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【SIGMA】『Art20mmF1.4 DG DN』『Art24mmF1.4 DG DN』ファーストインプレッション

【SIGMA】『Art20mmF1.4 DG DN』『Art24mmF1.4 DG DN』ファーストインプレッション

2022年8月26日に「SIGMA Art 24mm F1.4 DG DN」「SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN」が発売いたしました!ソニーEマウント用とライカSL/TLマウント用がミラーレス専用設計にて堂々と登場です!今回はソニーEマウント用を使用して比較を行ってみました。

まずは外観からご紹介致します!SONY α7RⅣにそれぞれつけて撮影してみました。

上記は「SIGMA Art 24mm F1.4 DG DN」、下記は「SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN」。

ミラーレス専用設計ということもあり、Artレンズにも関わらずどちらもF1.4のスペックとは思えないコンパクトさとなっています。

特に旧型の「Art 20mm F1.4 DG HSM」は前玉が出ているのでフィルターを取り付けることが出来ませんでした。今回はどちらも取りつけ可能です。フィルター径は20mmは82mm、24mmは72mmと大口径単焦点レンズなります。

 

最短撮影距離は20mmは23cm、24mmは25cmと20mmが若干短くなっております。そのため比較撮影を行う際に画角は異なりますが20mmは寄ることが出来るのである意味似たような構図で撮影することができました。

すべての写真はα7RⅣを使用してJPEGでの撮って出しでの撮影となります。早速ご覧ください!

「SIGMA Art 24mm F1.4 DG DN」

 

「SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN」

まずは開放F1.4での撮影。開放からピント面がシャープであることが良く分かります。F1.4のスペックを持つレンズの多くは撮影するとピント面から不自然な後ろボケになってしまうことが多いですが、どちらも非常に自然なボケ感となっております。難しい夕暮れ時の写真、開放F1.4が心強いです。

 

「SIGMA Art 24mm F1.4 DG DN」

 

「SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN」

こちらも開放F1.4にて撮影をした1枚。ピントを合わせた花の立体感、解像力に驚かされました。さすがはArtレンズ、まるで目の前に花があるかのように、よく写ります。丸ボケは周辺に行くにつれ、24mmと比べ20mmの方は少しだけレモン型になってしまうようです。

 

「SIGMA Art 24mm F1.4 DG DN」

 

「SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN」

こちらの花を撮影したとき、赤の発色が強いと感じました。(WB AUTO、クリエイティブスタイルもスタンダートでの撮影です。)後ろの葉も少し濃い印象を受けます。SIGMAレンズにしては少しこってりとした色乗りになるようです。ドラマチックな印象を受けます。

 

「SIGMA Art 24mm F1.4 DG DN」

 

「SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN」

広角レンズなのであえて歪みを出そうと直線を撮影してみましたが思わず声をあげて驚いてしまいました。周辺部でも「全く歪みがない…!」ボディ内の機能であるレンズ補正が適用されているといえど、20mmでもここまで歪みがないのはお見事。本レンズは星空撮影の新定番として強く謳われておりますが、24mmでも20mmでも、日常のスナップ撮影での常用のレンズとしても違和感なく使用が出来る夢のような広角単焦点レンズです。

 

「SIGMA Art 24mm F1.4 DG DN」

 

「SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN」

近年SIGMAからのレンズ発売は「Iシリーズ」などの小型軽量モデルの発売が多く目立ちました。小さくて持ち運びがしやすいことも勿論重要で素晴らしいコンセプトですが、一部のレンズでは開放での撮影でピントがぼやけていたり、歪みが見られる印象がありました。純正レンズは高額ですので、SIGMAで高画素機に順応できるレンズが欲しいなと個人的に思っておりました。今回久々に発売されたArtレンズ。期待を裏切らない開放からのシャープな写りや歪みの少なさに、やはりArtレンズの信頼性は高いと強く感じました。

従来の一眼レフ用のArtレンズは重量や大きさが倍近くあり「Artレンズは大きくて重たいけど描写が非常に良い!」という印象でした。ですが「DG DN」ミラーレス専用設計で作られたレンズは「Artレンズでも常用できる範囲の大きさ・重量で描写が非常に良い!」という夢のスペックが実現されております。

 

前回発売された「DG DN Art F1.4 シリーズ」の「SIGMA Art 85mmF1.4 DG DN」は発売当初から多くの反響があり、今でもお問合せが多い非常に人気なレンズです。今回も長きにわたって愛される人気のレンズになること間違いないでしょう。ミラーレス設計だからこそ実現できたこのスペック、そしてこの価格。皆様もぜひ手に入れてみてください!

 

▼KASYAPAではリサイズされていない原寸の画質で掲載しています。こちらもぜひご覧ください!▼

786: 夜を味方に、画角を武器に『SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN E-Mount』

784: 雄大な風景も、半径3mの日常も。『SIGMA Art 24mm F1.4 DG DN E-Mount』

▼KASYAPA ライカSL/TLマウントはこちら▼

785: 持てる技術を”全投入”した珠玉の一本『SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN L-Mount』

788: “余裕のあるジャスト”が心地いい『SIGMA Art 24mm F1.4 DG DN L-Mount』

▼今回使用したソニーEマウントはこちら▼


 ▼ライカSL/TLマウントも好評発売中!▼


 

 


 

[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:22年08月26日 14時00分 ]

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【SONY】ZV-1と夏の思い出

少し前のとある夏の日、ふと思い立って午後から稲毛海浜公園へ。

お供に持ち出したのは『SONY VLOGCAM ZV-1』
いつもは写真ばかり撮っているので今回は動画に挑戦しました。

ここからはキャプチャを何点か載せていきたいと思います。


公園内はとても広く、大きな池もあり思ったより自然が豊富です。
流行りのグランピング施設もあり、多くの人で賑わっていました。



天気は良かったですが、夕方ごろから風が強くなり始めました。
海では大きな波が何度も打ち寄せていました。

暗くなってきたので、グランピング施設に隣接しているお店へ移動。
久しぶりにバーベキューをしました。

千葉県産の食材を使ったちょっとおしゃれなバーベキューです。
パンケーキを少し焦がしてしまいました…。

雰囲気重視で明かりの少ない場所でしたが、ZV-1はさらっとピントを合わせてくれるので助かりました。

食後の運動に少し海辺を歩いて無事に帰宅しました。
ちょっとだけでも夏を味わえたので良い思い出になりました。





[ Category:SONY | 掲載日時:22年08月26日 12時00分 ]

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お客様から寄せられた参考になる商品レビューをご紹介

お客様から寄せられた参考になる商品レビューをご紹介

いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。マップカメラは今年で創業28周年!
今年は「28」という数字をキーワードに7月・8月限定でコミュレビイベントを実施しております。

その名も「28グランプリ」と称して、明るいレンズを愛する方御用達の「F2.8」や、広角画角が大好きな方必見の「28mm」を対象にしたレビュー賞をご用意!

商品レビューを期間中に寄せて頂いた方の中から、マップカメラのお買い物にご利用いただけるポイントを総額28,000円分プレゼントいたします!ぜひこの機会にご参加ください。
「28グランプリ」に入賞しやすくなる 4つのポイントを前回の記事ではお伝えしました⇒前回の記事
この記事ではお客様から実際に寄せられた参考になるレビューをご紹介して参ります!

↓商品レビュー紹介↓

KUROSIO さんご投稿 [このユーザーのレビュー]
<FUJIFILM (フジフイルム) X-H2S>レビューをご紹介

万人向けのカメラではありませんが、私の場合はそろそろ仕事でも使えるカメラが欲しくなったので購入しました。
少しだけですがカメラを触った感想を書きたいと思います。

①【操作性】
X-H1 X-T4とも違いGFXのカメラに近いデザインとなりました
富士フイルムらしい上部のダイヤル操作を求める方には、今回のX-H2Sは合わないかもしれませんが、他社カメラと併用して使う場合にはモードダイヤルの方が設定を合わせやすいかもしれませんね
またGFX100SやX-T4と違いシャッターボタンの隣に「動画撮影ボタン」が新たに追加されています
モードダイヤルでも動画モードに切り替えが可能ですが、動画撮影の方法がこれまでの機種と変わっている部分が多いので、店頭などで実機を触ることをオススメします

②【表現力】
手振れ補正の強化と4K120pなど動画撮影の幅が広がりました
特に富士フイルムは「フィルムシミュレーション」が素晴らしいので、これらを組み合わせて撮影すると他社では真似できない映像が短時間で制作できるので、とても満足しています

③【携帯性】
携帯性はあまり求めるカメラではないと考えていますが、ボディは以前のX-H1と比べると少しコンパクトですね
グリップもしっかりしているので、小さなレンズよりも大型レンズを装着して楽しむカメラだと私は思います

④【機能性】
AFの性能が向上したため より構図に集中できるようになりましたね
例えば肉眼では一見、遠過ぎて人がいることに気付かないも場合でもAFが認識します
サンプルの写真で海辺の写真をアップしていますが、写真下部の岩場を歩く人を認識していました

最後に
新しいカメラとあって、今回のX-H2Sは特に操作系が従来のカメラと異なり戸惑う方も多いのではないでしょうか
現状に不満な部分があったとしても恐らく今後 ファームウェアで操作系は徐々に改良されるのではないかと思います

ホンミル さんご投稿 [このユーザーのレビュー]
<Canon(キヤノン)EOS R5>レビューをご紹介

2年ほど利用してのレビューです。
私の中では一番高価なカメラになります。
【デザイン】
とても良いデザインです。
EOS Rでの細かな反省が生かされています。
【画質】
決まれば圧倒的な写真が撮れます。
どのカメラも同じかもしれませんが、ISOを上げなければ良い写真が撮れます。
【操作性】
CANONのスタンダードと思える操作性です。
クロップが1ボタンで変更できれば最高です。
R6のモードダイヤルの方が操作は楽かもしれません。
【携帯性】
一眼レフよりは軽くなりましたが、EOS Rよりか幾分重くなったと思います。
レンズも含めて軽くなった分、持ち運びは良くなったと思います。
【機能性】
センサ側にも手振れ補正が付き、単焦点などのISのないレンズでも手振れないところ
すごく改善したと思います。
【液晶】
見やすくなったと思います。動きものはまだ実績がありません。
【ホールド性】
良いと思います。RF100-500を片手持ちしても何とか行けます。

taka104 さんご投稿 [このユーザーのレビュー]
<Voigtlander (フォクトレンダー) NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount (フジフイルムX用)>レビューをご紹介

富士フイルムの純正XF23mmF1.2R LM WRが発表され、明るくて寄れるレンズに魅力を感じ、次のレンズはこれにと決めていた。そして発売日を目前に控え、大口径で寄れるNOKTON23mmF1.2が発表、スペック上は、まさに真っ向勝負のレンズ。
 使い勝手なら、断然AFが使えるXFだが、NOKTONのコンパクトさ、35mmのような開放では柔らかく、絞りを楽し味のある描写に、ほとんど絞らずに点光源で発生する光条と言った個性的な描写を期待しつつ、どちらを購入するか迷っていた。
 しかし、NOKTONは数少ないレビューでも35mmほど個性的では無い。発売も延期され、ここは、発売後様子を見てから購入しようと思っていた。
 X-H2Sが発表され、自分の中で何かが違うと思い(Xシリーズらしくない)、X-H2Sを買ったつもりで、X-pro3を購入。必然と23mmの選択肢は、X-Pro3に似合うNOKTONに軍配が上がった。

 フォクトレンダーXマウント第二弾のこのレンズは、基本的にNOKTON35mmF1.2を踏襲しているが、35mmほど個性的では無い。
 まず印象的なのは、F1.2と言う大口径ながらコンパクトであること。XF23mmF2Rよりも明るいのにコンパクトである。この辺りは、MFの利点が生かされている。ましてや、23mmF1.4R LMとなら、比較するまでも無い。
 描写に関しては、35mmに比べ、万人受けしやすく絞り開放からそれなりの解像感があるが、最新のレンズに比べれば柔らかめの描写。むしろ、今のカリカリレンズが溢れる中、何となくホッとする。
 気になる点としては、輝度差のあるエッジ部で発生するフリンジ。これはやや大きめで目立つこともある。さらに重箱の隅を突っつけば、XF23mmF2Rに比べ、画角がやや狭い。

 接写性能に関しては、XF23mmF2Rも比較的寄れる部類だったが、さらにもう1歩、2歩寄れる感じで、ちょっとした広角マクロ的に使える。

 個人的に期待していたのが35mmのような点光源での光条。暗い時間帯での鉄道写真でヘッドライトに印象的な光条を演出する。一般のレンズだとある程度絞り込まないと光条が発生せず、絞り込めばシャッタースピードが落ち、動き物では盛大な被写体ブレとなる。
 しかし、ほとんど絞り込まずに、例えばNOKTON35mmでは、たった1/3段絞ったf/1.4でも光条が発生し、速いシャッタースピードが切れる。
 試しに、庭にある人感ライトで試したところ、35mm同様f/1.4でも光条が発生した。

 そして一番の特徴は、やはりX-Pro3との相性。このカメラのためにあるレンズと言っても過言では無いくらいに似合っている。OVFで撮影すると、ブライトフレームがギリギリで、パララックス補正で近接に向かうほど、右下に寄って行く様は、面白い。但し、最短撮影距離ではレンズのケラレやERFがブライトフレームの右下1/4を隠してしまう。こういう場合は、素青にEVFに切り替える方が得策である。

 3本の23mm、大きさ重さと引き換えに、描写性能や近接性能、利便性と性能ありきなら、純正のF1.4R LM。とにかくコンパクトに機動力を生かしたいなら純正のF2R。そして、X-Pro3で撮影を楽しむならNOKTON。それぞれ特徴があり、撮影対象やカメラとの組み合わせで、どれがベストかは変わると思われる。

↓ご愛用のF2.8レンズ 商品レビューぜひお寄せください!商品写真をクリックで投稿フォーム↓

(投稿済み商品の場合はTOPにマップカメラトップにリダイレクトされます)

Nikon (ニコン) NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

Nikon (ニコン) NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S

Canon (キヤノン) RF16mm F2.8 STM

Canon (キヤノン) RF16mm F2.8 STM

SONY (ソニー) FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2

SONY (ソニー) FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2


SIGMA (シグマ) Art 14-24mm F2.8 DG DN (ソニーE用/フルサイズ対応)

SIGMA (シグマ) Art 14-24mm F2.8 DG DN (ソニーE用/フルサイズ対応)

Leica (ライカ) エルマリート M28mm F2.8 ASPH. ブラック

Leica (ライカ) エルマリート M28mm F2.8 ASPH. ブラック

Panasonic (パナソニック) LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.

Panasonic (パナソニック) LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.


そのほかのF2.8 単焦点・ズームレンズはこちらから

他にも「28」にちなんだ賞をご用意しております!
次回のブログでは実際にご投稿いただいたレビューをご紹介して参ります。お楽しみに!

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

↓マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「28mm」や「F2.8」のレンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介↓

ニハチブログ
[ Category:etc. | 掲載日時:22年08月25日 19時38分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Nikon AF-S NIKKOR 120-300mm F2.8E FL ED SR VR~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Nikon AF-S NIKKOR 120-300mm F2.8E FL ED SR VR~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
Nikonの『AF-S NIKKOR 120-300mm F2.8E FL ED SR VR』です!

一眼レフカメラを長く使用していた頃、標準レンズはあまり使用せずに長らくボディとキットになっているレンズのみを所有していました。
ただ、そのレンズは望遠側が120mmまでありどこにでも持ち出せる使い勝手の良さが気に入っていました。
そんな折、Nikonから本レンズの開発発表が出され、友人と標準のズームレンズとこのレンズでシステムの完成だなと話していたのを覚えています。
月日が経ち、一眼レフカメラからミラーレスカメラへと移りましたが、その時のレンズにこうして巡り合うとは何とも不思議な感じがします。

カメラボディもミラーレスカメラのZ9になりましたが、本レンズとの相性はとても良いです。
今回の記事の写真は全て、Nikon『Z9』と『AF-S NIKKOR 120-300mm F2.8E FL ED SR VR』をFTZで装着して撮影をしております。
また、撮影は全て“ニハチ”(F2.8)で行っております。

まずは、比較的近距離で撮影した写真になります。
本レンズは文字通り120mmから300mmまでの距離をズーム全域開放F値2.8でカバーする、大口径望遠ズームレンズです。
ズームレンズは画質と引き換えに利便性があると思われがちですが、動物たちの毛並みはいかがでしょうか。
毛の質感や立体感、陰影の付き方等、単焦点レンズに匹敵する性能であることが分かります。
光学系を見ても従来のEDレンズ1枚、蛍石レンズ2枚に加えて、新開発のSRレンズ(Short-wavelength Refractive)1枚を採用し、色収差を大幅に抑制しています。

 

重さは約3250gと、ズームレンズながら300mmの単焦点より少し重いだけ。
しかし、重心が相まってなのか持った印象は数字ほど重くないように感じます。
また、インナーズームを採用しているのでズーミングしても全長が変わらないのも影響しているかもしれません。
飛行機の撮影では、周囲に見送りの方など一般の方が多くいらっしゃったため、三脚等は使用せず手持ちで撮影を行いましたが難なく撮影をすることが出来ました。
明るいレンズですが、本体には更に4段分の手ブレ補正効果が搭載されています。
おかげでファインダーを覗くと「何がなんでも撮ってやるぞ」という気持ちにさせてくれます。

 

海岸を戦闘機のドッグファイトさながらに飛翔する鳥もご覧の通り。
「NORMAL」の手ブレ補正に加えて「SPORT」モードを搭載しているために動く被写体も追いやすいです。
モーターの駆動制御アルゴリズムが強化されており、急速な速度変化のある被写体へのAF追従性能も向上しています。
もちろん、今回はZ9を使用しており、優れた被写体検知能力によってしっかりと鳥を認識に追従し続けてくれました。
グッと近づいてくると綺麗なオリーブ色が背景の青空と海の青に映えます。
アオバトというハトの仲間で、普段は山間部に生息するのですが海水を飲みに海岸まで降りてくるという固有の行動を行います。
青い鳥の青とは違いますが、珍しい鳥なので見られたらラッキーかもしれません。
また、カモメの仲間が近くを飛行してくれました。
そのような時にも適切に画角が調整できるのはズームレンズの魅力です。

 

野鳥となると若干距離が足りないこともないように感じられますが、300mmでも充分に生息環境と共に写すことができ、高画素機やAPS-C機、またはテレコンと組み合わせることも可能なので適宜選択が可能です。
上記のアオバト1個体の写真はZ9のDXモードで撮影を行いました。
Fマウントのレンズといえば”N”のバッチが輝かしい
ニコン独自のレンズ反射防止コーティング「ナノクリスタルコート」ですが、それに加えてZマウント S-Lineの全てのレンズに採用されている 「アルネオコート」がNIKKOR Fレンズで初めて採用されています。
アルネオコートはナノクリスタルコートと同等以上の反射防止効果があり、垂直に入射する光を低減するアルネオコートと斜めからの入射光を低減するナノクリスタルコートを組み合わせることで、入射光が原因で発生するゴースト、フレアの低減に大きな効果を発揮します。
そのため、本レンズは海面の反射等の強い光源があった場合で臆することなくベストなパフォーマンスを発揮することが出来ます。

 

望遠レンズとしてはもちろんですが、中望遠からをカバーする大口径レンズとしてもお使いいだだけます。
圧縮効果や明るい絞りを組み合わせることで大きなボケ感が得られるのでスポーツだけでなくポートレート撮影などにも大活躍間違いないでしょう。

いかがでしょう。
単焦点レンズとズームレンズの垣根を越えたかのような本レンズ。
使用するとまさに「望遠単焦点レンズに匹敵」しているのが実感できます。
プロフェッショナルフォトグラファーのスポーツ撮影などを視野に入れられた「AF-S NIKKOR 120-300mm F2.8E FL ED SR VR」。
まさにニハチ最強のズームレンズと言っても過言では無いかもしれません。
是非1度ご堪能ください。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。







↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年08月25日 16時01分 ]

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【FUJIFILM】 フジノン XF 35mmF1.4 Rで撮影された「何度でも見返したくなるスナップ写真」をご紹介!

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ご投稿いただいた作品の中から本日は、フジフイルムの「フジノン XF 35mmF1.4 R」で撮影された作品を一挙ご紹介いたします。

【作品名】いっぱい <投稿作品を見る

【投稿者】minoru0084 様
 

【作品名】夏の時間 <投稿作品を見る

【投稿者】ニシオ 様
 

【作品名】ふたりは、なかよし <投稿作品を見る

【投稿者】mia.f 様
 

【作品名】嵯峨野の竹林 <投稿作品を見る

【投稿者】take 様
 

【作品名】19 centry <投稿作品を見る

【投稿者】Yusuke Kondo 様
 

【作品名】黒潮 <投稿作品を見る

【投稿者】Kodai Asano 様 
 

【作品名】夏の思い出 <投稿作品を見る

【投稿者】波多野蒼空 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「フジノン XF 35mm F1.4 R」の素敵な写真をご紹介しました!フジフイルムユーザーになったら使いたい銘玉!標準画角で素敵な日常を。
 

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年08月25日 14時30分 ]

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【Voigtlander】千問店の処方箋 Mボディで90mmを始める

【Voigtlander】千問店の処方箋 Mボディで90mmを始める

仕事の日もお休みの日も、休むことなくライカを触り続けて数年。膨大な種類を誇る「Mマウント」レンズ群にもようやく慣れ、やっと全体の半分くらいは見渡せるようになってきました。日々自分の求めているレンズを探してみたり、お客様に沿った機材選びをご提案したり、目的と条件に応じて自ずと“これだ”というレンズが見つけられるようになりつつあります。

こんな毎日を過ごす私からレンズのご提案です。
本日のテーマは「Mボディで90mmを始める」としてお送りします。

さて今回ご紹介するのは「Voigtlander APO-SKOPAR 90mm F2.8 VM」です。
初めての90mmを検討する段階において、このレンズの“ちょうどいい感”は間違いなく検討の価値あり。

純正レンズよりお値段は低く、さらに軽い、(ちょっと)寄れる、ちゃんと写る。
ライカ製レンズでないといけないという気持ちが無い限り、そして90mmが欲しいという思いが強いほど、きっとこのレンズは最適解。
しかし肝心の写りは見てみないと分からないこと。ぜひご判断いただければと思います。
※今回の写真は全て開放F2.8で撮影しています


空を覆う雲のおかげで人間にとっては涼しさが大助かり。カメラに関しても絞らなくていいので大助かり。
8月の空もたまにはこんなもんでいいなと思う8月初旬、べた塗りの雲にも表情が見え隠れするような気がします。

咄嗟で写したので少しピントは外していますが、90mmで捉える10メートル前後の被写体が心地よく放つ存在感。
レンズ鏡胴は軽く、ヘリコイドトルクもすーっと滑らかで軽やか、そのお陰で撮れる写真はこのレンズの本質的な価値と言ってもいいはずです。
首から提げたカメラを衝動的に持ち上げることができるか、そのハードルを下げることに一役買っています。


最短の写真です。
今回は全て開放で撮影していますが、ここまで写れば必ずしも写りを気にして絞る必要はなし。
ちなみに最短焦点距離は0.9m。Leicaの現行90mmであるアポズミクロンとズミルックスは最短1mで、サイズ感の近いテレエルマリートも1m。
たった10cmと思われるかもしれませんが、この10cmの意味は想像以上に大きく、個人的には“近い”と“遠い”のボーダーはここで隔たれています。


重く固い表現も、苦手と言うには苦しいほど表現出来ているでしょう。
2枚目の様に遠近感の出る切り取り方であれば絞り込みたくもなりますが、開放の被写界深度を見ていただきたいので敢えて開放で。
ほぼ無限遠で撮影し、目立ちすぎない前ボケで全体の印象が引き締まった感じがします。



帰り際に不忍池の蓮を見て帰路へ。
もう日暮れに近かったので開花した状態は期待していませんでしたが、意外とそれらしいものを見ることができ満足です。
全く想定していなかったにもかかわらず、運良く持っていた90mmでちょうどよく写せたのではないかと思っています。

「ライカの90mmってちょっと重いし、そんなに使わないかもしれないし、ちゃんと写すものを買うには勇気がいるお値段だな…」と感じている貴方。
純正をご検討いただいているのであればアポスコパーは幾分かお手頃なはず。ぜひ90mmの一本目にいかがでしょうか。
そしてステップアップする先にオールドレンズや、アポズミクロン、ズミルックスがきっと待ち受けています。

思っていたより意外と広くて、それでいて意外と寄れる。
まずは「気軽に楽しい90mm」をぜひ。


[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Leica 未分類 | 掲載日時:22年08月25日 13時07分 ]

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【Nikon】Z50で撮影された「思わず見とれてしまう写真」をご紹介!

【Nikon】Z50で撮影された「思わず見とれてしまう写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、ニコンの「Z50」で撮影された作品を一挙ご紹介いたします。

【作品名】初夏 <投稿作品を見る

【投稿者】kawase 様
 

【作品名】旧上岡小学校 <投稿作品を見る

【投稿者】かめぽん 様
 

【作品名】しゃぼんだまとんだ <投稿作品を見る

【投稿者】Taro 様
 

【作品名】無題 <投稿作品を見る

【投稿者】Masa Kn 様
 

【作品名】夜明け前 <投稿作品を見る

【投稿者】SORA 様 
 

【作品名】初夏の涼 <投稿作品を見る

【投稿者】あんばーさん 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「Z50」の素敵な写真をご紹介しました!高い描写力と多彩な表現力、そして小型・軽量なのが魅力的な「Z50」。スマートに持ち運びができるので撮りたい瞬間を逃さない。手に入れた瞬間から愛機になること間違いありません!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

FUJIFILM X-H2Sで撮影された写真を大募集!「FUJIFILM X-H2S フォトコンテスト」開催中!

FUJIFILM機で撮影されたスタイリッシュな写真を大募集!「FUJIFILM Stylish Mono&Color Photo Contest」など沢山のフォトコンテスト開催中!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:Nikon | 掲載日時:22年08月24日 16時58分 ]

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【Nikon】望遠レンズで撮影する夏の風景

【Nikon】望遠レンズで撮影する夏の風景

8月に入って間もなく、伊豆へ旅行に出かけました。今回は普段、我が家にはあまり馴染みのない「海」に行くのを何より楽しみにしていました。実際、気持ちの良い海風を浴びながら楽しく歩けました。その時に撮影した夏らしい写真をいくつかご紹介させていただきます。使用機材は一眼レフカメラのNikon D800と AF-S NIKKOR 300mm F4E PF ED VRの組み合わせです。

 

伊東市の城ケ崎海岸にやってきました。ここは断崖絶壁の景色を楽しめる場所としてよく知られています。海岸沿いの遊歩道を歩くと、行く先々で迫力のある景色が目の前に広がります。一方、この写真はちょっと遠くに目を向けると航行中の船が目に入り、シャッターをきったものです。目の前に見える絶壁には繰り返し何度も波が激しくぶつかっているのとは対照的に、この写真だけ見ると静かで穏やかな海に見えるのが面白いです。

 

そして遊歩道から10メートルくらい下に目を向けると、このようなゴツゴツとした岩がいたるところに見られます。城ケ崎海岸は、約4000年前に大室山が噴火して海に流れ出た溶岩で形成された海岸であることをここに来る少し前に知りました。確かに岩の削れている部分を見ると、大きな石というよりは溶岩が固まってできたそれに見えます。それにしても海のきれいな色には驚かされます。

このあと、断崖絶壁に架かる有名な「門脇つり橋」に行って絶景を楽しんできました。

 

次の日は伊豆半島をさらに下って下田にやって来ました。学生の頃、下田に初めて来たときに見た海は、それまで私が行ったどこのものよりもきれいな海だと感じたことを今でも覚えています。あれから随分と時間が経ってしまいましたが、また来ることができて嬉しいです。今回は家族で来たので、いくつもある海水浴場の中でいちばん波のやさしいと言われているところにしました。ここは恐らく下田の海水浴場で最もこじんまりとした、どちらかといえば”穴場”的な場所のようです。遊びに来ていたのは家族連れが中心ということもあって、とても居心地の良い雰囲気のところでした。

 

波のやさしい海水浴場ということですが、これくらいの波は普通に押し寄せていました。こうやって見ると、波は迫力があって写真映えもします。

 

波が引いたあと、海草が顔をだしていました。

 

ここは遠浅の海なので、水の中を結構歩いて先に進むことができました。砂浜からNikon AF-S NIKKOR 300mm F4E PF ED VRで海の中で楽しんでいる被写体の表情を追いかけることができました。こういう場所で撮影者がカメラが濡れるのを心配しないでシャッターを押せるのは望遠レンズならではの強みです。

旅行なのでさすがに望遠以外にもレンズを持って行きましたが、Nikon AF-S NIKKOR 300mm F4E PF ED VRの持つ高い描写力が今でも大好きです。結果的に望遠レンズが活かせる場所があったのは幸運でした。

夏を楽しんだ2日間でした。

 

 

 

今回使用した組み合わせです。

中古商品はこちらからご覧ください。
 
 
[ Category:Nikon | 掲載日時:22年08月24日 16時30分 ]

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【Insta360】夏の夜道を動画で駆け巡る

【Insta360】夏の夜道を動画で駆け巡る

360度のカメラに可能性を感じながら日々を生きている筆者はこの度、Insta360 ONE RS 1-Inch 360 Editionを購入いたしました。
このカメラはLeica社の優れた光学設計とイメージング技術を活用したデュアル1インチセンサーの360度レンズを採用しており、これを購入したことにより筆者もついにライカオーナーを名乗っても良いのではないかと考えました。傘と一緒に持つことにより、90%ぐらいはライカオーナーなのではないか? そんなことも思案しましたが答えは出ませんでした。Leicaの傘は大型なので雨が降っているときは濡れないので便利ですが、さきがUの字ではないので吊り下げることもできず、持ち運びには不便です。

【Leica】ライカの傘

ともあれ、Insta360のほかの全天球カメラに比べて最も優れているのは編集アプリの能力が優れているという点です。
iPhoneやandroidなどでダウンロードできるInsta360のアプリを利用することで下のような動画が簡単に作成できるのです。

赤色灯を通り過ぎながら、道行く人とデッドヒートし、暗闇の中を駆け巡り、止まれで止まる。
ただ歩いているだけの360度動画がすさまじくスピーディな動画になりました。

ただの夜道がこのInsta360のAI動画編集ツール「編集ラボ」を使うことによってこんなハイスピードな動画に生まれ変わります。
手動で対応した場合、360度の動画からカメラワークを自然に変化させつつ、再生速度を上げて、ブラーエフェクトをかけて……と最終調整まで入れると数時間はかかるかもしれない細かな編集をわずか数分で対処してくれるのですから驚きです。

上の写真のように高速で移動したことで画面がブレているように見えますが、やや早歩きという程度でそんなブレが起きるわけもなく、AI編集は本当に細かいところまでよく作ってくれます。
筆者がRICOHのTHETAを利用しているときもこの編集ラボを使いたくて仕方なかったのですが、今回Insta360のカメラを購入したことでようやくその夢が叶いました。

また今回購入したのはONE RS 1-Inch 360 Editionですが、編集アプリは他のInsta360の機種でも利用できます。
是非、Insta360製品を購入してハイクォリティな動画作りに挑戦してみてください。

[ Category:etc. | 掲載日時:22年08月24日 12時29分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。

本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は… 『SIGMA  Art 28mm F1.4 DG HSM ライカSL/TL用』です!

 

ここ最近のSIGMAの勢いはとどまることを知りません。

フルサイズミラーレスカメラのfpシリーズ、Foveonセンサー搭載のSD、dpシリーズをはじめ、Art、Contemporary、Sportsの3ラインで展開された超高品質レンズ群が、カメラマンに魅力的な選択肢を与えてくれます。

それぞれ明確な個性が与えられていますが、全てに共通しているのは「圧倒的な描写力」。

シャープと言ったらSIGMA。高画質と言ったらSIGMA。

個人的にはContemporaryラインですらArtと言っても良いくらいのレベルだと思っています。

 

ライカSL2に装着し、新宿の狭い空を見上げると木とビルが。

このようなシーンではAFを外しやすいのですが、バッチリとピントを決めてくれました。

ミラーレス時代になって、サードパーティーレンズもAF精度が上がったことが実感できます。

それだけではなく、FLDガラスを2枚、SLDガラスを3枚、非球面レンズを3枚使用という贅を尽くした光学系によりヌケの良い画をたたき出します。

 

なかでもFLDガラスは、かの有名な蛍石(超高級望遠レンズに採用される、色収差抑制用の特殊硝材)と同等の性能を持つということで、「そんな素晴らしいガラスが2枚も使用されているの!?」と驚いてしまいました。

 

とてもシャープなレンズですが、それでいてボケも綺麗です。

煩いボケになりがちなシーンでも、主題と副題を明確にする、柔らかくほわっとした前ボケが作れました。

 

28mmという焦点距離は、何気ない瞬間を切り取ることに向いているように思います。

スマートフォンのカメラに採用されることが多いということからも、その汎用性をうかがい知ることができます。

 

オートフォーカスの移動量が多い時も、搭載されたHSMが静かに高速に駆動し、スピーディにピントが合います。

手前の被写体、遠くの被写体を交互に撮影するような状況でもストレスはありません。

 

歪みの少ないレンズなので、直線的なビルやモニュメントは積極的に狙いたくなります。

都市を歩きながらのスナップが捗ること間違いなしです。

撮影日は真夏の日差しが降り注ぐなか、気分の高まりに任せて街を練り歩きました。

 

ひんやりした金属の質感と高い工作精度の鏡筒は、マニュアルフォーカスが楽しくなり、「積極的にMFで撮りたい!」と思わせてくれます。

都市を自由に回遊し、様々な物にカメラを向けたくなる、素晴らしいレンズでした。



[ Category:Leica SIGMA | 掲載日時:22年08月24日 12時00分 ]

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【FUJIFILM】 X-H2Sで撮影された素晴らしい色彩表現の「スナップ写真」をご紹介!

【FUJIFILM】 X-H2Sで撮影された素晴らしい色彩表現の「スナップ写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、フジフイルムの「X-H2S」で撮影された作品を一挙ご紹介いたします。

【作品名】城町スカイアンブレラ <投稿作品を見る

【投稿者】ケリー 様
 

【作品名】大好物 <投稿作品を見る

【投稿者】志方ゐう 様
 

【作品名】上高地 剣雲 <投稿作品を見る

【投稿者】のすけ 様
 

【作品名】ひまわり畑 <投稿作品を見る

【投稿者】1526274 様
 

【作品名】無題 <投稿作品を見る

【投稿者】nem6od 様 
 

【作品名】Matsuri <投稿作品を見る

【投稿者】Suwa 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「X-H2S」の素敵な写真をご紹介しました!第5世代のフラッグシップ機として写真も動画もまさに次世代ハイスペック!なんでも撮れる、撮りたくなるおススメの一台です。
 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

FUJIFILM X-H2Sで撮影された写真を大募集!「FUJIFILM X-H2S フォトコンテスト」開催中!

FUJIFILM機で撮影されたスタイリッシュな写真を大募集!「FUJIFILM Stylish Mono&Color Photo Contest」など沢山のフォトコンテスト開催中!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年08月23日 17時00分 ]

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【Nikon】テーブルフォト日記vol.3

【Nikon】テーブルフォト日記vol.3

テーブルフォト日記vol.3、使用ボディは前回と同様、Nikon Z fc。
レンズはNikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S を選びました。

35mm換算で21-45mmと準標準レンズの画角になり、APS-Cボディをお持ちの方でも使いやすいレンズです。

気になっていたカフェの桃パフェが、8月中で終了と聞いて駆け込んできました。

注文したのはニカラグア産コーヒーと桃のパフェ。

下から、パンナコッタ、桃と白ワインのジュレ、生クリーム、2種類のアイス、桃、アーモンドスライス、ローズマリーとボリュームたっぷりです。

ローズマリーの清々しい香りと桃のフルーティーな香りが食欲を掻き立てます。

肉厚な桃、カリッとしたアーモンドスライス、滑らかなアイスクリームと口に入れてもとても楽しめる食感でした。

NIKKOR Z 14-30mm F4 Sは、ズーム全域で最短撮影距離が28cmなので、席に座ったままでもしっかりと被写体を写すことができます。

店内はアンティーク風の家具やグリーンが配置されていて、とても落ち着ける雰囲気でした。

パフェがメインで来店したカフェでしたが、ゆったり時間の流れる空間が好みだったのでお気に入りのカフェになりそうです。

カフェの外に目を引くグリーンと、素敵なドライフラワーが飾られていました。

アシンメトリーでおしゃれなリースは秋を先取りしているようです。

いかがでしたでしょうか。

準標準域の焦点距離だと、テーブルフォトはもちろんのことカフェの店内も撮影しやすいと感じました。

テーブルフォト日記、バックナンバーはこちら。



[ Category:Nikon | 掲載日時:22年08月23日 15時00分 ]

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【FUJIFILM】フジノン XF35mm F2 R WRで草津温泉 動画を撮る

連載中の「カメラを愉しむvol.65」は、『FUJIFILM フジノン XF35mm F2 R WRで草津温泉 動画を撮る』をご紹介します。

夏の休日はとある避暑地で目覚めることが多いわたし、本日も心地の良い朝を迎えました。80年代は涼しく感じたこの地域ですが今では東京とあまり暑さが変わらない気がするのは私だけでしょうか。

もう春蝉の合唱が聞こえないのは少し残念ですが、葉っぱからの木漏れ日が実に心地が良いです。

平成天皇、皇后両陛下のなれそめの場となったテニスコート。朝から楽しそうにプレーを楽しまれている様子。

緑鮮やかな季節ももう少しで終わりだなと思うと少し寂しく感じます。今年はあと何回この美しい風景をみれるかなと思いに更けました。

学生時代は12年間キリスト教の学校に通っていたため、クリスチャンではありませんが教会に来ると落ち着きます。

入口を入ると小さなトカゲがお出迎え。百合の花の良い香りできっと「いい匂いだな・・・」「しっぽ切られてるけどさ・・・」などと独り言を言っているように感じました。もちろん妄想です。

教会の中はわたしひとりの空間。今にもパイプオルガンの演奏が聞こえてきそうです。キリスト教の学校では朝礼と終礼は礼拝となるため讃美歌を歌ったり、聖書を読むのですが12年間も通うと歌詞を見なくても歌えてしまうのが不思議です。

カフェでお茶を飲みながら、手帳と自分の心をすり合わせる時間。東京のカフェでは出てこないアイディアがこの地だと出てくるのです。やはり自然と向き合う時間というのは大切なのですね。毎度ながら6時間の集中タイムです。

このカフェを出る頃には、頭の中もスッキリ、心もスッキリ爽快な状態になります。となると溜まっているのは身体の疲れと、書きものをしたことでバキバキに固まった肩こりです。さて、ほぐす時間としましょう。

草津温泉のマスコット、湯もみちゃんがお出迎え!

夜の帳がおりるころ、温泉街へとつながるこの道を歩くのが楽しみです。

最近では色々リニューアルされるお店が多くなってきたので、少し寂しい気持ちですが初めて草津にいらっしゃる方には新しい記憶として受け継がれてゆくのでしょう!群馬といえばやっぱりダルマですね。

という訳で静止画だけでは中々雰囲気をお伝えしづらいので、動画でどうぞ!!

ここ数年は閑散とした風景だった温泉街、徐々にですが昔の活気が戻ってきた気がします。

風鈴の音を聴きながらの足湯も風情がありますね!

夏の終わりに、暑さで疲れた身体を休めにカメラを持って温泉へと浸かりに行くのもお勧めです。もちろん、その時は静止画だけでなく動画も撮影してみてください。そこには慣れ親しんだ静止画とは違う楽しみがあります!





[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年08月23日 11時30分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro』です!
OM-D E-M5 Mark IIIにつけての撮影です。

2012年に発売されたレンズですが、現在でも人気のレンズです。
フルサイズ換算で120mmになります。
中望遠に適した風景やポートレート撮影はもちろん、
0.19mまで近づけるマクロレンズとしても活躍します。

特徴の1つが円形のフォーカスリミットスイッチで、
ダイヤルを操作することで即座に1:1にフォーカスを移動させることもできます。


フルサイズ換算120mmなので、少し離れた被写体もバッチリ対応。
石の凸凹もしっかり捉えてくれます。




185gと非常に軽いレンズですので、上を向けての撮影も全く苦になりません。
中望遠レンズにはなりますが、散歩のお供にもいいと感じました。


小さなホコリまで鮮明に描写されるほどの性能です。
細かな被写体の撮影に最適です。



ボケ方は柔らかめの綺麗な円です。
ボケる部分は優しく、ピントが合っている部分は鮮明に表現され、
メリハリがあります。


あまり接近できない被写体も離れた状態で接写できるのは
中望遠マクロレンズの強みです。

10年前のレンズになりますが、まだまだ現役です。
距離と倍率が確認できる窓が縦方向ですので、
窓で確認する癖がついていると若干戸惑いますが、慣れると確認しやすく感じました。

また、手のひらで包み込むことができる大きさと、
185gと、軽い重さですので、ミラーレス機の特徴を損なうことなく使用できるのは非常に良いと感じました。
とくに風景写真を撮影する方はメインにもサブにも使用できるレンズだと思います。

マクロレンズならではの最短撮影距離のおかげで立ち位置の自由度が高く、
中望遠の単焦点に慣れていない方でも使いやすいレンズです。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年08月23日 10時50分 ]

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【Canon】RF70-200mm F4 L IS USMで撮影された「スナップ写真」をご紹介!

【Canon】RF70-200mm F4 L IS USMで撮影された「スナップ写真」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、キヤノンの「RF70-200mm F4 L IS USM」で撮影された作品を一挙ご紹介いたします。

【作品名】コスモス <投稿作品を見る

【投稿者】Sak 様
 

【作品名】カラフルな観覧車 <投稿作品を見る

【投稿者】tomoki 様
 

【作品名】どう?ちゃんと撮れてる? <投稿作品を見る

【投稿者】satoru_36 様
 

【作品名】Current <投稿作品を見る

【投稿者】y.rivervillage 様 
 

【作品名】炎舞 <投稿作品を見る

【投稿者】mf_221 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「RF70-200mm F4 L IS USM」の素敵な写真をご紹介しました!標準ズームと同等のサイズ感!スナップ感覚で高解像な画が撮れるLレンズです。
 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

FUJIFILM X-H2Sで撮影された写真を大募集!「FUJIFILM X-H2S フォトコンテスト」開催中!

FUJIFILM機で撮影されたスタイリッシュな写真を大募集!「FUJIFILM Stylish Mono&Color Photo Contest」など沢山のフォトコンテスト開催中!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:Canon | 掲載日時:22年08月22日 19時11分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM』です!

28mmの広角レンズは今までご紹介してきたように沢山の種類があり、今回はどのレンズを使おうかな…と迷っていました。
手持ちのSONY α9で使用するとして、マウントアダプターを使ってMFレンズも良いし…。
それなら思い切って軽いレンズを使ってみよう!という事で「Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM」をチョイス。
このレンズは昨年の6月ごろにリニューアルされて発売された、比較的新しいMF広角レンズです。

詳しい仕様などが気になる!という方は是非下記ブログをお読みください。
Type IとType IIの違いや、旧レンズとの外観比較などをメインに行っています。
「【Voigtlander】ULTRON 28mm F2 Vintage Line発売です!」

カメラとレンズをセットし、早速電車に乗って目的地へ。
お盆明けのお昼時の電車はガラガラで、座席に座りながらふと上を見上げてみるとつり革が目に入りました。
座りながらカメラを構えて撮影してみると、広がりを感じさせながらも大口径ならではのボケが良い立体感を生み出してくれました。

廃車両の外窓からもつり革を。
デザインは違えど同じつり革なのに、全く違う雰囲気になるのが写真の面白いところです。
逆光時のふわっとした描写と、少し懐かしみのあるつり革がベストマッチ。
最新レンズながらちょっと懐かしい雰囲気も醸し出してくれる、このフォクトレンダーらしい描写にはまってしまいます。

目的地の駅に降り立ち、空を見上げたら青空が広がっていました。
28mmは広すぎず、狭すぎず、目の前に広がっている光景をそのまま素直に映し出してくれるように思います。

街中をぶらぶらしながら、ふと気になったものを写真に収めていきます。
商店街にある米菓店やカレー屋など、ちょっと歩くだけで立ち寄りたくなってしまうお店が沢山。
すべてのお店に立ち寄っているとお腹に収まり切らないので、写真撮影で我慢します。
軽くて軽量ながらF2という明るさを持つ本レンズ、本当に使いやすい一本です。

道端に無造作に置かれた植物

整然と並んだワインの空き瓶

雰囲気のあるランタン
どれも「このレンズだから撮ってみようかな?」と思った被写体たちです。
レンズによって被写体選びを楽しむのも筆者の撮影スタイルの一つ、レンズを変えるごとに新たな出会いが見つかります。

最短撮影距離ぎりぎりまで近づいて絞り開放で撮影すれば前ボケや後ろボケを活かした立体感ある描写が得られ、広角レンズならではの奥行も演出できるのが魅力の一つ。

お洒落なリサイクルショップの軒先で、箱入りマッチが沢山販売されていました。
昔はいたるところで見られたこの箱入りマッチ。
現在はマッチ自体の製造工場が全国に3カ所しかなくなってしまい、更に最近では挟み込んで着火するタイプの「ブックマッチ」も国内では生産終了してしまうなど、マッチ自体あまり見かけなくなってしまいました。
火を消した瞬間にふわっと出てくる煙と香り…どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

日が傾いてくると影が横に伸びてくるこの時間、ついつい自分の影を追ってしまいます。
西日の暑さも和らぎ、だんだんと秋めいてきたように感じます。

テイクアウトしたカフェオレで少し休憩。
左側にちらっと映り込んだ男性の服装はもう長袖のようで、こんなところでも秋らしさを感じられるようになりました。
28mmだからこそ映り込む絶妙な情報量ゆえの気づきかもしれません。

スナップ撮影しているとついつい撮影したくなってしまう、壁にくっついた蔦や街路樹たち。
露出や絞り、WBを変えながら撮影してみると色々な表情を見せてくれます。

スナップ撮影をしながら歩いていると、知らぬ間に夕暮の時間に。
西日に照らされた線路と電車を子供が楽しそうに眺めていました。

ローアングルでふわふわした植物を撮影するのが大好きで、ついついフレームに収めてしまいます。
このネコジャラシのようなイネ科の植物、細い茎が繊細で夏の夕暮れの寂しい雰囲気にピッタリでした。
ちなみにネコジャラシは正式名称「エノコログサ」というのですが、その大元の由来は「いぬころ草(犬っころ草)」からきているようで、穂の形が子犬の尻尾に似ているからこんな名前が付いたようです。
ネコジャラシなのに犬っころ草。日本人は生粋の犬猫好きなのかもしれません。

夕暮れの少し涼しい風を浴びながら、目的地の招き猫がずらっと置いてあるお寺にたどり着きました。
ずらーっと並ぶ招き猫。
これでもまだ全体の一部分で、実際にはこの数を大きく上回る量の招き猫がお供えしてあります。

参拝者がお供えしていく招き猫たち。
その場で供えるのもよし、願いが叶ったら供えるのもよし。
すべての招き猫たちに何かしらの夢が詰まっていて、そう思って眺めていると感慨深い気持ちになります。

お寺を後にしてふと空を見上げてみると、綺麗なうろこ雲が迎えてくれました。
うろこ雲はいわし雲ともいわれ、秋の季語になっています。
その正式名称は巻積雲といい、台風や移動性低気圧が多く近づくと特に多く見られる秋の象徴的な雲の一つ。
うろこ雲を見た翌日は天気が悪くなる傾向のようで、確かに撮影日の翌日は天気悪かったです。

久々に丸一日撮影に出てみましたが、Voigtlander 28mm F2 Aspherical TypeIIの描写の良さと共に秋らしさを感じられた気持ちの良い日となりました。
そんな日常の変化を上手く切り取ってくれる28mmという焦点距離、是非皆さんにも積極的に使ってほしいと欲しいと思います。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. SONY | 掲載日時:22年08月22日 18時00分 ]

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【DJI】DJI Pocket 2でハイクオリティをお手軽に

【DJI】DJI Pocket 2でハイクオリティをお手軽に

近年様々な動画コンテンツやサイトの普及により、Vlogという言葉もなじみ深いものになってまいりました。

視聴者の需要も上がれば、供給も上がります。今や動画コンテンツは激戦区です。他とは一歩差をつける為、「動画のクオリティを上げたい」というクリエイターの方々も増えてきているのではないでしょうか。

そこで今回は手持ちでも4K動画がサクサク撮影できる、ジンバルとカメラが一体型となった「DJI Pocket 2」をご紹介致します。

「さあ、その手に魔法を」というコンセプトで、片手でスマートフォンよりも軽く、より質の高いドラマチックな写真が撮影できる一台です。

たった117gの小型カメラで撮影したとは思えないほどのクオリティの動画が撮影出来ました。

流石小型といえどジンバルです。手持ちのスマートフォンではこんなにスムーズな動画を撮影するのは至難の業だと思います。

お次にスチールで撮影した画像も合わせてご紹介いたします。

「DJI Pocket 2」は20mmの画角となるレンズが搭載されています。新宿のような、高いビルがぽつぽつと並び、空も同時に映える街にオススメの画角です。

20mmでは物足りない方には、「DJI Pocket 2コンボ」には画角がさらに110°広がる広角レンズが同梱されています。

レンズの広角アダプターだけが欲しい…という方には、別売りでコンボに同梱されているものと同じ「ワイドアングルレンズ OP2P05」も販売しておりますのでご安心ください!

今回はあいにく持ち合わせがご用意できなかったので、また機会があればご紹介したいと思います。

PROモードを使えば、シャッタースピードやISO感度をお好みで変えることが出来ます。この写真、三脚は使用せずシャッタースピードを下げて撮影しました。が、驚くことに全く手振れが起きていません。

夕暮れの18時頃の撮影だったせいもあり、全体的に白くなってしまいましたが、もう少し暗い夜に撮影すればさらにカッコいい写真が撮れていたかもしれません。少し残念です。

「DJI Pocket 2」は縦向きでの撮影もできるので、スマートフォンの縦動画にも対応した動画も撮影出来ます。臨機応変に使い、いろいろな動画に挑戦できるのも、このカメラの強みです。

いかがでしたでしょうか。スマートフォンのように軽く、手振れ知らず。まるで映画のようにドラマチックな映像を録画できる「DJI Pocket 2」。

手の中の魔法を是非ご体感ください。


[ Category:etc. | 掲載日時:22年08月22日 17時15分 ]

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【FUJIFILM】X-T4とXF50mm F1.0で撮る、夜のスナップムービー

動画撮影に一歩足を踏み入れてから約9ヶ月。
もっとも重大な問題に気づいてしまったのです。

「…我が家に動画が撮れるカメラが無い」

これ、嘘のような本当の話なのです。

スマートフォンでも本格的な動画が撮れる2022年。
そんな訳ないでしょ!?と思うかもしれませんが、私の愛機は13年前に登場したCCDセンサー搭載機。動画どころかライブビューすら備わっていないカメラなのです。

じゃあ、買おうよ。となるのですが、稼いだお金も自分のお金ではない今のご身分(子供2人子育て中)。
仕方がない、私の愛しいオールドレンズを2、3本手放して購入資金に充てるか…などと考えると、どこか悲しい気持ちになってくるのです。

そんなこんなで、時間が経ってしまった今回2回目の撮影。
前回は昼間に渋谷のスナップムービーを撮ったのですが、今回のテーマは夜!

初心者にはハードルが高そうな条件ですが「まぁ、なんとかなるでしょ」と挑んでみました。
 

撮っているときは気づかなかったのですが、PCで確認すると「こんなに露出暗かったっけ?」というくらい暗い。
X-T4の液晶が高性能だからかもしれませんが、そこあたりの感覚は私自身で補正しないといけないと感じました。次回への教訓としましょう。
 

前回は全てフィルムシミュレーション「クラシックネガ」を使用したのですが、今回は全て「ASTIA」で撮影を行いました。
「ASTIA」の青色や黄色の表現が好きで、スチルだといつも選んでしまうお気に入りのフィルムシミュレーションです。
 

今回撮影した動画になります


基本は手持ちで撮影を行いました。しかし手持ちでパンさせるのはギクシャクしてしまって難しい…もっと修行します。
 

このキラキラ、ガラス越しに噴水を撮影した際にガラスのつなぎ目が乱反射した光を利用しました。
その時の思いつきではあるのですが、スナップ撮る時もそういうものだよねと思ったり。
 

夜は難しい。やっぱりスチルとは違うなぁと今回の撮影で感じました。
また、テーマが「夜のスナップ」だけだとざっくりし過ぎていて、何を撮って良いのか分からなくなってしまうのも課題です。
 

使用した機材はこちら。次回はもっと上手くなるように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
 

 


 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年08月22日 11時05分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Canon EF400mm F2.8L IS II USM~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Canon EF400mm F2.8L IS II USM~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。 本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Canon EF400mm F2.8L IS II USM』です!

 

・・・

 

『ヨンニッパ』
知る人ぞ知る、超望遠単焦点レンズの愛称。
スポーツ中継などでカメラマンが構えているあの巨大なレンズです。
高速で動く被写体を正確に迅速に捉え、美しく鮮明に写すための最高かつ最強の一本。
メーカー各社が持てる力の全てを注ぎ込む、いわば看板のようなレンズなのです。

これ以上ないF2.8、是非お楽しみください。

作例は全て「Canon EOS-1D X MarkII」との組み合わせで撮影したものです。
「Canon Digital Photo Professional」でRAW現像を行っています。
掲載した作例は全て絞り開放、「ニハチ」で撮影しております。

 

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筆者がヨンニッパを使うきっかけになったのが大学ラグビーです。
客席から見ていたカメラマンの姿に憧れ撮影を続けていた学生時代、社会人になりやっとの思いで手に入れた『ヨンニッパ』はやはり格別でした。

それまで使用していたレンズと比較すると明らかに打率が高く、「使える写真」が格段に増えました。
これがプロフェッショナルに愛される理由なのだと思います。

選手の激しい動きに完璧に追従し一瞬を克明に記録するこのレンズは、
値段やサイズを前に躊躇される方も多いかと思います。
しかし、絶対に逃すことのできない瞬間を任せることができるのはやはりこの一本なのです。

(肖像権の関係上、表情の見えない作例を使用しています。)

 

 

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広大な自然のなかでも活躍する『ヨンニッパ』
北海道では腕を震わせながら2時間以上手持ちで撮影を行いました。
ピントのキレと解像度、極薄の被写界深度が高い立体感を生み出します。

これまで様々な望遠レンズを試してきましたが、『ヨンニッパ』に勝るものはありません。
撮っていて楽しい、見返して嬉しい、また持ち出したくなる。最高の相棒です。

 

 

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400mm・F2.8
限られた人にのみ求められるレンズかもしれません。
手に入れるには強い覚悟と被写体への執念が必要とされるかもしれません。

それでも生涯に一度はお試しいただきたいレンズ。
究極の『ニハチ』、興味を持っていただけたら幸いです。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

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[ Category:Canon | 掲載日時:22年08月21日 18時00分 ]

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Motorsports photo #24【Fringer マウントアダプターFR-FX2】

Motorsports photo #24【Fringer マウントアダプターFR-FX2】

≪モータースポーツ撮影でもマウントアダプターを駆使する≫

最近モータースポーツを撮影する時は「Canon EF600mm F4L IS III USM」を使用することが多い筆者。お気に入りのレンズをCanonのカメラ以外にも取り付けて撮影がしたい…
そんな願いを叶えてくれるのがマウントアダプターです。最近は電子接点の性能も向上しAF撮影もストレスなく行えるものも多くなってきています。
特に筆者はFringerのアダプターがお気に入り。そこで今回の撮影ではFUJIFILM Xボディに装着できるアダプターを使用しました。
組み合わせるボディはFUJIFILM最新機種のX-H2Sとなります。
「Xシリーズ」史上最高の高速連写を実現したX-H2S。動体をメインで撮っている筆者にとって、電子シャッターで40コマ/秒の連写に加え、ブラックアウトフリーと言われたら心を鷲掴みされてしまいます。
それでは撮影してまいりました写真をご覧ください。

FUJIFILM X-H2S + Fringer マウントアダプターFR-FX2 + Canon EF600mm F4L IS III USM
絞り:F4 / シャッタースピード:1/1000/ ISO:160

数年前では考えられないほどAFは正確です。
純正レンズを取り付けて撮影をしているのではないかと錯覚するほどの精度です。

FUJIFILM X-H2S + Fringer マウントアダプターFR-FX2 + Canon EF600mm F4L IS III USM
絞り:F5 / シャッタースピード:1/640/ ISO:160

FUJIFILM X-H2S + Fringer マウントアダプターFR-FX2 + Canon EF600mm F4L IS III USM
絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1000/ ISO:160

望遠レンズをアダプターで使用すると「ピントを大きく外す」という現象が起きますが、今回の組み合わせではそのような状況にはならず、快適に撮影を楽しむことができました。

FUJIFILM X-H2S + Fringer マウントアダプターFR-FX2 + Canon EF600mm F4L IS III USM
絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/100/ ISO:80

シャッタースピード(以下SSと略)を極端に遅く設定し撮影を行いましたが、X-H2Sの被写体検出AFは非常に優秀。(*今回は被写体検出を「クルマ」に設定しました。)
アダプター経由なので、被写体検出がしっかりと動作するのか不安でしたが驚くほど正確に被写体を検知し自動的にAFを追尾してくれるため安定した撮影が楽しめました。

FUJIFILM X-H2S + Fringer マウントアダプターFR-FX2 + Canon EF600mm F4L IS III USM
絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/100/ ISO:80

FUJIFILM X-H2S + Fringer マウントアダプターFR-FX2 + Canon EF600mm F4L IS III USM
絞り:F8 / シャッタースピード:1/80 / ISO:80

SSを1/100以下に設定をし撮影してみましたが、よく追いかけられている印象です。

FUJIFILM X-H2S + Fringer マウントアダプターFR-FX2 + Canon EF600mm F4L IS III USM
絞り:F5 / シャッタースピード:1/1000/ ISO:160

「あのレンズを使ってみたい」そんな願いを叶えてくれるのがマウントアダプター。

数年前までAFが使えるといっただけでも感動したものですが、現在ではAFの精度にまでこだわっているアダプターが登場し、より撮影を楽しめるようになったと感じています。
もちろんシチュエーションによっては動作が不安定になる場合もあります。それも含めて「アダプターで遊んでいる」と思っていただき撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

[ Category:Canon etc. FUJIFILM | 掲載日時:22年08月21日 16時00分 ]

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