったモミジであっても木々によって色が異なっていたり、同じ木であっても日当たりや位置によって色が異なっていたり、モミジ一つとっても全く同じ色というのは少ないです。
この「九秋」を使用すると落ち着いた雰囲気にしてくれるので色のグラデーションがよりハッキリ分かるような気がします。

K-3 Mark III + HD DA70mm F2.4 Limited

「HD DA70mm F2.4 Limited」は35mm判換算で107mm相当のレンズなので、中望遠域の単焦点レンズとしてお使いいただけます。
中望遠域のレンズですとよくポートレート撮影にも用いられますが、風景などでも狙ったものをピンポイントで写すことができるため持っておいて損はないレンズです。
それでいて、レンズの重さはわずか約131gと他メーカーのレンズにはない軽量さを実現しています。
それゆえプラス一本としてカバンに入れておいても荷物になることないので使いやすいレンズです。

K-3 Mark III + HD DA40mm F2.8 Limited

すこし山へと入っていきましょう。
ここでレンズを「HD DA40mm F2.8 Limited」に付け替えました。
焦点距離は35mm判換算で61mm相当となる本レンズ。
見たままの景色を撮るにはうってつけのレンズです。
重さはわずか約89gと非常に軽量なレンズとなっています。
「九秋」は秋の景色に多い赤や黄色、深みのある緑などに効果的に作用します。
全体の性質としては彩度が控えめになりますが、しっかりと陰影が残っており、程よいメリハリ感をつけることができます。
ゆえに夏とは違う、湿度の低い乾いた印象とどこか冷たい空気感を表現してくれました。

カスタムイメージ「風景」

カスタムイメージ「九秋」

どちらも「HD DA40mm F2.8 Limited」で撮影を行っています。
上の写真がカスタムイメージ「風景」で撮影したもの、下の写真がカスタムイメージ「九秋」で撮影したものです。
このように比べてみると効果の違いは一目瞭然です。
「風景」は自然の中に溢れる色彩を強調することでその鮮やかさをより鮮明に伝えることができます。
一方の「九秋」は落ち着いた雰囲気の下、より深みのある色彩を得意とするため、その場の空気感を鮮明に残すことができます。

K-3 Mark III + HD DA21mm F3.2AL Limited

続いては「HD DA21mm F3.2AL Limited」。
厚さ25mmの薄型レンズは35mm判換算、32mm相当のため適度な広がりのある画角で、常用レンズにも最適です。
渓谷を奥へ進んでいくと、周りの景色の色合いがより一層深めの色へと変化していきます。
赤色や黄色はもちろんのことですが、苔や緑の葉が残る木々の色が青みの強い深みのある緑として特徴的に写ります。
かと言って絵が固くなることはなく、程よいコントラストが現場の雰囲気を保ってくれています。

K-3 Mark III + HD DA21mm F3.2AL Limited

この渓谷の水はとても澄んでおり、その色はまるでエメラルドグリーンに見えます。
澄んだ水に光があたると、波長の短い青い光が散乱します。
すると同時に、光が水底の白い岩石(花崗閃緑岩)に反射して返り、その間赤い光は水に全て吸収されてしまいます。
こうして残った青や緑の光が水中で散乱するためエメラルドグリーンに見えるそうです。
青や緑が特徴的に出る「九秋」であればその光景はより神秘的に見えます。

K-3 Mark III + HD DA21mm F3.2AL Limited

巨大な花崗岩を原生林を流れる清流が浸食してできた渓谷には、いくつもの滝が作られ、それはまるで天然の芸術のごとく神秘的な魅力に満ちあふれていました。
コンパクトながら全面マグネシウム合金製ボディ、そして防塵・防滴構造を備えたタフなカメラボディな「K-3 Mark III」
Go on a journey with K-3 Mark III
どこに持ち出しても安心、そして持ち運びたくなるその信頼性。
選ばれし性能の高いLimited Lensシリーズとの組み合わせで、より撮影が楽しく行えました。

少しずつ気温が下がって木々が色とりどりになる行楽シーズン真っ只中のこの季節。
シーズンが進むごとに一つずつ追加となるカスタムイメージSpecial Edition。
移ろいゆく季節感や儚さを感じる「秋」から、次は一体どのような「冬」となるのでしょう。
今後もPENTAXから目が離せません。

第一弾「夏天(KATEN)」の記事はこちら↓

第二弾「九秋(KYUSHU)」の記事は本記事↓

第三弾「冬野(FUYUNO)」の記事はこちら↓

第四弾「春紅(HARUBENI)」の記事はこちら↓

 
































[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年11月13日 18時00分 ]

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【SONY】シリーズRX100の系譜 Vol.7

「Cyber-shot」
SONYのカメララインナップにおけるコンパクトなどのレンズ一体型カメラにつけられるシリーズ名。

そのCyber-shotシリーズにおいて「高級コンパクト」というカテゴリーで大型の1.0型センサーを搭載したモデルがRX100シリーズです。
2010年代からのスマートフォンの流行にともなって、安いだけのコンパクトカメラはその存在を脅かされ続けています。
しかし、このRX100シリーズは「小型のまま高画質」という独自路線を確立したことにより、現在でも人気のシリーズとなっています。
2022年9月現在、通算7機種(RX100M5Aを含むと8機種)がリリースされているRXシリーズ。
本シリーズの魅力を総ざらいし、機種ごとの特徴をお届けする本企画『シリーズRX100の系譜』

今回は7代目にあたる「RX100M7」をご紹介致します。

なんといってもRX100M7はα9でも採用されている高速・高精度AFが搭載されているんです!
最大60回/秒のAF/AE演算処理による最高20コマ/秒のブラックアウトフリー連続撮影も可能で、肉眼で被写体を捉えているようなブラックアウトのない連続撮影を可能にしました。
コンデジなのにあのフラッグシップ機α9と同じ機能が搭載されているなんて驚かれる方も多いのではないでしょうか。

初代・M2は28-100mm、M3~M5Aは24-70mmのレンズを搭載していましたが、M7はM6と同じく焦点距離24-200mmのレンズを搭載しています。望遠側にするとだいぶF値が暗くなってしまうかと思いきやF2.8-4.5で、比較的明るいレンズになっています。

広角、望遠で写りの比較をしてみました。
まずは24mm→100mm

・24mm

・100mm

続いては24mm→200mmまでズームしてみました。

・24mm

・200mm

上の写真をご覧いただくと分かるように、100mmや200mmといった望遠側で撮影しても非常に綺麗な画質を保っています。
1.0型センサーで、このクオリティは凄いです。

レンズ交換式の一眼レフは両手で構えないと上手くバランスを取ることができないですが、コンデジなので片手で気軽に持つことができ、雨の日の撮影のときはとても助かりました。また大きなカメラを構えていると目立ちますが、手のひらサイズなので周りを気にせず撮影に没頭できました。

広角側の最短撮影は距離8cm。花にレンズを近付けて撮ってみました。
フラッシュも搭載されているので、フラッシュを使った撮影も簡単に楽しむことが出来ます。
フラッシュは難しそう…と抵抗のある方もチャレンジしやすいのが嬉しいポイントです。

また、4K動画撮影時の手ブレ補正アクティブモードに対応しています。動画撮影中も人物の瞳を検出し追随可能なので自動的に瞳にピントを合わせ続けてくれて、さらにはタッチトラッキングとの併用にも対応しているんです。動いている被写体を撮影する時にもフォーカスをしっかりと合わせてくれてピンぼけすることがありません。M7からマイク端子も搭載されたので、音を拾いにくい場所でも大活躍します。
動画撮影を本格的に楽しみたい方も、満足させてくれる機能がぎっしりと詰まっています。

M7はRX100シリーズの最新機種なので値段はお高めですが、これ1台あれば幅広いジャンルに対応した撮影ができコスパ抜群です。

これまでにRX100~RX100M7までを連載してきた、「シリーズRX100の系譜」いかがでしたでしょうか。
スマホよりも本格的な写真が撮りたい!という方にも自信をもってオススメできるので、長年愛されている理由がよく分かりました。
以前発売された機種、最新機種含め人によって好みが様々だと思いますが、「使ってみたい!」「欲しい!」と思った機種が見つかりましたら幸いです。
RX100シリーズを検討している方はぜひ「シリーズRX100の系譜」を参考にしていただけると嬉しいです。

[ Category:SONY | 掲載日時:22年11月13日 16時00分 ]

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