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【RICOH】夜の街と彼岸花をGRIIIのモノクロで撮る

【RICOH】夜の街と彼岸花をGRIIIのモノクロで撮る

愛機であるRICOH GR IIIならば大型センサーを生かして暗がりでもモノクロでちゃんと撮影できるのだろうか?
そんなことが気になったので、今回はRICOH GR IIIのイメージコントロールのひとつである「ハイコントラスト白黒」を用いて夜の街を撮影してみました。


まずは駅前をパシャリ。
近くに大学があるためか、駅前には居酒屋がいくつもあって夜でもそこそこに明るく、また駅前広場も綺麗にされていて花壇では綺麗な花も咲いていました。



少し歩いた先に見えた大きな鉄塔に近づくとそこには公園がありました。
小さな公園にある大きな鉄塔。真下から見上げてみると圧迫感が凄いです。
さすがに周辺の明かりも上の方までは届いておらず、今回撮った中ではかなり暗めな写真となりました。





高架下という事もあり、街灯が多い夜の道路は思ったよりも明るいです。


道沿いを歩いていると大きな川にたどり着きました。川沿いの土手のそばには石碑が祭られています。
またその横には彼岸花が咲いていました。赤く綺麗で、けれどもどこか危険な気配のするこの花はそれなりに強い毒性を持つことでも知られています。
今回はモノクロでの撮影となりまして、見た目は少し毒抜きされたかなと思います。

使って見てわかる、夜にも強いRICOH GRIII。普段使いの相棒には最適なカメラです。

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年09月21日 12時04分 ]

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【Nikon】手持ちでフルサイズ対応400mmを愉しむ

フルサイズ対応の400mm単焦点レンズ。
皆様はどのような大きさのものを思い浮かべるでしょうか。
イメージの付く方の多くが「400mm F2.8」ヨンニッパを思い浮かべたのではないでしょうか。
バズーカと呼ばれるような大きなレンズをイメージいただければと思います。
そんな重くて大きいが定説だった400mmに2022年7月、圧倒的な軽さを実現したレンズ「NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S」が登場いたしました。


サイズ感としては、一眼レフ用の「AF-S NIKKOR 300mm F4E PF ED VR」や「AF-S NIKKOR 500mm F5.6E PF ED VR」の系譜。
これらはPFレンズを採用することで望遠単焦点ながら驚きの大きさと重さを実現しました。
本レンズが発表された際、その大きさからPFレンズを搭載したモデルかと思いましたが、驚くことにPFレンズを採用せずともこの重さを可能としました。
そのNikonの技術力には驚かされます。
今回はNikonの「Z9」に装着して撮影を行いました。

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F10 / シャッタースピード:1/20000 / ISO160 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:320 / 焦点距離:400mm

・・・
Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:320 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:64 / 焦点距離:400mm

PFレンズの場合、逆光下での撮影時にコーティング技術の発達で軽減されているもののややクセのある写りをしておりました。
しかし、本レンズはこの大きさでPFレンズ不使用なために、逆光に向けてもなんてことはありません。
さらにS-Lineのレンズということもあり、ナノクリスタルコートに加えてアルネオコートを採用しているおかげで逆光の影響をものともしません。

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:3200 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:1600 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:1600 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:1600 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:64 / 焦点距離:400mm

描写に関してはさすが単焦点レンズといったところでしょうか。
この大きさでこの焦点距離ですから、どこか無理をしているのではと思ったのですが、全くそのようなことはなく絞り開放からシャープに写ります。
画素数が2000万台~4000万台までラインナップのあるNikonのZマウントカメラですが、高画素機に装着しても粗が出てくるようなことはありませんでした。

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:400 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F5.0 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:400 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:500 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:500 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:500 / 焦点距離:400mm

レンズの重さは約1,245g。三脚座をつけない場合はたったの1,160g。
何よりこの大きさと重さですから、とにかく持ち運びが楽にすみます。
レンズ全体を見れば大きな部類ではありますが、望遠レンズに絞ればそのコンパクトさは明白でしょう。
同距離のレンズと言えば、FマウントとZマウントの両マウントから登場している「400mm F2.8」通称”ヨンニッパ”になりますが、重さはそれぞれ約3,800g/約2,950gと半分以上軽量になっています。

三脚や一脚を携えての撮影や車脇での撮影であればそこまで苦ではないのかもしれませんが、三脚等の持ち込みができない場所や移動しながらの場合は「手持ちで望遠レンズ」撮影になります。
なおかつ今回は動物園に持っていき、なかなか動物が思うような場所に出てきてくれず待ちの時間がありました。肩からかけていましたがそれでいても疲労がありませんでした。

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/32000秒 / ISO:1600 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:64 / 焦点距離:600mm(DXモード)

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:64 / 焦点距離:400mm

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:64 / 焦点距離:600mm(DXモード)

Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S
絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:64 / 焦点距離:400mm

軽量ながら補正効果5.5段の手ブレ補正機構が搭載しており、手持ち撮影を快適にします。
また、開放F値がF4.5と明るいためシャッタースピードを稼ぎやすく動体の撮影にもうってつけです。
空港周辺の公園から着陸寸前の旅客機を狙います。
画面いっぱいに捉えることはもちろん、遠くから高度を落とす飛行機もしっかり認識してくれました。
圧縮効果が相まって湧き上がる雲の立体感と飛行機が良いコントラストになっています。

望遠レンズの類としては圧倒的な軽量化と際立った描画性能を両立させた「NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S」。
APS-CセンサーサイズのボディやDXモードを使用することで35mm判換算600mmの超望遠レンズにも化けます。
フルサイズセンサー機でもテレコンが使用できますので、環境によってはFXモードで距離を稼ぐことも可能となっております。
レンズ拡充が止まらないNikon Zシリーズ。
大口径超望遠レンズの半分以下の金額で手が届く単焦点超望遠レンズとして、新たな選択肢になりうるでしょう。

ボディ・レンズともにご予約受付中!




[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月20日 16時30分 ]

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【マクロで撮る Vol.4】SIGMA  Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)この季節に咲く花(58)

【マクロで撮る Vol.4】SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)この季節に咲く花(58)

「マクロレンズ」というと被写体を大きく写すレンズのイメージがあるかもしれません。

しかし、マクロレンズには近接撮影能力以外にもいろいろな魅力があります。

【マクロで撮る】では様々なマクロレンズを通してその魅力を紹介していきます。

第4回目にご紹介するのは「SIGMA (シグマ) Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応) 」です。

今年の初めから、植物の撮影に活躍しています。

全景、中景、近景の撮影を全て賄えます。

まるで、植物のお化けのようです。

最初は(ツタ・蔦)かなと思いました。

足元に、赤い花びらがチラチラこぼれておりました。

秋の七草の(クズ・葛)です。

秋の七草に興味がある方は、こちら 【秋を感じて】秋の七草 その1 この季節に咲く花(7)
から3回で載せてますので、ご覧ください。

繫殖力が強く、周りの木々を覆ってしまう迷惑な雑草にもされています。

私が行く公園でも年間2回くらい伐採してますが、ご覧の通りです。

先程の花びらの正体です。

表の葉っぱを除けて、撮りました。

花です。

よく見れば、表にも咲いております。

葛は根っこのデンプン、生薬名「葛根・カッコン」が葛根湯で有名ですが、花も生薬名「葛花・カッカ」と言われ酒に入れると

悪酔いしない話があります。

最近、この花のイソフラボンが健康サプリなどに使われて注目されてます。

非常に香りの良い花です。

葉っぱです。

新芽や若葉の頃は天ぷらで食べられます。

風にひるがえると裏の白さが目立つことから、別名「裏見草(うらみぐさ)」とも呼ばれ言います。

撮影のカメラは、SONY α7RIV ILCE-7RM4Aを使っております。

高画素カメラも相まって、特に猛威を振っている蔓の葉っぱが一枚、一枚確認できる画像です。

そして、このレンズが、いかに優秀かを感じさせてくれました。

マクロレンズは小さなものを良く撮る解像力がある分、遠くのものも良く撮る解像力があるのだと思いました。

【参考文献】

なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版

フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草  監修: 矢野 亮 出版社: 学研

色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修), 亀田龍吉 (写真)出版社 : ナツメ社

改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店

身近な薬草活用手帖: 100種類の見分け方・採取法・利用法 寺林 進 (監修) 誠文堂新光社

薬草・毒草を見分ける図鑑: 役立つ薬草と危険な毒草、アレルギー植物・100種類の見分けのコツ磯田 進 (監修)出版社 ‏ : ‎ 誠文堂新光社

マクロレンズの魅力を伝える【マクロで撮る】次回もぜひお楽しみに。

[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:22年09月20日 14時30分 ]

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【Panasonic】その場の空気感を鮮明に写すマイクロフォーサーズ

【Panasonic】その場の空気感を鮮明に写すマイクロフォーサーズ

連載中の「カメラを愉しむvol.67」は、『Panasonic その場の空気感を鮮明に写すマイクロフォーサーズ』をご紹介します。本日はPanasonic GX7 MK2と、嵩張らないサイズ感が嬉しいパンケーキレンズLUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.を持ち出して都内某所に向かいます。

桜の時期は大勢のひとで賑わう「目黒川」ですが、中目黒よりも目黒駅寄りの目黒川が筆者は落ち着いていて好きです。

お目当ての場所に到着しました。LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.はフルサイズ換算で約40mm相当になるので、どんなシーンでも扱いやすく常用レンズとしても使いやすいです。

こんなにも自然豊かな場所が目黒区にあったとは驚きました。沢山の蚊に刺されてしまいましたが、来てよかった。

皆さんオブジェを撮影されていましたが、天邪鬼なわたしは「オブジェから覗く光」が気になって撮影。ここから撮影しているのは私だけでした。

洋風な園内ですが、茶室や日本庭園もあるのがまた魅力的。

不思議なもので洋風な建築物にも松の木が良く似合います。

このレンズは開放F値であるF1.7でもご覧の通り、硬すぎず柔らかすぎず絶妙な空気感で写しだしてくれます。

レンズの特性を知りたい時に、何故か無意識に撮影してしまうガラスドア。金属の質感や、ガラスの透明感を見た時に「このレンズはこんな特性なのか」というのがはっきりわかる気がします。

なんとも神々しい光の演出を見つけてしまいました。

あまりの気持ちよさに、30分程度ここでパシャパシャとシャッターを切り続けていました。

植物が霧状の水しぶきと、それを浴びて気持ちよさそうにしている光景はまるで6月頃の高原にいるかの様でした。

実は先程の光景、実際には意外と地味な風景だったりします。「光」と「レンズ」の演出がいかに楽しいアートな世界を作り出してくれるかがよく分かります。

最後にレストランでお茶でも!とおもったらもう閉店していました。また次回リベンジしてみましょう!

どんな時も、手元に置いておきたくなるレンズ。現行モデルの「LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.」、旧外観デザインの「LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.」をぜひ一度お試しください。わたしがお勧めするレンズ5本の指に入る銘玉です。










[ Category:Panasonic | 掲載日時:22年09月20日 11時30分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で初心に帰る

今回はOM-1を連れて、一足早く秋を感じられるところにキャンプに行ってきたので、その時の写真をご紹介します。

標高1300mにあるキャンプ場に着き、車のドアを開けると秋の涼しい空気に出迎えられました。テントの設営を終えると、テントには綺麗な木漏れ日が射していました。

暖かな日差しが降り注ぐ中で、木陰で読書タイム。鳥のさえずりがBGMになり読書がはかどります。

愛車に映る周りの木々が綺麗で、思わずシャッターを切りました。車のボディの滑らかさがよく描写されていました。

キャンプの醍醐味である焚火。焚火を眺めながら何もしない時間は至福の時です。

キャンプ場内には明かりがなく、かなり暗い時間に撮影をしましたが、薪の表面の様子がしっかりと写っています。

翌日には近辺にあった宇宙電波観測所に訪れました。今までに見たことのないサイズと数のパラボラアンテナに圧倒されながら、写真に収めてきました。

今回OM-1を手にして感じたのは、懐かしさ。筆者のカメラデビューはOLYMPUSのPEN E-PL2でした。高校生の頃に初めて手にしたカメラで、何を撮っても楽しくていろんな場所に一緒に行った記憶がよみがえりました。その後フィルムカメラにハマり、OM-1とOM-2を購入し使っていました。今はまたデジタルカメラがメインになり、他のメーカーのカメラを使っています。

私にとってOLYMPUSのカメラは写真を撮る楽しさを思い出させてくれる存在です。昔使っていた頃と比べて格段にパワーアップしたOM-1を使ってみて、また新しい楽しさを教えられました。

↓今回使用した機材はこちら↓

↓レンズキットはこちら↓

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年09月20日 11時10分 ]

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【Nikon】銀塩週間 Nikon S3

秋の大型連休、シルバーウィークの季節が今年もやってきました。

シルバーと言えば銀塩ということで、今年は「銀塩週間」と題しマップカメラスタッフが撮影した銀塩写真を投稿していきます。

フィルム価格だけでなく現像代の高騰や人気フィルムの生産終了など、崖っぷちと言っても過言ではないフィルム文化を何とか後世に残していきたい。

そんな思いを胸に「毎日使えるフィルム」をテーマに、安価で使い勝手の良いFUJIFILM FUJICOLOR 100で撮影した写真を是非ご覧ください。

今回使用した機材はNikon S3です!

 

 

FUJICOLOR 100は、滑らかなトーンが特徴。撮影した日の天気は快晴ということもあり、このフィルムと相性ピッタリでした。

このフィルムの筆者の一番好きなところは、どの色もバランスよく写ってくれながらも少し温かみがあり、普段の何気ない一部を切り取っても、どこか懐かしさを感じさせる写りです。

スナップ撮影はバシバシ撮影したいところですが、撮影結果はすぐ確認できませんので、露出計でEV値、構図、ピント、それぞれを何度も確認して1枚1枚集中できるところは、フィルムカメラにおける撮影の醍醐味でもあります。

 

 

使用したレンズは、Nikon NIKKOR S 50mm F1.4です。

S3のファインダーは35mm、50mm、105mmので設計されており、装着した焦点距離に応じて光像枠を選び、構図を決定します。

また、それぞれの光像枠にはパララックス補正機能があり、補助マークに従って画面をずらすことによって、近い被写体でも快適に構図の設定ができます。

 

 

そしてこのNIKKOR S 50mm F1.4のレンズは、内爪仕様になっております。

現代のデジタルカメラのピント操作時はもちろん、M型ライカもピント合わせはレンズのピントリングを回して、そのピント調整を行います。

このNikon S3はボディに焦点調節ギアがついており、ボディ側からピント調整を行うことができます。

この機能のおかげで、左手でピントリングを回す必要が無く、ピントリングを回すときに脇が動くことなくピント調整が行えます。

同じようにLeicaレンズでも指かけレバーが付いているレンズは脇が動くことなく、ボディを握っている右手でピント操作ができるとても快適な機能です。

 

 

筆者のスナップは、28mmを用いることが多いですが、初心に帰って触れた50mmかつフィルムで1枚1枚に集中する。

出てくる画もノスタルジックでデジタイズした結果も楽しめるフィルムでした。

本日はNikon S3とお送りしました。
次回もお楽しみに!この他の銀塩週間ブログはこちらから

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月20日 11時00分 ]

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【SONY】α7Ⅳ×Art 35mm F1.4 DG DN

Beyond basic「次代の、新基準へ」———。

新たなベーシックモデルとして登場したSONYのα7Ⅳ。
ベーシックモデルとしては素晴らしく人気を博したα7Ⅲの発売から三年半の月日が過ぎ、SONYのベーシックはどのように変わったのでしょうか。

今回、我々Map CameraのSONYコーナー担当スタッフが各々好きなレンズとα7Ⅳを組み合わせて撮影をしてきましたので
それらを作例と共にご紹介出来たらと思います。

 

原点進化 新生”Art 35mm F1.4 ” ———。

2012年に登場したArtラインの原点であるArt 35mm F1.4 DG HSM ———。
本レンズは原点である35mmをミラーレスに最適な専用設計をし新たに再構築したレンズと言われています。

今回は新生Artレンズの使用感を作例を交えてご紹介出来たらと思います。


2021年5月に発売された本レンズ。
ミラーレス専用設計=小型化・軽量化がスタンダードである中、本レンズは約650gと昨今の単焦点レンズとしては少し重ため、大きめな設計で発売されました。
というのもArtラインのメインコンセプトである「光学性能優先」という設計の元で作られた為、従来のレンズと大きさはさほど変わらないのですが光学性能やレンズ構成は一から見直され軸上色収差の補正やフレア・ゴーストの発生を大幅に抑えることが出来るように新たに開発されました。

絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm

今回はそんな新たなArtの35mmをα7Ⅳと組み合わせてポートレート撮影を行いました。
まずハンドリングをして一番に感じたのは持ちやすさ。カメラを右で持ち、左でレンズを持つと丁度いい重量感だと感じました。またグリップの深いα7Ⅳであれば、一般的にフロントヘビー気味になってしまう大口径単焦点でも片手で構えて撮影する上で、特に扱い辛さは感じませんでした。

絞り:F1.6 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm

大口径レンズの開放側だと描写が甘くなるのは致し方ないと思って背景のボケ感優先で撮影をしているのですが、このレンズは開放付近からかなりシャープで比較用に絞って撮影する事を忘れてしまうほどでした。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm

個人的に今回のお気に入りの一枚です。
ピントはシャープでありながら、硬すぎない描写が女性を撮影するポートレートにはピッタリなレンズだと感じました。
標準の35mmでありながらF1.4なので手前の眼にピントを取ると奥の眼は少しアウトフォーカスし始めており大口径単焦点の醍醐味を味わえました。
周辺を確認しても目立ったフリンジや色収差は無くこのレンズがArtレンズである事を再認識させてくれます。

絞り:F1.6 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm

晴天でピーカンなのが相まって全体的にあっさりとした印象の写真をこのレンズは多く写し出してくれます、筆者個人の感想としては使い勝手のいい癖のない色味であると感じました。
同一焦点距離のSEL35F14GMでもポートレート撮影をしたのですが、そちらでは癖がないのは同じですが比較的はっきりとした発色が見られたのでレンズでここまで差が出るのはカメラって奥が深いなぁ…と改めて思わせてくれる撮影でした。

絞り:F1.6 / シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:100 / 焦点距離:35mm

最後に少し色味をレタッチしてみました。
元々C-PLやNDを持ち合わせていない状態での撮影だったので現像でプロファイルを当てて全体的に少し彩度を上げているのですが、あっさりした発色のおかげで色味の調整ももの凄くスムーズでやりやすいと感じました。この辺はα7Ⅳの新しいセンサーの発色が自然になっていることも要因としてありそうです。

レンズプロファイルによる補正あり

レンズプロファイルによる補正なし

このArtレンズのおいて唯一のデメリットが中央部から樽型の歪みが出る事です。このレンズの事を調べた時にデメリットとして真っ先に出てくるのがこの歪みの話。
しかしこの海の写真を見る限りもの凄く顕著に出ているものではないことが分かります。実際に並べてもよく見ないと分からないレベルです。

プロファイル補正無しの写真を50%の不透明度にて透過させた写真

透過させて比較してみた写真がコチラ。少しでも分かりやすくしようと思い補正無し方の色を赤くしてあります。
手前側の波の辺りが一番分かりやすいのではないでしょうか?しかしここまでしないと分からないのは、筆者にとって気にならないのに等しいと感じました。

いかがでしょうか?
RAW特有のデメリットも撮り方や被写体によっては特段気にならないこともありますし、現像時レンズプロファイルを当てて修正かけることが出来ます(※Lightroom10.3/CameraRAW13.3以上でサポート)
今回のポートレート作例においては一応全てプロファイルを当てて現像を行っています。現像後にプロファイルの有無の比較写真を作成したのですが正直この程度なら不要だったな、と夜な夜な写真全部にプロファイルを当てる作業をしたことをちょっと後悔しました。
昨今のレンズ比較では抜群に軽いわけではないレンズですが、重量に裏打ちされた画質があることは間違いありません。それでいて10万円未満(掲載時点)で新品を購入できるのは凄く高いコスパを実現した素晴らしいレンズだと言えるのではないでしょうか?

下部リンクから記事一覧に飛べますので、是非SEL35F14GMの記事と同じ焦点距離のレンズとして比較してみてください。

[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:22年09月19日 17時15分 ]

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【HASSELBLAD】X2Dの、1億画素の向こう側。

【HASSELBLAD】X2Dの、1億画素の向こう側。

圧倒的、解像力。
圧倒的、階調性。
圧倒的、快適動作。

数日前に『HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X2D 100C』使用したのですが、まさにこの3つの言葉が当てはまるカメラでした。
このブログではKasyapaでは書けなかった、本機の個人的な感想や思いをつらつらと語りたいと思います。

今まで色々な中判デジタル機に触れてきたのですが、ズバリ『HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X2D 100C』というカメラを分かりやすく言うと…

レンズはニッコールレンズのように透明感と解像感に優れ、
ボディはライカS3のようにレンズの描写を最大限に生かすチューニングがされており、
動作や使い勝手はGFXのように快適。

という感じ。
ハッキリ言って良い事尽くめの感触でした。

「1億画素」という言葉がこのカメラを説明する上でとてもキャッチーですが、本当の凄さは「1億画素でもまだまだ余裕のある画作り」だという所かもしれません。
無論、解像性能はめちゃくちゃ高いのですが、そこに写っている被写体のディテールであったり暗部の階調がとてもリッチに写るのです。

例えばこの写真、どこかを切り取った写真なのですが…

なんと、このカットの一部だったのです!
もう、肉眼を超えた世界まで写す事ができると言っても過言ではないです。

そして『X1D 50C』を使用したことのある方なら撮影中にカメラがフリーズしたり、撮影した画像が弩ピンクだったりなど経験があると思うのですが、この『X2D 100C』は動作が非常に安定しています。
最新のフルサイズミラーレスほどではありませんが、キビキビと動いてくれますので撮影中はストレスフリーでした。

ボディは『X1D 50C』とほぼ同サイズなのですが、最大7段分の5軸手ぶれ補正を搭載していますので、低速シャッターでもブレずに1億画素を活かした撮影ができるのもポイント。
これにはハッセルブラッド伝統のレンズシャッターを採用している恩恵も大きいです。

スピードの向こう側、味の向こう側ならぬ、フルサイズの向こう側の世界。
一度経験すると、もう戻ってこれません。

最新のハッセルブラッドは、最高のハッセルブラッドだと実体験できました。
最後に一つ付け加えるならば…

編集用のPCもそれなりにパワーが必要だという事でしょうか。
ボディに1TBのSSDを搭載しているのでサクサクと撮影できるのですが、そのデータ量は1カットRAW+JPEG保存でおよそ300MB。
このKasyapaの撮影は半日だったのですが、総データ量は130GBもありました。

それだけの表現力が1枚に詰まっていると言ってもいいかもしれません。
そう思わせるほど『X2D 100C』は素晴らしい一台です。
  

▼ Kasyapa『HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X2D 100C』のフォトプレビューも公開中です

796:軽快に使いこなす1億画素『HASSELBLAD X2D 100C』


 

▼ YouTube公式チャンネルにて「HASSELBLAD X2D 100C」のレビューも公開中です

[ Category:etc. | 掲載日時:22年09月19日 16時01分 ]

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【SONY】秋の行楽に『Cyber-shot DSC-RX100M6』という選択はいかがでしょうか

【SONY】秋の行楽に『Cyber-shot DSC-RX100M6』という選択はいかがでしょうか

ソニー『Cyber-shot DSC-RX100M6』
35mm判換算で広角24mmから望遠200mmまでをカバーするRX100シリーズの高倍率ズームモデルとして2018年に発売されました。
上位互換の後継機『DSC-RX100M7』の登場もあり、既に生産完了となってしまいましたが、
高画質と高倍率という相反する要素をコンパクトにまとめた丁度良さで未だ中古市場で根強い人気を誇るモデルです。

朝晩は秋を思わせる涼しさを感じる時期になり、掲載するタイミングをやや逸した感は否めませんが、
3年振りに制限のない夏休みとなった今年の夏。本機をお供に楽しんでまいりました。

ヒラヒラと特徴的な飛び方をするハグロトンボを発見。
警戒心が強く一定の距離感を保ちながら、静止するの待って200mm域で撮影。
RX100シリーズの代名詞でもある1インチの大型イメージセンサーも相まって、スマホでは表現できない自然なボケ感で、ハグロトンボの体色がより強調されています。

【換算24mm相当】

【換算200mm相当】

広角端と望遠端の差を比較してみましたが、これだけズームレンジが広いと、超望遠に特化した野鳥やスポーツ撮影以外は、概ねオールマイティに活躍してくれると思います。
初代のRX100から広角側を広げ、望遠端は2倍の200mmまで伸ばしながら横幅・高さはほぼ同じサイズを維持しつつ、厚さは約6.9mmの差に抑え込んでいます。

ワイド端24mm相当時の最短撮影距離は8cmと、旅の記録を収めるには最適な性能です。
撮影者の「丁度良い」がコンパクトなボディにまとめられています。

ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズの解像力は、コンパクトカメラということ忘れてしまうほどの緻密な描写です。
雨上がりのしっとりとした雰囲気を上手に表現してくれました。

こちらのカットは子供の動きと水流を表現しようと思い、1/10秒で切ったカットですが、最大4.0段の手振れ補正のおかげで効果的にブレを抑制しています。
グリップ部がフラットになっているため、片手で低速シャッターを積極的に使われる方は、貼り付けるだけで安定したホールディングを実現する
『アタッチメントグリップAG-R2』がおすすめです。


スマホ感覚で持ち運べるサイズ感は「今撮りたい」に瞬時に対応できます。
高性能コンデジをポケットに忍ばせることができる。本当に良い時代になったものです。






埼玉の誇る代表的な観光地、長瀞にも活気が戻っていました。
本機のおかげで家族と過ごした思い出の記憶が鮮明に蘇ります。

久々に大きな荷物を持って観光地に足を運ばれ、カメラのサイズ・重量に負担を感じられた方も多かったのではないでしょうか。
撮影する側の丁度良いを凝縮したような本機は、そんな方にうってつけのコンデジだと感じます。
AFが進化し、ブラックアウトフリー撮影も可能とした上位モデル『DSC-RX100M7』もございます。
いよいよシルバーウィークがスタートしましたが、秋の行楽はこれからが本番です。
行楽地のお供に是非ご検討いただけますと幸いです。

ブラックアウトフリー撮影が可能な最新モデルはこちら

購入後も安心の業界最長クラス・中古1年保証付き!

[ Category:SONY | 掲載日時:22年09月19日 12時00分 ]

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【Nikon】Z fcとSIRUI 24mm F2.8 Anamorphicで撮る城ヶ島

今回、よりシネマチックな映像を作りたいと思い、個人的に好きな画角でフルサイズ換算約36mmとなる「SIRUI 24mm F2.8 Anamorphic」を使用して城ヶ島を撮影してきました。

早速ではありますが、撮影した映像をご覧ください。

映画のアスペクト比は「2.35:1」が一般的でアナモルフィックレンズは編集が前提とはなりますが、撮影した映像を損なうことなくこのアスペクト比に合わせることができるレンズです。
※今回使用したレンズでは厳密には「2.4:1」の映像となります。

通常のレンズでこのアスペクト比にしようとすると上下の映像を黒帯で消すことになります。
そのため元来写したかった部分を損なうことになり、撮影時に求めていた映像として完成しなくなります。

しかし、アナモルフィックレンズなら前述の通り撮影した映像を損なうことなく作品を完成させることが出来ます。
撮影段階で横縦比を圧縮し、編集時アスペクト比を合わせることでシネマスコープな映像に仕上がります。
出来上がった動画そのものとしてはアスペクト比は「16:9」で、それに対して映像そのものは「2.4:1」となりますので黒帯が出来て映画館でよく見る映像になります。
なお撮って出しの映像は横縦比を圧縮している関係で写っているものが全て縦に伸びたような状態になります。

「16:9」の映像に黒帯を上乗せするのではなく、撮影した映像そのものを「2.4:1」に編集するので撮影した映像を損なうことなくシネマスコープな映像に仕上げることが出来ます。

以下掲載の写真は動画から切り抜いたもとでございます。

残念ながら曇り空ではありましたが、撮影したのはまだまだ暑い日でした。
ただ、波のさざめきが少しだけ涼しくしてくれていました。

色味も含めてどこかノスタルジックな映像になりました。

数名の釣り人が竿をふるっていました。こういった岩肌の釣り人は写真や映像で撮るといい雰囲気になります。

曇天の中にぽっかりと穴が開くように晴れ間が出ていました。
晴天ともなればかなり気温が上がって撮影するにも暑さにばててしまいますが、それでも海に来た時には晴天で撮りたいものです。

アスペクト比の変更もそこまで難しくはありませんので、気軽にシネマチックな映像を楽しむのに持って来いのレンズです。






[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:22年09月18日 15時00分 ]

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【Leica】銀塩週間 Leica M-A(Typ127)

【Leica】銀塩週間 Leica M-A(Typ127)

秋の大型連休、シルバーウィークの時期が今年もやってきました。
シルバーと言えば銀塩ということで、今年は「銀塩週間」と題しマップカメラスタッフが撮影した銀塩写真を投稿していきます。
フィルム価格だけでなく現像代の高騰や人気フィルムの生産終了など、崖っぷちと言っても過言ではないフィルム文化を何とか後世に残していきたい。
そんな思いを胸に「毎日使えるフィルム」をテーマとして安価で使い勝手の良いFUJIFILM FUJICOLOR100で撮影した写真を是非ご覧ください。
今回使用した機材はLeica M-A(Typ127) です!

・・・


Leicaはデジタルカメラができる以前より今に至るまで、継続してフィルムカメラを生産している唯一のメーカーです。
古くはバルナック型と呼ばれるモデルから脈々と続いてきたフィルムカメラの伝統が今現在まで続いています。
「Leica」と聞くと、使うのが難しそうだというイメージを持つ人も多いかもしれません。
しかし、ファインダーを覗いて構えてみると計算された「ちょうどよさ」に気がつきます。
覗きながら親指でフィルムの巻き上げができます。
フィルム装填もフィルムを差し込むだけで、巻き上げも一目みただけで操作が分かるデザインです。
しかもこのカメラは電池のいらない完全機械式です。電池に頼らず使用ができるのも魅力の一つです。
基本的なお手入れさえ怠らなければ長く使用できます。
今回はそんなLeica M-A(Typ127)にLeica ズマロンM35mm F2.8を合わせました。

オールドレンズの醍醐味は開放で撮影した時だ、という個人的な信条をふまえるとFUJIFILM FUJICOLOR 100はありがたいフィルムです。
他のフィルムカメラではISO200やISO400のフィルムを使う事の方が多いですが、シャッタースピードが1/1000までしかないM型のカメラで撮影する時は重宝します。
フィルムカメラを使う人は、一度にフィルムをすべて使う派と、数回に分けてじわじわ使う派に分かれます。
私は後者のじわじわ使う派です。特に一度で使い切りたくないというわけではないのですが、一度に10枚くらいしか撮影しないことが多いからです。
そのため現像すると半年くらい前の懐かしい思い出が出てきてタイムカプセルを開けた様な気持ちになります。

露出計がカメラについているカメラもありますが、M-Aにはついていません。
外の明るさを見ながら大体の露出で撮影出来ます…と言いたい気持ちはありますが、まだまだその域ではありません。
普段はスマホのアプリで測定することが多いです。いつか肌感で測定できるようになりたいものです。
スマホで測っているのにたまに失敗します。それもそれで味…と思うようにしています。

全体的にあっさりとしたドライな写りがFUJICOLOR 100の特徴ではないかと思います。
同じカメラ・同じ場所でもフィルムが変わればまた違った写り、色味が楽しめます。
そのうちにお気に入りのフィルムが見つかるはずです。

噴水が綺麗で何とか良い感じに写真を撮りたいと構図を色々考えていたら急に水の勢いが弱くなってしまいました。
フィルム写真はあまり考えずに撮影した方がお気に入りの写真になることが私は多いです。
この写真は最初は水の勢いを逃してしまったと思いましたが、水の色が思いのほか鮮やかで思いがけずお気に入りになりました。
露出だけ確認したらあまり難しいことを考えずにシャッターを切ります。


毎回必ず1枚は椅子の写真を撮ってしまいます。
普段から椅子に注目しているわけではないのですが写真には撮りたくなるようです。


なぜ、このデジタルカメラが主流の時にあえてフィルムを使うのか。
フィルムを現像に出す度に自問します。
種類が少なくなるフィルムや現像代の値上げで、なにか「フィルムで写真を撮る確固たる理由」を無意識に自分に求めていたのかもしれません。
写りが素朴な感じで好き。撮影していて楽しい。
結局のところフィルム写真を撮っている理由はそこにつきます。
でも何かを続ける理由なんてものはそれくらいでもいいのではないかと思います。


これからも旅行先での風景から、日々を送る中で心が動いたものまでのんびりとフィルムで撮影していきます。

本日はLeica M-A(Typ127)とお送りしました。
次回もお楽しみに!
その他の銀塩週間ブログはコチラから。





[ Category:Leica | 掲載日時:22年09月18日 12時00分 ]

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【Nikon】アジフライと小さな旅 -勝浦編-

1週間を規則正しく生活していると、自然と足が遠のいてしまう町があります。
筆者の場合、水曜日に撮影に出掛けることが多いのですが、今回紹介する千葉県勝浦市はお店の大半が水曜休みになっているため、これまで訪れる機会を逸していました。
9月に入り少し遅めの夏休みを頂いた筆者。久しぶりに水曜日以外に時間がとれたので、この時ばかりと思い勝浦へ向かう事にしました。

南房総国定公園にもなっている勝浦は、毎朝11時まで(水曜日以外)開催されている朝市と、雛祭りの時期に神社の階段を雛人形で埋め尽くす「かつうらビッグひな祭り」が有名です。
雛祭りの時期ではないですが、せめて朝市はと思い少し早めの電車に乗り房総半島の外側を南下します。
 

勝浦駅の雛人形

使用機材:Nikon Z9 +NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S 露出:1/13秒、F4、ISO 64

しかし、そこでアクシデントが発生。都心に向かう列車とは反対方向だったとは言え朝の通勤時間帯。遅延で接続列車に乗り遅れてしまい、朝市の開催時間に間に合わなくなってしまったのです。
つくづく縁の無い町だと、諦めながら勝浦駅を降りると目の前には立派な雛人形が迎えてくれました。
私の地元でも雛祭りの時期になると町中に人形を飾っていますが、雛人形を長く飾っているとあまり良くないとされているためか、翌日には早々に片付けられてしまいます。まさか、9月に人形を拝めるとは。嬉しい誤算でした。
 

勝浦港

使用機材:Nikon Z9 +NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S 露出:1/400秒、F5.6、ISO 64

朝市が終わった町はとても静かでした。時刻は丁度お昼時。まずは食事処を探しに、漁港を目指すことにしました。
町では所々に「タンタン麺」ののぼりを見かけます。そう、勝浦はご当地グルメとしてタンタン麺が有名なのです。
しかし、私のこの夏のテーマはアジフライ。タンタン麺に未練を残しつつも、漁港前で見つけた魚仲買人直営店に入店しました。
 

ミックスフライ定食

使用機材:Nikon Z9 +NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S 露出:1/15秒、F5.6、ISO 64

勝浦漁港はカツオの水揚げで全国1位を記録するなど、たくさんの魚が水揚げされています。
入ったお店はそんな魚をふんだんに使っているため、アジフライだけのメニューは無くミックスフライ定食が用意されていました。

運ばれてきたフライは、アジ・マンダイ・シイラ・牡蠣の4種。
マンダイって何?と思いスマホで検索してみるとマンボウのような形をした赤いヒレの深海魚がヒット。しかし水族館でよく見るマンボウの仲間ではないようです。味が鯛に近いことからマンボウと鯛にあやかってマンダイと呼ばれているようです。定番のアジや牡蠣はもちろんですが、マンダイもシイラも美味しく戴けました。知らなかった魚の美味しさを発見するのは漁港巡りの醍醐味です。
 

八幡岬

使用機材:Nikon Z9 +NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S 露出:1/500秒、F8.0、ISO 64

漁師町の定食はボリュームが凄すぎました。少し町を散策して消化を促します。
漁港から岬の方へ進むと高台になっており、海が一望できる場所に到達。
入江の向う岸には昨年訪れた海中展望塔を見ることができました。
 

白い鳥居

使用機材:Nikon Z9 +NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S (DXクロップ) 露出:1/160秒、F8.0、ISO 64

小さな岩が顔を出している部分に鳥居のような物が見えたので、もう少し海に近づいて見るものの、70mmのレンズではその様子を見ることができません。そこでDXクロップを用いて105mm相当まで拡大すると、白い鳥居の姿を確認することができました。画素数に余裕のあるモデルはこのような時、本当に便利です。
本来は赤い鳥居だったようですが、鳥の生活によって白くなったようです。鳥居だけに…。
 

ノカンゾウ

使用機材:Nikon Z9 +NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S 露出:1/1250秒、F2.8、ISO 64

周りには百合に似た花が多く咲いていました。
先ほどは焦点距離不足に泣かされた「NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S」ですが、開放F値2.8で、ズーム全域で38cmまで近接できる本レンズは便利。ボケも大きく綺麗に捉えてくれます。
 

八幡岬

使用機材:Nikon Z9 +NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S 露出:1/250秒、F8、ISO 64

さらに高台を散策していると灯台が見えてきました。
 

勝浦灯台

使用機材:Nikon Z9 +NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S 露出:1/500秒、F8、ISO 64

大正6年に建てられたという勝浦灯台。
現存の灯台は昭和58年に建て替えられたタイル貼り灯台ですが、歴代の歴史も感じさせる味のある灯台です。
 

網

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/400秒、F2.8、ISO 64

再び町の方へ戻ってきました。
通り沿いには魚網を干す家が数軒あり、改めてこの町が漁業で賑わっている町なのだと感じさせます。
 

遠見岬神社の石段

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/100秒、F4、ISO 64

最後にビッグひな祭りの会場になっている遠見岬神社にも参拝。雛壇になる石段を見てきました。
お祭りの時はこの石段が雛人形で埋め尽くされるそうです。ビッグと称されるのがよく分かりました。
 

勝男みくじ

使用機材:Nikon Z9 + Z NIKKOR 24-70mm F2.8 S 露出:1/500秒、F4、ISO 64

境内で売られていたおみくじは魚型の「勝男みくじ」。ここでも魚の町アピールを感じます。
鰹を勝男と呼ぶことで、縁起が良さそうにも感じました。
朝は不運が重なり予定が大きく狂いましたが、お参りしたことで運気が戻ってくれればと願いながら家路につきました。
 
 

▼ 今回の使用機材 ▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月18日 11時01分 ]

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【2022年上半期使ってよかったもの】小型ジンバルと最高のブロアーとチェキフィルム

【2022年上半期使ってよかったもの】小型ジンバルと最高のブロアーとチェキフィルム

気が付けばもう上半期も終わり。
半年が過ぎるのがとても早く感じます。
この季節になると巷で話題になるのは「使ってよかったものランキング」
今回はマップカメラスタッフが使ってよかったものをご紹介したいと思います。
スタッフの個性あふれるベストバイアイテムをお楽しみください。

・ZHIYUN  CRANE M2S

上半期に使って非常に魅力を感じたのは小型のジンバル「ZHIYUN  CRANE M2S」でした。
特に小型のカメラなどと相性がよく、手振れ補正非搭載のSIGMA fpシリーズにはもってこいだと感じます。
こちらのブログで実際に使用したのですが、旅行の荷物にも許容できるサイズ感、質量で旅行の気分を害することなく思い出に残す事ができます。

ペイロード(積載量)の具体的な数値は公開されていませんが、機種の対応表を見るとコンパクトなミラーレスシステムであれば問題なく使用できる模様です。
ミラーレスカメラの中でも比較的大ぶりなGH5Ⅱはギリギリ載せる事ができました。

fpと比べると筋肉痛になるタイムリミットが早そうだと感じました…。
ジンバルを使う前にまずは己を鍛えなければならないことを実感しました。

・・・

・HAKUBA ハイパワーブロアープロ 02 L KMC-84LBK ブラック

梅雨のブログでもご紹介しましたが、家では欠かすことのできないものとなっています。
やわらかな握り心地、圧倒的な大きさから解き放たれる名前の通りハイパワーな風量、ブロアとしてとても満足度が高い製品です。
実はこちらのブロアは2代目、旅先で紛失し再度同じものを購入しました。
こんなに大きいブロアは絶対に無くさないだろうと思っていたのですが、そんな要素すら簡単に超えてしまうほど筆者は物を無くす能力に長けているようです。

と思っていたのですが、旅行用鞄内で真空パックの様にペラペラになった状態で発見。
同じブロアーがふたつ揃ったという事で両手持ちも可能となりましたが実用性を鑑み、自宅用と屋外用で使い分けることにしました。

・・・

・FUJIFILM チェキ用フィルム instax mini

今年度になってからチェキで思い出を出力することに熱中しています。
プリンターで大きな写真でプリントするのも素敵なことですが、instax mini EVOなどスマホに対応したチェキは非常に手軽に思い出をプリントする事ができます。
スマホの画面で見返すのとはまた違った趣を感じる事ができるので日常をフィルムで残したい!という方には非常におすすめです。
せっかくなので上半期にプリントした写真もご紹介したいと思います。

手のひらでキャッチする事ができた桜のはなびら。
「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、絨毯の値段に比例する」というユーモラスな法則を耳にしました。
これを応用する事ができれば花びらをたくさんキャッチする事が可能になるのではないかと考えたのですが、何の細工をすることなく手のひらに乗ったこの花びらはとてつもない確率を乗り越えてきたのではないかとロマンが広がります。
あたたかな春の思い出です。

強風と闘いながら決行した花火、ろうそくを風をから守りながら花火に着火し、再び風から守りつつ無心で楽しむ。
その様子は一種のスポーツのようでした。
写真はフィルムカメラで撮影したものをデータ化しスマホからチェキへプリントアウトしています。
黒つぶれなども気になることはなく自然な風合いで花火のエモーショナルな雰囲気を醸し出しています。
スーパーから花火が無くなる前にもう一度遊びたいです。

長秒露光でビルを撮影したもの。
SF映画でワームホールを利用し星間移動を行う時に出るような光線が綺麗です。
いつ、何を撮ったのか分かるというのが写真プリントの良さであると思うのですが、たまには何を撮ったのか思い出すのに時間がかかる写真があっても面白いのではないかと思います。
チェキフィルムはフレームによってもかなり印象が変わります。その使用感についてはこちらのブログでもご紹介しています・

・・・

・FUJIFILM X100V

今回の撮影をこなしてくれたFUJIFILMのX100Vです。
自然光を利用しクラシックネガの風合いを活かした撮影となったのですが、上半期使ってよかったものの魅力をたっぷりご紹介できたのではないかと思います。
クラシックネガが搭載されている機種であれば同様の撮影を行う事ができるのでX-Pro3やX-T4もオススメです。

今回ご紹介したものはこちら。

instax mini用はフィルムはこちら。

 

 

instax WIDE用フィルムはこちら。

instax mini Evoは現在品薄となっていますがチェキプリンターとしてはこちらもおすすめです。

WIDEチェキ用プリンターもおすすめです。

[ Category:etc. | 掲載日時:22年09月17日 15時15分 ]

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【メーカー比較】FUJIFILMに合わせたい個性派レンズ!

「どのレンズを選べばいいかわからない…」

そんなお客様の声をよく聞きます。

このブログでは、同じテーマを違うレンズで撮影したらどのような違いが出るのか、1つテーマを設けて比較。
カメラとレンズを組み合わせておすすめセットとしてご提案致します。

 

9月のテーマは「FUJIFILMに合わせたい個性派レンズ!」

サードパーティー製のレンズが豊富なフジフイルムXマウント。
純正レンズとは一味違った写真を撮影したい。
このブログが、お好みのサードパーティー製のレンズを見つける1つのきっかけになれば幸いです。
今回は比較の為に、FUJIFILM純正のレンズでも撮影しております。

 

ボディはFUJIFILM X-T4とX-Pro3を合わせています。
フィルムシミュレーションのスタンダードで、開放絞りでの1枚・絞りF11での1枚。
フィルムシミュレーションのクラシックネガで1枚。
比較しやすいようにISOは200、WBはオートで設定しています。

SAMYANG担当スタッフがおすすめするレンズは、 SAMYANG 12mm F2.0 NCS CS (フジフイルムX用) ブラックです。

SAMYANGからAPS-Cサイズミラーレスカメラ専用に開発された、SAMYANG 12mm F2.0 NCS CS (フジフイルムX用) 。低歪曲を実現したこのマニュアルレンズは35mm換算で18mmの焦点距離に開放F2.0という明るさで、星空の撮影など暗いシチュエーションにも大活躍の1本となっています。

まずは開放F2の写真から、中央のひまわりにピントを当てての撮影です。時期を過ぎしぼんでしまった花びらや葉の繊細な質感をくっきりと捉えてくれる申し分ない解像力。前後のボケ感も自然な表現をしてくれます。

F11まで絞り、日が落ち始める前の青空を撮影しました。広角レンズらしく、木々やビル群、奥から顔をのぞかせる雲を一つの画角に収めました。周辺のフリンジは少し気になりますが、絞ってもかたくなりすぎず雰囲気のある写りです。

最後にクラシックネガに設定しています。全体的にすっきりとした印象のある本レンズの色味との掛け合わせは、よりノスタルジックなある画作りを助長してくれます。大口径ながらもコンパクト、気軽に広角レンズを使いたい方におすすめです。


銘匠光学(めいしょうこうがく)担当のスタッフがおすすめするレンズは、TTArtisan 17mm F1.4 C ASPH (フジフイルムX用)ブラックです。

TTArtisan 17mm F1.4 Cは、銘匠光学のCシリーズ(APS-C用)として初めて非球面レンズが採用されているモデルとなります。

外装は、アルミニウム合金製で高級感がありX-T4と合わせてもかっこいい見た目です。

開放F1.4の写真です。

35mm換算で26mmと広角なので、被写体の花をダイナミックに切り取ることができました。

開放での撮影だと周辺の解像感は少し甘いと思いますが、中心は問題なく解像されています。

次にF11に絞った写真です。

非球面レンズのおかげか、四隅の歪みはほとんど気になりません。

今回は、X-T4のピーキング機能を使用してピント合わせをしましたが、ピントの山が掴みやすい印象を受けました。

最後にクラシックネガで撮影した写真です。

稲とクラシックネガの彩度の低い色合いがよくマッチしています。

2万円弱とお求めやすい価格なので、広角レンズを使ってみたいな、という方にもおすすめできるレンズです。








FUJIFILM担当スタッフがおすすめするレンズは、フジノン XF23mm F2 R WR ブラックです。

FUJIFILM純正レンズのため、どのFUJIFILMのボディ・カラーでも合わせやすいレンズです。
今回はX-Pro3と合わせてみました。クラシカルなボディにも良く似合います。
レンズは軽く、長時間の持ち運びでも疲れることはありません。
23mmは35mm判換算で約35mmとなります。風景写真から人物撮影まで幅広く使いやすい画角です。
まずは絞り開放F2で、寄ってお花にピントを合わせました。
後ろのボケは煩くならず、ピントを合わせたお花を邪魔しません。少しオールドレンズのボケに近いと感じました。次は、F11まで絞って青空を撮影しました。
FUJIFILMの特徴として、発色が良いとよく聞きます。この写真を見ても緑や青がわざとらしくなることなく、自然な鮮やかさです。
レンズの描写力も高く、木々の細かい立体感がよくあらわされています。


人気のフイルムシミュレーション、クラシックネガで撮影しました。
彩度を抑えた中でピンクの花の存在感があります。こちらの望む色を忠実に表現してくれるレンズだと思いました。
FUJIFILMらしい発色の良さを損なうことなく、気軽に持ち運べるレンズをお探しの方におすすめです。








七工匠 (しちこうしょう) 担当スタッフがおすすめするレンズは、 7artisans 25mm F1.8 (フジフイルムX用) です。

レンズはとてもコンパクトでアルミニウム合金を使用したクラシックなデザインです。
絞りリングはクリック感のない無段階式でスムーズに絞りを変えることができます。
今回は静止画のみの撮影でしたが、動画を撮る際に絞りリングを回転させたときのクリック音が入らないため無段階式はとても役立ちます。

「7artisans 25mm F1.8」は、1万円前後の価格帯で非常にお求めやすいレンズです。
開放F1.8で葉を撮影してみると、ピントが合っている部分はしっかり葉脈までシャープに、ボケは柔らかく写しだしてくれます。ここまでしっかりシャープに写ることに正直驚いてしまいました。

開放だけではなく、F11まで絞ってみます。
いろいろ撮影してみましたが、四隅の解像は少し甘い気がしますが、個人的にそこまで気になりません。
今回、ボディはFUJIFILM X-Pro3を使用しました。
上の写真はスタンダードでの撮影でしたが色合いがどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

最後は他のレンズと同様、フィルムシミュレーションの「クラシックネガ」で撮影しました。
柔らかく、そして「クラシックネガ」と7artisans 25mm F1.8が相まって味わいのある写りとなりました。
クラシックなデザインにコンパクトで持ち運びやすく、サブレンズとしてピッタリではないかと感じました。




いかがでしょうか。
なかなか作例の少ない個性派のサードパーティーレンズ。
今回のブログで気になる一本が見つかれば幸いです。
ご紹介したボディとレンズの組み合わせは、マップカメラの「カメラ・アラカルト」からもお買い求めできます。是非ご覧ください!

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年09月17日 15時00分 ]

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【Nikon】小さな秋を見つけに

ここ最近、早朝や夜間にグッと気温が下がり夏の終わりと共に秋の訪れを肌で感じる事が多くなって参りました。
そんな秋の始まりを探しにサイクリングをしながら撮影をしてきたのでご紹介したいと思います。
使用した機材はNikon Z6とAi-S Nikkor 35mm F2となります。
こちらの35mm F2系統のレンズ群はNikonの長い歴史の中でも約40年間光学設計が変わらず多くの人々に愛されてきた描写性能を有しています。
早速作例をご覧頂きたいと思います。

まずはこちら、ルリマツリという秋に限らず比較的長期間咲いているよく見かける花です。
薄い青色が綺麗でつい撮ってしまう被写体です。
レンズの状態も多少関係するとは思うのですがハイライト部分がほんの少し滲んで良い味を出してくれています。

続いて秋の風物詩、キバナコスモスという花です。
コスモスを見かけると秋の始まりを実感します。
太陽を背景に逆光での描写を確かめてみました。
画面中央下部に青いゴーストが出ました。
ただこちら無理矢理ゴーストが出るような角度で撮影したので逆光耐性としては許容範囲内と感じました。

少しサイクリングをしているとススキを見つけました。
これも秋の風物詩ですね。
太陽を右側にし撮影したのですがススキの解像感と背景の青空とのコントラストが非常に綺麗にまとまりました。

こちら開放で撮影しているので少しソフトフォーカス気味ですがそれが良い具合に哀愁を演出してくれています。

陸橋の上から面白い影の並びが見えたので1枚。
真夏だともっとコントラストが強く出てしまう所ですが、秋らしい日差しの中、抜けの良い1枚が撮影できたと思います。

こちらは道中で見かけた配水施設の建造物です。
どこか海外のお城を思い起こすような外壁で解像感を確かめるのに適した被写体でした。

まだ日中は暑さを感じる日々ですが、これからどんどん空気も景色も秋めいてきて写真を撮りに出かけるのが楽しみです。
所謂オールドレンズと呼ばれる光学設計が少し古いレンズとミラーレスカメラでの組み合わせが
撮影する楽しみを何倍にも大きくさせてくれると実感しました。

 

本日使用した機材はこちら↓

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月17日 13時00分 ]

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【Leica】銀塩週間  Leica M3

秋の大型連休、シルバーウィークの季節が今年もやってきました。

シルバーと言えば銀塩ということで、今年は「銀塩週間」と題しマップカメラスタッフが撮影した銀塩写真を投稿していきます。

フィルム価格だけでなく現像代の高騰や人気フィルムの生産終了など、崖っぷちと言っても過言ではないフィルム文化を何とか後世に残していきたい。

そんな思いを胸に「毎日使えるフィルム」をテーマに、安価で使い勝手の良いFUJIFILM FUJICOLOR 100で撮影した写真を是非ご覧ください。

今回使用した機材はLeica M3とVoigtlander Heliar Classic 50mm F1.5 VMです!

 

 

私がフィルムを始めたのは数年前からで、丁度フジフイルムの業務用100が終売になった頃でした。

業務用100が終売になったのと入れ違いのように発売されたFUJICOLOR 100は比較的安価でどこでも手に入るフィルムとして重宝し、常に2、3本はストックしていました。

急なピーカンや乗りに乗って後先考えずにシャッターを切ってしまった時、いつも使っていたのはFUJICOLOR 100だったように思います。

色味は非常にニュートラルで、見ていて落ち着く色です。

コダックの黄色みがかったフィルムも郷愁的で好きなのですが、やはり日本の会社の製品だからか私にはフジフイルムの色の方が性に合います。

 

「フィルムで撮った」というだけで、毎日の風景にアクセントが加わるような気がします。

電気信号とは違う、化学反応で実物がそのまま形になるという実感がそう思わせるのでしょうか。

我が家には暗室が無いので印画紙にプリントすることはありませんが、暇さえあればネガをライトに透かして見ています。

デジタルに比べて(経済的にも)1枚1枚の重みがあるからか、何故その写真を撮ったのかよく覚えています。

 

この写真は京都をふらふらとしている時に撮ったものです。

鴨川の続く先に山々が見え、そこにどっしりと重たい雲が横たわっているのがいかにも盆地らしくシャッターを切りました。

今見ると何の変哲も面白みもない風景写真ですが、その時々の思いを鮮明に思い出せるのです。

 

フジで撮る緑が好きです。

派手さはないものの心にすっと入ってくる色、とでも言うのでしょうか。

どういう色味を出してくるかわかっているので安心してシャッターを切れます。

普段は安定したフィルムを使い、たまに期限切れフィルムのようなビックリ箱的な要素のあるフィルムを使うとこれまた面白いです。

 

デジタルでは後処理が必要な輝度差も受け止めてくれるのがフィルムのありがたいところです。

「いや~これは厳しいかもな~」なんて言いながら撮った写真が、現像から上がってみると白飛びも黒潰れもなくしっかり残っていると笑顔になってしまいます。

前ボケをぐるぐるさせる為になんとか絞りを開けたいけど、思ったより陽が射していて神頼みをしながら撮った1枚です。

開放では東屋の屋根が白飛びするかも…と思いつつ開放から1段ずつ絞り3枚ほど撮影しましたが、開放でもギリギリ残ってくれました。

 

フィルムカメラを持っているとデジタルでは絶対に撮らない物を撮ってしまいます。

1本36枚しか撮れないフィルムを湯水のようにじゃぶじゃぶと使う、贅沢なことです。

フィルムカメラを初めてから、毎日の中で何ということはない景色を形にして残しておきたいと思うようになりました。

 

急に海が見たくなり、たまには車ではなく電車に乗ろうとのんびり鈍行で海を見に行きました。

夕陽を反射した海の色のニュアンスが良く出ていてお気に入りの一枚です。

山や空などの均一な風景を苦手とするライカですが、一度カメラを縦や斜めにしてピントを合わせ、横に持ち替えることでピント合わせを克服しました。

 

どんな時でも使い勝手の良いFUJICOLOR 100を是非毎日のお供に。

 

本日はLeica M3とVoigtlander Heliar Classic 50mm F1.5 VMとお送りしました。
次回もお楽しみに!

その他の銀塩週間ブログはコチラから。

 

↓今新品で買えるM型フィルムライカもおすすめです↓

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Leica | 掲載日時:22年09月17日 12時30分 ]

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【etc.】初めての宮崎光学レンズ MS-Optics SONNETAR M50mm F1.3 MC

【etc.】初めての宮崎光学レンズ MS-Optics SONNETAR M50mm F1.3 MC

趣味の世界に付き物なのが「あの時、買っておけばよかった」と後悔することです。

SONNETAR M50mm F1.1も、そんなたくさんの後悔の中の1本です。

筆者がこのレンズに興味を持った時は中古の個体が色々なお店で流通しており、そこまで珍しいレンズというわけではありませんでしたが近年では市場でほとんど見かけないようになってしまいました。

 

しかし8月末にSONNETARシリーズの3本目としてSONNETAR M50mm F1.3 MCが発売。

初代のf1.1から僅かに暗くはなりましたが、SONNETARという名前で同じ焦点距離ということで購入に踏み切りました。

使用機材はMモノクローム(CCDモデル)です。本体側で露出補正を調整して撮影しています。

 

家を出てすぐのワンカット。

この日は夜~朝方にかけて雨が降っていましたので葉っぱが濡れた状態となっていました。

水滴の質感に関心しつつ、そのままお散歩へ。

新しいレンズを買った時の外出ほどわくわくすることはありません。

大口径レンズは開放側で使うをモットーに撮影を楽しんでいますが、「f2~4ではシャープさが向上、f4~5.6で最高レベルに達する」と記載がある通り、一段落とすごとに写真の印象が徐々に変わっていきます。

また、ゾナー型レンズの利点である小型化/軽量化でレンズ重量はなんと130g以下となっており非常に軽快に撮影を楽しめました。

小型でありながらオールドレンズのような特直的な外観は、ちゃんと存在感があり所有欲を満たしてくれます。

 

私の所持しているカメラはMモノクロームだけなので、カラーでの写真を見ることができないのが残念ですが別の機会に挑戦してみたいと思います。

 

有名なメーカーのレンズとはまた違う味わいを持つ、宮崎さんのゾナーへの並ならぬこだわりを感じられるそんな1本です。

 

[ Category:etc. Leica | 掲載日時:22年09月17日 12時00分 ]

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【Nikon】Z9と50mmF1.2で行く、神奈川海岸スナップ&動画旅

訪れたのは、神奈川県三浦半島の南端に位置する島「城ヶ島」。ここでは、関東大震災など過去の大震災で隆起した「岩畳(波食台)」など、特徴的な地層がたくさん見られます。 到着したのは夕暮れ時、残念ながら空は雲に囲まれ美しい夕日は見ることができませんでしたが、フラットな光で雰囲気ある撮影が楽しめました。

「城ヶ島ハイキングコース」はいくつかあるのですが、海岸の岩畳の上を歩くルートで進みました。道中で撮影した骨みたいな流木、Nikon「NIKKOR Z 50mm F1.2 S」の開放で撮影すると独特な立体感が楽しめます。

少し足場の悪い岩場を海の方へ進むと開けた海を一望することができます。

帰りは緑に囲まれた高台の道を歩きました。こちらは、平坦な道なので気軽にハイキングを楽しみたい方にはおすすめです。

右に小さく見えるのが、「城ヶ島灯台」。近年では、日本ロマンチスト協会と日本財団が全国各地の灯台をロマンスの聖地として恋する灯台プロジェクトに認定され、恋する灯台としても知られています。

帰りに訪れた江ノ島では、夏恒例の「江の島灯籠 2022」が開催されており、幻想的な光のアートでライトアップされた江島神社を楽しむことができました。最後に一緒に撮影していた動画も紹介します。最新のファームウェアが公開され、カメラ内での動画RAW記録(ProRes RAW)に対応したので、実際に撮影を試してみました。

これまでは、外部レコーダーを使用しないといけなかったRAW撮影も本体内で記録が出来ると非常に便利です。撮影設定を誤り大幅にアンダーな素材になっていたので、編集時にルックの調整やグレーディングを強めに施しましたが破綻することなく、RAW撮影の恩恵を実感できました。

Z9は大きさ的にスナップ撮影には向かないかと思いましたが、実際に使ってみるとホールド感もあり、今回の様な足場の悪い環境には最適だと思いました。

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月17日 12時00分 ]

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【TAMRON】28-75mm F2.8 Di III VXD G2で撮影された「美しい瞬間をとらえた写真」をご紹介!

【TAMRON】28-75mm F2.8 Di III VXD G2で撮影された「美しい瞬間をとらえた写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、タムロンの「28-75mm F2.8 Di III VXD G2」で撮影された「美しい瞬間をとらえた写真」を一挙ご紹介いたします。

【作品名】水の青 <投稿作品を見る

【投稿者】Kiichan 様

 

【作品名】弾ける思い出 <投稿作品を見る

【投稿者】CHANLOG PHOTO 様

 

【作品名】薔薇イルミネーション <投稿作品を見る

【投稿者】maru07 様

 

【作品名】灯篭 <投稿作品を見る

【投稿者】Lilja 様

 

【作品名】秋、モルゲンロート、リフレクション <投稿作品を見る

【投稿者】s.akimasa 様

 

【作品名】タッチ! <投稿作品を見る

【投稿者】矢邉新太郎 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「28-75mm F2.8 Di III VXD G2」の素敵な写真をご紹介しました!大口径ながらもコンパクトで携帯にも便利!さらに近接撮影もできてしまう、使い勝手のよいズームレンズです!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

 

お月見や、夜の街の風景など「秋の夜景」を大募集!お月様の写真の他にも、秋らしく過ごしやすくなった夜の写真も募集中です!

 

[ Category:TAMRON | 掲載日時:22年09月17日 11時40分 ]

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【ZHIYUN】ジンバルを使ってみた日のこと。

昨今高まる動画需要。

撮影設定……機材…、普段スチルでのスナップ撮影がメインの筆者にとって動画撮影と聞くとどうしても難しく捉えてしまう部分がありました。

そこでまず今回は動画撮影における必須アイテム、ジンバルへの抵抗がなくなった日のことをブログにしたいと思います。

訪れたのは葛西海浜公園です。

葛西臨海公園からのびる葛西渚橋を渡ると海に面した葛西臨海公園となります。

葛西海浜公園は17時を過ぎると、葛西渚橋は通れなくなってしまいますので、日が長いこの時期に余裕を持ちすぎると海辺付近には入れなくなってしまいますのでお気を付けください…。

平日のこの日は人もまばらで、落ち着いて撮影ができる絶好のシチュエーションでした。

ボディとレンズはSONY VLOGCAM ZV-E10SONY E PZ 10-20mm F4 G。ジンバルはZHIYUN CRANE M3。

全体的にコンパクトに、また色をさわやかにホワイトで合わせてみました。

では、簡単な動画を作成しましたのでまずご覧ください。

ここからは動画内のいくつかの切り抜きにて進めていきます。

上下左右動かすことでジンバルの動きを制御できるジョイスティック。ちょうどハンドル部を持つと親指にあたります。

早速1カット目から利用しました。一定の力を加えると一定のスピードで動かせるため不自然な動きにならずストレスなく撮影が可能です。

ジンバルを使ってこその動きに少しわくわくします。

風にそよそよと揺れる緑の奥に見えるのは葛西臨海公園にあるダイヤと花の大観覧車です。

昼間はちょっとこんな風にノスタルジックに、また夜間はライトアップされロマンティック雰囲気を漂わせます。

はじめは風景に限定した撮影のつもりでいたのですが、せっかくですからこの日付き合ってくれた友人との影のカットを入れてみました。

ぐっとVlog風な映像に早変わり。

ジンバルの手ブレ補正の強力さが最も発揮されたカットになったのではないでしょうか。

Vlogと括っても表現方法は様々だとは思いますが、持ち運びに便利なデジタルカメラであったりまたはスマートフォンが用いられることの多いイメージがあります。そんな中に機材を一つプラスしてみる選択肢、中でも本体重量500gとコンパクトなCRANE M3であれば思い出もよりハイクオリティな映像作品として残すことができます。

ジンバルの向きを下に向けて波打ち際ギリギリを攻めてみました。

もちろんできないことはありませんが、手持ちでの撮影となると手ブレ以前に、このアングルを撮影するため低姿勢を保ったまま機材を扱うのはあまり現実的ではないのではないかと思います。ジンバルの使用であればそのような無理なく撮影することも可能です。

晴天に恵まれたこの日、まだ日の長いこの時期なら夕方の空もでも青が燦燦としており、非常に気持ちの良い撮影日となりました。

調整や撮影方法、重さなども考慮するとなんだか手が出しにくかったジンバル。

使いこなせたかどうかという点においては反省点ばかりですが、1度使ってしまうと今後の撮影に欠かせないアイテムになりました。

映像を見て頂ければお分かりかと思いますがこの日はジンバルの使用にばかり気が向いてNDフィルターを持ってくることを忘れてしまい…、次は新たな装備とともに動画撮影に挑みたいと思います。

 

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:22年09月16日 17時00分 ]

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