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【Nikon】単焦点に夢中 ~ NIKKOR Z 85mm F1.8 S編 ~

【Nikon】単焦点に夢中 ~ NIKKOR Z 85mm F1.8 S編 ~

レンズには画角を変更できるズームレンズと決まった画角で固定化されている単焦点レンズが存在します。
それぞれメリットとデメリットがあり、レンズ交換式カメラを使用するユーザーにとってのレンズを選ぶ際の最初の選択肢です。

今回は今スタッフが夢中になっている単焦点レンズを全3回にわたりご紹介します。

最後にご紹介するのは『Nikon』の『NIKKOR Z 85mm F1.8 S』です。
ボケの美しさを追求した大口径中望遠単焦点レンズで、2019年9月と比較的初期に登場しました。
AF駆動系にマルチフォーカス方式を採用したことで収差を大幅に抑制し優れた結像性能を実現。開放絞りからシャープなピント面が得られるので、ボケとあいまって被写体の存在感が際立ちます。

最短撮影距離は撮像面から0.8m、近寄れない時や程よい距離感で撮影に集中したい時にはちょうどいいかと思います。ドライフラワーの中央あたりにピントを合わせていますが、前後のボケもとても綺麗です。

中望遠レンズはポートレート撮影にうってつけではありますが、筆者はスナップ撮影に使用することが多いです。
出かけた先のその時々で気に入ったものをクローズアップして切り取りたい、そんな思いに存分に応えてくれるレンズだと感じています。

穏やかな室内灯をかすかに照り返す古いアンティーク時計の雰囲気、後から見返してもその場面を思い出しますし、たとえ忘れていたとしても感じさせてくれるものがあります。

こちらも開放絞りでの撮影ですが、けして明るいとはいえない室内ながら繊細なテーブルクロスを精細に描写してくれています。
窓から差し込む穏やかな日差しを感じさせるガラスの花瓶、存分にボケつつ静謐な空間を演出してくれます。

花のような貝殻のような室内灯はあたたかみのある明るさでどこか懐かしい雰囲気です。
ちなみにナノクリスタルコートの採用と光学設計での配慮により、ゴーストやフレアを効果的に抑制してくれるので、例えば画角内に太陽などの強い光源が入るシーンでもクリアーな画像が得られます。

こちらはおそらくラタンのテーブルセットでしょうか、ガラスのテーブル面と合わさって光を取り込むサンルームで爽やかさを感じさせます。
自宅にこんな贅沢な空間があればと思わず夢想してしまいました。

最寄り駅周辺では毎月第3土曜日の7時から骨董市が開催されているのですが、このアンティークな天使像を見て思わずその骨董市を思い出しました。いつも骨董市を横目にそのうち見に行きたいと考えつつ出勤しているので、今度こそ骨董市をぶらぶらと見に行って掘り出し物と出会ってみたいものです。

また別のサンルームではちょうど眩しいほどの日差しが差し込んでいました。
艶々と輝く木製の床に光が反射していて夏を感じさせてくれます。

ピント面から遠ざかるにつれてなだらかに変化する美しいボケと、シャープに描写された被写体の立体感は目をみはるものがあります。
布の質感まで伝わってくるような描写なので、実際には触っていないのですが手で触った感触まで想像できるほどです。

今回はすべて室内での撮影ですがこのレンズは埃や水滴の侵入を防ぐシーリングをレンズ鏡筒の可動部分をはじめとして随所に施された防塵防滴に配慮した設計となっています。ちょっとした天候の変化なら安心して撮影を続行できるレンズです。また幅広なコントロールリングは[絞り値][露出補正]のいずれかを割り当て可能となっており、レンズフードを逆向きに装着している時でもコントロールリングを操作することができます。

木目の美しさと装飾が際立つ木製のイス。
ピント面のシャープな描写やなめらかなボケはもちろん好きではあるのですが、どこに着目して撮影しているのか撮影者の意図を反映してくれる点、クローズアップすることで何気ない被写体でも何かしら想像する余地がある点が筆者を夢中にさせてくれるのかもしれないと感じました。

次回からは、今スタッフが夢中になっている高倍率ズームレンズをご紹介いたします!
お楽しみに!

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月09日 19時00分 ]

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【楓浜をα7IVで激写!】カメラ専門店スタッフが直伝!かわいいパンダの撮り方 in アドベンチャーワールド

【楓浜をα7IVで激写!】カメラ専門店スタッフが直伝!かわいいパンダの撮り方 in アドベンチャーワールド

Map Camera YouTubeチャンネルがついに初コラボ!和歌山県にある「アドベンチャーワールド」を舞台に、様々な動物写真の撮影に挑戦します。

第1弾として、よりかわいく撮れるのはどちらだ!パンダポートレート対決を行って参りました。「アドベンチャーワールド」の飼育員さんにパンダのかわいいポイント等もお聞きしましたので、ぜひ動画もご覧ください。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:02 ルール説明・機材紹介
03:26 撮影時のマナーについて
05:02 撮影開始
12:49 結果発表
17:34 撮影を終えて
18:23 エンディング

 ルール説明・機材紹介


20分という限られた時間の中で、パンダ撮影を行っていきますが、まずは両者が持ってきた機材をご紹介したいと思います。
1人目のスタッフが持ってきたのは、SONY『α7IV』とSIGMA『Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS (ソニーE用/フルサイズ対応)』です。
被写体と距離がある場合でもズームして切り取ることができる広い焦点域のレンズを選択しました。

2人目のスタッフが持ってきた機材は、FUJIFILM『GFX 100S』とCarl Zeiss『Otus 100mm F1.4 ZE(キヤノンEF用)』です。
Fringer『電子マウントアダプター キヤノンEFレンズ/フジフイルムGFXボディ用 絞りリング付き』を使用してラージフォーマットのカメラにフルサイズ用のレンズを装着しています。
好きな機材を…ということでこちらの機材を選択しましたが、これが吉と出るか凶と出るか。
フルサイズ用のレンズをラージフォーマットのカメラに装着して使用する場合の注意点は、動画内ご紹介しています。

 撮影開始

FUJIFILM GFX 100S + Carl Zeiss Otus 100mm F1.4 ZE  PROVIA

FUJIFILM『GFX 100S』を使用して撮影をするということで、フィルムシミュレーションブラケットを使って写真を撮ってみました。
フィルムシミュレーションブラケットで撮影をすれば、1枚の写真に3つのフィルムシミュレーションをあてることができるので、撮影時間の短縮にも繋がります。
多くの方が動物たちの観覧をしている場合は、譲り合っての撮影がマナーとなりますので是非活用していただきたい機能です。
SONY α7Ⅳ + SIGMA Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS

もうひとりのスタッフが驚いたのは、SIGMA『Sports 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS』の広範囲をカバーする焦点距離です。引いた写真から寄った写真まで、こちらのレンズ1本で様々な画角の写真を撮ることができます。
パンダだけではなく、いろいろな動物を撮りたい場合でも、こちらのレンズがあればどんな被写体にも対応してくれる頼もしいレンズだと感じました。

 結果発表


20分という短い時間の中での対決を終え、撮影した写真の中からそれぞれ渾身の1枚を選びます。
審査をしてくれるのは、パンダのことを知り尽くしたパンダ担当の飼育員さん。パンダをよりかわいく撮れたのはどちらなのか!?気になる結果はぜひ本編動画でお楽しみください。

動画をご覧になってパンダに癒された、ここが面白かった等ございましたらコメントを頂けると幸いです。アドベンチャーワールドに行ってみたくなりましたら、高評価・チャンネル登録をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:YouTube | 掲載日時:24年08月09日 16時05分 ]

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【SONY】コンパクトでバランスの取れた一眼ミラーレス「α7C」で撮影されたスナップ写真

【SONY】コンパクトでバランスの取れた一眼ミラーレス「α7C」で撮影されたスナップ写真

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えます。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

『スナップ・モノクロ部門』の作品募集期間も「2024年8月11日(日)まで」と残り僅かとなりました。 風景スナップ、街中スナップ、ポートレートスナップやモノクローム作品などぜひこちらからご参加をスタッフ一同お待ちしております。

グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られますので今年の夏。夢中になってスナップ/モノクロ撮影をしましょう!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「SONY α7C」で撮影されたスナップ作品です!
どこへでも手軽にフルサイズの描写力を持ち運ぶことができるシステムでありながら、性能に一切妥協することなく、ソニーが培ってきた最先端技術を惜しみなく搭載した万能モデルで撮られた皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。


 

【作品名】自らを隠して生きる<投稿作品を見る

【投稿者】hideθ 様

【投稿者コメント】顔の部分だけ偶然暗く撮れました。現代社会を表しているような印象を受けています。

【使用機材】SONY α7C + TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

 
 

【作品名】誘う<投稿作品を見る

【投稿者】hideθ 様

【投稿者コメント】モニュメントを覗いたら近未来感がありおもしろかった

【使用機材】SONY α7C + TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD


 

【作品名】伝統文化<投稿作品を見る

【投稿者】Yalang 様

【投稿者コメント】台湾の伝統的な祭りでの一枚です。一歩引いた位置から撮影することで周りの人の様子を写るようにしました。

【使用機材】SONY α7C + TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD

 
 

【作品名】The Clachan<投稿作品を見る

【投稿者】だいふく 様

【使用機材】SONY α7C + TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD


 

【作品名】Banksy<投稿作品を見る

【投稿者】だいふく 様

【使用機材】SONY α7C + SIGMA Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN


 

【作品名】老骨<投稿作品を見る

【投稿者】Seki 様

【使用機材】SONY α7C + FE 24-105mm F4 G OSS


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月09日 13時22分 ]

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【Leica】専門スタッフ自ら夢中だから語る!今こそ「M10-P」を推す理由。

【Leica】専門スタッフ自ら夢中だから語る!今こそ「M10-P」を推す理由。

マップカメラの30周年創業祭も中盤に差し掛かります。花火に、お祭りとイベント目白押しの夏本番を迎えています。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

・・・

夏真っただ中!今日ご紹介するのは「Leica M10-P」です。買いたい人もまだそうでない人も一読の価値あり。マップカメラライカフロア担当かつ現役「Leica M10-P」ユーザーでもある私の目線から、魅力をたっぷりと、多すぎるくらいにお伝えいたします。

2024年8月現在、M型ライカの現行機種としてラインナップしているカメラは「M11」「M11-P」そして「M11モノクローム」の3機種。いつかを夢見る人にとっても、いつまでもファンの人にとっても、燦然と輝くこれらの“最新ライカ”は存在も金額も驚くほどビッグなカメラであることは言うまでもありません。

さてそんな時期にありながら今回取り上げる「Leica M10-P」というカメラ。2018年に登場したLeica M10のマイナーチェンジモデルで、実は根強いファンを抱えている一台。ことM型ライカにおいて旧モデルが一部熱狂的に支持されるのは今に始まった事ではないものの、まさに最近ふつふつと大きく燃え上がりつつあるM10-Pの火。いざ解き明かした暁にはきっとあなたも虜、いえ、「夢中」になってしまうこと間違いなし。まずは外観、仕様からユーザーだからこそ語ることができる必見ポイントを総ざらい。ご堪能あれ。

ライカM型のデジタルモデルでは「Leica M9-P」に事を発する“P(professional)”の称号。その特徴はなんといってもマウントの上部辺り、フロントの赤バッジが無い事とトップカバーに筆記体のロゴがあしらわれている事。世代ごとにその他の変更点は異なれど、M240世代、M10世代、そしてM11世代と、もうかれこれデジタルだけでも4世代に渡る“P”の継承はこのデザインと共に脈々と受け継がれているのです。つまり何が言いたいのかと言うとまずは見た目がカッコいい。カメラってそこからでいいんです。いえ、むしろそれが大事なんです。

ライカのカメラである以上このデザインについては賛否両論があって然るべきこと。象徴ともいえる赤バッジが無い事によって感じるおでこらへんの寂しさは納得、また個人的に何かゾッとするものを感じないでもないですが、例えば私の持っているシルバーボディに同じくシルバーのオールドレンズを装着したならばいかがでしょう。言いようのない統一感たるや。こうしてしまうともはや他では滅多に手に入らない組み合わせなのです。古くは1954年の「Leica M3」を彷彿とさせるシルバークロームとグッタペルカの佇まい、どちらかと言うとブラック優勢のこの時代にあえてシルバーボディもおつなもの。

カメラとしての詳細なスペック説明に入る前にまだもう少し語らせてください。まだまだ推したいM10-Pの素敵なところ、例えばM11からはなくなった「ベースプレート」の存在。バッテリーがダイレクトに取り出せるうえ、M11最大の特徴とも言うべきUSB充電の為の端子も装備する必要があることから致し方ない変化。言ってしまえばこれこそが改良進化であることは言うまでもないのですが、ここにライカマニアの神髄とも言うべき拘りが消えた瞬間なのです。何を隠そうこのベースプレートは初代M3はおろかバルナックライカ時代からもう100年も続く伝統でもあったわけです。Leica M8のナンバリングからデジタルになってさえも(おそらく不必要な機構として)残され続けたベースプレート。それがこの代でついに無くなってしまいました。分かります、元々はそうせざるを得なかったから産まれた機構、必要が無くなれば無くすのが自然な進化というもの。でもなんだか、私はちょっとまだ寂しいので親ベースプレート派。

もっと言えばレンジファインダーファインダーのフレームもLEDではなくて採光窓から照らしてほしいのが正直な気持ち。ここはどこで折り合いをつけるかが大事なので、私が諦めた採光窓がどうしても欲しい方はせひ、M9以前のカメラへと歩みを遡ってください。

ではカメラの肝心かなめである「センサー」のお話。スペックで言えば「約2400万画素のフルサイズセンサー」と、その他メーカーもまだまだしのぎを削る高画素戦争下においてはやや物足りないとも思える数字。かと言ってずば抜けた高感度耐性があるわけでもないのですが、見方を変えればここも魅力にはや変わり。例えばデータサイズで考えるとハイスペックPCの購入がチラつく大きさに比べると幾分か扱いは楽なのは言うまでも無く、ではその代償に描写力が下がっているのかと言えば、当然数字相応の差はあります。しかしある程度拡大をしてもすぐに画素ドットが目立つほどではないと感じているのが正直なところ。下は拡大のサンプルです。例えばSNSに投稿する時点では失われることも多い解像感、いちユーザーとしての意見ではこれくらいが必要十分。


センサー画素数について話しておいてようやく色の話に移るのですが、そもそも私がこのカメラに惚れ込んでいる要因が1つここにあります。いくつか特徴的な写真をピックアップしたのでご覧ください。




全てJPEG撮って出し、ですが色が少し現実とはかけ離れているように見えます。具体的には空の青がやや転んだ色合いに。かと思えば肉眼では緑色が優勢に見える植物はやや黄色に傾いている様子。「つくりものみたい」と言うと大雑把が過ぎますが、この言葉の通り何かの作品であるかのような色合いが何もせずとも統一感を持って出力される事が私にとっての魅力ポイント。ただひたすらに正しく写す。それこそが正義であるような風潮も昨今ではなりを潜め、やや厚遇されつつもある世の中においてはこれこそがむしろ鬼に金棒なのです。なんだかだんだん欲しくなってはきませんでしょうか。一度当社在庫を覗いていただいてからでも構いません。まだまだ続けます。

・・・

皆様はカメラを選ぶ時、最も大事にするポイントが何なのか考えた事はありますか?たとえば「描写がいいこと」、たとえば「とにかく見た目がかっこいいこと」、はたまたたとえば「コンパクトで素早く軽快な撮影が出来ること」などなど。さて、かく言う私は「それら全部の要素を過不足なく備えていること」です。ズルい回答ですが、これくらい注文が多いからこそ自分にとっての最高を見つけられました。

挙げ続ければ条件はまだまだあります。
Mマウントレンズがネイティブで装着できる事。フルサイズセンサーであること。1000万画素以上4000万画素未満であること。メカシャッターを搭載していること。好きな色でJPEGが出力されること。外観を構成する色が3色未満であること。持った時主観で大きすぎないこと。起動が早いこと。欲しい機能だけが過不足なく採用されていること。100万円以下で買えること。かっこいいと思えること。まだ修理ができること。どんなに暑くても、どんなに寒くても、毎日持ち出して撮影したくなるカメラであること。むむ、きっとまだまだあります、参考程度に。

・・・

「描写がいい」それはつまりカメラの醍醐味である“写真”が自分好みに、または何らかの目的通りに仕上がることをこの場では指すこととします。こう条件付けた以上(筆者にとってM10-Pはさぞ理想的な写真を生むのでしょう!)とおそらく皆様お思いでしょうが、その答えは「半分はそう」と言うに留めます。その心はズバリ、もう半分はレンズが担っているから。カメラだけで写真はできあがりません。ではここで効いてくるのが「ライカMマウントが装着できる」というM型ライカでは当然と言えば当然の特徴。何を隠そう私が“いい”と定義する写真は所謂オールドレンズの個性を伴った写真である事が多いからです。いくつか写真を用意しました。



ここで紹介するどの写真も、現行新品のカメラとレンズだけでは再現しづらい個性を持っています。フレアが出ているだとか、周辺の光量が落ちていることも然り。序盤に紹介したようなM10シリーズ特有の色の出方ももちろん一役買ってようやくこの写真たちが生まれています。MマウントではないレンズやM10-Pではないカメラでも、きっと仕上がりを近付ける事や似せることはできますが、注文の多いカメラマニアの要望を現状すべてクリアして辿り着いたのはこのカメラだけ。ちょっぴり依怙贔屓かもしれませんが、なにせ「夢中」ですから、夢の中、語る人の主観がモノを言うのです。



画面の周辺部光量が落ちていたり、渦を巻くようなボケや、緩い描写感であったり。はたまた最新レンズに取り換えればこんなに小さなボディとレンズで描き出したことが信じられないような写真を写すことも可能。オールドレンズで歴史を感じる、味を楽しむ。最新レンズで進化に唸り、持ち前の軽快さで街を駆ける。レンズの選択が無数にあるだけで使い方、撮り方、楽しみ方まで無限大になり、同じボディでも全然違う趣味に応えられるのです。

・・・

正直に言えばまだまだ語り尽くしたとは言い難い内容ですが、広く浅くお伝えは出来たかと思います。
これからも一人のカメラ好きとして魅力をお伝えしてまいりますのでお楽しみにお待ちください。

スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。


[ Category:Leica | 掲載日時:24年08月08日 19時30分 ]

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【Nikon】ニコン史上最高の機能・性能を備えた「Z9」で撮影された決定的瞬間!

【Nikon】ニコン史上最高の機能・性能を備えた「Z9」で撮影された決定的瞬間!

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えます。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

『動体部門』の作品募集を強化しております。モータースポーツやバイク、飛行機、鉄道など動きの早い被写体の作品がありましたら、ぜひこちらからご参加ください。

グランプリ作品には「OMSYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られますので今年の夏。夢中になって動体撮影をしましょう!夏の旅先で見つけた懐かしい鉄道車両や、熱戦が続くスポーツのワンシーンなどの作品ももちろんOK!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「Nikon Z9」で撮影された動体作品です!
ファームアップの更新でスポーツ撮影のサポート機能がさらに進化。より便利に進化し続けるニコンのフラッグシップモデルで撮られた素敵な作品をどうぞご覧ください。


 

【作品名】相馬野馬追5<投稿作品を見る

【投稿者】james 様

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S

 
 

【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】the the the 様

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S


 

【作品名】ジャストミート<投稿作品を見る

【投稿者】mTaira 様

【投稿者コメント】高校野球試合風景バッティングシーン

【使用機材】Nikon Z9 + TAMRON SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2


 

【作品名】雨上がりの伊丹空港<投稿作品を見る

【投稿者】 yoshi 様

【投稿者コメント】雨があがったタイミングで離陸するA350 水しぶきとブラストが湿った空気を見せてくれました。

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR

 
 

【作品名】古徳沼の白鳥4<投稿作品を見る

【投稿者】james 様

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR


 

【作品名】燃ゆる湘南海岸<投稿作品を見る

【投稿者】N.Kazuki 様

【投稿者コメント】荒々しい海に赤く染まった夕日が差し込みまるで炎のような光景でした。海水浴客と富士山、江ノ島をフレームの中に入れることで湘南の海を演出しました。

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月08日 17時58分 ]

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【Nikon】D5500と夏の水族館

暑い日が続き、清涼感を求めて水族館に訪れました。

持ち出したのは、ボディはNikon D5500、レンズはAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIとAF-P DX NIKKOR 70-300mm F4.5-6.3G ED VRの2本です。

D5500は2015年発売、DXフォーマット(APS-Cサイズ)の一眼レフです。ミラーレスが主流のカメラ市場ですが、D5000シリーズは根強い人気があるカメラです。

まずは、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIで撮影した写真から紹介いたします。

意外と動きの速いタコで少し撮影に苦戦しましたが、なんとか収まりました。水槽ギリギリまで近づいて撮影することで、反射を防ぐことができます。

次は筆者の一番好きなクラゲを見に行きました。ふわふわと水中に漂う様子は見ているだけで涼しくなる光景で、何枚も写真を撮ってしまうスポットでもあります。18-55mmのレンズはキットレンズですがクラゲの水管までしっかりと描写してくれています。

鮮やかなオレンジが目を見張るイソギンチャクの水槽です。ISOを5000まであげての撮影でしたが、ノイズが気にならないのは嬉しいポイントです。

使用レンズをAF-P DX NIKKOR 70-300mm F4.5-6.3G ED VRに変えてペンギンを見に行きました。夏休みということもあり、家族連れがたくさんペンギンの水槽の前にいらっしゃいました。望遠ズームがあるとそのようなシーンでもスムーズに撮影できるので、持っているととても便利です。小型軽量設計なので、プラス1本でも重くありません。

AF駆動にステッピングモーターを採用しており、スムーズで静かなAFが特徴でストレスなく撮影ができました。

いかがでしたでしょうか。

小型軽量ながら、優れた描写をしてくれるNikon D5500は初めての1台にもおすすめです!

 





[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月07日 17時00分 ]

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【 Re:新宿 Vol.1】 新宿と鳩

【 Re:新宿 Vol.1】 新宿と鳩

マップカメラの店舗がある街、新宿。
国内最大規模の繁華街で、世界中からも人が集まる街です。情報量の多いこの街も、筆者にとっては当たり前の光景になっています。
今回は【 Re:新宿 】と題しまして、別の視点で新宿を見つめなおしてみようと思います。
1回目となる今回は、鳩を被写体に選び、新宿のさまざまな場所で鳩を見つけては、「鳩にとっての新宿らしさ」をテーマに撮影してみました。
鳩を選んだきっかけは、通勤中の大勢の人に対して警戒心のない鳩を面白く感じていたからです。自身の何倍も大きい相手が密集して近くを歩いても、鳩は普段通り歩いています。
人の方が道を譲る光景も見ます。野生動物でありながら人との距離感がここまで近いの動物はめったにいません。
人や社会を考える一つの手がかりでもあるのかなと感じます。
今回使用した機材は、ボディに「LUMIX DC-S1 」。レンズに「LUMIX S PRO 50mm F1.4」「 SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS」を使い分けてみました。LUMIX S PRO 50mm F1.4は解像度だけでなく色のりやボケ感など、筆者の特に好みの描写をするお気に入りレンズです。SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OSは高い解像度とコンパクトなサイズ感のバランスが良い望遠レンズです。
LUMIX DC-S1 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS

JR新宿駅南口。
天気のいい午前は、ここに群れで日向ぼっこをしている印象があります。人通りも多い場所ですが、特に気にせず過ごしている鳩を見ていると人間らしささえ感じます。人と鳩、互いが存在を認知しつつも気にかけていないのが興味深いです。

 

LUMIX DC-S1 + LUMIX S PRO 50mm F1.4

周りに群れや仲間は見当たらず、一羽で散歩をする鳩。
ついばまれたであろう中指やあまり綺麗とは言えない羽毛の見た目に反して、立ち方に強さを感じます。コンクリートジャングルで生活するその強さに惹かれ、サムネイル画像にもこの鳩を選びました。こういった見た目の鳩は新宿でよく見ますので、新宿という個性の表れでもあると感じます。

 

LUMIX DC-S1 + LUMIX S PRO 50mm F1.4
LUMIX DC-S1 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS

木陰で休息する鳩。構図に入りませんでしたが、どちらの鳩もつがいで仲良く過ごしていました。人の営みとの関係性も表現したかったので、ボケに人のシルエットを取り入れました。鳴き声が聞こえずとも、大きな木があったら覗いてみてください。休息中の鳥は結構います。

 

LUMIX DC-S1 + LUMIX S PRO 50mm F1.4

朝、鳩を追ってみると、景観の悪い場所に辿りつきます。そして出会うのは、街を掃除をする大勢の方々です。新宿が日本屈指の観光地・繁華街としてあり続けられるのは、綺麗にリセットする方々のおかげであることを改めて実感しました。一日でも掃除をしない日があればどうなるのだろうか。都会の景観の危うさを、撮影後にも考えていました。

LUMIX DC-S1 + SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG DN OS

もともと鳩は、平和の象徴や神の使い等のモチーフであったりと様々な意味を持つ鳥でもあります。人と同じく二本足で重心をとり、無駄のないシルエットからデザインや彫刻のモチーフにもよく使用されます。
しかし、現代では、家に住み着かれる事や衛生面等からマイナスなイメージが増えました。これは、それだけ人と鳩の距離感が以前より近くなったことが理由ではないかと筆者は推測しています。

鳩はどこにでもいます。ですが、本来は崖や岩棚などに巣を作り、植物の種子や穀類を食べるそうです。
鳩たちにとって、この大都会に住み着いたことは本望ではないように思います。

それでも、鳩たちがつがいでとても仲良く過ごしている姿を見るに、住む場所より大切な相手が見つかる方が彼らにとっては重要なことだったのかもしれません。

 

 

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:24年08月07日 16時00分 ]

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【Nikon】カメラと歩いて好きを見つける

夏も盛り、暑い日が続いております。

今回はNikon Zfを持って下北沢の街を歩きました。

レンズはZfとキットになっているNIKKOR Z 40mm F2で見た目がクラシカルな組み合わせです。

Zfは見た目がフィルムライクで可愛いので持っているだけで気分が上がります。

街中で邪魔にならないよう素早く撮影するのにワイドエリア AFが重宝しました。

カメラを持って歩くと日常では目に留まらなかったものに気が付くので、よく行く街でも新たな発見が多いです。

気になったものを写真に収めてきました。

ファインダーから見る景色は色味のあるものに惹かれていたようで、見返すとカラフルな写真がフォルダに並んでいました。

色とりどりの景観に目移りしてしまいます。

椅子は筆者がつい撮ってしまう被写体の一つです。

ディスプレイにはそれぞれのお店の個性が出ていて、店内に入らずとも歩くだけで楽しむことができます。

暑さに負けてカフェで小休止。キャロットケーキとティーソーダをいただきました。

テーブルフォトでも最短撮影距離が0.29mなので寄りすぎなければ問題なく使えます。

ボケもきれいに出るので撮っていて楽しいです。

火照りも落ち着いたので再び外へ。

単焦点レンズは画角が決まっている分の制限はありますが、そこで何をおさめるかを考えるのが面白いところでもあります。

筆者は具体的に撮りたいものが決まっていない散策には単焦点レンズを連れて出かけたいと再認識いたしました。

 


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月07日 11時00分 ]

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【SIGMA】魅惑のFoveonセンサー

【SIGMA】魅惑のFoveonセンサー

「いつか使ってみたいカメラ」というとどのような機種を思い浮かべますでしょうか。

愛用者のレビューを拝見すると実に愛を感じるものが多く気になっていた『SIGMA DP2 Merrill』を今回撮影に持ち出してみました。

その魅力を写真を交えてご紹介いたしますのでぜひ最後までご覧ください。

このカメラの最大の特徴はFoveonセンサーを搭載していることです。

ベイヤー配列のイメージセンサーがRGBの3色を1層に並列しているのに対して、Foveonセンサーは1色のみの情報を取り込む層が3層重なる構造をしています。簡単に言うと、全画素で満遍なく色の情報を取り込めるような仕組みです。

また、DP Merrillシリーズには焦点距離が異なる3つのバリエーションがあります。

DP1 Merrillは19mm、DP2 Merrillは30mm、DP3 Merrillは50mmです。

(※それぞれ35mm換算で28mm相当、45mm相当、75mm相当。)

私が撮影に使ったDP2 Merrillはとても汎用性の高い画角です。

今回の写真はすべてSIGMA Photo ProでRAWデータを現像しています。

SIGMA Photo Proでモノクロームモードを使うとモノクロ写真用の編集ができます。試行錯誤する楽しさがありました。

手振れ補正がなく暗いところが苦手なカメラですが、何度も慎重に撮っていると突然きれいな写真が撮れる瞬間が訪れます。ゆっくり向き合って撮影をするのに向いているカメラだと思いました。

この写真はかなり思い切ったトリミングをしているのですが、拡大しても綺麗な状態を保てており驚きました。

1日中散歩しながら使っているうちにあっという間にDP2 Merrillに魅了されてしまいました。

私は普段は撮りたい目的のものがあってその手段としてカメラを使うことが多いのですが、DP2 Merrillは使うこと自体を目的にまたおでかけしたいと感じるカメラでした。回数を重ねてもっと使いこなしてみたいです。

また、現在SIGMA の対象商品を新品でお買い上げのお客様にはマップカメラオリジナルのピンバッチをプレゼントしています。中古でしか手に入らなくなってしまったDP Merrillシリーズは残念ながら対象外ですが、現行機であるfpやfpLなどをご検討の方は是非チェックしてみてください。

当社インターネットからのご注文は「ネット限定2年保証対象」です!

[ Category:SIGMA | 掲載日時:24年08月06日 17時01分 ]

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【SONY】新製品!ZV-E10Ⅱを使ってみました。

【SONY】新製品!ZV-E10Ⅱを使ってみました。


8月2日に発売された、「SONY VLOGCAM ZV-E10 II」。
大人気のVLOGCAM ZV-E10の後継モデルとして発売前から楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。
そんな新発売の注目カメラを使ってみる機会に恵まれましたので、使ってみての感想をお伝えしていきたいと思います。

まず、驚いたのは前モデルと同じくらい軽量であるということ。
バッテリーが「NP-FW50」から「NP-FZ100」に変更となったことでバランスが変わり少し重くなってしまうのではないか、と思っていましたが
まったくその心配はありません。半日ストラップにかけて首から下げていましたが、まるでスマートフォンを下げているかのように
全く疲労感がありませんでした。

連日続く猛暑の中でも、軽快に持ち運ぶことが出来ますのでこの夏の思い出を残すオススメのカメラとして挙げられそうです。


先ほども少し触れたバッテリーの大容量への変更により、まずバッテリー持ちが大きく向上しました。
夏の外気の暑さなどでもバッテリー消耗はあるため、外での使用でも安心です。
今回は、外の日差しを浴びながら2時間、ほとんど電源を入れっぱなしにして写真のみの撮影を行いましたが、100%の満充電からわずか10%のみのバッテリー使用でした。
静止画のみだったのでより消耗が少なかったと考えられますが、今回のようなバッテリーの使用スピードであれば、屋外での動画撮影も安心して行えそうだと感じました。

使用バッテリーが変化したことで、カメラグリップ部もより深くしっかり握れるように変化しました。
よりしっかりバランスを取れるようになったことで安定して構図を捉えることが出来たように感じます。

今回、カメラを操作する中で特に使いやすいと感じた点は2つあります。
1つ目はタッチ操作対応になったことです。
ZV-E10では、タッチフォーカスなどには対応していましたが、メニュー操作などではタッチでの操作が出来ませんでした。
そのため、設定を変更したい場合は一度カメラを降ろしてメニューボタンを押して変更していました。
しかし、タッチ操作対応になったことでシャッターボタンを押す直前の姿勢を維持したまま、片手で液晶画面をタッチすることで簡単に設定が変更できます。
今回は、マニュアルモードになっていたところをAモードに変更しました。スマートフォン感覚でサクサク操作でき、より快適な撮影を行えました。


2つ目は、電源のON/OFFレバーがシャッターボタン横に移動したことです。
写真に収めたいと思うものを見つけた時にすぐカメラを構える人が多いと思います。
その時にシャッターボタンに指をかける一連の流れの延長で人差し指で電源を入れられ、余計な動きがなくスムーズに写真を撮る事が出来ました。

この日はとにかく日差しが強かったのですが、液晶画面も見やすく「自分が何を撮っているのか液晶が光ってしまって見えない」ということはありませんでした。
また、以前のモデルだとスマートフォンに転送した際やPCで撮影写真を確認した時に、撮影時に背面液晶画面で見た画像よりも思ったより解像力が高く写っていて驚いた、ということがありました。
しかし、このZV-E10Ⅱを使用した時は、その後にPCで表示した時の画像とほとんど遜色がなく、撮影時のものがそのまま画像としても残っていることばかりでした。
そのため、今どんな写真が撮れているのかということがズレなく確認出来ました。


わざと逆光で撮影をしてみて、フレアがどの程度出るのか確認をしてみました。
葉の向こうには強い日光があったため、全くフレアが出ないということはありませんでしたが、
全体的にゴーストがかかってしまうということや葉の色味に何か影響が出てくるということはありませんでした。
太陽光はまっすぐギザギザに写り、夏の強い光がよく表現されていると思いました。



道路標識の上で休んでいた鳩に協力してもらい、ボディにある電子ズームで撮影をしてみました。
上の写真はレンズのズームで最大限の50mm(35mm換算で75mmとなります。)、下の写真はさらに電子ズームで2倍にしました。
電子ズームは撮影画像の真ん中を切り取ってズームするためどうしてもズームすればずるほどノイズが目立ってしまいます。
しかし、ご覧いただいている通り2倍の電子ズームをしても鳩の羽根のしっかりとした質感まで写すことが出来ています。
拡大してみてみると、鳩の目は思いのほか鋭くて思わずたじろいてしまいました。

また、このような縦構図にした時にカメラのインターフェイスも一緒に縦構図となってくれました。
縦にしたまま設定の変更を行う時にとても便利で、思わず理由もなく何度もカメラをたてよこ、たてよこと動かしてしまいました。


他のSONYカメラと同様、クリエイティブルックを変更して簡単にモノクロなどのモードに切り替えることが出来ます。
今回は、SONYユーザーの中でも人気の高いモノクロモードで撮影してみました。
あまり濃淡がハッキリしすぎない、優しい私の好きなSONYのモノクロは健在です。
また、今回ZV-E10 II パワーズームレンズキットでキットになっているレンズも「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」となり、パワーアップしました。
電源を入れた瞬間に勢いよくレンズが出てきてすぐ撮影できます。
AFが高性能にピントを合わせることが出来るようになったのはもちろん、ズームリングも回したときに軽すぎることがなくなり、回したときの手ごたえのようなものがありました。


キットレンズとは思えないほどの、どの画角であってもピント面はしっかりと立体的に映り、細部まで収差もなく描写されています。
「キットレンズ=少し物足りない」というイメージをどうしても持ってしまいがちですがこのレンズの登場でそのようなイメージは完全に払拭されたように感じます。
また、鳩の写真で確認出来たボケも柔らかくボケ、癖のない素直なボケでどんな場面でも使いやすいように感じました。

この夏、注目のVLOGCAM ZV-E10Ⅱ。夏の思い出を軽快にくっきり残したい方に是非使って頂きたいカメラです。

▼ネットからご購入でマップカメラ2年保証!在庫ご用意ございます!▼








[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月06日 15時00分 ]

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【FUJIFILM】第5世代センサーの奥行きある表現力「X-T5」で撮影されたスナップ写真

【FUJIFILM】第5世代センサーの奥行きある表現力「X-T5」で撮影されたスナップ写真

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えます。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

『スナップ・モノクロ部門』の作品募集期間も「2024年8月11日(日)まで」と残り僅かとなりました。 風景スナップ、街中スナップ、ポートレートスナップやモノクローム作品などぜひこちらからご参加をスタッフ一同お待ちしております。

グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られますので今年の夏。夢中になってスナップ/モノクロ撮影をしましょう!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「FUJIFILM X-T5」で撮影されたスナップ作品です!
洗練されたデザインをブラッシュアップすると同時に、進化した第五世代デバイスを搭載。圧倒的な高画質ながら小型・軽量なカメラへと原点回帰したモデルで撮られた皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。


 

【作品名】涼<投稿作品を見る

【投稿者】kenshiro 様

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF56mm F1.2 R WR


 

【作品名】TOKYO<投稿作品を見る

【投稿者】takutokaneko 様

【投稿者コメント】なんだかNew Yorkで撮ったようなかっこいい写真が撮れました。外国人が写真に入るだけで日本の印象とは違う一枚になります。

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + SIGMA Contemporary 18-50mm F2.8 DC DN


 

【作品名】rest<投稿作品を見る

【投稿者】takutokaneko 様

【投稿者コメント】国立新美術館で撮影。この写真で気に入っているポイントは無機質な中でもカバンや椅子の赤、ズボンの青と色が映えているところ。スタイリッシュにカッコよく撮れました。

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF35mm F1.4 R

 
 

【作品名】人行き交う街<投稿作品を見る

【投稿者】takutokaneko 様

【投稿者コメント】地元横浜で撮影しました。日が落ちでとても綺麗なシルエットが撮れました。車と人が行き交う街並みをとらえました。

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF35mm F1.4 R


 

【作品名】賑いの中の静寂<投稿作品を見る

【投稿者】takutokaneko 様

【投稿者コメント】2024年のお正月に浅草寺に撮影に向かいました。年が開けて初めての撮影だったのでワクワクした覚えがあります。人が賑わっている中でも祈りを捧げる物静かな感覚に陥りました。

【使用機材】FUJIFILM X-T5 + フジノン XF16mm F2.8 R WR


 

【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】ララパパ 様

【使用機材】FUJIFILM X-T5


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年08月05日 18時47分 ]

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【Leica】これからもフィルムカメラに夢中。

マップカメラの30周年創業祭も中盤に差し掛かります。花火に、お祭りとイベント目白押しの夏本番を迎えています。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

・・・

出かける時にカメラを持ち運ぶようになったのは大学生も終盤の頃です。
初めて手にしたカメラは「OLYMPUS PEN D2」。ハーフサイズのフィルムカメラです。
スマートフォンでただただシャッターボタンを押して写真を撮っていた経験しかなかったので、友人に聞いたり本を読んだりしながら、絞りやシャッタースピードなど露出について一から学びながらでした。

あわててスマートフォンにDLした露出計アプリとにらめっこしながら露出を調整し、シャッターを切る。
それでいて、現像してみないと出てくる写真は分からない。
最初の頃は、手ブレを起こしてボケてしまっていたり、間違えてレンズキャップをつけたままシャッターを切ってしまい真っ暗になってしまった写真もあり、失敗することも多かったです。
それでも現像から戻った写真を見てみると、粒子感のあるざらついたノスタルジックな写真に一気に夢中になりました。

そもそも、フィルムカメラを使ってみようと思ったきっかけは、マップカメラの入社面接です。
面接の最後何か質問はあるか、と聞かれた時にふと思い出したことがありました。

祖父がカメラが好きで、たまに遊びに行く祖父母の家にはたくさんのフィルムカメラやデジタルカメラが防湿庫に並べられていました。
小さい子どもだった私には、触らせてくれなかったので一緒に写真を撮ったことはありませんでしたが
小学校の運動会や習い事の発表会で三脚を片手に大きなレンズを持って見に来てくれました。
「古いカメラやレンズであっても、まだ使うことは出来ますか?」

縁があり入社が決まった後、早速祖母の家に出かけてカメラを使いたいと言ったところ
これなら祖母や母も使ったことがあり比較的操作が簡単、と渡されたのが最初に手にしたフィルムカメラです。
カメラ背面には祖父の名前が刻まれ、今も大切に使っているカメラになっています。


そこから、デジタルカメラを使うようになっても出かける時には一緒にフィルムカメラを使うようになりました。
次に手にしたカメラは「ローライ35」です。
これまでの写真は全て、このローライ35で撮った写真です。
手のひらに収まる小さいフォルムで、レンズは収納可能。
レンズを出すとまるでひょっとこ口のようになり、びっくりしている顔のように見えます。
可愛いフォルムとは裏腹に、写りはシャープで細かい所までしっかり映してくれます。

フィルムカメラの魅力の一つに、フィルムごとに色味の味わいが異なり同じカメラであってもフィルムごとに違うカメラを使っているかのような気持ちになれることです。
もちろん、デジタルカメラでもモードを変更することで色味を変更することは可能です。
しかし、写りを確認しながら撮影できるため、現像してみてこのフィルムは鮮やかでいいな、という驚きはありません。
何気なく購入したフィルムが、自分が好きな色味だと分かった時はとても嬉しいです。
例えばこちらで紹介している写真でも青空を撮影している写真が多いですが、
場所が様々ということを加味しても、青色の出方がまったく違うことがわかります。

飛行機に乗っていく旅行にフィルムカメラを持って行ったこともあります。
ISO感度が高いフィルムでなければ、そのまま手荷物のX線検査に通しても問題はありません。
しかし、心配だったので空港職員の方に手渡しして検査してもらいました。
その際、一枚シャッターを切る必要があり中にフィルムが入っていたのでせっかくならと露出を合わせてシャッターを切りました。
屋内となったため、シャッタースピードは遅くなったため歩行者はブレています。
手ブレも少ししてしまっているのでピッタリとした写りにはなりませんでしたが、旅の始まりのワクワクを感じさせる一枚となりました。



カラー写真の方が好きなので、カラーネガフィルムを使うことがほとんどです。
しかし、たまに趣向を変えてモノクロフィルムを入れることもあります。
カラーフィルムよりも、モノクロフィルムの方がフィルムの種類によって粒子感の違いが顕著にあらわれるように感じます。
こちらの2枚はどちらも、ローライ35にKodak TRI-X 400で撮影しています。
ザラザラした写りではなく、滑らかな一枚です。また、青みも入っており炭で書いたような色味でお気に入りのモノクロフィルムです。

フィルムカメラを始めて以来、憧れていたカメラがあります。
それは、「Leica M4」。
真鍮製のシルバーのずっしりとしたボディは手にした時に静かな緊張感があります。
中に露出計は搭載していませんが、完全機械式のフィルムカメラです。
電池はいつか消耗してしまいますが、完全機械式のカメラは部品さえ壊れていなければ永遠に同じ個体を使うことが出来ます。
また、フィルムの装填はM4からラピッド・ローディングが採用。フィルムを差し込んで数回巻き上げることで簡単に装填することが可能となりました。
カメラ上部にはLeicaのシルバーが刻まれており、M4の静かなLeicaの誇りを感じます。
フィルム装填の簡略化といった実用性、持つだけで楽しくなるようなデザイン、全てに惹かれました。
いつか、LeicaをもつならM4にしようと心に決めていました。


昨年、ついに少し背伸びをすれば手が届く個体と出会いました。
しかも、オーバーホール済みの個体。これは運命、と思ってしましました。
自分の誕生月だったこともあり、「自分への誕生日プレゼント」と言い聞かせて思わず購入してしまいました。

レンズは以前からアダプターを付けて楽しむために持っていた、「Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II VM SC」を使用しています。
シングルコートのレンズのため、あえてフレアやゴーストが出やすいレンズ。使っていてとても楽しいレンズです。

ファインダーを覗いてピントリングを回し、二重像をゆっくり合わせて行きます。
最初の頃は二重像がぴったり重なっているか難しかったですが、使っていくにつれて慣れていきました。
ピッタリ重なった時に少しだけ立体的にくっきり浮かび上がってくるように思います。
レンジファインダーの特質上、近距離撮影が苦手なカメラです。
こちらのレンズは最短撮影距離が70cm。こちらのカレーはテーブルの端に寄せて撮影しました。
少し暗めのカレー屋さんだったため、絞りも開放で撮影しました。
そのため、イスなどの背景はしっかりボケています。
店内の照明の影響で少しオレンジに転んだ一枚になっていますが、
結果的にカレーの雰囲気に合った色になり、満足です。
神保町に行ったときには、よく行くカレー屋さんですが普段はチキンカレーを食べています。
今回はベジタブルカレーとチキンカレーのハーフ&ハーフにしてみました。
ランチ限定でお得な価格設定だったためです。
野菜の甘みが美味しかったです。


会社に入り、働くようになってから夢中になった相棒がフィルムカメラならば、
文字が読めるようになった幼少期から今までずっと夢中の生涯の友は本です。
しかし、休みの日は寝食を忘れて一日本を読んでいたのに年々読書できる時間が減っているのも事実。
とても悲しくなってきたのでブックホテルに泊まり、スマホの電源を切り一日読書を楽しむ事にしました。
全てのフロアがいくつかのテーマに分けられ、テーマに沿った本が壁一面に展示されていました。
とても素敵な空間で久しぶりに時間を忘れ、日々の喧騒も忘れ読書に没頭しました。


普段は、屋外のお出かけで使用することが多くISO100から400のフィルムを使用することが多いです。
しかし、この時は描写や色味にファンが多い、「PORTRA 800」を使用してみました。
ISO800のため、夕暮れ時での撮影も可能でした。
光源の周りにはフレアが発生し、良く知る街がなんだか幻想的になりました。
夕暮れ時の空はグラデーションになっていていつも見る空よりも透き通っているように感じました。
見慣れた景色を新たな魅力を引き出し、新鮮な気持ちにしてくれることもフィルムカメラの楽しいところです。


いくつかの縁とタイミングが重なり、始めたフィルムカメラ。
まだまだ露出計なしでは正確な露出は分からず、今も露出計アプリとにらめっこすることもあります。
そんな私がLeicaを持っていると知ったら「まだ早い」と祖父は言うのでしょうか。
いつも仏頂面で厳しい祖父でしたが、本心ではLeicaカメラで撮影してみたいとうずうずしているはずだと思っています。
そんなカメラ好きな祖父からもらったカメラと、大事にメンテナンスしていけばずっと使える憧れのLeica M4。
これからも、どんな時もフィルムカメラと共に思い出を残していきたいです。

スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

▼常にストックしてあるオススメのフィルムたちです。▼









[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Leica | 掲載日時:24年08月05日 12時00分 ]

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【SONY】数量限定!「オリジナルメディアケース」をプレゼント!

【SONY】数量限定!「オリジナルメディアケース」をプレゼント!

平素よりマップカメラをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

マップカメラは今年で30周年を迎えます。
これもひとえに、たくさんのお客様のご愛顧あってのこと。
この場であらためて日頃の感謝を申し上げますとともに、今後も末永くご愛顧くださいますようお願いいたします。

今回は、指定新品ソニー製品お買い上げのお客様へ、マップカメラでしか手に入れることが出来ないプレゼントをご用意いたしました。

今回の為だけに特別にHAKUBAにて製作頂きました。マップカメラのオリジナルデザインとオリジナルカラーの「メディアケース」です!
SONY αシリーズのメインカラーとなるオレンジ色をベースにパッキンやロゴデザインに白を取り入れたことでガジェット感を減らし、軽やかな雰囲気に仕上がっています。

こちらのメディアケースはCFexpress Type Aカード2枚、SDカード2枚、microSDカード8枚を収納可能です。
中にはメディアサイズにピッタリのクッション型緩衝材が敷かれており、外の素材には丈夫なABS樹脂を使用しております。外部からの衝撃を吸収し、大切なデータを守ってくれます。

サイズ感も驚くほどスリムです。持ち運びにもストレスにならないサイズで、お洋服のポケットに入れたり、ポーチにすっぽりと入る厚みで携帯性抜群です。

持ち運びに便利な着脱可能なハンドストラップ付きなので、ポケットがなくてもカバンの持ち手などに付けて持ち運ぶことも可能となっています。

SONYユーザーに愛着を持って使っていただけるデザインで、常に使っていただけるものを目指しました。皆様のカメラライフのお供になれる事を願っております。

こちらのオリジナルメディアケースは、当社指定の新品ソニーカメラボディやレンズをMapCamera.comからご購入いただいたお客様へプレゼントしております。(※店舗/楽天/Yahoo!からの購入は対象外となりますのでご了承ください。)

無くなり次第終了となりますので、お早めにご検討くださいませ。皆様のご注文をお待ちしております。

[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月05日 11時00分 ]

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【Light Lens Lab】歴史的な銘玉ノクチ50を再現

【Light Lens Lab】歴史的な銘玉ノクチ50を再現

今回は「周ノクチ」と呼ばれるLight Lens LabのM NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.を使って撮影をしてきました。
F値1.2の非常に大きな開放絞りを持つ本レンズを語るには、Leicaの伝説的なレンズであるNoctilux 50mm f/1.2 非球面を外すことはできません。

1966年、Leicaはこの年のフォトキナで世界初の非球面大口径レンズLeitz Noctilux 50mm f/1.2を発表しました。
当時は非球面レンズ生産における歩留まりが悪かったと言われています。それはすべてのレンズが手作業で研磨されていたためであり、この伝説的なレンズの生産量は非常に少なく、手作業で研磨されたレンズはそれぞれに若干の違いがあると言われています。このような伝説的な背景を持つLeicaのアンティークレンズは、当時から価格が非常に高く手が届きにくいものでした。

そんな今、Light Lens Labから復刻レンズとしてM NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.が発売されました。
「LIGHT LENS LAB」は中国の投資家である周氏によって設立されたメーカーで、近年では入手困難な歴史的な名レンズをできるだけ原材料や製造方法に忠実に復刻することで広く注目されています。
驚くべき再現度と高品質で、多くの写真愛好者から支持されているブランドです。

この日は数日前の38度近い東京に比べれば、涼しく感じる一日でした。
太陽の光が雲の隙間から降り注ぎ、空気はやや湿っていて写真を撮るにはぴったりの日です。
筆者はこんな日が好きです。

今回の撮影では原宿駅付近へやってきました。
相変わらず人が多く、世界中から集まった人々が原宿で色々なお店を巡り、自分が欲しい商品を探しています。

賑やかなショッピングエリアの後ろには静かで穏やかな住宅街がありました。
少し絞って撮影してみるとかなり良く写っているのが分かると思います。


周ノクチは当時のガラス素材を再現し、クラシックな高温研磨で加工しています。これによりガラスの劣化を防ぎ、非球面レンズは72時間以上の手作業による研磨が施されています。オリジナルの光学特性を保持しつつ、性能を若干向上させることで、現代のデジタルカメラに適応できるようになっています。


開放状態ではハイライトに紫のフリンジが発生するものの、F値を考えれば満足のいく結果です。


コントラストはそこまで高くなく全体的には比較的描写が緩いですが、中心部分はしっかりと解像感があります。非常に柔らかく美しさを醸し出していて独特な雰囲気が感じられます。
これがLight Lens Labの魅力かもしれません。

総じて、LeicaのNoctilux 50mm f/1.2 非球面と比べると品質やクラシックな味わいには違いがありますが、お求めやすい価格である点は非常に大きく、比較的楽しみやすいです。また、現代のデジタルカメラに合わせて性能が向上している部分もあります。今を生きるクラシックレンズ好きを唸らせる必携の一本となっています。



 


 


[ Category:etc. Leica | 掲載日時:24年08月04日 18時00分 ]

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単焦点に夢中~Contemporary 35mm F2 DG DN編~

単焦点に夢中~Contemporary 35mm F2 DG DN編~

レンズには画角を変更できるズームレンズと決まった画角で固定化されている単焦点レンズが存在します。
それぞれメリットとデメリットがあり、レンズ交換式カメラを使用するユーザーにとってのレンズを選ぶ際の最初の選択肢です。

今回は今スタッフが夢中になっている単焦点レンズを全3回にわたりご紹介します。

今回紹介するのは『SIGMA 』の『Contemporary 35mm F2 DG DN (ライカSL/TL用)』
スマートな外観でありながら簡易的な防塵防滴も兼ね備え、
ポートレートから風景写真など幅広い場面で活躍してくれる一本です。

ちょっと近所の公園へ散歩に行くのにも、このレンズを一本持っていくだけで
見慣れている風景がいつもよりドラマチックに感じることがあります。


このレンズを使うときは、横長のアスペクト比で撮ってしまいがちです。
レンズコーティング技術と特殊低分散ガラスによって、色収差や歪みが最小限に抑えられています。

横長もいいけど、縦長で撮るのもなかなか楽しくてやめられません。
このレンズは使い心地がストレスになることが一切ないので、写真にじっくりと向き合うことができます。

いかがでしたでしょうか。
この手頃な価格でこのクオリティが手に入ることはなかなかないと思います。
すべてのカメラユーザーの方に一度は使ってもらいたいレンズです。

次回をお楽しみに!


[ Category:SIGMA | 掲載日時:24年08月04日 12時00分 ]

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【実機レビュー】本格的で多彩な映像表現を楽しめる!『SONY VLOGCAM ZV-E10 II』を紹介します

【実機レビュー】本格的で多彩な映像表現を楽しめる!『SONY VLOGCAM ZV-E10 II』を紹介します

SONYのVLOGCAM ZVシリーズに、『VLOGCAM ZV-E10 II』が仲間入りしました。今もなお高い人気を誇る前作「VLOGCAM ZV-E10」からさらなる進化を遂げて、もっと自由に、もっと本格的な映像表現を楽しむことができます。
直感的で簡単な操作性は保ちつつ、より洗練された本機の魅力を余すことなくご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 動画チャプター

0:00 オープニング
0:47 外観紹介
2:25 機能紹介
5:31 撮影していきます
8:46 動画を撮影していきます
10:01 おすすめレンズをご紹介
12:03 シネマティックVlog設定の映像をご覧ください
13:05 1日使ってみて
14:00 エンディング

 動画概要

 


はじめに前モデル「VLOGCAM ZV-E10」と比較しながら、外観について深掘りしていきます。
SONYのフルサイズボディと同じバッテリー「NP-FZ100」が搭載され、ボディ全体のコンパクトさは保ちつつ、グリップのホールド感と電池持ちが大幅にアップしました。
また、この外観紹介の撮影は『VLOGCAM ZV-E10 II』で行い、便利で嬉しい機能や高性能なマイクについてもクローズアップしてご紹介しています。

本機はブラックとホワイト、2つのカラーバリエーションが用意されています。シックでクラシカルなブラック、美しく洗練されたホワイト、どちらも所有欲を存分に満たしてくれるカメラになっています。
プラスのアイテムとしておすすめしたいものが、トライポッドグリップです。手持ちでの撮影もグリップを装着するだけで安定感がグッと増し、よりブレの少ない映像を楽しめます。

キットレンズである「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」。こちらも進化を遂げて再登場しました。
オートフォーカスやブリージング補正の性能が大きく更新され、外装もマットな質感に仕上げることでカメラボディに装着した際の完成度が高まっています。

ここからは実際に撮影した写真を見ていきます。

E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210

フルサイズ上位モデルで採用された最新の画像処理エンジン「BIONZ XR(ビオンズ エックスアール)」。
このエンジンを搭載することで静止画・動画撮影における処理能力が大幅に向上し、高い階調表現や忠実な色再現性能、低ノイズ性能などを高画素化が実現されました。撮影の幅がより広がる、大きなポイントの一つです。

E 11mm F1.8 SEL11F18


縦構図好きの方必見なのが、撮影設定が縦構図に構えた際も正位置で表示されるようになったこと。縦横どの構図でも、瞬時に撮影設定を確認できるので作品の自由度が高まります。

今回の『VLOGCAM ZV-E10 II』実機レポートでは、動画後半部分でシネマティックVLOG設定で撮影したショートムービーをご覧いただけます。ご参考までにチェックしてみてください。

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210

簡単に直感的に、自由で本格的な撮影を。そんな欲張りな方に大満足いただける『SONY VLOGCAM ZV-E10 II』。
他にも実際に撮影した写真を紹介しておりますのでぜひ最後までご覧ください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価お待ちしております!

[ Category:SONY YouTube | 掲載日時:24年08月04日 10時05分 ]

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【Canon】EOS R3とモータースポーツ #2

【Canon】EOS R3とモータースポーツ #2

厳しい暑さに晒される7月中旬、国内最高峰のモータースポーツを観戦するためサーキットを訪れました。
熱い戦いを繰り広げるフォーミュラカーの写真を紹介します。
夏祭りと銘打った今回はレースだけではなく、縁日や屋台も出店され、多くの家族連れでとても賑わっていました。

普段はレンズ交換の時間を惜しんでCanon EOS R3/マウントアダプターEF-EOS R/EF500mm F4L IS USMを
持ち出しレンズ1本勝負での撮影がメインですが、コースまでの距離が足りないと感じるポイントもあり、
今回は上記に加えて「エクステンダー EF1.4X III」も持ち出してみました。

700mmの画角が使えることで、いままでトリミングや引き気味で撮影していた場所でも迫力のあるシーンが撮影でき、
検出する被写体を「乗り物優先」に設定することでヘルメットへのピント合わせも容易なため、
より望遠域での撮影でも流し撮りに不便さを感じずに撮影ができました。

走行距離の短いレースなのでレース中撮影できるカットに限界がありますが、
限られた時間の中でサーキット内を歩き回り様々な場所からの撮影を試みます。

あっという間にゴールを迎えた約180kmのレースでしたが、目の前を駆け抜けるマシンの姿や音に心を打たれました。
モータースポーツなど動きの激しい被写体の撮影にぴったりと常々思うこのカメラ。
組み合わせて使う新しいレンズが欲しいと感じる一日でした。

 

「EOS R3とモータースポーツ」第1回はこちらから

 





[ Category:Canon etc. | 掲載日時:24年08月03日 13時00分 ]

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【Canon】~EOS RPと香川旅行2(観音寺)~

前回《香川旅行1日目》

こちらのブログを書かせて頂きましたが、有難いことにすぐ機会がまわってきましたので2日目をご紹介できればと思います。

使用したカメラは『EOS RP』に『RF16mm F2.8 STM』を用意し
香川旅行2日目は途中、予備で持って行きました『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』で撮影を行いました!

簡易ながら、
初日【1日目】は夜行バスの到着地「高松駅」から「琴平駅」へと移動し、階段が多くある金刀比羅宮【こんぴらさん】を参拝し、うどんの食べ歩きを行い、宿泊先へと場所を移動あっという間に夜になりました。

1日目の少しだけ続きになりますが、

琴平→観音寺へと移動し、夜ご飯を探して街をふらふらしました。
旅の醍醐味である、美味しいお店探し

地元の方に聞くことが鉄則だと考えていたので、利用したタクシー運転手の方にご紹介いただいた処へと向かう事にしました。

検索し“電話予約をお願いします”との記載がありましたので、難しいだろうと思いながら駄目元でお店に電話を掛けると運よく予約枠がキャンセルになり、入店可能となりました
地元の方のご紹介ともなり、期待をしていたのでかなり嬉しかったです!

香川で食べたかった物のひとつ「骨付き鳥」になります!
知人のお土産でこの骨付き鳥のポテトチップスを旅行前に食べたことがありましたが、ポテトチップスながら一口食べた時の衝撃が凄く、噛めば噛むほど味が染み出て
実際に『これは香川で食べたい…!』と感じさせてくれる出会いがありました。

横道に逸れましたが、親鳥(おや)・若鳥(わか)の二種類があり、以下うどん県旅ネットさんにてご紹介されている箇所を抜粋させて頂きますが
※かみ応えのある独特の食感が魅力の“おや”。柔らかくジューシーな味わいの“わか”

筆者はどちらも美味しくて甲乙つけがたいものでしたが、若鳥(わか)が好みです。一緒に出てくるキャベツが際立てます。
また別の機会や別の店舗さんで食べてみたいものです!

こちらがガラッと変わり2日目の朝
前日に雨予報との情報で、テンションが下がりつつありましたがギリギリまで挫けることなく、作戦会議と題して何パターンか観光スケジュールを作っていました。
結果として、朝方若干のパラついた小雨が降りましたが、一日を通して曇りで保ち何とか撮影も出来ること。また希望していたルートにも行ける嬉しさも得られました。

銭形くんとご対面
宿泊場所の近くでしたが、前日の到着時は暗くて見えませんでしたがこのようなお出迎えがありました!

1日目が朝うどん食べ比べでしたが、さっそく2日目は朝ラーメンをハシゴしました。
今回市内バスで移動した先は港町であり、気になるお店が幾つかあったのでせっかくだから食べよう!と連れの一声もまた現地の勢いで実現しました。

食べたら眠くなるのは鉄則ですが
待ち時間の長さや移動手段が限られているので、徒歩で次の場所へと移動してみました。

2日目のメインの箇所となります「銭形砂絵」
正確には「琴弾山」から見下ろす「銭形砂絵」

こちらは『RF16mm F2.8 STM』※クロップあり
流石にどう工夫しても字が見えない/距離が足りないので、ここでレンズを替えることにしました。

『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』 65mm
もう少し近づいてみます。

『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』 105mm

「銭形砂絵」 以下うどん県旅ネットさんにてご紹介されている箇所を抜粋。
※有明浜の砂に描かれた「寛永通宝」は、東西122m南北90m、周囲345mもある巨大な砂絵で、琴弾山山頂から見るときれいな円形に見えます。寛永10年(1633)藩主、生駒高俊公を歓迎するために、一夜にして作られたといわれ、他に類を見ないものといえることでしょう。この銭形を見たものは健康で長生きができ、お金に不自由しないと伝えられています。近年銭形を見て宝くじを購入した人が高額をあてたことから金運スポットとして知られ、多くの観光客が訪れています。

また春と秋の2回、雨や風で形が崩れた砂絵を整える「砂ざらえ」が行われ、ボランティアなどおよそ400人が参加しました。

ゆっくり楽しみたいのですが、そう上手くいくものでなく、ご利益をもらいつつ
これより観音寺駅へ戻り、瀬戸大橋を通過して岡山駅まで移動、新幹線にて戻るスケジュールですが、既に時間が限られてます。

香川銘菓『観音寺まんじゅう』をお土産に購入し、通りかかった近くの花屋さんでアイキャッチ画像の花を二束、お手頃な価格で手にして
決められた時間に間に合うかたちで観音寺巡りを終えられました。

初四国地方ということで、行きは夜行バスを使い帰りは久しく乗っていなかった新幹線を使って戻りました。

旅の醍醐味
「美味しい食べ物・美しい風景・現地の方の優しさ」

これら全てに感謝しながら、筆者は旅に出ています。
二回に渡りご紹介をさせて頂きました。

ぜひ今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

▼今回使用した機材はこちら▼
当社インターネットサイトでご注文いただくと【ネット限定 2年保証対象】です!

[ Category:Canon | 掲載日時:24年08月03日 12時01分 ]

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【SONY】相性抜群!α6400×E 11mm F1.8

SONYのミラーレスで今、人気のモデルといえば「α7CⅡ」「α6400」「ZV-E10」の3機種!
これからカメラを始める方やカメラを買い替える方から多くの支持を受けているこの3機種にオススメしたい相性抜群なレンズをMapCameraならではの視点からご紹介させていただきます!

今回ご紹介する組み合わせは、「α6400×E 11mm F1.8」


超広角レンズ…それは人間の目では見れないダイナミックな世界を写し出す魅惑のレンズ…

そんな超広角の世界を軽量、コンパクト、安価でありながら高画質で楽しめる素晴らしいレンズをSONYが出してくれています。

それが“SONY E 11mm F1.8”です。

重量181g、レンズの長さが57.5 mmというコンパクト設計なのでAPS-Cの小さなボディとの親和性は抜群です。

今回はSONYが2019年2月に発売したα6400と共に撮影をしてきましたので、その作例と共に魅力に迫っていきたいと思います。

ちなみにα6400は2016年2月に発売したα6300の後継機となっており、被写体認識能力やトラッキング性能、最速0.02秒の高速AFなどのオートフォーカス性能が飛躍的に向上しています。

そんな素晴らしい性能を持つボディとレンズのタッグがどのような絵を生み出してくれるのか…一緒に楽しんで見ていきましょう!

絞り:F13 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm
絞り:F8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm

まずは広角レンズらしいパースペクティブ効果を活かした2枚の写真です。

このように中央に収束するような効果が広角であればあるほど強く発生します。
当レンズは焦点距離が11mm(35mm判換算:約16.5mm)となっているため、超広角の醍醐味を存分に味わって頂く事が可能です。

建物や地面に近付いた状態で撮影するとより効果的に現れますので是非お試しください。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm

こちらのレンズの特徴として最短撮影距離の短さがあります。

AF時は0.15mでそれでも十分寄ることが出来るのですが、MF時には更に0.12mまで寄れるようになっております。
SONY純正や3rdパーティー製のレンズを見渡してもF1.8の明るさを持ちながらここまで寄れるレンズはありませんの唯一無二の性能を持った実力派レンズです。

レンズによっては最短撮影時に解像力低下を起こすレンズもあるのですが、そんな心配は必要なくしっかり解像してくれます。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm

超広角の焦点距離になるとどうしてもパンフォーカス(全体にピントが合っている状態)になりがちなのですが、当レンズはF1.8という開放F値を持っている為、前後ボケを活かした撮影もしっかり行えます。

上の写真も花同士の距離はそこまで離れていないのですが広角になればなるほど距離がかなり離れているように見える効果があります。

特に1枚目の写真がかなり顕著に現れていますが、F1.8のおかげでボケ感も増えより一層ダイナミック感を感じられます。

絞り:F8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm

さて、この辺りで上を見上げてみましょう。
ただ見上げるのは自分ではなくカメラだけです。

そうです。ここで役に立つのがなんといってもチルト液晶。
液晶モニターを上に向ける事により自分が上を見上げなくても容易に撮影できます。

しかしα6400はただのチルト液晶はではなく180度上まで上がり自撮りもできるチルト液晶なのです。
それによって通常よりも手前にモニターを引くことできるのでファインダー部分が画面を隠すこともなく見やすくなっております。

そういった利便性の面でもα6400は2024年現在もオススメしたいカメラと言えます。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm
絞り:F11 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm

続いて逆光&光条について見ていきましょう。

逆光に関してはゴーストは出るもののコントラストは落ちることなくしっかり描写してくれています。

光条もダイナミックに表現してくれており、逆光でF値を絞って撮影するのが楽しくなりそうです。

…というより楽しくなりました。

実はこの写真以外にもいろんなシチュエーションで逆光撮影をやり倒していましたので写真を選定するのが正直大変でした。
しかし、2枚目の太陽&反射光で2つの光条ができたのは本当に楽しくて、撮影時に一人でウキウキしていたのを思い出します。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm
絞り:F13 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm

そうやってF値を絞って撮影しているとやりたくなるのがやはりパンフォーカス撮影です。
レンズの特徴として望遠になればなるほどパンフォーカスを作りづらくなりますので、こちらに関しては広角レンズの特権と言えるでしょう。
尚更使わないわけにはいきません。

手前から奥まで全体的にピントが合っていることにより情報量の多い写真を撮ることができますので、風景撮影時に活用してみていただければと思います。

絞り:F13 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm

携帯性についても注目です。

バッテリー、メモリーカードを含めて約403gのα6400と約181gのE 11mm F1.8。
合わせても約584gという一般的なフルサイズカメラのボディ単体よりも軽いセットとなっており、画質や操作性にも妥協はなく非常にトータルバランスが取れています。

撮影当日も大変暑く飲み物ももちろん持ち歩いていたのですが、小さめのショルダーバッグに全て入れることができていたので「小さいは正義」という言葉は本当なのだと改めて実感しました。

F1.8という大口径レンズでありながら軽量コンパクト、安価を実現した当レンズにはSONYの企業努力が詰まりに詰まっています。

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:11mm

超広角レンズの醍醐味について存分にお話していきましたがいかがでしょうか。

今回は写真撮影に特化してお話をしましたが、実はフォーカスブリージングもほとんど発生せず動画向きのレンズでもあります。
液晶モニターが180度反転させることが可能で自撮りも簡単にできますのでVLOGカメラとしてこのセットで利用するのも良いでしょう。

様々な場面で最高の性能を発揮してくれる相性抜群なα6400とE 18mm F1.8のセットを是非皆さんも味わってみてください。

▼新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!▼

[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月03日 12時00分 ]

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【Motorsports photo】望遠レンズで楽しむ

マップカメラの30周年創業祭も中盤に差し掛かります。花火に、お祭りとイベント目白押しの夏本番を迎えています。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

・・・

「夢中」
筆者が夢中になっていることは望遠レンズでモータースポーツを撮影すること。
もともとは観戦がメインでサーキットに行っていましたが、いつの間にか観戦から撮影がメインになってしまっています。
※2024年シーズンに撮影を行っていないものもございます。

Nikon D4 + SIGMA Sports 500mm F4 DG OS HSM + SIGMA TC-1401
絞り:F18 / シャッタースピード:1/160 / ISO:400

Canon EOS-1D X Mark III + EF600mm F4L IS III USM
絞り:F20 / シャッタースピード:1/30 / ISO:100

Nikon D6 + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR + AF-S TELECONVERTER TC-14E III
絞り:F10 / シャッタースピード:1/100 / ISO:100

以前は動体が得意な一眼レフカメラで撮影をすることが多かったのですが、最近はミラーレスカメラを使用し楽しむことが多くなってきました。

Nikon Z9 + NIKKOR Z 600mm F4 TC VR S
絞り:F4 / シャッタースピード:1/800 / ISO:450

Nikon Z9 + NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S
絞り:F13 / シャッタースピード:1/40 / ISO:64(DXモード)

SONY α1 + SIGMA マウントコンバーター MC-11 + Canon EF600mm F4L IS III USM
絞り:F4 / シャッタースピード:1/40 / ISO:160

一眼レフ機の心地良いシャッター音を聞きながら撮影を楽しんでいた筆者からすると、ミラーレスはシャッターを切っている感覚がなく、少し寂しさを感じますが、それでも筆者がミラーレスにシフトした理由はピントの合う具合が自分に合っているからです。
レフ機にはレフ機の良さ、ミラーレスにミラーレスの良さがあるので、機材選びもモータースポーツ撮影の楽しみの一つかもしれません。

さて話を「夢中」に戻します。
ミラーレスカメラで撮ることが多くなってきた今、特に夢中になっていることは動体に特化したミラーレスカメラ以外でモータースポーツ撮影をすることです。

Nikon Z f + NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S
絞り:F4 / シャッタースピード:1/8000 / ISO:1400

Nikon Z f + NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S
絞り:F32 / シャッタースピード:1/30 / ISO:320

上記2枚はNikon Z fで撮影を行いました。
クラシカルなデザインのZ fでモータースポーツ撮影のイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。
ですが、このカメラでも被写体検出を「車」に設定しておけばしっかりとレーシングカーを認識しピントを合わせることが可能です。
スナップ撮影をするだけではなく、動体撮影に使用してみても非常に楽しいカメラです。

またある時は中判カメラで撮影することもあります。
今回撮影に使用したのは1億2百万画素高速センサーGFX100II。画素数だけ聞くと動体撮影はなかなか難しい予感がしますが、それがまた良いのです。(被写体検出AFは「車」を選択し撮影を行いました。)

FUJIFILM GFX100 II + フジノン GF500mm F5.6 R LM OIS WR
絞り:F8 / シャッタースピード:1/80 / ISO:80

FUJIFILM GFX100 II + フジノン GF500mm F5.6 R LM OIS WR
絞り:F8 / シャッタースピード:1/100 / ISO:80

GFX=連写が難しいイメージをお持ちかもしれませんが、こちらの機種は高速連写性能・高速AFということで、サーキットでも安心して撮影ができました。連写性能も※8.0コマ/秒とそこまでストレスを感じる連写性能ではありません。(※メカシャッター選択時)
GFXの高画素・高画質を連写をして楽しめるのは非常にワクワクしました。
しかしながら1億2百万画素という高画素機であるため、撮影する場所は少し工夫しなければならないと感じました。

最後は発売したばかりのZ6III。
どのくらい動体撮影ができるのか未知数ではありましたが、シャッターを切った瞬間その不安は吹き飛びました。

Nikon Z6III + NIKKOR Z 600mm F4 TC VR S
絞り:F22 / シャッタースピード:1/100 / ISO:400

Nikon Z6III + NIKKOR Z 600mm F4 TC VR S
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1000 / ISO:400

前モデルのZ6IIも基本メカシャッターであれば動体も安心して撮影ができましたが、Z6IIIは電子シャッターでも何か工夫しながら撮影しなくても問題がありませんでした。ローリングシャッター歪みが出ないわけではありませんが、気になるほどではなく、電子シャッターで動体撮影が楽しめます。連写をしてもバッファー容量が多く連写をしてもストレスがありませんでした。
Z6IIIは動体撮影をしたい方の新たな選択肢になりそうです。

うまく撮影ができるのかヒヤヒヤしながら撮影するのが筆者の「夢中」になっていることでした。
スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

 

⇓ 使用機材はこちら⇓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:FUJIFILM Nikon SIGMA SONY | 掲載日時:24年08月02日 17時00分 ]

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