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【Nikon】Z9と50mmF1.2で行く、神奈川海岸スナップ&動画旅

訪れたのは、神奈川県三浦半島の南端に位置する島「城ヶ島」。ここでは、関東大震災など過去の大震災で隆起した「岩畳(波食台)」など、特徴的な地層がたくさん見られます。 到着したのは夕暮れ時、残念ながら空は雲に囲まれ美しい夕日は見ることができませんでしたが、フラットな光で雰囲気ある撮影が楽しめました。

「城ヶ島ハイキングコース」はいくつかあるのですが、海岸の岩畳の上を歩くルートで進みました。道中で撮影した骨みたいな流木、Nikon「NIKKOR Z 50mm F1.2 S」の開放で撮影すると独特な立体感が楽しめます。

少し足場の悪い岩場を海の方へ進むと開けた海を一望することができます。

帰りは緑に囲まれた高台の道を歩きました。こちらは、平坦な道なので気軽にハイキングを楽しみたい方にはおすすめです。

右に小さく見えるのが、「城ヶ島灯台」。近年では、日本ロマンチスト協会と日本財団が全国各地の灯台をロマンスの聖地として恋する灯台プロジェクトに認定され、恋する灯台としても知られています。

帰りに訪れた江ノ島では、夏恒例の「江の島灯籠 2022」が開催されており、幻想的な光のアートでライトアップされた江島神社を楽しむことができました。最後に一緒に撮影していた動画も紹介します。最新のファームウェアが公開され、カメラ内での動画RAW記録(ProRes RAW)に対応したので、実際に撮影を試してみました。

これまでは、外部レコーダーを使用しないといけなかったRAW撮影も本体内で記録が出来ると非常に便利です。撮影設定を誤り大幅にアンダーな素材になっていたので、編集時にルックの調整やグレーディングを強めに施しましたが破綻することなく、RAW撮影の恩恵を実感できました。

Z9は大きさ的にスナップ撮影には向かないかと思いましたが、実際に使ってみるとホールド感もあり、今回の様な足場の悪い環境には最適だと思いました。

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月17日 12時00分 ]

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【TAMRON】28-75mm F2.8 Di III VXD G2で撮影された「美しい瞬間をとらえた写真」をご紹介!

【TAMRON】28-75mm F2.8 Di III VXD G2で撮影された「美しい瞬間をとらえた写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、タムロンの「28-75mm F2.8 Di III VXD G2」で撮影された「美しい瞬間をとらえた写真」を一挙ご紹介いたします。

【作品名】水の青 <投稿作品を見る

【投稿者】Kiichan 様

 

【作品名】弾ける思い出 <投稿作品を見る

【投稿者】CHANLOG PHOTO 様

 

【作品名】薔薇イルミネーション <投稿作品を見る

【投稿者】maru07 様

 

【作品名】灯篭 <投稿作品を見る

【投稿者】Lilja 様

 

【作品名】秋、モルゲンロート、リフレクション <投稿作品を見る

【投稿者】s.akimasa 様

 

【作品名】タッチ! <投稿作品を見る

【投稿者】矢邉新太郎 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「28-75mm F2.8 Di III VXD G2」の素敵な写真をご紹介しました!大口径ながらもコンパクトで携帯にも便利!さらに近接撮影もできてしまう、使い勝手のよいズームレンズです!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

 

お月見や、夜の街の風景など「秋の夜景」を大募集!お月様の写真の他にも、秋らしく過ごしやすくなった夜の写真も募集中です!

 

[ Category:TAMRON | 掲載日時:22年09月17日 11時40分 ]

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【ZHIYUN】ジンバルを使ってみた日のこと。

昨今高まる動画需要。

撮影設定……機材…、普段スチルでのスナップ撮影がメインの筆者にとって動画撮影と聞くとどうしても難しく捉えてしまう部分がありました。

そこでまず今回は動画撮影における必須アイテム、ジンバルへの抵抗がなくなった日のことをブログにしたいと思います。

訪れたのは葛西海浜公園です。

葛西臨海公園からのびる葛西渚橋を渡ると海に面した葛西臨海公園となります。

葛西海浜公園は17時を過ぎると、葛西渚橋は通れなくなってしまいますので、日が長いこの時期に余裕を持ちすぎると海辺付近には入れなくなってしまいますのでお気を付けください…。

平日のこの日は人もまばらで、落ち着いて撮影ができる絶好のシチュエーションでした。

ボディとレンズはSONY VLOGCAM ZV-E10SONY E PZ 10-20mm F4 G。ジンバルはZHIYUN CRANE M3。

全体的にコンパクトに、また色をさわやかにホワイトで合わせてみました。

では、簡単な動画を作成しましたのでまずご覧ください。

ここからは動画内のいくつかの切り抜きにて進めていきます。

上下左右動かすことでジンバルの動きを制御できるジョイスティック。ちょうどハンドル部を持つと親指にあたります。

早速1カット目から利用しました。一定の力を加えると一定のスピードで動かせるため不自然な動きにならずストレスなく撮影が可能です。

ジンバルを使ってこその動きに少しわくわくします。

風にそよそよと揺れる緑の奥に見えるのは葛西臨海公園にあるダイヤと花の大観覧車です。

昼間はちょっとこんな風にノスタルジックに、また夜間はライトアップされロマンティック雰囲気を漂わせます。

はじめは風景に限定した撮影のつもりでいたのですが、せっかくですからこの日付き合ってくれた友人との影のカットを入れてみました。

ぐっとVlog風な映像に早変わり。

ジンバルの手ブレ補正の強力さが最も発揮されたカットになったのではないでしょうか。

Vlogと括っても表現方法は様々だとは思いますが、持ち運びに便利なデジタルカメラであったりまたはスマートフォンが用いられることの多いイメージがあります。そんな中に機材を一つプラスしてみる選択肢、中でも本体重量500gとコンパクトなCRANE M3であれば思い出もよりハイクオリティな映像作品として残すことができます。

ジンバルの向きを下に向けて波打ち際ギリギリを攻めてみました。

もちろんできないことはありませんが、手持ちでの撮影となると手ブレ以前に、このアングルを撮影するため低姿勢を保ったまま機材を扱うのはあまり現実的ではないのではないかと思います。ジンバルの使用であればそのような無理なく撮影することも可能です。

晴天に恵まれたこの日、まだ日の長いこの時期なら夕方の空もでも青が燦燦としており、非常に気持ちの良い撮影日となりました。

調整や撮影方法、重さなども考慮するとなんだか手が出しにくかったジンバル。

使いこなせたかどうかという点においては反省点ばかりですが、1度使ってしまうと今後の撮影に欠かせないアイテムになりました。

映像を見て頂ければお分かりかと思いますがこの日はジンバルの使用にばかり気が向いてNDフィルターを持ってくることを忘れてしまい…、次は新たな装備とともに動画撮影に挑みたいと思います。

 

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:22年09月16日 17時00分 ]

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【SONY】a7Ⅲで感じる秋の始まり

本日ご紹介するMap Timesで使用した機材はこちら
SONY (ソニー) α7III ボディ ILCE-7M3
Leica (ライカ) ズミクロン R50mm F2 (ROM) ブラック
SENNHEISER(ゼンハイザー) マイクロフォン MKE-600

9月に入り朝夕の気温が落ち着き、本格的に夏が過ぎていくのを日々感じます。
そんな晴れの昼下がり、近所の公園までお散歩へ行きました。
「お散歩スナップ」には最適な季節がすぐそこまできています。

カメラは三脚に据え、音声はMKE-600とZOOM F2-BTというレコーダーを使用して別収録いたしました。是非イヤホンやヘッドフォンでお楽しみください。

使用しているレンズはライカRマウントのレンズです。昨今はレンズアダプターの種類が豊富になり様々なマウントで楽しむ事ができます。
私の場合は経緯が少し複雑で、現在はライカR→キャノンEF(ノーブランド)→ソニーFE(MC-11)とアダプターを2枚重ねて運用をしています。

マンションとマンションの間に作られた道、木々に囲まれ足元には整備された小川が流れます。
木漏れ日を感じながら水の流れる音に耳を澄まします。

色づき始めた落ち葉と、きつ過ぎない日差しが秋の始まりを感じさせます。
足元の音声は環境音とは別に収録し映像に加えました。その場で聞き取れている音を同じように収録することは難しいので、こういった演出に挑戦してみました。
何事も自ら挑戦することで得られる学びというものは貴重です。

空を見上げて雲の表情を眺めても秋の始まりを感じる事ができます。

24fpsの映像はその残像からスピード感が伝わりやすく、不思議と目に入る情報も自然に感じるものです。またシネマのような雰囲気を楽しむためにアスペクト比を編集時に2.35:1にしました。

運動場では野球の練習が行われていました。その元気な声を聴きつつ、私はゆらめく木漏れ日に見惚れて足を止めます。
気がつけば賑やかだったセミの鳴き声もすっかり聞こえなくなっていました。
秋本番はもうすぐそこまでやってきているようです。

日常の写真や動画を撮っていると、光を意識するようになったり、身の回りの変化に気が付くようになったり、何気ないお散歩でもより一層楽しめるようになった気がします。

映像に音声とデジタルカメラだからこそ、気軽に楽しめることが増えてきました。
この秋、新しい事にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

それでは本日も素敵なカメラライフをお送りください。


▼類似するマウントアダプターはこちら▼







[ Category:etc. SONY | 掲載日時:22年09月16日 13時13分 ]

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【FUJIFILM】instax mini Link 2を徹底解明!

【FUJIFILM】instax mini Link 2を徹底解明!

2022年7月28日に発売されたFUJIFILM チェキ instax mini Link 2。

『描こう、遊ぼう、もっと自由に』 をコンセプトに空中に描いた絵をプリントできる機能の搭載や、カンタン操作ですぐにプリント、ほかにも楽しい機能が充実しています。

チェキプリンターとは?

スマートフォンで撮影した写真やカメラで撮影したデータを、その場でプリントできるという製品です。
スマートフォンで撮った写真をチェキで残したり、手軽にSNSにシェアしたりといった楽しみ方ができます。

見た目は初代mini Linkと変わらず、シンプルでおしゃれなデザインになっております。
サイズは91.9 mm × 36.4 mm × 124.8 mm(突起部除く)丸みを帯びたフォルムとコンパクトなサイズで荷物になることもなく、重さも210g(フィルム別)と軽量です。

カラーバリエーションはファッションに合わせやすいクレイホワイト、可愛らしいソフトピンク、オフィスやビジネススタイルでもカッコよく決まるスペースブルーの3色をご用意しております。

今回、新機能として搭載されたのが『instax AiR』

こちらの機能は、プリンター側面のLEDから出る光をスマートフォンに向けて、上部ボタンを押しながら動かすと絵を描くことができます。
Zoom-inはプリンターを内側に傾ける、Zoom-outはプリンターを外側に傾ける、電源ボタンを押すと撮影と簡単です。
本体が連動して振動しアプリの画面を見ながら絵が描け、空間に描いているような体験を楽しめます。
好みのエフェクトを選んでオリジナルのチェキプリントを作ったり、アプリ上で直接指で描くことも可能です。

新機能2つ目は『Enhanced Quality Photos』
instax Link WIDEで人気が高かったチェキプリントならではの柔らかい風合いが楽しめる”instax-Natural Mode”に加え、色彩を豊かに表現できる”instax-Rich Mode”を搭載。
フィルムと写真にあう画質をお選びいただけます。

スマホから簡単ハイスピードプリント。
専用アプリを使い、約15秒でスマホからいつでも簡単に複数枚プリントすることができます。

動画からベストショットを切り取ってプリントも可能。
プリント可能枚数は約 100 枚(フル充電から)お出かけ先や旅行で、すぐに手渡したい場面で活躍する事間違いなしです。
※使用条件によりプリント枚数は異なります。

アプリ内で編集して好きな背景を付けてSNSで共有することも可能。簡単に編集ができます。
また新機能でQRコード付きプリントで動画を残すこともできます。
保存期間は2年間なので友達に記念動画や思い出の動画をデータではなく現物を手元に残すことが出来ます。

コピーだけではありません!
2人でいくつかの質問に答える性格診断や、その時の直感で色を選択する直感診断、撮影した写真から相性をその場ですぐ診断できる一発診断等で、相性診断ができ結果をプリントすることが可能です。

フレームを自由に選べたり、自分で描いた絵や文字を抜き出して写真に乗せたり、分割して組み合わせてハーフフィルムの様な現像もできます。
愉しめる機能も盛りだくさんです。

デジタルカメラで撮った写真をその場でチェキプリントに!「FUJIFILM X-S10」で撮影した画像を直接「instax mini Link 2」に送信することも可能です。

使用フィルムはインスタントフィルムinstax miniを別途ご購入下さい。
プリント可能画像フォーマットJPEG、PNG、HEIF、DNGに対応しております。
パーティや旅行など思い出を残したり、プレゼントしたり、飾ったり。
活用方法は無限大、
チェキプリンターはいかがでしょうか。

 


[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年09月15日 16時30分 ]

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【マクロで撮る Vol.3】Nikon NIKKOR Z MC 50mm F2.8と伊豆高原

【マクロで撮る Vol.3】Nikon NIKKOR Z MC 50mm F2.8と伊豆高原

「マクロレンズ」というと被写体を大きく写すレンズのイメージがあるかもしれません。

しかし、マクロレンズには近接撮影能力以外にもいろいろな魅力があります。

【マクロで撮る】では様々なマクロレンズを通してその魅力を紹介していきます。

 

第3回目にご紹介するのは「Nikon NIKKOR Z MC 50mm F2.8」です。

50mmとスナップにも使用しやすい標準レンズかつ、等倍マクロと大きく映すも何気ない画を切り取るのにもちょうどよいレンズです。

今回はNikon Z5と共に、伊豆高原の美術館を散策しました。

 

 

 

マクロレンズはやはり寄る為の最短撮影距離の短さがポイントです。

可動域が多い分、AF速度は落ちますがスナップであれば速さは気になりません。

 

 

 

Nikonのマイクロレンズは実効F値で表示されることが、他メーカーと違い最大の特徴でもあります。

Mモードで撮影していても、実効F値で表示されるので、撮影する際の露出にも注意が払えます。

さらに絞りこむ際は、Fnボタンに絞りプレビューを割り当てて、絞りと露出のイメージも簡単に撮影前にチェックができるのが、ミラーレスかつニコンのマイクロレンズの素晴らしいところです。

 

 

 

寄りも引きもそれぞれ残したいと思いながらも、無意識に寄った画が多くなるのもマクロレンズならではの面白さでもあります。

撮影した日はかなりの晴天で9月に突入しても夏真っ盛りの猛暑で、撮っては涼んでの繰り返しでした。

汗っかきな筆者としてはもうそろそろ涼しくなってもらいたいのも本音ですが、夏ならではの青空や景色を収めることが出来ました。

 

 

 

 

 

最後は美術館内のレストランで一息ついて、美術館を後にしました。

Nikon NIKKOR Z MC 50mm F2.8は、標準と呼ばれる定番な焦点距離だけでなく、F2.8と大三元と呼ばれるレンズが採用しているF値、

さらに、等倍まで接写が可能といった、スナップ撮影には非の打ち所がないレンズでした。

カメラをこれから始める方も、サブ機としてコンパクトなボディで撮りまわしたい方にも、最初の単焦点を探している方にもオススメしたい、とても利便性も単焦点としての画質も高い素晴らしいレンズでした。

 

50mm × マクロレンズ の組み合わせにハマってしまいました。

ご覧のお客様もこの組み合わせの虜になっていただければ幸いです。

 

マクロレンズの魅力を伝える【マクロで撮る】次回もぜひお楽しみに。

 

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年09月15日 12時30分 ]

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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in 桜木町

9月に入り、暑さも幾分やわらぎ、ちまたでは「秋」というキーワードも囁き始めたこの頃。

今回は神奈川県横浜市にある桜木町へ。
前回訪れてからちょうど3年の月日が流れておりますが、駅を出た風景は記憶と違わず「横浜ランドマークタワー」や「大観覧車コスモクロック21」等が出迎えてくれます。
しかし、3年前には見かけなかった空を移動するものが・・・。

従来、山などにあるロープウェイが上空を移動していました。基本、都心にあるようなものではないので、ものすごい違和感です。
 
そういった意味ではこちらも以前からあるとは言え、ビルの谷間にある帆船「日本丸」はとても目を引きます。

そしてやはり一番目を引くのはこの大観覧車。遠くからでも望めるその姿は、足元に立てばその巨大さを感じる事ができます。

平成元年に開催された横浜博のアトラクションで登場し、移築されて現在の場所に設置されてから20年以上を経過していますが、いつみても壮観です。

隣接の遊園地にあるメリーゴーランドと並んでのショットも絵になります。こちらは、ファンタジーなメリーゴーランドにあわせてアートフィルターのファンタジックフォーカスで撮影。

世に登場してから30年以上が経過していますが、昼の鉄骨で無骨感すら感じる姿と、夜の暗闇に浮かぶイルミネーションの光を放つ幻想的な姿は、毎回感銘を受けます。
時間経過により、刻一刻と見た目が変わるその存在は、まさに時間を象徴するクロック(時計)の名にふさわしいように思えます。

▽今回撮影した機材はこちら▽




[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年09月15日 11時01分 ]

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【Panasonic】GH6〜動画撮影を支える強力な手ブレ補正~

デジタルカメラに動画機能が搭載されることが定着して長い年月が経ちます。
そして今や質の高い動画が当たり前のように撮れるようになっており、カメラの進化の早さには本当に驚かされます。
手持ちできれいに映像を撮影する上で欠かせないのが手ブレ補正機能です。レンズ交換式のミラーレスカメラには、ボディ内に手ブレ補正機能の入っている機種がいくつもあリます。

以前、一眼レフ機と手振れ補正なしの単焦点レンズで動画撮影をしたことがあり、遅ればせながらそのときに手振れ補正の重要性を実感しました。
カメラの液晶モニターではそれほど感じなかった映像の揺れも、デスクトップのパソコンの画面で見ると大きく揺れているのがわかったときは驚きました。
静止画を撮るのとはまた違った難しさを感じました。

そこで、今回はより安定した映像を求めて、強力なボディ内手振れ補正の入ったミラーレスカメラのPanasonic LUMIX DC-GH6で動画を撮ってみました。
自宅付近を散歩したときに撮った映像をご紹介します。あわせて、以前に撮った一眼レフ機と50mm単焦点レンズの組み合わせでの動画も少しばかり組み込んでいます。
手振れ補正の有無による仕上がりの違いがお分かりいただけると思います。。

 

一眼レフ機とGH6、それぞれ映像の記録画質が違うので解像度に違いがあることをご容赦ください。
GH6はボディ内手振れ補正に加えてLUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPHレンズ内の手振れ補正も効いているのでとても安定した仕上がりになりました。

手ブレを抑えることは動画撮影において基本的な部分です。でもそこのところでつまずいてしまうと良い結果は得られない、ということを今回の映像を見て改めて教えられました。
その点、Panasonic GH6はその手ブレをしっかり抑え込んでくれるので、安心感をもって撮影に臨めます。
動画撮影の土台をしっかり支えてくれる素晴らしいカメラです。

 

 

今回使用した組み合わせです。

中古商品はこちらからご覧ください。
 
 
 
[ Category:Panasonic | 掲載日時:22年09月14日 17時00分 ]

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【SONY】α7IVとFE35mmF1.4GMでポートレートを撮ってきました。

秋の雰囲気を感じる季節になりました。
まだまだ、日中は暑い日が続いているものの夕方から早朝にかけては涼やかな気温になって過ごしやすいです。

筆者は夕方の撮影が好きなのでこれからの季節が楽しみでなりません。

今回は、長いようであっという間に去ろうとしている夏を思い返しながら書いております。

撮影に使用した機材は【SONY α7IV】と【SONY FE35mm F1.4 GM】です。

このレンズは本当に万能だと思います。
背景を広く切り撮ることもできますし、被写体に寄ればきれいなボケ感を得ることもできるので、この一本がありさえすれば様々なバリエーションの撮影ができます。

またα7IVに関してもオートフォーカスの速さや、モニターの色味の綺麗さなど撮影中のストレスが前の機種のα7IIIよりも少なくなりました。

では、撮影してきた写真をご覧いただきたいと思います。
これからお見せする写真はAdobe Lightloom CCで編集をしています。

道端に咲いていた花を寄りで撮影してみました。

背景が綺麗にボケるので窮屈感もなくどの花が主役なのかわかりやすい写真になりました。

花の額の部分の質感がとてもリアルでまるで小さな生き物の目線で見ている気分になります。

被写体を真ん中にポツンと配置して撮ってみました。

手前の岩から奥の茂みまでの奥行きが良く表現できていると思います。

また、苔のしっとりとした質感も感じられます。

被写体に寄って撮影してみました。

逆光でも画質に劣化はなく葉の間から入ってくる光が透明感を出してくれています。

手元に寄って撮影してみると手先から腕までとても自然にボケ具合が変わっていき、無意識のうちに手先に注目してしまいます。

一枚目の花の写真と同様に一点にフォーカスした表現は中望遠のレンズにも劣らないと思います。

中望遠になるとこのような写真を撮るにもかなりの距離が必要になり、細かく指示を出しながら撮影するのは困難とも言えます。

その点35mmであれば被写体に手の届く距離で撮影できるので、微妙な位置調整も思いのままにできました。

α7IVに関して言うと、α7IIIの2420万画素に比べて約3300万画素と大幅に画素数が増えているのでトリミングで拡大しても犬の瞳に映っているものまでくっきりと確認することが出来ます。

ちなみに、この犬の瞳にはカメラを構えている筆者が映っております。

画素数が高ければ高いほど良いというものではないと思いますが、やはり拡大しても解像感が低下しないのはとても見ていて楽しいです。

最後に紹介しきれなかった写真をぜひご覧ください。

いかがでしたでしょうか。

今回は人物を中心に撮影してみました。

性能に見合ったお値段であることは間違いなく、所有していて満足できる素晴らしい機材です。

レンズもボディもコンパクトなので普段のお出かけにも、記念撮影をする時にも最高です!



 


 


 

[ Category:SONY | 掲載日時:22年09月14日 15時20分 ]

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【SONY】母艦機日記 Leica Summilux M35mm F1.4 2nd

【SONY】母艦機日記 Leica Summilux M35mm F1.4 2nd

これはSONY α7RⅢを軽量性だとかAFだとかを無視して古いレンズの母艦機として運用している筆者の日記です。

母艦機とは本来燃料や航空機などを輸送する船のことを指す言葉ですが、カメラボディに対してこの言葉を使う場合は様々なレンズを付けるための「レンズを使うためのボディ」という少々ややこしい意味を持ちます。

フランジバックの問題でレフ機ではアダプターがなく楽しめなかったあのレンズもこのレンズも、ミラーレスならすべて楽しめるというわけです。

大昔の聞いたことがないレンズから一度は耳にしたことがあるレンズまで、α7RⅢに付けて楽しんでいきたいと思います。

 

今回使用したのはLeica Summilux M35mm F1.4 2nd。

ライカのレンズの中で最も有名な”癖玉”と呼ばれるレンズです。開放は滲み、逆光で暴れ、絞ると途端に端正になるという前評判に気を惹かれ手に取ってみました。

バリエーションは無限遠ロックの有無と限定のチタンモデル。

無限遠ロックは同社のSummicron M35mm F2 1st、通称8枚玉と同様の機構がつきます。

また、フィルターを使いたい場合は旧型の分割できる12504フードにシリーズ7のフィルターを入れる必要があります。
詳しくは金曜フードショーをご覧ください。
※仕様変更があり、現在新品で販売されている12504は分割することができないため、フィルターと併用できませんのでご注意ください。

手持ちのドミプランやヘリアー、今まで試してきたキノプラズマートやズマールで癖玉に対する耐性がついてきた筆者ですが、ライカきっての癖玉はどのような描写を見せてくれるのでしょうか。

 

まずは一枚。

うーん、想像していたより普通に写ります・・・

周辺減光が強めですが、年代を鑑みれば妥当な範囲でしょう。

ボケた部分全体と、ピントピークに滲みがあります。ピークは解像した上から滲み処理をかけたようでなんだか不思議な描写です。

 

F4くらいまで絞ると一気にパキパキとした印象に変わります。

これくらい写ってくれるのなら普段使いも可能です。普段は絞って、たまに開放で遊ぶのも良いでしょう。

 

光が回り込んでいます。

良い感じです。こういうところが”癖玉”なのでしょうか。

 

滲みを伴った非常に美しい描写です。

癖玉だなんだと言われてもやはりライカ、”癖のある良い写り”を提供してくれます。

 

縦構図でも一枚。

やっとこのレンズの使いどころが分かってきたような気がします。

なるべく湿度が高い環境下、例えば水辺や雨上がりなどで使用してあげるとしっとりとした描写がハマってくれるように思います。

 

サムネイルにも使用した一枚。

右上の崩れた描写と滝の滲み・飛沫と木漏れ日、描写とロケーションが合致し今回最も気に入った一枚になりました。

 

最後は盛大に出たゴーストと共に。

敢えてゴーストを出し、ふんわりとした描写や周辺の流れと一緒に少し古い雰囲気を出しました。

 

今回はライカきっての癖玉、Summilux M35mm F1.4 2ndとお送りしました。

癖玉だなんだと言ってもライカの銘玉、滲み方も周辺減光も上品さを持った良いレンズだと感じました。

 





[ Category:Leica SONY | 掲載日時:22年09月14日 12時30分 ]

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【SONY】日本三景の一つ「松島」を堪能してきました

【SONY】日本三景の一つ「松島」を堪能してきました

土日を利用して福島と仙台に行ってきました。メインは好きなアーティストのライブが福島で行われたのでそれに参加するためです。しかしせっかくなので日曜日は「仙台」まで足をのばし、有名な日本三景の一つ「松島」に行ってきました。

日常生活のマストアイテムになりつつある「SONY Cyber-shot DSC-RX0M2」をポケットにしのばせて宿泊していたホテル(福島)から電車で仙台に移動。天候はあいにくの雨。

仙台と言えば牛タンです。仙台駅で牛タンを食べようと思っていたのですが某男性アイドルグループのライブがこの日仙台であったようでどのお店も若い女性で長蛇の列。空腹に耐え「松島海岸駅」に向かいます。

天候は雨が降ったり止んだりを繰り返しておりましたが、潮風がとても気持ちよく涼しかったです。

「仙台」から「松島海岸」に向かう電車の中で松島海岸にも牛たん屋があることは確認済み。

牛タンのお店は焼いてくれたものを提供されるのが普通だと思うのですが、こちらのお店は精肉店で生の牛タンを七輪で自分たちで焼く仕組み。もともと独自の塩だれに漬け込んだ牛タンで焼いてそのまま食べたのですが、今まで食べた牛タンの中で断トツ1番おいしかったです。仙台でライブしてくれた男性アイドルグループに感謝です。

漁船なのか遊覧船なのかわからないですが、小さい船がたくさん並んでおり、実際に出港している船もたくさんありました。ウミネコも気持ちよさそうに空を飛んでいました。

松島では有名な「五大堂」。松とお堂のコントラストがとても綺麗で風情ある佇まい。橋のたもとの「よりかからないでください」のイラストがかなりシュールで怖いです。

「福浦島」に渡るための赤い橋。一番潮風を感じるスポットでとても気持ちよかったです。このころには雨も上がっておりましたが、やはり曇天には変わりありません。天気が良かったらもっと気持ちいいのだろうなと思います。ぜひリベンジしたいと思いました。

「福浦島」は樹木が生い茂っており、雨でぬかるんだ地面も含めとても歩くのに苦労しました。筆者はたった3段の駅の階段で大骨折をした経験があるのでとても慎重に島内を散策します。この写真は樹木が額縁のようになった中から松島の絶景を撮影することができたお気に入りの一枚です。

帰りの橋にはウミネコが一羽止まっています。そっと近寄ってみたのですが、人間に慣れているのか全く飛び立つ気配がありません。「俺のこと撮りたいんだろ?いいよ、慣れてるから好きなだけ撮れよ」って言ってるように感じます(メスだったらごめんなさい)。

帰りの新幹線の時間もあったので遊覧船などには乗らなかったのですが、また天気がいい時に来て遊覧船も含めて堪能したいと思いました。

帰りは新幹線で仙台牛弁当を堪能させていただき肉肉しい一日でした。

[ Category:SONY | 掲載日時:22年09月14日 11時00分 ]

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【Canon】EOS R6で撮影された「夏帽子の思い出写真」をご紹介!

【Canon】EOS R6で撮影された「夏帽子の思い出写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、キヤノンの「EOS R6」で撮影された「夏帽子の思い出写真」を一挙ご紹介いたします。

【作品名】初夏のサンタさん <投稿作品を見る

【投稿者】yuki 様

 

【作品名】輝き <投稿作品を見る

【投稿者】Rie 様

 

【作品名】夏のある日 <投稿作品を見る

【投稿者】yukiko 様

 

【作品名】秋に向かう <投稿作品を見る

【投稿者】yo_tonomura 様

 

【作品名】きれいだね <投稿作品を見る

【投稿者】maco 様

 

【作品名】夏の思い出を描く <投稿作品を見る

【投稿者】yuki 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「EOS R6」の素敵な写真をご紹介しました!使いやすくオールマイティーに活躍する一台です!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

 

お月見や、夜の街の風景など「秋の夜景」を大募集!お月様の写真の他にも、秋らしく過ごしやすくなった夜の写真も募集中です!

 

[ Category:Canon | 掲載日時:22年09月13日 18時31分 ]

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【マクロで撮る Vol.2】SIGMA Art 70mm F2.8 DG MACRO (シグマSA用) 中望遠マクロを持ってお出かけ

【マクロで撮る Vol.2】SIGMA Art 70mm F2.8 DG MACRO (シグマSA用) 中望遠マクロを持ってお出かけ

「マクロレンズ」というと被写体を大きく写すレンズのイメージがあるかもしれません。
しかし、マクロレンズには近接撮影能力以外にもいろいろな魅力があります。
【マクロで撮る】では様々なマクロレンズを通してその魅力を紹介していきます。

第2回目にご紹介するのは「SIGMA Art 70mm F2.8 DG MACRO (シグマSA用)」です。

 

このレンズは、2007年に発売されたSIGMA 70mm F2.8 EX DGが進化したキレ味抜群のマクロレンズです。

本体に装備されているのは、AF/MF切り替えスイッチと、
その側面に3段のフォーカスリミッタースイッチ。
操作リング関係は幅が広めなピントリングのみ。
ピントリング端の綺麗な溝がある以外は余計な凹凸も少ないです。
スタイルも落ち着いた印象をうけ、全体的にシンプルにまとまっています。

マウントはシグマSA、キャノンEF、ソニーE(フルサイズ対応)、ライカSL/TL
以上の4種類です。

 

今回はシグマSAマウントの物をsd Quattroに装着して使用しました。

納得のマクロ性能。
最短撮影距離は25.8cm、最大撮影倍率は1:1です。
このレンズを使用するうえでの注意点は、撮影距離によってレンズが伸びるため、
気づかないうちに想定以上レンズがくり出していることがあります。
そのため、撮り終わって先端をぶつけてしまう事故も。

対策としては付属のフードを装着する事です。
フードの装着位置は伸び縮みしない鏡胴部分にあり、
最大までレンズが伸びていても全体をカバーできます。
被写体や撮影状況によってはフードを装着したくない場面もありますので、
ケースバイケースになってしまいますが、
ぶつけ防止対策が付属品だけでできるのはうれしいです。

ピントリングはレンズの1/2の幅を占めており、精密なピント合わせも苦になりません。
トルクも操作によって変化がなく、ストレスなく撮影を楽しめました。


フォーカスリミッターを設定しなくても、思った場所にスムーズにピントが合いました。
中望遠レンズとしてストレスなく撮影が楽しめます。

 

私は物撮りをすることの方が多いのですが、撮影後に記録メディア内を確認したところ、マクロ撮影した写真の方が少なくて驚きました。
あまりにも気持ちよくピントが合う為、途中からマクロレンズだという事を忘れていたようです。

 


大きすぎず小さすぎない。ちょうど良い大きさで、シンプルな外装ゆえに感覚で使いやすいレンズでした。
マクロレンズなので、被写体との距離の自由度も高く、
単焦点の中望遠レンズを使ってみたい方にもお勧めできるレンズです。

マクロレンズの魅力を伝える【マクロで撮る】次回もぜひお楽しみに。

[ Category:SIGMA | 掲載日時:22年09月13日 17時00分 ]

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2022年8月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ8月ランキング
1位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z30 ミラーレス一眼カメラ
3位 Canon EOS R10 ミラーレス一眼カメラ
4位 Canon EOS R7 ミラーレス一眼カメラ
5位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
6位 FUJIFILM X-H2S ミラーレス一眼カメラ
7位 Canon EOS R3 ミラーレス一眼カメラ
8位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
9位 Canon EOS R5 ミラーレス一眼カメラ
10位 FUJIFILM X-T4 ミラーレス一眼カメラ


SONY α7IV

『SONY α7IV』が、5月以来の1位返り咲きとなりました。
この2ヶ月、Canon EOS R7やFUJIFILM X-H2Sなどといった新製品の前に苦杯を喫してきました。
今回はそれらを含めた並みいる強豪を圧倒し、且つ8月5日に発売した新製品Nikon Z30をも上回る販売数。その健在ぶりを堂々と示す結果になりました。
ズームレンズキットよりボディ単体の購入が圧倒的な割合を占めます。すでにレンズを持っているお買い替えの方が多いためとも考えられますが、店頭においてはこれからSONYを始める方でもボディ単体の購入を前提にレンズの選択に悩まれる方も多いとか。このへんは他メーカー機の販売状況と異なる傾向にあります。

先に触れましたが、『Nikon Z30』が2位に。3ヶ月連続の初登場機による1位獲得は逃してしまいました。
Zシリーズで最小・最軽量のボディを実現しています。バリアングル式液晶モニターを搭載、画像モニターを自分の方に向けると「自分撮りモード」に切り換わり、「瞳AF」で自分の瞳に簡単にピントを合わせられるなど、気軽にVlog撮影を楽しめるようになっています。
Nikon Zシリーズの中でも特に動画撮影に特化したカメラというコンセプトを持ち、フルHD 24p/25p設定時には1回の撮影で最大125分の長時間撮影が可能。その他にも多彩な動画表現に対応した撮影モードを搭載し、他メーカーの同コンセプト機に真っ向から対抗しようというNikonの気概を感じます。
ボディ単体よりNIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VRとのキットが圧倒的に人気が高いのは、他のZカメラのサブ機としての使用より、動画撮影機として単体での使用を想定される方が多いからか。
この手のカメラでは満を持しての登場となるNikon機に寄せる期待は大きいようです。

前回5機種をランキングに入れ好調ぶりを示したCanon、今回は… やはり強かった。
前回より若干順位を落としているとはいえ、まず3位に『EOS R10』、4位に『EOS R7』が入りました。
それぞれ7月、6月に出た話題のAPS-C機。今回はより新しいEOS R10の方が上の順位を獲得することとなりました。
ともにEOSシリーズを初めて使うという方の購入が目立ち、特に低価格帯のEOS R10は一眼カメラ初心者にも人気が高かったようです。
品薄状態にあり、一定数の入荷があってもすぐに売り切れてしまう状況。現在どちらもボディ単体・レンズキットともお取り寄せとなってしまっていますので、次回のランキングに影響が出るかもしれません。

そして、久しぶりにランキング圏内に戻ってきた『EOS R3』が7位に。今年2月に3位に入って以来となります。
8月末にまとまった入荷があり、ようやく長期お待ちだったご予約者に行き渡るようになりました。ただし、入荷した残りの分は即完売という状況に。
今後安定した入荷があればランキング上位に定着する可能性もあるのですがどうでしょう。

なお、同時期発売のライバル機Nikon Z9、前回EOS R3を上回る10位になりましたが今回はまたランク外に。
入荷のペースは上がっているようですが、まだ予約の解消には時間を要する模様です。

8位に『EOS R6』、9位に『EOS R5』が入り、今回も全部で5機種のランクインとなりました。
この数カ月は新製品に注目を奪われてしまっている感のある2機ですが、それでも安定した人気を維持しています。
EOS R5は一時品薄状態になることもありましたがすぐに復活、売上数を伸ばしています。

もう1台、ここまで好調だったEOS RPですが、今回は15位に沈んでしましました。
とはいえ人気に翳りが出たわけではなく、初心者の方からサブ機としてご購入の方まで、そのお手頃な価格帯に需要は増える一方で供給が追い付かなくなってしまいました。
現在、入荷待ち状況が続いています。人気度で言えば十分ランキング内に入れたところ、もしそうなっていたら10位内に6機種… かつてのSONYを彷彿とさせる今のCanonの絶好調ぶりです。

さて、話題を少し上位に戻します。
『RICOH GR IIIx』が5位に、前回7位から2つ順位を上げました。
入荷状況などによりランキング内を入ったり出たりという状態が続いています。
なかなか安定はしませんが、話題の新製品が続々と出ていることを考えると根強い人気を保っていると言えます。

6位には前回初登場1位の『FUJIFILM X-H2S』が。かなり順位を落としてしまいました。
在庫は潤沢にある状態ですので、前回から急速に失速してしまった感も否めません。
既に高画素機X-H2の登場が噂に上がっていたので買い控えの兆候も見られたようです。とすると、FUJIFILMの戦略は如何なものだったのか、少し疑問にも感じてしまいます。
そのX-H2ですが、先日正式に発表になりました。予約開始が9月14日、発売が9月29日と月末ですが、確実にランキング上位に入ってくると思われます。
そうなるとX-H2Sは? 2機の住み分けがうまくいくのか、興味深いところです。

同じくFUJIFILMの『X-T4』が10位に。ランク内に入ったのは今年の3月以来です。
FUJIFILM機は、新製品以外軒並み品薄状態が続いていました。人気が落ちたわけではないだけに残念なところです。
そしてどうやらX-T4、X-E4は生産を完了してしまった模様。X-T4は後継機の噂もありますが、まだ確実でないなかでの完了。ユーザーにとっては大変気がかりなことでしょう。

もう1つの人気機種X-S10は、今回ランク外12位。こちらも相変わらず供給不足が続いています。
FUJIFILMはしばらくX-H2S、X-H2の新製品2機種で並みいる強豪に立ち向かうことになりそうですが、はたして。

 
 

中古デジカメ8月ランキング
1位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ
2位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
3位 Canon EOS 7D Mark II デジタル一眼レフカメラ
4位 SONY α7II ミラーレス一眼カメラ
5位 FUJIFILM X-T4 ミラーレス一眼カメラ
6位 Canon EOS 5D Mark IV デジタル一眼レフカメラ
7位 FUJIFILM X-T3 ミラーレス一眼カメラ
8位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
10位 SONY α7RIII ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ


Canon EOS RP

ここまで11ヶ月連続1位を続けていたSONY α7IIIがまさかの首位陥落!
代わりに僅差で1位を奪ったのは、『Canon EOS RP』でした。
EOS RPは先に紹介した通り、現在新品が供給不足の状態。そのため中古に人気が集中し、入荷するとすぐに売れてしまうという状況で、こちらも品薄が続いています。
次回以降、中古在庫の豊富なα7IIIとどのようなせめぎ合いをするのか注目です。

絶対的と思われていた『α7III』が2位に甘んじてしまったSONYですが、4位に『α7II』、8位『α7C』、9位『α7IV』、10位『α7RIII』と計5機種をランキングに入れてきました。

4位のα7IIですが、かなり中古価格が下がっています。初代α7と比較しても1万円程度の差、お手頃感が増してきた機体として需要が上がっています。

8位のα7C、新品の供給も復活しましたが、価格差が開いてきたこともあり中古の購入に流れたようです。
供給不足の期間が長く、その間に新型機α7IVが出たためα7III同様もはや中古での購入が主流となってきたとも考えられます。
だとすれば、SONYにとってあの供給不足のダメージは依然続いているといえます。
その打開策となるでしょうか。9月1日より、SONYお得意のキャッシュバックキャンペーンがスタートしました。(10月11日の購入まで)
α7III、α7Cも対象です。これにより新品・中古の購入の割合がどのようになるか、次回のランキングの動向が気になります。

9位にα7IV、中古ランキングにも顔を出すようになりました。
それだけ多くのα7IVがこれまでに売れたということです。下取や買取にも出されるようになり、中古の商品数が増えてきました。
まだまだ新品との価格差は小さいですが、セールで値引きされた個体が集中的に売れたようです。

同数10位にはα7RIIIが入りました。
こちらも価格帯が下がり、ほとんどα7IIIと変わらないほどに。より高画素機を臨まれる方が選んでいかれました。
価格は日々変動しますが、α7IIIの中古を検討中の方はα7RIIIも選択肢の中に入れておくとよいかもしれません。

順位を戻します。3位には前回同様、APS-Cサイズの一眼レフ機『Canon EOS 7D Mark II』が入りました。
前回は本当に久しぶりのランクインということでご紹介しましたが、引き続き人気を維持しました。
やはりAPS-Cミラーレス機の新機種発売ラッシュに触発されたか。
中古商品が潤沢にあり、価格帯の値下がりに加えセールも入ったことでよりお求め安くなったことも起因しているようです。

Canonの一眼レフ機として、さらに『EOS 5D Mark IV』が6位に。
ここのところEOS 5D Mark IIIの方が上位に位置することが多かったのですが、今回はEOS 5D Mark IVがランクイン。
こちらもセールでの値引きにより、お買い得感が増したことが大きな要因となっている模様。
店頭では2台目の購入として買われていく方もいらっしゃるとか、まだまだ一眼レフ機を手放せないユーザーも多いようです。

FUJIFILMは5位に『X-T4』、7位に『X-T3』が入りました。
新品ランキングのところでも述べましたが、X-T4は供給不足が解消されぬまま生産完了に。
まだ発売開始からそれほど長い期間が経ったわけではないので、今後は中古ランキングでしか名前が挙がらないと思うと少し寂しい気がします。
人気機種だけに中古商品数も豊富とは言い難い状態。
さらにX-E4、X-S10といった、よりリーズナブルな価格帯の機種はもっと深刻な事態に陥っています。中古商品は入荷した途端に売れてしまうといった状況。
新製品のみが好調といった感が強いFUJIFILM。今後どのような動向を見せるでしょう。

さて9月に入り、まだまだ暑い日が続くかと思いきや急に涼しい風は吹いたりして、季節は着実に秋に移行しています。
そうなると楽しみな秋の行楽シーズンも着々と近付いてきています。
この秋相棒とするカメラはもうお決まりでしょうか?
新製品の発売ラッシュが続くなか、どうにも決めかねている方も多いことでしょう。
当ランキングが少しでもそんな皆様のお役に立てれば幸いです。次回のランキングも是非お楽しみに。

[ Category:etc. | 掲載日時:22年09月12日 13時18分 ]

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【TAMRON】新しい景色が広がる、超広角ズーム

【TAMRON】新しい景色が広がる、超広角ズーム

皆様は超広角ズームレンズを使用したことはありますか。
筆者は「超広角=用途が限られる・難しい」という印象を持っていて、最近はなかなか手が出せずにいました。
ですが超広角ズームに対するこのネガティブな気持ちを克服したくなり、久々に撮影に持ち出してみることにしました。
今回使用したレンズはTAMRON 11-20mm F2.8 DiIII-A RXD B060S (ソニーE/APS-C用)
ボディはα6600を使用しています。

35mm換算で16.5mm-30mm相当のレンズです。
APS-CサイズのソニーEマウントカメラとの組み合わせを考慮して製造されているため、開放F2.8の明るさを維持した本格的な超広角ズームでありながら、335gという実用性の高い小型軽量化を達成しています。
広角レンズは「重い・大きい」という印象が強いですが、そのイメージを覆してくれます。
さらに広角側11mmでは最短撮影距離0.15mでの撮影ができワイドマクロ撮影が可能で、撮影の幅が広がります。

手振れ補正は内蔵されていませんがF2.8の明るさがあると、暗い場所での撮影もシャッター速度を速く保てるため、手ブレを抑えたシャープな写真を撮影できます。

このレンズのサイトに「目の前に広がる全てをあなたの手に。」というフレーズがありました。本当にこの言葉がとてもしっくりくるレンズだと感じます。大口径超広角ズームレンズだけあり、ダイナミックさを表現したい方にもおすすめの1本です。

まるで普段の景色がいつもと違った景色に感じられます。
ソニー製カメラに搭載されている「ファストハイブリッドAF」「瞳AF」など各種カメラ機能にも対応しており、快適な撮影をサポートする機能が充実しているのも嬉しいポイント。

超広角ズーム、TAMRON 11-20mm F2.8はいかがでしたでしょうか。
構図などを決める時など難しさを感じる場面もありますが、そのぶんとても撮りがいのあるレンズで、
写真を撮る楽しさに改めて気づかされました。

このブログを見て「使ってみたい」と思ってくださる方がいると嬉しく思います。
ぜひお手に取ってお楽しみください!

[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:22年09月12日 12時05分 ]

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【Voigtlander】MACRO APO-ULTRON 35mm F2 X-mount で撮った夏の日。

アポウルトロン?マクロ?
初めてこの名前を聞いたときには驚きました。
ULTRONのハーフマクロレンズ、しかもAPOの冠がついたULTORONがフジフイルム用として。情報量が非常に多い新レンズでした。

8月に発売された『Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2 X-mount』
ULTRONだからカッチリ写るのだろう、という大体の予想も軽く上回る結果となりました。
標準域のハーフマクロレンズという使いやすさもとてもおすすめの一本です。

普段からあまり現像処理をしないように心がけていますが、今回はすこし大袈裟に現像してみることに。
多彩なフィルムシミュレーションで表現してみました、ぜひご覧ください。

ピント面の葉っぱに付いた水滴の立体感たるやお見事。粗を探そうと思ってじっくり見たのに、写りのすごさに改めて感激してしまいます。
絞りはF4、フィルムシミュレーションは「Velvia」に設定しました。そのままでは全体的にコントラストが高くなってしまうためシャドウなどを引き上げ全体の画を明るくしてみました。

見せたいのは左側、緑苔のピント面ですがハイライトが強めになってしまった茶色い幹のほうに視線が。反省です。
フィルムシミュレーションは「PROVIA」。ちなみに絞り値はF2.5とやや絞りました。このやや絞りが「美味しい」絞りかなと思いましたがもう少し写真を見てみることにします。

ハーフマクロの特性を活かして、少しだけお茶目に。最短撮影距離でめいっぱい被写体をボカしてみました。
『Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2 X-mount』は本当に良く写るレンズで、基本的な性格は「真面目」だと思います。
こういう写り方をしてくれるのは、個人的には嬉しい誤算でした。「Velvia」で色のインパクトを強めてみることにしました。

接写性能は言うことなしで、望遠域がほしいという状況でなければ一本だけで本当に多彩な表現が可能なレンズだと思います。
色味はあまり誇張せずにコントラストは欲しかったので「PRO Neg. Hi」をチョイスしました。

そして絞り開放F2でやや距離のある被写体を撮っても、この立体感です。スペック値以上の写りの良さを感じさせます。
実際の色味やコントラストより少し濃いめ、記憶色をイメージして「Velvia」にしました。

フィルムシミュレーション「クラシックネガ」にて撮影。
ややハイキーに現像してみたところ、逆光で白鳥がまとう柔らかい光が見えてきました。

フィルムシミュレーション「ACROS + Rフィルター」にて撮影。
開放絞りの周辺へのなだらかなシルキーさと中央部の解像力の高さに「APO-ULTRON」の実力を垣間見た気がします。

ハイライトとシャドウのコントラストをはっきり見せたいと思い、フィルムシミュレーションは「ETERNA/ブリーチバイパス」をチョイス。
このカットもF4に絞ったのですが、いやはや。素晴らしい解像力です。絞った画の鮮鋭さを楽しむのもまたこのレンズの楽しみ方でしょう。

ブラウン系の色味があるときは「クラシッククローム」のチョイスが多い筆者。
木板や革の微妙な色合いを表現するのにぴったりなフィルムシミュレーションだと思っています。

最後の夕焼けは「Velvia」をチョイス。
思った通りの色味で魅せてくれました。

まだ暑さが残る9月初旬とはいえ、夏を思い出と振り返る時期になってきました。
あれだけ暑さにやられ、早く涼しい季節になってくれないかと願っていても、夕暮れ時に蝉の鳴き声より鈴虫の音が目立ってくると少し寂しさを感じるのも人間。

これから涼しくなっていく秋を楽しみにしながら、夏の思い出の1ページをここに残しておきます。
『Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2 X-mount』なら秋も冬も撮り方のバリエーションが増えて楽しそうです。

それではまた。

Kasyapa にてフォトプレビューも公開しております。ご興味ありましたらぜひご覧ください。

780: 寄るも引くも極上『Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2 X-mount』

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:22年09月12日 11時05分 ]

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【SONY】画素数絶対主義な気分~α7R IV~

「画素数問題」というものを筆者は自分の中に抱え込んでいます。
今やデジタルカメラの画素数は上を見れば4000万、5000万画素を超えるモデルが台頭する時代。
「自分にはそんな超高画素は必要ないんじゃないか」
と、現在所有しているモデルを否定したくないのが本心なのかどうなのか、(実際今使っているモデルは十分満足していますが)
超高画素モデルへの興味はありつつも手を出していませんでした。

そんな中、今回超高画素モデルを代表するフルサイズミラーレス
SONY α7R IVを使用する機会に恵まれましたので、実際に撮影した感想をお伝えしようと思います。
有効約6100万画素CMOSイメージセンサーを搭載した画素数モンスターです。
組み合わせたレンズはSIGMA Art 24-70mm F2.8 DG DNです。

まずは外観の印象から。

SONYのα7シリーズは基本的にどのモデルも同じデザインを踏襲しているようで、
特に第2世代のα7 IIから現在のデザインが確立された印象を持っています。
今のフルサイズミラーレスモデルを象徴するような立ち位置のシリーズですので
まさに「主役」と言っていいようなかっこいいデザインだと思います。

今回使用したSIGMAのレンズも似合っています。
グリップもしっかり握れるよう大きく深く作られていますが、全体的なデザインバランスが崩れないように
程よい大きさに留めてくれている所がまた憎いです!

超高画素機=重厚なフラッグシップを勝手に筆者はイメージしてしまうのですが、
こちらのα7R IVでも十分な重厚感を醸しだしてくれています。
横から眺めた姿だけで凄いモデルという感じが伝わってきます。私はそう感じます。
ボディのマウント部分、SONYの象徴ともいえるシナバーカラーがより風格を漂わせているのもαユーザーにはたまらないはずです。

上部~背面にもびっしりとダイヤルやボタンが配置されており、多機能であることが伝わってきます。
実際には非常に使いやすく配置されていますので、ボタンが多すぎて煩わしいという事はありませんでした。
特にフォーカスポイントを自由に移動できる背面のマルチセレクターは、普段別メーカーのカメラを使用している
筆者にとっても非常に扱いやすく感じました。

以下、実際に撮影した写真です。
解像力がいかほどか。という点が一番気になるモデルでしたので下記写真の赤枠の部分を実際に拡大して確認してみました。

拡大する前は本当に粒のような描写ですが、等倍表示にすると山頂の遊歩道を歩いている人物であることが
はっきりと確認できます。直線距離で250~300m程離れたところから撮影していますので、撮影時は筆者の肉眼でも、なんとなく「人が歩いているな」くらいにしか見えなかったのを覚えています。
拡大した時にある程度の服装まで確認できてしまう解像感には驚きました。
改めて人間の目ではとても認識できない部分まで写してしまうという事に不思議な感覚すら覚えます。

細部までの表現が求められる風景描写には最適なカメラだと思います。
画素数が高いデメリットとして、手ブレに対しては非常に敏感ですので十分なシャッタースピードを確保できない時は三脚の使用をおすすめします。

撮影時は今回のSIGMA Art 24-70mm F2.8 DG DN1本で臨みましたので、遠くの被写体は切り抜いています。
こちらのフェネック(キツネの仲間だそうです)も撮影後にトリミングしたものですが、
元々が高画素であるおかげで多少の切り抜きであれば十分に解像感が維持できるのもこのカメラの強みだと思います。

発色も鮮やかで好感が持てます。
よく見ると鮮やかな羽の細かい部分までしっかり描写されていることがわかります。

今さらですが今回使用したArt 24-70mm F2.8 DG DNのシャープな描写もα7R IVとは相性がとても良いレンズです。
ピント面がくっきり表現されるのでメインの被写体を強調するにはもってこいのレンズです。

バスケットゴールのネットもシャープに解像。

木目の細かな描写もしっかりと伝わってきます。

西日を浴びる苔の様子も綺麗に表現できます。

人工的な無機質な描写も高画素による緻密さと相まってよりリアルな雰囲気を出してくれます。

16:9で切り抜いてみました。賛否両論だとは思いますが高画素のデータであることの安心感から、自由に切り抜く楽しさも覚えてしましました。

今回使用した率直な感想です。
まず、画素数が高いカメラを手にするだけで私はテンションが上がりました。
6000万画素という高画質はカメラが好きな方であれば否が応でも「どれだけ綺麗な写真が撮れるのだろう」と期待が高まると思います。
今回のブログでご紹介したように、やはり解像感は抜群でした。
リアルな描写、風景撮影の時にはα7R IVクラスのカメラでないともう満足できないかも。。と自分の所有しているカメラに不安すら覚えてしまったのも事実です。
そして「画素数が多いに越したことはない」というのが私の結論です。
緻密で繊細な描写ができるということは写真において絶対的に「正」だと思っています。

一方、画素数が高いと高感度域での撮影が弱いのでは。。というネガティブな事も考えてしまいましたが
実用範囲でのISO感度設定(~6400程度)ではほとんど気になりませんでした。

唯一、普段よりも苦労したことはデータが非常に大きくなることでしょうか。
RAWデータともなるとそれなりの容量とスピードのSDカードを使用しないと快適に撮影ができなくなってしまいますので
そこだけは注意が必要だと思います。

▼今回使用した機材はこちら▼





▼液晶モニターが144万ドットのマイナーチェンジ前のモデル【ILCE-7RM4】であればさらにお買い得です▼
※マイナーチェンジ後は上段に表示されている液晶モニターが236万ドットの【ILCE-7RM4A】となります。
※基本性能は全く一緒です!


▼【新品対象】2022.9.1(木)~2022.10.11(火)までお得なメーカーキャッシュバックキャンペーン実施中▼

[ Category:SONY | 掲載日時:22年09月11日 13時30分 ]

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【SONY】母艦機日記 周八枚

これはSONY α7RⅢを軽量性だとかAFだとかを無視して古いレンズの母艦機として運用している筆者の日記です。

母艦機とは本来燃料や航空機などを輸送する船のことを指す言葉ですが、カメラボディに対してこの言葉を使う場合は「レンズを使うためのボディ」という少々ややこしい意味を持ちます。

フランジバックの問題でレフ機ではアダプターがなく楽しめなかったあのレンズもこのレンズも、ミラーレスならすべて楽しめるというわけです。

大昔の聞いたことがないレンズから一度は耳にしたことがあるレンズまで、α7RⅢに付けて楽しんでいきたいと思います。

 

今回使用したのはLight Lens Lab M35mm F2です。

知っている方は知っている、知らない方は目を引くよう題名を「周八枚」としました。

周八枚とはこのレンズを作った資産家の周氏の字を取ったレンズの愛称です。

今や伝説と言われているLeica Summicron(ズミクロン) M35mm F2 1st(通称:8枚玉)をレンズ構成からコーティング、外観に至るまでほぼ完璧なコピーとして作成したのが本レンズです。

今からオリジナルを手に入れようとすると、中古で70万円~が相場でしょうか(2022年9月現在)。

それを新品16万円程度で購入できてしまうのです。

8枚玉自体にこだわりはなく、8枚玉の描写が好きな方にとっては朗報と言う外ないでしょう。

本家八枚玉周八枚の作例をご覧いただいた後、本投稿をご覧いただきますとより一層楽しめるかと思います。

 

まずは太陽に向け逆光性能を見てみます。

当時のコーティングを再現した、というので暴れるかと思いましたが意外と小綺麗にまとまっています。

なんとなく撮った一枚でしたが、現像しながらM型フィルムではシャッター幕が焼けるのが怖くてできない撮り方だなと思いました。

 

35mm F2ということでボケ量はあまり多くはありません。

しかしながら、前ボケは怪しく回り後ボケは非常にスムーズです。

もしこれがオリジナルのオマージュだとしたら、当時としては非常に”写る”部類のレンズだったのではないでしょうか。

 

個人的に最も気に入っている一枚です。

一見するとパンフォーカスのようですが、後ろはスムーズにボケて左側は光が滲んでいます。

なんと繊細、なんと美しい描写なのでしょうか。線の細さが非常に好印象です。

 

オールドレンズらしくややハレーションがかった一枚。

 

しっとりとした空気の中で一枚。

本当はもう一段絞った写真もあったのですが、苔にかかった滲みが美しかったため開放の写真を使用しました。

周辺減光は派手ではないものの発生し、絞っていっても大きく改善されるわけではあません。

しかしながら、35mmという準広角で被写体に視線を集中させるための減光と捉えれば丁度良い引き立て役でしょう。

 

普段50mmしか使わないからか、35mmというだけで超広角レンズを使ったような気になります。

被写界深度が深く、それでいてピントピークには立体感がある不思議なレンズです。

 

今回は八枚玉に魅せられ、自らコピー品を作るという極致へ至った中国の資産家、周氏の思いが詰まったLight Lens Lab M35mm F2とお送りしました。

繊細ながらしっかりとした写り、年代を感じさせる周辺減光、現行レンズでは採用されていない無限遠ロック機構、取付指標の人工ルビーなど描写・外観ともにこだわりと思いがつまった非常に良いレンズだと感じました。

見かけた際は是非お手に取ってみてください。

 

 

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:22年09月11日 13時00分 ]

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【PENTAX】K-70と水族館へ

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いています。
少しでも涼しさを感じたく、水族館に訪れました。

今回の撮影で使用した機材は、PENTAX K-70にDA18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF]DC WRのズームレンズとHD DA35mm F2.8 Macro Limitedの単焦点レンズです。


「世界の海」の水槽を泳いでいたパッと目を引く黄色い魚です。他にもカラフルな魚が泳いでいて、人気の水槽でした。

HD DA35mm F2.8 Macro Limitedは等倍撮影が可能なレンズなので、巻貝の模様まで緻密に描写されています。
迫力のある一枚が撮影できました。

屋外に出るとペンギン達が優雅に水の中を泳いでいました。
こちらのペンギンはフンボルトペンギン。ちょうど餌の時間で、活発に動く姿を見せてくれました。

羽毛が水を弾いているのが分かります。
餌を食べた後、気持ちよさそうに泳いでいました。

こちらはフェアリーペンギン。世界最小のペンギンで身長は30cmほどしかないそうです。
かなり小さくて子供のペンギンかと思ってしまいました。

この時期は羽毛の生え変わりのタイミングで、綺麗な羽毛が観察できる貴重な期間だそうです。

水族館の外には「水辺の自然」をテーマとした展示がありました。

さすがPENTAX。緑が生き生きとしていて発色がとても綺麗です。

開放で撮影していますが、後ろのボケもうるさくなく色ノリも綺麗です。
ヒマワリの色が肉眼よりこってり出ているように感じます。

いかがでしたでしょうか。
今回使用したK-70は小型なボディですが、防塵防滴構造や手振れ補正も入っているので、これから一眼レフを始めたいと考えてる方にもおすすめできるカメラです。

K-70は生産完了品となってしまいましたが、マップカメラでは中古のお取り扱いがございます。気になった方は是非商品ページをご覧ください!



[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年09月11日 13時00分 ]

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【RICOH】GRIIIxと振り返る夏の思い出

朝晩と涼しい風が吹き、季節の変わり目を感じるようになりました。
毎年のように「今年の夏は暑すぎる」と思う訳ですが、過ぎ去っていく気配には何とも清々しくもありながら、後ろ髪を引かれる思いもあったりと。
うだるような暑さや湿度は苦手ですが、それもまた「夏らしい景色」に一役かっているのには違いありません。
「RICOH GRIIIx」を片手に、撮り歩いた夏の写真を振り返ってみました。


日差しを遮るものがない海辺では、波や雲のちょっとした動きで景色が変化するのが面白く感じます。
カメラをあちらへ、こちらへ向けながら。
何とも落ち着きのない撮り歩きですが無心にシャッターを押す瞬間がたまりません。
夏らしくサンダル履きで出かけたものの、砂浜のあまりにも熱さに軽いヤケドを負ったのも良い思い出です。

お気に入りだった撮影スポットが無くなる一方で、新たにお気に入りの場所を発見できることもあります。
カメラを持っていなかったら訪れなかった場所なのですから、この出会いに、写真に感謝。

シーズンオフなのか、それても単に平日の昼間だからなのか、ほぼほぼ貸し切り状態でした。
「GRIIIx」の液晶画面を見つめながら景色を堪能……何とも贅沢で満ち足りたひと時。

「GRIIIx」で写真を撮るときは、ほぼほぼ片手で撮るのですが色々な角度も試しています。
縦横比がしっかりしている写真は美しい。
ですが、意識的に斜めにしたりする写真も迫力があって好みです。
いつも通りに撮る写真も、少し挑戦して撮った写真も、両方とも大切な糧となり積み重なっているはず。

改めて何を撮っても格好良く写るカメラ、と再認識できました。
暑い夏を一緒に乗り切った「GRIIIx」。
常に携帯しているからこそ思い入れも深く、今後も頼れる相棒として活躍してもらいたいと思います。


 

▼ GR IIIxと同時発表のアクセサリーはこちら ▼

 


[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年09月11日 11時44分 ]

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