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2022年7月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ7月ランキング
1位 FUJIFILM X-H2S ミラーレス一眼カメラ
2位 Canon EOS R7 ミラーレス一眼カメラ
3位 Canon EOS R10 ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
5位 SONY VLOGCAM ZV-E10 デジタルムービーカメラ
6位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ
7位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
8位 Canon EOS R5 ミラーレス一眼カメラ
9位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
10位 Nikon Z9 ミラーレス一眼カメラ


FUJIFILM X-H2S

7月14日発売の『FUJIFILM X-H2S』が、2位以下に大きく差をつけて堂々の初登場第1位を獲得。
FUJIFILMの1位獲得は、昨年11月のX-S10以来となります。このところ元気のなかったFUJIFILM、ユーザーにとっても待望の新型機登場です。
注目は何と言っても、その高速連写性能。新開発センサーを搭載し、信号読み出し速度を現行比で約4倍まで高速化に成功。40コマ/秒のブラックアウトフリー連写を可能にしました。
大容量のバッファメモリーを搭載することで連写時の連続記録枚数も大幅に増加。さらにアルゴリズムの刷新などにより動体追従などのAF精度も向上させるなど、スポーツ撮影や動物撮影といった動体撮影において、まさに最高水準の性能を実現しています。
発売前からその性能は大きな話題となっていて、たくさんのご予約をいただきました。人気機種の供給不足が続いていただけに心配された初回入荷数も潤沢で、今回の圧倒的勝利となりました。現在も供給は安定しています。このままFUJIFILM復活の導き手となるか注目です。

2位には前回初登場1位だった『Canon EOS R7』が入り、7月28日発売の『EOS R10』は3位という結果に。
やはり月末の発売というのが響いたか、もう少し早ければ2位3位が入れ替わっていた可能性もあるというくらいの差です。

まずは2位のEOS R7、今回まとまった数の入荷がありこの順位を獲得できました。ですがその人気ゆえご注文は日々積み重なっていて、まだまだ全員の方に行き渡ってはいない状況です。

そして3位のEOS R10は、EOS R7に次いでAPS-Cサイズのセンサーを搭載した機種となります。
新開発の有効画素数最大約2420万画素CMOSセンサーは、EOS R7(約3250万画素)の弟分的スペックですが、映像エンジン「DIGIC X」との組み合わせにより高画質を実現。有効画素数最大約3250万画素のCMOSセンサーを搭載するEOS 90D やEOS M6 Mark IIと同等の解像性能を実現しています。
また、メカシャッター/電子先幕による撮影時はAF/AE追従で最高約15コマ/秒の高速連写を実現していて、これはEOS R7と同様に現行EOS Rシリーズで最速となります。
さらにクロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K/30P動画撮影を実現するなど動画撮影においても高いポテンシャルを持ち、エントリーユーザーだけでなくハイアマチュアのニーズにも十分応えられる能力を持った機体となっています。
実際、店頭では入門機としてよりも上位機のサブカメラとしてご購入されるケースの方が多い印象だとか。ボディ単体・RF-S18-45 IS STM レンズキット・RF-S18-150 IS STM レンズキット、それぞれ同じくらいの人気を博しています。

4位に『SONY α7IV』。前回同様に今回も新製品に順位を譲る形にはなりましたが、供給さえ安定していればやはり強い。3位とは本当に僅差でした。
新製品組が発売開始時の人気を維持できず落ち着いてしまえば、すぐにその上を行く可能性があります。
今回上位の3機種がどこまで踏ん張るか、はたまたα7IVの返り咲きなるか、次回の動向が早くも楽しみなところです。

そのα7IVからは販売数で大きく差を開けられてしまいましたが、同じく『SONY VLOGCAM ZV-E10』が5位に。
こちらも前回から供給が安定し、その人気ぶりがはっきりとランキングに表れるようになりました。
最近は各メーカーが動画撮影機能にも重点を置き、どの機種も一定以上の性能を有するようになりましたが、それでもこうした動画撮影に特化したモデルが上位に定番化となると注目に値します。
他メーカーでも似たような趣旨のモデルが出るのか、あくまで静止画撮影に重きを置くのか、SONY VLOGCAMシリーズのランキングの動向にも目が離せなくなりました。

ランキング後半は、6位『EOS RP』、8位『EOS R5』、9位『EOS R6』とCanonのフルサイズモデルが占める結果に。
すでにロングセラー機と言っていいEOS RPは、その人気ゆえ品薄になる事態も度々起きています。
EOS R5、EOS R6の人気も衰えることなく安定していて、Canonは今回10位以内に5機種をランクインさせるという絶好調ぶりを発揮しました。
さらに、ランク外ですがEOS R3も今回まとまった入荷があり11位に。まだまだご予約者全員に行き渡るには時間がかかりそうですが、明るい兆しではあります。
Canonはフルサイズモデルに続きAPS-Cモデルも充実させるなど、かつてのSONYに取って代わる勢い。他メーカーはどう対抗するのでしょうか。

7位は『RICOH GR IIIx』。前回は供給が安定せずランク外になってしまいましたが、それが解消されればきっちりランク内に名を残す人気ぶり。

そして10位に『Nikon Z9』。入荷のペースは上がっていますが、まだまだご予約の解消にはほど遠い状況。依然納品に長期の時間を要しています。

今回気が付くと、トップ5のうち4機種がAPS-Cサイズのモデルということに。かつてのフルサイズモデル絶対の頃からだいぶ様変わりしてきたことが感じられます。
次回のランキングに登場するであろうNikonのAPS-Cサイズモデルは、はたしてどの位置に入るでしょうか。

 
 

中古デジカメ7月ランキング
1位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
2位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
3位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ
3位 Canon EOS 7D Mark II デジタル一眼レフカメラ
5位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ
6位 Canon EOS R ミラーレス一眼カメラ
7位 FUJIFILM X-T4 ミラーレス一眼カメラ
8位 Nikon D750 デジタル一眼レフカメラ
9位 SONY α7RIII ミラーレス一眼カメラ
10位 OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II ミラーレス一眼カメラ
10位 Nikon Z6 ミラーレス一眼カメラ


SONY α7III

1位はこれで11ヶ月連続となる『SONY α7III』、相変わらずの人気ぶりです。
このまま次回も首位を獲得し、通算で1年間1位ということになるのでしょうか。

それを阻止する最有力候補になるか。今回2位に『Canon EOS R6』がジャンプアップしてきました。
新品との価格差はまだそれほど大きくはありませんが、最近買い換えなどで中古の品数が増え、さらに値引きセールやネット限定のポイント5倍セールなどに後押しされ順調に販売数を伸ばしてきました。

3位には同数で『FUJIFILM X-S10』と『Canon EOS 7D Mark II』が入りました。

まずはX-S10、やはり新品の供給不足が大きく影響しています。
新品との価格差はほとんどない状況ですがそれでも中古の入荷があれば即販売となっていて、結果的に中古の商品数も品薄状態になっています。

同じくFUJIFILMの『X-T4』が7位に入っていますが、こちらも新品に品薄状態の時期があり中古をご購入される方が多くいらっしゃいました。
同様の状況は、今回ランク外13位のX-E4にも。新品の供給不足は長期に渡っています。
X-H2Sの登場で一躍注目度を増したFUJIFILM、人気が高い他の機種も供給不足を早く解消し、新品・中古ともランキングをもっと盛り上げてほしいところです。

同数3位EOS 7D Mark IIは久々のランクイン、実に2021年3月以来となります。
ここまでフルサイズモデルのCanon一眼レフ機のランクインはコンスタントにありましたが、APS-C機は本当に久しぶり。
EOS R7やEOS R10といったAPS-Cサイズのミラーレス機が新発売になったことに起因している可能性は大いに考えられます。
またAPS-C機ならではの、望遠側の焦点距離が稼げるというメリットも大きなアピールポイントになっているようです。

Canon勢はさらに5位『EOS RP』、6位『EOS R』とランキング常連のフルサイズミラーレス機を入れてきました。
新品ランキング同様の好調ぶりを見せています。

8位に『Nikon D750』、今回で3ヶ月連続のランクインです。
さすがに上位に食い込むのは難しいようですが、店頭でのお問い合わせもまだまだ多く安定した人気ぶりを示しています。

同数10位の『Nikon Z6』も、最近店頭でのお問い合わせが増えてきたとのこと。
価格がこなれてきて、コストパフォーマンスを重視するユーザーのアンテナに引っかかってきたようです。
そのせいもあり中古商品数が減ってきています。ご購入を検討中の方はご注意ください。

同じ10位の『OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II』。こちらもコストパフォーマンスの高い1台。
マイクロフォーサーズ機ならではの小型軽量、且つ強力な防塵防滴機能を備えているとあってアウトドアでの撮影に活用される方も多いようです。
最近の不安定な空模様を考えると、日常の鞄の中に入れておいてもいざという時活躍しそうな気もしますがいかがでしょう。

夏真っ盛り、7月のランキングはお楽しみいただけましたでしょうか?
記録的な猛暑、不安定な気候、まだまだ予断を許さない新型コロナの流行と、気を付けなければならないことは多々あります。
決して油断はできませんが、それでも今年の夏はここ数年とは異なった夏らしい夏を満喫したいところ。
「~Return of Summer~」創業28周年を迎えるマップカメラも、皆様がこの夏をエンジョイされることを全力でサポートしてまいります。
今回のランキングを夏の相棒選びのご参考にしていただけたら幸いです。
そして、次回8月のランキングで貴方の選んだ機種が何位に入り込むか、是非予想してお待ちください!

[ Category:etc. | 掲載日時:22年08月12日 16時51分 ]

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【Wish Upon a Star】ペルセウス座流星群 2022

今年もこの時期がやってまいりました「ペルセウス座流星群」
スイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)を母天体とするこの流星群は、7月の中旬から8月の中旬にかけてみられ、その中でも最も活動が活発になるのが2022年8月13日10時頃と予測されています。
今年は過去に撮影したペルセウス座流星群の写真と合わせて、撮影におすすめな大口径広角レンズもご紹介いたします。

Nikon Z6II + NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S

北の大地の農道沿いで撮影した流星の写真です。
観測できる流星の数が年間でも1、2位を争うペルセウス座流星群は1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群とともに「三大流星群」と呼ばれています。
流星群は宙の一点(放射点)から放射状に流れるように見え、その放射点がペルセウス座にあるためにこの名称がつけられています。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

ペルセウス座と聞いて、「あれだ!」と指をさせる方は多くはないと思いますが、位置的には天の川上に見ることができます。
そのため放射点に向けてカメラを向けると、色の濃い天の川と写すことができます。

流星はいつ流れるか分からないのでいざ撮ろうとすると、インターバル撮影やリモコン等を使用して常に撮影し続けるのが、流星を写真に収めるコツになります。
撮影設定自体は通常の星空と大きくは違いませんので、もし初めてという方は下記の記事がご参考になれば幸いです。

【Wish Upon a Star】星空を見てみよう!!~下準備編~
【Wish Upon a Star】星空を見てみよう!!~準備編~
【Wish Upon a Star】星空を見てみよう!!~撮影編~

Canon EOS R + RF15-35mm F2.8 L IS USM

ペルセウス座は夕方頃には地平線の上にあります。
そこから徐々に高度を上げて明け方前には天頂近くにまで上がります。
流星の流れた元をたどると放射点に収束しますが、流星自体は放射点付近だけでなく、空全体に現れます。
いつ、どこに流れるか分からない流星を写真に残すのであれば、宙をなるべく多く切り取れる超広角レンズが有利になります。
星空撮影に向き不向きはありますが、必ずしもそれでないと撮れないということはありません。
しかしながら、いつかは手にしてみたい大口径の超広角レンズ。

そこでいくつかのメーカーから超広角レンズをはじめとしたおすすめレンズをご紹介いたします。

 

Nikon

AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED

Nikon D810 +AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED

【Nikon】史上最高の本格ズーム FX 14-24mm – THE MAP TIMES

 

NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S

Nikon Z9 + NIKKOR Z 14-24mm F2.8 S

【Wish Upon a Star】番外編 暗所撮影で光る Nikon Z9の魅力 – THE MAP TIMES

 

 

Canon

EF16-35mm F2.8L III USM

Canon EOS R + EF-EOS R + EF16-35mm F2.8L III USM

【新旧共存】EF 16-35mm F2.8 L /Ⅱ/Ⅲ【Canon】 – THE MAP TIMES

 

RF15-35mm F2.8 L IS USM

Canon EOS R + RF15-35mm F2.8 L IS USM

【Canon】 R STYLE ~RF15-35mm F2.8 L IS USM~ – THE MAP TIMES

 

 

 

SONY

FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM

SONY α7III + FE 16-35mm F2.8 GM

【飛行機を撮ろう】飛行機 x プロジェクションマッピング – THE MAP TIMES

 

FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GM

SONY α7III + FE 12-24mm F2.8 GM

【Go To フォト】12-24GMと星景撮影 – THE MAP TIMES

 

 

PENTAX

HD D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR

PENTAX K-1 Mark II + HD D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR

【PENTAX】K-1MarkIIで撮るキャンプ指南書 – THE MAP TIMES

 

HD DA★ 11-18mm F2.8 ED DC AW

PENTAX K-3 Mark III + HD DA★ 11-18mm F2.8 ED DC AW

【Wish Upon a Star】Vol.7 PENTAX HD DA★ 11-18mm F2.8 ED DC AW – THE MAP TIMES

 

 

FUJIFILM

フジノン XF8-16mm F2.8 R LM WR

FUJIFILM X-T4 + フジノン XF8-16mm F2.8 R LM WR

 

フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

FUJIFILM X-T4 + フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

 

 

OLYMPUS

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ + M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

【Wish Upon a Star】Vol.1 小型・軽量・大口径・超広角ズームレンズ – THE MAP TIMES

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

【Wish Upon a Star】Vol.4 宙を大きく切り取るFishEyeレンズ “M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO” – THE MAP TIMES

 

2022年は、満月に近い月が夜の時間を煌々と照らしているため、肉眼観測での条件は悪くなっております。
しかし、もともとの流星数が多いのがペルセウス座流星群。
中には、大火球も流れることもあるため、極力視界に月を入れないようにして広く宙を見上げてみてください。

ペルセウス座流星群が最も活発に活動する「極大」となるのは、2022年8月13日午前10時頃。
そのため一番多く見られるのは2022年8月13日の夜明け近くであると期待されます。

それでも、ペルセウス座流星群自体の出現期間は7月17日~8月24日と予想されています。
この時期は規模が大きくないですが複数の流星群も活動期になりますので、天候や撮影地での事故等に気を付けて、ぜひ宙を見ていただければと思います。


















[ Category:Canon FUJIFILM Nikon OLYMPUS & OM SYSTEM PENTAX & RICOH SONY | 掲載日時:22年08月12日 16時00分 ]

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【FUJIFILM】X100Fで撮影された「モノクローム写真」を一挙ご紹介!

【FUJIFILM】X100Fで撮影された「モノクローム写真」を一挙ご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、フジフイルムの「X100F」で撮影された作品を一挙ご紹介いたします。

【作品名】ガッタンゴットン電車が走る <投稿作品を見る

【投稿者】 Reizo Abe 様

【作品名】夏の想い出 <投稿作品を見る

【投稿者】masashi .oyanagi 様

 

【作品名】No title <投稿作品を見る

【投稿者】Kou KATO 様
 

【作品名】No title <投稿作品を見る

【投稿者】r1t 様

 

【作品名】The show <投稿作品を見る

【投稿者】Shufilm 様
 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「X100F」の素敵な写真をご紹介しました!世界唯一、光学式・電子式の切り替えが可能なファインダーを搭載。背面モニターなどのこだわりの仕様が大人気のカメラです。多彩なフィルムシミュレーションを使ってぜひ写真を楽しんでください。

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

FUJIFILM X-H2Sで撮影された写真を大募集!「FUJIFILM X-H2S フォトコンテスト」開催中!

FUJIFILM機で撮影されたスタイリッシュな写真を大募集!「FUJIFILM Stylish Mono&Color Photo Contest」など沢山のフォトコンテスト開催中!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年08月12日 11時40分 ]

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【SONY】DSC-RX100M7で正解だった日のこと

【SONY】DSC-RX100M7で正解だった日のこと

毎日容赦なく続く危険な暑さ。

いつもなら軽い気持ちで「ちょっと散歩」となるはずの休日も最近はそうはいきません。
大事な用事がない限り家から一歩も出たくありません。

そんな中久しぶりに真夏日を下回る休日。
もちろん天気は悪いです。
予報はずっと雷雨です。

その雷雨の合間を見付けて「今だ」というタイミングで「ちょっと散歩」へ出掛けました。
連れて行ったのはそんな状況に向いている『SONY Cyber-shot DSC-RX100M7』です。

これなら雨が降りだしたらすぐポケットへ。
そしてこれなら焦点距離24-200mm(35mm判相当)という高倍率ズームで行動範囲も時間も縮小可能。

このように瞬時に丁度いい距離感で撮れてしまいます。
こんな日の散歩では本当に助かります。

さっきまでの雨で葉っぱにはまだ水滴が残っています。
陽射しはありません。

それでも地面は少し乾いてきているように見えます。
よくわかりませんが水はけが良好な土なのかも知れません。

眺めていると水滴の様子が目に心地いいです。
少し涼しさを与えてくれているような気がします。

美味しそうです。
この辺りは梨がまあまあ有名なんです。

子供の頃から大好物です。
今でもよくいただきます。

これも美味しそうです。
これはかなりご無沙汰しています。

気付けばずっと「実」ばっかり撮っています。
どうもお腹が空いてきているようです。

夏ならではの「花」も撮っておきましょう。
いつどこで見ても微笑んでいるような顔をしています。

横顔もなかなか素敵です。
背が高くてスタイルも抜群です。

視線を下げるとそこにも綺麗な顔。
最後にこれを撮ってそろそろ帰宅しようかと思ったその時。

あっ雨が降ってきました。
カメラをすぐポケットへ。

傘を持たずに出てしまいました。

でも大丈夫です。
まだ小降りです。

とりあえず小走りです。

そんな帰り道に頭の中にあったのはただひとつ。
それは「このカメラでよかった」です。

この日この『SONY Cyber-shot DSC-RX100M7』で正解でした。

[ Category:SONY | 掲載日時:22年08月12日 11時00分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~FUJIFILM フジノンXF200mm F2 R LM OIS WR + XF1.4X TC F2 WR~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~FUJIFILM フジノンXF200mm F2 R LM OIS WR + XF1.4X TC F2 WR~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『FUJIFILM フジノンXF200mm F2 R LM OIS WR + XF1.4X TC F2 WR』です!

・・・

筆者が今回の撮影で選んだレンズ「フジノンXF200mm F2 R LM OIS WR」。なぜF2のレンズが「ニハチ」の連載に…
確かにこのままでは「ニハチ」の仲間入りはできません。そこでF値を2.8にすべく1.4倍のテレコンバーターを装着します。
XF200mmは35mm判換算で305mm。1.4倍のテレコンバーターを装着することで、「427mm」となり開放絞りが1段分暗くなることによりF2.8レンズとなります。
俗にいう「ヨンニッパ」になるわけです。
これで条件が整いましたので、あとはこの素晴らしいレンズにどのボディを組み合わせるのか…

そこで今回は「Xシリーズ」史上最高の高速連写を実現したX-H2Sを選択。
動体をメインで撮っている筆者にとって、電子シャッターで40コマ/秒の連写ができ、なおかつブラックアウトフリーと言われたら心を鷲掴みされてしまいます。
それでは撮影してまいりました写真をご覧ください。
(今回の写真はすべて絞りF2.8で撮影しています。)

FUJIFILM X-H2S + フジノン XF200mm F2 R LM OIS WR + XF1.4X TC F2 WR

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/640 / ISO:80

サイズ感は非常にコンパクトでマグネシウム合金を採用し軽量化しておりますが、重量は2265gとずっしりしたレンズ。
防塵・防滴・-10℃の耐低温構造に加え、レンズ前玉に施したフッ素コーティングによる撥水・防汚処理されており堅牢性は抜群。
つや消し銀色の塗装は、通常カラーのブラックよりも熱を吸収しにくく、炎天下(屋外)の撮影でもレンズ自体が熱くなりにくく設計をされています。
リニアモーターの採用により高速・静音AFを実現。今回はX-H2Sとの組み合わせも相まって撮り逃しが少なかったように感じております。

FUJIFILM X-H2S + フジノン XF200mm F2 R LM OIS WR + XF1.4X TC F2 WR

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/640 / ISO:80

F2.8で撮影はしておりますが、画角的な問題でフェンス(網)が写りこんでしまいます。
それであれば、なるべくフェンスに近づいて撮影すれば解決できるはずです。

FUJIFILM X-H2S + フジノン XF200mm F2 R LM OIS WR + XF1.4X TC F2 WR

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/640 / ISO:80

FUJIFILM X-H2S + フジノン XF200mm F2 R LM OIS WR + XF1.4X TC F2 WR

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/640 / ISO:80

予想通りフェンスにグッと近づき撮影を行うことで写りこみも最小限に抑えこむことができました。
また被写体に近づいたことにより、迫力が増したように感じます。シャッタースピードを速めに設定して撮影しているので、あまり遠い位置から撮影すると躍動感が出にくくなりますが、このように近づくことで迫力が増すように感じます。

FUJIFILM X-H2S + フジノン XF200mm F2 R LM OIS WR + XF1.4X TC F2 WR

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250 / ISO:80

X-H2Sの被写体検出AFは非常に優秀で今回は「車」に設定しました。驚くほど正確に被写体を検知し自動的にAFを追尾してくれます。

FUJIFILM X-H2S + フジノン XF200mm F2 R LM OIS WR + XF1.4X TC F2 WR

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1250 / ISO:160

今回はF値を2.8で撮影するためにテレコンバーターを使用しておりますが、AFが遅くなるといったパフォーマンスの低下はなく、快適に撮影を楽しむことができました。
是非皆様も圧倒的な写りをフジノンXF200mm F2 R LM OIS WRで体験してみてください。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ。
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年08月11日 16時00分 ]

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【FUJIFILM】X-Pro3と行く夕暮れ時のランタンナイト

【FUJIFILM】X-Pro3と行く夕暮れ時のランタンナイト

猛暑が続いているので、なかなか昼に外でカメラを持って散歩に出かけるというのも腰が重く行動に繋がらない。
ならば夕方だ!ということで夕暮れにFUJIFILM X-Pro3を持って出かけてきました。
荷物はできる限り軽量小型が良く、私はこのX-Pro3には絶対に大きなレンズを付けないという信念があるのでレンズはフジノン XF27mm F2.8 R WRという非常に小さなレンズです。

この組み合わせ、鞄の中に放り込んでおけるので私にとってはベストチョイスなのです。

暑ければ暑いほど、良く冷えたおいしいブラックコーヒーが飲みたくなる。
まずは昼間のうちにランチを食べながら、喫茶店でどこにいくかなと計画を立てます。
夕暮れってあっという間の時間なので行き先をまず決めておかないと…と思って色々調べていると行ける範囲で「ランタンナイト」が開催されているということを知りました。

ふらりとスナップを取りに行くときはこんな感じです。
気ままなプランを立てて、とりあえず行ってみるということをしているので当然空振りもあります。
今日はどうでしょうか。

海沿いの道を歩いて辿りついた商業施設。

薄暗くなり始めた時間に丁度良く辺りを照らして煌々と輝くカラフルな光が見えました。

ランタン1つ1つの形状を見て、ベトナムのランタンっぽいなとは思ったのですが正解でした。
帰って来て調べてみたら、この催しもの自体がベトナムの古都ホイアンがモデルのようです。
提灯型のランタンが独特の形です。

ベトナムのランタン祭りは日本のお盆のような感覚で、先祖を敬うお祭りです。
この形状にも日本と馴染み深いルーツがあります。日本の江戸時代にあたる頃にランタン祭りがおこなわれるベトナムのホイアンは当時のハブ港でした。
日本からも貿易を熱心に取り組んでいた徳川家康が朱印船を派遣して交易と交流をしていたそうです。

この灯りの形、日本で見る何かとそっくりなのですが見覚えがありませんか。

鋭い方ならお気づきだと思います。ひな壇にひな人形と一緒に飾られる「ぼんぼり」という日本の灯具にそっくりな形状をしています。
その「ぼんぼり」が江戸時代に交流していた折に日本から伝わったという説が濃厚なのだそうです。

蒸し暑い夕暮れ時でしたが、華やかなランタンを眺めていると楽しい気分になってきます。
周りに人はいましたが、騒がずにベンチに座って見上げていたり写真を撮っていたりと各々が良い時間を過ごせる場所でした。

光を撮影して一人で盛り上がっていると、気づかないうちに辺りはすっかり日暮れ時。

帰り際、少し高い場所から辺りを撮影したいなと思い歩いて近場のデパートの屋上にあるヘリポートに向かいます。

ヘリポートについた時間には、「夕焼け」も終わりかけで「夜のはじめ頃」でした。

暑さにも負けずに、X-Pro3との夏の散歩をしていきたいと思います。
夏しか撮影できない写真もあるのでこの時期の撮影はしっかりとした熱中症対策をして楽しんでください。

使用機材はこちらです!

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年08月11日 15時05分 ]

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【PHASE ONE】中判登山部 奥秩父山系

みなさま、山は好きですか?

私は登るのも撮るのも好きです。

 

山岳写真の歴史を振り返ると、専ら大判フィルムや中判フィルムでの撮影が主とされてきました。

今も昔もセンサーの大きさがモノを言い、センサーが大きければ大きいほどより多くの情報を一枚の写真に収められるからです。

現代でもそれは変わらず、スタジオ撮影や建築写真の第一線では中判デジタル機が活躍しています。

 

最初は登山記録を残す為にカメラを持って山に登っていましたが、いつしか「より美しい写真を残したい」という思いが芽生え、使い勝手の良いSONY αシリーズを使用してきました。

今回は機会に恵まれ、PHASE ONE IQ3 100MPと共に奥秩父山系に登ってきました。

 

そして本日8月11日は国民の休日「山の日」です。

まだまだ蒸し暑い日が続きますが、雲上の写真を見て気持ちだけでも涼やかになっていただければ幸いです。

 

F2.8  SS1/80  ISO100

夜明けと雲海を撮るため夜のうちに大弛峠にアクセスし仮眠をとります。

アラームに起こされ、登山靴に足を入れザックを背負い起床から10分で出発。日の出は待ってくれません。

今回はPHASE ONE IQ3 100MP + AF80mm F2.8 + 645DFと一緒に登山。カメラを撮るカメラ兼予備機としてSONY α7RⅢも持っていますが、結局使ったのはサムネイルの1カットのみでした。

ヘッデンを頼りに木道を突き進みます。つい最近まで筆者はヘッデンを外国語だと思っていたのですが、懐中電灯をカイデンと呼んでいた名残でヘッドライトをヘッドに付ける電灯、略してヘッデンと呼ぶようになったらしいです。

 

F11  SS1/3  ISO50

なんとか雲海を見ることができました。

雲海は太陽が昇る直前の最も気温が低い時間帯が一番綺麗です。太陽が昇り気温が上がってしまうと散り散りになってしまいます。

IQ3 100MPは2014年に発売されたデジタルバックです。2014年と言えばSONY α7IIが発売された年でもあります。

8年前と言われると随分昔の事のようですが、それだけ経った今でもIQ3の中古相場は100万円以上します。

次世代機が出るたびに値崩れの心配をしなくて良い、ある種の価値の不変性を求めれらる方に最適な選択肢かもしれません。

描写に関してはもう言う事はないでしょう。完璧、その一言に尽きます。

 

F11  SS0.6  ISO50

北奥仙丈ケ岳からなんとなしに撮影した一枚ですが、帰宅後現像した時にあまりの緻密さに笑ってしまいました。

木の一本一本に焦点をあてたような緻密な画、それでいて夜明け空のグラデーションは美しく。

何年前の製品だからどうこう言えるようなものではなく、そもそも一般的なカメラとはステージが違うのだと実感できます。

 

F2.8  SS1/80  ISO50

登山道ではいつでも三脚を立てられるわけではありません。

時にガレた岩場、時に細い獣道を進む登山では手持ち撮影を強いられることがあります。

F値開放でSSは1/焦点距離は確保したい。でもISOを上げたら画質が劣化してしまう。三脚は使えない。どうしたらいいのか。

アンダーのまま撮影して帰宅後に露出を持ち上げればよいのです。

上が撮って出し現像、下は露出・シャドー・ハイライトの三項目を調整したものです。

圧倒的な編集耐性をもったⅡQ-L Rawであれば絶対に潰れているだろうと諦めていた所から色情報を引っ張り出せます。

 

F2.8  SS1/320  ISO50

下界の蒸し暑さを忘れ、涼やかな風とさわやかな晴天を感じながら進みます。

北奥仙丈ケ岳と国師ヶ岳から雲海を見たので、一度大弛峠に戻り金峰山を目指します。

明け方は一面に広がっていた雲海も散ってしまい、山々の間を漂っています。

 

F16  SS1/13  ISO50

ガレた岩場もなんのその。

深呼吸をするたび新鮮で冷たい空気で胸が満たされます。

ただ気温が低いだけではない、ただ湿度が低いだけではない、山特有の空気です。

 

F2.8  SS1/1000  ISO50

夏山では山頂に近付くと雰囲気で分かります。

急に植物の背が低くなり、視界から自分より背の高いものが消え、空が広くなるような錯覚がしたらもうすぐ山頂です。

 

登山は楽しくも辛くもあるのでずっと続けていたいし早く終わらせたい、そんな矛盾があります。

登っている最中はしんどくて早く山頂に着いてくれと思っていても、いざ山頂を目前にするともっとずっと登っていたいと考えてしまうのはワガママでしょうか。

 

コースタイムの6割程度で進み2割の時間を撮影に充てる。合計でコースタイムの8割程度。

どうしても撮影の度にザックを下してカメラバッグを出し、カメラバッグからカメラを出し、時に三脚を立て撮影するとなると時間が掛かります。

αなら胸のベルトにpeak designのキャプチャーで吊っているので、歩きながら撮影することも可能で山行のテンポが悪くなることはありません。そういったところは使う人を選ぶカメラだと思います。

 

F16  SS1/80  ISO50

山頂目前のケルン。

どこの誰が積んだか分からない道標に導かれ、最後にもうひと踏ん張りで山頂です。

絞っても絞っても判の大きさゆえに出てしまうボケが好きです。

一見すると普通の写真ですが、よくよく見ていくとピントピークの解像力が異常に高く、ボケが非常になだらかです。

 

F11  SS1/80  ISO50

今回撮影した中で最も気に入った一枚です。

手前の森の木々の立体感、盛り上がった岩の質感、なだらかにボケる背景、気温が上がってきたことにより若干の霞みを帯びる空気。

それら全てを破綻なく表現してくれるデジタルバックとレンズにただただ感謝するしかない、そう感じました。

 

F2.8  SS1/1250  ISO50

そんなことを言っている間に山頂です。

IQ3 100MPは少しオーバー気味に撮影するとフィルムライクな色味が出てきてくれるので、立体感も相まって本当に645判のフィルムで撮ったようです。

この特性を現代的に手直しするには現像でかなり手を入れねばならず、普通に写ってほしいときは少しアンダー目に撮影するのがオススメです。

作例写真を見る限りトリクロマチックからは現代的な色味になっているようなので、見方によってはそういった楽しみ方をできる最後のデジタルバックかもしれません。

 

F2.8  SS1/2000  ISO50

最後は金峰山頂からもまだまだ続く奥秩父の峰々を。

周辺減光が写真用レンズとして”丁度良い”です。

単焦点は50mmしか使わない癖から今回AF80mm(フルサイズ換算約50mm)を使用しましたが、AF55mm(フルサイズ換算約35mm)を使用することでより山というフィールドの広さ・大きさを表現できるのではないかと感じました。

スナップは50、山は35とうまく使い分けていくのがよさそうです。もしくは望遠で圧縮したり、広角でダイナミックに写しても楽しいかもしれません。

 

今回はPHASE ONE IQ3 100MP達と共に奥秩父山系の北奥仙丈ケ岳・国師ヶ岳・金峰山に登りました。

圧倒的に美しい描写を楽しむことができましたが、私のように登山メインで、撮影は+αという方よりも、山岳写真のために登山をする方向けかなと思いました。

 

昨年度はバックカントリースキーにかまけ、しっかりとした登山ができていなかったので久々に登山らしい登山をして山に対する意欲がわいてきました。

夏山も折り返し後半戦へ。皆様、お体にお気をつけて登山をお楽しみください。

 

筆者のお手軽登山セットです。
軽量・コンパクト・高画質をお求めの方にお勧めです。

[ Category:etc. | 掲載日時:22年08月11日 14時30分 ]

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【SONY】VLOGCAM×aquarium

さっそくですが、この日私が持ち出していたのはSONY VLOGCAM ZV-E10

昨今話題にあがるVlog撮影に特化したカメラとして、コンパクトデジタルカメラVLOGCAM ZV–1に続き2021年9月に発売されました。

小型軽量設計にAPS-Cセンサーを搭載。レンズ交換型となり、Vlog撮影の可能性を広げてくれる唯一無二の本機は発売当初から根強い人気を誇っています。

レンズはずっと気になっていたEマウントAPS-C用標準域ズームレンズ、コンパクトさに大口径レンズを備えたSIGMA Contemporary 18-50mm F2.8 DC DN。

毎日このうだるような暑さです。今回は涼を求めて水族館へ行ってまいりました。

簡単ではありますが動画撮影を行いましたのでご覧ください。

ここからは動画内の切り出し画像でご紹介します。

ふわふわゆらゆらと浮遊するくらげ。

癒しを求めてこのくらげを目的に水族館を訪れる方も多いと思います。例にもれず筆者も長い時間見入ってしまいました。

想像していた以上にくらげの繊細な線を表現してくれています。

透き通るひれが美しく思わず目に止まりました。

正直、いかのことは普段食べものとしてしか認識していなかったのですが…、こうやって優雅に泳ぐ姿を見るのはなんだか不思議な気分。

くらげ、いかときて、無意識に体の透き通ったいきものばかり撮っていたことに気付きました。

細く伸びているひげでしょうか。つやつやと光っています。

海のいきものから水辺のいきものへ。

薄暗い雰囲気とは変わってライトの当たるフロアであったので、ノイズも少なく撮影することができました。F2.8通しとズームレンズとしては明るいですが、やはり水族館のようなシチュエーションになると場合によっては難しいなと感じる部分もありました。

じっとどこか一点を見つめるカエル。手持ち撮影であったことも重なって、筆者も息をとめてじっとカメラを構えました。

動画撮影時の手ブレを低減する「アクティブモード」がAPS-Cセンサー搭載カメラとして初めて内蔵されたのも本機の強味の一つです。

はじめは人込みに困惑していたのですが、肩を並べて水槽を見つめる人々のシルエットもなんだかロマンチックに映ってくれました。

いかがだったでしょうか。

最後に並べた三つはスチルでの撮影です。SIGMAらしいスッキリとした写りはまさに涼を感じさせてくれる気がします。

来館者が多くゆっくりとカメラを構えられる環境ではなかったのですが、ZV-E10とSIGMA18-50mmのコンパクトな組み合わせは持ち運びにはもちろん、水族館の落ち着いた雰囲気を楽しみたい周りの人たちから見てもあまり圧のないものだったのではないかと思います。

まだまだ以前の様な外出は油断ならない日々ではございますが、ぜひVlog撮影、挑戦してみてはいかがでしょうか。

[ Category:etc. SIGMA SONY | 掲載日時:22年08月10日 17時50分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~EF28mm F1.8 USM~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~EF28mm F1.8 USM~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Canon EF28mm F1.8 USM』です!

今回は1995年に発売したレンズである『Canon EF28mm F1.8 USM』を『Canon コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R』を介して『Canon EOS R6』に装着して撮影に臨みました。

撮影日は気温30度を超える真夏日、青空に真っ白な雲が映える快晴でした。
太陽の光を一身に浴びる白い花が目について早速撮影に入ります。しゃがみこんで最短撮影距離約25.0cmでシャッターをきりました。露出設定が明るすぎた気もしますが、だからこそ当日の暑さや眩しさが伝わってくるように思います。

植物ならともかく人間の身には辛い直射日光から木陰に逃げ込みます。
見上げてみると実なのか何なのか緑色の房のようなものがついていました。葉を透かして見える葉脈はしっかりとしていながら、周辺のボケは流れるようで少し癖があります。同じく逃げ込んだ先の植物のアーチでも同じような周辺のボケが見られました。
約27年前のレンズなのでむしろこういった部分を楽しむのもいいかもしれません。

木陰で涼んだ心地になった後は更なる植物の姿を求めて温室へと向かいます。この暑いのに更に温室に向かう心地といったら何ともいえないものでしたが全てはまだ見ぬ植物のためです。
温室では早速南国や夏を連想させるブーゲンビリアを見つけました。ピンク色のイメージが強かったのですが、写真を載せるにあたって調べてみれば赤・ピンク・紫・黄色・オレンジ・白と想像以上にカラフルなようです。
夏の真昼間、高い位置にあった太陽の影響か右下あたりにフレアが見受けられます。

ここまでほぼF値開放での撮影でしたが、少し絞るとシャープな描写になるように感じます。
こちらはミャンマーが原産の紫色の葉が美しい植物。現地ではどのように自生しているのか分かりませんが、こんな綺麗な葉の植物が道端に生えていたりするのでしょうか。

多肉植物であるグリーンネックレスが白い梯子のような家具に置かれていました。
まるでグリーンピースのような玉状の葉が連なる様が可愛らしく、筆者の自宅にもあったりします。

夏といえば1枚は撮影しておきたい向日葵。
自分の身長以上の花を撮ることや、痛く感じるほどの日差しに苦労しながらも青空を背景とした向日葵の写真が撮影できると苦労も報われる思いです。

朝から楽しんだ撮影も終了し、お昼ご飯にはパスタを選択しました。
少々辛みをきかせたアサリとエビのペスカトーレが紺色の幾何学模様のお皿に映えます。28mmという画角は広角ながら極端すぎず、周囲の情報も拾い上げてくれる部分が多くの広角好きの方に好まれる点だと思います。
今回のレンズでは更に長さ約55.6mm、質量約310gとコンパクトな点も魅力的であり、約27年前のレンズだからこそ持つ開放での描写のあまさや癖のあるボケ、強い光の環境下でのフレアやゴーストといった部分も一種の味といったところでしょうか。絞ればシャープな描写となる点も合わせて実際に使って楽しみたくなるレンズだと思います。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼

[ Category:Canon | 掲載日時:22年08月10日 17時17分 ]

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【RICOH】GR IIIで街の錆びを撮る

【RICOH】GR IIIで街の錆びを撮る

街中を歩いていると時折、年季の入った錆びた建造物を見かけることがあります。
長い年月を経て、錆びて塗装がめくれている姿はどこかノスタルジックなものを感じ、妙に心が震えます。
そんな錆びを撮ってみようと今回は愛機のRICOH GR IIIを持って街の片隅に繰り出しました。


そして目についたのは赤くひび割れた歩道橋です。
ペンキを塗られてからもうどれほどの時が経ったのか。
刻まれたひび割れが過ぎた日々の長さを物語ります。


マクロモードでの撮影はなおさら錆びの良さを引き出しているように感じます。


ところ変わってこちらは比較的新しく建造された橋です。
ところどころ錆びはありますがまだまだ現役で、綺麗な姿で川の上に立っています。


橋の下もツルツルとしており、反射した水の波紋が美しく揺らめき、とても幻想的でした。


橋の上にはこの橋のデザインの元ともなった「しらこばとの像」が並んでいました。
この鳩の像たちも数十年先には良い感じに風化して、また違った見え方をしているのでしょうか。
それを確かめるためにもまたいつかこの場を訪れてみたいと思います。

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年08月10日 12時04分 ]

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【SONY】FE 24-70mm F2.8 GM II で撮影された「至極の5作品」をご紹介!

【SONY】FE 24-70mm F2.8 GM II で撮影された「至極の5作品」をご紹介!

マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、ソニーの最高ランクGマスターレンズ「FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2」で撮影された「至極の5作品」を一挙ご紹介いたします。

【作品名】突入 <投稿作品を見る

【投稿者】ひださん 様 
 

【作品名】夏空 <投稿作品を見る

【投稿者】seki 様
 

【作品名】Tokushima tirp <投稿作品を見る

【投稿者】海斗 様

 

【作品名】Light and Shadow. <投稿作品を見る

【投稿者】ebi_channel 様

 

【作品名】夕暮 <投稿作品を見る

【投稿者】H_HAYASHI 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「FE 24-70mm F2.8 GM II SEL2470GM2」の素敵な写真をご紹介しました! より優れ、より軽くなったGマスター大口径標準ズームレンズ。シーンを選ばないパーフェクトな一本です!

 

↓開催中のフォトコンテストはこちらから↓

毎日、2作品に1,000ポイント!「街で出会ったその瞬間」みなさまのスナップ写真を大募集!皆様のご投稿お待ちしております。

FUJIFILM X-H2Sで撮影された写真を大募集!「FUJIFILM X-H2S フォトコンテスト」開催中!

FUJIFILM機で撮影されたスタイリッシュな写真を大募集!「FUJIFILM Stylish Mono&Color Photo Contest」など沢山のフォトコンテスト開催中!皆様のご投稿お待ちしております。

[ Category:SONY | 掲載日時:22年08月09日 19時30分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Rollei Rolleiflex 2.8F~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Rollei Rolleiflex 2.8F~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Rollei Rolleiflex 2.8F』です!

「二眼レフカメラ = ローライ」とも称されるほど、二眼レフの歴史はローライと共にありました。
創業者のパウル・フランケとラインホルト・ハイデッケが、「フランケ&ハイデッケ」を設立したのが1920年。
最初に三眼レフのステレオカメラ「ハイドスコープ」を発売し、1929年そのハイドスコープを改造し販売したのが「ローライフレックス オリジナル」。6×6cm判のカメラとしても、また二眼レフカメラとしても世界初のものでした。
縦に並んだレンズのうち、下はフィルムに像を焼き付ける撮影レンズ、上はミラーを介して上部のファインダースクリーンに画を写し出すフォーカスレンズの役割を果たします。
基本構造が単純なこともあり、全世界で数多くの二眼レフカメラが製造されました。
日本でも大小様々なメーカーが存在し、一時メーカー名としてアルファベットの頭文字AからZまで全て存在したと言われています。
世界中のメーカーの創意工夫により特出した才を誇る数々の二眼レフカメラが世に送り出されましたが、それでも本家ローライ、とりわけその主力モデルであるローライフレックスは二眼レフカメラの王者としてカメラ史に君臨し続けました。

時代の流れの中で細かな改良を積み重ねながら進化し続けたローライフレックスですが、Fシリーズ、1959年発売の3.5Fと翌1960年の2.8Fはそのローライの長い歴史にあっても最高傑作と称されるカメラです。
75mm F3.5の撮影レンズを搭載した3.5F、80mm F2.8のレンズ搭載の2.8F、それぞれにカール・ツァイス製プラナーレンズとシュナイダー・クロイツナッハ製クセノタールレンズの2種類の撮影レンズを搭載したモデルが存在しています。
つまりFシリーズとして4種類のモデルがあるわけです。
3.5Fより明るいレンズを搭載した2.8Fの方が当時から人気があり、中でもプラナーレンズ搭載の2.8Fは「ツァイス信仰」なる言葉まである日本でとりわけ人気の高いモデルでした。
中古市場でも昔はプラナーモデルの方がクセノタールより高値でしたが、現在でははっきりとした差はありません。2.8Fの方が3.5Fより高値なのは変わりませんが…

では、4種のうちどのレンズが最も優れているのか? 当時から数々の論争が酌み交わされてきました。
細かな専門データが掲載された資料なども数多くありますが、明確な結論は出るに至らず…
昔からよく言われているのは、「プラナーレンズの方が柔らかな描写で人物向け、クセノタールレンズは周辺部の歪みが少なく風景向け…」などといったところか。
そして様々な雑誌に掲載された作例を穴が開くほど眺めたユーザーたちは、「自分が所有するモデルが一番いい」という結論に達します。まぁ、自分が満足できればそれに越したことはありません。
私自身は昭和の時代からのカメラ小僧ということもあり、「ツァイス信仰」にはまった一人。今回もプラナーレンズで撮影した写真をご紹介させていただきます

と、前置きが長くなってしまいましたが、今回のテーマは「ニハチ」、ということで取り上げるのは勿論ローライフレックス 2.8Fです。

6×6フォーマットでの80mmの画角は、35mm判換算44mm相当の標準域にあたります。
他の「ニハチ」F2.8編ブログ同様、開放F2.8での写真のみを掲載しようとも思ったのですが…
ローライフレックス2.8Fのシャッタスピード最高速は1/500秒。屋外での撮影の場合、よほどの曇天や夕刻などにならないとなかなか開放で撮る機会がありません。
特に今の時期、真夏の炎天下では感度100のフィルムを装填しても1/500秒でF8とかF11なんてことも。
また中判フォーマットでは35mm判より被写界深度がかなり浅いので、F2.8通しだと被写体以外のバックが大きくボケた同じような画ばかりになってしまう恐れもあり。
そんなわけで今回は、開放F2.8以外の写真も掲載させていただいています。ご了承ください。

とはいえ、まずは絞り開放F2.8の写真を。

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F2.8

と、いきなり季節外れの写真ですみません。新宿某所の枝垂れ桜を下から撮影したもの。
被写界深度の浅い分、上から枝垂れてくる感じが出せたかと。ウエストレベルファインダーなので、見上げるようなフレーミングもそれほど苦も無く撮影出来ました。

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F2.8

こちらも新宿某所での撮影。2枚見ていただければわかりますが、バックのボケは随分ザワザワした感じ。決してきれいなボケとは言えません。
現代のレンズならもっと滑らかなボケにもなるのでしょうが、そこはオールドレンズ。むしろこのザワザワ感を愉しみたいところ。

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F2.8

同じく背景はザワザワしていますが、その分ピント合焦面の浮き上がりが感じられます。

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F5.6

F5.6まで絞ると、花だけでなく葉にもピントがきています。バックのボケも少し弱まっているのが分かります。
もう一つ見ていただきたいのが、バックの光源ボケ。開放F2.8では歪な円形をしていますが、F5.6では五角形になっているのが分かるでしょうか。
ローライフレックス 2.8Fの絞り羽根はたったの5枚。絞っていくとはっきりとした五角形が現れますが、それがそのまま光源ボケの形になります。
現代のレンズは絞り羽根の枚数を増やし、絞った時きれいな円形になるように設計されたものが多いのはご存知かと。クラシックなローライフレックスならではの五角形ボケは、逆に貴重になるかもしれません。
なお、ローライフレックス 2.8C(1953年発売)という1モデルのみ、なぜか絞り羽根が10枚になっています。これにより絞った時円形に近い形になります。

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F2.8

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F4

下の写真も被写界深度は浅めですが、光源のボケからちょっと絞っていることが分かります。

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F5.6

そしてこれは、持っているアイフォンからかなり前に撮った写真であることが分かります…

Rolleiflex 2.8E (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F2.8

2.8Fの前のモデル2.8E(1956年発売)で撮影したもの。レンズは同じプラナーレンズなのでお許しを。
中判フォーマットならではの被写界深度の浅さとピント合焦面の浮き上がり、バックのザワザワ感と無数の玉ボケ、なんか幻想的な画になりました。

同じく絞りF2.8で撮影したものですが、ここからはアクセサリーのフィルターを装着した作例を。

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) + Rolleisoft 1 絞り:F2.8

ローライソフトというソフトフィルターを装着。バックが滲むようにボケて、もはや何が写っているのかわかりません。

Rolleiflex 2.8E (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) + Rolleinar 1 絞り:F2.8

こちらはローライナーという近接撮影用フィルター。バックは塗りつぶしたような絵画的な感じになりました。

Rolleiflex 2.8E (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) + Rolleinar 1 絞り:F2.8

前ボケのチューリップもこんな感じに。

最後は、F2.8に捉われずにご紹介。

Rolleiflex 2.8E (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F5.6

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F4

プラナー 80mmというと、同じ6×6フォーマットでハッセルブラッド 500シリーズの80mmがあります。
今まで両者で撮影した経験では、ローライの方が色味は抑え気味。上のような写真ではハッセルだとかなりドギツクなってしまう可能性があります。

Rolleiflex 2.8E (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F8

Rolleiflex 2.8E (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F8

Rolleiflex 2.8E (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F5.6

光が入り込んだ時の写りは予測不能です。

Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 絞り:F5.6

いかがでしょうか? ローライフレックス 2.8F、クラシカルなフォルムのカメラを相棒にして街中を散策するのも乙なものですよ。

 

 

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

・・・

↓二眼レフカメラの雄ローライフレックス。中でも特に人気の2.8シリーズ

 

 

↓75mmF3.5レンズ搭載の3.5シリーズもおススメです。

 

 

↓コミュレビ「28グランプリ」詳細はこちら↓

[ Category:etc. | 掲載日時:22年08月09日 18時00分 ]

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【Nikon】NIKKOR Z 40mm F2で撮影した「スナップ作品」をご紹介!

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マップカメラが運営する、カメラ好きが作る 世界とつながるフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では年間を通してさまざまなフォトコンテストを開催しております!

ご投稿いただいた作品の中から本日は、ニコンの「NIKKOR Z 40mm F2」で撮影された作品を一挙ご紹介いたします。

【作品名】無題 <投稿作品を見る

【投稿者】まなこ 様 
 

【作品名】使い込んだ財布の皮がイイ感じだったもんで・・・エモさを添えて <投稿作品を見る

【投稿者】U-Ken 様
 

【作品名】ベビーカー <投稿作品を見る

【投稿者】Danny’O 様

 

【作品名】写真家 <投稿作品を見る

【投稿者】わたろ 様

 

【作品名】薄桃色の空のむこうで <投稿作品を見る

【投稿者】moco 様

 

【作品名】冬空 <投稿作品を見る

【投稿者】Ofu 様

 

「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「NIKKOR Z 40mm F2」の素敵な写真をご紹介しました!フルサイズでコンパクトに合わせるのはもちろんのこと小型機(APS-C)のZ30などと合わせることも。昼にも夕暮れ時にも毎日の小さな幸せを。
 

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[ Category:Nikon | 掲載日時:22年08月09日 13時40分 ]

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【FUJIFILM】X-T4とクラシックネガとクロマグロ。

【FUJIFILM】X-T4とクラシックネガとクロマグロ。

猛暑酷暑と聞き慣れた夏。
天気予報を見れば「外の活動には危険な暑さ」というテロップが目に付く日々。

とはいえ、色々やらなくてはならない用事はあるわけで、この日の午前は娘の習い事で浦安に。
午後はゲーム機を忘れて退屈そうに付き合ってくれた息子のご機嫌とりに、帰りがてら寄れる葛西臨海公園へ立ち寄ることにしました。

まずはと訪れたのは園内にある葛西臨海水族園へ。

家族4人、安く済ませるつもりで入ったファストフード店でも4000円近くかかってしまうこのご時世。
大人700円、小学生以下が無料という善意しか感じない料金設定に涙を浮かべながら園内を回ります。

実は私だけ大人の事情(撮影等々)で何回も訪れたことのある、この水族園。
2県隣に住む妻と子供達には初めての場所でした。魚好きの息子も水槽を覗き込んで興味津々です。

息子「ねぇねぇ、お父さん。スマってすごく美味しいんでしょ!? いいなーコレ食べたいなー!」

おいおい。

そういえば私が以前訪れた時はマグロの謎の死が続いていた時期で、大きな水槽にクロマグロ2匹、周りをスマがちょろちょろ泳ぎ回っているという時でした。
それを思い出すと、今の光景は圧巻の大迫力。「こんなに凄かったんだ」と改めて感動です。

天気がいいので少し公園内を散策することに。

妻はひっきりなしに「暑いんだけど」という言葉を発しています。
これが敬語になったら要注意です。

シャッターを切る瞬間にフレームインしてくるタイミングの悪さが実に息子らしい。

そしてこの表情。

最後は少し海で遊ばせることに。

「今日は着替え無いからね!」を子供達は「押すなよ!押すなよ!」と同じ意味として捉えているようで、がっつり濡らしてきました。

ま、今日はいいでしょう。夏休みだし。

今回は全て『FUJIFILM X-T4』と『フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR』の組み合わせに、クラシックネガを使用して撮影しました。
普段は単焦点しか使わない私ですが、やっぱり家族と出かける時は換算24-120mmくらいのレンズが最高に使いやすい。

今は何度目かになる「Xシリーズ欲しい病」をこじらせています。
カメラ買ったら嫁さん怒るよな〜と思いつつ、夜な夜なショッピングクレジットの計算を綿密に行ったり。
あとは最もらしい言い訳を考えなくては…

 


 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:22年08月09日 13時25分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2 / Model A063S(ソニーE用/フルサイズ対応)』です!

毎日連載しておりますニハチブログ、お楽しみ頂けてますでしょうか。

本日のニハチブログは空に着目して撮影を楽しんでみました。

外出した日には必ず空の写真を撮影する筆者。同じ日の同じような天気でも1分先の空模様ですら異なる表情を見せてくれる空。毎日撮影しても飽きません。

そんな空好きの筆者にとって28mmとは、「街中でも空の広さを生かしつつも地上の雰囲気を丁度良い割合で簡単に撮影することができる画角」だと思っております。

35mmだと地上との雰囲気を写し出すことはできますが、街中で果てしなく広い「空の広さ」を生かした写真がうまく撮れません。

24mmでも勿論地上と空を綺麗に写すことができますが、街中だと広く写りすぎてしまって構図が決まりづらかったり、地上の余計な物まで写ってしまう為、空だけを主題に撮影するのに向いていると個人的に思います。

私は日常に溶け込んだ空の景色が好き。なので空だけの写真ではなく、自分が今いる地上の景色を写しつつ空の写真を撮影したいのです。

ですので28mmという画角を手にすると、地上と空の割合が理想の比率で撮影ができます。

今回の28mmは「TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2」。ズームレンズの広角側・28mmだけで撮影をしております。

私はTAMRONが創り出してくれる優しい雰囲気が好みですが、TAMRONには28mmの単焦点レンズはありません。どこか遠くへ出掛けたり空以外にも撮影する機会が多い日は28mm以外でも撮るためこのズームレンズを持ち出すことが多いです。

前モデルよりもAFや解像力が上がっているため日常スナップ、旅行先での撮影でも信頼性が高いです。

ボディは「SONY α7SⅢ」。空を撮影する筆者にとって解像力は不要です。

暗所部分の表現力に非常に長けており、上記のように空で露出を合わせても地上に降り注ぐ柔らかい夕方の日差しを美しく表現してくれました。道路の表現もお見事です。

これも「TAMRON 28-75mm F2.8 Di III VXD G2」との組み合わせだからこその1枚だと思います。初期型ではこの描写は厳しかったかと思います。TAMRON標準ズームレンズ、第二世代を選択してよかったと感じたお気に入りの1枚です。

今回の写真はすべてJPEG撮って出しの写真で、ホワイトバランスもオートでカメラ任せです。

雰囲気ある色合いではなく、私が見ていいなと思った空を見た色のまま発色をすること。これは私が空を撮影する上で重要なポイントです。

このすっきりとした夏の青空の青色、鮮やか過ぎずあっさりしすぎない青色の発色は私の好みです。SONYだからこその強みだと筆者は思います。

同じ空・同じ時間帯でも西側東側にて空の表情が異なることがあります。ぼーっと眺めていたら雲の景色が数分前と全く異なる事も。

街中を普通に歩くとなかなか空を見上げることはないかと思います。ですが、ふと空を見上げた時、忙しかったり余裕がなかった自分の心が落ち着き、ネガティブだった考えがポジティブな考えに変わる事もあったりします。青空や夕暮れはもちろん、曇り空や雨模様の空でも小さい雲を見つけることによって少しハッピーな気持ちにさせてくれます。

私の傍にいつでも寄り添ってくれる空。28mmで、この組み合わせで、外出先での空の撮影を楽しんでみてください!

 

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 


 

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[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:22年08月08日 16時57分 ]

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【Panasonic】手軽な「LUMIX」と旅にでる 海水浴編

【Panasonic】手軽な「LUMIX」と旅にでる 海水浴編

連載中の「カメラを愉しむvol.64」は、『手軽な「Panasonic LUMIX」と旅にでる 海水浴編』をご紹介します。本日は久しぶりにPanasonic GF10と、嵩張らないサイズ感が嬉しいパンケーキレンズLUMIX G 14mm F2.5 ASPH.を持ち出してみました。

とある日の朝。天気はとても爽やかな晴天!車窓から差し込む光で目覚めました。エンジンに火を入れて今日は新潟県へと車を走らせてゆこうと思います。

群馬県吾妻郡草津町にある標高2,160メートルの草津白根山をぐんぐん登っていきます!先程までの強い日差しと暑さはうそのよう。気温も18℃ととても爽快な気分です。

先に進むにつれて非常に濃い霧に。このような濃い霧の場合はハザードランプを点滅させて運転するのが一般的、この辺りでは日常の事のようで地元ナンバーの方は皆さんハザードランプを点滅させながら走行していました。

少し霧も晴れてきました。群馬県から長野県に下山していきましょう。

いよいよ新潟県へ!冬場は豪雪地帯となるため、屋根の傾斜がとても強く「あ、新潟県にはいったな」とすぐに気がつきます。

天気も少しづつ回復し、海岸線に到着する頃には夏らしい日差しに。通称 「魚のアメ横」とも呼ばれる寺泊。多くのお店で取れたての海の幸や浜焼きを頂くことができます。

今日は焼き魚の気分だったので鯖の塩焼きと、タコとお魚の白身フライをいただきます。

熱中症予防のために、スポーツドリンクでのどを潤します。越後七浦シーサイドを北上します。

日本には数多くの海水浴場がありますが、私が一番好きな場所「角田浜 海水浴場」に到着しました。

関東近郊の海は、多くの若者で賑わうのでなるべくいかない様にしよう!そんな私が夏の海を存分に楽しめる最高の場所なのです。

同じような方も多いのでしょう。幅広い世代の方に愛されている海岸といったイメージです。

美しい砂浜に寝そべって1日過ごしたいな・・・ゴミ一つ落ちていないそんな美しさ。

ロディは海の家の特等席からいつも海水浴場の安全を見守っています。

学生たちはかき氷を食べながら外を眺めていました。まるで青春ドラマのワンシーンのようです。

青い海、白い砂浜とはまさにこのことでしょうね。泳ぐためには多少のダイエットが必要になる為、私は海の家で本でも読みましょう。

奥に見える灯台は角田岬灯台!近くにはブドウ畑やワイナリーもあるので観光にもおすすめです。

ああ、また来る時まで。そんな身軽な旅を支えてくれた今回の機材 「Panasonic GF10」「LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.」はまさに手のひらサイズ!撮影がメインではない旅だけど画質に妥協したくないという方に自信をもってお勧めしたい逸品です。










[ Category:Panasonic | 掲載日時:22年08月08日 11時34分 ]

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【Canon】RF35mm F1.8 マクロ IS STMを使って

今回はCanonのRFレンズ「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」を使用しました。
気軽にスナップ撮影が楽しめる軽量小型レンズです。

重さは約305gで、ボディと合わせても合計1000g前後になります。
Canon EOS 5D MarkIVがボディのみで約890gなので、
軽量レンズとミラーレス機の組み合わせは、軽さを実感できます。

 

 

最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が可能で、ハイブリッドISも搭載しています。
そのため、非常に快適なマクロ撮影が楽しめます。
スナップ撮影時のとっさのマクロ撮影にも素早く対応できるのがこのレンズの強みです。

 

絞り込むとシャープな描写がハッキリとわかります。
最短撮影距離は0.17mなので、かなり被写体に近づくことが可能です。

 

レンズの表面のザラザラ感とツルっとした表面もしっかり表現。

 

 

 

かなり被写体に寄れるため、思い通りに撮影がしやすいです。
しかも軽量なので、室内屋外にかかわらず、長時間の撮影にもむいています。
カメラを始めたてで、単焦点を使った事が無い初心者にもお勧めできるレンズです。

[ Category:Canon | 掲載日時:22年08月08日 10時55分 ]

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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~HD DA 35mm F2.8 Macro~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~HD DA 35mm F2.8 Macro~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『PENTAX HD DA35mm F2.8 Macro Limited』です!

 

HD DA35mm F2.8 Macro Limitedはワーキングディスタンスが3cmに寄って等倍撮影を可能とし、

焦点距離も使いやすく利便性に富んでいながら、コンパクトなレンズです。

 

上記だけですでに優秀なレンズですが、筆者がこのコンパクトで寄れる便利なレンズで一番の好きなところが「ニハチ」です。

そうです。F2.8というところです。

 

【PENTAX KP – HD DA 35mm F2.8 Macro Limited】

― 1/320秒 ・ F2.8 ・ ISO200 ・ 35mm ―

 

F値は小さくなればなるほどそのレンズは重く大きくなるのが一般的です。

ズームレンズにもなると、大三元と呼ばれるレンズはF2.8で、広角~望遠までそれぞれのレンズが登場しております。

しかし、単焦点でF2.8のレンズはとてもコンパクトなレンズが各メーカーから出ております。

HD DA 35mm F2.8 Macro Limitedも多分に漏れず、手のひらサイズに収まるレンズです。

ズームで大三元レンズで使われるF2.8の明るさを手のひらサイズで堪能できるのが「ニハチ」の魅力だと筆者は感じております。

 

【PENTAX KP – HD DA 35mm F2.8 Macro Limited】

― 1/80秒 ・ F2.8 ・ ISO200 ・ 35mm ―

 

この日は生憎の雨時々曇りで、降る雨を避けながらスナップをしました。

防塵防滴に優れたKPは気にせずシャッターを切ることができました。

筆者はスナップの際、絞り以外はカメラにお任せで撮影しておりますが、

この日の天候に暗めの画が出てくるとカメラも同じ気持ちかなと感情移入してしまうこともあります。

 

【PENTAX KP – HD DA 35mm F2.8 Macro Limited】

― 1/80秒 ・ F2.8 ・ ISO200 ・ 35mm ―

 

【PENTAX KP – HD DA 35mm F2.8 Macro Limited】

― 1/80秒 ・ F2.8 ・ ISO800 ・ 35mm ―

 

【PENTAX KP – HD DA 35mm F2.8 Macro Limited】

― 1/80秒 ・ F2.8 ・ ISO400 ・ 35mm ―

 

ベンチに腰を下ろし撮った写真を確認していると、雷が鳴り始め雨が強くなってしまい泣く泣くその日はカメラを仕舞いました。

このレンズに限らず、単焦点の「ニハチ」はコンパクトで優秀なレンズが各メーカー様々な焦点距離で出ております。

HD DA 35mm F2.8 Macro Limitedは、筆者として使用しやすい焦点距離にマクロ等倍撮影もできて、レンズ交換式カメラでのスナップ撮影にはしばらくお付き合いいただくレンズになりそうです。

 

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

 

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[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:22年08月07日 16時00分 ]

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【SONY】母艦機日記 Hugo Meyer Kino Plasmat 25mm F1.5

【SONY】母艦機日記 Hugo Meyer Kino Plasmat 25mm F1.5

これはSONY α7RⅢを軽量性だとかAFだとかを無視して古いレンズの母艦機として運用している筆者の日記です。

母艦機とは本来燃料や航空機などを輸送する船のことを指す言葉ですが、カメラボディに対してこの言葉を使う場合は「レンズを使うためのボディ」という少々ややこしい意味を持ちます。

フランジバックの問題でレフ機ではアダプターがなく楽しめなかったあのレンズもこのレンズも、ミラーレスならすべて楽しめるというわけです。

大昔の聞いたことがないレンズから一度は耳にしたことがあるレンズまで、α7RⅢに付けて楽しんでいきたいと思います。

 

今回使用したのはMeyer社のKino Plasmat。

近年ではバブルボケのトリオプランで名前を聞くことが増えてきたMeyer社ですが、戦前・戦後に分けて考えるのが一般的です。

Hugo Meyer銘で戦前に製作されたPlasmatシリーズを初めとした(時代を勘案すれば)超高性能な玉は超高価、MeyerOptik銘で製作された戦後の現在市場にあふれているトリオプラン等は(比較的)低品質で低価格というような分け方です。

少し意地悪な言い回しをしましたが、レンズ名にKinoとつく通り戦前のレンズは主に映画用に作成されています。

かつてのシネレンズは非常に高性能、非常に高価というのが定石ですが、それに比べOptikがついた戦後のMeyerは一般写真用のレンズとして作られた為(戦前のモデルと比較した時に)低品質だと言われることが多いという訳です。

 

筆者は激しく癖のある描写からゴミプランとすら揶揄される同社のドミプランを愛用していますが、周辺の流れも含めてこれはこれで楽しい物だと割り切って使っています。

少し話が逸れてしまいました。そんな非常に長い歴史を持つMeyerのPlasmatシリーズにはいくつものバリエーションがあります。

焦点距離・マウントで無数と言っても良いほどのバリエーションがあり、僅か数本しか製作されていない物もあります。

流石100年近く前のレンズ、謎に包まれた部分も多くの人々の心をつかんで離しません。

今回はそんな謎多きKino Plasmat 25mm(1inch) F1.5を使用しました。戦前のシネレンズがどんな写りをしてくれるのか、ぜひご覧ください。

 

イメージサークル確認用にフルサイズで一枚撮ってみました。

本来の用途である16mmフィルムのイメージサークル内だけは解像度が非常に高く、そこからは一気に崩れていく印象があります。

APS-Cでも周辺が若干ケラレる為、マイクロフォーサーズ等で楽しむのが一般的なようです。

本投稿の写真は上の一枚以外全てAPS-Cモードにクロップしてあります。ご了承ください。

 

まずは一枚。後ろボケが特徴的なレンズだという前情報は聞いていましたがこれはこれは。

いつもより多めに回しております!と言わんばかりのグルグルボケです。

中央部以外にピントを合わせても全体的にぽやっとした写真になってしまう為、開放の場合は中央にピントを置くのがおすすめです。

 

最大F値11まで絞り込んでみました。

周辺の甘さは残るものの、中央部の解像度がメキメキと上がっているのが分かっていただけるかと思います。

カラーネガなどなかった時代のレンズにも関わらず色乗りが良く、少し色が薄めなSONYとの組み合わせると良い色が出てくれます。

 

手元に面白いレンズがあるとついつい壁を撮ってしまいます。

平面性の高い物を撮るとレンズのクセが出やすいので、早めに壁を撮ってレンズの性質を理解してあげるようにしています。

中心に向かって強調線でも出ているかのような周辺部の収差、そしてしっかりとしたピントピークの上から滲みをふりかけたような描写は特有のものです。

 

お気に入りのカフェへ。

調度品の質が良く、珈琲も美味しいのでドライブついでについ寄ってしまいます。

品が良いモノには品が良いレンズを。

シャドーの中にじわりと滲むような描写が非常に美しいです。

 

最近、比較的解像度の高いオールドレンズを高画素機に付けると描写が絵画的になる事に気が付きました。

偶々そういった特性のレンズを連続で選んでしまっている可能性もありますが、過去にFUJIFILM GFX50S Ⅱでも同様に感じた事があります。

ハイライトの飛び方がそう感じさせるのか、色の出方がそう感じさせるのか、周辺の甘さがそう感じさせるのか。

母艦機日記を通して自分なりの答えを探し出せればと思います。

 

今回は戦前のシネレンズ、Hugo Meyer Kino Plasmat 25mm F1.5と共にお送りしました。

こってりとした色の乗り方や中央部の解像度と周辺部の流れが楽しい一本です。

APS-Cフォーマットで周辺の光量落ちを楽しんで良し、マイクロフォーサーズで中央部の高解像を楽しんで良し、様々な楽しみ方が出来るのも良いですね。

見かけた際は是非お手に取ってみてください。

 

 

 

 

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:22年08月07日 14時30分 ]

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【作品名】暇 <投稿作品を見る

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【作品名】公園の仲間240-⑦ <投稿作品を見る

【投稿者】ichiishi 様

 

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【投稿者】yukiya 様

 

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「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に投稿いただいた「RF70-200mm F2.8L IS USM」の素敵な写真をご紹介しました! 憧れの白レンズをカメラにセットして覗き込む世界は、きっと普段よりも想像力を刺激することでしょう。
 

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FUJIFILM X-H2Sで撮影された写真を大募集!「FUJIFILM X-H2S フォトコンテスト」開催中!

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[ Category:Canon | 掲載日時:22年08月07日 12時02分 ]

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