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Motorsports photo #25【Canon EOS R7】

【EOS Rシリーズ初のAPS-C機で動体撮影】

2022年6月、ついにキヤノン『7』シリーズの後継機がミラーレスカメラとして登場。
ニコンユーザーである筆者も非常に気になっていたEOS R7。
期待を膨らませ撮影を行いました。
今回撮影に使用したレンズはEF600mm F4L IS III USMになります。
それではご覧ください。

Canon EOS R7 + EF-EOS R + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F9 / シャッタースピード:1/200 / ISO:200

お気に入りの場所から撮影を行います。
流し撮りをする際にファインダー内で車両を追いかけますが、レフ機のファインダー(OVF)に慣れている方でもR7の電子ビューファインダー(EVF)は違和感を感じることなく撮影に集中できそうです。

Canon EOS R7 + EF-EOS R + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F8 / シャッタースピード:1/100 / ISO:200

またAF性能がEOS R3譲りの「デュアルピクセルCMOS AF II」システムを採用しているということで、高性能な被写体検出性能とトラッキング性能の組み合わせにより、画面全域で動体を追尾しながら撮影ができる印象です。

Canon EOS R7 + EF-EOS R + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/160 / ISO:200

ピントが非常に甘くなってしまいましたが、火花飛び散るこの写真はお気に入りの一枚です。
R7はメカシャッター/電子先幕時にEOS Rシリーズで最速となるAF/AE追従で最高約15コマ/秒。電子シャッター時にはAF/AE追従で最高約30コマ/秒の高速連写が可能なため、決定的瞬間を逃すことなく撮影が可能です。

サーキットによっては撮影可能エリアからコースまでが遠い場合があります。超望遠レンズを使用しないと車両を画角いっぱいに撮ることができませんが、R7はAPS-C機ということもあり焦点距離が1.6倍となるため、装着する望遠レンズは超望遠レンズとなります。
同じ場所からフルサイズボディで撮影したものと比較してみると下記のように違いが出てきます。

Canon EOS-1D X Mark III + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F14 / シャッタースピード:1/60 / ISO:100

Canon EOS R7 + EF-EOS R + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F8 / シャッタースピード:1/100 / ISO:200

Canon EOS-1D X Mark III + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F14 / シャッタースピード:1/160 / ISO:100

Canon EOS R7 + EF-EOS R + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F8 / シャッタースピード:1/100 / ISO:200

Canon EOS-1D X Mark III + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F20 / シャッタースピード:1/30 / ISO:100

Canon EOS R7 + EF-EOS R + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F8 / シャッタースピード:1/200 / ISO:200

ご覧いただきましたように同じ位置から撮影を行った場合、画角に大きな差が出ます。
筆者はEF600mm F4L IS III USMがお気に入りなため、多少画角がタイトであっても使用しておりますが、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMなどのズームレンズの方が画角の調整ができるため、様々なコーナーから撮影が楽しめると思います。

連写性能などに注目が行きますが、今回撮影を行い感じたことは「被写体検出機能」が非常に優秀だということです。「乗り物優先」によるトラッキング性能は抜群です。
間違いなく「EOS R7」はモータースポーツ撮影で活躍するカメラになりそうです。

⇓ 使用機材はこちら⇓

⇓ オススメ機材はこちら⇓

 

 

 

 

 

[ Category:Canon | 掲載日時:22年09月30日 14時50分 ]

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【Leica】M10-Dと感じる季節の移ろい

【Leica】M10-Dと感じる季節の移ろい

本日ご紹介するMap Timesで使用した機材はこちら

Leica (ライカ) M10-D
Leica (ライカ) ズマロン L35mm F3.5 前期
Leica (ライカ) エルマリート M90mm F2.8 E39 シルバー

Leica (ライカ) ズマロン L35mm F3.5 前期を使用する際にはM/L変換リングが必要となります。

Leica (ライカ) ズマロン L35mm F3.5 前期

9月に入り天候の不安定な日々が続いていますが、束の間の晴れに恵まれました。
季節の変わり目ということもあり、天候の事を考えるとあまり無茶はできないと思いながらも
日中の気温も落ち着き始めたということで、足取り軽く電車に乗り込みます。

 

Leica (ライカ) ズマロン L35mm F3.5 前期

足場を組み、大掛かりな作業が行われていた亀有駅南口。
足場が醸し出す物々しい雰囲気とは裏腹に、空に見える雲は穏やかな雰囲気でこの日の天気を印象付けてくれました。

 

Leica (ライカ) ズマロン L35mm F3.5 前期

駅前の商店街、脇道を覗くと歴史を感じる程に年季の入ったお店が軒を連ねます。「古き良き」の光景に心が安らぎシャッターを切ります。

 

Leica (ライカ) ズマロン L35mm F3.5 前期

日差しは長い影を作りますが、伸びる影のエッジは真夏のそれとは違い秋への移ろいを感じます。

 

Leica (ライカ) ズマロン L35mm F3.5 前期

久しぶりの晴れ間。カメラを持ち出して写欲が高まっていました。そういう時は本来の目的を忘れて、物珍しい被写体を探すことで頭がいっぱいになることもしばしば。はて、本来の目的は何だっただろうか。
見つけたのは少し気の早いハロウィン仕様。かぼちゃだけかと思いきやお化けの提灯やコウモリも模した槍、更に三叉槍や斧といった具合にかなり気合いが入っている様子。イベント事をめいっぱい楽しむ意気込みが感じられます。

 

Leica (ライカ) エルマリート M90mm F2.8 E39

日付は変わりこの日は本当に天候が不安定でした。ものの15分でザーッと雨が降ってきたと思いきや晴れ間が差すといった具合で、全く予測のできない天候に翻弄されながらも意を決して自宅を出ます。
案の定途中で雨に見舞われましたが、雨が止んだ隙を狙って水の滴る姿を1枚。
レンジファインダーで背面モニター無しというLeica (ライカ)M10-Dには少々難易度の高い挑戦となりましたが、この時を思い出せる1枚になりました。

 

Leica (ライカ) エルマリート M90mm F2.8 E39

文字通り土砂降りの雨が降り出しました。なんとか雨を避けられる場所に間一髪避難できましが、傘を持たない私は身動きが取れません。
とは言ってもこれだけの雨ですから、傘があってもカメラの安全を考えるとできれば落ち着くまで待ちたいものです。

この後わずかに雨が弱まったタイミングを見計らい、身を挺してカメラを守りつつ無事に帰宅しました。

繰り返しになりますが、季節の変わり目です。天候や体調に気をつけて秋を迎えて楽しみましょう。

 

それでは本日も素敵なカメラライフをお送りください。






[ Category:etc. Leica | 掲載日時:22年09月30日 11時11分 ]

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【ZHIYUN・FUJIFILM】X-T4とWEEBILL2で撮る奥多摩

筆者は元々ZHIYUNの「WEEBILL S」を使用していたのですが、「WEEBILL 2 Pro +」の機能や同梱アクセサリーを見た瞬間に買うか買うまいか悩んでいました。

しかし、ようやく踏ん切りがついたのでついに購入に至りました。

それでは開封の儀というわけではありませんが紹介させていただきます。

「WEEBILL 2 Pro +」にはこういった専用のバックが付属しています。
なお、残念ながらPro+に同梱されている「マスターアイ」はこのカバンには入りません。

こちらにはケーブル類、グリップ類などが入っています。グリップは三脚のものと取り付け、取り外しが簡単にできるグリップの2種類があります。

カバンの中でガタガタと動かないようにテープで固定できるようになっています。

写真には写っていませんがこちらの底にあたる部分にもアクセサリー類が入っています。

購入に際して「WEEBILL S」は下取りに出してしまおうかと思いましたが、重量や機能から敢えて2台持ちにすることにしました。

こちらは「WEEBILL S」と「WEEBILL 2」を並べてみました。
一回りは大きくなっている印象です。ロック機構の堅牢性は「WEEBILL 2」の方が高く、揺らしたり触ったりしてみると「WEEBILL S」は若干カタカタと動きますが、「WEEBILL 2」はほぼ動くことはありません。

「WEEBILL 2」にはタッチ機能があるモニターを搭載しており、メニューの表示及び操作だけでなく対応機種であればボディに表示されている映像を「WEEBILL 2」のモニターに映すことも可能です。

こちらはマスターアイも含めて全て接続した状態です。
こちらも対応機種であればマスターアイ側から録画操作やその他簡単な設定をすることが可能です。
マスターアイを使用した際の動作とSmartFollowを使用した際の動画を用意しましたのでご覧ください。

マスターアイを使用すれば遠方からジンバルの操作が可能でフォローフォーカスも使用することが出来ます。
例えば、人が立ち入ることが出来ない場所に延長ポールを使用して撮影するときに一人は延長ポールを付けた「WEEBILL 2」を持ち、一人はマスターアイで操作して撮影するといったことが可能です。
撮影シーンとしては演奏会などのプロモーション撮影で奏者の間を縫って撮影することが出来ない時などに活躍します。

SmartFollowに関しては一人での操作だったのでターゲティングが少々上手くいっていない部分がありますが、筆者自身を認識して動作してくれています。

今回、マスターアイは使用していませんが「WEEBILL 2」を使用して奥多摩を撮影してきました。
「WEEBILL S」では持っていなかったため使用できなかったフォローフォーカスが使用できるということで気持ちが高ぶってしまい、フォーカスの操作が中心の映像になっておりますことご了承くださいませ。

合わせて数枚写真も撮ってきました。

日差しは少し暑いものの、空気も澄んでおり川やダム湖の近くではとても心地の良い風が吹き絶好の撮影日和でした。

今後の撮影ではメインには「WEEBILL 2」、旅先などでは「WEEBILL S」といった形で状況に合わせて使用していこうと思います。









[ Category:etc. FUJIFILM | 掲載日時:22年09月29日 17時00分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in 高崎

9月も中旬を過ぎると秋の気配も色濃くなる日が出てきます。
天気が荒れるシーズンでもありますが、それでも天気のいい日は秋の雰囲気を探しに外へ出る事も多くなります。

この日は雲も若干出ていますが、秋晴れで爽やかな風が吹く撮影日和。
群馬県高崎市西部にあるカルデラ内に生じた火口原湖の榛名湖へ。

まるで小型の富士山のようなシルエットをもつ榛名富士を望むこの湖、現在は紅葉シーズン手前とあって人気も少なく静かでゆったりとした時間が過ごせます。湖畔には秋らしく秋桜が山の緑と空と湖の青を際立たせています。

秋桜が美しく咲いているのをみて、本格的に花を愛でたくなり少々場所を移動。

こちらも高崎市にある鼻高町の丘の上にある鼻高展望花の丘。一年を通して色とりどりの花が咲くスポットで、この季節は秋桜が見ごろになっています。

秋桜のほかにも、ラベンダーセージやメランボジウム、マリーゴールドなども満開。蝶やミツバチなどの昆虫も花々の間を飛び回り、春と見間違う様な風景が展開します。
「天高く」のことわざ通り、空気が澄み渡り高く感じられる秋空が感じられる1日でした。
あとひと月もすると、山も段々と色づきはじめ紅葉の季節が迫ってきますが、色鮮やかな秋の花々ももう少し写真に収めておきたいところです。

▽今回撮影した機材はこちら▽




[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年09月29日 13時41分 ]

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【Leica】C(Typ112)を片手に秋のはじまりを感じる

【Leica】C(Typ112)を片手に秋のはじまりを感じる

9月ももうすぐ終わろうとしています。
暦ではもうとっくに秋ですが実際のところはここ数日でやっと秋になってきたように感じます。
今年も残暑という立ちはだかる壁の存在が大きかったなとつくづく。

今日の休日は何か秋のはじまりみたいなものを感じたくて散歩へ出掛けることにしました。
天気予報では傘マークがずっと続いていて天候が心配でしたがやはり雨模様。
一時的に止んだタイミングを見付けてサクッと行ってきました。

一緒に連れて行ったのは『Leica C(Typ112)ダークレッド』です。
サクッと行く散歩にはポケットにスッポリ入るくらいのこの小ささと軽さが何よりです。

早速ほんのり秋色に染まってきている景色が目に入ってきました。
美味しそうです。

少し離れた場所でしたが瞬時に丁度いい距離感で撮れました。
このカメラの魅力のひとつ7倍ズームレンズが搭載されているおかげです。
ライカ DC バリオ・ズミクロン f2.0-5.9/6-42.8mm ASPH.(35mm判換算28~200mm相当)という高倍率なんです。

アゲハ蝶でしょうか。
突然やって来ました。
こんなときにこのカメラのズーム力は助かります。

今度は蟻でしょうか。
この画像だとわかりにくいかも知れませんがど真ん中辺りに黒いのがふたつ確かにいるんです。
本当にすぐにとらえてくれるカメラです。

また美味しそうな景色。
そろそろ食べごろのような感じで見惚れてしまいます。

今日は曇天ですが晴天時の撮影だと液晶パネルが見え辛かったりします。
そんなときや他にもファインダーを覗いての撮影をしたいときが必ずあると思います。
このカメラはいろいろ気が利いていて電子ビューファインダーも搭載されているんです。

Leica C(Typ112)は2013年に発売。一度販売終了になった後、2016年に再発売された人気機種で、現在でも中古商品がいくつか並んでいたりします。
なかなか息が長い人気者だと思います。
印象に残っているライカユーザーの方の声で「どちらかと言うと玄人向きだね」というのがありました。
意外と言ってはいけないのかも知れませんが何とも言えない独特な良い写りをするところがポイントのようです。

このカメラはモノクロも評判が良いようです。
もっと味が出るような風景を撮りたくなって探してみることにしました。

こういうのはいかがでしょうか。
普段なら敬遠してしまうブレた写真でもモノクロなら味に感じます。

自分なりには何となく満足出来たので帰ることにしました。
最後に自宅の花壇の花を一枚。

今日の散歩はサクッとでしたがちゃんと秋のはじまりを感じることが出来ました。
カメラのチョイスも大正解でした。

色違いで『Leica C(Typ112)ライトゴールド』というモデルもあります。
アウディ社のデザインチームによるスリムでスタイリッシュなフォルムで2色ともとても美しいカメラです。

今となってはいつでもお店に並んでいるとは限りません。
見付けられたらどうぞお早めにご検討ください。

[ Category:Leica | 掲載日時:22年09月29日 11時00分 ]

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【SONY】シリーズRX100の系譜 Vol.3

「Cyber-shot」
SONYのカメララインナップにおけるコンパクトなどのレンズ一体型カメラにつけられるシリーズ名。

そのCyber-shotシリーズにおいて「高級コンパクト」というカテゴリーで大型の1.0型センサーを搭載したモデルがRX100シリーズです。
2010年代からのスマートフォンの流行にともなって、安いだけのコンパクトカメラはその存在を脅かされ続けています。
しかし、このRX100シリーズは「小型のまま高画質」という独自路線を確立したことにより、現在でも人気のシリーズとなっています。
2022年9月現在、通算7機種(RX100M5Aを含むと8機種)がリリースされているRXシリーズ。
本シリーズの魅力を総ざらいし、機種ごとの特徴をお届けする本企画『シリーズRX100の系譜』

今回は3代目にあたる「RX100M3」をご紹介致します。

RX100/RX100M2と異なる点として、24-70mm、F1.8-2.8のツァイス バリオ・ゾナーT*レンズが搭載されるようになりました。
このレンズはM3~M5Aまでのモデルに搭載されています。
コンデジはコンパクトなぶん、F値が暗くなってしまうのでは…?というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ですがF1.8-2.8という明るいレンズが搭載されていることに驚きです。より背景をぼかした本格的な撮影が可能となり、まるで一眼レフで撮影したかのような写真が撮れます。
ちなみにRX100/RX100M2には28-100mm F1.8~F4.9のレンズが搭載されていました。

さらには使い勝手の面でも進化した部分があります。
なんとポップアップ式のEVFが内蔵されてファインダーを覗いて撮影が可能。
「せっかくカメラを使うならファインダーを覗いて撮影してみたい」といった声をよく聞きます。そんな方の要望にもしっかりと応えてくれる一台です。しかもファインダーをポップアップすると、カメラの電源も入る仕様になっていて、ますます使い勝手が良くなっています。
液晶画面はM2と同じチルト液晶ですが、M3になり180度チルトする液晶モニターに進化しています。

暗くなってきてからの撮影にもチャレンジしてみました。

F1.8-2.8の明るさがあるので、暗い場面でもシャッタースピードを稼ぐことができます。グリップが付いていないので持ちにくさはありますが、実は別売りでグリップを購入することもできるんです。

光学式手ブレ補正の搭載で夜の撮影も問題なく行うことができ、より一層いろんな楽しみ方ができるM3。
店頭でもM3をお求めになるお客様が多く長年親しまれている機種で、スマホのカメラからステップアップしてみたい、最新機種ほどの性能は必要ないなどとお考えの方にもおススメできます。
RX100/RX100M2と比べ「こういう機能がほしかった!」が詰め込まれ、発売から8年がたった今でもまだまだ色褪せない一台です。

この機会にRX100M3を手に取ってみてはいかがでしょうか。楽しいカメラライフになること間違いなしです。

今後もRX100シリーズの魅力をお伝えしていくので、そちらもご覧ください!

[ Category:SONY | 掲載日時:22年09月28日 17時00分 ]

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【2022年上半期使ってよかったもの】高画素のミラーレスカメラ『fp L』と『Z fc』に使えるマウントアダプター

【2022年上半期使ってよかったもの】高画素のミラーレスカメラ『fp L』と『Z fc』に使えるマウントアダプター

少しずつ涼しい風が吹き始め、長袖を着て出かける日が増えてきました。
2022年も早いものでそろそろ半年が経とうとしています。
残す半年もあっという間に日々を過ごしていつの間にか年末を迎えていそうだなあ、と毎年この時期になると同じ考えを巡らせている気がします。

今回は【2022年上半期使ってよかったもの】と題しまして、マップカメラスタッフが実際に使ってよかったものをご紹介してまいります。

■SIGMA fp L


まずご紹介するのは、有効画素数約6,100万画素というミラーレスカメラではトップクラスの画素数が搭載された【SIGMA fp L】です。
最初に惹かれたのはこの四角いデザイン。余計な凹凸がほとんどない綺麗な四角、そしてコンパクトです。
この四角いボディに上記画像のように外付けEVFファインダーを足したり、グリップを足したり、と自分の使いたいようにアタッチメントしていきます。


今年に入ってからfp Lを使用する機会がやってきて最初に試したいと思っていたものが『カラーモード』です。
fpの頃からティール&オレンジといったシグマ独自の印象的なカラーモードが話題になっていましたが、fp Lが登場するとさらにパウダーブルーやデュオトーンといった新しいカラーモードが増えました。
このカラーモードは現在fpもアップデートで使用できるようになっております。

さっそくパウダーブルーで撮影しました。
青空を切り取ると青々とした透明感のある印象を与えてくれます。


個人的にフォレストグリーンというカラーモードもお気に入りです。
植物を撮ると力強く生き生きとした色合いになります。


fp Lを使っていて楽しい!と感じるのはカラーモードの他にもうひとつ、【21:9】のアスペクト比で映画のような横長写真が撮れることです。


ファインダーやモニターで見ると最初からこの横長の状態で構図を決めることができます。
今回の撮影で一緒に使用したArt 24-70mm F2.8 DG DNもズームレンズながら抜け感のあるとても良いレンズでした。
シグマレンズはどれも解像力が高く、fp Lと組み合わせるとほんとうに気持ちよく撮れます。

■K&F Concept (ケーアンドエフ・コンセプト) マウントアダプター


昨年購入した愛用のNikon Z fcにさまざまなクラシックレンズを使いたいと思い入手したマウントアダプター。
お試しで使ってみたいという筆者のような人にも比較的お財布に優しい価格帯で売られています。

今回入手したアダプターはこちらの2つです。
・K&F Concept マウントアダプター ヤシカコンタックスレンズ/ニコンZボディ用
・K&F Concept マウントアダプター コンタックスGレンズ/ニコンZボディ用


Nikon Z fc × CONTAX Planar T*50mm F1.4 MM × K&F Concept マウントアダプター ヤシカコンタックスレンズ/ニコンZボディ用


ヤシカコンタックスマウントで使用したレンズはPlanar T*50mm F1.4 MMです。
標準レンズの帝王と称される、オールドレンズの王様のような存在。
じつはコンタックスレンズはマクロしか使ったことがなく、この度満を持して使用する機会が訪れました。


植物に光が差し込むとその発色と解像力と透明感に感動して、ほう、と息が零れました。


Nikon Z fc × CONTAX Sonnar T* 90mm F2.8(G) × K&F Concept マウントアダプター コンタックスGレンズ/ニコンZボディ用
このレンズは細くてコンパクトでZ fcと組み合わせたときの見た目が好きです。


コンタックスGマウントで使用したレンズはSonnar T* 90mm F2.8(G)です。
Gレンズの中でもとても人気が高く、ポートレートの撮影などにおすすめです。
しかしながら今回はポートレートではなく水辺近くに浮かんでいた鴨を撮りました。
上から見下ろす形でそこそこ距離はありましたが中望遠のおかげで顔を認識できるくらいに大きく収めることができました。


夕暮れの風景。空のグラデーションと雲のディテールの描写力が美しく、どこか懐かしさが漂う空気感を纏います。

今回はコンタックスレンズ用のものをご紹介しましたが、気になっているクラシックレンズはまだまだあるのでこれからもマウントアダプターを増やしていきたいです。

 

他にもスタッフが上半期に使ってよかった!と思うものを掲載しています。
↓バックナンバーはこちらから↓

 

今回ご紹介したものはこちら。

SIGMA独自のカラーモードと21:9の横長写真を高画質で楽しめる【SIGMA fp L】

フィルムカメラを持ってるような感覚になれるデザイン性抜群な【Nikon Z fc】

[ Category:etc. Nikon SIGMA | 掲載日時:22年09月28日 15時31分 ]

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EC×YouTubeで専門店ならではのお買い物体験を

EC×YouTubeで専門店ならではのお買い物体験を

マップカメラでは2022年9月28日(水)からYouTubeチャンネルから各専門店のスタッフが実際に接客を受けるよりも詳しく、商品をご紹介する動画の配信を強化し、24時間自分の好きなタイミングでご検討いただける環境をご用意いたしました。

コンセプトは「専門店のご案内をいつでもYouTubeで」

マップカメラで培ったノウハウと深い商品知識をECでもご体感いただくため、YouTubeにおいての動画コンテンツを強化してまいります。
専門店ならではの商品紹介をはじめ、今後はお客様にお楽しみいただけるエンターテインメント性の高いコンテンツも配信予定です。

今後配信予定のコンテンツ

・みんなの防湿庫!マップカメラのお部屋 ~カメラ業界におけるプロフェッショナルとの特別対談~
・他社メーカー同士のスペック徹底検証
・いちどハマると抜け出せない!カメラ専門店のレンズ沼

これからのマップカメラYouTubeチャンネルに是非ご期待ください。

↓マップカメラのYouTubeチャンネルはこちらから↓

 

さらにYouTubeでアップしたコンテンツを「THE MAP TIMES」のブログとしても掲載いたします。

マップカメラにはお客様のLINE IDと連携することでAIが趣味趣向に沿ったコンテンツを配信する機能ありますので、こちらも是非ご活用ください。

AIによるコンテンツ配信機能についてはこちらをご参照ください。

 

[ Category:etc. | 掲載日時:22年09月28日 11時55分 ]

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【Nikon・SONY】スタッフが薦める初心者向けオススメカメラ

【Nikon・SONY】スタッフが薦める初心者向けオススメカメラ

カメラを始めるにはどの機材から?
メーカーもたくさんあり、どのカメラがいいのか悩んでしまいます。
今回はそんなお悩みをお持ちの方へニコンフロア担当スタッフと、ソニーフロア担当スタッフがオススメする機材
ニコン「Z50」とソニー「α6400」を紹介させていただきます。

1枚目がα6400+E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
2枚目がZ50+NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR

今回の撮影はレンズキットでの販売がある使いやすい標準ズームのセットです。
どちらとも小型軽量なAPS-Cセンサーを搭載したミラーレスカメラ。
発売年は2019年、タッチパネルにチルト式の液晶モニター、連写速度、瞳AF、Bluetooth搭載、SDXC UHS-Iカードのシングルスロットと共通点が多いカメラです。
見た目は、Z50は軍艦部があるので多くの方がカメラの形を想像するフォルムとなっております。またグリップが握りやすくできているのでホールド感があり持ちやすいです。
一方で、α6400は軍艦部がなくフラット、その分コンパクトな印象になります。こちらもグリップがありますがZ50よりはグリップが小さい印象です。
重さはZ50が約450g、α6400が約403g(バッテリー含む)とほとんど変わりません。
カメラを購入しても大きかったり重くて持って歩くのが億劫になってしまうという話はよくある事、どちらのカメラも小型軽量設計なので荷物で困ることもありません。

今回はすべてAUTOモードで撮影し、細かい設定などもカメラ任せで比較してみました。
撮影設定をカメラが全自動で行ってくれるのでシャッターを切るだけで撮影ができます。
編集も一切行っていない写真をお楽しみください!

友達とご飯を食べに行ったり、自宅で物撮りをしたり。
そんな時に必要になるのがテーブルフォト。
比較して頂くとお分かりいただける通り色味がメーカーによって変わってきます。

1枚目はお洒落な照明のあるバー。
ニコンは見たままの色合いを写すといわれている通り、赤みの強い照明に引っ張られて暖色が強く見えてきます。
対してソニーはバランスの取れた色合いですが照明にあたったビンがかなり青く描写されております。

野外での撮影はどうでしょうか。
この日は曇り時々雨。色合いは室内より差が見られません。
ソニーの方が奥行がボケておりニコンは全体をシャープに捉えています。
こういった面は他のモードをお使い頂ければそこまで差は出ないかと思いますが、メーカーごとで被写体に対するとらえ方が異なるのが面白いなと思いました。

今回撮影で使用したレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」と「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」は最短撮影距離(被写体に目一杯近づいた時の距離)がどちらのレンズも 0.25-0.3mm。
これより近づいたらピントが合わなくなるギリギリの距離です。
自撮りや手持ち撮りの際は重要になってきます。
どちらも被写体に寄って撮りやすい距離です。


友人とお出掛けや旅行でスマートフォンよりちゃんと撮りたい。
そんなお問い合わせを多くいただきます。
どちらのカメラも小型軽量でスマートフォンにすぐ撮影データが送る事ができSNSにアップしたり友達に送る事ができ、室内野外関係なく、物撮りやポートレート、風景写真など様々な場面で活躍してくれること間違いなしです。

あなたの好みはどちらのカメラでしたでしょうか。どちらのカメラもはじめての方にオススメなカメラとなります!
ぜひNikon Z50とSONY α6400で素敵なカメラライフをお送りください!



[ Category:Nikon SONY | 掲載日時:22年09月27日 17時15分 ]

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【HASSELBLAD】RetroStyle 503CX

マップカメラスタッフがお送りする、フィルムカメラやクラシックな写りのデジタルカメラをご紹介する『RetroStyle』

第3回目は、中判カメラの頂点の博される『HASSELBLAD 503CX』

今でも人気のあるこの503CXの楽しさを発見すべく、下北沢を散策しながらその魅力に迫ってみました。

撮影した写真は全てD780とAF-S micro NIKKOR 60mm F2.8とCamlifxフィルムデジタイズアダプターを用いてデジタル化しました。

 

 

今回使用したレンズは、CF 80mm F2.8です。

35mm換算が44mmのこのレンズは、40mmが好きな筆者としてはとても使いやすく快適なスナップ撮影ができました。

 

中判サイズのカメラはデジタルしか使用したことがなく、フィルムは初めましての状態でした。

上から覗いて構図を決めること、左右が逆に見えることにはデジタル一眼レフ機から始めた筆者には、新感覚でした。

アスペクト比も1:1。真四角構図が目になれるまでに少し時間がかかりました。

 

 

使用したフィルムは、LomoChrome Purple ISO 100–400です。

パープル、ピンクの色が強く映える独特な色味を出すこのフィルムは撮影するだけでも、個性の強い写真になります。

独特な色味のフィルムはネガフィルムでしたので、現像しただけではわかりませんでしたが、

実際にネガ反転した後の出てきた色味を見た時は驚きましたが、状況によって変わる色味の出方は、デジタル化しながらも楽しかったのを覚えています。

 

 

 

特に503CXを使用していてとても心地がよかったのは、フィルムの巻き上げと、シャッターを切るときの音でした。

巻き上げ1回1回の絶妙な重さと、シャッターを切るときの大きなシャッター音は、

シャッター音でカメラを購入したことのある筆者としてはとても所有欲が湧きました。

 

左右逆像の新鮮さ、1枚1枚の重みを感じるシャッター音、出来上がりがすぐ見えないフィルムだからこその集中力。

写真撮影の操作1つ1つを噛みしめながら堪能できるHASSELBLAD 503CX。

フィルム沼に落ちてしまったかもしれません。

 

 

 

[ Category:etc. | 掲載日時:22年09月27日 11時30分 ]

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【Nikon】Z9で撮影された「素敵なアニマルフォト」をご紹介!

【Nikon】Z9で撮影された「素敵なアニマルフォト」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、ニコンの「Z9」で撮影された「素敵なアニマルフォト」を一挙ご紹介いたします。

 

【作品名】無題 <投稿作品を見る

【投稿者】ひじり 様

【投稿者コメント】宮城県の田代島です。

猫王国になっていますが、観光客が少なめだったのでたくさんの猫と触れ合えました。
ハイキングコースもあるのでフォトウォークにおすすめです。

F1.2の開放は使いどころが難しいですね…

 

【作品名】無題 <投稿作品を見る

【投稿者】picture garden 様

 

【作品名】捕食するミサゴ <投稿作品を見る

【投稿者】grandspy 様

【投稿者コメント】Teleconverter TC-20E III使用

 

【作品名】田んぼで発見!! <投稿作品を見る

【投稿者】ken1 様

 

【作品名】オオルリのオオアクビ <投稿作品を見る

【投稿者】たんたお 様

【投稿者コメント】今シーズンは早めに到着したオオルリ。
渡ってきたばかりで疲れているのか、大きな欠伸を一つして、眠そうにじっとしていました。

 

【作品名】すうい、すーい! <投稿作品を見る

【投稿者】ken1 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「Z9」の素敵な写真をご紹介しました!さすがニコンのフラッグシップ機。アニマルフォトのようなシャッターチャンスを逃せない撮影で大いに活躍します!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

 

お月見や、夜の街の風景など「秋の夜景」を大募集!お月様の写真の他にも、秋らしく過ごしやすくなった夜の写真も募集中です!

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月27日 10時30分 ]

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【FUJIFILM】 フジノン GF110mm F2 R LM WRで撮影された「表現力豊かな写真」をご紹介!

【FUJIFILM】 フジノン GF110mm F2 R LM WRで撮影された「表現力豊かな写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、フジフイルムの「フジノン GF110mm F2 R LM WR」で撮影された作品を一挙ご紹介いたします。

【作品名】color <投稿作品を見る

【投稿者】Satoru Kobayashi 様
 

【作品名】さくら <投稿作品を見る

【投稿者】ヒロキ 様
 

【作品名】ガード下 <投稿作品を見る

【投稿者】slow_hand 様
 

【作品名】無題 <投稿作品を見る

【投稿者】shigeru_pixel 様
 

【作品名】晴れ <投稿作品を見る

【投稿者】Hikaru 様

【投稿者コメント】桜と新緑でウエディング
 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「フジノン GF110mm F2 R LM WR」の素敵な写真をご紹介しました!ボケ、解像ともにラージフォーマット用レンズの中でもトップクラスの一本です。
 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

9/30で終了!
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9/30で終了!
FUJIFILM機で撮影されたスタイリッシュな写真を大募集!「FUJIFILM Stylish Mono&Color Photo Contest」など沢山のフォトコンテスト開催中!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年09月26日 19時23分 ]

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オールドレンズ部 Vol.3

「オールドレンズ」

一言でまとめると、フィルムカメラの時代に設計されたマニュアルレンズのことを指します。
独特のボケ感や、フレア、レトロで優しい描写に魅了される人も多いのではないでしょうか。
マニュアルでピントを合わせて、じっくりと撮るのも、写真と向き合う楽しい時間に変わりはありません。
マウントアダプターを使えば、様々なカメラでオールドレンズを楽しむことが可能。近年ミラーレスカメラが普及した影響で、オールドレンズファンが増えているんです。

この度、マップカメラSONYコーナースタッフが連載でオールドレンズの魅力をお伝えしていきます!
なんとSONYのミラーレスは他メーカーに比べフランジバックが短いため、様々なオールドレンズを装着できるのが強み。
今回の連載ブログでもSONYのカメラをメインで使用していきます。あなたにピッタリなオールドレンズが見つかる事間違いなし!

ご紹介するレンズはHelios 44-2 58mm F2です。
SONY α7Ⅳに装着して撮影を行いました。

ここ数年注目を集めているオールドレンズ。
金額はピンキリで高額なモノからお試し価格位安価なモノまで多岐に渡ります。なぜ昨今注目され始めたのか、それはミラーレスの普及が大きい要因だと思います。
もっと言えば、SONYのフルサイズミラーレスの登場を機に一気に多くの方にとって身近な存在となったと思います。

上記に記載がある通り、SONYのフルサイズミラーレスは一眼レフに比べフランジバックと呼ばれるセンサーからマウントまでの距離が短いことにより多くのレンズをマウントアダプターを装着して使う事が出来るようになります。
その為、今までまだ使えるけどボディがもう出回ってなかったり壊れてしまってレンズだけ手元に残っているような状況でも、そのレンズを使えるようになります。

今回紹介するヘリオス 58mm F2。オールドレンズの中ではかなり定番レンズの一つです。


このレンズの最大の特徴は「ぐるぐるボケ」と呼ばれている、レンズの周辺アウトフォーカス部分がぐるぐると円を描くようにボケるような描写をします。
現代のレンズではなかなかこういった癖のある描写をするレンズは珍しいので、描写の違いが分かりやすく「オールドレンズを使っている!」と実感しやすいのもあり最初の一本目としてオススメされているレンズの一つです。


本レンズは特にマクロ設計ではないですが最短撮影距離も0.5mで現代レンズに匹敵するくらい寄れる仕様で普段のAFレンズに近い距離感で撮影に臨むことが出来、その点において使いやすさを感じました。

オールドレンズなので多少個体差はあると思いますが、このヘリオスは開放からピント部が凄くシャープな写りをしてくれる為、ファインダーや背面モニターで確認をしながらの撮影でも非常にピントの山を掴みやすく撮影した後よくよく見たらピントが外れている…。なんて事が少なかったです。


先程までの写真は、逆光だったり半逆光気味の立ち位置から被写体を撮影した写真になります。こちらの写真は逆光と反対側、順光と呼ばれる立ち位置から撮影を行った写真になります。
彼岸花の赤をはっきり出すためにクリエイティブルックをVV(ビビッド)にして撮影をしておりますが、ものすごく発色がしっかり出ているのが分かると思います。


今回の撮影での一番のお気に入りの一枚になります。
日陰に咲く彼岸花を暗い雰囲気のまま撮影しました。ぐるぐるボケがいかにもオールドレンズっぽくていいなと感じ手に取ってみたこのヘリオスですが、最終的にはレンズ単体の描写力に純粋に惹かれてしまった筆者がそこにはいました。


最後はフレアやゴーストの事について書いていこうと思います。
一枚目は逆光のシーンで被写体に対して水平で、画面に光源が無い状態。二枚目は光源がモロに写り込んでいる状態です。
前者は画面周辺が少し白んだ感じで描写をしていますが、後者はスーパータクマーなどのようにガッツリとフレアのリングが写り込んでいます。このレンズフレアもこのレンズの魅力で写し方によってはこういった如何にもオールドレンズっぽいフレアもこのレンズで演出する事が可能です。光源次第でここまで表現の幅を出せるとなると非常に使い勝手がいいレンズです。


いかがでしょうか。今回はロシアレンズのHelios 44-2 58mm F2をご紹介させていただきました。
ぐるぐるボケは背景がうるさい程簡単に出すことが出来ます。オールドレンズは現代のレンズと違いレンズの状態如何によって多少描写に違いが生まれるモノも出てくるので選ぶのが難しい事もあります。

なので初めてオールドレンズの購入を検討されている方はご自身でフリマアプリ等で購入したりせず、弊社のようなカメラ販売店を利用する事をオススメします。

また、レンズ毎マウントが異なるのでお使いのもしくは検討中のオールドレンズに対応したマウントアダプターをお使いください。

マウントアダプター対応表(2022/7/25更新)

▼今回使用した機材はこちら▼

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:22年09月26日 17時00分 ]

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【2022年上半期使ってよかったもの】いろんな画角を楽しめるズームレンズ ~OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO~

【2022年上半期使ってよかったもの】いろんな画角を楽しめるズームレンズ ~OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO~

気が付けばもう上半期も終わり。
半年が過ぎるのがとても早く感じます。

この季節になると巷で話題になるのは「使ってよかったものランキング」
今回はマップカメラスタッフが使ってよかったものをご紹介したいと思います。
スタッフの個性あふれるベストバイアイテムをお楽しみください。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROはフルサイズ換算で広角24mmから200mmまでの望遠域をカバーするレンズです。
ズームリングを回して自由に画角を変えられる便利さはとても魅力的です。私にとっては特に広い画角がお気に入りです。
青空や雲をはじめ、いろんなものがファインダー内にすっぽり収まるのは気持ち良いです。

青空に浮かぶ大きな雲を枠に入れて写真を撮りたいと思い拓けた場所へやってきました。
有刺鉄線が巻かれ重苦しい感じに見えるフェンスも、青空が入ることで随分雰囲気が変わるように見えます。
曇り空だとまた違った印象になっていたでしょう。

C-2という輸送機です。100mm側(換算200mm)で撮影しています。
近くで見ると、大きくて迫力があります。画角を変えて何枚もシャッターをきりました。
この後も広角側での大空に飛行機が小さくポツンと写っている写真を撮るなどして、楽しい時間を過ごしました。

木が立ち並ぶところを撮ると、ちょっと絵画っぽい雰囲気の写真になることがあるように思います。
私はそれが面白いと感じていて、これまでもいろんなカメラやレンズ、色んな場所で木々を撮っています。
このような切り取り方をしたときに一瞬絵のようにみえる写真になることがしばしばあります。
棒が何本も同じ方向に立っているかのように撮っているからなのかもしれませんが、私の好きな撮り方のひとつです。

というわけで2022年上半期使ってよかったレンズをご紹介させていただきました。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは広角から望遠までとレンジが広いので様々な場面に対応可能なところが何よりの強みです。普段は単焦点レンズを好んで使っていることもあり、ズームレンズの使い勝手の良さを強く感じました。そしてどの画角で撮ってもシャープな描写はとても魅力的です。本格的な秋を迎える前にオススメしておきたいレンズです。

他にもスタッフが上半期に使ってよかった!と思うものを掲載しています。 ↓バックナンバーはこちらから↓

 

 

今回使用した組み合わせです。

中古商品はこちらからご覧ください。
 
 
 
[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年09月26日 16時01分 ]

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【Nikon】NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR Sでマクロ撮影しました。

【Nikon】NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR Sでマクロ撮影しました。

夏も終わりを迎え台風の多い季節になりました。
雨や曇りの日が続くと何を撮ればよいものかと考えを巡らせますが中々良いものが思い浮かびません。

今まで撮影したことのないものは何か。

ありました。
マクロの世界です。

これなら、曇りの日でも写真を楽しめそうです。

ということで今回のマクロ撮影に使用した機材は【Nikon Z 6II】と【Nikon Z MC105mm F2.8 VR S】です。

このセットを持ってお散歩をしながら小さなものに注目して撮影をしてきました。

では、撮影してきた写真をご覧ください。

 

マクロ撮影をするなら小さな虫を撮影してみたいと思っていたので花の中にいたアリを撮影してみました。

撮影した写真を確認した瞬間とても驚きました。

アリの体に花粉がびっしりと付いているのが確認できます。

まるで自分が小さな生き物になってアリたちを見ている感覚になります。

焦点距離は105mmなのでマクロ撮影だけでなく、少し離れた被写体を撮影すれば背景を綺麗にぼかした写真も撮れます。

こちらは少し距離をとって撮影した花の写真です。

この写真でも十分魅力的に撮れたと思いますが。

マクロ撮影をしてみると、、、

こんなに大きく写すことが出来ました。

普段と同じように散歩をしていてもマクロレンズを持っていると見る景色がこんなにも違ってきます。

今回は全て三脚無しで撮影をしましたが、被写界深度が非常に浅いので撮影する際は三脚の使用をおすすめします。

ピント合わせにかなり苦労しました。

ダンゴムシをじっくりと見たことがなかったので、大きく写してみると見たことのない生き物のように思えてしまいます。

小さな雑草もマクロで写すと大きな木のようで根元に小人がいそうな雰囲気を感じます。

 

いかがでしたでしょうか。

マクロレンズを使って撮影するのが初めての筆者でしたが、とても楽しんで撮影に臨むことができました。

最近撮るものに困っている方がいましたら、この機会に是非マクロレンズを手にされてみてはいかがでしょうか。


 


 

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月26日 11時00分 ]

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【Leica】銀塩週間  Leica M6

秋の大型連休、シルバーウィークの時期が今年もやってきました。
シルバーと言えば銀塩ということで、今年は「銀塩週間」と題しマップカメラスタッフが撮影した銀塩写真を投稿していきます。
フィルム価格だけでなく現像代の高騰や人気フィルムの生産終了など、崖っぷちと言っても過言ではないフィルム文化を何とか後世に残していきたい。
そんな思いを胸に「毎日使えるフィルム」をテーマとして安価で使い勝手の良いFUJIFILM FUJICOLOR100で撮影した写真の連載を行ってきました。

本日はシルバーウィークの最終日ということで番外編、今月中旬に再販が開始されたFUJIFILM X-TRA400で撮影した写真を投稿させていただきます。

今回使用した機材はLeica M6とLeica APO-Summicron M50mm F2.0 ASPH.です!

 

各種フィルムの値上げ、現像代の値上げ、生産終了など悲しいニュースが飛び交う昨今で人気だったフィルムの再生産というのは非常に嬉しいニュースです。

過去にX-TRA400を使っていた方からすれば二度と手に入らないと思っていたフィルムをまた新品で買えるようになったのです。嬉しい事この上ないでしょう。

M型でISO400のフィルムを使う時は黄昏時や曇天時の撮影などのシチュエーションが考えられますが、私はアポズミクロンを絞って使うためによくISO400を使います。

元よりライカで最も”硬い”レンズとして知られるアポズミクロンですが、絞って使うとより硬さや描写力の高さを実感できます。

木漏れ日に当たる葉の陰影が美しくシャッターを切った一枚。幹の硬質さが上手く表現されています。

 

湖畔でキャンプをした時の一枚です。

今年の夏は水場へ行くことが多く、あちらこちらの湖畔や海岸で写真を撮っていたように思います。

あまりの快晴ぶりに「どこまで絞るの?」なんて言いながら絞りリングを回し、最大F値でようやく適正露出のライトが光りました。

M6のメリットはなんと言っても安定した露出計でしょう。露出計の信頼性は高く、M5の様にアームが飛び出してこないので基本的にどんなレンズでも付けられます。まさに実用の一台、ファーストライカにおすすめです。

ISO400にしては強めの粒状感がありますが、これが良いのです。

この嫌味の無い「フィルムらしい粒状感」を求めてSUPERIAや以前のX-TRAを使っていた方も多いと思います。

 

明け方の山麓へ。

下界もかなり涼しくなってきましたが、山では秋支度が始まっています。

今月末から来月頭にかけ紅葉、それが終わったらすぐに冬支度が始まり冠雪。来年のGWくらいまで山は長い冬の眠りにつきます。

非常にラチチュードが広く、雲の白が全く飛んでいません。

それでいて山の麓にかかるモヤはしっかりと表現、良いフィルムです。

 

実るほど頭が下がる稲穂かな

早稲はもう収穫が始まっており、重そうに垂れ下がった稲も収穫される時を待っているように見えます。

人間、いつまでも謙虚にいたいものです。

かなり雲も出てきてしまったので絞りはF5.6程度ですが、スムーズで自然なボケが好印象です。

フィルムはパッケージの色でなんとなくの色調が分かることが多く、このフィルムは黄緑色が非常に綺麗に出ます。

 

澄んだ水は見ているだけで心が洗われます。

良いレンズは透明なものをよく写す、と常々言っています。

ガラス、水、空気。良いレンズは透明でありながら存在する物を透明なまま描写することが出来るのです。

ぱっと見ただけでは砂に見える一枚ですが、波紋が水の存在を教えてくれます。

よくよく見ていくと、砂の上に透明な層があり、それが水であると分かります。

この透明感、この描写こそ筆者がアポズミクロンに求めているものです。

 

他のカラーネガと比べてもラチチュードが広く、程よい粒状感と懐かしさを感じられる色味、非常に使いやすいフィルムです。

M6で露出を取りアポズミクロンで描写することで、鮮鋭でシャープネスは高いのにどこか懐かしい雰囲気を持った写真が生まれます。

新しく生まれ変わったFUJIFILM X-TRA400、非常に良いフィルムです。是非見かけた際はお手に取ってみてください。

 

本日はLeica M6とLeica APO-Summicron M50mm F2.0 ASPH.とお送りしました。

来年もお楽しみに!

その他の銀塩週間ブログはコチラから。

 


 ↓今新品で買えるフィルムLeicaはコチラ↓

 

 

[ Category:FUJIFILM Leica | 掲載日時:22年09月25日 12時30分 ]

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【SIGMA】fpで秋色の花を撮る ─吉野梅郷 梅の公園─

すっきりとしない天候が続き、写真を撮りに行くのにも腰が重い日が続きました。
天気予報図には見飽きた傘マーク。
さてさてどうしたものかと考えていますと、雲間から太陽がこちらを覗いていました。
夜まで雨は降らないらしい。
雨が小休止している、まるで読点が打たれたような束の間の日に彼岸花を撮りに出かけました。


自宅から電車に揺られて2時間弱。全くのんびりとしたものです。
やってきたのは東京都青梅市にある吉野梅郷 梅の公園。
名前から想像がつくように観梅の名所ではありますが、丘に咲いた彼岸花も中々に綺麗です。


使用した機材は「SIGMA fp」「SIGMA Contemporary 65mm F2 DG DN」、そしてマウントアダプターを使用して「Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」。これらで動画も撮りました。
どちらのレンズも色の出方が好みで愛用しています。
気分で「fp」のカラーモードを変えているのですが、想像していなかった映像が撮れたりして何とも新鮮でした。


蝶も彼岸花を愛でに来ていました。
燃えるような紅色に白。素敵なコントラストです。


辺りを見渡せば緑豊かな山々が見えます。
何とも、のどか。
平日ということもあり、来客数は筆者を含めて両手で余るくらい。
大自然の静寂と景観を贅沢に堪能いたしました。


それにしても彼岸花というのは本当に不思議な形をしています。
故に写真の対象となりやすいのですが、撮ってみると難しい花。
しかめっ面をしながら撮影に臨むのですが……来年はもっと上手に撮れる様になろう、と毎年のように心に刻み込むまでがルーチンとなっています。


丘の上に咲く彼岸花。
敷地内一面に咲き誇っている、という訳ではありませんが、楽しみながら撮影ができました。
早朝や夕暮れ時といった、光が劇的に美しいシチュエーションではまた違った光景を見せてくれそうです。

天気予報図の傘マークはまだ減りそうにはありませんが、少しずつ確実に夏から秋へのうつろいを感じるようになりました。
季節が混じり合うこの時期に撮れる彼岸花は、その短い開花時期に優美な姿で人々を秋へと誘っているかのようにも見えます。
深まる季節は、撮影へ駆り立てる大きなきっかけ。
今秋はどこで何を撮ろうかと撮影欲の高まりを感じた、そんな一日になりました。


[ Category:Canon SIGMA | 掲載日時:22年09月25日 11時33分 ]

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【Nikon】夏らしい事をしていなかったので、水族館へ

もうそろそろ残暑も抜けて夏から秋に変わろうとしている気もしますが、

私は夏らしい事も何もしないまゝに、ここまで来てしまいました。

なんだか勿体ない気もするので、少しでも夏らしい事はなんだ?となりまして、

夏といえば海だ!と安直な事を思いつき……

天候が優れない中でも行ける場所という事で、水族館へ行ってまいりました。

 

ふわふわと泳ぐクラゲ、私もこのくらいふわふわふわふわと過ごしたいな……などと思ってしまいます。

 

 

日の丸構図でも撮影してみましたが、写真映えする中々良い被写体です。

 

 

チンアナゴと、ニシキアナゴもユラユラと揺れております。

ちなみにチンアナゴ、砂の中はどんな姿なのだろう?と思って検索した事があるのですが、

結構ニョロニョロとしていて気持ち悪かったので、個人的に検索する事はお勧めしません。

 

 

水族館といえばショーというイメージがあります。

イルカショーをしていたので撮影に挑みましたが、動体撮影を久しくしていなかったので、

勘を取り戻そうと5時間近く繰り返しショーの撮影に挑んでおりました。

 

 

飼育員さんたちの指示に従ってアクロバティックに動くイルカ達。

追従性の高いAF性能と高感度耐性には助けられる場面ばかりです。

 

 

こうして撮っていて思った事ですが、照明の効果などもありますが、

小学校の頃のエプロンや、裁縫箱にこんな感じのデザインを見たような?という既視感にも襲われます。

 

久しぶりに水族館へ行きましたが、屋外での撮影とは異なる場面もあり、

また屋内だからこそ高感度の強さに助けられる場面もあり、

カメラの性能を様々な面から楽しむことが出来る場だと再認識出来ました。

 

新しいカメラをご購入された際には、水族館で試写などいかがでしょう。

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月25日 11時00分 ]

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【2022年上半期使ってよかったもの】お手軽マクロコンバーターとスライド感が癖になるリストストラップ

【2022年上半期使ってよかったもの】お手軽マクロコンバーターとスライド感が癖になるリストストラップ

時が過ぎるのは早いもので9月も後半に突入し、秋晴れとはいえない天気が続いて肌寒く感じる瞬間も増えたように思います。

ところで最近の美容院は電子書籍で雑誌読み放題の場所も多いと思いますが、この時期つい選んでしまうのが「買ってよかったもの」「ベストバイ」「ランキング」といった単語が並ぶような雑誌です。所持しているものが評価されていれば嬉しいですし、小物や家電など知らない物も多くて単純に興味深く、良い物との出会いがあります。

そんなわけで今回はマップカメラスタッフが使ってよかったものと題して購入した2点をご紹介したいと思います。

■OLYMPUS マクロコンバーターレンズ MCON-P02
まず1点目は「MCON-P01」から拡大性能と画質向上を行い、レンズフィルター径 φ37mm、φ46mmに対応したマクロコンバーターレンズである「MCON-P02」です。
少し前に単焦点レンズを購入したのですが、せっかくならもっと出番を増やしたいと考えて購入しました。
フィルター径φ37mmのレンズにつけるためのステップアップリングが同梱されており、以下のレンズに対応しています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6EZ
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6II
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6IIR
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

筆者は「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」に装着して使用しています。小さなアイテムなのでカバンのポケットに入れておき、もう少し近付きたいなと思えばフィルターを取り付けるようにして装着するだけで簡易的なマクロ撮影が楽しめます。

このレンズの場合、通常は最短撮影距離約45cmのところ約24cmまで近付いての近接撮影が可能です。
試しにドライフラワーやアクセサリーを装着前後の最短撮影距離で撮影してみましたが、まるで別のレンズを使用しているかのように撮影出来ました。中央付近のふわふわな部分にめいっぱい近付いてみましたが、一見どの部分かわからないほどです。

今度はネックレスを物撮り風に。

装着前はアクセサリーを飾ったトレイや机の部分まで写っていますが、装着後はネックレスのトップ部分だけをクローズアップして撮影できました。装着しただけでマクロレンズのように撮影出来るのでちょっとした小物撮影に重宝すると思います。

また別のアクセサリーも最短撮影距離で撮影してみました。実際装着すると写りはどうなるのかと思いましたがよく解像してくれています。

もう少し小さなものはどうだろうと指輪を集めてみました。

指輪も装着前だと集めてもぽつんと寂しい印象ですが、装着後はここまで大きく写せます。

■peak design カフ リストストラップ
2点目はご存知の方も多いのではないでしょうか、使い勝手の良さやデザインの良さで人気のピークデザインからリストストラップである「カフ」を選出しました。ブラック、アッシュに新色のセージ、ミッドナイトが加わり4色展開となっています。所持しているストラップがセージとミッドナイトなのでリストストラップはアッシュを購入しました。どの色も使いやすい良い色だと思います。

購入に至るきっかけですが筆者は元々メイン機材に小型一眼レフ、ミラーレスカメラ向けにデザイン・設計されたストラップである「スライドライト」、そしてサブ機にスライドライトより細めのデザインである「リーシュ」を愛用していました。
首にかけたり斜めがけにしたりして使用していましたが、特にコンデジや小型なボディに単焦点レンズの組み合わせでの使用時には片手で持ち続けて撮影していることが多いことに気付きました。
そこでいっそのこと片手持ちに特化したものを購入しようと選んだものがこの「カフ」です。

メイン機材につけてみるとこのような感じです。
今後はズームレンズなど大きめのレンズを使用する際にはストラップ、単焦点レンズなど小さめのレンズを使用する際にはリストストラップと使い分けていこうと考えています。

せっかくなのでサブ機材であるコンデジにもつけてみました。
ストラップと同じく機能的でアンカーによる取り外しのしやすさはそのままに、手首を通すループ部分の調節も手首をひねるように離すだけで瞬時に手首にフィットします。ループを緩めるのもロゴがプリントされた金具部分を持って手首を離すようにスライドさせるだけです。どちらもなめらかで一瞬のことなのでストレスフリーで思わず何度も試したくなります。

ということで上半期に使ってよかったものを紹介させていただきました。
どちらも購入に至ったきっかけは些細なことでしたがいざ購入して使用してみると想像以上に使い勝手がよく、これからもたくさん使用していきたい名アイテムでした。
「マクロコンバーターレンズ MCON-P02」は対応レンズを所持している方も多いでしょうし、ちょっとしたマクロ撮影を気軽に試してみたい方には特におすすめです。また「カフ リストストラップ」に関してはさらに幅広い方にお使い頂けると思います。

他にもスタッフが上半期に使ってよかった!と思うものを掲載しています。
↓バックナンバーはこちらから↓

 

▼▼今回ご紹介した商品はコチラ▼▼

▼▼今回使用した商品はコチラ▼▼

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年09月24日 17時01分 ]

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【CONTAX】銀塩週間 T2

秋の大型連休、シルバーウィークの季節が今年もやってきました。

シルバーと言えば銀塩ということで、今年は「銀塩週間」と題しマップカメラスタッフが撮影した銀塩写真を投稿していきます。

フィルム価格だけでなく現像代の高騰や人気フィルムの生産終了など、崖っぷちと言っても過言ではないフィルム文化を何とか後世に残していきたい。

そんな思いを胸に「毎日使えるフィルム」をテーマに、安価で使い勝手の良いFUJIFILM FUJICOLOR 100で撮影した写真を是非ご覧ください。

今回使用した機材はCONTAX T2です!

良く晴れた夏の日、こんな日はFUJIFILM FUJICOLOR 100がとてもよく合います。安定感のある写りに、安価な本フィルムはまさに「毎日使えるフィルム」。

今回は高級コンパクトカメラとして名高いCONTAX T2とともにお届けいたします。

他とは一味違う描写力にシンプルな使い勝手は、手の出しにくい価格帯であることも納得せざるを得ない一機です。

西新宿の街並みを、上から撮ったり、下から撮ったり、また上から撮ってみたりしました。

ビル群の中にある青々とした緑や木漏れ日など、都会の魅力をぎゅっと詰め込んでくれるコントラストの高さです。

もちろんMFでの撮影も可能ではありますが、絞り優先AEとAFでの撮影をメインとすることができるのがCONTAX T2の強みといえるのではないでしょうか。

かばんに常に忍び込ませていても苦ではないコンパクトさと相まって、撮りたい瞬間を捉えることが出来ます。

本機の最短撮影距離は70cm、何か被写体に近づいてAFでの撮影を行う場合は注意しなくてはいけません。(このように…)

お世辞にも寄れるとは言えないカメラですので、例えば椅子に座った状態でのテーブルフォトなんかであればあまり得意ではありません。

70cmから35cmとなった後継機CONTAX T3との比較として、この最短撮影距離が最も大きな違いだとよく挙げられます。

とはいえ、目的の被写体をメインとした構図は失敗してしまいましたが草花の鮮やかな発色はさすがツァイスレンズです。

フィルムカメラを持つようになって、日常の中にある陽の光を意識するようになりました。まさにFUJIFILM FUJICOLOR 100のあたたかみを感じられるような写りはぴったりではないでしょうか。

ふとした景色を美しく切り取ることができたときの喜びは、フィルムカメラだからこそより感じられるものだと思います。

最後に夕暮れどきに訪れた葛西臨海公園から。

すっかり日が落ちはじめてしまい、ISO100のフィルムは現像まで不安がありましたが、想像していたよりしっかりと写ってくれました。周辺減光の濃く出る、いかにもフィルム写真らしい1枚となりました。

毎日使いたいフィルムに、毎日使いたいフィルムカメラ、これからもあまり気負わずに楽しんでいけたらなと思います。

本日はCONTAX T2にてお送りしました。
次回もお楽しみに!この他の銀塩週間ブログはこちらから

▼今回使用したフィルム・オススメのフィルムはこちら!▼

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. | 掲載日時:22年09月24日 16時00分 ]

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