【Nikon】視野率約100%の光学ファインダーが最高「D750」で撮影されたネイチャーフォト
マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。
現在は、新製品部門、人物部門、動体部門、ネイチャー部門へのご応募を受付中。本記事掲載作品のようなネイチャーフォトも大募集しています! ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご応募ください!
グランプリ作品には「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られます!
さて、本日ご紹介するのは「Nikon D750」でご投稿頂いたネイチャーフォト! 高品位画質とプロフェッショナルモデルに迫る本格仕様を、機動力の高い小型・軽量、薄型ボディーに凝縮したカメラで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】苔の庭<投稿作品を見る>
【投稿者】G.K様
【使用機材】Nikon D750 + Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm F3.5-4.5D IF-ED
【作品名】赤い絨毯を駆けまわる白い犬<投稿作品を見る>
【投稿者】M様
【使用機材】Nikon D750 + TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di VC USD
【作品名】紅葉と鹿<投稿作品を見る>
【投稿者】ゆうべぇ様
【投稿者コメント】奈良 奈良公園の紅葉もすすみ早朝の鹿を追ってみました。
【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 70-200mm F4 G ED VR
【作品名】みくりが池<投稿作品を見る>
【投稿者】orion2601様
【投稿者コメント】この場から離れたくありませんでした。あまりの美しさに。
【使用機材】Nikon D750
【作品名】無題<投稿作品を見る>
【投稿者】senoo norikazu様
【使用機材】Nikon D750
【作品名】愛の花園<投稿作品を見る>
【投稿者】M様
【使用機材】Nikon D750
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
【FUJIFILM】新品/中古指定商品をご購入でオリジナルレザーキーホルダーをプレゼント!
おかげさまでマップカメラは2024年8月13日に創業30周年となりました。
これまでマップカメラをご利用いただきました多くのお客様にあらためて感謝申し上げます。
皆さまからのご愛顧に少しでもお返しをすることができればという想いから、プレゼント品をご用意しました。
マップカメラドットコムでフジフイルム新品・中古指定商品をご購入いただいたお客様にオリジナルレザーキーホルダーをプレゼントいたします!
※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。
キーホルダーのデザインは「FUJINON LENS SYSTEM」ロゴを施しております。
今では誰もが知るフジフイルム「X」シリーズ。
Xシリーズの初代である「X100」の軍艦部に刻印されている「FUJINON LENS SYSTEM」のロゴは、その後様々なXシリーズカメラに取り入れられてきました。
この「FUJINON LENS SYSTEM」のロゴの使用を今回特別にメーカーより承諾頂き、キーホルダーのデザインとして取り入れました。
こちらはマップカメラ完全オリジナルとなっておりますので、他のお店では手に入れることが出来ないアイテムです。
表はフジフイルムをイメージするグリーンに箔押しのロゴの刻印をあしらいました。
裏はライトブラウン、ホワイトのステッチのアクセントで可愛らしく仕上げました。
手に馴染みやすい馬蹄型を採用。
革のエイジングにより貴方だけの色みや風合いに育ててみてはいかがでしょうか。
フジフイルムファンにはたまらない、マップカメラだけの限定アイテムです!
無くなり次第終了となりますので、お早めにご購入のご検討をよろしくお願い致します!
スタッフ一同、ぜひ皆様にお使いいただければと願っております。
※1会計につき1点までとさせていただきます。
※8月28日午前11時からのご注文が対象となります。
※二重リングが固く、リングを開いて装着される場合は指や爪を傷めないようにお気を付けください。
【FUJIFILM】徳島旅をX-H2で撮る。
猛暑日が続く8月も終わりに近づいてまいりました。今年の夏の思い出は出来ましたでしょうか。
筆者は今回、お盆に徳島へ赴きました。
使用機材はFUJIFILM X-H2とFUJIFILM フジノン XF33mm F1.4 R LM WRとフジノン XF18-120mm F4 LM PZ WRになります。
使用レンズ:XF33mm F1.4 R LM WR
使用レンズ:XF33mm F1.4 R LM WR
まず初めに訪れたのが徳島と淡路島を結ぶ大鳴門橋の下に世界三大潮流の一つと言われている鳴門海峡。
間近で見るためにうずしお汽船に乗船しました。
見頃は春と秋ということで世界一といわれている直径20~30mにも達する渦潮を見ることは出来ませんでしたが、渦潮に接近し自然の凄さを体感することができました。
使用機材はボディレンズ共に防塵・防滴・-10 ℃の耐低温構造を採用しております。船上での撮影では水しぶきがかかる場面もありましたが安心して撮影ができました。
使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR
使用ボディのX-H2は、新開発の裏面照射型約 4020万画素「X-Trans(TM)CMOS 5 HR」センサーと、高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載し、「Xシリーズ」史上最高画質を実現したフラッグシップモデルです。
APS-Cサイズセンサーを採用したミラーレスデジタルカメラで初めてとなる8K/30Pの動画撮影に対応。動物や鳥をAIで検出できる被写体検出AFや5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機構を搭載するなど、幅広いシーンで高画質撮影をサポートしてくれます。
他ボディとは異なりグリップがかなり出ているのでホールドしやすくどのレンズに合わせても手に馴染みます。
使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR使用レンズ:XF33mm F1.4 R LM WR使用レンズ:XF33mm F1.4 R LM WR
続いては、日本を代表する伝統芸能の一つ人形浄瑠璃を見るべく徳島県立阿波十郎兵衛屋敷へ赴きました。
現在活躍している人形座や太夫部屋の数、人形をつくる人形師の数も群を抜いて多いのが徳島なんだそうです。
太夫・三味線・人形が一体となった総合芸術を見聞きしシャッターを切るのも忘れるほど見入ってしまいました。
屋敷内を撮るために使用したのがXF33mmF1.4 R LM WR
35mm判換算50mm相当の焦点距離を持つ大口径単焦点レンズ。標準画角で使いやすく開放F値1.4の明るさでより立体的に写すことができてスナップにぴったりなレンズです。
使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR
徳島と言えば今回の旅行のメインでもある阿波おどり
400年を超える歴史を持つといわれる徳島が世界に誇る伝統芸能の1つです。
上記の写真のようにズームレンズであれば広角で全体を撮影し望遠で人物に寄って撮影が可能です。
レンズ交換の時間を短縮し瞬時に切り替えることが出来るものこのレンズの良さです。
※縦写真はトリミングを行っております
使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR
今回の撮影でレンズをフジノン XF18-120mm F4 LM PZ WRにしたのはこのお祭りのためです。
高知のよさこい祭り、愛媛の新居浜太鼓祭りと並び「四国三大祭り」に数えられるほか、秋田県の「西馬音内の盆踊」、岐阜県の「郡上おどり」と並んで「日本三大盆踊り」の一つとされている最大規模を誇るのが本場・徳島県での「阿波おどり」。
参加者や主催者、そして観光客と場内は人で賑わいます。
万能レンズでできるだけ周りに迷惑を掛けないような小型軽量そしてインナーズームと言えばこのレンズです。
35mm判換算27mm-183mm相当の焦点距離をカバーした万能レンズ
質量460g、全長約123.5mm、フィルター径72mmと高い携帯性を誇り「トラベラーズーム」と呼ばれるほどです。
使用レンズ:XF18-120mm F4 LM PZ WR
今回は徳島の魅力と共にオススメの旅カメラを紹介いたしました。
8月終わりは昔から少し寂しい気持ちになりますが、秋の旅に向けて新たな楽しみとカメラを探すことにしましょう。
使用機材はこちら↓
久しぶりにSIGMA DP2 Merrillを持ち出してみました。
このカメラを手に取ると都市を撮りたくなります。
夏の強い日差しがビル群に遮られて、街中に影と光がはっきりと浮かび上がる光景を写真におさめるのが楽しいです。
このカメラを使う理由はやっぱりFoveonセンサーの存在が大きいです。
3層に分かれたセンサーで光をキャッチすることで、高い解像度を持ちながらどこかフィルムライクな独特の空気感で映し出してくれます。
搭載されている30mmの固定焦点レンズは、35mm換算で約45mmの画角になります。
この画角がまた絶妙で、何でも自然に撮れる感じがお気に入りです。
レンズ自体の解像度も相当なもので、細部までクリアに余すことなく描いてくれるので写真に深みがでます。
こうして東京を歩いてみると意外と緑がたくさんあることに気が付きました。
都会的な風景と緑豊かな部分のギャップが東京の魅力の一つなのかもしれません。
あらめてDP2 Merrillは他では味わえない特別な1台だと感じました。
画質にこだわりがある人もそうでない人も一度は試していただきたい1台です。
「暑い…」
このところ、外を歩いている時にはこの言葉しか出ません。
毎年夏の暑さにはうんざりしていましたが、やはり今年の暑さは格別です。
ニュースでも「不要不急の外出は避けましょう!」と連日のように呼びかけが。
…でも、大人しくクーラーの効いた部屋で1日を過ごしていると、夕方くらいに「やっぱり出掛ければよかった~」となるのが常です。
後悔とストレスを残さないためにも、カメラを持って出掛けることは決して「不要」ではありません。
汗拭きタオルとこまめな水分補給、塩飴も持った。なるべく日陰を歩き、途中涼しそうな建物内に身を寄せ休憩を。
万全な態勢を整え、いざ!
こんな時、撮影機材はなるべくシンプルにしたいもの。でも勿論、画質は妥協したくない。
今回選んだのは、FUJIFILM GFX 50 SIIとフジノン GF50mm F3.5 R LM WRの組み合わせです。
約5140万画素のラージフォーマットセンサーを搭載したGFX 50S II。
新品はこのブログ掲載時(2024年8月)、ボディ単体、フジノン GF35-70mmF4.5-5.6 WRとのレンズキットともに生産を完了しています。
レンズキットが在庫限りという状況で、価格が45万円弱。下取交換値引き5万円の対象となっています。
中古は、ボディ単体で35万円前後から。
35㎜判の中級高画素機と並ぶ価格帯で、よりセンサーサイズの大きな高画素機が手に入ります。
フジノン GF35-70mmF4.5-5.6 WRも35㎜判換算で28~55mm相当と使いやすい小型軽量な標準ズームレンズですが、今回はあえて単焦点レンズをチョイス。
単焦点ならではの明るさと画質、そして何よりそのコンパクトさを重視しました。
質量約355gとGF35-70mmより35g軽く、GFX 50S II 約900gとの組み合わせで1255g。これまた35㎜判一眼カメラ並みです。
そのうえレンズの全長48mmという大きさ。
普段35㎜判一眼カメラに標準ズームを付けたものを収納しているカメラバッグ、その中敷きの仕切りをより狭める必要にかられました。
・・・
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)
古本屋などをのんびり見て回るのは、学生時代以来何十年ぶりのことか。
昔は、このジャンルならどのお店が品揃えが豊富、なんていうのも把握していたのですが… 今はただ店先を眺めるばかり。
FUJIFILMカメラの特徴的機能である「フィルムシミュレーション」、今回のカラー撮影には「ノスタルジックネガ」モードを多用しました。
スタンダードである「PROVIA」モードより落ち着いた色調で、少し古びた感のある情景を写すのに適していました。
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)
画角は、35㎜判換算で40mm相当と使いやすい標準レンズ。
一歩寄ればアップ目に被写体が強調され、引けばその場の状況も写し出す、まさにスナップ撮影向きの1本です。
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)
絞り開放で。開放値F3.5では大きくボカすのは難しいですが、形が崩れず残り自然な感じに。このあたりもスナップ撮影向きに感じるところです。
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)
モノクロモードの「ACROS」に切り替えて。シャープさとグラデーションの豊かさを兼ね備えていて、好きなモードです。
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)
門の奥の建物まで写すため1段以上アンダーに。それでも暗部も潰れることなく描写されています。
風景の一部として写った絵馬ですが、個人情報などが写り込んでいないか拡大して確認することに。そのくらい細密に写っています。
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)
カラーモードだと色が邪魔して雑多なだけの写真も、モノクロモードにした時その緻密な描写が際立ちます。
・・・
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(PROVIA)
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(クラシックネガ)
別の日の撮影。撮影の2時間ほど前まで土砂降りの雨が降っていたのですが、その後の強い日差しで地面はもうすっかり乾いていました。
それでも芝は瑞々しく、鮮やかな緑に。
「クラシックネガ」より「PROVIA」モードの発色のほうが、見た目に近い色味でした。
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(PROVIA)
地面すれすれにカメラを構え、背面液晶をチルトさせての撮影。35mm判換算40mmでも、これだけの広がりを表現できます。
手前の柔らかなボケから奥の緻密な描写へ。背景の樹々の葉が非常に細かに表現されていて、立体感を生み出しています。
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)
ここでは雑多な色が存在していたのでモノクロ「ACROS」モードに。煩雑さが消え、落ち着いた雰囲気に表現されました。
街中でのスナップ撮影に移行。上と同じ理由で「ACROS」モードを継続しました。
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)
FUJIFILM GFX 50S II + FUJINON GF50mm F3.5 R LM WR(ACROS)
見た目はずんぐりと大柄に感じますが、軽量ボディなうえグリップがしっかりしているので取り回しがよく、中判カメラということを忘れてしまいそうに。
でも、できた写真はまさしく中判、高画質の画に気持ちが昂ります。
まだまだ残暑厳しいなか、GFX 50 SIIとフジノン GF50mm F3.5 R LM WRの組み合わせで軽快に撮影を楽しんでみては?!
『V-AF』…それはSAMYANGが個人のビデオクリエイターから小規模なプロダクション・映画製作者に向けて作成した小型・軽量のシネAFレンズ。
前編ではV-AFを使った動画撮影について&シネレンズとしての性能について深堀解説を行いました。
まだご覧になられていない方は是非下のリンクからご覧頂ければと思います。
そして、後編はV-AFをあえて写真撮影で利用してみた所、素晴らしい結果をもたらしてくれましたので写真撮影に特化した徹底解説を行っていきたいと思います。
まずはV-AFの簡単なご紹介をさせていただきます。
2024年8月現在で全6種類提供されており、焦点距離は20mm、24mm、35mm、45mm、75mm、100mmがあります。
シネレンズなのでレンズ名はF値ではなく全てT値での表記となっておりますが、カメラ側ではF値で表示されますのでご安心ください。
念のためご説明しておくと、F値はレンズの透過率が100%と仮定した場合の明るさですが、T値は透過率を考慮して算出した正確な明るさを表してくれているので映像現場で露出を揃えるのに重要な数値になります。
そして前編と同じくSONY α7SⅢと共に以下の4本のレンズを使い写真の撮影を行いました。
・V-AF 24mm T1.9
・V-AF 35mm T1.9
・V-AF 75mm T1.9
・V-AF 100mm T2.3
V-AFは8Kにも対応したレンズ設計のため高画質な撮影が可能となっており、8Kは7680×4320の約3300万画素になるので通常の写真撮影にもしっかり使える解像力を持った万能レンズと言えます。
では、まずスペック表を確認しておきましょう。
もうお分かりかと思いますがV-AFシリーズは大きさ、重さなどほとんどの基本設計が統一されており、『ジンバル利用時にレンズ交換後のバランスの取り直し不要』『58mm径で統一しNDフィルターなど共有可』『スイッチ類、フォーカスリングの操作統一』といったメリットをたくさん与えてくれています。
では、ここから作例と共にV-AFシリーズの魅力に迫っていきましょう。
【V-AF 24mm T1.9】
まずは広角域の代表と言っても過言ではない焦点距離24mmで撮影した作例です。
広角になればなるほど空を撮りたくなるのは私だけではないはず。
ダイナミックな撮影が可能なので様々な景色で活躍してくれる事間違いなしです。
24mmなどの広角レンズはボケ量が少なくなりがちですがT1.9(F1.8)のおかげで背景ボケを活かした撮影も可能となっております。
更に最短撮影距離が19cmとかなり寄れるレンズなので、日常生活やテーブルフォトでも使いやすいレンズとなっています。
もう一点注目すべきはフォーカスブリージングがかなり少ない事です。
ピント位置によって画角が変わる現象の事を指すのですが、画角変動が少ない分構図を決めやすいメリットもありますので動画撮影だけではなく写真撮影でも役に立ってくれます。
【V-AF 35mm T1.9】
続いて標準的な焦点距離として知られている35mmの作例です。
ファインダーを覗かずに撮影することが増えた昨今では画角的にも50mmよりもちょうどいい切り取り方をしてくれるようになってきていると筆者は感じております。
実際に上の作例のほとんどがモニターを見て撮影をしたものとなっており、モミジの写真に関しては精一杯腕を上げて自分が寄れるだけ寄って撮影しました。
最短撮影距離も使いやすい29cmなので常用レンズとしても活躍してくれそうです。
そして、V-AFは全て絞り羽根が9枚と奇数枚数のため2倍の18本のダイナミックな光芒を表現することもできますので、作例のように光芒を活かした写真も楽しみ方の一つとなります。
更にAPS-C機につけると約52.5mmというこれまたちょうどいい画角として利用できますのでAPS-Cユーザーにもオススメしたいレンズとなります。
【V-AF 75mm T1.9】
次は中望遠好きの筆者にはたまらない75mmの作例をチェックしていきましょう。
歪みが少ない事もありポートレート撮影で出番の多い中望遠レンズですが、スナップでも使いやすいので主題を際立たせたい時には効果的です。
適度な収差補正で絞り開放からピント面はシャープですがボケ味も柔らかく素晴らしい描写を見せてくれます。
そしてV-AFシリーズ全体でオートフォーカスが静かで高速であるという特徴がありますのでポートレート撮影であったり、風が強い日の花などの動き物にもAF-Cでしっかり食いついてくれますので安心して利用できるのも高評価ポイントです。
派手な発色をするわけはないのですが統一感のある色味のため現像なども行いやすいバランスの取れたレンズだと感じました。
【V-AF 100mm T2.3】
最後にご紹介するのがV-AFの中で一番焦点距離の長い100mmです。
V-AFの中で100mmのみT2.3(F2.2)となっておりF値の違いが出てきますので動画での利用時には露出の違いに注意が必要になってきますが、写真撮影の場合は特に気にせず利用可能です。
圧縮効果が得られる焦点距離なので動画撮影でも特徴的なクローズアップを撮影することもできますし、写真撮影でも風景をガッツリ切り取る事ができるのでスマートフォン撮影で見慣れた写真ではない画を提供してくれます。
最短撮影距離も75mmよりも1cm遠いだけなので100mmの方が最大撮影倍率も大きくなっており、更に望遠になればなるほどボケ量が大きくなりますので被写界深度の浅さを活かした撮影にも利用できます。
V-AFの魅力について前編と後編に分けてお話していきましたがいかがでしょうか。
上のレンズを並べた写真を見ると「ここまで見た目が同じだとレンズの見分けがつきにくくなってしまうのではないか…」と思うかもしれませんがご安心ください。
レンズの側面に大きくレンズ名を記載しているのであらゆる方向から焦点距離の確認が可能なので逆に判別がしやすいと言ってもいいでしょう。
更に基本設計を統一にすることによりレンズとしての実用性と完成度を高めた上で、20mmの296gを除いて280gを一貫して採用し軽量コンパクトに設計されていますのでカメラバッグの省スペース化にも一役買ってくれます。
V-AFという名前からも分かるようにビデオクリエイターに向けて最適化されたレンズシリーズではありますが、写真撮影にも問題なく利用できるレンズである事は間違いありませんので、このような多種多様な利用価値があるV-AFシリーズを是非、皆様のレンズ群に加えてみてはいかがでしょうか。
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【SONY】ツァイスレンズの魅力をAFで「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」 で撮影されたポートレート写真
マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。
システム障害に伴い、8/25(土) 夜間帯にフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に作品を新規アップロードいただけない事象が発生いたしました。システム障害発生中にご投稿いただきましたご投稿者様に深くお詫び申しあげます。
本障害に伴い「人物部門」の応募期間を9/1(日)までに延長いたします。残り1週間夏の終わりまでポートレート撮影を存分にお愉しみいただき、ぜひフォトコンテストへのご参加をお待ちいたしております。
グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られます!
さて、本日ご紹介するのは「SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」でご投稿頂いたポートレート! 明るいので背景をボカして人物が浮き上がるような写真を撮れるうえに、コンパクト・軽量・よく写る!と三拍子揃う一本で撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】Mature flowers<投稿作品を見る>
【投稿者】nabecam様
【使用機材】SONY α7II + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
【作品名】その先へ<投稿作品を見る>
【投稿者】ju-c-様
【使用機材】SONY α7IV + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
【作品名】忍び込む<投稿作品を見る>
【投稿者】ひださん様
【使用機材】SONY α7RIII + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
【作品名】緑<投稿作品を見る>
【投稿者】Hiro-photo様
【使用機材】SONY α7III + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
【作品名】幻想的な世界へ<投稿作品を見る>
【投稿者】Eiju様
【使用機材】SONY α7III + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
【SONY】ライブ撮影とミラーレス機の付き合い方
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、
今回の「夢中」はライブアイドルの写真です。
筆者自身がライブアイドルに夢中になっているというわけではなく、今回はこの活動に身をささげている友人の「夢中」をカメラスタッフとして撮影させて頂いた時のお話をさせていただこうと思います。
今回は特別に掲載許可も頂いております。
使用した機材は「SONY α7IV」と「SONY α7CII」
レンズは「SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」「TAMRON 35-150mm F2-2.8 Di III VXD」
機材選びの際に意識していることは『感度をある程度高くしてもノイズが少ない事』『フリッカー対策が出来るようにメカシャッターを搭載している事』『瞳AFや動体認識の精度が高い事』『レンズが高速モーターを搭載している事』です。
激しい動きが伴うライブではありますが、連写は1秒間に10コマから11コマ撮影ができればシャッターチャンスは逃す事は無いと考えており、連写性能には特別こだわりはもっていません。
連写の性能にこだわってしまうとボディだけでなくレンズも高速連写に対応したレンズを選ばなくてはいけません。
サードパーティー製のレンズではSONY α1の最高約30コマ/秒やSONY α9IIの最高約20コマ/秒に対応が出来ない事が概ねですが、初めて行くライブハウスや、動員数が全く読めない時は「TAMRON 35-150mm F2-2.8 Di III VXD」を使用しています。
写りも良く、リニアモーターが搭載されているのでAFの反応も速いです。
絞りもF2-2.8なので、暗いステージでもシャッタースピードを速めに設定でき、被写体のブレや手振れも抑えられます。
なにより35mmから150mmという高倍率!様々な撮影が出来るので、グループ全体を1枚収めたり、あおり構図で臨場感を演出することも可能です。
今回のようなステージ上にいる人物の撮影では、データ量を気にせず撮影できる方が良いと私は考えています。なので連写で撮影をし続けるよりも、ここぞという見せ場でシャッターを押す方が容量も抑えられるのでオススメです。
さらに連写にこだわってしまうとシャッター方式も縛りが出てしまうのでこのような照明が多い室内では電子シャッターは向きません。
実は私が初めてライブアイドルの現場に足を踏み入れたのも、この友人の応援カメラマンとして参加させていただいた時になります。
周りの迷惑になってはいけないと思い、音を消すため電子シャッターを使い、フリッカー対策はシャッタースピードで補おうと考えていました。
しかし、様々な種類の照明が交互に点灯しているので、なかなか防げるものではなく、せっかくいい写真であってもお蔵入りとなってしまうことも・・・。
さらに、想像した以上にライブの熱気がすごい!メカシャッターの音なんて全く気にならないぐらいの爆音と声援で全くもって不要な気遣いだったと感じました。
もう一つ、電子シャッターを使うデメリットとしては「ローリングシャッター現象」が起きてしまう可能性が高いという事です。「こんにゃく現象」とも呼ばれています。腕を上げたり下げたり横に跳ねたり回転したり、様々な動きが伴うパフォーマンスでは電子シャッターを使うと被写体が歪んでしまいます。
上記の写真は、縦位置で撮影したもので、フリッカーとローリングシャッター現象が両方出てしまっています。せっかく躍動感の伝わる写真でも台無しです。
「SONY α9III」はグローバルシャッター方式が採用されているため全画素で同時露光が可能です。そのためローリングシャッター現象を防ぐことが出来ますが、他の機種で完全に無くすためにはメカシャッターで対策をするしかありません。
シャッター方式などでしっかり対策すれば、思いっ切り手を振り上げた場面でも問題ありません。楽しく動き回るパフォーマーを歪みなく撮影できます。
スタッフとしてライブハウスに立たせていただいているので、観客の邪魔にならないように場所を決めてほとんど定点で撮影させていただきました。
自由に動き回ることは難しかったのですがα7IVもα7CIIも画素数は約3300万画素です。APS‐Cクロップしても約1400万画素ですので、画質に大きな影響はないように感じました。
撮って出しということもあり、ノイズがのってしまっているのが分かりますが、むしろ薄暗いライブハウスでよく耐えてくれているなという印象です。
お酒を飲んで盛り上がっている方がいました。ライブ中にお酒を飲めるのもライブハウスの醍醐味です。
この日は3時間ほど腕を持ち上げて撮影していました。「SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」は望遠レンズF2.8通しでありながら、約1045gです。以前のモデル「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」では前側に重心が傾いてしまっていたため、新型モデルは持った時のバランスが改善されており腕への負荷をだいぶ軽減できました。
出演メンバーも他のグループが歌っている時はフロアに立ち、観客と共に歓声を送っていました。
パフォーマーのこのような姿が見られるのもライブアイドルの素晴らしい所です。
今回は特別に撮影と掲載許可を頂いています。
グループやスタジオによっても撮影には細かなルールが設けられていることが多いので、参加されるライブのルールをしっかりご確認ください。
撮影協力:「sommeil sommeil」
夢中になることは人それぞれ、スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。
【Nikon】望遠レンズをその手に。~NIKKOR Z 180-600mm〜
スポーツ会場やイベント会場でスタッフが使用しているのを見かける望遠レンズ。
大きく太いその容姿から時には「バズーカ」と呼ばれることもあります。
店頭でご案内していても「プロの人が使うんでしょ?」といったお声を頂戴することもあります。
いいえ、そんなことはありません。
今では望遠レンズもバラエティが豊富で、ズームレンズから単焦点レンズ、小さいものから大きいものまで様々なレンズが登場しております。
ぜひ、望遠レンズを手にして、まだ見ぬ世界を覗いてみていただければと思います。
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今回ご紹介するのは、念願の登場となったNikon『NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR』です。
2019年10月に超望遠ズームの存在がZマウントレンズのロードマップに登場してから早4年程。
その間、様々な情報を集めながら、望遠レンズは出るけれども400mmでは足りない、
そうかと言って、単焦点レンズは価格も大きさもかけ離れていて手軽に扱うには手が出ない。
その様なことを思いながらこの4年間このレンズの登場を首を長くして待ち続けた方も多いのではないでしょうか。
私自身もその1人で、これほど待ち焦がれたレンズも初めてではないでしょうか。
今回ワイド側が180mmスタートとなった為、中望遠~望遠を繋ぐレンズとしてご使用いただけるようになったかと思います。
しかし今回はやはり望遠レンズという事もあり、望遠側600mmに注目していきたいと思います。
撮影はNikon『Z8』を用いて行っております。
この焦点域となりますと彷彿させるのは『AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR』。
そこから広角側にも望遠側にも距離を伸ばした使い勝手の良いレンズとして本レンズは登場いたしました。
三脚座リングを含む重さは約2140g。600mmをカバーするレンズにしてはとても軽量で三脚や一脚を使用せずとも容易にカメラを構えることが可能です。また、「インターナルズーム機構」の採用によりズーミングによる重心移動の少なく、全長も変化しないので取り回しのしやすさは随一です。歩いていると突然姿を現すキツネもこのレンズを携えていればさっと取り出し、その姿を写真に残すことが出来ます。
もちろん焦点距離だけではありません。AFの能力もNIKKOR Zのレンズにそぐわしい性能をもっております。望遠端の600mmであっても『Z8』に搭載されている鳥AFにしっかりと追従し続けています。また、画面を横切るような横方向の動きだけでなく被写体がこちら側に向かってくるようなシーンでも被写体認識が働き、ピンが抜けることなくAFが合焦していました。
さて、野生動物の撮影において撮影距離と焦点距離は重要です。
もちろん警戒を解かせたり、警戒をかいくぐって接近して撮影することも場合によっては可能です。
しかし、撮影を行いたいが否が応でも距離を取らなければならない動物も中にはおります。
今回はその中でもヒグマの撮影を試みました。
体長は200~230cm、体重はときに300~400kgにもなるエゾヒグマ。陸上の野生動物では国内で最大です。草や木の実を主に餌としますが時にはシカ等の動物や昆虫なども食べます。そしてサケの遡上シーズンになると岸辺で捕食するシーンも見られます。写真からもわかる通り、大きな身体の指先には鋭く伸びた爪があります。これを使って険しい崖や木に登ったり、狩りに使用したりします。当然これで襲われたら、と思うとひとたまりもありません。そのため、今回は洋上から小型ボートで岸辺まで近づきヒグマに影響を与えず安全な間合いで撮影しております。なので必然的にレンズで距離を調整せざるをえないわけです。
秋口に上ってくるサケは、冬眠前の貴重なたんぱく源。しかしこの年はサケの遡上が例年より遅れていたようで、満足に餌が取れず瘦せている個体も多く見られました。それでも雄雌の成獣だけでなく、子育て中の親子なども見ることが出来、自然の雄大さを肌で感じることが出来ました。
『NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR』はテレコンバーター対応のレンズ。Z TELECONVERTER TC-1.4x/2.0xを使用することでその焦点距離を最大1200mmにまで伸ばすことが可能です。ここまで被写体を寄せることができると迫力ある大きさで写真に収めることができます。またテレコンバーターを使用しない場合でもZシリーズの上位機種『Z9』『Z8』は 4571万画素のセンサーを採用しているので、カメラ内のDXクロップ(1.5倍クロップ)を使用しても、19.4M画素を確保できるので十分に選択肢の一つになります。そのため、Z TELECONVERTER TC-2.0xを使用しつつDXクロップを併用することで、最大1800mm相当の画角をカバーすることが可能となります。レンズ、テレコンバーターの着脱が頻繁にはできない環境、自由に間合いを詰められない環境では、その幅広いズームレンジは最大の味方となります。
エゾナキウサギは体長わずか15~18cmほどのナキウサギ科に属する小型の動物。高山帯のガレ場(岩場)に生息し、岩場によって作り出される低温環境が棲息の条件となっています。ガレ場を住処としますが現れる場所は神出鬼没。岩の合間を縫って外の様子を伺います。なので、姿や鳴き声がしたらすぐさまレンズを向けなければその姿を捉えることは困難です。
ズームリングの回転角はわずか70°。カメラとレンズを手持ちで撮影する際にも片手で簡単にズーミングを行う事が出来ます。また、AF機構にはSTM(ステッピングモーター)が採用されており、高速かつ静粛にAFが駆動するので野生動物を刺激せずに素早くフレーミングが行えます。
それでいて強力な手ブレ補正も内蔵しておりますので望遠撮影時においても安定した撮影が可能です。
600mm域をカバーするレンズながら驚きの価格となった本レンズは、非Sラインとはなりますが描写性能の高さで評判のNIKKOR Zのレンズ。元々の性能が高いので非Sラインだからと気にする事は無いように思えました。進化を遂げるNikon Zマウントカメラボディに合わせるならピッタリのレンズです。その機動力、性能の高さは他には無い気持ちよさがあります。
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普段届かない距離をもグッと引き寄せる望遠レンズ。
遠くの被写体も写真内に大きく撮影することが可能です。
普段使い、とはなかなか難しいですが、何も特別では無い望遠レンズ。
ぜひ貴方の手にも、望遠レンズが届きますように。
価格改定予定ですので、『NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR』を手に入れるなら今がチャンス!
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【Canon】はじめてでも使いやすい!コスパ最強APS-C、EOS R10
皆さまはカメラを買う際に何を基準に選びますか。
価格や機能、重さなど、決め手になる要素はいくつかございます。
ただ、カメラをはじめて買う方は、何を基準に決めればよいかわからないと思います。
実際に店頭でも、どのカメラを買ったら良いかわからない、というお問い合わせをよくいただきます。
今回は、初心者に人気のEOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキットを実際に使用して撮影を行いました。
使用して感じたオススメのポイントを作例と共に紹介いたしますので、ご参考になれば幸いです。
ポイント① 携帯性
重たいと持ち運びが大変だったり、大きいと専用のバッグが必要になるので、とりあえずはじめてみたい、日々持ち運びをされたいという方には重要なポイントです。
ひとえに一眼カメラといっても、レフかミラーレスか、またセンサーサイズの違いによって大きさや重さは異なります。
レフとミラーレスだと、レフレックスミラーの入っていないミラーレスの方が小さくなります。
センサーサイズは、大きければ大きいほど、ボケが大きく表現できる、階調表現が豊かになる、ノイズが発生しにくくなる、などの画質に関するメリットが生じます。
ですが、その分、ボディはもちろんですが、特にレンズが大きく重くなってしまいます。
センサーサイズは今出ている一眼カメラだと、大きい順に、中判、フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズの4種類あります。
メーカーによって扱っているセンサーサイズが異なっていて、例えばCanonだと、フルサイズとAPS-Cの一眼カメラを販売しています。
今回私が選んだEOS R10は、ミラーレスのAPS-C機です。
バッテリー、カードを含んだ重量が約429gと、500gを切っており持ち運びのしやすい重量です。
キットのレンズ、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは長さが約84.5mm、重量が約310gと、ボディと合わせても約739gで非常に軽量な組み合わせです。
A4サイズのファイルがぴったり入るトートバッグに入れても、あまりスペースを取らないコンパクトさです。
小さいながらにグリップがしっかりしているので、ホールド感が良く持ちやすいです。
ポイント② AF性能
カメラ初心者にとって、性能が高ければ高いほど嬉しい機能がオートフォーカスです。
カメラがピントを被写体に自動的に合わせてくれる機能のことで、昨今ですと、動体の認識までできるようになっております。
EOS R10も、人物、犬や猫、鳥などの動物、車やバイク、飛行機などの乗り物と様々な被写体を認識することが可能です。
また、AFスピードも速く、動く被写体もしっかり追従する事ができます。
AFの性能が高いと、シャッターチャンスを逃すことが少なくなったり、構図や色味、明るさの設定を考えることができるので、よりクオリティの高い写真を撮影することができます。
例えば、この鳩の写真、バッチリカメラ目線で撮影されています。
こちらは、かなり距離が離れた状態で撮影しており、鳩の行動も読みにくかったのですが、AFの追従がよいので構図に集中ができ、しっかりこちらを見たタイミングでシャッターチャンスを逃さずに撮影ができました。
これが鳥の瞳を認識せず、AFスピードが遅ければ、ピント合わせに時間がかかり、この写真を撮ることができなかったと思います。
ポイント③ 汎用性
一眼カメラの魅力の一つが、多様なレンズによる表現の違いを楽しむことができることです。
とはいっても、はじめて間もないと何を使って良いかわからないかと思います。
また、レンズ交換に慣れていない間は、1つのレンズで様々なシーンに対応できると非常に便利です。
今回使用した、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMというレンズは、フルサイズ換算で29mmの広角から240mmの望遠をカバーした、高倍率の便利なズームレンズです。
29mmですと、スマートフォンの標準レンズに近い画角ですので、普段の撮影と同じ感覚で行うことができます。
被写体でいうと、風景写真やスナップ写真を撮影することが多い画角です。
望遠側の240mmですと、遠くの物をグッと近づけて撮ることができます。
風景写真や、動物やスポーツ、乗り物などの動体撮影、桜や紅葉の撮影など、幅広い被写体で使用する画角です。
また、18mmから35mmの時にはレンズ先約7cmまで近づくことができるので、ご飯などのテーブルフォトを撮ることもできます。
様々な画角を網羅していて、かつ近づいて撮影できる汎用性の高いレンズなので、1本で様々な撮影が可能です。
普段使いはもちろん、旅行のような荷物を少なくしたい場合にも最適のレンズです。
+αの嬉しい機能
・ピクチャースタイル
写真の仕上がりを自分好みに調整できる機能です。
色の鮮やかさや、明暗差、シャープネスを調整することで写真の仕上がりをコントロールすることができます。
初期設定でオートになっており、カメラが撮影シーンに応じて、色あいを自動調整してくれます。
スタンダード、ポートレート、風景、ディテール重視、ニュートラル、忠実設定、モノクロの7つのプリセットがあり、そこから更に詳細設定で細かい調整ができます。
個人的に柔らかく、カラフルな描写が好みなので、今回はプリセットのスタンダードからコントラストを下げて、彩度をあげる設定をして撮影しました。
・HDRモード
明暗差が激しいシーンで、白とびや黒つぶれが緩和された写真を撮影できるモードです。
外で撮影していると、逆光で白とびや黒つぶれが起こる事も少なくありません。
その際にHDRモードで撮影すると、露出の異なる写真を3枚合成し、暗部の領域を明るく補正したHDR画像が生成されます。
撮影を行った日も日差しが強く、空の色が白くなってしまうことがままありました。
これを、HDRモードで撮影するとしっかりと色が出た状態で撮影できます。
外で撮影することが多い方は、この機能があるとカメラ内で補正ができるので、非常に便利です。
いかがでしょうか。
携帯性、AF性能、汎用性が高く、ある程度カメラで写真の仕上げが可能なEOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキット。
今回使用してみて、使いやすさ抜群なのに10万円半ばで購入できるので、コスパの良いキットだと感じました。
どのカメラを買うか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
今回使用した機材はコチラから。
動物園へ写真を撮りに行くとき、どんな焦点距離のレンズを選ぶでしょうか。
今回は敢えて超望遠単焦点1本にレンズを絞って撮影をしてみました。
今回お供に選んだのは「AF-S NIKKOR 500mm F5.6E PF ED VR」。
PFレンズを採用しており、500mmという焦点距離にも関わらず小型軽量に仕上がっています。
動物園での撮影は移動もシャッターチャンスを待つ時間も長く、また一脚などの補助具が使用できないところも多いため、軽い機材は撮影の強い味方です。
上野駅に到着し改札をくぐると、正面遠くに上野動物園の門が見えています。
わくわくするこの瞬間、早速500mmでとらえました。さすがの圧縮効果です。
門をくぐって最初に撮影した写真です。
この瞬間、私はこのレンズが「いいレンズ」であることを確信しました。
サルの瞳に置かれたピント面は圧倒的な解像感です。まるでカメラを持った私が瞳に写りこんでいるのではないか、そう錯覚してしまうほどです。そして写真全体の抜けも非常によく感じます。
PFレンズではボケの固さがしばしば弱点と言われますが、わずかにざわついている程度で全体的によくまとまっていると思います。
ちなみに今回使用したボディは「Nikon D6」です。
レンズの小型軽量さを潰してしまっているようにも思えますが、重心がボディ側にあるので数字の割に苦を感じません。
フラッグシップ機の圧倒的な動体性能を最大限活かせています。
動物園に500mmはやや長すぎるかと思いましたが、実際に撮影してみて、それは先入観だったと気づきました。
もちろん500mmには不向きなシチュエーションも存在しています。ですが、その場面に出会い「このレンズでどう撮るか?」それを考え実行した先に新たな視点が待ち受けています。
例えばこのカット。夜行性動物を展示する建物の中で、館内は足元がかろうじて見えるほどの明るさです。
このような場面、普通なら135mm程度の大口径レンズを使いたいところです。
ですが手元にあるのは500mmの単焦点レンズ、しかも開放でF5.6。D6の常用ISO感度の最大値であるISO102400を使用し、わずかに照らされた照明の下に来た瞬間を狙いました。
普段の撮影では撮ることのできないであろうダイナミックな写真になりました。ボディ、レンズの暗所性能に感服です。
もちろん超望遠レンズだからこそ捉えられる瞬間もたくさんあります。
上野動物園といえばやはりパンダだと思います。
パンダは室内でガラス越しに見る生き物というイメージがありましたが、屋外で過ごしていることもあるようです。目の前にガラス1枚あるかどうかで、印象が大きく違って見えます。
室内にいるパンダは500mmでは撮影が難しいですが、屋外なら大活躍してくれます。
望遠レンズ特有の圧縮効果で印象的な写真になりました。
画角を変更できない不便さを補って余るほどの軽さと画質を持った「AF-S NIKKOR 500mm F5.6E PF ED VR」。
誰も見たことのないような瞬間を、軽やかに、超望遠単焦点レンズで収めてみてはいかがでしょうか。
▼今回の使用機材はこちら▼
皆様は『V-AF』という名を聞いたことはありますでしょうか。
こちらはSAMYANGが個人のビデオクリエイターから小規模なプロダクション・映画製作者に向けて作成した小型・軽量のシネAFレンズとなっており、2024年8月現在で全6種類提供されています。
焦点距離は20mm、24mm、35mm、45mm、75mm、100mmがあり、レンズ名がF値ではなく全てT値での表記となっております。
F値はレンズの透過率が100%と仮定した場合の明るさですが実際の透過率は100%ではありませんので、T値は透過率を考慮して算出されたより正確な明るさを表してくれています。
CMや映画の現場では照明などをセッティングし露出を決定した後、レンズ交換する場合に微妙な露出変化が起きると違和感が生まれてしまうため同じ露出条件で撮影できるようにT値を使って計算をするようになっています。
なのでT値は映像制作の現場ではとても重要な数値になるのです。
そして今回は動画撮影にも強いSONY α7SⅢと共に以下の4本を使い撮影を行いました。
・V-AF 24mm T1.9
・V-AF 35mm T1.9
・V-AF 75mm T1.9
・V-AF 100mm T2.3
もともとは動画利用のみをご紹介しようと思っていたのですが、思いのほか写真撮影でも力を発揮してくれたので、前編を動画、後編を写真と分けてご紹介させていただきたいと思いますので後編はこちらから御覧下さい。
では早速それぞれのレンズで撮影した動画をご覧ください。
ご覧いただきありがとうございます。
撮影をしていて感じたことは「とにかく軽くて扱いやすい」「オートフォーカスが静かで速い」ということでした。
手持ちで撮影をしていたのですが負担になる事は全くなく、手ブレの少ない安定した撮影ができました。
75mmで撮影した際に枯れ葉にピントを合わせトラッキングさせてみたのですが、動画でご覧いただくと分かるように素早いオートフォーカスでしっかり追従してくれています。
一瞬ピントが手前に抜けてしまっておりますが、手前に枝が有る悪環境の中でもここまで食い付いているのは素晴らしい性能です。
これはα7SⅢとV-AFシリーズの相性の良さが垣間見えたシーンだったと思います。
更にV-AFは8Kにも対応したレンズ設計のため高画質な撮影が可能となっており、8Kは7680×4320の約3300万画素になるので通常の写真撮影にもしっかり使える解像力を持った万能レンズと言えます。
では、ここからはV-AFをオススメしたいポイントをお伝えしていきますので、まずはスペック表を見てみましょう。
上のスペック表をご覧頂くと、同一スペックになっている項目が多いことが分かるかと思います。
V-AFシリーズはこのように基本設計を同じにすることにより様々な利点をユーザーに提供してくれています。
①大きさや重さなど基本設計の統一
どうしてもレンズ自体の大きさが変わってくると操作性やバランスが変わってしまう懸念点があります。
しかしV-AFシリーズはフォーカスリングやスイッチ類の場所も統一されており、それにより操作ミスを防げるというメリットもあります。
そしてジンバルを使用する際もレンズ交換によるバランスの取り直しが不要な為撮影をスムーズに行うことが可能となっております。
この快適さ。ジンバルを利用されている方なら特に幸せを感じるかと思います。
②フィルター径が58mmで統一
フィルター径が統一されていることによりフィルター関係を共有することが可能となっております。
同一メーカーであってもそれぞれのレンズに最適化した作りとなっているため、どうしてもフィルター径の違いによりステップアップリングを用意する必要があります。
そういった余分なアクセサリーを用意する必要がないのは撮影時の荷物削減にも繋がります。
そして、58mm径というコンパクトさによりフィルター代の節約にも力添えしてくれている事には感謝でいっぱいです。
③レンズ側面に大きく焦点距離とT値を記載
これにより撮影時も上から覗かなくても容易にどのレンズが付いているか確認が出来ますし、レンズ交換時もレンズ名を把握できる場所が多い事によりスムーズに作業を進められます。
④前方と側面にタリーランプ搭載
上の写真で確認を頂けるように、動画モード時に緑ランプ、REC時に赤ランプ、写真撮影時は消灯という仕組みとなっており、RECボタンの押し忘れがないかの確認を被写体、周りのスタッフ、撮影者の全方位で行うことができますので安心感が抜群です。
撮影現場で「撮れていなかった」という現実が一番残酷と言っても過言ではないでしょう。
それを防ぐための対策をしてくれているだけでありがたい限りです。
⑤カスタムスイッチとフォーカスホールドボタンの搭載
カスタムスイッチをM1からM2に切り替えると、AF設定時にフォーカスリングを絞りリングとして利用する事が可能となっています。(MF設定時はフォーカスリングとして作動)
カメラ本体のダイヤル特有のクリック感も無いので滑らかな操作で絞り値の変更ができます。
フォーカスホールドボタンはフォーカスホールド機能(AFモード時)とフォーカスセーブ機能(MFモード時)が使用できます。
そしてカメラ本体側のカスタムキー設定から「瞳AF」などの機能を割り当てることも可能ですので自分なりのカスタマイズをお試しください。
上記のスイッチ関連の設定内容は「レンズステーション」と「レンズマネージャー(ソフト)」でも変更可能となっています。
⑥レンズ前面にメタルアクセサリーマウントと電子コネクタ搭載
レンズ前面には別売の専用アクセサリー「V-AFマニュアルフォーカスアダプター」を取り付けることができ、アダプター装着時はレンズ本体のフォーカスリングが絞りリングとして動作するようになり、一般的なシネレンズと同等の機能性を実現します。
更にV-AFレンズでシネマスコープサイズでの撮影を可能にするフロントコンバージョンレンズ「SAMYANG V-AF 1.7x Anamorphic MF Adapter」も提供されていますので痒いところに手が届くアクセサリーが多数ございます。
⑦フォーカスブリージング量の公開とシリーズで統一されたカラーバランス
この両方は動画撮影時の作業効率を高めるのにとても重要な情報になります。
1mから無限遠へフォーカス移動した際の像の拡大率が示されることにより動画編集時の指標となります。
色味に関してもSAMYANGのCCI規格に合わせて設計されており、レンズを交換してもカラーバランスが異なることはありません。
これにより動画編集時の作業がかなり省略され統一感のある映像を容易に作成することが可能となります。
ではここから動画からの切り出し写真と共にチェックしていきたいと思います。
まずシンプルに絞り解放の状態から解像力が高くボケ味も美しいバランスの取れたレンズだと強く感じました。
そして広角の24mmでT1.9(F1.8)という解放F値のおかげでしっかりとしたボケ感も得られるので主題と背景の分離感も得られます。
最短撮影距離も19cmとかなり短いので被写体と近すぎてピントが合わないというような場面は基本的に発生することはないでしょう。
こちらはボディ内の設定でオートフォーカスの速度を遅めにしネコジャラシ(エノコログサ)の手前から奥へフォーカス移動させた場面ですが、リニアSTMモーターを採用したことにより速くて静かなオートフォーカスを実現しておりますが、ゆっくり滑らかなフォーカスにもしっかり対応しており、動画のことをしっかり考えて作られていることがよく分かります。
更にマニュアルフォーカスもフォーカスリングが広く設けられているため手動でも正確なピント合わせが行いやすくなっているのもおすすめポイントです。
逆光時はゴーストは出るもののコントラストが低くなることはなく安定した撮影が可能となっております。
上のシーンではF11まで絞っているのですが、V-AFは全て絞り羽根が9枚と奇数枚数のため2倍の18本のダイナミックな光芒を表現することもできます。
75mmは中望遠レンズで画角的にも整理しやすく主題をハッキリさせた撮影が容易になります。
今回はリフレクションも活かした形で撮影してみましたが、前景背景のボケ感も美しく素晴らしい描写をしてくれています。
100mmでも言えるお話ですが歪みが少ないので人物撮影にも適しているレンズです。
広角や標準レンズと組み合わせる事により、クローズアップした画を差し込めるので注目してもらいたい場面で利用するのも効果的です。
こちらは冒頭でもお話したAFトラッキングテストのシーンです。
フォーカス位置の変化+前後移動させてみましたがしっかり食いついてくれているので大抵の動きに関しては対応が可能でしょう。
そのフォーカスの速さも下のシーンでご確認頂けたと思います。
サルスベリの花の手前から奥に素早くフォーカスさせたシーンですがボディ内のフォーカス速度設定は標準にしており、その状態でここまでのスピードが出せるようになります。
フォーカスブリージングのパーセンテージが13%と一番大きな値になっている100mmですが、これは1mから無限遠まで移動した際のブリージング量になりますので短い距離でのフォーカス移動であれば気になることはほとんど無いかと思います。
実際にフォーカスブリージングも定点での撮影でない限り違和感を感じることも少ないのでご安心頂ければと思います。
V-AFシリーズの完成度の高さをお話させて頂きましたが、実際に触ってみるとレンズのちょうどいい大きさや軽さを実感できるかと思います。
シンプルにオートフォーカスもかなり速いので写真撮影にV-AF をご利用頂くのも全く問題ないと筆者自身使用していて感じており、冒頭にもお伝えしたように写真に特化した記事も後編としてアップ致しますので是非ご覧頂ければと思います。
V-AFで揃えることにより「操作性」「色味」の統一に加え、カメラバッグ内の軽量化と省スペース化を図れますので是非ご検討してみてください。
▼後編はこちらから▼
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【Voigtlander】朝の光
写真を撮るうえで、最も重要なのは光というのは
周知の事実ですが、皆様はどのような光が好きでしょうか。
筆者としては、基本的にどの時間帯の光もそれぞれに良いことがありますので
時間で絞り込むことはできませんが、冬の光や冬から春になる期間の光が好きです。
真夏は光の暑さに負けるため、外に出る機会が減ります。
必然的に撮影時間は、暑い日中以外を考えるわけですが、
朝にカメラを持ち出す機会があまりないことに気づき、
今回のテーマを「朝の光」にしました。
■愛機紹介
FUJIFILM X-T4
Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 X-mount
夏の早朝というと朝顔はよく思い起こされるかと思います。
小学生の時にプランターで育てた記憶が頭の片隅にありますが、
今回見つけたのは、近くにプランターはなかったので野生と思われる朝顔です。
柵への絡まり方と光の入る角度が絶妙でした。
こういう隙間に物が挟まっているのは、誰かが意図的に行ったのか
何かの拍子に挟まってしまったのかわかりませんが、見つけるとつい撮影してしまいます。
時間帯が違えば、見え方も変わるという言葉通り、
見慣れた道も花も普段とは違う様子で、不思議な世界に迷い込んだような気分になります。
等間隔に止まっている鳩。
煙のような雲。
この日は朝の風が比較的涼しめでしたので、
日陰休憩を挟みながら長めの散策を楽しみました。
個人的にはなりますが、
実はフォクトレンダーのレンズは、手元に迎えてからもうすぐ1年が経とうとしています。
筆者的には何年も連れ添った相棒のような感覚のため驚きを隠せません。
このレンズを迎えてから写真がより楽しくなったことは言うまでもありません。
数は多くありませんが、使用してきたレンズの中でも
このレンズを通して見る、光とものの質感の表現が一番好きです。
フィルムシュミレーションも相まって、目で見た時よりも心情や記憶に寄り添う写し取り方をするレンズだと思っています。
そんなレンズとこれからもいろいろな光を求めて写真を続けていきます。
皆様も愛機と共に光をお楽しみください。
それでは今回はこの辺りで。
【Canon】やっぱり光学ファインダーは気持ちが良い「EOS 5D Mark IV」で撮影されたポートレート写真
マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。
システム障害に伴い、8/25(土) 夜間帯にフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に作品を新規アップロードいただけない事象が発生いたしました。システム障害発生中にご投稿いただきましたご投稿者様に深くお詫び申し上げます。
本障害に伴い「人物部門」の応募期間を9/1(日)までに延長いたします。残り1週間夏の終わりまでポートレート撮影を存分にお愉しみいただき、ぜひフォトコンテストへのご参加をお待ちいたしております。
グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られます!
さて、本日ご紹介するのは「Canon EOS 5D Mark IV」でご投稿頂いたポートレート! フラッグシップ機と同等の優れた機能も搭載された一台で撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】プロポーズ<投稿作品を見る>
【投稿者】ゆう様
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + EF50mm F1.2L USM
【作品名】Rainy<投稿作品を見る>
【投稿者】黒水 雪那様
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM
【作品名】Circle<投稿作品を見る>
【投稿者】黒水 雪那様
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM
【作品名】僕が守る<投稿作品を見る>
【投稿者】グッチー様
【投稿者コメント】七五三で撮影させていただいた少年。
刀の似合ういい男です。
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + EF85mm F1.4L IS USM
【作品名】崖の女性<投稿作品を見る>
【投稿者】JunNozawa様
【投稿者コメント】断崖の崖で佇む女性
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM
【作品名】メリーポピンズ<投稿作品を見る>
【投稿者】ゆう様
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV + EF35mm F1.4L II USM
【作品名】color<投稿作品を見る>
【投稿者】akari/様
【使用機材】Canon EOS 5D Mark IV
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
例年に比べてより暑い夏日が続いていますが、今回は逗子海岸に来ました。
海辺への旅行は夏バテを癒やすために最適です。
筆者は冬にもこの場所を訪れたことがありますが、夏ということもあってかこの日は賑わいを見せています。
海岸線を走る車の流れや、ビーチに集まる人々の賑やかさが、冬の静けさとは別の世界みたいです。
そんな今回の旅のお供はLeica M10-PとKodak エクター 47mm F2 (L) シビリアンです。
もし私が「好きなLeicaのデジタルM型カメラは?」と尋ねられたなら、M10シリーズを挙げます。
2017年、デジタル技術が急速に進化していた時期に、LeicaはM10を発表しました。2018年、Leica M10-Pを発売しました。
Leica M(Typ240)の濃厚な色合いや高コントラストやまたはLeica M9シリーズの個性的な色合いと比較して、M10シリーズの色彩は控えめで、コントラストも比較的ソフトですが、Leicaならではの「油絵」のような色合いがしっかりと感じられます。
現在、LeicaのM型デジタルカメラはM11シリーズまで進化し、驚異的な高画素と優れた感度を誇り、この機種こそが最も優れたデジタルライカであるという人も多くいるでしょう。
しかし、筆者は昔の良き時代を懐かしみ、依然としてM10シリーズの控えめで奥深い魅力が好きです。
もちろん良いレンズもまた、写真にさまざまな魅力をもたらします。
今日、M10-Pに合わせて使用しているのはKodak エクター 47mm F2 (L) シビリアンです。
Kodak エクター 47mm F2は第二次世界大戦中にアメリカ軍が発注したコピーライカである、Kardon(カードン)というカメラに搭載されたレンズの一部です。
戦争の終結によりアメリカ軍は注文を取り消したため、製造元のPremier Instrumentは僅かな台数のKardonカメラを製造しただけでした。
そのためKodak エクター 47mm F2のレンズも限られた台数のみが生産されました。
今回ご紹介しているのは、通称シビリアンと呼ばれる民生用モデルです。
開放絞りの状態ではボケが非常に柔らかく、ピントのシャープさのギャップが面白く、多くの人に愛されてます。
ピント面はシャープで発色は穏やか、輪郭は滲んでいます。
かつては汚いと嫌われていた二線ボケも今ではオールドレンズの味とポジティブに捉えられるようになりました。
周辺減光がありますが、個人的にはこの効果が気に入っています。
フレアがレンズの独特な魅力を引き立てていて絵画的な雰囲気にしてくれます。
F値開放の柔らかな描写と比べると、F値を絞ることでレンズの描写力がシャープになり、周辺部分の解像度も上がっていきます。
エクターの魅力は使えば使うほど新たに出てくると思います。
軍用の品質と興味深い描写力が組み合わさることで、魅力的な撮影体験を味わうことができました。
絞り開放での柔らかさとLeica M10-Pの色味が組み合わさることで、まるで油絵のように色彩豊かで線の美しい写真の作品に仕上がります。
【Canon】 すべてのメーカーを渡り歩いて、最終的にCanon一筋になった私が思う事。
※本記事の写真は、EOS R6 MarkIIとRF28-70mm F2L USM、RF24-105mm F2.8 L IS USM Z、RF100mm F2.8 L MACRO IS USMで撮影しています。
14年前にRICOHのコンデジから始まった私のカメラライフは、
理由は簡単。
当時頭一つとびぬけたAF性能を誇っていたからでした。
純然たる性能“だけ”で選んだカメラでしたが、それは後々生き方そのものも左右するほど大きな存在になっていきます。
休日のたびに撮影に出かけ、その結果に一喜一憂していたあの頃。
撮れば撮るほど、ワクワクは増えていきました。
今日は海へ、明日は山へ。
桜を、向日葵を、紅葉を、雪を追いかけて、どこまでも歩いていく。
休みと言えば家でゲームだけだった、昨日と明日の見分けがつかない、繰り返しの毎日はもうどこにもありませんでした。
梅雨の晴れ間に誘われ、天文台の森に赴いた時のこと。
大正時代の官舎を利用した建物に、星や宇宙を題材とした絵本がずらりと展示されていました。
沢山の作品がある中で一番気に入ったのは、翼を怪我した渡り鳥を仲間の元へと送り届ける灯台守のお話。
子供のころ大好きだった絵本を思い出し、時間を忘れ夢中になって読んでいると、隣のドアから出てきた海外の方に、「ありがとう」と声をかけられました。突然のことに驚いていると、何と作者の方とのこと!
久しぶりに出会った素敵な世界への感謝を伝えたくて、拙い英語で何とか話した気持ちは、ちゃんと届いたでしょうか。
もう少し勉強しておくんだったと後悔しましたが、笑顔は共通言語だと信じて。
こちらは山間部の土砂降りに襲われて逃げ込んだ遊歩道。
その真中を貫く開渠と、申し訳程度に掘られた待避所が意識させるのは、ここが100年以上も前に拓かれた線路だという事。
子供の頃からこっそりあこがれていた「レールの上を歩く」という夢をかなえると、足裏には思ったより強い硬さを感じました。
最近太ったな・・・としきりに気にしていた体重なんて、荷物を満載した列車に比べればひどく慎ましやかなものなのでしょう。
思わぬところで「まだ大丈夫」と勇気をもらった後は、片道1kmというその長さをいやというほど味わうことに。
私たちはどうやら、特別だった事しか記憶に残せないようです。
昨日食べた食事を忘れても、旅先で出会った美味しい料理は思い出せる。
視界の隅の街路樹が何の木か知らなくても、史跡の大木の案内板には目を凝らす。
知らない場所で道に迷った事、そしてそこで偶然見つけた素敵なものも忘れない。
憧れて舵を切った撮影地のことなら、なおさら。
迷って迷ってたどり着いた場所で、偶然何かに出会う。
それは夏の騒がしい光に照らされた電車だったり
かつてたくさんの子供たちに歌うことの楽しさを教えた楽器だったり
命と笑顔の重さを感じる時を待っている、遊具だったりする。
背が伸びる程に見えなくなっていったもの。それこそが大切だとカメラは教えてくれた。
地面すれすれにバリアングルを構えれば、あの頃と同じ視点。
小さな足で歩ける範囲が全てだった、けれど今よりもずっと、季節がそばにあったあの頃…。
どんな精巧なオンラインマップでも、憧れを記した心の地図には敵わない。
”見たことのないものを見つけに行きたい”
その気持ちが道しるべ。
EOSがある限り、私は何度でも少年時代を生き直すことができる。
代り映えのしないアラーム音で目が覚めても、防湿庫の中から相棒を連れ出せば、新しい今日が始まる。
難しいことなんて何も考えなくていい。
快晴なら暖かな海へ。曇ったら山奥の遺跡へ行こう。雨なら夜を待って、街を宝石みたいに輝かせるのも悪くない。
それは意味があって、希望のある一日。
あの頃と同じ、ワクワクする今日なんだ。
道に迷ったらスマホのマップを。生き方に迷ったら心の地図を。
カメラ選びに迷ったら、、、。
発売から約4年(2024年8月現在)、今なお人気の高い『Canon EOS R5』の魅力をカメラ専門店スタッフが語ります。実際に撮影した写真や動画を交えつつ紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
00:49 写真性能について
01:18 高画質
04:29 AF性能
06:19 信頼性
08:37 動画性能について
10:19 8K撮影の魅力
13:09 中古数が豊富!
13:45 エンディング
写真性能
写真性能は3つのポイントを軸に紹介します。
1つ目の「高画質」では約4500万画素の高画素を活かした描写力を紹介。
2つ目の「AF性能」では人物や動物の被写体認識の実用性を写真を交えて紹介。
3つ目の「信頼性」ではカメラボディのファインダー、手ブレ補正など実際に撮影して感じた魅力を紹介します。
F1の明るいレンズで撮影した、ピント合わせが難しいカット。約576万ドットの高精細で見やすい電子ビューファインダーは、逆光時の撮影においても視認性が高く撮影に没頭することができます。
Canon EOS R5 + Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mount(キヤノンRF用)
動画性能
『EOS R5』の動画性能で一番のポイントが8K撮影。記録形式は12bit RAWの内部記録、Canon Logなど、シネマカメラのような本格的な映像制作を楽しむことができます。
動画では「Canon Log」を使用して撮影した映像と共に8Kの魅力を紹介。8Kともなれば、画素数は約3540万画素(8192×4320)。圧倒的な表現力を持つ映像をぜひ一度体験していただきたいです。
まとめ
写真・動画を問わずあらゆる瞬間を思い通りに捉えてくれる『EOS R5』。
『Canon EOS R5 Mark II』発売前(2024年8月現在)の中古数が豊富な今が購入のベストなタイミングです!
動画内では写真・動画それぞれの視点から詳細に解説していますので、ぜひご覧ください。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願い致します!
【Canon EOS R5のご購入はこちら】
【SONY】秋のはじまり!αオータムキャッシュバックキャンペーン2024も始まりました!
朝や夕方など、少しずつ秋の気配を感じることが増えてきました。
秋の始まりと共に、SONY αオータムキャッシュバックキャンペーン2024がスタートします。
期間は、2024/8/23(金)から2024/10/15(火)までとなっております。
期間中にお客様ご自身でキャンペーンにお申込みいただくと、最大70,000円のキャッシュバックが受けられるお得なキャンペーンです。
対象商品は下記ページをご確認ください。
数多くの対象商品からオススメのカメラを、作例写真と共にご紹介いたします。
1.SONY α7Ⅳ
ILCE-7M4 +FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ILCE-7M4 +FE 135mm F1.8 GM
まずは、SONYの中でも不動の人気を誇るα7Ⅳのご紹介です。こちらは、30,000円のキャッシュバック対象となっております。
人気の理由は、動画でも静止画でもピントを合わせてシャッターボタンを押すだけで自分の求めている以上の画を出してくれるところです。
写真撮影は勿論、α1・α7SⅢから受け継がれた画像処理エンジンによりデータ量の多い動画撮影も可能となり、写真と動画どちらも高画質に撮影が出来ます。
また、EVFの見やすさもα7Ⅳになってからクリアに写るようになりました。ファインダーを覗いて見たまま通りに綺麗に写真が撮れるところも人気の理由ではないかと思います。
どんな使い方をする方にも必ず満足いただけると言っても過言ではないほどの幅広い範囲にわたる高性能なスペック、分かりやすいメニュー表記などカメラを始めて使用される方からプロとしてお仕事されている方まで幅広く自信をもってオススメできるカメラです。
▼FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの作例はこちら!▼
▼FE 135mm F1.8 GMの作例はこちら!▼
2.α7Ⅲ
ILCE-7M3 +FE 16-35mm F2.8 GM
ILCE-7M3 +FE 35mm F1.4 GM
α7Ⅲはフルサイズカメラデビューを飾りたい方にオススメしたいカメラです。こちらも、30,000円のキャッシュバック対象となっています。
α7Ⅲの魅力は、コストパフォーマンスの良さです。カメラを始めてみたいけれども、出来るだけ予算を抑えたい。けれども性能では妥協したくない。そんな方には是非α7Ⅲをご検討いただきたいです。
また、有効約2420万画素はデータの閲覧や編集する際にPCのスペックによって処理時間がかかってしまうことなくすべてのユーザーに快適にご利用いただけます。
その他にもα7Ⅲはα7Ⅳと異なり、チルト液晶となっています。
チルト液晶の魅力は、自分の撮影軸をぶらさずにローアングルの撮影ができることです。
そのため、セルフィーの撮影をされない方やローアングルの撮影が多いユーザーに人気となっています。
▼α7Ⅲの作例はこちら!▼
3.ZV-E1
ZV-E1 +FE 35mm F1.4 GM
ZV-E1 +FE 24mm F1.4 GM
気軽に簡単なVLOGCAM、ZV-E1もキャッシュバックキャンペーンの対象です。こちらも30,000円のキャッシュバック対象となっています。
SNS投稿などが人気になるにつれて、写真ではなく動画撮影をメインに据えて写真を楽しむ方も増えてきました。
ZV-E1はSONYのVLOGCAMシリーズの中でもフルサイズセンサー搭載の一台となります。
動画撮影の際に重要なのは映像だけでなく音声も重要になってきます。
ZV-E1はマイク性能も優れており、「前方」や「全方位」など指向性マイクが搭載されています。
またα7SⅢと同等のセンサーを搭載しており、1210万画素と低画素ですがその分ダイナミックレンジが広く、階調表現が豊かな写真・動画撮影が可能です。
手のサイズが小さい方でもしっかり握りこめるコンパクトサイズとなっており、誰にとっても使いやすいカメラです。
▼ZV-E1の作例はこちら!▼
▼FE 24mm F1.4 GMの作例はこちら!▼
ボディでは、今回ご紹介したこちらの3機種の他に、高画素モデルでAIプロセッシング搭載のα7RⅤ、コンパクトフルサイズカメラとして人気の高いα7Cシリーズの後継モデルα7CⅡも対象となっております。
また、α7RⅤ、α7Ⅲやα7Ⅳなど一部のボディは対象レンズと同時購入でさらに10,000円のキャッシュバックとなります。
そのため、α7ⅣとFE 24-105mm F4 G OSSを購入した場合、まずボディとレンズでそれぞれ30,000円と10,000円のキャッシュバック、それにさらに同時購入のキャッシュバックで10,000円の追加となりますので合計で50,000円のキャッシュバックとなります。
この同時購入キャンペーンは、α7Ⅲやα7Ⅳだけではなく、動画クリエイターに根強い人気を誇るα7SⅢや、連写性能に優れスポーツ撮影にオススメしたいα9Ⅲも対象となっております。
お申し込み方法など詳しい情報は下記メーカーサイトをご確認ください。
マップカメラではインターネットからのご購入で新品2年保証といった更に安心してカメラをお使い頂けるマップカメラだけのサービスも充実しています。
お買い得なメーカーキャッシュバックは2024年10月15日まで!ぜひこの機会をお見逃しなく!
【Canon】新製品が登場してよりお得に!実用重視の名機 EOS R5 がおすすめな理由
この度8月30日に発売が決まったEOS R5 Mark Ⅱ、新開発の裏面照射積層CMOSセンサーやCanonの最新技術が詰まった高速解析・高速撮影を実現する新エンジンシステム「Accelerated Capture」とディープラーニング技術の融合と新たなAFシステムによる動体撮影の進化、CINEMA EOSシステムから継承した動画機能等、気になる部分を挙げればきりがないほど高性能なCanonの本気を感じるカメラです。
最新機種を心待ちにされている方も多いと思いますが、この新製品の登場によりお求め安くなった初代EOS R5に筆者はたいへん興味が湧いてしまいます。
なんと中古だとこんなにお得に手に入れることができます。
今回はその魅力についていくつかご紹介したいと思います。
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1.使いやすいボタン配置
新しいカメラに切り替える際、筆者が最も苦労するのはメニューとボタン配置なのですが、EOS R5はプロユースを想定された機種ということもあり、ボタン配置は非常に整理されたものとなっています。難なく慣れることができました。
特に長らく一眼レフを使用していた方であれば見慣れた配置になっておりユーザーへの配慮をうかがい知ることができます。
Canon好きの店頭スタッフの中では、親指を置いておくことが多い「マルチコントローラー」や「AFスタートボタン」の下に「拡大/縮小ボタン」があるため撮影後、写真を確認する際にたいへん便利という意見が挙がっていました。
使用メディアはSDカードとCFexpressカード TypeBです。
RAW動画や8Kでの動画収録などの際はCFexpressカード TypeBが必要です。
登場した当初はその価格になかなか手がでなかった筆者ですが価格もこなれてきたためついに使用するようになりました。
やはり書き込み速度が速く今や手放すことができません。
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2.約4500万画素と最高約20コマ/秒の高速連写を両立
さまざまな撮影に対応することができる約4500万画素の高画素センサーはラインナップ豊富なRFレンズの組み合わせですばらしい写真を描きだしてくれます。
きめこまかな解像感とともに豊かな階調を感じることができます。
Canon EOS R5 + RF50mm F1.2L USM
Canon EOS R5 + RF50mm F1.2L USM
Canon EOS R5 + RF50mm F1.2L USM
Canon EOS R5 + RF50mm F1.2L USM
豊かなボケ味とピント面の引き締まった描写はぜひEOS R5で使っていただきたい1本です。
RFレンズの中でも比較的ゆったりしたAFのレンズですが、1世代前となるEOS R5でも、まったくストレスなく迅速に撮影が可能です。
Canon EOS R5 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
望遠レンズで撮影された迫力満点の水しぶき、こういった決定的瞬間を鮮明に残してくれるのも高画素機だからこそです。
圧倒的解像力で瞬間を切りとりましょう。
Canon EOS R5 + RF800mm F11 IS STM
Canon EOS R5 + RF800mm F11 IS STM
超望遠レンズを使って撮影。
高画素の宿命でもある画素ピッチの狭さによる暗部のノイズも気になりません。
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3.高画素機ならではのテクニック!クロップ撮影
(クロップなし)
1.6倍(クロップ)
静止画クロップ/アスペクトの設定を1.6倍(クロップ)に変更し撮影したものです。
EOS R5に搭載されている約4500万の画素数を1.6倍にクロップすると約1730万画素が残ります。
EOS R6で約2010万画素、一般的なカメラでも2000万画素前後の機種が多く1.6倍にクロップをすると約770万画素しか残りません。
高画素モデルなら画素数に余裕があるため、トリミングを行ってもある程度の画素数を維持することができるので撮影の幅を広げることが可能です。
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Canon EOS R5 + Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mount
Canon EOS R5 + NOKTON 75mm F1.5 Aspherical RF-mount
最後に、ボディで節約した予算で手に入れたいおすすめのレンズをご紹介いたします。
筆者のおすすめはVoigtlander NOKTONシリーズのレンズです。
RFマウントは現在、40mm F1.2、50mm F1、75mm F1.5の3本が展開されております。(2024年8月現在)
電子接点を搭載することで、Exif情報をはじめ、ボディ内手ブレ補正(3軸)や3種類のフォーカスアシスト機能にも対応しているので純正レンズと比べても違和感なくお使いいただくことができます。※注意点としてキヤノンEOS Rシステムのユーザインターフェイスにおける絞り値は1/3 step表記であることから、Exif情報開放F値は”F1.6”と表示されます。
Voigtlander NOKTONシリーズのレンズは、マニュアルフォーカスのためフォーカスリングで操作を行います。細かなピント調整がしやすく、滑らかな操作感がクセになります。また金属製でツヤ感があり、重厚感が溢れる佇まいは所有力が満たされます。
癖のないボケ味も滑らかかつ上品で、その場の空気感を写真のなかに閉じ込めたような印象深い描写を味わうことができます。
・・・
ここまでご紹介させていただきましたが、いざ購入を検討する際に「中古品を買うのが不安」と思われている方もいらっしゃるかと存じます。
そこで中古品を購入する上で、MapCameraのオススメポイントについてご紹介いたします。
1:カメラボディは専門の修理業者および弊社専門スタッフにて必ずメンテナンスを行い、レンズは弊社専門スタッフによる動作確認済み(どちらも必要であればメーカーにて修理を実施)
2:最大1年間の自然故障に対する補償を無料提供(安心サービス:3%上乗せで物損保障にも対応)
3:安心の2週間の初期不良確認期間
このように中古品でも安心してご購入いただけるようにアフターサポートも手厚く対応しております。
新製品が登場してよりお得になった「 EOS R5」
ぜひこのお得な機会に導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
【Canon】ちいさな広角セットを片手に
マップカメラの30周年創業祭もいよいよ終盤!夏の終わりを感じさせる季節になってきました。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。
私が今夢中になっているのは広角寄りの単焦点レンズです。
外にカメラを持ち出すのにかさばらない軽量小型のカメラとレンズを探しているときに
偶然手にした『RF16mm F2.8 STM』が私の『夢中』の始まりでした。
今回は『RF16mm F2.8 STM』を『EOS R5』に装着して撮影してまいりましたのでご覧ください。
このレンズは文字通りの軽量小型のボディで、長さは約40.2mmで質量約165g。
本体に取り付けた状態でもカバンに入れられますので、持ち運ぶのに便利です。
気温が高い中での撮影でしたが、ストレス無い撮影を楽しめました。
最短撮影距離は0.13m。この短い最短撮影距離のおかげでレンズ交換しなくても気になった被写体をそのまま撮影することができます。
広角レンズはパース(遠近感)が大きいため、背の高い被写体を撮影する際は、下から見上げるように撮影すると、被写体がよりダイナミックに見えます。また、奥行き感を出しやすいのも特徴で、手前を大きく、奥に行くほど小さく強調できるため、被写体をダイナミックに撮影したいときに便利です。
レンズ先端のローレットは、ダイヤルカスタマイズに対応しており、側面のスイッチを切り替えることでフォーカスとコントロールを切り替えできます。オートフォーカスの性能が良い為、AF時にはフォーカスを弄ることはありません。
なので、私はコントロール設定で使用しています。ファインダーから目を離さずに操作できるため、スムーズな撮影を楽しむことができました。
標準ズームをメインに使用していましたが、偶然手に取ったレンズがここまで気に入るとは思ってもいませんでした。
このレンズに触れたとこで単焦点レンズや広角レンズに興味をもち、今では様々なレンズを手に取るようになりました。
間違いなく、私を夢中にさせた一本です。
夢中になることは人それぞれ、スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。