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【Nikon】Z6シリーズを再考する~NIKKOR Z MC 105mm F2.8 S編~

【Nikon】Z6シリーズを再考する~NIKKOR Z MC 105mm F2.8 S編~

Nikonから待望の新製品「Z6lll」が発表されました。
ニコンZシリーズのフラッグシップモデル「ニコン Z9」、「ニコン Z8」と同等の高い性能や操作性を継承しながら、世界初の部分積層型 CMOS センサーの採用など、独自の最新機能を搭載した期待の新製品。

そこで本連載ではZ6IIIの旧モデル「Z6」その後継機種「Z6ll」の魅力を再確認するとともに、オススメのレンズも紹介してまいります。
Nikonフロアスタッフが選ぶ、今回のおすすめレンズはNIKKOR Z MC 105mm F2.8 Sになります。

個人的にZレンズの中で好きなレンズ3本に入る素晴らしいレンズです。その理由は、Fマウント時代より軽くなった本体、軽くなったにも関わらず非常に美しい描写をする点です。

まずは外観からご覧ください。

Zレンズらしいすっきりとしたデザインとなっております。
Z6に装着してみました。

Z6シリーズやZ7シリーズなどのボディとの組み合わせではバランスが若干レンズ寄りになっていたように思えますが、今回発表されたZ6IIIはボディサイズが大きくなっており、バランスがより良くなっているのではないかと期待しております。
もちろん、先代のZ6やZ7シリーズで使用してもしっかりとしたグリップがあることで、重いと感じることはありません。
初めてこのレンズを持った方は誰しも軽いと感じるのではないでしょうか。重さは630gとなっており、先代のAF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8 G IF-ED の790gと比べ160gも軽量化しています。
描写性能やコーティングなども最新のものになっています。Zマウントの大口径マウントの恩恵を受け光学性能が大幅に向上しています。またナノクリスタルコートの他にアルネオコートも採用し、入射光に対するフレアやゴーストの発生を抑制してくれます。
最短撮影距離は、先代の0.314mから0.29mに短縮されました。またマクロのみならず、中望遠レンズの特性を活かした、ポートレートなどでの撮影でも活躍します。

今回はそんなNIKKOR Z MC 105mm VR S を持って水族館に行ってきました。
夏の訪れを感じさせる暑い日が続いていますが、水族館は空調が効いており快適に撮影を楽しむことができます。熱いけど撮影をしたい日などは水族館での撮影がオススメです。

ボディはZ6IIを選びました。

被写体にグッと寄って撮影をしてみました。
アカハライモリのざらついた肌やイセエビの模様もしっかりと写し出しています。
休日に水族館で撮影をすると、人が多すぎて自由に撮影することができないなんてことが良く起きます。
そんなときにオススメなのが標本撮影です。
標本コーナーの前はペンギンや色鮮やかな魚達の水槽の前と違い比較的撮影しやすいことが多いです。

マイクロレンズらしい近接撮影はもちろんですが、それ以外の撮影でも活躍してくれるレンズです。

様々な撮影で活躍する「NIKKOR Z MC 105mm F2.8 S」。
新たに登場するZ6IIIはもちろんですが、Z6やZ6IIに取り付けて撮影を楽しんでみてください。



[ Category:Nikon | 掲載日時:24年07月08日 19時00分 ]

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【Nikon】クラシカルなデザインが人気!「Z f」で撮影されたスナップ写真

【Nikon】クラシカルなデザインが人気!「Z f」で撮影されたスナップ写真

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えます。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催!今年は「新製品」「ネイチャー」「動体」「人物」「スナップ/モノクローム」5つの部門の作品を大募集。海外国内旅行をはじめ、野鳥やモータースポーツ、本格的なポートレート作品、祭りや街中スナップなどカメラと共に写真撮影に『夢中』になった印象的な作品のご投稿をお待ちしております。
 
さて、本日ご紹介するのはクラシカルなデザインが人気の「Nikon Z f」でご投稿いただいたスナップ作品です。 昨年10月に発売されたZ fはもちろん「新製品」部門の対象モデル。作品部門と合わせ2つの部門での選考対象になりますから、受賞のチャンスもアップ! 素敵な作品が撮れましたら是非ご投稿ください。ブログの最後にあるバナーをクリックすると詳細をご覧いただけます!

使うたびに気分が高まる洗練された外観デザインとダイヤル操作が楽しい新製品で撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。

 


 

【作品名】サイクリング<投稿作品を見る

【投稿者】ひださん 様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2

 
 

【作品名】風鈴<投稿作品を見る

【投稿者】KAI 様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2

 
 

【作品名】童心<投稿作品を見る

【投稿者】saki 様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2

 
 

【作品名】First time in Japan<投稿作品を見る

【投稿者】Takashi Yamamoto 様

【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2


 

【作品名】東京<投稿作品を見る

【投稿者】ban 様

【使用機材】Nikon Z f + Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SL II S


 

【作品名】赤い車<投稿作品を見る

【投稿者】割り箸1番 様

【使用機材】Nikon Z f + Carl Zeiss Milvus 135mm F2 ZF.2


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!


現在開催中のフォトコンテストはフォトコンテスト一覧でご確認下さい。

創業30周年の特別なフォトコンテスト「Map Camera PHOTO CONTEST」開催中!
30周年フォトコンテスト


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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年07月08日 18時17分 ]

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【Voigtlander】マップカメラだけで購入できる特別な「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount」

【Voigtlander】マップカメラだけで購入できる特別な「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount」

連載中の「カメラを愉しむ」vol.91は「マップカメラだけで購入できる特別なVoigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount」をご紹介いたします。

前回に続きマップカメラ創業30周年を記念して「株式会社コシナ」様と特別に共同開発したわずか300本限定のフジフイルムXマウント専用交換レンズ『Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount ~MapCamera 30th Edition~』を撮影に持ち出しました。今回使用したカメラボディはX-Trans CMOS 4を搭載した小型軽量モデル「FUJIFILM X-S10」に装着して撮影。第4世代センサーとの相性はいかに。

通常モデル「Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount」は硬質鉛筆でデッサンしたような線描写を感じられる写りで非常に人気のあるモデル。このレンズをベースにマップカメラとコシナ共同開発で外観デザインの変更やコーティング変更などを実施し、特別な1本として仕立てた究極のNOKTON。マルチコーティングではなく、あえてシングルコーティングを採用することで逆光やフレアをも楽しむ。あっさりと繊細な描写をより味わえる1本に仕上がっています。

夕方6時から撮影をはじめましたが、空はまだ青空。陽が伸びたな〜と感じつつシャッターを切りました。マルチコーティングモデルよりもすっきりとした描写でより繊細な印象を受けます。

絞りは開放F1.2で鬼百合を狙います。落ち着いたトーン、花びらや葉の輪郭も現代のレンズではなかなかお目にかかれない味わい深いボケ味です。最新レンズながらまるでオールドレンズのような表現ができるところがNOKTONに人気の秘訣かもしれません。

少しフィルムライクな表現をしてみたく「グレインエフェクト」を強に設定しました。シングルコートならでは表現が実に心地よい。

強い日差しに照らされる歩行者とその陰、フレアやゴーストも作品の一部になってくれるレンズ。普段であれば「厳しいシチュエーションだな」などと敬遠しがちなシーンですが、このレンズを持っていると不思議なもの。「お!逆光だ。いい写真撮れるかも」と強い日差しを探してしまいます。

だいぶ陽も傾き、コントラストの低いシーンになってきました。絞りF4での描写、全体的にシャープで引き締まった印象を受けます。F2.8あたりから徐々にシャープな描写に変化を遂げるその絞りコントロールが実に楽しい。

上の2枚はクラシックネガ、下の1枚はベルビアで撮影。普段からFUJIFILMのカメラをお使いの方であるとその違いがお分かりいただけるかもしれませんが、色味・コントラストともにとても落ち着いた表現をしています。そんな落ち着きの中にもシャープに水面の波紋を描いているところもこのレンズの面白いところ。

使えば使うほど味わい深くなる。だからこそフィルムシミュレーションも積極的に多用したくなることでしょう。

薄暗い公園に綺麗な紫陽花を照らすように街灯が。早速絞りを開放に、被写体に近寄り「ふわっ」としたボケ味を満喫します。ソフトレンズまでは行かないが、とろけるような優しさが1本で楽しめるのはとても嬉しい。

絞りをやや絞り込み、流し撮りなどにもトライしてみました。マニュアルフォーカスですのでオートフォーカスと比べると少し一か八かの勝負といったシーンになりますが、理想通りに仕上がった時は快感を覚えることでしょう。

この日は七夕ということもあり神社やお寺では夏祭りや七夕の短冊などが開催されておりました。
シングルコートの楽しさは夏にこそ活きる。強い日差し、抜けるような青空、赤提灯で彩る祭り風景など使えば使うほどその魅力を感じる瞬間が多くありました。通常モデルの既製品『Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount』と同じ画角ではありますが、そのレンズが持つ描写性能は全くの別物。

「使えば使うほど新しい発見があるレンズ」。赤出汁のパンチのあるお味噌汁がマルチコーティングだとすれば、お出汁の効いたお吸い物がシングルコートだろうか。レンズと向き合いながらこのレンズの味を活かすならどんなシーンが良いかとコミュニケーションをとりながら撮影するのがとても楽しいレンズ。今しか手に入らない銘玉を、ぜひこの機会に手に入れてみてはいかがでしょうか。

特別対談


[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:24年07月08日 17時30分 ]

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【Kodak】使い方は無限大!Kodakのマルチカメラストラップがすばらしい。

【Kodak】使い方は無限大!Kodakのマルチカメラストラップがすばらしい。

最近すばらしいストラップを手に入れましたのでご紹介したいと思います。

Kodak マルチカメラストラップ です。 色のラインナップがとてもすてきです。普段は黒いものばかり選んでしまう筆者もどの色にするか悩んでしまいました。 悩みに悩んだ末、カーキを手に取り一度戻しオリーブに決めました。 色違いでもう一本ほしくなるほど気に入っています。

こちらのストラップは名前の通りさまざまな使い方ができます。
まずは外観からご紹介していきたいと思います。

ストラップの生地はナイロン製でpeak designのストラップのようなつるつるとした肌触り、季節を問わずに使用できます。

KODAKの文字も主張が強すぎず非常にかっこよく溶け込んでいます。

さて、このストラップの魅力はカメラとストラップを随時取り外せるアタッチメント式になっているということです。
金具の裏部分に着脱ボタンがついており、こちらを押すとアタッチメント部分を取り外すことができます。

ストラップホールがついているものであればほとんどのものに取り付け可能です。
外れてしまったり、重量に耐えられなくなってしまうのではないかという心配もあるかと思いますが、
耐荷重は40kgまであり、アタッチメントはかなりしっかりと押し込まないと外れない作りになっているため安心してお使いいただくことができます。

筆者が購入を決めたポイントは1点吊りもできるようになっているという点です。
アタッチメントを取り外したあとリング状になっている金具の部分にはめこむことができます。

比較的軽いフィルムカメラやチェキ、コンパクトデジカメなどにちょうどよさそうな使い方ができます。

機械式のフィルムカメラを使う際には露出計用のストラップとして使っています。
オリーブの渋い感じが良いです。

この部分はスナップボタンとマジックテープで取り外すこともできるようになっています。
スマホカバーに挟むタイプのアクセサリーもついており、これにカラビナを取り付けることでスマホ用のストラップとして使うこともできます。
これひとつでいろいろなものをぶら下げられる!と気分が上がったのですが試してみたところ、
残念ながらスマホとカメラがぶつかり合ってとんでもないことになってしまったのであまりおすすめできません。
可能な限りはカメラと分けて使用しましょう。

ボタンにもKodakの文字が。
細部までこだわりが感じられるストラップです。

日々のコーディネートの差し色にもなる素敵なストラップのご紹介でした。

 

ストラップに似合いそうなものを探すという逆転の発想も楽しいかもしれません。
筆者のおすすめはこちら。

[ Category:etc. | 掲載日時:24年07月08日 17時20分 ]

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Bird Shooting【10:NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S】

Bird Shooting【10:NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S】

今年も連日気温の高い日が多くなってきました。
筆者は暑いのは苦手ですが、この季節だからこそ出会える野鳥達がいると思うと撮影に出かけたくなります。
緑が生い茂る中で隠れている野鳥が顔を出してくれる瞬間に出会いたいのですが、なかなか出会えず。それでも見つけた鳥達にはシャッターを切るようにしています。
今回はZ9とNIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S + Z TC-1.4xで撮影を行いました。

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S
1/1250 – F4 – ISO1600 – 560mm

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S
1/800 – F4 – ISO800 – 560mm

今回は千葉県の公園を複数訪れて撮影に臨みました。
木々に囲まれた大きな公園で、午前中は曇りだったものの、午後からは晴天で日差しもとても強くさしていました。
今時期の曇りは快適に過ごせるものの、撮影としては暗くなってしまうのが気になり、晴れていれば明るく撮れる反面、暑さとの戦いになります。
冬は探し回りながら野鳥撮影をするスタイルをよくしますが、この季節はさえずりが聞こえた場合は日陰でじっと待つようにしております。

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S – Z TC-1.4x
1/1250 – F5.6 – ISO6400 – 784mm

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S – Z TC-1.4x
1/1250 – F5.6 – ISO2800 – 784mm

今回撮影に持ち出した機材は鬼に金棒のような組み合わせ。重量こそありますが、筆者がレンズを向けるのが間に合えば、狙った鳥達はほとんど逃すことはありませんでした。設定は、AF-C・3Dトラッキングで基本的にはZ9にお任せです。
特に2枚目のアオサギは見上げた際にたまたま飛翔しており、咄嗟にフレーミングしシャッターボタンを全押しでひたすら追うようにしました。
若干のブレはありますが、筆者としては先述の状況下でここまで追尾してくれるなら十分だと感じました。

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S – Z TC-1.4x
1/1250 – F5.6 – ISO2800 – 784mm

内蔵テレコンにテレコンを重ねて付けてもこの画質です。
無論、AFも気になりませんでした。このカワセミに出会えてから追いかけて夢中にシャッターを切っていました。

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S – Z TC-1.4x
1/1000 – F5.6 – ISO1250 – 784mm

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S – Z TC-1.4x
1/1000 – F5.6 – ISO1250 – 784mm ※トリミング

飛翔を捉えることができたのはこのカットだけでした。
トリミングをしておりますので、実際のフレーミングからはもっと左上の隅でギリギリ収めることができました。
カメラとレンズの性能には申し分ありませんので、あとは筆者がフレーミングできるかどうかでした。

フルサイズカメラで撮影することが多いですが、これから更に暑い季節を迎えますので、コンパクトなカメラでもっと気軽に撮影できるような組み合わせにも挑戦してみたいと思います。
野鳥のみならずスポーツ等も快適な撮影ができるのがこの組み合わせです。
夢の1本、是非皆様にも堪能していただきたいです。

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年07月08日 17時00分 ]

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【SIGMA】数量限定!マップカメラオリジナル「ピンバッジ」をプレゼント!

【SIGMA】数量限定!マップカメラオリジナル「ピンバッジ」をプレゼント!

平素よりマップカメラをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

マップカメラは今年で30周年を迎えます。
これもひとえに、たくさんのお客様のご愛顧あってのこと。
この場であらためて日頃の感謝を申し上げますとともに、今後も末永くご愛顧くださいますようお願いいたします。

この度は普段からSIGMA製品をご愛顧いただいているお客様、SIGMA製品にご興味があり、これから使ってみたいとお考えのお客様へ、
マップカメラ限定の素敵なプレゼントをご用意いたしました!

※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文をいただき誠にありがとうございました。


新品SIGMA対象製品をご購入いただいたお客様にマップカメラオリジナルデザインの「ピンバッジ」をプレゼントいたします。
fpシリーズの「いつでも持ち歩け日常づかいできること」というコンセプトのもと、
普段使いしているカメラバッグ、ストラップ、お洋服、帽子につけてファッション感覚で身に着けて持ち歩けるピンパッジです。

シンプルなカラーなので、スーツなどのフォーマルな服装にも合います。いつもの格好に何かアクセントを付けたい方に、このピンバッジがおすすめです。


SIGMAの顔であるデジタルミラーレス一眼カメラ「fp」
そしてレンズキットとして展開し、Iシリーズとしても初登場した「Contemporary 45mm F2.8 DG」がモデルとなっています。

Iシリーズといえば、ひんやりと主張する金属の質感。じっくりと心地よい重み、操作感が癖になるリング、そしてカチカチと鳴る操作音が特徴でもありますが、そのすべての要素を詰まっているようなデザインで、常に持ち歩きたいと思わせてくれます。


リアルタッチな絵柄でSIGMAの特長でもあるベイヤーセンサーの色とマウント部分の凹凸感もたまらないです。
届いたら、ぜひご覧いただきたいのが、ボディに小さく「fp」とデザインしてあるところ。
ボディが忠実にデザインされているので、ぜひ上の写真のようにストラップに付けたり等して持ち歩いてほしいアイテムです。

※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文をいただき誠にありがとうございました。

※1会計につき1点までとさせていただきます。
※7月8日午前11時からのご注文が対象です。
※ご予約商品、一部お取り寄せ商品は対象外となります。

[ Category:SIGMA | 掲載日時:24年07月08日 11時00分 ]

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【FUJIFILM】GFX 100Sとマウントアダプターで拡がる1億画素の世界

【FUJIFILM】GFX 100Sとマウントアダプターで拡がる1億画素の世界

関東は梅雨入りしたことを忘れるぐらいの暑さの中、『GFX 100S』にSHOTENのマウントアダプター『LM-FG IV』と
『HELIAR CLASSIC 50mm F2 VM 250周年モデル』を組み合わせて出かけて参りました。
今まで筆者はM型LeicaやSLシリーズで当ブログの記事を投稿してきたのでフジフイルムのカメラを使用するのは初めての機会になります。
また、35mmフルサイズ用のレンズを、よりセンサーサイズの大きい中判デジタルに付けるという遊びも今まで敬遠してきましたが、
新たな世界を開き知見を拡げるため挑戦してみました。

カメラのマウント部分は一般的にバヨネットやスクリュータイプを採用しているものが多いです。
今回使用したアダプターも何も考えずにレンズのマウントを試みたらレンズが回りません。
「あれ?」と首をかしげていたらなんとスピゴッドタイプでした。
マウントアダプター外周部にLOCKと記載がある意味がようやく分かりました。

『HELIAR CLASSIC 50mm F2 VM』を今回使用したマウントアダプターに装着すると、開放F2からF5.6あたりがオールドレンズの開放付近で出る周辺減光レベルのケラレですが、F8以上に絞るとレンズの絞り羽根が物理的にケラれ、やや大きく周辺が暗く落ちます。
そのためF4付近のケラレが写真に丁度良いアクセントになると思い使用しました。
この日の天気は快晴で、青空と白い雲をバックに鮮やかなピンクの花のコントラストがパッと目についたので思わず撮りました。
柔らかなボケ感とわずかにアウトフォーカスになった葉のシルキーな質感が『HELIAR CLASSIC』らしいオールドテイストの味わいを感じます。

『GFX 100S』は1億画素をもつラージフォーマットのカメラであり、中心から周辺部まで解像感を味わうためには
純正の高性能レンズを使うのが妥当な選択です。
しかし今回撮影した日は東京の最高気温が34℃と、真夏かと思うぐらいの暑さで
高性能、高画質を追求した大きく重たいレンズを付けて撮影に出歩くのは心理的なハードルがあがります。
その点MマウントのMFレンズはそんな気温の中でも気軽に持ち出そうと思えるサイズでこれも性能の一つといえます。
いざ撮影してPCの画面で写真の中心部を拡大していくと、肉眼では見えなかった
ディティールがどんどん溢れてきてラージフォーマットセンサーの実力を垣間見ることができました。

普段M型ライカやSLシリーズを使う時に色味の設定はスタンダードモード固定で、他のモードに設定を変えて撮ることはほとんどありません。
ライカのスタンダードモードが個人的に目で見た色に近いと感じることが多いからです。
ただ、今でもフイルムを製造しているメーカーが作るデジタル一眼のフイルムシミュレーションモードは
多くの種類がプリセットされており、中には筆者の好みにハマるモードもあるかと思い試してみました。
写真1枚目がデフォルトのPROVIAモードで2枚目がクラシックネガに変えて撮ってみました。
自転車の配置や隣の洗濯機、室外機がどことなく田舎の1シーンを想起させクラシックネガがぴったりハマったと思います。
鮮やかな原色の緑と黄色が少し色褪せた感じになり、背景の青空の色も抜かれ淡さが表現できました。

公園に行くと何かしら季節の花を撮りたくなります。
紫陽花が多く咲いているスポットがありましたが、猛暑のせいかシーズン終わりを思わせる状態だったため、アガパンサスの花を撮りました。
小さな花一つ一つが放射状に勢いよく咲いている様子や、キレイな薄紫の色を
『GFX 100S』の描写力によって花の質感やみずみずしさと共に、ありのまま記録してくれました。
ちなみにアガパンサスはヒガンバナ科の植物ですが、お彼岸の季節に咲く赤い彼岸花とはだいぶ印象が違います。

等間隔に並んだ三つのベンチと青空、手前のシロツメグサが敷き詰められた芝生のコントラストがとてもメルヘンチックだと感じて撮った1枚。
ピントは中心のベンチに合わせ、拡大して見てみるとその奥の岩もとてもリアルに解像していました。
岩の傍に咲いているシロツメグサも自然に描き切ってくれています。

フルサイズのカメラではまだ1億画素のモデルは存在せず、一見オーバースペックすぎると思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実際、JPEG最高画質のSUPER FINEモードで撮るとファイルサイズは1枚あたり平均45MB程度にもなります。
ただ実際、撮影した写真の画質を見るとフルサイズ用のレンズを、より大きなセンサーを持つカメラに付けるのも十分有りと感じました。
それほどGFX 100シリーズの1億画素のCMOSセンサーは懐が深いと思える描写力です。
フルサイズ一眼カメラのその先の世界の描写をお手元のレンズで感じてみてはいかがでしょうか。

[ Category:etc. | 掲載日時:24年07月07日 17時00分 ]

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【marumi】最強のC-PLフィルターを体験 PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL

【marumi】最強のC-PLフィルターを体験 PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL

カメラメーカーが高画質を提供しようとすると、高品質なガラスやその配置、コーティング技術が必要となります。
フィルターに関しても、レンズの品質を損なわないような技術が詰まっています。
昨年9月にmarumiから、フラッグシップ・ブランド、PRIME PLASMA SPUTTERING C-PLが登場しました。
C-PLフィルターといえば、光の反射をコントロールし画のコントラストを調整するアイテムです。
光をコントロールするための偏光膜がありその特性上、若干暗くなってしまったり、ガラス一枚挟むのでその反射も懸念されます。
またその偏光膜も消耗していくと、色かぶりを起こして濁ってしまいます。
marumiから登場した最強のC-PL、PRIME PLASMA SPUTTERING C-PLは、反射率、耐久性、使いやすさにおいて、全て妥協のないものでした。

実際に、PRIME PLASMA SPUTTERING C-PLを使用した比較をご覧いただきます。

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S
1/50 – F4 – ISO200 – 30mm – 5000K – フィルターなし

 

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S – marumi PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL
1/50 – F4 – ISO200 – 30mm – 5000K

 

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S
1/160 – F4 – ISO200 – 30mm – 5000K – フィルターなし

 

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S – marumi PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL
1/160 – F4 – ISO200 – 30mm – 5000K

 

装着前と装着後で比較し、葉っぱの反射を抑えてみました。
このフィルターを使用して驚いたのは、メーカーページにも記載されておりますが、「ほぼ完ぺきなニュートラルカラーバランスを実現、色カブリや濁りを徹底的に排除」されておりました。
逆光の状況下ではありましたが、中央の花や周辺の葉っぱの色味がほとんど変わることなく、背景の葉っぱの反射を抑えることができました。
また、個人的にはC-PLを装着後にホワイトバランスの調整を施しますが、今回使用していてその調整は比較のご紹介を除いてほとんど行うことはありませんでした。

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S – marumi PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL
1/160 – F8 – ISO100 – 16mm – 5000K

Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S – marumi PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL
1/160 – F8 – ISO100 – 16mm – 5000K

似た画になりますが、撮影するアングルによっては敢えて反射させるというのもC-PLの偏光操作の特徴でもあります。
1枚目の画は水面の反射を抑え、2枚目の画は敢えて反射をさせました。
どちらの反射の操作をしても、色味が変わらず反射の調整だけが可能なのはとても快適でした。

数枚の作例紹介ではございましたが、結論、高耐久、高品質の最強パフォーマンスのC-PLでした。
PRIME PLASMA SPUTTERINGは49mm〜95mmでラインナップがあります。
是非、風景撮影の更なるレベルアップに1枚、お手にしていただきたい商品です。

↓PRIME PLASMA SPUTTERING C-PLのご購入はこちらから↓

[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:24年07月07日 14時00分 ]

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【SONY】相性抜群!α6400×E 16-55mm F2.8 G

SONYのミラーレスで今、人気のモデルといえば「α7CⅡ」「α6400」「ZV-E10」の3機種!
これからカメラを始める方やカメラを買い替える方から多くの支持を受けているこの3機種にオススメしたい相性抜群なレンズをMapCameraならではの視点からご紹介させていただきます!

今回ご紹介する組み合わせは、「α6400×E 16-55mm F2.8 G」


“大三元ズームレンズ”

それはズームをしても変わらず開放絞りF2.8を利用できる最高級レンズ。

たくさんのカメラユーザーがその名を目にしたり、時には憧れたりすることもあると思います。

そんな大三元ズームレンズをSONYではAPS-C機用に“E 16-55mm F2.8 G”を出しておりますので今回はこちらのレンズのおすすめポイントをご紹介できればと思います。

お供として使用するボディはSONY α6400です。

α6400とE 16-55mm F2.8 Gは同じ2019年に発売しており変な仲間意識を持っている筆者ですが、α6400で飛躍的に向上したAF性能とのマッチングも素晴らしく非常に使いやすい組み合わせとなっております。

こちらのセットで撮影した作例をもとに、レンズだけではなくボディも含めて魅力を深堀していきたいと思います。

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm
絞り:F3.5/ シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm

当レンズは35mm判換算で24-82.5mm相当となっており、フルサイズ用のレンズの24-70mmよりも少し望遠端に余裕があります。
この焦点距離の差でちょっと得した気分になるのは私だけでしょうか。
ただ旅行やお出かけの際に少しでもズーム幅に余裕があると、その場から移動せずに撮り切れる場面も増えるかと思いますので軽快に撮影を進める事ができます。

そしてα6400はチルト液晶を搭載しているため、2枚目のような地面スレスレでの撮影や3枚目のようなウエストレベルでの撮影にも液晶モニターを上に向けるだけですぐに撮影することができます。

バリアングル液晶と違い光軸がズレないのもメリットの一つです。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm

最短撮影距離はズーム全域で0.33mのため日常使いでもピントが合わなくて困るようなことはなく利用いただけます。

寄って撮影することにより被写界深度が浅くなり、より主題を際立たせたりマクロ感を出した撮影も可能となります。
そしてシンプルに物を大きく写す事ができるので、寄って撮影することで背景ボケをより強く出す事も可能となっており、そうすると玉ボケも大きく写し出せるようにもなります。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:3200 / 焦点距離:55mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm

望遠端が実質約82.5mmなのでポートレート撮影にもよく使われる85mmとほぼ同じ画角となっております。
そのため画角的にも主題をハッキリ決めたような写真には最適な効果を発揮してくれますし、程よいボケ感を出してくれます。

そして絞り開放から解像力がとても高いレンズのため分離感も良いです。

上の鳩の写真では動きがあるかもと思いシャッタースピードを1/1250にしていた為、ISOが3200まで上がってしまいましたがα6400の世代から常用ISOが25600から32000となり高感度耐性が上がったためノイズの少ない写真を残せます。
昨今のカメラはディテールはしっかり残した上で上手くノイズ処理をしてくれているのでとても見やすくなっています。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm

玉ボケに関しては絞り開放のF2.8でも口径食も少なく、絞り羽根9枚の円形絞りのためきれいな丸を作ってくれているので、夜景ポートレートなどで利用する際も玉ボケを美しく表現できます。

夜景などの暗所でもF2.8という明るさのおかげでシャッタースピードの確保、ISO感度を下げた撮影などにも対応が可能となりますので大三元ズームのありがたみを感じる場面もたくさんあるでしょう。

そしてシャープネスも非常に高く単焦点レンズを持ち歩いていると感じるほどの性能を持っているので髪の毛や動物の毛並みなども絞り開放からしっかり解像してくれます。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm

当レンズは”G”の名を与えられているだけあって解像力はもちろんのことですが色乗りもとても良いレンズです。

高度非球面AAレンズ2枚、非球面レンズ2枚、EDガラス3枚を含めた12群17枚からなるレンズ構成から見ても諸収差も抑え込むための技術が詰まった贅沢品だということは間違いないでしょう。
それでいて約494gまでの軽量化を実現しているのはAPS-C用レンズだからこそ実現できたと思いますので軽量コンパクトを理由にAPS-C機を選ばれる方も少なくないかと思います。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm

今回、スナップ撮影していて感じたのは先ほども触れた軽量コンパクトさでした。

α6400が約403g(バッテリー、SDカード含む)、E 16-55mm F2.8 Gが約494gで合わせて900gをギリギリ割るセットとなっており、個人的にはストラップなしで手持ちでぶらぶら歩けるくらいの重量感です。
というのもこの日は二時間ほど手に持ち続けていました。所謂、実証済みということです。

フルサイズのレンズと比較するのも気が引けるのですが、大幅な軽量化を実現したFE 24-70mm F2.8 GMⅡでさえ約695gなので、この軽さで描写の素晴らしい大三元レンズを扱えるのはAPS-Cだからこその強みだと感じます。

絞り:F16 / シャッタースピード:1/6秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm
絞り:F16 / シャッタースピード:1/6秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm

そんな取り回しの良さに大いに甘えて、今回手持ちスローシャッターにも挑戦してみました。

回折現象も気になりましたがF16まで絞り込み、シャッタースピードを1/6まで落とし、可能な限りの連写でベストショット探しの旅へ。

流石に手ブレ補正のないカメラ&レンズなのでヒット率は低かったですが、しっかりと脇を締めて撮影したおかげか10枚中1枚は上手く止まってくれていたので結果としては満足です。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm

実は今回当レンズとは別に2本のレンズを持ち歩いており撮影していたのですが、そこまで大きくないカメラバッグにしっかりと収納ができていたので全長100mmというスペックに助けられたと感じました。

SONYのAPS-C機の特徴としてファインダーがカメラの中央ではなく左側に設置されているので、その分高さが抑えられておりカメラバッグではない通常のバッグでもすんなり収納できるようになっています。

カメラは「大きい」「重い」などの理由で常に持ち歩く事が億劫になってしまうパターンが多いので、そういった方にはより一層オススメしたいカメラとなっております。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:55mm

個人的に中望遠側が好きなので広角側の写真が少なくなってしまっておりますがとても快適に楽しく撮影ができるセットでした。

最近のSONY機はAIプロセッシングユニット搭載により被写体認識能力が飛躍的に向上しておりますがオーバースペックと感じる方もいらっしゃるかと思います。
α6400は瞳AFの精度もよく、トラッキング性能もかなり向上しているカメラなのでいい意味でカメラ側のコストを減らし、レンズにしっかり拘る余裕を持たせていくのも一つの方法かと思います。

そのレンズの選択肢の中に小型軽量大三元ズームレンズ“E 16-55mm F2.8 G”を加えてみてはいかがでしょうか。

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年07月07日 11時00分 ]

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【SIGMA】Art 28-45mm F1.8 DG DNは動画のためのレンズかもしれない

マップカメラの30周年創業祭がついにスタート!お客様からご愛顧をいただき、今年で30周年を迎えることが出来ました。
2024年は「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。
スタッフそれぞれがブログの中に創り上げる「夢中」をこの夏はお楽しみいただければと思います。


F1.8という絞り値を皆さんもご覧になられた事は沢山あると思います。
そうです。単焦点レンズを探していると常に目に入ってくるF値です。
キットレンズでは味わえなかった大きくボケた写真や動画を撮影したいと思い、こぞって所有欲を掻き立てられる魔法のようなレンズ。

実はそんな大口径レンズに新たな革命が起きたのです…

それが今回2024年6月20日に発売したSIGMA渾身のズームレンズArt 28-45mm F1.8 DG DN。

まさかのF1.8というF値でありながらズームレンズという夢が詰まった最上級のレンズで発売されたのです。
カメラファンの皆さんなら分かると思いますが、これは”夢中”にならざるを得ないでしょう。

各焦点距離の単焦点が入っていると考えると興奮冷めやらぬ状態になってしまいますが、ここでふと気が付きます。
この28-45mmという焦点距離、これはまさに動画ユーザーがよく利用する画角ではないでしょうか。

という事で、今回はSONY α7RⅤと組み合わせて自宅にてギター演奏動画を撮影してみましたので映像と共に実際に利用してみた感覚などもお伝えしていきたいと思います。
楽曲は私がこのために急いで作成した自作曲でございます。
我ながらお気に入りの楽曲となりましたので、是非そちらも合わせてご覧ください。

ご覧いただきありがとうございました。

今回のセッティングは以下の通りです。

・絞り:F1.8
・シャッタースピード:1/50秒
・ISO:200
・色温度:5000K
・4K60p(書き出しはFullHD 60p)

まずは映像から画像を切り出してお話を進めていきたいと思います。

が、その前にお伝えしておきたいのがフォーカスブリージングの少なさ、というより「無」である事です。
動画の冒頭がギターのヘッド部分からボディ側へピント移動しているのでもう一度ご確認いただければと思いますが全く以て画角変動が起きておりません。
感動です。

F1.8でズームレンズを作成するとなるとレンズ構成に無理をしているのではないかと思い、何かしらデメリットがあるかと思ったのですが、そんな心配は不要でした。
さらにフォーカススピードも速く滑らかという、まさに理想を体現した最高のレンズです。

では早速写りについて確認していきましょう。

今回の撮影環境として自分から背景が大体1mちょっとの距離感となっております。
ここで実力を発揮するのがF1.8という開放F値です。
背景ボケがしっかり出ておりギターのみが上手くピックアップされた映像に仕上がっています。

こちらの画像は焦点距離45mmですが部屋の大きさに合わせて28mmまでの焦点距離を調整できるので汎用性の高さに恐れ戦きます。

そして次の画像と見比べていただくとより分かりやすいかと思いますが45mmの方がスマートに写っており個人的には45mmの方が好きな画角です。

ここで28mmの焦点距離についても確認しましょう。

多少写る範囲に違いが出てしまいましたが、28mmと45mmの写り方の違いは感じていただけるかと思います。
28mmはよくスマートフォンで使われている標準画角になっているので馴染みのある見え方かもしれません。

しかし広角だからと言って背景のボケ感は無くなることなく健在です。
写る大きさを大体揃えるためにカメラをギターに近付けていますので、それも相まって背景ボケが強まり45mmの時と変わらないくらいのボケ感が出ているかと思います。

そして何より椅子に座ったまま手を伸ばせばRECボタンが押せる素晴らしい距離感。
見え方に問題が無ければ操作性の高さは28mm側になると思います。

次にご覧いただきたいのが上記の画像、シンプルにピントが抜けてしまったシーンです。
今回敢えてピントが外れたところをご覧いただきたく映像に残しました。

簡単に言うと背後の服にピントが一瞬抜けてしまっただけなのですが、ここまでボケてしまいます。
これはまさしくF1.8の被写界深度の浅さが招いた事象です。
背景ボケを楽しむために絞り開放で撮影するのはもちろん最高に楽しいのですが激しく動いたりする場合には注意が必要となります。

そしてもう1点気を付けたのがカメラのピント面に対して平行にギターを構える事です。
実はこの撮影の前日に撮影をしていたのですが、斜めの角度で構えてしまっていて前後ボケの激しい映像になってしまいました。
あえてそれを狙った撮影ならば問題ありませんが、安心安全な被写界深度で撮影を行いたい場合はF2.8やF4まで絞るのも一つの方法になるでしょう。

ただ今回はギターのみを写す画角で撮影しておりますのでここまでボケに気を付ける必要がありますが、体や顔などを入れて撮影する場合はこれよりももう少し距離を取って撮影することになりますので被写界深度も自然と深くなりF1.8でも問題なく撮影できるようになるかと思います。
レンズには絞りリングが搭載されておりますので状況に合わせて簡単に設定&設定確認が行えます。
ワンオペでの撮影も快適にこなせますので、是非皆様も細かく単焦点を買うのではなくこの一本で28mm~45mmまでの単焦点を揃えてみて”夢中”を堪能してみてはいかがでしょうか。

夢中になることは人それぞれ、スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

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[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:24年07月06日 18時30分 ]

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【Canon】雨の日のお出かけに

【Canon】雨の日のお出かけに

梅雨入りし、ジメジメと蒸し暑い日が続きます。

しかも最近はしとしと降る雨ではなく、これでもかという位の大雨になることが多く、

リフレッシュに出かける先も悩んでしまいます。

 

目で涼しさを感じに水族館へ行ってみました。
館内冷え冷えで本当に涼しかったです。

「Canon EOS Kiss X7」と「Canon EF40mm F2.8 STM」の組み合わせで、撮影も楽しみます。

 

このカラフルなイソギンチャクの水槽がとても気に入り、離れられなくなってしまいました。

同じ水槽内で気持ちよさそうに泳ぎ回っている魚たちが岩の左右で

きれいに種類別で分かれて生活しているのが不思議でした。

 

 

 

こちらも時間を忘れてしまうくらいに見続けられてしまう、クラゲたちの水槽です。

暗い館内でフラッシュ撮影ができない中でも、細い触手やヒダの感じもきれいに撮れました。

 

 

大迫力の大きな水槽が圧巻です。

水槽内が現在、病気療養のため少し濁っているとのアナウンスがありましたが、

そのためか幻想的な雰囲気の写真が撮影できました。

 

 

 

映画で人気者になったカクレクマノミを、近くで見たら意外とがっしりとした風貌です。

 

 

天候を気にせず、これからの季節は暑さを感じることがなく、

また、海に潜って実際に目にすることのできない(泳げない)私にはとても癒される空間でした。

ミラーレス機が主流になっていますが、初めて手にしたこの一眼レフカメラと

まだまだいろんなところに出かけたくなりました。

 

[ Category:Canon | 掲載日時:24年07月06日 13時30分 ]

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【Panasonic】S9によく似合うおすすめ軽量レンズ「LUMIX S 85mm F1.8」

【Panasonic】S9によく似合うおすすめ軽量レンズ「LUMIX S 85mm F1.8」

6月20日(木)にパナソニックから発売された話題の新製品、LUMIX Sシリーズ初のフラットデザインのフルサイズミラーレス一眼「DC-S9」。
小型・軽量ボディで重量は約486g (本体、バッテリー、SDメモリーカード含む)とSシリーズとして最軽量。

「いつもこのカメラと一緒に出かけたくなる」

そんな気持ちにさせてくれる、どこにでも連れ出せるコンパクトボディが魅力的なカメラです。
S9の各種キットとして展開されている、標準ズームレンズキットの「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」や高倍率ズームレンズキットの「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.」の他にも、Lマウントアライアンス各社からさまざまな種類のレンズが展開されております。

そこで今回はコンパクトボディの「S9」によく似合うおすすめの軽量レンズを作例とともにご紹介してまいります!
今回ご紹介するのはLUMIX S 85mm F1.8、撮影を行ったのはS9発売前でしたので「LUMIX S5」を使用して撮影しています。

85mmといえば柔らかなボケ、存分に楽しむべく開放でシャッターを切っていきます。

ピント面は引き締まったシャープな描写。
薄いピンクのバラが垣根から顔をのぞかせていました。
今回フォトスタイルはナチュラルで撮影しています。
ビビットになりすぎず、お昼のスナップにちょうど良いと感じるフォトスタイルです。

見たことのない不思議なものが落ちている…と思い近づいてみるとじょうろの先端でした。
落ちていた理由は不明ですが、先端がなくなったじょうろの水の出具合はとんでもないことになってしまうのではないかと心配です。
畑のネット越しに撮影したので緑色の前ボケが入っていますが、それによって謎の遺物感があり気に入っています。

85mmというレンズはよくポートレート撮影で用いられますが、筆者はスナップ撮影にも最適だと思っています。
目で集中してみた時よりもだいぶ狭く、被写体を目立たせることが得意なレンズで、
「これを見せたい。」と思ったときにその被写体を強調させ、より面白さを引き出すことができると感じるのです。
散歩などをしていて面白いものを記録したい。という方には抜群におすすめです。

やはりボケがきれいだったので一日を通して前ボケ、後ボケを意識しながら構図を整理して撮影をしました。
一見何の変哲もないシロツメクサですが光の入り方とボケでとても珍しい花が咲いているような感じがします。

アスペクト比の選択肢が豊富というのもPanasonic機の魅力の一つです。
4:3、3:2、16:9、1:1などポピュラーなものから65:24や2:1などパノラマのような比率で楽しむこともできます。
こちらの機能はS9にも搭載されており、こまめに画角を切り替えて楽しむのも面白い使い方だと思います。
今回は横に長い2:1でも撮影してみました。

いつもよりちょっとかっこよく撮影できる気がします。

今回使用したLUMIX S 85mm F1.8は質量約355gと本当に軽く、もう一本レンズを持ち歩いたとしてもまったく苦にならないと思うほどです。
今回はS5で使用しましたが、S9ではより機動性も高く持ち運べるのではないかと思います。
LUMIXユーザー必携の一本であると思います。ぜひお手元にどうぞ。

[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年07月05日 15時00分 ]

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【Voigtlander】今しか手に入らない魅惑のXマウントレンズ

連載中の「カメラを愉しむ」vol.90は「今しか手に入らない魅惑のFUJIFILM Xマウントレンズ」をご紹介いたします。

さて、タイトルに記載した魅惑のレンズとは一体なんのレンズなのでしょう。答えはマップカメラ創業30周年を記念して「株式会社コシナ」様と特別に共同開発したわずか300本限定のフジフイルムXマウント専用交換レンズ『Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount ~MapCamera 30th Edition~』です。

通常モデルの既製品『Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount』と同じ画角ではありますが、そのレンズが持つ描写性能は全くの別物。そんな特別モデルを話題の新製品「FUJIFILM X-T50」に装着し、夜の東京の街へ。さてどのような写りをしてくれるのかワクワクが止まりません。

とある高速道路の入り口。ETERNAブリーチバイパスをセレクトし、粒状感を出すべくグレイン・エフェクトを強くかけ、絞り開放で前ボケを活かしシャッターを切ります。ブリーチバイパスならではの青みがかった色合いが緊張感を表現すると共に、シングルコーティングならではの優しい色味を表現することができました。

街灯のない街並みにある飲食店。開放F1.2という明るさを活かし、意図的にマンホールにピントを合わせ照明を優しく描きドラマのワンシーンのような風景をイメージしながら撮影しました。どことない優しい写りとオールドレンズのようでありながら、適度にエッジの効いた写りにワクワクが止まりません。

ETERNAの優しくコントラストの低めな表現はいかがでしょう。薔薇の花びらの表現と金属の質感をどのように表現してくれるのか気になりシャッターを切りました。花びらの滲むような優しい写りながら、金属の質感は現代レンズらしい魅力的な表現をしてくれました。

表参道の裏路地に入ると強い光を放つ裸電球に「酒」という文字が照らされていました。手塗りのような質感の外壁もまた印象的。クラシッククロームで電球にピントを合わせていますが、前ボケはやさしくボケつつも外壁の質感や酒の文字のウエットな質感を映し出しています。

筆者は既製品も使用したことがあるのですが、今回特別に作られたレンズで最も楽しい!と感じさせてくれるのは「光ある風景」だと思います。それはカラーでもモノクロでも共通。優しさと鋭さ両面を持ち合わせ、それをコントロールする楽しみがあるのです。

街を歩いているとあのマツダの名車「マツダ 787B」が!!よくみるとカスタマイズされた自動車が好きな方ならご存知の方も多いメーカーのデモカーでした。FD3Sをベースに大胆なエアロが組まれた存在感あるれる1台。

そんな名車を照らすショップの蛍光灯。ここで「おっ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
被写体となる自動車はしっかりとディティールを再現、その車に差し込む蛍光灯の光は実に優しい。このレンズは使い込むほどにその特性を意識しながら撮影したら沼に入り込むレンズだと感じました。

X-T50に備わったフィルムシミュレーション切り替えダイアルで様々なモードを試してみます。このレンズ特性と筆者の一番好きな組み合わせはなんだろうかと。そして結論がでました。グレインエフェクトはOFF、クラシックネガ、カラー+3が自分好みであると。

ここまでは落ち着いた色の被写体をメインに撮影をしてまいりました。少し派手目な色彩の撮影にしたらどのような写りになるのでしょうか。

夏といえばかき氷。筆者がよく通う表参道の裏路地の氷屋さん。お土地柄もあり「和」を連想させる氷屋さんのイメージと異なり全体的に派手目なネオンサインが印象的な場所です。全体的に落ち着きがある発色ながら青と赤が印象的な色合いであるREALA ACEで撮影しました。

「使えば使うほどのめり込むレンズ」。
オートフォーカスは驚くほどの進化を続ける今。絞り開放からシャープでメリハリのある描写が多く、強い光源においても優れたマルチコーティングで画像に写り込まぬよう開発されている。

そんな今の時代に、操作はマニュアルフォーカス。被写体と向き合い自分の意図した場所にピントを合わせる。もしオートフォーカスであれば最後の自転車が通り過ぎるシーンでは自動的に自転車にピントが合うことでしょう。

わたしは今、この被写体を、こういう風に切りとりたいんだ。
そんな強い思いをもって撮影と心から向き合い、描写はあえて収差を残す趣味趣向の強いこのレンズの魅力の虜になってしまった。

たった3時間持ち歩いただけなのに。
現代の高性能なレンズも好きだけど、一度原点に立ち返り「写真」というものと向き合いたい。
そんなきっかけを教えてくれる銘玉をぜひこの機会に手に入れてみてはいかがでしょうか。
 
 

特別対談

 


[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:24年07月05日 14時37分 ]

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【Voigtlender】17日発売!NOKTON 75mm F1.5 Aspherical for SONY Eでの撮影体験について

【Voigtlender】17日発売!NOKTON 75mm F1.5 Aspherical for SONY Eでの撮影体験について


Mマウント、RFマウント、Zマウントと順に発売されそのたびにユーザーを魅了してきたVoigtlander NOKTON 75mm F1.5 Aspherical。
待望のSONY Eマウントでの発売が決定されました。
7月17日の発売に先駆けて、試写する機会に恵まれました。
穏やかな色味の高画素モデルとして人気の高いα7RⅣと出かけて来ましたので早速ご覧ください。


中央線沿いは古着屋さんが多く、道行く人々も思い思いのファッションを楽しんでいます。
いつも無難な色合いの服に落ち着いてしまうことが多いのですが、たまにはカラフルな色合いで刺繍の美しい鞄を持って出かけてみようか、
そんなことを考えながら撮影しました。

F1.5以下の明るいレンズにその名がつくNOKTON。
Voigtlenderの中では、APO-LANTHARと並ぶ人気のレンズです。カリカリとして立体的に立ち上がるピント面、くっきりとしたボケがAPO-LANTHARの特徴であることに比べて、NOKTONは解像力が高くありながら柔らかな線をピント部では描きます。明るいレンズならではのとろけるようなボケもNOKTONでしか得られない大きな特徴の1つです。


地面でぐでっとしていた鳩がいました。
近づいたら飛び立ってしまうかと思いましたが、凛と前を見たまま動く気配がありませんでした。
お言葉に甘えて鳩の写真を撮ってみて驚きました。
名馬のように美しい毛並みの一本一本までしっとりと描写されています。
実際に鳩に触れたわけではないのに、その手に感触がまざまざと感じ取れる、そんな描写に目を見張りました。


夏も始まりを迎え、草木が1年で一番活き活きとしている季節です。
縦にカメラを構えて手前の木にピントを合わせます。
先に発売されたNOKTON 75mm F1.5 Aspherical RF と同様、こちらもダイヤパターンの金属製フォーカスリングを使用しています。
手に吸い付くような回転で、シビアなピントも難なく可能です。


大きい蜜柑のような実を見つけたので前ボケにしてカメラに収めていきます。
75mmという絶妙な焦点距離。
手の届かない距離を少しだけ身近に引き寄せてくれます。
少し明るめの露出にしましたが、黄緑の発色の鮮やかさは見事です。
寒色にも暖色にも触れない実直で素直なVoigtlenderらしい色味は健在です。


最短撮影距離は0.55m。
鬱蒼とした草陰の中にポツンと咲いた白い花を最短撮影で狙います。
背景はとろんとしたボケとなり、花だけその存在が認められます。ピントが少し甘くなりましたが、周辺は色がにじみ幻想的な雰囲気となりました。
じっと見ていたらいつの間にか時間がたってしまうかのような魔法のような写りもNOKTONらしいと感じます。


F4まで絞ると、ピントはより一層際立ちます。
どこまで背景の情報を写真に入れたいのか、それによってF値を変化させていくのも楽しいです。
絞りリングにはクリック切替え機構がありカチカチと切り替えのない無段階の絞り調整が可能です。
また、静音の絞り調整は動画撮影時でも便利な機能です。
機能の話で続けると、NOKTON 75mm F1.5 Asphericalには電子接点も搭載。
撮影データのExifデータが反映されます。さらに、ボディ側の手振れ補正や収差補正も対応してくれるため、安心して撮影に臨めます。


大学生4人組がじゃんけんで2人組に分かれてスワンボートに乗り込みます。私も同じことをした記憶があります。
スワンボートに乗ったカップルは別れる、というのは私が大学生だった10年前から囁かれている噂話ですが、友情はきっと壊れません。

自身の思い出と重ねるように、モノクロモードに変更します。
どのくらい光がさしているか、それによって白と黒もたくさんの色になります。
カラーと同様、モノクロでも豊かな色味が楽しめます。


F8まで絞り、ティラミスの隅々までマスカルポーネチーズのしっとりとした口触りまで写し取ります。
滑らかなフォーカス、落ち着いた色味、NOKTONのらしい柔らかいボケ。
純正レンズにはない焦点距離だけがこのレンズを使う理由にはなりません。

▼現在予約受付中!ネット限定で2年保証!▼





[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:24年07月05日 12時00分 ]

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【Leica】ズミクロンの歴史の節目【6枚玉】

【Leica】ズミクロンの歴史の節目【6枚玉】

光陰矢の如し。2024年も半分が過ぎ、少々出遅れた梅雨真っ只中の7月初旬。今日はやっと晴れ間が広がり、気温は34度まで上昇しました。
この暑さの中で降る雨はもはや梅雨の様相から大きくかけ離れ、雄大な積乱雲に抱かれたさながら真夏の雨。

今回はLeica MPに名玉Leica ズミクロン 35mm F2 [6枚玉]を持って、久しぶりに撮影に出かけました。

撮影地に選んだのは、東京都武蔵野市東部に位置する吉祥寺。ここは武蔵野市の中でも吉祥寺駅を中心とした地域で、駅周辺は都内でも有数の商業地域です。江戸時代に明暦の大火で焼失したことで、元町の一部がこの地に移り住み、後に吉祥寺村として開発されました。


駅からほど近い公園や閑静な住宅街からは、この街ならではの静けさを感じました。手に持ったカメラは、かつてのフィルム時代にタイムスリップしたかのよう。

・・・

2003に登場したLeica MP 0.72は、19年間にわたる「M6」製造の経験を踏まえて技術的にも存在的にもより洗練されたカメラです。ファインダー倍率は異なる3種類から選ぶことができたほか、M3時代のルックスを踏襲し赤バッヂを排した落ち着いたボディデザインはライカ好きには堪らない佇まい。

「M3はMシリーズの中で最も美しいカメラであり、M6は機械的な構造を保ちつつ露光計機能を備えた最も使いやすいカメラである」としばしば語られる伝説とも言うべき2台。であればMP 0.72はM3を彷彿とさせる外観を備え、その上でM6と同様の露光計システムも備えたハイブリッド。さらに2色展開のうちブラックに至っては艶のあるブラックペイントが採用されています。M3の登場から70年。見方によってはこのカメラが頂点とも言えるのです。

・・・

今回のレンズは1973年に生まれたLeicaのクラシックレンズ、Summicron 35mm F2 [6枚玉]。

絞りをF5.6以上絞れば、全体的に非常にシャープ。たった6枚のレンズでありながら、高い解像力を持っています。

絞りをゆっくり開けると、周辺のボケが柔らかくなります。7枚玉よりも多少乱雑に見えるかもしれませんが、この特有の乱雑さが6枚玉ならではの味を醸し出しています。ピントの合っている箇所は現行のLeicaレンズには及ばないかもしれませんが、依然として十分に鋭いです。

6枚玉は白黒フィルムが主流だった時代に生まれましたが、カラーフィルムでも優れた色再現性を示します。日差しの中でわずかにオイリーな感触とちょうど良いコントラストが魅力。

私の周りで「6枚玉はズミクロン 35の中で最も弱い」とか「7枚玉があるならそれを選ぶ」といった意見をよく聞きますが、私はLeica ズミクロン 35のオールドレンズには強弱の差はなく、それぞれが独自の特徴を持ち、時代背景に応じたLeicaのレンズデザインを楽しめる選択であると考えています。

[ Category:Leica | 掲載日時:24年07月04日 19時40分 ]

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【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z 17-28mm F2.8編 ~

【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z 17-28mm F2.8編 ~

Nikon待望の新製品「Z6lll」が発表されました。
ニコンZシリーズのフラッグシップモデル「ニコン Z9」、「ニコン Z8」と同等の高い性能や操作性を継承しながら、世界初の部分積層型 CMOS センサーの採用など、独自の最新機能を搭載した期待の新製品。

そこで本連載ではZ6IIIの旧モデル「Z6」その後継機種「Z6ll」の魅力を再確認するとともに、オススメのレンズも紹介してまいります。
Nikonフロアスタッフが選ぶ、おすすめレンズ第1弾はNIKKOR Z 17-28mm F2.8になります。

すっかり日が長くなりました、友人との待ち合わせのためこの日は上野へ。
使用したボディはNikon Z6IIです。

日頃スナップ撮影がメインの筆者からすると、17-28mmという広角の焦点距離はあまり選んでこなかったような気がします。
さっそく不忍池を通ると、蓮の葉から生えるようなビル群と、美しい夕暮れの空に出会いました。
ひとつの画角に様々な情報を収められる広角レンズの醍醐味を楽しみます。

 

テーブルに並ぶのはラム肉の入った炒飯に、酢豚やニラまんじゅう。
実は目当ての店が混んでいたため急遽変更して入った中華料理店だったのですが、ボリュームと本格的な味に大満足。
焦点距離に加え、広角側19cm/望遠側26cmの最短撮影距離もテーブルフォトにも向いているレンズだと感じます。

日は変わり、この日は紫陽花の名所を訪れました。
とはいえ、シーズンは過ぎ7月。残念ながら紫陽花たちは剪定が済まされてしまっているようでした。
足元を見ると紫陽花の痕跡がちらほら。猛暑日でもあったため、寒色の花弁が小川にさらされ涼しげに写りました。

見ごろの紫陽花はなくともが、様々な草花に出会えます。
近接も良し、チルト式液晶を利用して下からのアングルも良し。焦点距離や最短撮影距離、また開放F2.8のボケ感を活用すれば様々な表情で捉えることができます。
同じ緑でも明暗さのある場所では若干高コントラストに、それ以外の場所ではナチュラルな色乗りをする印象です。

今回はZ 17-28mm F2.8をお供にスナップをメインで撮影を行いました。

「ダイナミックな映像表現が気軽に楽しめる」と謳っている通り、大口径の広角レンズにある重さや持ち運びにくさのストレスはほとんど感じることがありません。筆者自身が今まで広角のズームレンズを使用する頻度が少なかっただけに、新たな視点と満足度に驚かさる組み合わせになってくれました。

一度はお試しいただきたい、唯一無二のZマウントレンズです。

▼Nikon Z6IIIのご予約はこちら▼



▼今回の使用機材はこちら▼


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年07月04日 17時17分 ]

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【TAMRON】この夏使いたいズームレンズ

【TAMRON】この夏使いたいズームレンズ


TAMRONから新しく発売された『TAMRON 50-300mm F4.5-6.3 Di III VC VXD A069S(ソニーE用/フルサイズ対応)』を使って早速写真を撮ってまいりました。
YouTubeチャンネルにて公開した動画では実際に使っている様子を見ることができますので、ぜひこちらもご覧ください。
今回は動画でご紹介しきれなかった写真とともに、こちらのレンズについてご紹介していきます。



本レンズは50-300mmと幅広い焦点域をカバーしているので、様々な被写体を撮影することができます。またズームの始まりが50mm~となっているので、テーブルフォトやカフェ写真など日常的な写真を撮ることもできます。
広角端50mmでは最短撮影距離0.22m、最大撮影倍率1:2の高い近接撮影能力で、ハーフマクロ撮影も楽しめます。逆光で葉を写したカットは50mmで最短撮影距離で撮影したものですが、葉の葉脈までしっかりと写し出されています。後ろのボケもナチュラルで、主役を引き立ててくれていると感じました。


先ほどとは打って変わって夏らしいロケーションでも写真を撮ってまいりました。かなり高い位置にあったヤシの木ですが、風にたなびく葉っぱが想像以上に鮮明に撮れていて驚きました。
葉っぱに寄ったカットでは、葉っぱに生えている細かい毛の1本1本まで綺麗に写っています。


標準域単焦点を普段使っている筆者としては、広角側でポートレートも楽しみたいと思い、撮影してみました。
前ボケや後ボケがやわらかく、優しい感じなのでポートレート撮影でも被写体を引き立たせてくれると感じました。また、ズームレンズなので単焦点で撮影するときとは違って様々な画作りができるというのも良いと感じたポイントです。

50-300mmと幅広い焦点距離をカバーしてるのにもかかわらず約665gと軽量なので、持ち出すにも苦にならないサイズ感です。日常での撮影はもちろん、これから夏のお出かけのお供として活躍してくれる、頼もしいズームレンズだと思います。

↓今回使用した機材はこちら↓

 

 

 

 

[ Category:TAMRON | 掲載日時:24年07月04日 13時01分 ]

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【道】に思いを馳せる

マップカメラの30周年創業祭がはじまりました!お客様からご愛顧をいただき、今年で30周年を迎えることが出来ました。
この夏は「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

玄関を出ると「道」が広がっています。
その道は、どこへ続くのか、これからどこへ行こうか。想像しながら一歩を踏み出します。

【国道413号・道志みち・Leica Q】

富士山へつながる道

【高山の夜の路地・Nikon Zfc】

夜の散策を楽しむ道

【飛行場跡地に伸びる電柱の道・Leica Q】

隠れた歴史を感じる道

【真夏の田んぼの中を通る道・PENTAX K3モノクローム】

季節を感じさせる道

【国道352号・樹海ライン・Leica Q】

酷道に挑む道

【雨に濡れた東京駅前の道・EOS R6】

雨上がりの道

旅の道・散策の道・帰り道。様々な道がこの世にはあります。
前を見ればこれから向かう道、振り返ればこれまで来た道。

未知の世界へつながっている。そのような「道」の世界に夢中になるのです。

スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼

[ Category:Canon Leica PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年07月03日 17時00分 ]

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【SONY】スナップ撮影に使いたい、2代目α7とZEISS。

【SONY】スナップ撮影に使いたい、2代目α7とZEISS。

以前私はSONY α7Ⅱを使用していた頃がありました。その際一緒に使用してみたかったのが、”Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA”
初代α7の頃からラインナップされている、フルサイズ対応でコンパクトなレンズ。そしてCarl Zeissの基準を満たし、”Sonnar”の名を得たレンズ。

現在、フルサイズでコンパクトなレンズは多くラインナップされていますが、α7・α7Ⅱを使用していた者として、私はあえてこのレンズを選択。
期待を胸にこのカメラセットを持って撮影へ出かけました。

上京してきた私にとって、東京は大都会。たまには落ち着いた場所へも行きたいわけです。ということで今回は巣鴨へ。
巣鴨には初めて訪れたのですが、地元に似たところも多く懐かしい雰囲気のある場所という印象。平日に訪れた事もあり、商店街も丁度良い賑わい。その風景を写真に収めていきます。

撮り歩きながら気づいたのですが、思っている以上によく写る印象を受けました。
現在、α7シリーズはMarkⅣ、レンズはコンパクトなレンズが幾つも出ています。日中のスナップであれば、最新モデルにも負けず劣らずよく写ります。
また、最新機種よりもボディサイズが薄く軽い事もあり、レンズとのサイズ感も丁度良く感じました。

また、このレンズはCarl Zeissとの共同開発でT*コーティングを施されてあるおかげか、高い彩色表現やコントラストのある写真が出てくるという印象も持ちました。私は彩度やコントラストが高めの写真が好みなのですが、そのような写真が出てくるので、楽しく撮影を行うことが出来ました。

店頭に立つ可愛らしい犬。最新モデルには若干劣りますが、AFも素早く動体にも問題なく合います。

上京前は東京23区内にもこのような風景があるとは知りませんでした。この町の雰囲気、地元にも近いものを感じます。

 

散策すると庭園を発見。東京にもこんな広い庭園があるんだと、驚きながら中へ。

緑が多く癒される空間。私の地元も緑が多い場所なので、そのこともあるのか撮影も捗りました。
緑色にも様々な色がありますがよく表現できており、これもT*コーティングの影響か、濃く描写されていると感じました。私は好みなのですが、皆様はいかがでしょうか。

梅雨の時期に撮影を行ったこともあり、紫陽花が多く咲いていました。
Carl Zeissのお墨付きと言うだけあり、背景ボケは開放値F2.8の程よいボケ味で、色彩表現豊かに感じます。

今回はSONY α7ⅡとSonnar T* FE 35mm F2.8 ZAで撮影を行いました。上京したばかりの私ですが、東京散策はとても新鮮ながらどこか懐かしいところもあり、興味深く感じました。
また、今回使用したボディは2世代前のα7Ⅱでしたが、現在使用していても遜色ない写りでした。しかも中古でお安く購入する事が可能です。
そしてSonnar T* FE 35mm F2.8 ZAは未だに新品でも購入できる、コンパクトで味のある写りが特徴のフルサイズ対応単焦点レンズです。
カメラをお安く揃えたい方、いつもカメラを持ち運び、スナップ撮影へ出かけたい方へおすすめ出来るセットです。

 



[ Category:SONY | 掲載日時:24年07月02日 18時00分 ]

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【SONY】α7CIIと初夏を鮮やかに表現する「レンズ」に夢中!

【SONY】α7CIIと初夏を鮮やかに表現する「レンズ」に夢中!

マップカメラの30周年創業祭がついにスタート!お客様からご愛顧をいただき、今年で30周年を迎えることが出来ました。
2024年は「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。
スタッフそれぞれがブログの中に創り上げる「夢中」をこの夏はお楽しみいただければと思います。

さて、筆者の夢中といえば『SONY α7CII』にとあるレンズを装着することがマイブーム。そのレンズとは「SONY Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z」で、2013年に発売されたSONY純正のカールツァイスレンズとなり初代α7と同時にリリースされたフルサイズのEマウントに対応した広角単焦点レンズです。

当時は発売日に購入したものの、マニュアルフォーカスの操作感が好きな筆者はマウントアダプターに「Carl Zeiss Planar T* 50mm F2 ZM」を装着しての撮影が中心。ほとんど使うことなく眠っておりました。

2024年と発売から10年以上が経過した今。ふと最新モデルに装着して撮影をしてみると・・・
最新型センサーの性能を余すことなく表現するその実力、生き生きとした描写性能の愉しさに驚きを隠せませんでした。

初代α7を購入したあの日。SONYのメリハリのある描写性能と、カールツァイスレンズならではの発色豊かで透明感のあるヌケの良い描写が実に楽しかったことを覚えてはいましたが、発展途上にあった当時のAF性能ではピントを外すことも多かったのも事実。マニュアルフォーカスに切り替えてもマニュアルフォーカスレンズのようなしっとりとしたピントリングの操作フィーリングも望めない。

ならばマウントアダプターでライカMマウントのレンズに!と決断に至ったわけです。

あれから10年。驚くほど進歩したSONY α7CIIのオートフォーカス性能、ピント補正することなく意のままに素早くピントが決まる。カールツァイスレンズの描写がカメラ任せで思う存分満喫できるのですから魅力的な存在であることは言うまでもありません。なぜ今まで防湿庫で放置していたのでしょう。

そんな後悔と、ワクワクを胸に初夏の軽井沢へ撮影に出向きました。四季折々の美しい風景が楽しめるこの場所ですが5月~6月が最も緑が美しく良い写真が撮影できる季節です。

緑豊かな別荘地を歩いているとノビノビと育つシダや、紫陽花が目にとまります。
木漏れ日と風に揺られる植物を絞り開放で撮影。ゾナーT*レンズがもたらす画面全体の高いコントラストを感じさせる描写ですが、前ボケ後ボケ共に実に自然な表現力をもっていることがお分かりいただけます。

カールツァイスレンズを手にすると撮りたくなるのが水面の写真。敢えてPLフィルターなどは装着せずに、透明感と反射の美しさを露出を工夫して表現する。上の写真は露出をアンダー補正、水の中の紅葉したもみじにピントを合わせました。下の写真は新緑の映り込む池をプラス補正、波紋にピントを合わせ動きのある雰囲気を演出。他のレンズには出すことが難しい世界観を表現することができます。

有効約3300万画素のフルサイズイメージセンサーとの相性も良く、色調をビビットに振っても、ニュートラルに振ってもコントラスト豊かで隅々まで解像感あふれる描写をしてくれるレンズであることが良くお分かりいただけると思います。

さて、3時間ほど撮影していたので小休憩。緑に囲まれた地元の方々に人気のレストランへ。

テーブルフォトの使い勝手はどうでしょう。35mm画角で最短撮影距離 0.35mと接写性能はやや不得意な印象ではありますが、こんな時は「クロップ」を使いましょう!温野菜とクラムチャウダースープのロールキャベツという身体のことをとてもよく考えられたメニュー。絞りをF4程度まで絞ることで立体感が出るよう撮影しています。

旅行や日常のスナップなど幅広いシーンで活躍するα7Cシリーズの第2世代モデル『α7C II』。フルサイズの有効約3300万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R(R)と、最新の画像処理エンジンBIONZ XR(R)を搭載することで、高い描写性能を実現!約 514gとかつてないほどの軽量コンパクトを実現しています。

今回使用した「SONY Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z」も重量 約120gとなり、ボディとレンズを組み合わせても約 634gとフルサイズセンサーと高性能レンズの組み合わせとは思えないほどの軽さを実現しています。

今回は日帰り旅となりましたが、1日肩からカメラをぶら下げていても疲れ知らず。
この軽さだからこそよりアクティブに行動できるのも嬉しい組み合わせです。

最後は東京に戻り、街中でスナップ!
ナイトスナップだとF2.8はやや暗めな印象を受けますが、ちょっとした明かりがあればピント位置を気にせずサクサクと片手で撮影できるのもまたこの組み合わせの良いところ。まるでRICOH GRIIIⅹのような気軽さで扱える1台です。

筆者はLeicaやFUJIFILM、Panasonicをメインに愛用しておりましたが、改めて「SONY×カールツァイス」の奥深い魅力に夢中になってしまいました。

夢中になることは人それぞれ、スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。


 

[ Category:SONY | 掲載日時:24年07月01日 10時45分 ]

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