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【SONY】この季節に咲く花(59)

夏の暑さも終わり、過ごしやすい秋がやって来ました。

カメラを持ってふらふら歩く良い季節にもなりました。

この時期、何処か甘い香りが流れてきます。

全て、SONY α7RIV ILCE-7RM4AにTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影をしております。

その正体は、「金木犀・キンモクセイ」です。

その紹介は、こちらで 【SONY】この季節に咲く花(10)

ではなくて、キンモクセイの根元に咲いておりました。

「ヤブラン・藪蘭」と言います。

結構、公園などの植込みなどで見たことがあるのではないでしょうか。

花です。

和名の由来は、藪に生え葉っぱがシュン蘭などに似てるところからきております。

この葉が蘭に似ている葉っぱです。

色は品種によって、黄白、緑、白、複色とあります。

このヤブランの根も生薬です。

去痰、咳止め、滋養強壮、催乳に煎じたものが効きます。

生薬名、麦門冬(ばくもんとう)と呼んでいます。

身近にあって意外と知られてない生薬です。

【参考文献】

なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版

フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草  監修: 矢野 亮 出版社: 学研

色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修), 亀田龍吉 (写真)出版社 : ナツメ社

改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店

身近な薬草活用手帖: 100種類の見分け方・採取法・利用法 寺林 進 (監修) 誠文堂新光社

薬草・毒草を見分ける図鑑: 役立つ薬草と危険な毒草、アレルギー植物・100種類の見分けのコツ磯田 進 (監修)出版社 ‏ : ‎ 誠文堂新光社

鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版

鳴き声と羽根でわかる 野鳥図鑑-鳥の鳴き声が聴ける・羽根の形・色がわかる吉田 巧 (監修, 監修), 岩下 緑 (監修, 監修)出版社 池田書店

樹皮ハンディ図鑑  梅本浩史 出版社 : 永岡書店

葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑ネイチャー・プロ編集室 (著, 編集), 林 将之 (監修, 写真)出版社 : ナツメ社

これは、エゴノキになっている実です。

和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来します。

果肉には毒がありますが、種にはありません。

果肉は有毒物質のサポニンを含んでいます。

それが大好きな鳥がやってきました。

「ヤマガラ・山雀」です。

ドングリやエゴノキの実が大好きです。

この場で食べることもありますが、冬に備えて蓄える(貯食)をします。

貯食の実は全部食べられず、埋めたり、木の皮に挟んだりしたまま残り、エゴノキにとって都合よく実(種)をばらまいて

広めてくれます。

夏は木の葉っぱが邪魔して見つかり難い鳥も、秋には撮れる時期にもなりました。

私は、ヤマガラの貯食を見ると秋・冬が来る訪れを毎年感じてます。

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:22年10月07日 14時00分 ]

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オールドレンズ部 Vol.4

「オールドレンズ」

一言でまとめると、フィルムカメラの時代に設計されたマニュアルレンズのことを指します。
独特のボケ感や、フレア、レトロで優しい描写に魅了される人も多いのではないでしょうか。
マニュアルでピントを合わせて、じっくりと撮るのも、写真と向き合う楽しい時間に変わりはありません。
マウントアダプターを使えば、様々なカメラでオールドレンズを楽しむことが可能。近年ミラーレスカメラが普及した影響で、オールドレンズファンが増えているんです。

マップカメラSONYコーナースタッフが連載でオールドレンズの魅力をお伝えしてきましたが、今回はなんとLeicaコーナースタッフがお送りします!
あなたにピッタリなオールドレンズが見つかる事間違いなし!

今回ご紹介するレンズは「Leica Summitar(ズミター) L50mm F2」です。
SONY α7Ⅳに装着して撮影を行いました。

今回使用したズミターは癖玉Summar(ズマール)と現代に続く高性能レンズSummicron(ズミクロン)の間に生産された、”丁度良い”オールドレンズです。

ズマールほど癖がなく、ズミクロンほど写り過ぎない。そして高価なことで知られるライカレンズの中でもかなり安価です。

安価なライカレンズと言うとエルマーなどもありますが、50mm F2という使いやすいスぺックもあり、これからライカのオールドレンズを使ってみたいという方にはオススメの一本です。

周辺減光はじんわりと、中央部の解像力と周辺部の滲みが楽しい一本です。

ズミターにはいくつかバリエーションがあります。

コーティングの有無、絞りの形、ズミクロンの原型と言われるズミター*がありますが、私のお気に入りはコーティング無・丸絞りの個体です。

Voigtlanderではシングルコーティングでフレアを多く出したりクラシカルな色味を実現していますが、コーティングが無いと逆光下でかなり暴れてくれます。

オールドレンズでの楽しみ方の一つであるゴースト・フレア遊びはコーティング無しが断然オススメです。

陰影の美しさに惹かれシャッターを切りました。

こういう画であればモノクロが映えます。

思ったよりもアンダーが粘ってくれているのはボディ側の性能でしょうか。

ズマールに比べピントの山が掴みやすい為、初めてオールドレンズを使われる方でも使いやすいです。

中央部と周辺部で解像力に大きく差があるため、日の丸構図でびしっと撮っても良し、周辺部にピントを合わせて全体的にぽやっとした写真を撮っても良しと遊び幅があるレンズです。

非常に濁った空の色が出てきてくれました。

デジタルカメラはこういう偶然があるからやめられません。

AWBでたまたま色が転んで、それがなんとなくいい雰囲気になったりするのがたまらなく好きです。

失敗できない撮影ではWBを固定しますが、こういった偶然を楽しみたい撮影ではオートにしておくことが多いです。

左下のミラーの縁が非常に上品にボケてくれています。

最年長個体でもう80歳を超える正真正銘のオールドレンズですので、背景はぐるりと回ってくれます。

少しだけ縁が強く出るので、ボケ感はざわっとしています。好き嫌いは別れるところですが、THEオールドレンズということでおすすめのポイントです。

 

今回はLeica Summiar L50mm F2をご紹介いたしました。

オールドレンズらしい描写や金額など、全体的に”丁度良い”一本として是非ライカレンズデビューにいかがでしょうか。

 

当店では様々なマウントアダプターを取扱い中です。
こちからから対応表に飛べます↓

マウントアダプター対応表(2022/7/25更新)

 

↓LeicaのオールドレンズをAFで使えるLM-EA7もおすすめです↓

[ Category:Leica SONY | 掲載日時:22年10月06日 17時30分 ]

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【Nikon】Creative Picture Controlでスナップ撮影

秋晴れの浅草を散歩しながらNikon Z fcでスナップ撮影してきた時のこと。
いつもとは少し雰囲気を変えて写真を撮ろうと思い、ピクチャーコントロールを使ってみることにしました。

D780やZシリーズには基本の8種類のピクチャーコントロールに加えて、20種類のクリエイティブピクチャーコントロールが搭載されています。
クリエイティブピクチャーコントロールの効果の度合いも調整することが可能で、自分好みの独創的な写真や動画に仕上げることができます。

今回は「ドリーム」というクリエイティブピクチャーコントロールを使用して撮影しました。
ふんわりとした優しい雰囲気に仕上がっています。

全体にオレンジがかった色調になりノスタルジックな雰囲気を感じます。
夕日に照らされたような朱色のようにもみえます。

クリエイティブピクチャーコントロールの適用度は好みで変更ができるので、少し効果を薄めてみました。
丁度いい具合に雲が漂い柔らかさをだしていて、お気に入りの1枚です。

全20種類のクリエイティブピクチャーコントロール。
今回はドリームを使用しましたが、場面や仕上げたいイメージによって使い分けが出来ます。
普段とは違った雰囲気の写真に仕上げたい時にピッタリです。
クリエイティブピクチャーコントロール搭載機種をお使いの方はぜひご自身のお気に入りの設定を見つけてみてはいかがでしょうか。

 




[ Category:Nikon | 掲載日時:22年10月06日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】大須ぶらり

キャンプ道具をリュックとカートに積んで大荷物でやってきました名古屋!
この日は台風上陸の1日前の日で到着したら名古屋は大雨でした。

新幹線で静岡に入ったあたりから雨が強くなり、名古屋で降りた時にはバケツをひっくり返したような雨量。
キャンプは翌日からなので本来ならこの日は名古屋観光をするつもりでいました。
しかし、これは観光どころじゃない!ということで屋根のある場所でぶらぶらしようと予定変更です。

カメラは2台持参していましたが、この日はFUJIFILM X-Pro3とフジノン XF27mm F2.8 R WR。
この組み合わせは、とてもコンパクトで持ち歩きやすく今回の旅のお供では大活躍でした。

名古屋近辺の方にはおなじみでしょうか、「大須商店街」。
とても巨大な商店街で、アーケードの下を歩けるようになっているので雨でも快適に歩くことができます。
アンダーグラウンドなものから、メジャーなものまでごった煮感がとても面白い商店街です。

商店街を歩いていると、知らない人なら沢山ビールがあるのね…で終わってしまいそうなビアバーの看板。
ドイツビールもベルギービールもごった煮になっていて二度見くらいしました。
欲張りだなあと思いつつ、時間はまだ15時くらいだし入りそうになる足を必死に抑えて通り過ぎます。

この食べ物なんだと思いますか?知らない人が1回で当てたら私は驚きます。
名古屋近辺に住んでいる友人に予め聞いて、「大須で食べれる」という話だった噂の食べ物です。

その名も「小倉クリーム唐揚げ」。

その名の通り、「小倉」で「クリーム」で「唐揚げ」なのです。
つまり、あんこと生クリームと唐揚げです。

美味しいの?と、みなさま聞きたいと思います。
興味がある方は大須商店街でお確かめください。

食べ歩きをしながら商店街を歩いていると何やら上からの視線を感じて見上げてみたところ龍を目があいました。
商店街に唐突に現れる龍。
どうやらこの龍はこの建物が寺院になっており守護神の白龍のようです。

移築されて近代的な雰囲気ではありましたが、織田信長公や徳川家と縁のある歴史ある寺院。
ビルの一角に設けられた場所とはいえ、寺院ならではの荘厳な雰囲気というのをしっかりと感じ取れました。

狐型の絵馬がとてもかわいい。
絵馬の周りで何人かの参拝客の方々が、新たな絵馬を書いていたので私は眺めていただけ。
次に訪れた際には何か書いてみようかなと思います。

名古屋に来たのだから、おいしいあんこを食べたい。ということで甘味処です。
先ほどあんこを食べた気がしますが、いろんな考えが交差せず今回は素直に何も考えずに「美味しい」と言いたいわけです。

店員さんはこのかき氷を「デラックス」と呼称していました。
見た目がまさに「デラックス」!宇治抹茶のかき氷に、抹茶アイス、白玉、あんことてんこ盛り。

夜は味噌カツを食べたのですが、大きすぎて写真で胃もたれしたので割愛します。

翌朝、キャンプへの出発の日。
名古屋の定番モーニング「小倉バタートースト」にコーヒー。
朝から、あんこです。あんこは何度食べてもおいしい。

前日の大雨とはうってかわって、キャンプ初日のこの日は快晴!
名古屋市内から車でおおよそ100kmほど北上した山の中まで向かいます。

キャンプでは現地に住んでいる友人に色々体験させてもらいましたので次回のブログでお伝えします!
移動中もだんだんと緑が増えていく様子がとても綺麗でした。

使用機材はこちらです!

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月06日 10時00分 ]

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【FUJIFILM】撮るだけじゃない!進化したinstax mini Evo

【FUJIFILM】撮るだけじゃない!進化したinstax mini Evo

昨年の12月に発売されて、今もなお大人気のinstax mini Evo。
今回は、ご購入を検討されている方やinstax mini Evoをまだ知らないという方に魅力をご紹介できれば幸いです。
「チェキ」と言えば、専用のフィルムを入れて撮影するとその場で印刷されて出てくる「カメラ機能」と「プリンター機能」が融合されたインスタントカメラ。

昔に祖母から譲り受けた「チェキ」がありましたが、チェキで撮った写真がすぐに出てくるスタンダードなものでした。上手に撮れてるかドキドキしながら数秒待つと浮かび上がってくる写真を不思議に眺めた記憶があります。

しかしinstax mini Evoは往来の「チェキ」とは違います。
「こんなこともできるのか。」と正直驚きました。
使用してみて、良かった機能などいくつかご紹介いたします。

まず最初に感じたことは「撮るだけじゃない!」と思わせる洗練されたデザインです。
私はこのデザインに惹かれて購入しました。肩からぶら下げていてもオシャレアイテムの1つにもなりますし、
上の写真のようにカフェのテーブルなど、置いておくだけでも雰囲気がでます。

クラシックでコンパクトなデザイン、
ボタンも最小限に抑えられていて操作がしやすいです。

先ほどお話ししたように撮ったらすぐ出てくるイメージがあります。
本機は革命的でプリントしたい画像を選び、PRINTレバーを引くと選んだ写真がプリントされて出てきます。
最初は、撮れてるかなというワクワク感が楽しいのではと思いましたが、
やはりお気に入りの一枚を選んでプリントできるのも失敗がなくて個人的にはオススメしたい機能です。

特に誰かにチェキで撮ってすぐにプレゼントしたい!というときにプリントされた写真が失敗していると悲しいので、
綺麗に撮れた写真をプリントできるのは有難いです。また、レンズのエフェクト10種類にフィルムのエフェクトが10種類と多彩な表現が可能です。
特にオススメは、レンズのエフェクトではハーフフレーム、フィルムのエフェクトではベターですがモノクロです。

そしてinstax mini Evo専用のアプリを使用すれば、スマートフォンに保存されている写真もチェキにすることができるのです。こちらは本当にオススメしたい機能です。
スマートフォンで撮った写真はもちろんですが、カメラで撮った写真もプリントできます。
その際に、写真をアプリ内でフィルターや色補正をすることも可能です。
カメラで撮った写真をプリントするとまた違う雰囲気のチェキが出てくるのでそれもまた楽しいです。
instax mini Evoは28mmのF2の単焦点。どの場面でも使い易いレンズです。また、水族館などの暗所でも問題なく撮れたので、場所を気にせず使うことができます。

チェキとは思えない機能が盛りだくさんなinstax mini Evo。どこへ行くにも何するにも持って行きたくなるカメラの1つです。

フィルムの種類も豊富です。ぜひお好みのフィルムをお選びください。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月05日 17時44分 ]

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【RICOH】GRIIIで撮る秋のランチ

秋のランチと銘打っておきながら秋要素があるかというと微妙なところですが、この季節は温かい食べ物が美味しくなってきます。
前回は冷やし中華を載せましたので今回は愛機であるRICOH GR IIIで撮影してきた暖かいランチの写真を並べてみました。


最初にお出しするのはアナゴ釜めしです。
釜めしをじっくりと味わってから白味噌汁のやさしい味で胃を満たし、最後にお代わりした白飯にとろろをかけていただいています。



続いてはつけ蕎麦を食べました。
最近流行っているのか、つけ蕎麦専門店もここ数年で何店舗か見かけるようになりました。
温かい汁につけていただく、つけ麺に近いスタイルの蕎麦です。味変に生卵を割ってかけて食べても美味しいのです。


ボリュームたっぷりのオムナポリタン。オムレツとナポリタンの美味しいコラボレーションです。
後半はチーズをたっぷりかけていただきました。ボリュームがあって、食べ終わった後はおなかがポッコリします。




最後は中華豪華ランチセットです。
全体的に濃いお味でしたが、さっぱりしたお粥と一緒に食べることでちょうど良い味加減となります。
昔はそうでもなかったのですが、最近はお粥も好物のひとつとなりつつあります。
年齢を重ねるごとに消化に良いものを体が求めているのかもしれません。

これから気温も下がり、温かい食べ物が美味しくなる季節です。
今後も愛機のRICOH GRIIIを持って、食欲の秋に相応しい美味しいランチを撮っていきたいと思います。

▼ 前回の冷やし中華のブログはこちら ▼

【RICOH】GR IIIで夏の冷やし中華を満喫する

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年10月05日 12時58分 ]

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【RICOH】GR IIIxで撮影された「ストリートスナップ」をご紹介!

【RICOH】GR IIIxで撮影された「ストリートスナップ」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、リコーの「GR IIIx」で撮影された「ストリートスナップ」を一挙ご紹介いたします。

 

【作品名】夜ドライブ <投稿作品を見る

【投稿者】yashi-p 様

 

【作品名】ランチ <投稿作品を見る

【投稿者】wesp 様

 

【作品名】人々 <投稿作品を見る

【投稿者】割り箸1番 様

【投稿者コメント】大阪駅の阪急前です。

 

【作品名】 無題 <投稿作品を見る

【投稿者】yama 様

 

【作品名】無題 <投稿作品を見る

【投稿者】walker 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「GR IIIx」の素敵な写真をご紹介しました!スナップといえばGR。35mm判換算40mm相当の画角を手に入れた新たなGRでもそのイメージは不変のようです!

 



↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

秋の紅葉作品を大募集!過去に撮影した紅葉写真でももちろんOKです!

 

お月見や、夜の街の風景など「秋の夜景」を大募集!お月様の写真の他にも、秋らしく過ごしやすくなった夜の写真も募集中です!

 

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年10月04日 19時21分 ]

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【FUJIFILM】フジフイルムの薄型レンズを使って

【FUJIFILM】フジフイルムの薄型レンズを使って

2021年の3月に発売されたフジフイルムのXマウント用レンズ
『フジノン XF27mm F2.8 R WR』を使用して撮影を楽しみました。

2013年に発売された『XF27mm F2.8』のリニューアルバージョンで、
薄い形状はそのままに、改良が施されています。

大きな特徴は長さ23mmという薄さと84gの軽さです。
ボディに付けたままでも邪魔になりにくく、バッグに入れる際も気軽にズボッと入れられます。
X-E4のような小さめなシリーズに装着すると、全体的に小型でバランスの良い状態になります。
今回はX-E4よりは大き目な機体『X-T4』に装着しました。

大きな変更点は絞りリングの追加です。
『XF27mm F2.8』の操作で煩わしさを感じていたF値の操作が、
感覚で気楽にできるようになったのは、F値をリングで操作するユーザーにとっては大きな変更点です。

ストッパーも大き目なので、操作しやすいです。
リングの追加に伴い、スナップ撮影が快適になりました。

35mm換算だと約41mm相当になります。
単焦点で好みが分かれる35mmと50mmの間の距離感。
他にもフジフイルムから換算で約35mm相当の23mmレンズと、
換算で約50mmになる33mm・35mmレンズが発売されていますので、
被写体や撮影状況で使い分けができます。

『XF27mm F2.8』から進化した『フジノン XF27mm F2.8 R WR』
スナップ撮影はもちろん、雨の日の撮影に心強い防塵防滴仕様と、
登山など荷物を多く持つときに助かる軽さは、持っていくレンズの選択肢に入ります。
お出かけの際にメインレンズ、サブレンズとしても持っていきたい1本です。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月04日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】私がカメラを使い分けるたった1つの理由。

【FUJIFILM】私がカメラを使い分けるたった1つの理由。

連載中の「カメラを愉しむ」vol.68 は、私がカメラを使い分けるたった1つの理由。をご紹介いたします。

数年前までは、新しいカメラが発売されると「発売日に欲しい!」と目をキラキラさせながらメーカーや機種のシリーズ関係なく手あたり次第使って撮影を愉しんでいました。しかし30代も後半に差し掛かったころでしょうか、「今日どのカメラ持っていこう問題」が私の頭の中でグルグル。2台持っていくと重いし、レンズ3本も持って行って果たして使うのか。撮影をしていても機材選定に思考が行ってしまい撮影に集中が出来なくなってしまったのです。

そこで40歳を迎えるにあたり、本当に好きなカメラとレンズだけを手元に置こう!そう決めたのです。現在は主に「Leica」「FUJIFILM」を撮影に持ち出していますが新製品の誘惑に心を動かされながらも「俺はこの機材と撮るんだ」と強い気持ちを胸に撮影を楽しんでいます。

さて、本日のファーストショットはLeica Q (TYP116)で撮影した1枚。ここは埼玉県の山奥にある湖ですが、雨がシトシト霧がかった風景を撮影する時にこのカメラが使いたくなるのです。

作られていない、そのあるがままの空気感。自然の香りがモニター越しからも感じとれるその描写に恋をしてしまいました。

学生時代は夜中にこの場所で肝試しを良くしていたのですが、いま改めてこの風景を見ると「こんなに素敵な場所だったのか」と時の流れを感じます。

Leica Q (TYP116)はコンパクトデジタルカメラですので、レンズ交換はできませんがクロップ撮影で自由自在に好きな画角で撮影できるのでとても便利なのです。改めて良いカメラだと実感しました。

さぁ、今度はまさに秋晴れといいましょうか。雲一つない美しい一日。このような日は筆者の中で「FUJIFILM日和」と呼んでいます。朝日を浴びながらお気に入りの中国茶「正山小種 ラプサンスーチョン」松の煙で燻した福建省で作られる中国紅茶をいただきます。クラシックネガで撮影したその風景はこの紅茶特有のスモーキーな雰囲気とどこか似たような気もしました。ここからの写真はFUJIFILM X-T4で撮影をしております。

晴れの日のお気に入りセッティングはクラシックネガで、強めに粒状感を出して撮影するのが筆者流!コンクリートの表情なども際立って見える気がします。

この日は公園で軽井沢のイベントが行われており、雪で遊ぶ子供たちがとても楽しそう!

最近都内ではオシャレな自転車がとても増えてきたと感じます。自転車なのか、限りなくバイクに近いデザインで私も欲しくなってしまいそうです。

ファインダーを覗いていると大きなシャボン玉が!子供が遊んでいるのかと思えば、以外にも私と同世代のお兄さんが遊んでいました。

そんな楽しく公園を満喫している方が多い中で、ひとり落ち込んでいる方を発見してしまいました。お兄さん、もう少し下をみてください!

ほら!明るくて綺麗なお花があるでしょう。ちょっと視点を変えてみると辛かった気持ちも「パッ」と晴れやかになることがあります。そんな気持ちを込めて前者ではクラシックネガで撮影、後者ではベルビアで撮影。お花にピントを合わせてみました。

タイトルにもありますが、私が大切にしているカメラを使い分けるたった1つの理由はそのカメラでしか演出のできない『空気感』。
Leicaにしか出せない空気感、FUJIFILMにしか出せない空気感。もちろん私の好みにこの2つのメーカーがマッチしただけで、欲を言えばすべてのメーカーのカメラを網羅したいところ。改めて今お手持ちの機材を1台1台「どんな特性があるのか」と愛機と向き合う時間を作ってみるのも楽しい時間になるとおもいます。今まで気が付くことのなかった愛機の魅力を再発見することになるかもしれません。

[ Category:FUJIFILM Leica | 掲載日時:22年10月03日 13時00分 ]

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【GoPro】アクションシーンだけじゃない!日常や旅先でHERO10をおすすめする理由

【GoPro】アクションシーンだけじゃない!日常や旅先でHERO10をおすすめする理由

今、GoProが非常に人気です。それはアクションシーンのためだけのカメラという認識・常識を超え、日々の生活を記録したり、旅先での思い出、Vlogなど幅広いシーンで活躍しているからです。

FUJIFILM X100Fを4年以上使用している筆者がなぜ「GoPro HERO10 Black」をおすすめするのか。その理由をご説明したいと思います。

まず第一として大きくあげられるのはコンパクトさ。手のひらにおさまる程のサイズ感はデジカメ含め、なかなかありません。

カメラ本体だけでは少し撮りづらいところも。そこで筆者のおすすめのアイテムは上記写真にて使用している「スイベルクリップ(マグネット付き)」。こちらはリュックや洋服などに付けるイメージですので、手持ち用ではないのでは?と思いきやカメラの向きを変えられるので上記写真のように手持ち撮影の補助機材として使用できます。

ショーティーという小型三脚よりも全長が少し短く、持ち運びが容易で人目を気にせずカメラを出すことができるのがお気に入りです。グリップをつけた状態で地面におき、向きを変えればまるで三脚のように使うこともできます。旅先で集合写真を撮りたいとき、ちょっとした段差とカメラを置くスペースを見つけることができたら簡単に全員で写真を撮ることができます。

 

次のおすすめポイントは手ブレ補正の凄さとなります。今回手持ちだけで撮影を行いました。「HYPER SMOOTH 4.0」優秀な手ブレ補正により、手持ちとは思えない滑らかな動画が撮影でき、驚きを隠せませんでした。

昨今のミラーレスカメラでの動画ブーム、フルサイズやAPS-Cのミラーレスカメラを手持ちで撮影するには、ジンバルの使用が主流となっております。店頭でもジンバルの使用について多くのお問い合わせを頂きます。

ですが実際に持ってみると、想像以上に重いです。店頭ではじめてジンバルを触るお客様の多くが驚かれます。私もその一人でした。加えてバランス調整が大変です。不器用な筆者はバランス調整の練習を何度行っても時間がかかってしまうため未だに苦手です。

ですが、GoProの手ブレ補正は本当に優秀なため、上記の動画のようにジンバルがなくともジンバルを使用したかのような滑らかな映像を簡単に撮影することができます。

 

動画内のシーンをご紹介いたします。※以下3枚の写真は動画内切り出しの写真となります。

上記の場面は花畑沿いをひたすら歩きました。撮影のためにゆっくり歩くことはしませんでしたので、普通の歩くスピードです。見事に滑らかで美しい映像となりました。

 

上記の場面は動かずに立ち止まって撮影。通常手持ちで撮影すると全く動かなくとも多少は手ブレが起きてしまいますが、まるで三脚を立てて撮影しているかのような驚きの映像となりました。

 

上記は設定を変えずに池と空を撮影。AUTOモードでも露出が綺麗に切り替わり、難しい環境でも安心してGoPro任せにて撮影が楽しめます。

このように手持ちの撮影でも本格的な作品作りを楽しむことができます。もちろん手軽なホームビデオなどにも最適です。普段は動画は撮影しない方でも、GoProなら気軽に動画撮影が楽しめます。

写真だけではなく数秒でも動画を残しておくことで、当時の楽しい記憶が鮮明に蘇り、思い出話に花が咲くこともあるかと思います。そういったさりげない一瞬もスマートフォンより美しく残すことができます。

 

次のおすすめポイントはAUTOモードとは逆に、色合いの変更などの細かい設定をすることができるので画像の仕上がりにこだわることも出来るところです。

写真でAUTOモードにするには「出力」の項目で「SuperPhoto」を設定します。もちろんこちらでGoProに任せても問題ありませんが、このモードにすると色合いがビビットに固定されてしまい、濃い色合いで出てきてしまいます。色合いを変更するには「出力」の項目で「標準」に設定にすることにより細かい設定を変更することができます。

標準に設定をすると「PROTUNE(プロチューン)」モードにてブラックアウトされていた項目を変更することができ、その中にある「カラー」で色合いを変更することができます。色にこだわりがある筆者、そこで色の比較を行ってみました。

ビビッド(色彩豊かなカラープロファイル)

 

ナチュラル(実際の色に忠実なカラープロファイル)

 

フラット(ニュートラルなカラープロファイル)

もちろん他項目の設定はすべて一緒です。印象がかなり変わることが分かります。筆者は青空に関してはナチュラルが好みでした。

また色合い以外にもシャッタースピードやEV値、ホワイトバランス、シャープネス、ISOの上限下限を決めることができます。そういった細かい設定が行えることによりシャッタースピードをあえて遅くした撮影など難易度の高い写真も撮影ができます。

 

最後のおすすめポイントは何と言ってもこの超広角の世界。

筆者はプライベートで空の撮影や超広角の画角を好んでおります。まさしくGoProがぴったりなのです。

長年コンパクト軽量な超広角で写るカメラをメーカー問わず探しておりました。ただミラーレスカメラや一眼レフカメラで考えていたのでGoProという選択肢が今までの私のなかにはありませんでした。

ですが実際に手にし、この手軽さでこの広さは超広角において理想のカメラだと感動しました。

今回ご紹介した動画や写真は風景のみですが、セルフィーもおすすめです。

それは自分だけを写す目的だけでなく、家族や友達と一緒に写る写真が簡単に撮影ができます。超広角ですので大人数でも全く問題ありません。スマートフォンでの自撮りよりも周りの風景がしっかり写り、その時の情景と共に大切な思い出の1枚となります。

現在所持しているFUJIFILM X100Fはアナログ操作が好みでほとんど毎日持ち出しているカメラとなりますが、壮大な景色に感動したとき広さが足りないと感じる時が多くあります。GoProなら広さを生かす役割を完全に任せられます。全く違う用途として、2台持ちも容易にできると感じました。

今回はカメラを持ち出した時に現在の最新機種GoPro HERO11が販売されていなかったため、旧機種でのご紹介となってしまいました。

新機種のHERO11ではセンサーサイズが1/1.9インチに大型化し、画質や手ブレ補正の向上、1:1や縦での動画撮影対応などでSNS向けに改良されております。購入を視野に次回は最新機種にて撮影を行ってみたいと思います!

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

▼今回使用した機材はこちら!▼

▼おすすめのアクセサリーはこちら!▼

▼最新機種はこちら!▼


▼GoPro HERO10 中古商品はこちら!▼

▼今回使用したスイベルクリップが同梱されている上にバッテリーが標準で2個同封!動画撮影するなら2個持ちがおすすめ!▼

[ Category:etc. | 掲載日時:22年10月03日 11時05分 ]

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【SONY】映像世界を切り拓く「SONY FX30」先行展示体験レポート

【SONY】映像世界を切り拓く「SONY FX30」先行展示体験レポート

2022年9月28日の23時。全世界同時に発表された、ソニーの新製品があります。その名も『SONY FX30』。

ティザームービーを見た時、そのデザインには既視感が。それもそのはず、フルサイズミラーレスカメラ「SONY FX3」のボディを踏襲し、Cinema Line初となるAPS-Cセンサーを搭載したモデルこそ『SONY FX30』です。その登場はすでにCinema Lineシリーズを用いて映像制作を行っている方々はもちろんのこと、「未来のクリエイター」をも支える一台になるということなのです。

早速、10/1からソニーショールーム銀座で開催している「先行展示会」で実機に触れてきました。ソニーを愛し、ソニーに愛されたいスタッフによるレポートを是非ご覧ください。

-『SONY FX30』 外観-

さて、まずは外観をご覧いただきます。「αシリーズ」の静謐なブラックのボディとは異なり、Cinema LineのFXシリーズはグレーのボディを採用しています。見た目の差別化や、黒よりも熱の影響を受けづらいといった理由があるのではないでしょうか。形状はファインダーやモードダイヤルを廃すことでフラットになっていますが、しっかりとしたグリップが備わっているので安定して片手でホールドすることも可能です。

背面を見て頂くと、メインの操作系統が右手親指で操作できる場所に設置してあるのがわかります。

『SONY FX30』には新開発のAPS-Cサイズ(Super 35mm) 有効約2010万画素 裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」と、最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」が搭載されています。QFHDの高品位な4K映像を出力でき、また4K 120pのハイフレーム動画をカメラ内記録することも出来ます。14+ストップのワイドラチチュード、「SONY FX6/FX3」で好評な「S-Cinetone」をプリセットとして搭載するなど美しい映像表現に欠かせない要素が詰め込まれています。

ボディ左面には快適なワークフローを支える接続端子がまとまっています。カバーはブラブラとしないように2点で繋がった開閉式となっており、タッチノイズが出ないような設計になっています。

次にボディ右面を見て頂きます。APS-Cモデルながらメモリースロットは上位機種と同等になっており、CFexpress Type A / SDカードどちらにも対応したデュアルスロットになっています。『SONY FX30』は動画の撮影時間が約115分となっており、「SONY FX3」より長くなっています(FX3の撮影時間は約95分)。APS-Cセンサーの採用で消費電力が減った恩恵でしょう。長く撮れる分、メモリーもそれに見合った大容量のものを用意したいところです。

ボディに各種アクセサリーを直接装着できるように、ネジ穴が設けられています。フラットボディを活かして使用環境に合わせたカスタマイズができ、拡張性が高くなっています。動画撮影での利便性を考慮した3.0型、約144万ドットのバリアングル液晶を採用しており、ワンオペレーション撮影時での確認を容易にする他、軽量さを活かして電動ジンバルに装着した時も使いやすくなっています。

このように、デザインや思想は後述する「SONY FX3」と多くの共通点を持っていますが、質量は本体のみで646g(バッテリー・メモリーカード含む)となっており最も機動力の高いCinema Lineシリーズが誕生したことになります。

-「SONY FX3」との比較-

それでは、続いて一番気になるところである「SONY FX3」との外観比較を行いましたのでご覧いただきます。と言っても、この2台は先ほども申し上げた通り共通の部分が多く、むしろ違っている場所を探す方が難しいくらいです。外観でわかる部分を収めてきましたので、ご覧ください。

左 : FX30 / 右 : FX3

2台を正面から並べてみました。最大にして一番わかりやすい違いが「センサーサイズ」です。「SONY FX3」はマウント下部に記載があるように、35mmフルサイズのセンサーを搭載。そして、『SONY FX30』は前述のとおりAPS-Cサイズ(Super 35mm)センサーを搭載しています。興味深いのが、「SONY FX3」はフルサイズながら有効画素数が動画撮影時で約1030万画素なのに対し、『SONY FX30』は動画撮影時で約2010万画素となっていることです。単純な比較はできませんが、静止画なら『SONY FX30』の方が高精細に写るようです。もちろん、これが動画となれば少し話が変わってくるでしょうし、特に高感度での写りには差が生まれると思います。

左 : FX30 / 右 : FX3

2台は外形の寸法までピッタリ同じで、ボタン配置やねじ穴の場所まで一緒。これにより、両者間でアクセサリの共有ができるため撮影環境によってカメラを絞ったり、または現場でシームレスに入れ替えることも可能です。メインカメラとして「SONY FX3」を据え置きつつサブとして『SONY FX30』を手持ち撮影用に、次のカットは動きがあるので手持ちを「SONY FX3」に入れ替えて…といったような運用がスムーズに行えるのです。

また、見た目がほとんど同じ2台を見分けるポイントが、ボディ上部に2か所あります。一つは白字でわかりやすいモデル刻印。「0」の有無で見分けがつきます。
もう一つが「ネジ穴の塗装色」です。「SONY FX3」が明るいグレーなのに対し、『SONY FX30』はブラックになっています。アクセサリーが装着されていると見えなくはなってしまいますが、フラットな状態ならここで識別が可能です。判別に困ったら、ボディ上面を見ればOKです。

左 : FX30 / 右 : FX3
XLRハンドルユニット + FE PZ 16-35 F4 G 装着

同じXLRハンドルユニット、同じレンズをそれぞれに装着してみました。両社の質量差はおよそ70g。だいたい、にわとりの卵一個分くらいの違いでしょうか。そう考えると「そんなに違わないのかな?」と思ってしまいますが、手に持ってみると歴然とした違いを感じます。おそらく、『SONY FX30』は重さの比重がややグリップ寄りに設計されているのではないでしょうか。手に持った時にすんなりと納まってくれる感覚に驚かされました。「SONY FX3」も機動力に長けたカメラでしたが、『SONY FX30』はさらに自由。こればかりは感覚によるものなのでぜひ体験していただきたいです。

– 組み合わせたいオススメレンズ –

記事の最後に、間もなく登場する『SONY FX30』にどんなレンズを組み合わせるのが良いか考えてみました。
非常に豊富なSONY Eマウントレンズをもれなく装着できるのですから、可能性は無限大と言えるでしょう。

SONY FX30 + E PZ 10-20mm F4 G

今年6月に発売されたばかりのAPS-C用広角ズームレンズ「SONY E PZ 10-20mm F4 G」を装着してみました。このレンズが登場した時、「APS-Cはまだまだ盛り上がるんだな」とワクワクしたことを覚えてていますが、形になって表れたのがこの『SONY FX30』の登場かもしれません。広大な画角で風景を撮るも良し、またライトに自撮り撮影等に使うも良し。使いやすいコンパクトさが相性抜群です。パワーズーム機構も搭載されていて操作性も完璧。高性能なGレンズが9万円を切る価格で手に入るのもAPS-Cシステムの魅力です。

SONY FX30 + FE 40mm F2.5 G

続いては「SONY FE 40mm F2.5 G」を組み合わせてみました。フルサイズ用のレンズながら非常にコンパクトで、同時期に「24/40/50mm」の画角が発売されたこの3本を私は勝手に「G単焦点三兄弟」と呼んでいます。その中でもこの40mmはシャープですっきりとした描写が好みな一本。APS-Cセンサー機に取り付けると焦点距離はフルサイズ換算で60mm相当とやや中望遠気味になりますが、動画撮影ならそれも活かせそうです。なによりルックスのまとまりが美しい。使っていてテンションの上がる機材は正義です。

SONY FX30 + E 18-105mm F4 G OSS

様々なシーンを一本で完結したいなら、高性能・高倍率の「SONY E 18-105mm F4 G OSS」がオススメです。広角から望遠域までをカバーし、開放F値はF4通しとズームをしても露出が変わらず安定して撮影をすることが可能です。パワーズームを使って映像にズーミングの表現を入れたりなどアイデア次第で如何様にも輝いてくれる一本です。

また、『SONY FX30』の発売を記念した「クリエイター応援キャンペーン」が発売日の2022年 10月14日(金)より開催されます。今回ピックアップした「SONY E PZ 10-20mm F4 G」や「SONY E 18-105mm F4 G OSS」を含めた対象レンズをボディと同時購入すると、最大20,000円のキャッシュバックが受けられるというものです。Cinema Lineのカメラを初めて手にしたいという方や、APS-Cの軽量なシステムで映像制作にメリハリを持たせたいという方はこのお得な機会をぜひご活用ください。

今まで、Cinema Lineは「本格的な映像制作を望むハイアマチュアやプロが使うべき機材」という認識の方も多かったのではないでしょうか。
メーカー公式の特集ページにある「クリエイターの未来を切り拓く」という言葉には、より軽快な撮影システムが自由度の高い撮影環境を生み出す、という意味もあるでしょう。

そして、それに加えて「いつかは映像制作に携わってみたい」「将来、動画撮影で大きなことをしたい」と情熱を燃やしている「未来のクリエイター達」が、その一歩を踏み出す間口を広げてくれるような一台になるという意味もあるのではないでしょうか。軽快で、使いやすく、コストパフォーマンスに優れた本格派。『SONY FX30』をキッカケに世界へ羽ばたく人が現れることを願わずにはいられません。

第1弾として駆け足で魅力をお伝えしてまいりましたが、実写レビューなどご期待に沿えるようコンテンツを準備してまいりますので、お待ちいただければと思います。

 

▼10月4日からご予約受付を開始します。ぜひマップカメラでのご予約をお待ちしております▼


[ Category:SONY | 掲載日時:22年10月02日 18時30分 ]

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【Canon】キヤノンと食事を楽しむ

朝晩はすっかり秋めいてきました。秋と言えば「食欲の秋」です。
寒くなるとエネルギーを蓄えようと食欲が湧いてくるのだと聞いたことがあります。
本日はそんな食欲の秋を更に加速させるカメラとレンズの組み合わせを、刺激的な食事風景とともにご紹介いたします。

私は餃子が好きです。
餃子は格段高価というわけでもなく、いつでも食べられる安心感があるところが好きです。
さらに自分でも作ることができます。何を入れても大体おいしいところも魅力です。
普段はお肉を好んで食べる私ですが、餃子は野菜もたくさん入っているので栄養面でも安心できます。

考えてみると、世界の各国にはお肉や野菜を小麦粉の薄い皮で包んだ料理が数多く存在します。
インドのサモサ、モンゴルのボーズなどです。
調理法は焼いたり揚げたり茹でたり蒸したりと様々です。
しかし、野菜やお肉を小麦粉の皮で包んで食べると美味しいということが万国共通であることの証明だと私は思います。

そんな餃子への思いが抑えられなくなったある日、宇都宮へ行きました。
言わずもがな、餃子で有名な街です。
その中でも餃子の名店が集結し、一度にたくさんのお店の餃子が楽しめる…そんな素敵な施設へ行きました。
一歩足を踏み入れると餃子の焼ける音と良い香りが広がっています。


今回、餃子の写真を撮影するのに最適なカメラとレンズを考えた結果、Canon EOS R6+ RF35mm F1.8 マクロ IS STMという組み合わせにしてみました。
餃子のような暖色系の色味に定評のあるCanonをまず選びました。ボディは室内でもノイズがなく撮影出来るような高感度撮影が得意なEOS R6を、レンズは単体でハーフマクロ撮影ができ、コンパクトな RF35mm F1.8 マクロ IS STMを選びました。


荷物を置いてすぐに一緒に行った友人と手分けしてめぼしい餃子を注文に行きます。
注文すると出来立ての餃子を席まで届けてくれます。
最初に到着したのがネギダレ餃子。ポン酢とネギでサッパリといただけます。
その中でもネギに注目して一枚写真を撮りました。
恐らく、この餃子の美味しさを最大に引き出しているのが上の青ネギだと思ったからです。
ポン酢の酸味が鼻に抜け、今回は最初にいただきましたがお肉多めの餃子の合間に食べてもいいなと思いました。


続いて登場したのはオーソドックスな焼き餃子です。
キャベツが多めに入った餡で食べやすい餃子でした。
一つ一つの大きさもボリュームも重すぎず、この餃子だけで100個くらいは食べられそうだと思いました。
特に食べ物を撮る時、大事なことはAFの正確さと速さだと思います。
出来立ての料理を前にあまり写真に時間をかけたくないからです。
Canonはこの2点において、かなり信頼できるカメラです。さっと出してすぐに撮影でき、出来立てを損なわずに食事ができます。
少し暗めの室内であってもAFが迷うことはかなり少ないと思いました。


6種類の違う餃子を一皿で味わえる魅力的なセットです。
こだわりの黒豚を使った餃子から皮にほうれん草が練り込まれた野菜たっぷりの餃子、キムチ入りのピリ辛餃子などバラエティ豊かでした。
全部美味しかったのですが、柚子がアクセントの餃子が絶品でした。
思えば、子どもの頃は柚子が苦手でした。今では、このほろ苦さが美味しい…とまで思うようになりました。


てりたま餃子です。
正直この餃子が登場した時、てりたまと餃子の組み合わせは少しくどそうだと思いました。
てりたまが餃子の味を邪魔しないか、もしくはその逆が起きないのか。
私は特に料理に詳しい訳でもグルメな訳でもありませんが、料理批評家のような面持ちで餃子を口へ運びました。

なんということでしょう。

どちらもしっかりと味の主張をしながらも絶妙のバランスで調和しています。
お肉のしっかり入った餃子に、甘さのあるてりやきソースと玉子、マヨネーズがとても合います。
期待をはるかに超えた美味しさでした。
まず疑うべきは、自分の常識の狭さであると痛感しました。


餃子の羽根にフォーカスしてみました。
水溶き片栗粉と一緒に焼くとパリパリの皮が出来ます。
誰が最初に羽根を作って焼くと美味しいと気が付いたのでしょうか。気になります。
このレンズはハーフマクロレンズで寄っての撮影も得意なレンズです。
羽根の細かい模様一つ一つまでしっかり描写されています。
ごはんを撮る時の頼もしい味方になってくれそうです。


上の写真と同じ餃子です。これは実は一つ一つ違うお店の餃子なんです。
よく見てみると確かに少しずつ形が違うような気がします。今となっては右から何番目の餃子です!とは言えませんが、生姜の入った餃子が特に美味しかったです。

食事において、味はもちろん目で楽しむのも醍醐味の一つです。
食べ終わった後、美味しかったなぁとほっこり思い出すのも広い意味では「食事」なのかもしれません。
その時の美味しさを楽しく思い出せるカメラとレンズをこれからも色々な料理で探していきたいと思います。





[ Category:Canon | 掲載日時:22年10月02日 17時00分 ]

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【Nikon】小型軽量Z40mmを携えて

昨年の2021年10月1日に登場したNikonの「NIKKOR Z 40mm F2」。
発売から1年が経ちましたが、今でもご好評をいただいております。
フルサイズ用ながら小型軽量のフォルムはお出掛け用のレンズとしてもカメラにつけっぱなしのレンズとしてもとても便利です。

飛行機やバス、鉄道を使って遠方へ出かけることの多い筆者。
Nikonの「Z6II」と複数のレンズを所有していますが、日頃から装着しているのは本レンズです。

レンズの重さは170g。
無駄のないそのデザインはカメラに装着していても良い意味で存在感がありません。
機内などの狭い場所でも手荷物として気兼ねなく持ち込みでき、眼下に広がる景色を眺めながらその時々を撮ることができます。

地上から見る雲は大きさや形が様々あり見ていておもしろいですが、その雲を上から見るとまた違った様子が分かります。
一般的に雲の底は水蒸気の凝結のおこる高さが水平に揃うために平らに見えることが多いです。
そのため、下から雲を見ると形は様々ありますが、のっぺりと見えることが多いのです。
ところが上から見た際には雲の高さは不均一にあるのでより立体的に見えるのです。

上層雲と下層雲の間を飛んでいます。
上層雲の間から抜ける日差しが岬の突端を照らしている様子が分かります。
地上で太陽が雲に隠れたと感じる時も上から見るとこのようにその全体像が見えるのです。

開放F値がF2と明るくボケ感を出しやすいレンズですが、絞り込むことで全体にピントを合わせることも可能です。
飛行経路によっては海岸線をたどることがあり、その変化のバリエーションを楽しむことができます。
車で走ると勾配やカーブの連続で意外と時間がかかりますが、飛行機であればあっという間に過ぎ去っていきます。




到着後は馬の町を巡りました。
数々の名馬と再会したり、乗馬をしてみたり。
澄み渡る青空の下、筆者もリラックスできました。
その移動中はもちろんZ40mmを携えて。

そして厩務員の方のおすすめでミニチュアホースと触れ合える牧場へ。
広い放牧地の中に入り、ミニチュアホース達と同じ目線の高さになって思う存分癒されました。


牧場内の写真の絞りはいずれも開放のF2.0で撮影しております。
開放時、周辺部は若干ピントが甘かったり流れてしまったりするものの、やはりこの大きさ重さに勝るものはないです。
性能を追い求めるのであればNikon ZマウントのS-Line単焦点レンズも数多くラインナップしているので、付け替えれば済むのです。
とはいえ、中心部はしっかりと写ってくれるので被写体を中心に置くか、絞り込めばそれらは解消します。
また、最短撮影距離が29cmなので引くだけではなく寄ることもできるので表現の幅を広げてくれます。




コンパクトながら開放F2としっかり明るい本レンズ。
明るさによる大きなボケ感に加えて、絞り羽根が9枚なのでそのボケが自然なボケ感として表現できます。
AF駆動には、新開発の小径・高トルクのステッピングモーターを採用しています。
そのためAFは静音で素早いので狙ったところにスッと合い、ストレスフリーで撮影を楽しむことができます。


あっという間に日が暮れて帰りの時間。
お土産でいっぱいになったカバンを持っていても、レンズのおかげでカメラが荷物になりません。
首や肩にかけていても重心がカメラボディ側にあるのでブレることがないからでしょう。

今回は愛用しているFXフォーマット(フルサイズセンサー)の「Z6II」との組み合わせをご紹介しました。
40mmの画角は人の目に映る範囲に近く自然な構図づくりが容易なので、狙った瞬間だけでなく、ふとした瞬間に構えても迷うことなく撮り切ることができます。
一方で、ニコンDXフォーマット(APS-Cセンサー)のカメラにつけても楽しく撮影が行えます。
35mm判換算60mmとなり、中望遠レンズのように広すぎず狭すぎない画角としてポートレート撮影等でも活躍します。

ニコンミラーレスカメラの機動力を最大限に活かせる、小型・軽量の「NIKKOR Z 40mm F2」。
どこに持ち出すのも苦ではないそのサイズ感は、お散歩レンズとしても、つけっぱなしのレンズとしても何にでも使いやすい万能レンズそのもの。
多くの方におすすめでございますので、是非一度お手に取っていただければと思います。





[ Category:Nikon | 掲載日時:22年10月02日 16時40分 ]

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【Nikon】オールドレンズと雨の日光詣

【Nikon】オールドレンズと雨の日光詣

秋の行楽シーズンが到来。過ごしやすい気温になったものの、今度は毎週のように台風が接近し思うように行動できない寂しい日が続いています。
こんな日は夏に撮りためた写真を振り返ってみることにしました。

今年の夏はアジフライをテーマに東京近郊を食べ歩きました。
好物とは言え油物は50歳を過ぎた胃には少々厳しかったようで、数回続けたある日、気がついたら海とは反対方向に向かう列車に乗っていました。
 

JR日光駅

たどりついたのは栃木県の日光駅。
都心から日光へ向かうなら東武鉄道の方が便利ですが、1日乗り放題の青春18きっぷを有効に使うためJRを使っての訪問です。

JR日光駅は小さいながらも立派な駅舎が目をひきます。
大正元年に建てられたという2代目駅舎は、要人向けの来賓室が設けられているなど戦前からの歴史を感じさせる造りになっていました。

今回はそんな歴史あるものをよりその雰囲気で切り取るべく、オールドレンズで撮ることにしました。
『Nikon W-NIKKOR(S)28mm F3.5』は昭和27年に登場した広角レンズ。僅か145gの小さなレンズですが、後玉を大きくしたことで周辺減光を抑えており、製造時期からしたらかなり明るく使いやすいレンズです。
 

待合室

2階は一等列車の利用者向け待合室跡。
さすがにシャンデリアは新しい物に交換されていましたが、天井の装飾等に当時の豪華さを感じる事ができます。
 

神橋

日光に来たらまずは東照宮にお参りです。
今年の夏は北関東方面での雨が多く、東照宮入口にかかる神橋の下の川も水量が豊富で迫力ある流れを見る事ができました。
 

東照宮

私が訪れた日も東照宮の鳥居を潜った辺りから雨が降り始めました。
不運な出来事でしたが神社参拝時の雨は禊の雨とも呼ばれ、汚れを流してくれるとも聞きますから良い方に捉えることにします。
 

五重塔

夏の緑が雨を受けより濃くなっていきました。
五重塔を上の方まで収めると明るい部分に解像力の甘さが見られ、いかにもオールドレンズらしい描写になりました。
 

東照宮

いつも大勢の人で賑わう撮影スポットも雨のおかげでゆっくり撮影が楽しめます。
何より、普段に比べて小さなレンズになったおかげで携帯性が向上。さらに28mmという広い画角のおかげでパンフォーカスがしやすくなり、傘をさしながらでも楽に撮影ができます。
 

唐門

現行レンズと比べるとコントラストは弱めですが、雨が黒い箇所を引き締めてくれたおかげで建物の重厚感はしっかり伝わりました。
 

参道

6030万画素の「Leica M11」との組み合わせでは解像力不足を心配しましたが、そんな心配は必要ありませんでした。
特にピント面のシャープさが際立っており、撮影時にどこにピントを置いたのかが一目瞭然。後で写真を反省するのにはうってつけかもしれません。
 

苔

岩の苔も綺麗な色を見せてくれました。

ところが…

急に雨がひどくなってきました。道路は川のようになり大量の水で溢れています。あまりの雨量に不安を感じたので急いで宇都宮まで戻ることにしました。
直後近くに落雷があり日光線は運転見合わせに。間一髪逃げ切る事ができました。これをご利益と捉えて良いものか今でも判断に悩みます。
 

今回使用したニコンSマウント用レンズは特殊な構造をしているためマウントアダプターの種類も少なく、ミラーレスカメラと組み合わせることが難しいレンズですがその分、同じ設計のLマウントレンズと比べ安く入手することができます。アダプターを見つけたらおすすめです。
 
 

▼ 今回の使用機材 ▼

[ Category:Leica Nikon | 掲載日時:22年10月02日 10時59分 ]

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【FUJIFILM】日々を撮るカメラ

暑かった夏も過ぎ、朝晩の涼しさに秋を感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は昨年から愛用しているX-E4についてお話したいと思います。

 

実は1年前にも【FUJIFILM】X-E4を使ってみてというブログを書かせて頂きました。

気づいたらもう1年経っており、全く飽きずに使っているということに自分自身驚いています。

 

改めて良さを考えてみるとFUJIFILMならではの色味やデザインは言うまでもないですが、

個人的に一番だと思う点は「コンパクトで軽い」ことです。

カメラを持っていくということが億劫ではなくなり、結果として撮る写真が増え、シャッターチャンスを逃すことが減りました。

 

持った感じがフィルムカメラに近いことも気に入っています。挙げるとすればライツミノルタCLあたりでしょうか。

フィルムカメラ好きな筆者にはそこもしっくりくるポイントなのかもしれません。

それでいてX-T4と同レベルの画質とAF性能を持ち合わせているのは、本当に素晴らしいと感じます。

 

この1年で撮った写真を少しばかりご覧ください。

 

 

 

 

一番よく組み合わせるのはXF27mm F2.8R WRです。

薄く軽く、カバンに忍び込ませるには一番の組み合わせです。

最短撮影距離が少し長いため、テーブルフォトなどではクローズアップレンズを使用したりしています。

 

 

最近はまっているレンズはXF18-55mm F2.8-4R LM OISです。

やや重量バランスが悪くなってしまいますが、ワイドな広角から寄った望遠まで一本で様々な表現ができるのが魅力です。

仕事終わりに夜の新宿を撮影してみました。

 

 

 

これまで様々なカメラを使ってきましたが、こんなにも自分のライフスタイルにはまるカメラはなかったのではないかと感じます。

今後もこのカメラで日々を撮っていきたいと思います。

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月01日 12時00分 ]

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【OM SYSTEM】リニアPCMレコーダーLS-P5とOM-1で長瀞の音を撮る

ミラーレスカメラが数多く登場し、様々な機種が選べるようになった昨今。

現在のミラーレスカメラには、写真撮影の道具として一眼レフから育まれてきた多彩な機能があり、

中でもOM SYSTEMのミラーレスカメラにはカメラ内で完結する様々な機能を持っています。

そして、写真機能だけではなく、一眼レフよりミラーレスカメラに移ってきた中、

より洗練された機能として、その動画機能も上げることもできるでしょう。

OM-1は、今やミラーレスカメラの動画収録としてスタンダードとなった4K60Pでの記録や、

RAW動画出力、カラーグレーディングを行うためのOM-Logといった機能にも対応しています。

さらに、今回ご紹介するリニアPCMレコーダー LS-P5を併用すれば、96kHz/24bitでの「ハイレゾ録音」が可能です。

 

今回は、OM-1とLS-P5を用いて、埼玉県秩父郡の長瀞渓谷で撮影をしてきました。

 

OM SYSTEM OM-1 + LS-P5

動画収録の様子です。LS-P5をOM-1に装着するため、ショックマウント SM2と、オーディオケーブル KA335を併用しています。

また、今回は使用しませんでしたが、かなりのそよ風でも音として拾ってしまうため、ウィンドジャマー WJ2の併用をお勧めいたします。

 

さて、短い動画ではありましたが、音はいかがだったでしょうか。

川の流れや、虫の声、木々の騒めきなどがしっかりと録音できていたのではないかと思います。

 

リニアPCMレコーダーは、音声にも妥協しない、OM-1愛好家にはぜひともお勧めしたい製品です。

 

 

■今回ご紹介した機材はこちら↓

 




 

 

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年09月30日 20時00分 ]

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【マクロで撮る Vol.6】Carl Zeiss Touit 50mm F2.8 マクロで小物を撮る

【マクロで撮る Vol.6】Carl Zeiss Touit 50mm F2.8 マクロで小物を撮る

「マクロレンズ」というと被写体を大きく写すレンズのイメージがあるかもしれません。
しかし、マクロレンズには近接撮影能力以外にもいろいろな魅力があります。
【マクロで撮る】では様々なマクロレンズを通してその魅力を紹介していきます。

第6回目にご紹介するのは「Carl Zeiss Touit 50mm F2.8 マクロ」です。

Carl Zeiss Touitシリーズは、APS-Cミラーレス用のレンズとして展開されていて、
広角の画角を持つ12mm F2.8、標準の画角を持つ32mm F1.8、50mm F2.8のマクロレンズの3本が用意されています。
マウントはソニーEマウント用と富士フィルムXマウントが用意されていて、今回は富士フィルム用をX-T4と組み合わせて使用しました。

240gと軽量でコンパクトなレンズに、撮影倍率1:1とマクロレンズとして標準的な近接能力を有しています。
また、富士フィルムXマウント用については、ソニーEマウント用と異なり絞りリングを装備しており、レンズ側で絞りをコントロール出来るようになっています。

今回は動物の小物を様々なシーンで撮影してみました。

椅子に座らせた猫を使わなくなったパソコンの中に置いてみました。中の雰囲気を出すために上からLEDライトを当て、
絞りについては、後ろの基盤の感じが出るように少し絞って撮影しています。

オルゴールの前にフェレットの置物をおいて、オルゴールを聴いているようなイメージで撮影してみました。
撮影の際はマニュアルフラッシュを使用して、棚の中の天板に軽くバウンスをさせて撮影しています。

ピアノの椅子に乗っている猫を見上げている犬をイメージして撮影しています。
こちらは天井ストロボをバウンスさせて撮影しています。
Xマウント用には絞りリングが付いているので、直感的に絞り値の変更が出来るのでバランスを見ながら被写界深度を調整できます。

次はリスの置物にクローズアップして撮影しています。
木の上にたたずんでいる雰囲気が出るように撮影してみました。木の自然な感じを出すためバウンスは弱めに設定しました。

Carl Zeiss Touit 50mm F2.8 マクロは取り回しもよく軽量なため、日常にクローズアップにはうってつけのレンズです。
普段意識しない近接世界を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. | 掲載日時:22年09月30日 18時00分 ]

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【FUJIFILM】遂に登場!Xシリーズ高画素モデル「X-H2」

2022年9月29日、ついに登場したFUJIFILMの「X-H2」。
新開発の約4020万画素「X-Trans(TM)CMOS 5 HR」センサーを搭載し、「Xシリーズ」史上最高画質のフラッグシップモデルです。
先行して登場した「X-H2S」に続いてXシリーズ第5世代として姿を現した写真撮影と映像撮影の両方を得意とするX-H2。
今回はこちらをご紹介いたします。

今回メインレンズとして使用したのは、こちらも2022年9月29日に発売したFUJIFILM「フジノン XF 56mm F1.2 R WR」。
先代のモデルから最短撮影距離を約20cm短縮しながら、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を新たに採用した新モデルです。

まずは、秋の装いを先取りしている公園で深紅に染まる彼岸花(曼珠沙華)を撮影いたしました。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:125 / 焦点距離:56mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 56mm F1.2 R WR

絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/3500秒 / ISO:125 / 焦点距離:56mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 56mm F1.2 R WR

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:125 / 焦点距離:56mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 56mm F1.2 R WR

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/4400秒 / ISO:125 / 焦点距離:56mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 56mm F1.2 R WR

使用して驚いたのは、ファインダーを覗いて狙った瞬間から写真を撮り切るまでの時間の短さ。
高画素機ということでモサッと感があるかと思いましたが、全くそのようなことはなく軽快に動作します。
また基本的に全てAFを使用して撮影を行いましたが、ピントが抜けてしまったり、合焦するまで迷ってしまったりという事もなく、
シングルポイントの一番小さい点であっても素早く合焦していました。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:125 / 焦点距離:56mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 56mm F1.2 R WR

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/6000秒 / ISO:125 / 焦点距離:56mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 56mm F1.2 R WR

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:125 / 焦点距離:56mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 56mm F1.2 R WR

レンズのXF 56mm F1.2 R WRは35mm判換算85mm相当であり、中望遠をカバーする大口径中望遠レンズです。
開放F値がF1.2と非常に明るく、また圧縮効果が相まってAPS-Cであっても大きなボケ味を楽しむことができます。
ただここまでは他の大口径レンズでも言えることではありますが、このレンズの良い所は開放のF1.2から非常にシャープに写るところです。
大口径レンズとなるとスペック上は明るいものの、実際に使用するとピント面が甘く実用は1段絞って使用する、ということもありますが、本レンズであればむしろ積極的に開放絞り値を使用したいと思えるほどです。
今回の組み合わせで言えば、開放のF1.2から約4020万画素のハイクオリティな描写を楽しむことができるのです。

絞り:F11 / シャッタースピード:0.5秒 / ISO:125 / 焦点距離:8mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF8-16mm F2.8 R LM WR

小型なので日常の撮影やスナップでの撮影、旅行先での撮影、
高画素を活かして風景写真からポートレート撮影、はたまた広告用のポスター撮影などなど
全ての撮影において、FUJIFILMの色再現を味わうことが出来ます。
発色が良く風景写真とも相性の良いFUJIFILM。
高画素対応のレンズも数多く存在し、そのいずれにおいても絞り開放から高精細な写りを楽しめます。
超広角の「フジノン XF8-16mm F2.8 R LM WR」もまた対応レンズとして、風景などの幅広いシーンで活躍間違いなしでしょう。

絞り:F8.0 / シャッタースピード:26.0秒 / ISO:125 / 焦点距離:16mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR

ボディが小型なのでどこに持ち運んでも苦ではありません。
もちろん大口径標準レンズの「フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR」も対応レンズとして、そのキメ細かい写りを約4020万画素で引き出すことが可能です。
一見、ベタっとした曇り空でも影やうねりがあり、カメラを通すことで立体感や空気感を表現することが出来ます。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:1600 / 焦点距離:56mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 56mm F1.2 R WR

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:640 / 焦点距離:56mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 56mm F1.2 R WR

そして高画素機で気になるのが、高感度ノイズです。
一般的に高画素機になればなるほど、センサーの光を受ける素子のピッチ幅が小さくなり、結果として素子ひとつ当たりの受光量が少なくなるため、それを補うための感度によってノイズが助長されてしまいます。
ところがどうでしょう。
他メーカーの高画素モデルを使用する筆者ですが、そのノイズの少なさに驚かされました。
APS-Cセンサーであれば尚更気になるかと思いましたが、そのような事はなく夜の撮影でも楽々撮影を楽しむことが出来ました。

絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/3秒 / ISO:125 / 焦点距離:16mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

絞り:F11 / シャッタースピード:6.5秒 / ISO:125 / 焦点距離:16mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

絞り:F11 / シャッタースピード:14.0秒 / ISO:320 / 焦点距離:29mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

そしてキットとしても組まれている「フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR」。
こちらは”キットレンズ”と一言で片付けるには惜しいレンズです。
1本で35mm判換算24-120mm相当をカバーするレンズで、絞りはズーム全域にわたって開放F値がF4となっています。
引いてもよし、寄ってもよし、さらには絞り開放で撮ってもよし、絞ってもよしの万能レンズです。
「X-H2」はXシリーズのカメラとして初めて、GFXシリーズで搭載されてきたピクセルシフトマルチショットが可能となっています。
GFXシリーズでは1回の撮影枚数が16枚でしたが、X-H2では20枚となっており、1回あたりの撮影枚数が増えております。
しかし、その小さなボディで約1億6000万画素のデータを出力することが可能です。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:10.0秒 / ISO:1600 / 焦点距離:16mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 16mm F1.4 R WR

絞り:F1.8 / シャッタースピード:13.0秒 / ISO:1600 / 焦点距離:16mm
FUJIFILM X-H2 + フジノン XF 16mm F1.4 R WR

最後に「フジノン XF 16mm F1.4 R WR」を使用して、星空の撮影を行ないました。
あっという間に秋のはじまりとなっており、夏の濃い天の川を収めることは叶いませんでしたが、それでもなおノイズを気にすることなく集中して撮影を行なえました。
三脚にセットして液晶モニターを使用しながら撮影を行ないましたが、星にピントを合わせるのも容易でお手軽に撮影が可能でした。
それでいて高精細な描写なのですから文句のつけようがありません。

開発発表を経て、ついにベールを脱いだFUJIFILM「X-H2」。
今回は写真を中心にお送りしましたが、「X-H2」は動画性能も高い性能を備えています。
高画素を生かした高精細な8K/30Pの映像を撮影が可能で、動画撮影の領域をさらに拡大します。
また同時発売となった「フジノンXF18-120mm F4 LM PZ WR」も順々にご紹介できればと思います。

APS-Cセンサーに物足りなさを感じていた方、
写真と動画を両立させたい方、
システムをコンパクトにしながら質を落としたくない方、
まだまだ他にもございますが、今までにないFUJIFILMの高画素フラッグシップモデル、「X-H2」。
多くの方におすすめでございますので、是非一度お手に取っていただければと思います。

大好評につきボディはご予約受付中です。








[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年09月30日 17時30分 ]

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【Panasonic】GH5M2と背伸びした一日を撮影する

少しずつ涼しくなり、金木犀の匂いが香るようになってもう秋だなと感じます。

お休みの日はとてもゆっくり寝て過ごしてしまう筆者にとって、朝早く起きてしっかり朝ご飯を食べることだけでもとても背伸びした一日になります。
今回はそんな背伸びをした一日を動画にしてみましたのでご覧ください。

・使用機材
Panasonic LUMIX DC-GH5M2
Panasonic LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH. POWER O.I.S.
Manfrotto befreeアドバンス アルミニウムT三脚キット MKBFRTA4BK-BH ブラック

 

ピンクッションというお花です。
動画でもお伝えした通り枯れる気配がなく造花を疑ってしまうほどです。
花瓶のお水を変えるたびに茎の切り口を見て生花であることを実感します。
花言葉を調べてみたところ、「どこでも成功を」「陽気」「ふりそそぐ愛」ととてもポジティブで贈り物にもぴったりだと感じます。
撮影に使用したLUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH. POWER O.I.S.はフルサイズ換算24-70mmと静物の撮影にちょうど良く、寄ったときのボケ感も綺麗で気軽に動画を撮影するのにぴったりです。

そのまま食べてもおいしいデニッシュ食パンをしっかりトーストして食べました。
氷は家で作るものよりも市販のロックアイスが好きです。
大きさもまちまちなので巨大なゴツゴツしたものを使うか、小さいのをいくつか入れるか悩むのも夏の楽しみの一つです。
今回はカラカラ音を楽しみたかったので小さいものをチョイス。
撮影にはManfrotto befreeアドバンスの三脚を使用しました。
センターポールの部分が90度倒すことで俯瞰撮影ができるたいへん便利な三脚です。
センターポールを横に伸ばすと三脚のバランスが崩れてしまうので水を入れたペットボトルなどをおもりにするなど工夫が必要です。

おかわりの一杯。
もうすぐ温かいお茶が恋しくなる季節と思うと季節の移ろいは早いものだと感じます。

instax miniフィルムで出力したチェキたち。
撮影して家でプリントするものを選ぶのみ楽しいひとときです。

人懐っこくも飽きっぽく、寄ってきたかと思うとそっけなくサササと離れていく鳩。
動物を飼育していない筆者にとっては身近な隣人として親しみ深い存在です。
そんな鳩を眺めて一日を終えました。

GH6には冷却ファンが搭載されより長く撮影することが得意になりましたがファン無しのGH5M2もV-log等の撮影であれば非常に実用的。
価格差も開きができていますので費用対効果も高く、手軽にハイクオリティな動画を撮影してみたいという方にとてもおすすめのカメラです。
ぜひお手元へ。

最新機種のGH6はこちら

[ Category:Panasonic | 掲載日時:22年09月30日 16時33分 ]

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【K&F】NDフィルターを使ってみた日のこと。

昨今高まる動画需要。

撮影設定……機材…、普段スチルでのスナップ撮影がメインの筆者にとって動画撮影と聞くとどうしても難しく捉えてしまう部分がありました。

そこでまず前回はジンバルに挑戦。(ブログはこちらから)

とにかくジンバルを使うことへの抵抗をなくしたい意気込みでこの日は撮影に出ましたので、NDフィルターを持たずにいたのですが、後ほど撮った動画を振り返ると…、というよりもう撮影をしている時点で白飛びが目立ち、映像の出来栄えとして満足とはとても言えないものでした。

そんなわけで、今回はNDフィルターが動画撮影に必須と言われる理由を改めて知っていこうと思います。

まず動画撮影において重要なのが動画のなめらかさを決めるフレームレートですが、一般的に映画が24fps、テレビが30fpsと言われています。

これに伴い自然な映像にするために設定する必要があるのが、フレームレートの2倍ほどの数値のシャッタースピードです。

シャッタースピードを速くしすぎてしまうと、カクカクと不自然な映像にとなります。スチル撮影の場合ブレのない写真にする際はシャッタースピードを上げますが、動画の場合はなめらかさを演出するためにシャッタースピードを下げてある程度のブレを作る必要があるのです。

そこにボケ感のある画づくりをしたいとなるとF値は上げられません、ISO感度にも下限があります。

おのずとそのままの状態だと白飛びした画になってしまうので、そこで登場するのが光量を調整するためのアイテム、NDフィルターとなります。

今回使用したのはSONY VLOGCAM ZV-E10SONY E35mmF1.8

NDフィルターはK&F Concept  NANO-X バリアブル NDフィルター 49mm 減光範囲ND2-ND400です。

動画撮影においてはフィルターの取り外しに手間を省くことのできる可変式(バリアブル)NDフィルターが推奨されます。今回使用したK&F ConceptのNDフィルターは、ケラレが防げる薄枠設計、逆光耐性や撥水撥油効果のあるものとなります。ものによっては数万円と高価なフィルターも多く存在する中で、比較的手の出しやすい価格帯にもなっています。

ついさっきまで青空が広がっていたかと思えば雨が突然ぱらついたりと、この日の天候はかなり不安定。

雨はやんだものの、ご覧の通りどんよりと雲が空をおおうタイミングでカメラをまわしはじめました。光量を減らす必要がある=カンカン照りの日、を想像してしまい正直動画撮影慣れをしていない筆者にとっては、NDフィルターの必要性がいまいちピンと来ない天候でもありました。

さっそくですが動画をご覧頂けるとNDフィルターの必要性は一目瞭然。

今回はボケ感を重視した撮影も意識しましたので、設定は本レンズ開放のF1.8に、ISO100、フレームレートは24fpsでシャッタースピード1/50、となっております。

動画内の切り抜きとなりますが、まずフィルターなしの状態ですと、過度な光量により真っ白、よく目を凝らしてみるとうっすらと柵のフォルムが見えるかな、といった具合になります。

映像としてはまったくと言っていいほど使いものにはなりません。

NDフィルターを装着し、適正露出に調整した場合です。こんな景色が隠れていたのかと、少しずつ調整していくうちに理想の画が現れていくのに少しわくわくしました。

通常、可変NDフィルターはX状のムラが出ると言われます。ちなみにこの場面ではフィルターは最大減光のND400の設定になっておりますが、背景の緑の暗さ等が影響したためか、あまり気にならない画になりました。白い壁や青空の撮影の際は注意を払う必要があります。

また、X状のムラはより広角レンズほど出やすいとされている為、APS-C換算52.5mmの標準域レンズであったことも理由の一つかもしれません。

今回はボケ感を重視するため、と記載しましたが特別そういった画作りでなくても動画撮影においてはNDフィルターを使用することをおすすめします。

いかがでしょうか。

動画撮影にNDフィルターが必須アイテムであること、改めて学ぶことができました。

荷物は少なく軽くコンパクトに、また簡単に撮影をしたい。そんな理想というかわがままが邪魔をして食わず嫌い的に手を出したことのないアイテムがたくさんあるような気します。

しかし実際に使ってみると、荷物や手間がひとつふたつ増えてでもその機材の重要性を知ることで新しい表現の世界に出会うことができました。

今回は簡単な検証のような形になりましたが、改めてND フィルターを利用した撮影を一刻もはやく行ってみたいと思っています。

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:22年09月30日 16時00分 ]

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