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【FUJIFILM】X-H2SとXF18-120mm F4 LM PZ WRで撮るバラと海

まさに動画向けに作られたと言える「XF18-120mm F4 LM PZ WR」。
本記事ではこちらのレンズをご紹介させていただきます。

撮影したのは今の時期が見頃のバラと由比ヶ浜の海でございます。

バラは雨ではありましたがむしろ雨に濡れたバラは綺麗なのではないか、とかなり強い雨風の中撮影してまいりました。
写真に関しましては全てフィルムシミュレーションの「クラシックネガ」を使用しております。

なおこちらのレンズに関しまして防塵防滴が適用されておりますが、雨ざらしは厳しいので傘をさして濡れないように撮影しております。

予想通り雨に濡れて艶やかなバラを撮影することが出来ました。
早速ではありますが、パワーズーム及び定速フォーカスを使用した動画をご紹介させていただきます。
動画に関しましてはフィルムシミュレーションの「ETERNA」を使用して撮影しております。

前半は雨の中撮影したバラで後半は別日に撮影した由比ヶ浜でございます。
被写体のある動画であればやはりパワーズームがとても活躍してくれるな、と感じました。
風景撮影に関してもテレ端からワイド端へ引いていけば風景のダイナミックさを表現することが出来ます。

ここからは撮影したバラ達の写真を紹介させていただきます。

バラの色は「クラシックネガ」との相性も非常に良く赤がとても映えました。

今回の撮影では「X-H2S」を使用しておりレンズの定速ズームや定速フォーカスをボディ側のカスタムボタンに振り分けることが出来ます。
三脚撮影ならまだレンズ側のボタン操作でも問題なく撮影出来ますが、ジンバルでの撮影ですとどうしてもレンズ側の操作がやり辛いためボディの十字ボタンにそれぞれ振り分けました。
十字の上を定速ズームのテレ側、下をワイド側へ動作するようにし、左をフォーカスの最短撮影側、右を無限遠側へ動作するように設定いたしました。
言葉では少々わかりづらいかと思いますので簡単な機能紹介動画を作成いたしましたのでご覧ください。

この定速の動作に関してはボタンを押している間動き続けるという設定と一度押すと動き続け、もう一度押すと動作がストップするという設定のどちらかにすることが出来ます。また定速のスピードも設定で変更することが可能です。

レンズ上の操作はピントリング、ズームリング、ZOOM/FOCUS CONTROLリング、ズームボタンがあるので使用目的や環境に合わせて使い分けをすることが出来ます。
またズームボタンに関してはFnボタンがあり、このボタンを押すことで定速ズーム、定速フォーカスの切り替えが可能です。
またFnボタン及びズームボタンはカスタムが可能なのでボディ側からどの操作にするのか変更することが可能です。

動画撮影と非常に相性が良く、レンズ・ボディ共にFnボタンをカスタムすることで操作性もかなり向上させることが可能です。
写真撮影にももちろんですが、フォーカスの動きもスムーズなので動画撮影をメインとされる方にはおすすめのレンズです。





[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月13日 12時00分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in 武蔵野

10月に入り、暑さも和らぎ過ごしやすい日が増えてきました。
半袖から長袖に着替え、秋の始まりを感じるため今回は調布・三鷹・府中市の周辺を撮り歩きです。

この辺りは武蔵野の自然が多く残っており、東京都とは思えないほどの開けた場所が多く点在します。
この自然環境を利用した大きな公園もあり、こちらはかつて大学のゴルフ場だった「野川公園」。

公園の木々も少しずつ色付きはじめており、緑一色の風景に茶色や黄色が目立ち始め、緑の芝に黄色の落ち葉のアクセントは秋の訪れを感じさせます。

野川公園には自然観察園があり、四季折々の野草や野鳥、昆虫などが見られます。園内は湿地帯の様になっており、まるで深い森の中のような木々を縫うように木の歩道が走っています。

公園内に流れる野川の流れは緩やかで、この川のせせらぎと野鳥のさえずりの中にいると、心身ともに癒されます。

「野川公園」のすぐ隣にある「武蔵野の森公園」には修景池があり、野鳥たちが羽を休めています。それほど大きくない池ですが、野鳥も多く姿を見せて愛らしいしぐさを見せてくれます。焦点距離100~200mmほどのレンズでもしっかりとらえる事ができるので気軽に野鳥撮影が楽しめます。

都心から1時間もかからずにこれて、自然を思いっきり感じられるこの地域は心身の癒しはもちろん、撮影心も満たしてくれます。
自然が多く、野鳥や昆虫などの被写体も豊富なこういう場所では、望遠・広角・マクロとすべての要素が欲しくなってしまします。
そう何本もレンズを持ち運べないのであれば、それぞれに対応する「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」のような万能レンズは非常に便利です。

▽今回撮影した機材はこちら▽




[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年10月13日 11時01分 ]

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【Canon】EOS R6とRF70-200mm F4L IS USMで撮る10月の風景

10月に入り、人々の服装や草木の色なども秋色に染まってきました。公園でくつろいでいる人、スポーツをしている人、あるいは家族で遊びにきている人たちを見ると、出歩きやすい季節になったんだなと感じます。それと同時に植物、生き物などの動きも活発になっています。これからの季節、行く先々で写真を撮るのが楽しみです。

今回はCanon EOS R6とコンパクトなサイズで人気のあるRF70-200mm F4L IS USMレンズを組み合わせた10月のお散歩写真をご紹介します。

 

ISO感度 100     シャッタースピード 1/250     絞り値 F4.5     焦点距離 200mm

前夜までかなり降っていた雨が朝になると上がっていました。太陽も出てきたので散歩に出かけることにしました。写真は家のモッコウバラの蔓です。どんどん成長するのでたまに剪定しています。蔓やしずくの質感がよく描写されていて、画質の良さに驚きます。

 

ISO感度 320     シャッタースピード 1/3200     絞り値 F5     焦点距離 86mm

この時期、自転車で走っているといろんなところでコスモスを目にします。きれいな空を入れて撮ったら花がより生き生きとしているように見えます。

 

ISO感度 320     シャッタースピード 1/1000     絞り値 F5     焦点距離 200mm

どこでも見ることのできるエノコログサです。秋の色になっています。背景の草木がうまい具合に溶けあっていることで被写体の柔らかい描写に繋がっているように感じます。差し込む光も含めてよい場所、良いタイミングでシャッターをきれました。

 

ISO感度 100     シャッタースピード 1/320     絞り値 F8     焦点距離 200mm

自転車をさらに走らせるとコスモス畑がありました。蝶々やトンボが遊びに来ていて花の蜜をおいしそうに吸っていました。

焦点距離200mmの写真が多くなっていますが、実際はいろいろな焦点距離で撮影しています。ズーム域のどこで撮っても描写性能の高さを感じます。

 

ISO感度 400     シャッタースピード 1/1600     絞り値 F5     焦点距離 200mm

これはまた別の日の夕方に撮影したものです。大きな輸送機が頭上を通過するところを真下から狙いました。ところがいざシャッターをきろうとファインダーを覗いたら電源が入っていませんでした。慌てて電源を入れて起動した時に撮ったのがこれです。ミラーレスカメラは一眼レフカメラと違って電源を入れてから起動するまでにタイムラグがあります。みなさん、お気をつけください。

 

ISO感度 400     シャッタースピード 1/2000     絞り値 F5     焦点距離 73mm

そして家に向かう途中に撮った、夕暮れの風景写真です。右奥にうっすらと富士山が見えます。寒い季節、特に晴れの日の朝はくっきりと見えます。

 

 ISO感度 12800     シャッタースピード 1/60     絞り値 F4     焦点距離 70mm

最近は陽が沈むのが早くなりました。でもせっかくなのでISO感度を上げて撮ったらどんな写真になるのか興味があり、家の前で少しの時間試してみました。被写体の動きに合わせてカメラをゆっくり動かしながら撮ってみました。車輪の回転や背景の流れ具合など「動いている」雰囲気の写真になりました。それとボディ内とレンズの手振れ補正が、このような暗い場所での撮影を強力にサポートしてくれるのはとても心強いです。

高感度撮影での許容範囲は人それぞれなので正解はありませんが、ノイズや解像度の低下を考えると、少なくともこの場所では感度12800あたりがMaxかなと感じました。でも被写体が静止しているものならまた変わってくるかもしれません。今度試してみます。

ちなみにこれまでこんなに感度を上げて撮影したことは一度もありません。なので12800や25600を試している自分が信じられません。カメラの進化には本当に驚かされます。

写真を撮るのが楽しい季節になってきました。Canon EOS R6 とRF 70-200mm F4L IS USMレンズの組み合わせならフルサイズ機の中では比較的コンパクトな大きさ、撮影は快適で使いやすい、そして最も大事な画質の良さはいうまでもありません。

次はどんな写真が撮れるのか、今から楽しみです。

 

 

今回使用した組み合わせです。

中古商品はこちらからご覧ください。
 
 
 
[ Category:Canon | 掲載日時:22年10月12日 16時46分 ]

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【Canon】EOS R5で撮影した「これから撮りに行きたい紅葉写真」をご紹介!

【Canon】EOS R5で撮影した「これから撮りに行きたい紅葉写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、キヤノンの「EOS R5」で撮影された「紅葉写真」を一挙ご紹介いたします。

 

【作品名】石清水八幡宮参道ケーブル <投稿作品を見る

【投稿者】Hasan Jakaria 様

 

【作品名】紅葉に染まる観音沼 <投稿作品を見る

【投稿者】新倉充 様

【投稿者コメント】水面から突き出る白木の背景が紅葉で染まり、リフレクションが水面を彩りました。
 

【作品名】青と黄 <投稿作品を見る

【投稿者】hidepple 様

 

【作品名】輝く <投稿作品を見る

【投稿者】Hiro 様

 

【作品名】蓼科 御謝鹿池<投稿作品を見る

【投稿者】waiwaiikuyo 様

【投稿者コメント】御謝鹿池の陽が差し込んできた頃の幻想的な紅葉が表現できていればと。
 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいたキヤノンの「EOS R5」の素敵な写真をご紹介しました!今年も紅葉フォトコンテストを開催中!去年撮った写真でもOKですのでぜひご参加ください!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

秋の紅葉作品を大募集!過去に撮影した紅葉写真でももちろんOKです!

 

お月見や、夜の街の風景など「秋の夜景」を大募集!お月様の写真の他にも、秋らしく過ごしやすくなった夜の写真も募集中です!

 

[ Category:Canon | 掲載日時:22年10月12日 11時05分 ]

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【FUJIFILM】カメラと旅を。Ⅷ

随分とご無沙汰になっていた 『カメラと旅を。』シリーズ。
第8弾は東京から飛行機で約1時間半、島根県の東部に位置する出雲へ
使用機材はFUJIFILM X-H2S + TAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD B070X

今回は「旅」に持っていくというコンセプト
荷物になるサイズが大きい一眼レフを避けつつ、機能性と機動性を重視したボディと1本で事足りる便利ズームをチョイスしました。

2022年7月14日発売に発売されたX-H2S
進化した第5世代のデバイスが実現する様々な新機能や改良されたデバイスによって、より早くよりパワフルで身軽な仕様になっております。
連写やAF性能の分かりやすい紹介は以下リンクからご覧いただけます。

【FUJIFILM】X-H2SとXF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WRで撮る野鳥

同じく2022年7月8日に発売した大口径ズームレンズTAMRON 17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD B070X
35mm判換算では25.5-105mm相当の画角となり、APS-Cサイズセンサー向けのレンズとしては世界初の大口径F2.8でズーム比4.1倍を実現しました。
重さが530g、全長が119.6mmと標準ズームながらにコンパクト軽量で手ブレ補正も搭載され、ワイドからテレまで気兼ねなく楽しめる1本であります。

出雲には多くの逸話が存在します。
有名なものでスサノヲノミコトが、大蛇を退治して姫神を助けるヤマタノオロチ伝説
美しい姫を巡り、兄弟神に迫害されたオオクニヌシノカミを助けた母神のお話の中では、子を想う母の愛の力強さが描かれています。
毎年10月は全国の八百万の神がさまざまな縁結びの会議に出席するため、出雲大社に集うといいます。
今月もきっと集まっていることでしょう。

額縁に見立てた窓から庭園を観賞することができる造りに。
「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと作られているそうです。畳の先には一枚の作品のようになっておりました。
距離のある撮影の場。ズームレンズが活躍します。

生憎の雨の中での撮影はフィルムシミュレーションで補います。使用したのはクラシックネガ
スナップシューターに愛用されてきたネガフィルム「SUPERIA」がベースとなっております。
メリハリのある諧調と、彩度を抑えつつも明部と暗部の色味を変えることで深みを増した色で、立体的な表現が得られます。

こちらは2日目天気は晴れ。神社のすぐそばにある海へ

使用したフィルムシミュレーションはETERNA
映画用フィルム「ETERNA」がベース。
特定の色が主張しすぎないように彩度はおさえめ、急な白飛びや黒つぶれを防ぐハイエストとディープシャドウの非常に柔らかい諧調により、 “シネマ・ルック “を実現しています。
動きのある波やスカートなどまとまった写りになっております。

サードパーティレンズでも富士フイルムの写りを楽しむことができます。
ぜひこの組み合わせで旅は如何でしょうか


[ Category:FUJIFILM TAMRON | 掲載日時:22年10月11日 16時00分 ]

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【FUJIFILM】秋はカフェとパンケーキレンズ

秋らしい日が増えてきたこの頃。
最近、どこへ行くにも”X-E4”と”フジノン XF27mm F2.8 R WR”を連れています。

天気の良かった日、気になっていたカフェへ。
さまざまなコーヒーの香りに誘われて、珍しくコーヒーを注文しました。


27mmというのが、その場の雰囲気を切り取るのにちょうどいいのです。
そして何より小型なので、持っていこうと意欲的になれます。

雨が降って少し肌寒い日、昔ながらの喫茶店で朝食。
せっかくなのでカバンに入れたままだったカメラを取り出し、店内の雰囲気を写真におさめました。

こういう喫茶店は、平成生まれの自分には馴染みがないので博物館の展示を見ているような気分になります。

絨毯のようなイスに少し緊張しながらも暖かい紅茶を飲みながら、ゆっくりと読書を楽しみました。





▼関連機材はこちら▼



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月11日 14時00分 ]

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【Voigtlander】NOKTON 35mm F1.2で撮影された「空気の温度を感じる写真」をご紹介!

【Voigtlander】NOKTON 35mm F1.2で撮影された「空気の温度を感じる写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、フォクトレンダーの富士フイルムXマウント用レンズ『NOKTON 35mm F1.2』で撮影された「空気の温度を感じる写真」を一挙ご紹介いたします。

 

【作品名】鴨の大移動 <投稿作品を見る

【投稿者】未登録 様

 

【作品名】無題 <投稿作品を見る

【投稿者】walker 様

 

【作品名】コーヒー <投稿作品を見る

【投稿者】Syobon 様

 


【作品名】冬へ <投稿作品を見る

【投稿者】Satoru Kobayashi 様

 


【作品名】梅の春 <投稿作品を見る

【投稿者】nagi 様

【投稿者コメント】撮影日はあまりいい状態の花が少なく ゴーストを入れて撮影してみた

 

【作品名】無題 <投稿作品を見る

【投稿者】H1K4RU 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた『NOKTON 35mm F1.2』の素敵な写真をご紹介しました!味のある美しい描写は富士フイルムのカメラにぴったり。秋冬シーズンにも大いに活躍します!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

お月見や、夜の街の風景など「秋の夜景」を大募集!お月様の写真の他にも、秋らしく過ごしやすくなった夜の写真も募集中です!

 

秋の紅葉作品を大募集!過去に撮影した紅葉写真でももちろんOK。皆様のご投稿お待ちしております!

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. | 掲載日時:22年10月11日 10時30分 ]

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【FUJIFILM】フジノン GF23mm F4 R LM WRでスナップ


焦点距離18mm相当(35mm判換算)の超広角レンズ
「FUJIFILM (フジフイルム) フジノン GF23mm F4 R LM WR」でスナップした日のことを振り返ってみました。
影の描写が好きな一枚です。原寸サイズよりリサイズしていますがそれでも、ぞくっとする解像力。ぜひ画像を拡大してみてください。

ふと道路の向こうがわを見たときにタイミングが良さそう、と思ってさっとシャッターを切った一枚。
タクシーがもう少し進んでくれていたらスッキリした一枚になりそうです。考えてみたらラージフォーマットでとっさに撮る、ってすごいことです。

この日は風が強くて、太陽が雲に隠れては出てを繰り返していました。まさに「射し込む」ような光がとても印象的。看板と柵と釣り人だけがこの空間で光を浴びています。

こちらもぜひ画像を拡大してご覧ください。レンガの線がびっしりと描かれています。

この緑に覆われた屋根。いつも素敵だなぁと思いつつなかなか写真におさめる機会はなかったのですが18mm相当(35mm判換算)で撮影すると意外と面白く撮れました。自然の力強さを感じます。

細かすぎて伝わらない好きなポイントを挙げると、やはり陰の描写です。大型客船の船頭が陰っているのですが、この部分的な淡い陰りを表現できるのは素晴らしいことだと思います。もちろんしっかり描写するレンズはほかにも沢山あると思いますが、それが「気になる」ほどの描写力はさすがGFレンズという気がします。


「クラシックネガ」は本当に使いやすいフィルムシミュレーションです。これ一つで作品をまとめてしまおう、と思える色や質感表現。これが使いたいからFUJIFILM機を、というのも頷くばかりです。

逆光性能も優秀です。GFレンズの最広角は「フジノン GF 20-35mm F4 R WR」に譲りましたが、解像のキレや表現力など「フジノン GF23mm F4 R LM WR」も非常におススメの一本です。
ラージフォーマットの解像力の高さを活かしたダイナミックな風景写真などで活躍してくれること間違いなしの「フジノン GF23mm F4 R LM WR」をぜひ。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月10日 18時52分 ]

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【SIGMA】 C100-400mm F5-6.3 DG DN OSを持ってウサギの楽園へ

【SIGMA】 C100-400mm F5-6.3 DG DN OSを持ってウサギの楽園へ

私は動物の中ではウサギが一番好きです。

丸いフォルム、小さくて丸い尻尾、大きくて長い耳、フワフワした体、掴みどころのない表情、動き、etc…どこをとっても可愛い動物。それがウサギです。

よく動物の趣向についての議題で犬派猫派と話題に上がりますが、毎回ここにウサギを入れてほしいと抗議をするほど、私はウサギを愛してやみません。

コロナ禍になる前から度々足を運んでいた、広島にある大久野島、別名うさぎ島に今年、再び訪れました。

今回お供に選んだのはSONYの「α9II」とSIGMAの「Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS」

「α9II」を選んだ理由は、約2420万画素のセンサー。これで400mmでも足りない距離にいるウサギにもクロップが出来るので、撮影中の後悔が減ると思ったからです。そして連写性能。最大20コマ/秒の連写が可能なので、時速40kmで走ると言われているウサギでも文句なしの写真が撮影できるはずです!

「C100-400mm F5-6.3 DG DN OS」を選んだ理由は、東京の自宅から広島の遠征旅行…更に3.4年ぶりの大久野島でしたので、重たい望遠レンズを持っていくのが不安でした。

そこでSIGMAのコンテンポラリーラインのレンズです。400mmの超望遠でありながら、約20cmの軽量小型のフォルム。しかし映りには全く妥協しないこのレンズは大久野島のお供にピッタリだと感じました。

このレンズは「α9II」に搭載されている動物瞳AFにも対応しています。ウサギなどの草食動物は目が離れているので動物瞳AFの反応は難しい時もありましたが、タイミングが合うとびったりっとくっついて離しませんでした。

また5.5軸の手振れ補正がボディに搭載されていますが、このレンズと組み合わせると、角度のブレはレンズ側で補正してくれますので、より強力な手振れ補正が実現します!手振れの起きやすい望遠側でも安心です。

さらによく動き回るうさぎの撮影で一番助けられた機能が、直進ズームです。



とても早く走り回ので、逃げるのも追いかけるのも本当に高速。

そんな子達相手にズームリングを回す悠長な時間はありません。直進ズーム機能の事は深く考えずに持ち出しましたが、この機能、島での撮影で本当に助けられた機能のひとつです。

ではここから大久野島でのびのびと暮らすウサギたちをご紹介させて頂きます。

フェリーに乗り約20分。島に上陸した瞬間、沢山の野生のウサギさんたちが出迎えてくれます。

ただ悲しいことに、コロナ禍になる前に訪れた時は、今より倍以上のウサギたちがいたはず…

どうやら観光客の減少に伴い、エサが減ってしまい、ウサギも数が減ってしまったようです。それでも生き残ってくれたウサギたちに感謝の気持ちを込めて、キャベツを配りに島を一周しに回ります。

目が合うと一直線で走ってきてくれました。

ここで早速直進ズームが役に立ちました。

朝と夕方が一番元気というウサギ。人を見つけると猛ダッシュで近寄ってきてくれます。朝一で上陸した甲斐がありました。

大急ぎで駆け寄って来てくれて、こんな風に見つめられてしまったら、持ってきたキャベツやニンジン、全部あげたくなってしまいます…。

しかしこの島全体に、私たちのキャベツを待ちわびているウサギたちは必ずいます。ここで足を止めるわけにはいきません。

意気込んで辺りを見回すと日差しを避けるように木の下でジッとしている子がいました。さっきまで寝ていたのか、ふさふさの身体にまとわりつく落ち葉が可愛らしく愛おしいです。子兎に見えますが、耳が小さいので、大人になってもおそらく小柄に育ちそうです。

流石うさぎ島、子兎もたくさんいます。

子兎はまだ人間になれていない子が多いので、中々近寄ってきてくれません。警戒心マックスなのでこちらから近寄ると逃げてしまいます。 400mmの望遠でも届かない時は、APS-Cのクロップ機能が役に立ちます。テレ側の1.5倍なので600mmで撮影ができます。その分画素数は落ちてしまいますが、α9IIの画素数なら安心の写りです。

大久野島は小さな無人島です。訪れたことがある方々ならご存知かと思いますが、宿泊施設やキャンプ場、毒ガス工場跡地などもあり人の活動範囲とウサギの居住スペースのある山や林でしっかり分かれています。

わりと宿泊施設やキャンプ場の周りにいる子兎たちは餌が貰えるのが分かっているので、ひるまず近寄ってきてくれます。

これは可愛い片足靴下さん。この子も相当な美形に育つ気がします。来年訪れるとき探してみようと思います。

宿泊施設の周りはしっかり整えられていて危険が少ない為、小さな子供たちがウサギたちと戯れて遊んでいます。暑さでへたれてるウサギさんの(おそらく)真似をしている子供がいました。その年齢でウサギの足の構造を熟知して完全再現までするとは、なんとも将来有望な子です。

こちらでは人間からもらったキャベツを咥えてさっそうと走り去る二匹組。ピーターラビットの世界が目の前で広がっていて最高でした。

お昼になってくると、みんな暑い日差しから逃げるように木陰で休憩タイムです。お休み中でも、人間を見つけると大急ぎで足元に駆け寄ってきてくれます。が、意地でも出てきてくれない子もいます。

この子は下に敷かれたチモシーの上に寝そべり、寝ころびながらもぐもぐしていました。お行儀良い子も可愛いですが、こんな風に横着する子、親近感がわいてしまってほんとにかわいいです。少し遠くから、自然な姿を撮る。望遠の醍醐味です。

さらにさらに山を進んで行くと、涼しい場所で寄り添って休憩している子たちがいました。本当に仲良しで羨ましいです。

あごで葉っぱをすりすりしている子がいました。

自然の中でやっている子をリアルタイムで見れる機会はなかなかないのではないでしょうか

ウサギのあごの下には臭腺という自分の匂いを分泌して出す器官があり、その匂い付けをすることで、縄張りを主張するのです。飼いウサギさんなんかは、お気に入りの物だったり、初めて見る物によくやるので、自然の中で見られるのは本当にレアだと思います。

私自身、昔飼っていたウサギに手に擦り付けられた時は喜びのあまり一生手を洗わないと誓ったほどです…

山奥に進むと逆に日影が多く、空気がひんやりとしてきます。その為元気な子がキャンプ場などより非常に多いです。

少し歩道を歩くだけで足元の林から、岩の上から飛び出してくっついてきてくれます。


夕方になり涼しくなってきたところでウサギたちが元気になってきました。お昼には住処に隠れていた子たちも、徐々に顔を出してくれます。追いかけっこしている子たちをを発見。本当にものすごいスピードで走り回ります。私の動体視力や腕が追いつきません。。。

しかもうさぎの追いかけっこはなぜか1秒2秒で終了してしまうので、本当にシャッターチャンスは一瞬でした。がんばれα9II 、C100-400mm!と完全他力本願で一心不乱にシャッターを切ります。撮り終えて再生すると可愛い追いかけっこをしっかり捉えてくれていました!!この日の撮影で一番うれしかったのを覚えています。 いかがでしたでしょうか。機動性も写りも追従能力も捨てたくない。そんな方にオススメのレンズC100-400mm F5-6.3 DG DN OS。旅行などでどうしても軽量でなくてはいけない時にも、大満足の写真を撮影できます。

日々のストレスを癒してくれる大久野島にも、是非足を運んでみてください。


[ Category:etc. SIGMA SONY | 掲載日時:22年10月10日 17時15分 ]

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【FUJIFILM】X-H2とXF56mm F1.2 R WRで彼岸花とポートレートを撮ってきました

彼岸花がいたるところで咲き誇っているのを目にするようになりました。

独特な花の形をしている彼岸花はどこに咲いていても目を惹きます。

今回はそんな彼岸花をFUJIFILMから新発売されたX-H2とXF56mm F1.2 R WRを使ってポートレート撮影をしてきました。

2022年9月29日に発売されたX-H2は第5世代のセンサーを搭載しており裏面照射式で4020万画素を誇ります。

処理能力も現行機種と比べて2倍になり撮影時のスムーズさもかなり改良されました。

では、撮影してきた写真をご覧いただきたいと思います。


クラシックネガ

エテルナ ブリーチバイパス

こちらの写真はアクリル板越しに彼岸花を撮影したものです。

1枚目はクラシックネガ、2枚目はエテルナブリーチバイパスで撮影しています。

同じ写真でもフィルムシミュレーションを変えるだけでもこんなに異なる雰囲気の写真が撮れてしまうFUJIFILMのカメラ。やはり凄いですね。

レンズはF1.2ということもあり被写界深度は浅めですが、そのことによって手前の水滴と背景のボケが程よく混ざり合い、結果として湿った空気感が表現しやすかったです。

撮影をした日はあいにくの天気で雨が降ったり止んだりと安定しない一日でしたが、今回発売されたXF56mmは防塵防滴性能が追加されていますので撮影時に水濡れを気にするストレスはほとんどありませんでした。

 

クラシックネガ

こちらの写真も1枚目の写真と同様にアクリル板越しに撮影したものになります。

雨の日の湿っぽさが良く出ている写真が撮れました。

クラシックネガ

次に傘越しに撮影してみました。

クラシックネガの黒がとてもいい雰囲気を出してくれています。

アクロススタンダード

こちらの写真はアクロスで撮影をしました。階調が豊かで上品な質感の写真になりました。

クラシックネガ

ボケ感に関しては旧モデルの頃からかなり綺麗で満足のいくものでした。

今回のモデルもボケ感やクリアな描写は十分満足のいくものと言えます。

そして筆者が一番驚いたのはX-H2のAFの速さと正確さです。

先日生産終了が宣言されたX-T4もAF性能はかなり良く、瞳AFも動きの速い被写体でなければしっかりと追ってくれていましたがX-H2はさらに瞳への食いつきが良くなっているように感じます。

この写真のように手前に花などを配置した際に瞳AFをONに設定していれば、AFが花に誤って移ることがないのでサクサク撮影が進められます。

シャッターのタッチ感はかなり軽めになっており、シャッター音も小さいので少し離れていると被写体にはシャッター音は聞こえなくなってしまうので、どのタイミングで撮られているのかわからなくなってしまう可能性がありますね。

ただ、個人的にソフトなタッチ感は好きなので全く問題無しです。

クラシックネガ

クラシックネガ

中望遠のレンズは程よい圧縮感があり被写体を全身写してもしっかりとボケるので個人的にポートレート撮影には一番お勧めの画角域です。

 

いかがでしたでしょうか。

今回は新発売のX-H2とXF 56mm F1.2 R WRを使用してきた感想をお届けしました。

是非FUJIFILMの進化した画像処理エンジンやレンズの防塵防滴性能を実際に手に取って体験して頂きたいと思います。

▼使用した機材はこちら▼


▼関連機材はこちら▼


[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月10日 17時00分 ]

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【2022年上半期使ってよかったもの】待望のM型ライカと個性豊かなレンズたち。と頼れる変換リング。

【2022年上半期使ってよかったもの】待望のM型ライカと個性豊かなレンズたち。と頼れる変換リング。

以前の記事でM型ライカデビューと3ヶ月の使用感を報告しました。今回は【2022年上半期使ってよかったもの】と題して、新たに試し気に入った個性豊かなレンズたちとアクセサリーを作例とともにご紹介。いつの間にか『Leica M9-P』との出会いから半年が経過していましたので、この機会に少し振り返ってみようと思います。作例は全てJPEG撮って出し、1本1本を深掘りする「Leicaのある日常」も是非ご覧ください。

 

・・・

 

・Leica M9-P

販売が終了しCCDセンサーの供給も終了しているにも関わらず、依然高い人気を誇る『Leica M9』。そのプロフェッショナルモデルとして前面のロゴを排し背面液晶にサファイアガラスを採用、トップカバーに刻印を施した『Leica M9-P』。散歩や旅行・スポーツ撮影まで、様々な瞬間をこの半年で写してきました。あまり上げることのできないISO感度、でも諦めがつくからこそ日没後をのんびり過ごせたり。思っていた以上にバッテリーが長持ちすることや、連写の際のシャッター音の心地よさにも気づきました。今後も長くお世話になりそうなとっておきの1台。

 

・・・

 

・Leica Summilux M75mm F1.4

最短撮影距離が0.9m・フード外付けの前期型、最短撮影距離が0.75m・フード組込式の後期型。現行品にない独特の空気感と繊細な描写がクセになる75mmのズミルックスは、上半期最も感動した1本。定番の50mmと思い切りのいい90mmに挟まれた75mmは、目に映る光景の気になるポイントにフォーカスできる替えの利かない存在です。写りは若干の甘さを残しながらピント面はしっかりと解像し、微妙な色の描き分けを難なくこなすことができます。

 

・・・

 

・RICOH GR 28mm F2.8 L

リコーの名機『GR1』に搭載されていたレンズをL39マウントバージョンに。1997年より3,000本のみが生産された貴重なレンズは、メリハリのある描写を中心から周辺にかけて写真全体で味わうことが可能です。カラー・モノクロを問わない気持ちの良い色ノリも魅力的、力強いスナップ撮影・モノクロ撮影に選びたくなるコアな1本です。

 

・・・

 

・Leica Summitar L50mm F2

コーティング無しの前期モデルを選んで撮影を行いましたが、こってりした色が特徴的な『M9-P』のCCDセンサーとの相性は良くマイルドな印象に。一筋縄ではいかないボケ味は現行レンズにない大きな武器となります。価格もズミクロンやズミルックスと比較すると落ち着いており、状態の良いものを見つけた場合は早期に確保することをおすすめします。

 

・・・

 

・RAYQUAL製 LM変換リング

「RICOH GR 28mm F2.8 L」や「Leica Summitar L50mm F2」といったL39マウント(スクリューマウント)レンズをM型ライカに装着する際に必要になる変換リング。いわゆるマウントアダプターのような存在です。写真にあるように『28-90』・『35-135』・『50-75』という表記があり、それぞれ対応する焦点距離のレンズと組み合わせてカメラに取り付けることで正しいブライトフレームを表示することができます。RAYQUAL製のLM変換リングは安心の日本製かつ信頼の真鍮製、大切なレンズを長い間安心してM型ライカと愉しむことができるのです。

左がLeica製、右がRAYQUAL製。上部のつくりが異なっています。カメラ側の6bitコードを隠すための金色の溝があるRAYQUAL製に対し、M型フィルムカメラを想定して作られていたLeica製には溝がありません。仮に溝のないLM変換リングを使用するとカメラがレンズを認識することができないためシャッターが切れず、メニューで「レンズ検出OFF」を選ぶ必要があります。CMOSセンサー搭載機ではライブビュー撮影ができなかったりと、この溝があるということもRAYQUAL製・LM変換リングを選ぶ大きな理由です。

 

・・・

 

いかがでしたでしょうか。2022年も上半期が終わり折り返し、この半年間で触れた数々の機材のなかから強く記憶に残っているものをいくつか選んでご紹介しました。勿論この他にもおすすめしたい機材は沢山、今後「Leicaのある日常」や各種記事で取り上げていくのでお楽しみに。

 
















他にもスタッフが上半期に使ってよかった!と思うものを掲載しています。
↓バックナンバーはこちらから↓

[ Category:etc. Leica PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年10月09日 18時00分 ]

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【特別インタビュー】富士フイルムデザイナーが語る「歴代GFXシリーズ・デザインに込めた想いとは?」

【特別インタビュー】富士フイルムデザイナーが語る「歴代GFXシリーズ・デザインに込めた想いとは?」

今回のインタビューは、富士フイルム「GFXシリーズ」のデザインを深堀する特別企画。2017年に登場した「GFX50S」から最新機種「GFX50S II」までの歴史を振り返りながらデザインに込めた想いを伺いました。取材に協力して頂いたのはGFXのデザインに深くかかわる今井雅純 氏(富士フイルム デザインセンター プロダクトデザイングループ デザインマネージャー)、ここでしか聞けない貴重な内容が満載です。

 本編映像(前編)

感染予防に十分な配慮をし、収録を行っております

 

インタビュー前編では主に、「GFX50S」「GFX50R」「GFX100」の話を中心に伺いました。

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:50 ”GFXシリーズ”発想の原点
06:10 「GFX50S」デザインコンセプトについて
07:37 「GFX50S」グリップについて
09:05 「GFX50S」発売当時の反響
10:40 「GFX50R」デザインコンセプトについて
16:23 「GFX50R」後継機種について
17:42 「GFX100」デザインコンセプトについて
25:58 NEXT

 本編映像(後編)

感染予防に十分な配慮をし、収録を行っております

 

インタビュー後編では、「GFX50S II」「GFX100S」のデザインについて伺います。

 動画チャプター

00:00 「GFX100S」デザインコンセプトについて
07:50 「GFX50S II」デザインコンセプトについて
11:00 世界で評価されるデザイン
13:14 GFXシリーズの未来
14:26 視聴者へのメッセージ

【Xマウント特別企画も開催中!】マップカメラはこの10年間に約30機種、全てのXマウントカメラとレンズを取り扱って参りました。世界中のカメラファンに愛される「FUJIFILM」のカメラやレンズ、写真を楽しむお客様と共にこれからの10年へと歩んでいきます。写真を愉しむ企画や「FUJIFILM」の事をさらにお伝えするコンテンツ情報は下のバナーからご覧いただけます

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年10月09日 12時00分 ]

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2022年9月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ9月ランキング
1位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
2位 FUJIFILM X-H2 ミラーレス一眼カメラ
3位 Canon EOS R7 ミラーレス一眼カメラ
4位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ
5位 Canon EOS R3 ミラーレス一眼カメラ
6位 Canon EOS R10 ミラーレス一眼カメラ
7位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
8位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
9位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon EOS R5 ミラーレス一眼カメラ


SONY α7IV

『SONY α7IV』が、9月29日発売のFUJIFILM X-H2を僅差で抑えて1位を獲得しました。
先月のNikon Z30に続き、2ヶ月連続で新製品の初登場1位を阻止したα7IV、先代α7IIIに続き着実にロングセラー機への道を歩んでいるようです。
とはいえ、今回は非常に僅かな差でした。

2位につけた『FUJIFILM X-H2』ですが月末ではなくもう少し早い発売であったら、そしてもっと潤沢な供給数があったら、順位の入れ替わりもあったことでしょう。
X-H2Sは非常に潤沢な初回入荷数を誇り、その結果7月のランキングで2位以下に圧倒的大差を付けて初登場1位を獲得しました。
ところが、X-H2はボディ単体の初回供給数がご予約者の数を上回ることが出来ませんでした。
実はXF 16-80mmとのレンズキットは予約数を上回る供給がありました。ボディ単体の方ももっと生産・供給が潤沢だったならば、結果は違っていたかもしれません。
通常レンズキットはそのメーカーに対し新規のユーザーが購入されるケースが多いものです。X-H2の場合、新規ユーザーの存在も勿論かなりの数でしょうが、従来機からのお買い替えの方が圧倒的に多いと予測されます。今回、そのへんの生産・供給数のバランスをメーカーが見誤ってしまった感が否めません。何とも惜しいところです。

そのX-H2、先に発売されたX-H2Sが40コマ/秒のブラックアウトフリー連写を可能にし大容量のバッファーメモリーを搭載するなど連写性能のパワーアップを図ったのに対し、新開発約4020万画素センサーを搭載しXシリーズ史上最高画質を実現させています。また、APS-Cサイズセンサーを採用したミラーレスデジタルカメラで初めてとなる8K/30Pの動画撮影に対応、高解像な映像を記録することが出来ます。
プロユースにも対応した高速撮影性能を有すX-H2Sか、高画素化による高画質撮影を優先したX-H2か、悩ましいところです。

少し話が長くなってしまいました。あらためてランキングを見ていきましょう… と、ここからはCanonのお話になります
3位『EOS R7』、4位『EOS RP』、5位『EOS R3』、6位『EOS R10』、7位『EOS R6』、そして10位に『EOS R5』… 前回、人気のあまり品薄になりランキングから外れていたEOS RPも加わり6機種のランクイン、まさにCanonだらけです。
これまでCanonを支えてきた主力選手ともいえるEOS R5・EOS R6が、長期の活躍による疲れからか少し調子を落としているところを、新人のEOS R7・EOSR10が穴を埋める形で躍動。
眠れる大砲EOS R3がここにきて本来の調子を取り戻し、ケガで一時戦線を離脱した大ベテランEOS RPもすぐに復帰しチームを盛り上げる大活躍。
最近特に盛り上がりを見せている野球に例えるとこんな感じでしょうか、理想の最強チームです。
先のFUJIFILMに比べ、今回メーカーからの供給がどの機種に関しても非常に好調だったことが大きな要因。とはいえ不安な部分も全くないわけではありません。

3位のEOS R7、約3250万画素APS-Cサイズセンサー搭載のボディに最上位機種EOS R3並みの高性能を詰め込んだこともあり人気を集めています。現在は品薄で今後の動向に注意が必要な状態です。

今回まとまった入荷があり盛り返した4位EOS RPですが、こちらも現在は品薄状況になってしまっています。

発売開始から続いた悪夢のような長期欠品状況を脱した5位EOS R3、人気は依然高くいつまた品薄になってもおかしくない様子。
特にこの上位3機種は、最近店舗への来店が再び増えてきた外国人のお客様にも人気が高いようです。
新型コロナの影響が少し収まりを見せ始めたところにきての空前の円安、今後ますます増えていくであろう外国人観光客の需要がメーカーからの供給にどう影響を及ぼすか、全くの未知数です。

8位に『RICOH GR IIIx』。入荷状況により浮き沈みはありますが、唯一のコンパクトカメラとして息の長い人気を誇ります。
中古商品との価格差が少ないので、在庫があれば新品を選ばれる方が多いようです。
ポケットに入る高画質機はやはり魅力的、ライバル機の出現がないところも強みでしょうか。

9位には『FUJIFILMのX-S10』が久し振りにランクイン。2022年3月の10位以来ですから半年ぶりとなります。
前回お知らせしたように、X-T4やX-E4といった人気機種が供給不足の状態が続いたまま生産完了に。なんとも残念なところです。
X-S10は今回ダブルズームレンズキットの入荷が多くあり、ご予約以外の方も購入できる状態に。そのおかげもあってのランクインですが、現在はまたお取り寄せとなっています。

今回名前の挙がらなかったNikon。前回初登場2位だったZ30は12位に沈んでしまいました。
動画撮影に特化した、APS-Cサイズ/DXフォーマットセンサー搭載の小型軽量一眼機として注目されましたが、早くも失速か。
ひとつ上の11位に同じコンセプトのSONY VLOGCAM ZV-E10が入りました。なんとも皮肉な結果に。
VLOGCAM ZV-E10は、スマートホン等での動画撮影からもうワンランク上の撮影にチャレンジしたいという方に支持を得ました。
はたして後発のZ30がどこまでその需要を取り入れ再びランキング内に返り咲けるか、次回以降に期待しましょう。

 
 

中古デジカメ9月ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon D750 デジタル一眼レフカメラ
3位 SONY α6400 ミラーレス一眼カメラ
4位 Canon EOS R5 ミラーレス一眼カメラ
5位 Canon EOS R ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7II ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
8位 FUJIFILM X-T3 ミラーレス一眼カメラ
9位 Nikon D500 デジタル一眼レフカメラ
9位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ
9位 FUJIFILM X-T4 ミラーレス一眼カメラ
9位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ


SONY α7III

前回12ヶ月連続という節目の記録をまさかの形で阻止された『SONY α7III』が、再び首位に立ちました。
ちなみにその首位を奪った『Canon EOS RP』は、今回新品の供給が潤沢だったせいもあり同数9位。と、ここでいろいろ考えてみたいことが出てきます。

α7IIIですが、9月1日から始まったメーカー キャッシュバックキャンペーンの対象商品でした。ボディ単体のキャッシュバックは2万円、弊社の行っている下取交換値引きも活用すれば新品・中古の価格差はかなり狭まります。
しかしそれでもα7IIIは新品ランキングに名を連ねることはなく、中古での購入がそのほとんどになっています。

対するEOS RPは人気ゆえ新品・中古の価格差がほとんどない状態は同じですが、新品在庫がある時は新品の方が圧倒的に売れています。
時間的には発売開始からともにかなりの年月を経ている2台、この差は何なのでしょうか。ひとつに購入されるお客様の意識の違い。

α7IIIは価格からしても中級者の価格帯と言えるクラス。カメラをある程度使い慣れた方が手にすることが多く、使用感がある中古でも自分の使用目的を満たしていればお手頃な価格のものを積極的に選ばれる方が多いようです。

EOS RPは、その価格からしてやはりフルサイズミラーレス機入門者・初心者の方が選ばれるケースが多く、多くの中古商品から選択するより新品を選ばれる方が多いのではないでしょうか。
また、新品ランキングで述べた外国人のお客様の影響も考えられます。EOS RPはもともとかなり人気が高いうえに昨今の円安の効果も加わり、店頭での外国人のお客様への販売割合もかなり増えているとか。その場合、やはり新品の方が需要が高いようです。

一眼レフ機の『Nikon D750』が2位に。
10万円前後の価格帯となりランキングによく顔を出すようになりましたが、今回2位と大躍進。1位α7IIIにも本当に僅差でした。
Nikonはまた同数9位に『D500』とミラーレス機『Z fc』の2機種を入れています。
新品ランキングで伸び悩んでいるNikon、中古でも一眼レフ機の方が人気が高いとなると先行きに不安を感じてしまうところです。

前回中古部門で5機種をランクインさせたSONYですが、今回も3位『α6400』、6位『α7II』、7位『α7C』と合計4機種を。
なかでも注目はα7II。α7IIIの中古相場が少し上がりつつあり、α7IIとの価格差がかなり広がっています。
店頭でもどちらにするか悩まれて来店された方が、その価格差を見てα7IIを選択されるケースが目立ったとか。性能差か価格差か、選択の難しいところです。

新品部門絶好調のCanonは、中古部門でも4位『EOS R5』、5位『EOS R』、同数9位に『EOS RP』と3機種を入れています。
特にEOS R5は中古商品の在庫が増えてきたせいもあってか、店頭でも始めから中古品購入を検討され来店される方が増えているようです。
また2台目のご購入として中古を選ばれる方もいらっしゃるとか。
EOS R5も先に述べたα7III同様、中級者以上のご購入が多い機種。発売から時間が経過するにつれ段々と中古商品の購入に需要がシフトしているのでしょうか。

最後にご紹介するのはFUJIFILM。8位に『X-T3』、同数9位に『X-T4』が入りました。
新品が生産完了してしまったX-T4ですが、X-T5登場の噂を信じてじっと待つか、X-H2SやX-H2への下取交換で在庫の増えた中古品を購入するか、どう動くべきか悩んでいる方も多いようです。

さて、今年の暦も気がつけばもう10月まで来てしまいました。そう、秋の行楽シーズン真っただ中です。
今年は、ちょっと天候が安定しない… いえいえ、それでも何でも秋と聞けば「さぁ、撮るぞ!」と気持ちが昂ってしまうのが真のカメラ好きというもの。
どんなカメラを手に旅に出るか、皆様の選択がランキングを彩ります。

 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:22年10月08日 18時52分 ]

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【OM SYSTEM】M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROでシネマティックな秋

望遠ズームレンズといえば大きく重いイメージを持つ方も多いと思いますが、本日ご紹介するレンズは発売した当時(2022年2月15日)に世界最小最軽量となる全長99.4mm、質量約382gの望遠ズームレンズである「OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」です。35mm判換算で80-300mm、ズーム全域で開放値F4のPROレンズとなります。

40-150mm のPROレンズといえば2014年11月に発売した開放値F2.8の「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」がありますが、三脚座抜きで約760gと決して軽いレンズではありませんでした。それに比べ約378gも「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」が軽いことになり、約半分ほどの質量となっています。

機動力抜群の本レンズに「ブラックミストNo.05」を装着して秋の光景を探しにいってみることにしました。
「No.05」は夜景や日が傾きかけてから逆光ぎみでの撮影に適しているとのことで、今回はいつもより遅い時間から出かけました。

秋のある日、のんびりと散策してみれば彼岸花の見頃はだいぶ過ぎてしまっているようでした。
そんななかで少しだけ咲いた花を探します。

「ブラックミストNo.05」は光が弱い時、今回のようにほぼ日陰の環境下ではシャドウ部を控えめに持ち上げてコントラストを抑えてくれます。
ソフト効果が強すぎない点が普段使いしやすく気に入っている部分になります。

木漏れ日で逆光であるなか、丁度良い具合にコントラストが弱まりふんわり柔らかな描写となっています。
逆光での撮影がおすすめといわれているとおり、淡く光が拡散して印象的な1枚になりました。

秋の木の実といえばどんぐり。まだまだ小さく緑色のどんぐりは小指の爪ほどの大きさでした。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」は全焦点域で最短撮影距離70cmとマクロ性能にも優れています。

今回の撮影は午後3時以降という筆者にしては珍しい時間帯だったのですが、一休みしているのか多くのアキアカネが花壇を区分けするロープや植物の先にとまっていました。

赤色があると知らなかったトケイソウの花。
強烈な日が差し込んできていましたが、フィルターのおかげかコントラストは抑えられていると思います。

階段状の花壇にはたくさんの蝶が飛んでいました。
ほぼオレンジ色の蝶が飛ぶ中1匹だけまぎれていたアオスジアゲハは、常に翅を羽ばたかせている状態でしたが OM-1のC-AFで追いつつ撮影しました。

秋の花といえば個人的に彼岸花と秋桜なので、出来れば今日の撮影で両方撮ろうと決めていました。
彼岸花と比べて逆に時期が早かったのかまばらな咲き具合でしたが、望遠レンズの圧縮効果のおかげか密集して咲いているように撮影できました。

秋桜畑のなかでどの花を撮ろうか思案していたら仕事中のミツバチを発見。
危険性も少なくふわふわな外見のミツバチはよく被写体に選んでしまいます。

最後もマクロ性能を活かして1枚。
なんだか小人でもいそうな雰囲気です。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」は沈胴式で、一度繰り出して撮影準備だけすればあとはズーム全域で長さが変わることがなく使いやすいレンズです。
「ブラックミストNo.05」も程よいソフト効果で日々の記録にもぴったりです。
これからも今回の組み合わせで秋の光景をおさめていこうと思います。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼

▼▼関連機材はコチラ▼▼

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年10月08日 17時13分 ]

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【Nikon】D7500でお台場でポートレート

【Nikon】D7500でお台場でポートレート

暑かった夏も終わり、ようやくコロナの感染者も減少傾向で、色々な規制も少なくなり、外での撮影も楽しめる季節になりました。

デジタルカメラの動向は、各社ミラーレスカメラや高級コンパクトカメラが主流の昨今。一眼レフタイプが今後無くなるのではと心配も有り、新品で最後の一眼レフカメラを買うつもりで選んだのは、高価な上級機では無くAPS-C機のNikon D7500。部品供給の関係で3か月待ちでしたがNikon D7500 18-140 VR レンズキットを購入しました。

人気のミラーレスカメラはシャッター音が静音で魅力ですが、私はライブ会場で撮影する事もあり、大音量の会場でも撮影時に使い慣れた一眼レフの耳や手にシャッターを切った実感が得られるカメラの方がしっくりと来るのでこの機種を選びました。

購入して暫くはキットレンズのAF-S DX NIKKOR 18-140mm F3.5-5.6G ED VRで撮影してみましたが、Nikon D7500は縦位置グリップを付けられない機種ということもあり、キットレンズは私には少し重い気がして中古で2万円前後のAF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VRを追加購入。更にシリコン製のイージーカバーを付けてポートレート撮影してきました。

あまり明るいレンズでは無いので、撮影は全て絞り開放で撮影をしました。

お台場パレットタウンの観覧車が2022年8月いっぱいで営業を終了すると聞き、馴染みのモデルさんにお願いして観覧車周りで撮影。

跡地には大型複合アリーナ施設が2025年に出来るそうです。お台場のシンボルでもあった観覧車やトヨタのメガウェブ、ヴィーナスフォート、ライブハウス等が無くなるのは寂しいものがあります。

観覧車の反対側の青海駅側に出ようとしましたが、閉館に向けて周辺はどこも工事中。

人の流れに任せて進むと観覧車に乗車待ちの列に繋がり、思いがけず乗ってみる事にしました。

観覧車を降りた後は、何とか青海駅側に出る事が出来たので撮影を再開しました。

今回Nikon D7500を購入し使ってみて感じた事、これからカメラをご購入をお考えの方にお薦めの点を書いてみます。

1.上級機のNikon D500も使った事がありますが、同等の機能と画質を兼ね備えたAPS-C機で、軽くて気楽に持ち出し撮影が出来ます。

2.標準ズーム位なら十分に対応出来るポップアップ式の内蔵ストロボは有るとすごく便利。

3.2017年発売ですが、秒間8コマの高速連写で連続50コマの撮影、51点のAFシステム、チルト液晶機能、2.088万画素の高画質、常用感度ISO:51,200が使用できるなど、古さを感じさせない充実機能を備えながら、初心者でも簡単操作で撮影を楽しめる。

4.色合いの偏りが無いニコン機らしい自然な写りが魅力。

ミラーレスカメラが主流なった現代ですが、今まで登場してきた数多くのNikon Fマウントレンズのほぼ全てが使えるNikon D7500。

安価なエントリーモデルが無くなった新品ラインアップの中、今回購入したNikon D7500が私の撮影人生のメイン機として活躍してくれそうです。

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年10月08日 11時00分 ]

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【SONY】気軽に紅葉散歩

最近急に寒くなり始めました。

いよいよ紅葉の季節がやってきます!

本格的な紅葉が待ちきれず、以前に撮影した紅葉の写真を引っ張り出してみました。

今回使用した機材は「SONY Cyber-shot DSC-RX100M7」です。

気軽に片手に収まり、旅行の移動を邪魔しない、けれども紅葉は綺麗に撮りたい、

そんなときに便利な一台で、私のお気に入りのカメラです。

 

こちらは箱根美術館の庭園です。

ちょうど人がいない瞬間を狙えたのが嬉しいです。

 

トップ画で使用した写真の、縦バージョンです。

綺麗な紅葉の葉が流れているところもしっかり撮れました。

 

場所を移動して、京都嵯峨野トロッコ列車からの景色です。

残念ながら雨天の中での観光となってしまいましたが、

RX100M7が雨天に負けない綺麗な色味を出してくれました。

 

雨天を生かし、あえて暗めの設定で撮影。

窓越しの撮影だったので、トロッコ列車内の電気が反射して写っているのが、また良い味の写真です。

 

トロッコ列車を降り、嵐山の天龍寺へ。

 

場所を移動していたら、あっという間に夜に。

京都市内、圓徳院の庭園です。

こちらのお部屋で夜景の紅葉を眺めながら、少しゆっくりさせてもらいましたが、

とても良い時間を過ごせました。

 

移動し、近くの高台寺へ。

昼の竹林も好きですが、夜の竹林も雰囲気があり、色鮮やかな写真に。

 

最後はこの一枚。

高台寺のライトアップメインともいえる、臥龍池です。

 

いつもは張り切ってたくさんのレンズと、大きなカメラを持って旅することが多いのですが、

この時の同行者が父ということもあり、撮影に集中して待たせてしまうのは申し訳ないかな、という気持ちと、

たまには大きなカメラを置いて、コンデジ撮影を楽しむのもいいな!

と思い立ち、あえてのこの一台で旅行へ行ったことを思い出しました。

紅葉を生の目でゆっくり楽しみつつ、

残したいと思ったらサッと取り出せる気軽さがとても良いです。

いよいよこれから紅葉の季節が始まります!

皆様も、ぜひ色々な場所で紅葉撮影をお楽しみください。

 

 

↓今回使用した機材はコチラ!↓

↓関連機材はコチラ!↓

 

[ Category:SONY | 掲載日時:22年10月08日 11時00分 ]

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【Leica】ノクティルックスと出掛けた日の写真を振り返る

【Leica】ノクティルックスと出掛けた日の写真を振り返る

夏から秋へ、季節の移り変わりが気温や空模様から感じ取れるようになってきました。
写真を撮りに行きたいとき、場所に困ったら「去年の今頃は何を撮っていたかな」と振り返ることがあります。

その中で見つけた、お気に入りの写真を振り返ってみます。

この日連れ添ったのは、一度は使ってみたかった『Leica ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH.』です。手に持った時にずっしりと硝材の重さを感じるこのレンズは、歴史的な銘玉をベースに復刻されたもの。そのため、絞り開放での甘美な写りが特徴的で魅力的。あまり構えたくなかったためボディは『SIGMA fp』を選んでマウントアダプターで装着しました。

開放付近では、はっきりとしたピントは掴めません。その代わり、光を柔らかくとらえるような表現を見せてくれます。好むと好まざるとにかかわらず、うっとりしてしまうような写り。これがノクティルックスなんだなと嬉しくなったことを覚えています。

逆光を取り入れ、盛大にフレアとゴーストを迎え入れます。こういった遊び心を快く思ってくれるのは、オールドレンズの魅力をしっかり内包してくれているからでしょう。一年前に感じていた秋の陽が、時を経て写真越しに照らしてくれているようです。

絞りをF8くらいまで絞ってみると、メリハリが効いてしっかり解像した画を得ることも出来ます。雲一つない空に向かって、鎌首を持ち上げる作業用クレーンのたたずまい。微細な線を逃さない『Leica ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH.』の描写力をしっかり見ることができました。

夕方、日が落ちてくると途端に寒さを感じるのがこの季節。しかし、この時間でなければこってりとしたシャドウに出会うことは叶いません。影の中のねばり、グラデーション、要素的にとらえながらその造形を愉しみます。

夜を意味する「Noct」と、「光」を意味する「lux」という名前。夜闇の中でも大仰な照明を必要とせず、明るく撮れるという意味なのでしょうか。
私には、夜を照らす街明かりのように撮影者を支えてくれる存在のように思いました。憧れのレンズに触れられた日の思い出を胸に、今日もまた撮影に向かいます。

[ Category:Leica SIGMA | 掲載日時:22年10月08日 10時53分 ]

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【Carl Zeiss】Batis 40mm F2 CFで撮影された「スナップポートレート」をご紹介!

【Carl Zeiss】Batis 40mm F2 CFで撮影された「スナップポートレート」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、カールツァイスの「Batis 40mm F2 CF」で撮影された「スナップポートレート」を一挙ご紹介いたします。

 

【作品名】スイカは私のもの <投稿作品を見る

【投稿者】はづき 様

 

【作品名】風鈴の音色にピロピロ笛 <投稿作品を見る

【投稿者】conaka 様

【投稿者コメント】チリンチリンと涼しげな風鈴の音色に負けじと、ピロピロ笛(別名、吹き流しというそうです)を吹き鳴らす次女ちゃん。
昔ながらのおもちゃって、レトロでカラフルでそして楽しい!しかも安いんですよね。
ずっとこの文化、残っててほしいなぁ
 

【作品名】パンダカー <投稿作品を見る

【投稿者】Akira 様

 

【作品名】レンブラント <投稿作品を見る

【投稿者】ひださん 様

 

【作品名】水しぶき。 <投稿作品を見る

【投稿者】mokkun_photo 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「Batis 40mm F2 CF」の素敵な写真をご紹介しました!

 

いまなら数量限定で特価品もございます!今だけのプライス、ぜひお見逃しなく!

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

秋の紅葉作品を大募集!過去に撮影した紅葉写真でももちろんOKです!

 

お月見や、夜の街の風景など「秋の夜景」を大募集!お月様の写真の他にも、秋らしく過ごしやすくなった夜の写真も募集中です!

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander | 掲載日時:22年10月07日 19時18分 ]

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【SONY】総重量682g!α7Cに合わせたいオススメレンズ!~Part.1~

もっと自由なフルサイズへ。

本体重量はバッテリーとメモリー込みで509g!
ボディ内に手ブレ補正を搭載しているフルサイズカメラの中では最小・最軽量であるSONYのα7C

そんな小型・軽量のα7CにピッタリなレンズをSONYスタッフがご紹介いたします。
気軽に持ち出せる!軽くて使いやすい!をテーマにレンズを選びましたのでカメラデビューやレンズ選びの参考にしていただければと思います!


今回ご紹介するのはコチラ!「α7C×FE 40mm F2.5G」
二つ合わせて重量なんと682g!

SEL40F25G / 絞り:F2.5 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:1000

初回を飾るのはこのSEL40F25G、2021年に三本同時に発売した小型単焦点の一本です。

40mmという焦点距離は最近注目されている焦点距離の一つで、50mmよりも少し広くて35mmより少し狭い、絶妙な焦点距離となっています。
中途半端というより「ちょうどいい」と感じやすい、そんな焦点距離となっています。

 

SEL40F25G / 絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:250

SEL40F25G / 絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:100

この日は生憎の雨。しかしこのサイズ感のカメラであれば臆することなく片手に構えつつ動き回ることが出来ます。
傘を片手にしていても全く苦にならない重量バランスですので、積極的にカメラを構えることが出来ます。

SEL40F25G / 絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/8秒 / ISO:160

SEL40F25G / 絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/25秒 / ISO:400

さらにこのα7Cには、バリアングルモニターが搭載されているので普段とは違った視点からの撮影も手軽に行うことが出来ます。
普段見えている世界から少し目線を下げて、モニターで水平を確認しつつ撮影を行いました。駅構内をモノクロで撮影するのが筆者のスナップでは定番で今回は加えてスローシャッターにしてみました。
ボディ内に5軸5段の手ブレ補正が搭載されているので、モニターを見つつガッチリ構えないような持ち方でもブレずに撮影することが可能です。

SEL40F25G / 絞り:F2.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100

バリアングルモニターのスチル撮影において最も便利に感じるのは縦位置ポジションで目線より低い位置にカメラを構えるようなシーンだと思います。
上記の写真のような構図もモニターで水平を確認しながら撮影をすることが出来ました。

SEL40F25G / 絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:100

最短撮影距離はAFで0.28m(28cm)なので、このように小さい雨粒もそこそこのサイズで撮影可能です。

SEL40F25G / 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:640

SEL40F25G / 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100

SEL40F25G / 絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:250

いかがでしょうか。
小型・軽量でフルサイズ。今までフルサイズはレンズが重い、ボディが重い、などで敬遠していた方や重たいカメラは持ち出すのが億劫になるかもしれないという方にとっても使いやすくオススメできるカメラとレンズだと思います。
SONYはこれ以外にも小型・軽量のレンズを多数展開しています。今後も、カメラデビューにサブ機選びにオススメなレンズとの組み合わせをご紹介しますので、是非お楽しみに!

 

[ Category:SONY | 掲載日時:22年10月07日 17時00分 ]

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【SONY】この季節に咲く花(59)

夏の暑さも終わり、過ごしやすい秋がやって来ました。

カメラを持ってふらふら歩く良い季節にもなりました。

この時期、何処か甘い香りが流れてきます。

全て、SONY α7RIV ILCE-7RM4AにTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影をしております。

その正体は、「金木犀・キンモクセイ」です。

その紹介は、こちらで 【SONY】この季節に咲く花(10)

ではなくて、キンモクセイの根元に咲いておりました。

「ヤブラン・藪蘭」と言います。

結構、公園などの植込みなどで見たことがあるのではないでしょうか。

花です。

和名の由来は、藪に生え葉っぱがシュン蘭などに似てるところからきております。

この葉が蘭に似ている葉っぱです。

色は品種によって、黄白、緑、白、複色とあります。

このヤブランの根も生薬です。

去痰、咳止め、滋養強壮、催乳に煎じたものが効きます。

生薬名、麦門冬(ばくもんとう)と呼んでいます。

身近にあって意外と知られてない生薬です。

【参考文献】

なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版

フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草  監修: 矢野 亮 出版社: 学研

色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修), 亀田龍吉 (写真)出版社 : ナツメ社

改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店

身近な薬草活用手帖: 100種類の見分け方・採取法・利用法 寺林 進 (監修) 誠文堂新光社

薬草・毒草を見分ける図鑑: 役立つ薬草と危険な毒草、アレルギー植物・100種類の見分けのコツ磯田 進 (監修)出版社 ‏ : ‎ 誠文堂新光社

鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版

鳴き声と羽根でわかる 野鳥図鑑-鳥の鳴き声が聴ける・羽根の形・色がわかる吉田 巧 (監修, 監修), 岩下 緑 (監修, 監修)出版社 池田書店

樹皮ハンディ図鑑  梅本浩史 出版社 : 永岡書店

葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑ネイチャー・プロ編集室 (著, 編集), 林 将之 (監修, 写真)出版社 : ナツメ社

これは、エゴノキになっている実です。

和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来します。

果肉には毒がありますが、種にはありません。

果肉は有毒物質のサポニンを含んでいます。

それが大好きな鳥がやってきました。

「ヤマガラ・山雀」です。

ドングリやエゴノキの実が大好きです。

この場で食べることもありますが、冬に備えて蓄える(貯食)をします。

貯食の実は全部食べられず、埋めたり、木の皮に挟んだりしたまま残り、エゴノキにとって都合よく実(種)をばらまいて

広めてくれます。

夏は木の葉っぱが邪魔して見つかり難い鳥も、秋には撮れる時期にもなりました。

私は、ヤマガラの貯食を見ると秋・冬が来る訪れを毎年感じてます。

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:22年10月07日 14時00分 ]

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