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【SONY】α7CIIと初夏を鮮やかに表現する「レンズ」に夢中!

【SONY】α7CIIと初夏を鮮やかに表現する「レンズ」に夢中!

マップカメラの30周年創業祭がついにスタート!お客様からご愛顧をいただき、今年で30周年を迎えることが出来ました。
2024年は「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。
スタッフそれぞれがブログの中に創り上げる「夢中」をこの夏はお楽しみいただければと思います。

さて、筆者の夢中といえば『SONY α7CII』にとあるレンズを装着することがマイブーム。そのレンズとは「SONY Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z」で、2013年に発売されたSONY純正のカールツァイスレンズとなり初代α7と同時にリリースされたフルサイズのEマウントに対応した広角単焦点レンズです。

当時は発売日に購入したものの、マニュアルフォーカスの操作感が好きな筆者はマウントアダプターに「Carl Zeiss Planar T* 50mm F2 ZM」を装着しての撮影が中心。ほとんど使うことなく眠っておりました。

2024年と発売から10年以上が経過した今。ふと最新モデルに装着して撮影をしてみると・・・
最新型センサーの性能を余すことなく表現するその実力、生き生きとした描写性能の愉しさに驚きを隠せませんでした。

初代α7を購入したあの日。SONYのメリハリのある描写性能と、カールツァイスレンズならではの発色豊かで透明感のあるヌケの良い描写が実に楽しかったことを覚えてはいましたが、発展途上にあった当時のAF性能ではピントを外すことも多かったのも事実。マニュアルフォーカスに切り替えてもマニュアルフォーカスレンズのようなしっとりとしたピントリングの操作フィーリングも望めない。

ならばマウントアダプターでライカMマウントのレンズに!と決断に至ったわけです。

あれから10年。驚くほど進歩したSONY α7CIIのオートフォーカス性能、ピント補正することなく意のままに素早くピントが決まる。カールツァイスレンズの描写がカメラ任せで思う存分満喫できるのですから魅力的な存在であることは言うまでもありません。なぜ今まで防湿庫で放置していたのでしょう。

そんな後悔と、ワクワクを胸に初夏の軽井沢へ撮影に出向きました。四季折々の美しい風景が楽しめるこの場所ですが5月~6月が最も緑が美しく良い写真が撮影できる季節です。

緑豊かな別荘地を歩いているとノビノビと育つシダや、紫陽花が目にとまります。
木漏れ日と風に揺られる植物を絞り開放で撮影。ゾナーT*レンズがもたらす画面全体の高いコントラストを感じさせる描写ですが、前ボケ後ボケ共に実に自然な表現力をもっていることがお分かりいただけます。

カールツァイスレンズを手にすると撮りたくなるのが水面の写真。敢えてPLフィルターなどは装着せずに、透明感と反射の美しさを露出を工夫して表現する。上の写真は露出をアンダー補正、水の中の紅葉したもみじにピントを合わせました。下の写真は新緑の映り込む池をプラス補正、波紋にピントを合わせ動きのある雰囲気を演出。他のレンズには出すことが難しい世界観を表現することができます。

有効約3300万画素のフルサイズイメージセンサーとの相性も良く、色調をビビットに振っても、ニュートラルに振ってもコントラスト豊かで隅々まで解像感あふれる描写をしてくれるレンズであることが良くお分かりいただけると思います。

さて、3時間ほど撮影していたので小休憩。緑に囲まれた地元の方々に人気のレストランへ。

テーブルフォトの使い勝手はどうでしょう。35mm画角で最短撮影距離 0.35mと接写性能はやや不得意な印象ではありますが、こんな時は「クロップ」を使いましょう!温野菜とクラムチャウダースープのロールキャベツという身体のことをとてもよく考えられたメニュー。絞りをF4程度まで絞ることで立体感が出るよう撮影しています。

旅行や日常のスナップなど幅広いシーンで活躍するα7Cシリーズの第2世代モデル『α7C II』。フルサイズの有効約3300万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R(R)と、最新の画像処理エンジンBIONZ XR(R)を搭載することで、高い描写性能を実現!約 514gとかつてないほどの軽量コンパクトを実現しています。

今回使用した「SONY Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z」も重量 約120gとなり、ボディとレンズを組み合わせても約 634gとフルサイズセンサーと高性能レンズの組み合わせとは思えないほどの軽さを実現しています。

今回は日帰り旅となりましたが、1日肩からカメラをぶら下げていても疲れ知らず。
この軽さだからこそよりアクティブに行動できるのも嬉しい組み合わせです。

最後は東京に戻り、街中でスナップ!
ナイトスナップだとF2.8はやや暗めな印象を受けますが、ちょっとした明かりがあればピント位置を気にせずサクサクと片手で撮影できるのもまたこの組み合わせの良いところ。まるでRICOH GRIIIⅹのような気軽さで扱える1台です。

筆者はLeicaやFUJIFILM、Panasonicをメインに愛用しておりましたが、改めて「SONY×カールツァイス」の奥深い魅力に夢中になってしまいました。

夢中になることは人それぞれ、スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。


 

[ Category:SONY | 掲載日時:24年07月01日 10時45分 ]

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【Panasonic】LUMIX S9とSIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DNで撮る一日

【Panasonic】LUMIX S9とSIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DNで撮る一日

マップカメラの30周年創業祭がついにスタート!お客様からご愛顧をいただき、今年で30周年を迎えることが出来ました。
2024年は「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。
スタッフそれぞれがブログの中に創り上げる「夢中」をこの夏はお楽しみいただければと思います。


 

夢中。
私が今写真を撮っていて夢中になっているのは「色」かもしれません。

撮って出し、プリセット、RAW現像、写真の色を決める、変える方法は様々です。色んなメーカーの個性的なカラーモード、フォトスタイル(言い方も様々)を楽しむこともあれば、ちょっと色や明るさを調整したいなと現像することもあります。自分の知っているだけでも選びきれないほどの色があって、どの色にしようかというのに夢中になっているかもしれません。RAW現像をするようになってからは「自分で撮った写真なのだから自分で組み立てなくては」という使命感みたいなものに駆られることもありましたし、メーカーの色のバランスの良さに気付いてからは「そのままも良い」となって、各社の個性的なカラーモードも楽しみだすともう本当にキリがない状態になっています。しかもこの趣向はループするようで、なかなか固定されません。

そんなわけで今いちばん注目しているのはパナソニックの「リアルタイムLUT」という機能です。LUTというものをかけ合わせたりして自分の色を作ったり、アプリからフォトグラファーが作ったプリセットを楽しむことも出来る機能です。カメラ内に入っているデフォルトのプリセットだけでも楽しくて、今回撮った写真はそのLUTを使ったものが大半です。写真の新しい色の楽しみ方を提示してくれた感謝を込めて。Panasonic S9とSIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DNで過ごした一日をご紹介いたします。

 

 

近所にある公園で良い感じの木を見つけたので撮影しました。たとえば自然、緑、樹など撮っていても「緑」にたいしてどんなアプローチをするのか。というのは好みがあると思います。緑・黄色を強調させてみたり。

 

 

少し青っぽさを入れてみたり、グリーンをさらに被せたり。緑という色だけで世界を見るだけで様々な見方があって、正解がないからこその悩みがあって、悩む楽しさがあります。

 

 

色選びに迷った時は各メーカーの「スタンダード」を頼りにしているんですが、何を撮っても「スタンダード」に仕上がるって本当にすごいことだなと感じています。「そもそも標準ってなんなんだろう」ってことになると思うのですが「クセがないのに均一に綺麗」というのは研究に研究を重ねた結晶なのだと思います。そんなものを当たり前に使えるというのは感謝感謝です。

 

 

 

 

ちょっと今回のテーマとは話が逸れてしまうのですが、少しだけカメラとレンズのお話をさせてください。写真に帯が入っているので既にお気づきだと思うのですが、今回撮っている写真はアスペクト比を「2:1」というものに変更しています。そのうえで、本来の「3:2」サイズに帯を入れている状態です。この「2:1」というのはパナソニックのカメラに入っているアスペクト比なのですが、実際私も使うのは今回が初めてです。あまり馴染みがないアスペクト比だったのですが、次世代機やネットで使われることが多くなるかもしれないというアスペクト比ということです。「16:9」よりは横長で「65:24」よりは縦幅があって、写真のアスペクト比としても使いやすいと感じましたので今回採用しました。

そしてレンズに選んだ「SIGMA Art 28-45mm F1.8 DG DN」。これは本当に良いレンズでした。このカットだけ見てもピントの立体感とボケの美しさが素晴らしくて感動です。「S9」とのウェイトバランスはレンズが重心になる感じですが、それが逆に利点となりマニュアルフォーカスの撮影も簡単、スムーズに行えました。ボディの手振れ補正のおかげか手振れに悩まされることもなく撮影できましたので、ぜひ、ぜひ使ってみてください。今年のマイフェイバリットレンズ、有力候補となりそうな予感です。

 

 

 

 

最近のマイブームの一つにホワイトバランスの固定化というのがあって、ちゃんと整えなくてはいいけないシチュエーションではない限り、ホワイトバランスを各メーカーの「太陽光」に設定しています。フィルムの「デイライト」みたいな感覚で、そのまま使えばもちろん室内ではかなり色が転んでしまいますがそれもまた一興です。あとどんなに暑い日でもカフェラテはホットで頼みたくなってしまいます、冷房が効いているから出来ることではありますが。毒にも薬にもならぬ話とはこのことです。次にいきましょう。

 

 

ちょっとシャドウが浮かんだり、ちょっと色が乗っていたり。その「ちょっと」がこんな階段を下りている幕間さえ「いいかも」に仕上げてくれたりします。

 

 

良い色、というよりは好きな色といったほうが正しいでしょう。「良い色」もそれぞれです。受け取り側にとって同じように感じないことも勿論あります。それぞれの色や好きを尊重し合っていけたらいいなと思います。

 

 

撮影当日は朝からずっと曇り空。日中は陽射しがあったりしましたが夕暮れ時の色は望めないなと思っていましたが、一応夕暮れスポットに向かいました。案の定、厚い雲に覆われてすっきりしない空と色です。

だからといって何も撮らずに帰るのはもったいない。ここで「色」の出番です。LUTを使って水面をブルーに染めました。左側がRAW現像でスタンダードに変更したもので右側がLUTを当てたものです。どちらにせよ、天気が悪いのは仕方がない。今日はここがラストカットかなと思って空を見上げたら、ちょうど飛行機が飛んでいました。

 

 

そこで気付いたのです。あれ、空が焼け始めている。

 

 

そのあと、まるで早朝に目が覚めてしまったときに見る朝焼けみたいな色に染まっていきました。写真っていうのはずるいものです。その日一日天気が悪くてもやもやしてしまった気持ちや歩き疲れた足の痛みを、この数秒数分間だけでなかったことにしてしまうのですから。

 

 

最後に夕焼け色に染まった水面を撮って、色がなくなった頃に帰路につきました。今回は最後に良い瞬間に巡り会えましたが、写真を撮る毎日がいつも良い光があるとは限りません。それでも撮りたいと思った風景や出来事があった時、「色」はその瞬間を良き瞬間にしてくれる大事な要素だと思います。何かひとつでもお気に入りの「色」を見つけたら、写真を撮るのが楽しくなると思うのでぜひ色遊びを楽しんでいただきたいと思います。

というわけで今私が夢中になっている「色」についてお話させていただきました。マップカメラ30周年創業祭の一つとしてこれからも沢山の「夢中」を紹介していく予定です。「夢中」というのはいいですね、私もどんな「夢中」がこれから紹介されていくのかが楽しみです。スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

 

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:24年07月01日 10時42分 ]

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【Canon】Canonで一番綺麗な写真が撮れる、写真好きの夢を叶えてくれたフルサイズセンサー。

【Canon】Canonで一番綺麗な写真が撮れる、写真好きの夢を叶えてくれたフルサイズセンサー。

マップカメラの30周年創業祭がついにスタート!お客様からご愛顧をいただき、今年で30周年を迎えることが出来ました。 2024年は「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。  スタッフそれぞれがブログの中に創り上げる「夢中」をこの夏はお楽しみいただければと思います。
※本記事の写真は、EOS R6 MarkIIとRF85mm F1.2L USM DS・RF135mm F1.8L IS USMにて撮影しています。

・・・


夢中って何だろう。

 

かれこれ10年以上キヤノンユーザーの私。
純正ソフト「Picture Style Editor」の魅力にはまり、もう長いこと自作のピクチャースタイルで撮影をしています。
「撮影したその瞬間から自分だけの色」という嬉しさはすさまじく、まるで世界で一台だけの特別なカメラを持っているかのような気持ちを味わえます。

しかし希望通りのスタイルが出来たとしても、被写体によっては不都合が生じていました。
それはノイズです。純正色から色相や彩度を大きく変えると、ノイズが大幅に増えてしまうのです。
特に空を水色に転ばせると、斑点のような色ノイズが大量に出ることが気になっていました。
ですが、それはもう過去の話。ここ最近のキヤノン製センサーの画質向上はすさまじいものがあります。
色再現が良くなり、高感度ノイズが減り、ダイナミックレンジが拡大。
特にダイナミックレンジの件は目を見張るものがありまして、編集耐性が劇的に向上しました。

・色を濃くする
・色合いを大きく変える
・暗く撮ってしまった写真を明るくする

これらの処理をしても、ノイズの増加が抑えられるようになったのです。
それすなわち、自作ピクチャースタイルでの撮影でもノイズが増えにくいということ!

様々な現行ボディを試した結果、EOS R6 MarkIIやEOS R8が搭載しているセンサーが一番この恩恵に与れると感じましたので、ここ最近はこの2機種ばかり使用しています。
今回のブログでは前述の2機種を使用し、
「コントラストを弱めにした上で青を水色に転ばせ、黄色から赤の発色を明るく華やかにしたオリジナルのピクチャースタイル」
で撮影しました。

 

是非見て頂きたいのがこちら。
低感度撮影での暗部ノイズが減った事により、「日陰になった平面」の色ノイズも大きく減りました。
例えばこのような白い壁です。
「凸凹や模様が無い平面」は、陰になると色ノイズが目立ちがちな部分でしたがこのとおり。
非常にクリーンな画質です!(本当は未圧縮のデータで見て頂きたいのですが…)

白が少し黄色味を帯びているのは、AWBの雰囲気優先を選択したから。さらにそこへうっすらとグリーン系の色が乗るのは、R6 MarkIIやR8の特徴です。

 

この進化はアンダー目に撮った時にこそ真価を発揮するように思います。
暗く撮るということは間接的に彩度を上げている事になるのですが、それによるノイズ増加がこんなに減っただなんて夢のようです。
本当に撮影の自由度が上がりました。
以前使っていた機種では暗く撮る(=彩度が上がる)とノイズが大きく増えていたため、ダークに撮りたい場合は彩度が低いピクチャースタイルを使用するなど対策が必要でした。
もうそんなことをする必要がないと思うと、嬉しくて!

 

ノイズが少ないだけではありません。
WBを大きく暖色に転ばせても、ベタっと詰まった感じが無いのです!
色の分離が良いせいか、曖昧さがなく透き通った雰囲気。
コントラストを下げて明度差をナローにしたスタイルですら、独特なヌケ感が感じられるのは「新シャープネス処理」の助けもあるのでしょう。

 

今回撮影した写真のなかで一番ヌケが良いカットです。
使用したレンズ(RF135mm F1.8L IS USM)によるところも大きいとは思いますが、一昔前のキヤノン機ではこの画は出せないでしょう。
襖の奥、屋外にある石柱が白飛びせず耐えていることも驚きです。

 

重さや暗さを重視し、キヤノンにて配布されているピクチャースタイル「ノスタルジア」で撮影してみました。
先ほどまでとは打って変わって黒が締まった写真ですが、こちらもまた筆舌に尽くしがたし。
元来キヤノンの画作りはコントラストが高めなので、マッチングが悪かろうはずがありません。
遠景のボケ部分(木や葉)に乗るノイズが非常に少ないのも素晴らしい。
デジタルカメラで撮影した写真のボケ部分はノイズが多いことが気になっていましたが、これなら気にせず大胆にボケを取り入れられます。

 

この写真もノスタルジアです。
褪せた感じが上手く表現できています。

 

最後はもう一度自作のスタイルに戻して。
HDR写真の様なナローなコントラストで、うまくまとまりました。
いえ、「まとめてくれた」が正しいかもしれません。
緩くなりすぎる一歩手前でギリギリ踏みとどまった感じでしょうか。

 

この写真でも同じことが言えます。
あと少しでもコントラストが弱ければ、やりすぎな写真になってしまいます。
自作のピクチャースタイルは汎用性が低い(使えるシーンが限られる)ことがままあるのですが、そういうときもカメラ側の画作りやセンサー性能でフォローしてくれるのはありがたい限りです。
(何を撮っても綺麗になるものが作れれば、それが一番なのですが…。)

・・・

撮影を終え自宅に戻り、デスクに座りながらつらつらと考えてみました。
被写体認識や秒間40コマ連写、視線入力、RAWバースト等様々な進化があったEOS Rシリーズですが、私にとって一番のブレイクスルーはセンサー性能の向上だったのだなぁ、と。
黒から白へ、グラデーションを大きく使って写真が撮れる。
長い間頭を悩ませてきたノイズやヌケの悪さはもう、そこにはありません。

久しぶりにPicture Style Editorを起動し、ずーっと昔に作りかけで放置していたデータを読み込んでみました。
EOS60Dを使っていた頃、どうしても破綻してしまって使い物にならなかったスタイルです。
今なら叶えられるかもしれない。あの頃諦めた憧れの“色”を、今度こそ手に入れられるかもしれない。
ワクワクしながらマウスカーソルを色相調整のバーに置き・・・。

夢中って何だろう。
”夢の中”って書くのか。
ああ、そうだ。
覚めちゃいけないものなんだ。夢を追わなくなったら終わりだ。

・・・なんだ。

 

今の私の事じゃないか。

 

 

スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

 




[ Category:Canon | 掲載日時:24年07月01日 10時30分 ]

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【Canon】待ってました!Canon夏のキャッシュバック〜作ろう思い出キャンペーン〜

【Canon】待ってました!Canon夏のキャッシュバック〜作ろう思い出キャンペーン〜

全国的に梅雨入りが発表されました。じっとりとした暑さに、夏が目前であることを感じさせられます。平年より早く梅雨明けが予想される2024年、夏。嬉しい知らせはもうひとつ、Canonから夏のキャッシュバック〜作ろう思い出キャンペーン〜が開催されました。あの人気フルサイズミラーレスカメラや、赤いラインのLuxuryなレンズ達、ポケットサイズのスタイリッシュVlogカメラまで、豪華ラインナップがお得に買えるチャンスです。さっそくではございますが、見るだけで気分も晴れる今回のキャッシュバック対象商品を、作例と共にご紹介させていただきます。

↓  対象商品一覧はこちらから  ↓

 

EOS R6 Mark II RF24-105mm F4Lレンズキット(キャッシュバック¥40,000)

EOS Rシリーズの人気No.1フルサイズと言っても過言ではないのが、「EOS R6 Mark II 」。キットレンズ「RF24-105mm F4L IS USM」との組み合わせをご紹介いたします。
Canonの色鮮やかで優しい発色がダイレクトに感じられるだけでなく、さらなる高画質と質感や立体感の表現力も向上されているこちらの組み合わせ。標準ズームレンズはシーンを選ばず活躍してくれるので、絶対の安心感を与えてくれます。本機には優れた被写体検出性能とトラッキング性能も搭載されているので、オリンピックイヤーの2024年にぴったりの一台です。

EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット(キャッシュバック¥30,000)

軽くてフルサイズで高性能なAFを楽しみたい、、、そんなあなたにおすすめしたいカメラが「EOS R8」。今までのEOS Rシリーズでは叶わなかった思いが、この一台で解決されます。
良いとこどりな本機のキットレンズが「 RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM」。風景や建造物、室内撮影も日常のスナップにも活躍してくれる本レンズがキットレンズに選ばれた最大の理由は、驚きの携帯性です。小型軽量の設計に加えて、沈胴構造を採用することによってコンパクトさに磨きがかかっています。高性能フルサイズにも‘‘軽くてコンパクト‘‘な時代が到来しています。

EOS R10 + RF28mm F2.8 STM(キャッシュバック¥8,000+¥5,000)

人気爆発中のこだわりのファーストカメラ、「EOS R10」。本機はAPS-Cサイズのセンサーが搭載された、優しい操作性とカスタマイズの楽しさが融合された遊び心をくすぐる一台になっています。2種類のレンズキットもございますが、今回組み合わせたレンズは「 RF28mm F2.8 STM」。35mm判換算で約45mmの焦点距離になるので、スナップ撮影に最適なコンビネーションです。単焦点レンズ特有のボケをゆっくりとMFで堪能しつつ、不意の電車や野良猫などの動きものには優れたAFとメカシャッターで、、、触れば触るほど欲しくなってしまうカメラです。

EOS R50 ダブルズームキット ブラック(キャッシュバック¥10,000)

EOS Rシリーズで唯一、2色が展開されている「EOS R50」。定番のブラックと、シンプルで美しいホワイト。人気の秘密は外観だけでなく充実したオートモードや、普段使いのカバンにすっぽりと収まるサイズ感にもあります。作例は「 RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」と組み合わせていて、ボディと併せても約650gと衝撃の軽さ。ムクドリのかわいい姿も離れた場所から簡単に、邪魔することなく撮らえることができます。一枚の写真から複数枚の雰囲気を提案してくれる「クリエイティブブラケット」は、いつもの写真から飛び切りお気に入りの一枚に出会えるチャンスを与えてくれるおすすめ機能です。


EOS R100 RF-S18-45 IS STMレンズキット(キャッシュバック¥5,000)

EOS RシリーズのSimple is the best「EOS R100」。最も軽く最も簡単に直感的に撮影を楽しむことができる本機は、あえて固定式の背面モニターが採用されています。ファインダーをのぞく楽しさを再確認させてくれる構造は、お財布に優しいコストパフォーマンスも提供してくれていて、カメラ2台持ちも難しい夢ではありません。装着するレンズは「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」。こちらも非常にコンパクトながら、画面四隅まで繊細な描写を楽しむことができ、EOS Rシリーズのフルサイズ機に装着することもできます。装着した場合は自動的にクロップされるので有効画素数は少なくなってしましますが、高画素機では問題なく本レンズをお楽しみいただくことができます。

 

PowerShot V10(キャッシュバック¥5,000)

“ポケットサイズVlogカメラ”と称して登場した「PowerShot V10」。手のひらサイズの本機は、専用アプリ「Camera Connect」をスマートフォンにダウンロード・使用することで、手軽にライブ配信が行える優れものです。スマートフォンとの無線通信もスムーズなので、写真の取り込み・スマートフォンをリモコン替わりとして操作することもできます。コンパクトで丸みを帯びた本機にはスタンドが内蔵されています。三脚や何かに立て掛けなくとも、本体1つで撮りたい場所から置き撮りが可能です。筆者は実際に「PowerShot V10」と旅行をしましたが、この内蔵スタンドがあることで、自撮りも他撮りも手軽に楽しむことができました。USB Type Cでの充電・給電も推しポイントの1つではないでしょうか。

PowerShot ZOOM(キャッシュバック¥3,000)

こちらも驚きのコンパクトさが売りの”撮れる、望遠鏡”「PowerShot ZOOM」。その名の通り望遠に特化した本機はスポーツ観戦や野鳥観察など、今まで遠くに感じていた見たいものにグッと近づくことができるカメラです。3つの焦点距離(100mm/400mm/デジタルズーム約800mm)を切り替える「瞬間ステップズーム」を備えることで、ボタン一つでのズームの切り替えを可能にしました。握りやすいグリップ形状は片手で操作が完結するように考えられているので、撮影者の動きの自由度がとても高く、小さなお子様にもおすすめのカメラになっています。遠くの飛行機をここまではっきりと観ることができるので、運動会や動物園など幅広いシーンで活躍させたいカメラです。

SELPHY CP1500(キャッシュバック¥2,000)

前回の春のキャッシュバックキャンペーンでは同時購入でお得だった、多機能ミニフォトプリンター「SELPHY CP1500」。(キャッシュバック¥2,000)
Wi-Fiで簡単にプリントができ、選べる5種類の用紙や豊富なレイアウトで、すぐにデジタルデータをカタチにできます。こちらも是非チェックしてみてください。

今回ご紹介致しましたカメラとレンズは全てキャッシュバック対象商品となっております!欲しかったあのレンズやお買い替えでカメラのグレードアップ、カメラはじめにコンパクトでお得なレンズキットなどなど、たくさんのニーズに応えてくれるお得なこの機会に是非Canonをご検討ください。キャッシュバックは10月中旬以降、銀行振込・セブン銀行ATM受取・au PAYによって順次お受け取りが開始されます。ご応募で必ず返ってくる金額でカメラアクセサリーや単焦点レンズを購入するのも、1つの選択肢ではないでしょうか!

マップカメラの新品はネット購入がお得!対象商品には「マップカメラ2年保証」がついてきます。

[ Category:Canon | 掲載日時:24年06月30日 15時15分 ]

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【Light lens lab】そう来たか! の周リジッドSP2

【Light lens lab】そう来たか! の周リジッドSP2

中国のレンズメーカー「ライトレンズラボ」は、2021年ライカの「ズミクロン M35mm F2 1st」通称「8枚玉」をガラス硝材に至るまで徹底的に研究し再現。「周八枚」として世に出し、一躍注目を浴びるメーカーとなりました。
2022年には同じくライカの軍用モデルカメラ『KE-7A』へ供給された希少な50mm F2レンズ「エルカン」を復刻。「周エルカン」と呼ばれ、こちらも話題となりました。
最近でも、世界で初めて非球面レンズを採用した「ノクティルックス M50mm F1.2」を再現した「周ノクチ」を発売するなど、その動向から目が離せないメーカーです。

今回ご紹介するのは、「周ノクチ」と同時期に発売された「M 50mm F2 Rigid-SPII (周リジッドSP2)」。
その外観を見れば一目でわかると思います。そう、「ズミクロン M50mm F2 固定鏡筒 後期」のフォルムが忠実に再現されています。


無限遠ストッパーもご覧の通り。

当たり前ですが、レンズ正面の銘板は異なります。でも、フィルターやフードを付けてしまうと目立たないかと。
また、鏡筒には「中國製」の刻印が施されているのですが、ボディに装着すると下部にくるので、これもぱっと見では分かりません。

オリジナルの「ズミクロン M50mm F2 固定鏡筒 後期」は何度も手にしていますが、ボディに装着されたものを少し離れてみた時に、すぐに判別がつくか、正直自信がありません。
さらに言えば、ヘリコイドの回転や絞りリングのクリック感も、オリジナルとの違いは感じられませんでした。
恐るべし、Light lens lab…

と、ここで一つ大きな違いを見つけました。
なんと、最短撮影距離70cm!

いつもオリジナルの最短撮影距離1mに何かと苦労していた身としては、これはうれしい違い。すごいぞ、Light lens Lab!

さらに微に入り見ていけば、シルバークロームの色味がオリジナルより白っぽく感じられます。これは最近のライカのシルバーと同じ色味。
M3やM4等オールドライカのボディやレンズをお持ちの方ならお分かりになるかと思いますが、昔のシルバーの方が少しくすんだ色味なのに対し、デジタルライカを始めとする最近のシルバーはより白っぽく明るいものになっています。
新旧を並べた時に感じられるような僅かな違いですが、それでもオールドレンズを現行シルバーボディに装着した時、若干の違和感を感じる方は少なくないようです。

今回の「M 50mm F2 Rigid-SPII (周リジッドSP2)」は現行ボディにマッチする色味。
まさに現代ライカのためのレンズ。あえて意図して製作されたのだとしたら、やるな、Light lens lab!

と、ここまではレンズ外観のお話。
レンズ自体を見ていくと…

レンズ構成・光学性能等は、オリジナルの「ズミクロン M50mm F2 固定鏡筒 後期」の復元ではありません。
1940年代にハリウッドなどの映画スタジオで活躍した、クック製「Speed Panchro Series II 50mm F2」というシネマレンズの描写性能を再現したものです。
実はこのシネマレンズの復刻は、昨年「M 50mm F2 SPII」として既に登場しています。そちらはクラシカルなシングルコーティングでしたが、今回のものにはマルチコーティングが施されています。

せっかくなら、オリジナル「ズミクロン M50mm F2 固定鏡筒 後期」の光学性能を復元してくれればいいのに… どうした、Light lens lab?

…と、言いたいところですが、よく考えてみましょう。
これまで復元された「8枚玉」や「エルカン」「非球面ノクチ」のオリジナルは、とても希少性の高いレンズ。特に後者2つは現在数百万という値がついています。
それに比べ、「ズミクロン M50mm F2 固定鏡筒 後期」は最近数が少なくなったとはいえ、そこまで希少なものではありません。
その光学性能を再現するために多額の費用をかけても、果たして採算が取れるか。
また「ズミクロン M50mm F2」の写りは、当時こそ驚異的な解像力を誇りましたが、現在のレンズ性能には比べるべくもなく、前述3レンズほど特色を出しにくいところがあります。
ならば、その特徴的な外観により個性的な描写のレンズを組み込むことで、新しいレンズを作り出してみようという試みもまた一興。
なによりあの固定鏡筒の精緻で美しいフォルムを現行レンズとして気軽に楽しめることに感謝したいところです。ありがとう、Light lens lab!

・・・

では、この「M 50mm F2 Rigid-SPII (周リジッドSP2)」をM11-Pに装着して、いざ撮影に。
今回、梅雨らしく天候に恵まれなかったこともあり、撮影地はさまざまです。

Leica M11-P + Light lens lab M 50mm F2 Rigid-SPII(以下、同じ。)

絞り開放で撮影。オールドレンズの復刻らしく、盛大に玉ボケが出ました。また瓦の境界線上にフリンジも。

それらの出にくい条件下では、ソフトな感じの描写に。葉の1枚1枚がフワっと浮き上がっています。

少し絞ると、ピント合焦面はエッジの効いた描写になりました。

少し広めの風景を絞り開放で撮ったところ、オールドレンズテイストのなんとも幻想的なムードに。白く靄のかかったような描写になりました。
今回フードを持っていかなかったのですが、より鮮鋭に撮りたいのであれば、フードは必携のようです。

こちらも開放、箒部の細かな重なりに滲みが見られます。


曇り空の下でしたが、草花の発色は忠実に再現されているように感じました。

最短撮影距離70cm付近で。オリジナルでは撮れない画です。

その70cmというのがどれくらいかというと、こんな感じ。
別の日、妻と入った茶店で。ちょっと後ろにのけぞりながらの撮影でした。
出来ればもう少し短い方が…
ヘリコイド付きのアダプターを介して、ミラーレス機で撮影するのも楽しいかも。

ガチガチに解像力が高いレンズと異なり、ピント合焦面はシャープながら全体に滲みが感じられ、独特の雰囲気が漂う描写に。
オリジナルの「Speed Panchro」がシネマレンズとして一世を風靡したのも頷けます。



というわけで、少し都会的な画も。

色再現は忠実に。それでいて硬すぎず、気持ちソフトに。
情緒ある景色を画にしたい時、選んで損のないレンズだと感じさせてくれました。
なにより無限遠ロックに指を掛けながらのピント合わせに、並々ならぬ懐かしさを感じながら撮影を楽しめました。



[ Category:etc. | 掲載日時:24年06月29日 17時45分 ]

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【FUJIFILM】X-T50と合わせたいおすすめ単焦点レンズ~XF16mm F2.8 R WR 編~

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ついにFUJIFILMより、コンパクトな高画素機「X-T50」が発売されました。
そんなX-T50に合わせたいおすすめの単焦点レンズを連載形式でご紹介いたします。
今回ご紹介させていただくのは、「XF16mm F2.8 R WR」です。

今回ご紹介する「FUJIFILM XF16mm F2.8 R WR 」は画角は35mm換算で24mm相当に当たるレンズです。
かなりの広角にあたるレンズと言っていいと思いますが、とてもコンパクトな形状になるので
FUJIFILMのスリムなボディにはフィットするレンズかと思います。
また、特にこの時期に心強いのは「WR」です。
Weather Resistant を表していて、レンズにシーリングを施し、埃や水滴に進入を抑制したレンズです。
少々の雨や埃の多い環境でも安心して使うことができると紹介されています。

今回、訪れたのは「宗吾霊堂」、正式名称は「鳴鐘山東勝寺」といいます。
ちなみに初詣で有名な「成田山新勝寺」は「東勝寺」より新しい寺なので名づけられているそうです。

千葉県民ならば歴史の授業で習うであろう「義民 佐倉宗吾伝」
古くは、てまり歌として歌われている歌詞に出てくる「佐倉の宗五郎」で有名な古刹です。
「佐倉」とうたわれているのですが、実は成田市にあったりします。
当時の佐倉藩に属していたことによります。

こちらの宗吾霊堂大本堂裏手には、7,000株を数える広大なあじさい園があり、「宗吾霊堂紫陽花まつり」が開催されていたので
雨の中ではありますが撮影がてら足を延ばしてみました。
この時期の花々は雨が良く似合うこともあり、雨が降り続く状況でも訪れる人がいます。
私が訪れた際も、多くはないのですがアジサイを見に来ている方が複数見受けられました。

こちらのレンズは155gの小型軽量でありスナップや風景を撮影するのにはとても取り回しもよいので
思い切って近づけて撮影するのにもむいています。
開放で撮影しても精緻でありながらも柔らかく立体感のある写りが得られるかと思います。
ボケもうるさくなく、なだらかで自然な描写が得られます。
絞った状態で広めに景色を撮影してみても、精緻に引き締まるような描写が得られるので
全景をおさめるのに用いても、寄せて撮影しても良好な画質の得られるレンズといえるかと思います。

初めに撮影した山門や寺社の建物などは、広角を活かし全景をおさめることも可能ですが
建物に正対した構図の場合など、やはり多少の歪曲が目立つ面もあるので、
撮影する際の構図には注意することも必要になる画角といえるかと思います。
ただ、この超広角を活かして被写体を強調する構図を探してみることも、このレンズの面白さを引き出せると思います。

今回使用した機体は「X-T2」クラシッククロームにて撮影しております。
彩度が低くコントラストが若干高めになります。
重厚感のある雰囲気が得られるので雨の日の寺社仏閣などにもあっているかと思います。

高い解像性能と防塵・防滴構造を実現した広角レンズであり、最短撮影距離17cmとかなり近づいて撮影が可能なレンズなので
ボケの効果を出しにくい広角のレンズであっても楽しめるかと思います。

なによりコンパクトで携行性に優れ、取り回しの良いこの「XF16mm F2.8 R WR 」は
フジフィルムのコンパクトなボディの「X-T50」には最適のレンズの一つとしてお勧めしてよいかと思います。
ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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今回は、「FUJIFILM XF16mm F2.8 R WR 」をご紹介いたしました。
次回もお楽しみに。

↓X-T50はこちらから↓

 

↓使用機材はこちらから↓

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年06月29日 17時00分 ]

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【SONY】高画素機デビューに最適なカメラα7RIII

【SONY】高画素機デビューに最適なカメラα7RIII

今回紹介させていただくのはSONY α7RIII ボディ ILCE-7RM3です。
合わせて使用したレンズはSONY FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM
α7RIIIは2017年11月25日に発売され、高画素機にあたり所謂上位機種と呼ばれるモデルとなります。
作例をご覧いただきながら改めて本機種について少し触れていこうかと思います。


本機種は後継機種に比べて画素数が抑えられているのでデータの容量が抑えられる点がメリットになると感じました。
トリミング、画像を引き伸ばして使用する機会が無い方には丁度いいのではないでしょうか。


とはいえ、約4240万画素あるのとローパスフィルターレス仕様なので高画素機ならではの精細さを味わうことが出来ます。よく映るとはこういう事かと。実際に使用してみるとより体感できます。


また、リアルタイム瞳AFを搭載しその機能は一部の動物にも対応しているためペットや野生動物の瞳も高速・高精度に検出し、追随可能となっています。ポートレートの撮影でも役に立ちました。
※ 動画撮影中は、瞳AFは使用できません。


今中古の価格帯では20万円を切っており以前より手軽に高画素機でカメラを始められます。APS-Cクロップをしても画質劣化が少なくもう少し遠くを撮影したい際にも助けになります。(約1800万画素ほどありますので十分であると言えます。)
高画素機デビューに相応しいカメラでありこの先も活躍してくれること間違いありません。

「新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!」

中古はこちらからどうぞ。

[ Category:SONY | 掲載日時:24年06月28日 18時15分 ]

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【Panasonic】S9によく似合うおすすめ軽量レンズ「SIGMA Contemporary 90mm F2.8 DG DN」

【Panasonic】S9によく似合うおすすめ軽量レンズ「SIGMA Contemporary 90mm F2.8 DG DN」

6月20日(木)にパナソニックから発売された話題の新製品、LUMIX Sシリーズ初のフラットデザインのフルサイズミラーレス一眼「DC-S9」。
小型・軽量ボディで重量は約486g (本体、バッテリー、SDメモリーカード含む)とSシリーズとして最軽量。

「いつもこのカメラと一緒に出かけたくなる」

そんな気持ちにさせてくれる、どこにでも連れ出せるコンパクトボディが魅力的なカメラです。
S9の各種キットとして展開されている、標準ズームレンズキットの「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」や高倍率ズームレンズキットの「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.」の他にも、Lマウントアライアンス各社からさまざまな種類のレンズが展開されております。

そこで今回はコンパクトボディの「S9」によく似合うおすすめの軽量レンズを作例とともにご紹介してまいります!

今回ご紹介する軽量レンズは「SIGMA Contemporary 90mm F2.8 DG DN」です。最大径 Φ64mm x 59.7mm、重さが295gと小型軽量の単焦点レンズです。サイズはもちろんですが、使いやすい焦点距離という点でもとても魅力的なレンズです。今回はLUMIX DC-S5につけていろいろと撮影してみました。

川沿いの公園にやってきました。春は多くの人が訪れる桜並木です。望遠寄りの焦点距離のレンズで風景的な写真を撮るときの、木々で画面全体が埋まるような切り取り方が好きです。緑色がとてもきれいです。草や葉がふさふさしていて、その解像度の高さに驚かされます。

花やそれらの茎、葉が密集しているところにもフォーカスしてみました。シャープネスの強さとその前後のボケが上手くミックスされたような1枚。なにかふんわりとした模様のようにも見えて、写真ならではの面白さをも感じます。

あじさいはとても写真映えする花なので撮影していてとても楽しいです。今回も気づいたら似たような写真を何枚も撮っていました。

川岸をぼーっと眺めていたらカワウが飛んでくる場面に遭遇しました。普段、野鳥を撮るときは超望遠レンズを使用するので、もっと被写体そのものを強調する撮り方になります。今回のレンズを使ってスナップ感覚でこの距離感で撮ると、季節感のある風景写真のようになります。私には少し新鮮な気分にさせてくれる1枚です。

それにしてもこのレンズ、撮影中いろんな場面でその描写性能の高さを感じました。とても快適な撮影時間を過ごせたと思います。

 
SIGMAのフルサイズミラーレスカメラ対応のIシリーズは現在、全て単焦点でトータル9本からなる大人気のレンズラインナップです。軽量コンパクトで洗練されたデザインから画質面の良さまで追及されたつくりが特徴です。ですから小型のフルサイズミラーレスカメラLUMIX S9の外観のデザインにも十分フィットすると思います。
今回ご紹介したSIGMA Contemporary 90mm F2.8 DG DNは狭すぎず、広すぎないその画角は、撮影道具としても使いやすく、しかも高画質を得られるので撮っていて楽しい、とても優秀なレンズだと思います。
このレンズをLUMIX S9 に装着して撮影に出るのが今から楽しみです。

マップカメラならネット限定2年保証で安心! ぜひお求めください。

中古商品はこちらからご覧ください。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

[ Category:Panasonic SIGMA | 掲載日時:24年06月27日 19時11分 ]

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【AstrHori】 28mm F13 Macro 2:1 ペリスコープレンズと共にマクロの世界へ

【AstrHori】 28mm F13 Macro 2:1 ペリスコープレンズと共にマクロの世界へ


「AstrHori 28mm F13 Macro 2:1 ペリスコープレンズ」を初めて見た時はまず、その形状に驚きました。
こちらはメインユニットとペリスコープの2分割構造を採用し、レンズを組み立てることで一本のレンズとなります。

まず、このレンズはブラックのアタッシュケースに収められています。
レンズのサイズが長いため、カメラバッグでは持ち運びは困難になるためアタッシュケースで安心に持ち運べるのは嬉しく感じます。
また、自分の中の子ども心がくすぐられてアタッシュケース片手に撮影に出かけていくのは我ながらかっこよくわくわくしました。
ケースの中には、レンズが収まる長いレンズポーチも収納されていました。そのため、他のカメラバッグ等に入れる際も安心してレンズの保護を行い持ち運ぶことが出来ます。


レンズキットにはΦ29mm×460mmとΦ23mm×452mmの2つのレンズが付属しています。
それぞれ、レンズ部が90度直角になっている形のレンズ(90°レンズモジュール)とスタンダードのまっすぐな円柱型のレンズ(ダイレクトモジュール)です。
レンズの周りにはLED電気もついているため、F13では暗くなってしまうことが多いですがどんな撮影状況でも適正露出で撮影することが可能です。


カメラに装着した場合はこのようなサイズ感となります。
一般的な他のマクロレンズなどと比べるとどうしても全長は長くなっていますが、絞りやフィーカスがメインユニット側に装備されているためF値の調整やフォーカスを行う際にやりにくい、と感じることはありませんでした。
さらに、ペリスコープ部には先端25cmまで完全防水の防水機能も備えています。ユニークな長い円柱型のレンズは「昆虫の視点から世界を捉える」ための形状ですが、水中でも安心してレンズを入れて撮影できるため昆虫の世界だけでなく水生生物の世界もこのレンズで覗くことが出来てしまいます。


ペリスコープを装着しなくても、メインユニットのみでも90mmF13のマクロレンズとして撮影を楽しめます。
メインユニットのみで、「SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS」と大きさを比較してみました。長さはほとんど同等の様です。
AstrHori 28mm F13 Macro 2:1 ペリスコープレンズはMFレンズですが、フォーカスリングが比較してみると凸凹が大きくなっており歯車のような形をしているため、ファインダーや背面液晶を確認しながら感覚的にスムーズなピント合わせが可能でした。


ここからは、作例写真をご覧いただきます。
まず、ダイレクトモジュールを装着し見ごろを迎えていた紫陽花の撮影をしました。
この日は日中撮影ということもありLEDライトは点灯せず手持ち撮影で挑戦しました。
紫陽花のおしべにピントを合わせてみました。
マクロで拡大した紫陽花は、まるで桜の花のようだと感じました。
おしべ表面の少しブツブツしているような細部までしっかりと描写出来ており描写力は申し分ないように感じました。


細長いダイレクトモジュールの形を活かした写真を撮ろうと周りを見回します。
細く長く伸びたレンズのメリットは、やはり通常のレンズでは手の届かない生い茂った草木の間や、虫たちが普段歩いている土の上などを同じ視線で撮影することが容易である、という点だと思います。
そこで、紫陽花から視線を下に。生い茂る紫陽花の養分の源である土の表面をなぞるようにレンズを入れてみました。

いつもの上から見ると何の変哲もない通常の石だと思っていましたが草木の間を縫って真正面にレンズを向けると、鼻の穴のような2つの凹みがあることが分かりました。
穴の部分にピントを合わせてみます。私が蟻だったらこの凹みで毎日昼寝をすると思います。
このようなアングルでの写真はファインダーでの撮影は困難なため、バリアングル液晶を90度上に向けてしっかりピント合わせを行いました。


こちらはドクダミの花ですが、近くに寄ってみるとサボテンのように見えます。
いつもの視線で見ているドクダミの花の真ん中の部分はもっとぎゅっと密集していて硬いように感じられていましたが、2倍マクロでじっくり寄ってみるとふわふわと柔らかそうでした。マクロ撮影を行ったからこそ分かった面白い発見でした。

ドクダミは一本だけ咲いていたのではなく背景にもたくさんのドクダミの花が咲いていました。
ピントを合わせた花以外はしっかりとボケてくれました。
ボケはぐるぐるもせず素直なボケです。最小絞りがF13ということもありますが周辺減光もなく、使いやすいレンズです。
癖のあるボケや描写は個人的にはとても好きで、風景写真やスナップ撮影では味のある描写になるため嬉しいと思うことが多いです。
しかし、マクロレンズでは植物や小動物、装飾品の細かい部分をしっかり撮影することが求められます。
それは、趣味だけではなく仕事や観察等で撮影されることも多いように感じます。
そのため、この癖のない実直な描写は嬉しく思い、幅広い使用用途で活躍してくれるように感じました。


90°レンズモジュールは、ダイレクトモジュールと同様狭い隙間や手の届かない場所に入っていき正面ではなく上からみた写真を撮影する事が可能です。
花の中にあるおしべやめしべなどを撮影したい場合に活躍してくれそうです。
今回は、本の文章を撮影してみました。
レンズが90°直角になっている関係で撮影すると鏡文字のように左右反転の画像が撮影されます。
そのため、こちらの写真など文字を写した写真に関しては撮影後左右反転の編集を行っています。

撮影した本は洋書の古本だったため紙質が少しゴワゴワしていました。
90°モジュールでもダイレクトモジュール同様、紙が毛羽立っているような質感まではっきり描写出来ています。




今回使用したAstrHori 28mm F13 Macro 2:1 ペリスコープレンズは2倍マクロレンズです。
つまり、センサー上に写った2倍の大きさでマクロ撮影が出来るということです。
こちらの3枚の写真はそれぞれ同じ位置からカメラを構えて、最短撮影距離約50cm、等倍マクロ、2倍マクロで撮影したものです。
最短撮影距離での撮影ではバラの花だけではなく葉や茎も写り込んでいますが、等倍マクロでは花全体のみ、2倍マクロではより花の中心部にフォーカスして撮影をすることが可能です。
より中心部にフォーカスすることで花びらが右回りで花開いていくことが分かりました。また、葉脈のようなものは葉だけでなく花びらにも存在していることも分かりました。
また、色味もピンクのバラが自然な色合いで赤や青など何かの色が際立って強く出ていることはありませんでした。


このレンズを使用していて、一番便利だなと思ったことは写真のようなLEDライト電源スイッチが付属していることです。
実際に写真を撮ってみてLEDライトをつけてみたけれども不要だと思った時はスイッチ一つですぐに消灯可能です。
またスイッチの上下についている+と-で10段階明かりの調整も可能です。
撮影環境に応じて光量調整できることはとても便利だと感じました。


ライトを点灯させるためには、写真のようにレンズ脇にあるUSB-C端子を接続することで可能です。
コンセントなどに接続するのではなく、お手持ちのモバイルバッテリーなどをご用意いただく必要があります。
写真は最大光量で点灯させたものです。かなり明るいことが分かりますので、鬱蒼とした森などの撮影も可能ではないかと思います。



ライトを点灯させないで撮影したものと、点灯して撮影した写真です。
やはり、点灯させなかった場合ではレンズ自身の影が出来てしまうことで一部が暗くなってしまいます。
隅々まではっきりと見渡すにはLEDライトの点灯をおすすめします。

・・・


普段見ている視界ではなく、地面を歩く虫や小さな生き物と同じ視界で。
細長い形状に最初は驚きましたが、使用していくうちにそれは、普段は見ることの出来ない世界をのぞき見ることの出来る喜びと驚きに変わっていきました。
描写もボケも素直によく写る。AstrHori 28mm F13 Macro 2:1 ペリスコープレンズと共に、見たことのない世界へ。

▼マウントは6種類ございます!▼



▼今回使用したカメラはコチラ!▼



[ Category:etc. SONY | 掲載日時:24年06月27日 17時00分 ]

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【SONY】Light&Smallなレンズをお供に【FE 40mm F2.5G】

【SONY】Light&Smallなレンズをお供に【FE 40mm F2.5G】

日々の記録や風景をおさめたい
旅行の思い出を残したい
でもスマートフォンじゃ味気ない

そんな方にお勧めしたいのが軽量で小型なレンズ
ミラーレス機の登場でカメラは格段に持ち運びしやすくなりました
今回紹介するのは、
SONYのFE 40mm F2.5G
重さ173g
長さ45mm
人の視野角に近い画角の単焦点レンズです。

単焦点の標準レンズと聞くと35mmや50mmを思い浮かべます。
それぞれ長所と短所があり、好みが分かれる焦点距離ですが、
40mmはその間をとったような焦点距離です。
個人的な感想にはなってしまいますが、
スナップショットを楽しむのに丁度良い画角に感じました。



絞りリングはローレット加工された幅が狭めの操作部分があり、
ファインダーを覗きながらでも触るだけで絞りリングの位置がわかります。
また、この絞りリングは気持ちの良いクリック動作と、動画向けのスムーズ動作を切り替えできます。
今回は写真の撮影だったこともあり、私はクリック動作有の状態で使用しました。
気持ちの良いクリック感がたまりません。

 


最短撮影距離は28cm
被写体に非常に寄れるのは助かります。

 

いかがでしたでしょうか
首から、肩からぶら下げるのもよし
バックに気軽に入れておくのもよし
あなたの日常にカメラを加えてみてはいかがでしょうか

 

▼今回使用した機材はコチラ!▼
▼新品はインターネットからのお買い物で安心の2年保証付き!▼




[ Category:SONY | 掲載日時:24年06月26日 17時00分 ]

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【SONY】Eマウント用レンズ比較!50mmF2~F2.5編

【SONY】Eマウント用レンズ比較!50mmF2~F2.5編

皆様、レンズ選びでお困りなことはございませんか?

私も日々、レンズ選びに悩んでおります。
僭越ながら同じ画角にお悩みの皆様に、よくご質問をいただくレンズを純正やサードパーティ問わず比較しながらご紹介させていただきます。

今回はタイトルに書かせていただいた通り・・・

・SONY FE 50mm F2.5 G  2021/04/23発売
・SIGMA Contemporary 50mm F2 DG DN  2023/04/21発売
・Voigtlander  APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical  2019/12/12発売

を比較しながらご紹介させていただきます。

上記三本のレンズは人気の高い3メーカーが、光学性能、収差補正、素材にアルミニウムなどの金属を使用するなど質感にもこだわった標準画角のレンズです。

上記3本のレンズの比較を ①外観 ②ボケ比較・逆光耐性比較 色収差比較 ④開放描写力比較 の4つに絞りご紹介させていただきます!

 

①外観や重さの比較

まずは外観を比較していきます。

全てのレンズに絞りリングがあり、直感的操作が可能となっています。

一目でわかる通り、サイズが一番小さく軽いのはSONYのFE50mm F2.5 Gです。重量も他2本のほぼ半分で、スナップ用で使うレンズとしてはたいへん重宝します。
カメラにつけてもコンパクトなのでサイズ感では圧勝の軽量モデルとなります。
更にFE50mm F2.5 Gは、フォーカスホールドボタンがレンズの鏡胴部にあります。初期設定ではフォーカスホールド機能が割り当てられており被写体にピントを合わせたあと、好きな構図にするためカメラを動かしてもピントが動きません。
ここのボタンはカスタムボタンになっているため、 他のカスタムボタン同様にユーザーが任意で割り当てを決めることが出来ます。  単焦点レンズなので、私はAPS-Cクロップモードを割り当てて使うのが好きです。

Voigtlander  APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalはマニュアルレンズなだけあってクラシカルな見た目をしていて、見た目にもこだわりのある方の人気が高いです。
やはり距離指標がレンズについていると、テンションが上がってしまします。カメラを使う楽しさを感じずにはいられません。

②ボケ比較・逆光耐性比較

玉ボケと逆光時のフレアがわかりやすい撮影をしてみました。

パッと全体を比べてみるとSONY FE50mm F2.5 Gのコントラストの表現力の高さに驚かされます。フレアも全く出ておらず、Gレンズのコーティングの素晴らしさを感じました。

SIGMA Contemporary 50mm F2 DG DNやVoigtlander  APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalは最小絞りがF2なので、玉ボケも大きくより柔らかな仕上がりになっています。
SIGMAは大きく柔らかいボケと繊細な描写を両立しているのが分かります。よく見ると若干のフレアが発生していますが全く気になりません。

Voigtlander  APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalでははっきりとフレアが発生しています。フレアが加わることによりボケだけではなく温かみも加わり、個性的な雰囲気を楽しめるような気がします。

 

③色収差比較

色収差の出やすい太陽光が強く反射している鉄の手すりを撮影してみました。やはり3本とも各収差を補正する強みを持ったレンズだけあり、3本とも全く出ていません。
先ほど見ていただいた、ボケ比較・逆光耐性比較の比較画像でもわかる通り、どんな環境であっても収差を抑えてくれることが証明できました。

手すりの傷感もはっきていてり写っていてシャープネスもGOODです!

 

④最短撮影比較

意図的に最短で撮影するときはマニュアルフォーカスを使用する場合が多いと思いましたので、今回はすべてのレンズをマニュアルフォーカスモードで撮影をしております。

SONY FE50mm F2.5 Gは、マニュアルフォーカス時に約31mmまで近づけることが出来ます。
少し狭い室内でのポートレートやテーブルフォト、食事シーンのポートレートで大活躍間違いなしです。
SIGMA Contemporary 50mm F2 DG DNとVoigtlander  APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalは約45cmとなっています。

この写真を見て感じましたが、フォクトレンダーのボケが驚くほど綺麗です。被写体がしっかりと浮かび上がり上がり、背景の葉はじんわりと消えていくようにボケています。

拡大してみました。すべて花のおしべにピントが来るように撮影してあります。開放での接写でしたが問題なくはっきり写っています。

 

⑤解像度比較

最後に解像度比較です。
ピントを左のバラに合わせて撮影してみました。まずは開放時から見ていきましょう。

絞り開放

正直どのレンズの写真も綺麗に映っており、大きな違いはありませんでした。画面全域で高解像となっており、写りが甘くなりがちな隅でも、葉の脈までしっかりと描写されています。

↓絞りF8

描写比較について書かせていただきましたが、玉ボケについても少し触れさせていただきます。
絞り羽根の枚数が多いVoigtlander  APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalはやはり絞っても綺麗な丸ボケを維持しています。
SIGMA Contemporary 50mm F2 DG DNも環境下によって違いは出ると思いますが、9枚でも負けず劣らずな綺麗なボケです。

 

まとめ

SONYは開放時のボケの形がきれいで、逆光耐性も驚くほど抜群です。さらに絞りリングのクリック感の有無や、AFとMFの切り替えができるスイッチ。カスタムボタンがレンズにあり、ユーザーならではのカスタマイズができます。さらには174gの軽量サイズで、常用レンズとして右に出るものはいないのではないでしょうか。

SIGMA Contemporary 50mm F2 DG DNは絶対的な信頼性があり、描写も収差の補正も素晴らしく安定感がありました。玉ボケが柔らかいのでポートレートにもおすすめです。写りに全く癖がないので、現像される方もかなり使いやすいのではないかと思いました。

Voigtlander  APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalは、被写体の立体感、柔らかなボケ、作品に個性を感じさせるフレア。 目の前の被写体にしっかり向き合う時間そのものを楽しめるレンズだと感じました。クラシカルでいて、描写にも一切妥協しない。そんな撮影を楽しみたい方にお勧めです。




[ Category:etc. SIGMA SONY | 掲載日時:24年06月25日 17時35分 ]

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【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z MC 50mm F2.8編 ~

【Nikon】Z6シリーズを再考する~ Z MC 50mm F2.8編 ~

Nikonから待望の新製品「Z6lll」が発表されました。
ニコンZシリーズのフラッグシップモデル「ニコン Z9」、「ニコン Z8」と同等の高い性能や操作性を継承しながら、世界初の部分積層型 CMOS センサーの採用など、独自の最新機能を搭載した期待の新製品。

そこで本連載ではZ6IIIの旧モデル「Z6」その後継機種「Z6ll」の魅力を再確認するとともに、オススメのレンズも紹介してまいります。
Nikonフロアスタッフが選ぶ、おすすめレンズ第2弾はNIKKOR Z MC 50mm F2.8 になります。

6月の風物詩である紫陽花が様々な場所で咲き始めてきたころのことです。この日は天候にも恵まれ、青空の下で紫陽花をみることができました。
この日の組み合わせは、Z6IIとNIKKOR Z MC 50mm F2.8です。
NIKKOR Z MC 50mm F2.8はS-Lineのレンズではないものの、高い描写力が得られるマイクロレンズです。
花びらの中心からの絶妙なグラデーションがしっかりと再現されています。

もちろん焦点距離が50mmなのでスナップにも使いやすいところもおすすめポイントです。

逆光耐性にも配慮しているレンズ設計になっているため、ゴーストやフレアが気になることはありませんでした。木漏れ日の玉ボケも癖がなく、素直な写りをしています。

Z6IIは初代Z6と見た目の変化はありませんが、暗いシーンのAFに効果的な低輝度性能が向上しているのと、画像処理エンジン「EXPEED 6」を2基搭載し連写性能も向上しています。
また、ダブルスロットになりSDカードも入るようになったので目的に応じて使い分けることも可能です。

ランチに入ったカフェでのテーブルフォト。
最短撮影距離が短いことにより、席に座ったままでも撮影が可能です。

スコーンが有名とのことで、デザートに注文してみました。ほろっとした食感でとても食べ応えがありました。
室内撮影なので、ISOを上げての撮影でしたがノイズが乗ることなく綺麗に撮れています。

新機種が次々と登場していますが、その一方でお買い得感の強い機種となりました。
スナップから風景まであらゆる場面に広く対応できるミラーレス一眼カメラ「Z6II」、是非一度手に取ってお試しください。

▼Nikon Z6IIIのご予約はこちら▼

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年06月25日 17時00分 ]

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【etc.】”もう一つの復刻ノクチ” Light Lens Lab M NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.を考える

【etc.】”もう一つの復刻ノクチ” Light Lens Lab M NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.を考える

Noctilux M50mm F1.2といえば世界初の非球面使用レンズとして発売され、
現在では希少な為なかなか手が出せない値段になりました。
Leicaでも復刻レンズとして同レンズのブラックアルマイト版が販売されています。
しかしお値段は復刻でも100万を超えてしまう訳で、なかなか考えてしまうもの。

今回新たに発売された「もう一つのNoctilux」、Light Lens LabのM NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.は
同社のレンズとしては高価ながらもノクチ50mm F1.2と思えば破格の内容で発売されました。
所謂「周八枚」や「周エルカン」等のシリーズの最新作。通称「周ノクチ」と呼ばれるものです。
使用した感想は非常に使いやすいレンズ。開放もクセはあれど描写の味と実用性を上手く両立しています。

開放、ほぼ最短撮影距離での撮影です。
滲み具合やボケのクセっぽさは良く出ており、ピント部分はしっかりと写っています。

こちらも開放です。周辺減光の大きさや落ち着いた描写です。
大口径レンズは非常に光の状況によって露出もかなりバラつく事があり、露出補正で上手く制御します。
特に滲み等も目立たず硬すぎず柔らかすぎない絶妙な描写。筆者としてはこの位の写りが非常に好みです。

少し絞って見ると現代的な写り。このレンズはやはり開放から半段絞り位で使っていきたいものです。
M11と使用していたのでコントラストがもう少し高くなると思っていましたがやや落ち着いた色調。
非常に使いやすく、コレ1本で様々な表情が楽しめます。

作られたのは現代であっても、設計は1966年のものを再現している事から周辺の収差等はかなりのもの。
オールドレンズっぽさがしっかりと出ており、若干渦を巻くようなボケが特に示しています。

 

少し距離を離して撮影すると描写もかなり安定するので3-10m辺りで撮影してみると、
使っていて違和感を感じずF1.2という開放値ながらもピントが掴みやすく苦労する場面は殆どありませんでした。

日本でスナップをしているはずが、何だか異国情緒があります。
初夏の湿度の高い雰囲気がなんとなく伝わってくる1枚。風情のある写りで夏休み等にもこのレンズを
積極的に使っていきたい気持ちになっていきます。

一番撮影した中で綺麗だと思ったのはこの写真。
周辺減光の落ち具合やハイライトがはっきりと明るくない描写に品の良さを感じます。
実は開放での撮影、思い切り拡大するとフリンジや滲みも見られるのですが総合的に見て
非常に良く纏まっています。

F1.2という明るさだから撮影できる1枚。
周りの情報を落として絞りたい対象を浮き上がらせるのは大口径レンズのメリット。
但し看板の白い部分にパープルフリンジが発生しています。光源の強さや対象の明るさ等で発生しやすく、
モノクロームで使用するというのも潔い選択です。

夜間に撮影すると街灯の光源にはほぼ確実にパープルフリンジが発生…
ここはレンズの特性上致し方ないところ。強い光源をできるだけ構図から外して使うのがこのレンズを
快適に使う方法の1つだと感じました。

ライカボディとの組み合わせで暗部の階調もかなり粘っています。
反射するビンの質感も良く夜にも積極的に持ち出したくレンズ。撮れば撮るほど様々な表情を見せるので
流石に短時間ではその全貌が掴み切れません。

夜の散歩に東京タワーをぶらり。
オールドテイストのレンズという事で、しっかりとゴーストやフレアも発生。
使っていて発生したのはこの1回のみだった為、どこまで逆光に耐性があるのかは確証はありませんが
ズマリットや同年代付近のズミルックスと比べると少しは耐性がありそうです。
「むしろこの位がちょうどいい」となんだか頷きながら撮影してしまいます。

 

 

オリジナルを踏襲したイエローコーティングのレンズですが、実際に撮影するとカラーバランスは
やや寒色寄りです。最後に周ノクチと復刻版ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH.ブラックアルマイト、
そしてオリジナルのノクティルックス M50mm F1.2の画像を比較してみましょう!

Light Lens Lab M NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.(周ノクチ)

Leica ノクティルックス M50mm F1.2 ASPH.ブラックアルマイト

Leica ノクティルックス M50mm F1.2(非球面) オリジナルモデル

こうして見て見るとぱっと見では何がどう違うのかいずれのモデルも判別がこのサイズでは難しい程。
よく見るとボケ方等が少し異なります。周ノクチがややボケ味が大きく、ライカのノクティルックスは少しボケが
硬いのかボケている部分のディテールが周ノクチよりもハッキリしている印象です。

M11のオートホワイトバランスの影響によるものかもしれませんが、
周ノクチ→オリジナル→ブラックアルマイトの順番で寒色から暖色へ変わっていく傾向もありました。
なかなか全容の見えないレンズです。それほどにまで奥が深いレンズなのかもしれません。
鏡胴の大きさもちょうど良い事も含め、使いやすく尚且つ実用性と趣味性のバランスが取れた優秀な1本。
お値段はおよそ本家復刻モデルの1/3でありながら、オリジナルの雰囲気を持たせつつ使いやすくなっています。

そろそろボーナスシーズン。試してみたい方は店頭でお試しいただけます!
ちなみにこの周ノクチ、全カラー併せて世界限定800本。気がついた時には既に完売…という事も。
ご検討はお早目に!




[ Category:etc. Leica | 掲載日時:24年06月24日 19時00分 ]

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【FUJIFILM】X-T50と合わせたいおすすめ単焦点レンズ~XF18mmF2R&XF8mmF3.5R WR編~

【FUJIFILM】X-T50と合わせたいおすすめ単焦点レンズ~XF18mmF2R&XF8mmF3.5R WR編~

ついにFUJIFILMより、コンパクトな高画素機「X-T50」が発表されました。
そんなX-T50に合わせたいおすすめの単焦点レンズを連載形式でご紹介いたします。

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今回ご紹介させていただくのは「FUJIFILM XF 18mm F2 R」と「FUJIFILM XF 8mm F3.5 R WR」の2本です。
「FUJIFILM XF 18mm F2 R」のレンズフードはクラシカルな角形フードを採用しており、フジフイルム機のクラシカルなデザインと相性が良いです。

次は「FUJIFILM XF 8mm F3.5 R WR」です。

こちらのレンズは8mm(換算12mm相当)という超広角レンズでありながら非常にコンパクトなレンズとなっております。
また前玉は多少の飛び出しはあるものの、出目金とは言えないほどの飛び出しとなっており、レンズフィルターの装着も可能です。レンズフィルター径も62mmと超広角レンズとしては非常に小さめになっており、様々なフィルターを使用しての撮影が可能となっております。

非常にコンパクトなレンズであること、レンズフードの形がとてもかっこいいという点で選びました。
Xシリーズのコンパクトなボディとの組み合わせはまさにベストマッチではないでしょうか。

まずはXF18mm F2 Rをご紹介したいと思います。
本レンズは換算27mmと様々な場面で使いやすい画角となっており、中でもスナップ撮影にはもってこいのレンズです。また寄れるレンズなので、テーブルフォトなどでも活躍するレンズとなっております。

コンパクトで軽いレンズですが非常によく写るレンズだと感じました。

また0.18mまで寄ることができるので、被写体にぐぐっと近づいて撮影ができ、より対象物の質感などもしっかりと表現してくれます。

フード込みの大きさでもコンパクトと言えるレンズですが、フードを外すとまさにパンケーキレンズ。またその重量も、116g(レンズキャップ、フードは含まず)と非常に軽いです。
カメラを毎日持ち運びたいけれど、大きさや重さが気になるという方でもご納得がいただけるレンズだと思います。

次にXF8mm F3.5 R WRをご紹介します。

換算12mmの超広角レンズでありながら、長さは約53mm、重量は215g(レンズキャップ・フードは含まず)こちらのレンズも非常にコンパクトなレンズです。

今回は「XF18mm F2 R」と「XF8mm F3.5 R WR」をご紹介いたしました。
コンパクトで軽量、広角レンズ、美しい描写と似た部分は多いレンズですが、両者とも個性的で魅力的なレンズとなっておりとても楽しく撮影をすることができました。
ストリートフォトや日常写真などで使いやすいXF18mm F2 R。
普段あまり目にすることのない超広角の世界を気軽に体験させてくれるXF8mm F3.5 R WR。
そんな個性的なレンズをX-T50でも是非お楽しみください。

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今回は、「XF 18mm F2 R」「XF8mm F3.5 R WR」をご紹介いたしました。
次回もお楽しみに。



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年06月23日 18時00分 ]

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【Panasonic】LUMIX S9さん、こんにちは ~旧芝離宮恩賜庭園~

【Panasonic】LUMIX S9さん、こんにちは ~旧芝離宮恩賜庭園~

遂にPanasonicより話題のボディが発売され、数日が経ちました。
そう『LUMIX S9 』の登場です!

ここ最近投稿の頻度が増え、様々な機材を使わさせている筆者に、大命の如く貴重な機会が与えられました。
『LUMIX S9』に『LUMIX S 26mm F8』を装着し「太陽はなぜ私が撮影に出る瞬間こんなに暑くするんだろう…か」と思わせる程、カラっとした天気に撮影を行いました。

例の如く場所のご案内からです。
こちらはJR浜松町駅を降りてすぐ近くあります、「旧芝離宮恩賜庭園」です。
筆者は浜松町には何度も用事で通っていますので、慣れ親しみが増していますが
目の前を毎回通過することが多く、訪れるタイミングが無かったので、今回思い切って行ってみました!

植物や風景などと触れ合え、ちょっとした息抜きで訪れるのも良く、椅子や日陰もあるので歩いて回ることができます。

今回少しいつもとご紹介の仕方をかえてみたいと思います。
まずこちらのレンズ『LUMIX S 26mm F8』ですが、メーカーキャンペーン「LUMIX S9 発売記念キャンペーン」にて、プレゼント対象となっております!

詳しくはメーカー様のサイトもご覧ください。
https://panasonic.jp/dc/contents/campaign/s9-release-campaign.html

『LUMIX S 26mm F8』は、マニュアルフォーカスのみというユニークな仕様のパンケーキレンズです。

それでは早速ボディとレンズ全体図から!【今回は写真多めです!!】

「か、軽い!!」
これが今回撮影で使用した『LUMIX S 26mm F8』との組み合わせでの率直な思いです。
少しでも大きさの参考になれば…と考え、何枚か撮ってみました。
筆者の手に置いても、このサイズ感です。軽いのはとても嬉しいですね。

これから撮影したものをご覧いただければと思います。

お花中心の撮影は大船フラワーセンター以来でした。
筆者は3枚目のお花が気になったので検索してみました。

おそらく「マンシュウキスゲ」では?と筆者は考えました。(“おそらく”としているのは、調べ掘り下げると似ているものが多いので、断言できなくなってしまったからです。)
横道にそれてしまいましたが、花言葉には「幸せな思い出や日々新たに」などの大切な想い出に関わる意味があるそうです!素敵ですね!

最後にLUT機能をご紹介します。気になっている方も多いのではと思います。
初期設定では、「Vlog_709」と3種類のSample LUTが登録されています。

1枚目 LUTなし

2枚目 Sample LUT1

3枚目 Sample LUT2

4枚目 Sample LUT3

5枚目 Vlog_709

筆者が好きなのはSample LUT3で、この色味が気に入っていて他に何枚か場所やアングルを変えて撮影していた程です!
先程これらが初期設定とご紹介しましたが、“自分好みの色表現をカスタムして撮影データに反映できる”よう
オリジナルLUT/プリセットの無償DLサービスがございます!

ぜひ今回ご紹介した組み合わせ、またお気に入りのカメラと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

▼キャンペーンサイトはこちら▼

▼今回使用した機材はこちら▼
当社インターネットサイトでご注文いただくと【ネット限定 2年保証対象】です!

[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年06月23日 17時00分 ]

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【HASSELBLAD】ロマンを求めて-1億画素-

【HASSELBLAD】ロマンを求めて-1億画素-

-1億画素-

果たしてそれはどれだけの人が必要としているのでしょうか。

よくある話では「必要な画素数は印刷物によりますよ」なんて聞くかもしれませんが、それに当てはめて言えばこの画素数は大判サイズのポスターなどになってきましょうか。

しかし、同じくしてこちらもどれだけの人がプリントするのでしょう。

もちろんお仕事でご使用される、必要とされる方も多いかと思います。

では、筆者は?

あくまで趣味ですので必要とはしません。

けれども惹きつけてやまないのが1億画素という“ロマン”。

それに気付かされました。

今回使用したカメラはHASSELBLAD (ハッセルブラッド)『X2D 100C』。
ネイティブISO64に対応した1億画素 中判 裏面照射型(BSI)CMOSセンサーを搭載したカメラです。
高画素に加えて、16bitの色深度と15ストップのダイナミックレンジという合わせ技で圧倒的な高画質を誇ります。

レンズは同じくHASSELBLAD の『XCD 65mm F2.8』。
35mmフルサイズ換算で50mmという焦点距離のレンズです。

『X2D 100C』は中判という大きなセンサーを持ちながら、厚さは74.5mm。この数値はグリップ部分を含みますので、グリップ以外の部分がいかに薄いかがお分かりいただけますでしょうか。
それでいて『X2D 100C』は、5軸で最大7段補正のボディ内手ブレ補正 (IBIS)を搭載しているので、高画素だと目立ちやすいブレも効果的に抑えてくれます。

手持ちで気軽に撮影をしても手ブレを気にしなくて良いのは、写真に集中する事が出来るのでとても役立ちます。またボディ内の手ブレ補正なので、たとえマウントアダプターを装着して純正でないレンズを装着をしたとしても効果があるということです。

さらに、高画質なセンサーといっただけでなくその色域は16bitの色深度を持っています。
多くのカメラは多くても14bit。それだけこの『X2D 100C』には余裕があるのです。
大きなセンサーで光を受け、明暗から幅広い色の階調表現を持つのです。

カメラ本体には大型の3.6インチのチルト式タッチディスプレイが搭載されています。
ファインダー撮影だけでなく背面ディスプレイでのライブビュー撮影においても、高照度環境下でもクリアな映像を表示し、その確かな写りをそのまま確認することが出来ます。

もちろんファインダーも高性能。
576万ドット(5.76M)の有機ELビューファインダーは、1.0倍の倍率となり、より確実にファインダー像を確認できます。
それまでなかった電子視度調節機能が搭載されたので、自身に合った視度でファインダーを確認できます。

ハッセルブラッドの色づくりはハッセルブラッド ナチュラルカラーソリューション (HNCS)による、人の目で知覚するそのままの色合いを再現するもの。
プリセットを必要とせず、撮影するだけで、現実に忠実かつ正確な色を細部まで滑らかな階調で忠実な色を再現します。
変に加工されない“そのまま”を高画質に写すことができます。

高い画質はそのままにピント面の立体感や質感、そしてそこからボケへとつながる境界線のなだらかさ、背景にとろけるボケ。
一度体験してしまうと他には移れない、そんな魅力にあふれています。

惚れ惚れして、たくさん撮影してもご安心ください。
『X2D 100C』には、CFexpress Type Bカードスロットが搭載されておりますが、中判カメラとして初めて1TB SSDが内蔵されています。
そのため、十二分に保存容量を気にせず撮影を楽しむことができます。
また内蔵ということは、撮影地にCFexpress Type Bカードを忘れても撮影ができますし、バックアップ用としてもメインの保存領域としてもお使いいただけます。

レンズの撮影最短距離は、0.5mという性能により街中や旅行などあらゆる撮影に適しています。
テーブル上の食べ物を撮影したり、目の前のふとしたものを記録したり、使いやすいレンズとなっております。

他のメーカーには無い丸みを帯びた独特なデザインのハッセルブラッドのレンズ。
引っかかりも少ないため一見持ちにくいのかなとおもいましたが、その丸みからか自然と手が包み込むようにフィットするためとても扱いやすかったです。

ファインダー、背面モニターどちらで撮影していてもその後表示される画像を見るとニヤニヤが止まりません。
ありのままをそのままに写す。
簡単なようで意外と難しいのかもしれません。
しかしこのカメラだとその物の質感や空気感までもがギュッと圧縮されたように確かにそこ(画像)にあるのです。
ブログの仕様上、画像データが圧縮されてしまいそのままをお伝えできないのが大変恐縮ではございますが、元データを4K対応のモニターで見ている時の筆者はニヤニヤどころでは無いかもしれません。
プリントしないのにと思われがちですが、自分が使って感動できる“瞬間”や“事象”を与えてくれるモノこそやはり使いがいがあるのかもしれません。

ボディ内で様々な比率にも対応しています。
「クロップなし」は4:3ですが、1:1や5:4等を加えると11種類あります

最後は、XPanと呼ばれる65:24の比率で。

メーカー純正のレンズだけでなく、様々なメーカーからハッセルブラッドXボディ用のマウントアダプターが登場しているので645や6×7のレンズ、35mm判のライカMマウントレンズなどをつけて楽しむことも可能です。
その圧倒的な画質はもちろんのこと、手ブレ補正、レスポンス、内蔵ストレージなどあらゆる面でまさにロマンを詰め込んだ『X2D 100C』。
みなさんもそのロマンを体験いただければと思います。

 

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[ Category:etc. | 掲載日時:24年06月22日 19時15分 ]

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【FUJIFILM】もうすぐ発売!『X-T50』で一足早く撮影してきました!

【FUJIFILM】もうすぐ発売!『X-T50』で一足早く撮影してきました!

もうすぐ発売する『FUJIFILM  X-T50』。発売日を楽しみにしている方も多いかと思います。
先日YouTubeチャンネルにて先行レビューで撮影をする機会がありましたが、動画でご紹介しきれなかった写真がありましたので本ブログにてご紹介させていただきます。



「X-T30Ⅱ」の後継機として登場した本機ですが、アップデートされて一番目につく変化はフィルムシミュレーションダイヤルの搭載です。
今まではメニュー内やQボタンからフィルムシミュレーションを選択していましたが、『FUJIFILM  X-T50』ではボディ上部にダイヤルが搭載されています。
これにより簡単にフィルムシミュレーションを変えることができるので、撮影中でも気軽に色々なフィルムシミュレーションを楽しむことができます。


今回は同時に発売される「XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR」に加えて「XF35mm F1.4 R」、「XF60mm F2.4 R Macro」の3本のレンズで撮影をしてみました。
レンズをつけ替えて様々な写真を撮影してみましたが、データを見返して思うのはどのレンズで撮った写真も描写が綺麗だということです。
「X-T30Ⅱ」は2610万画素だったのに対し、『FUJIFILM  X-T50』は4020万画素と高画素化しているので、写真の細かなところまで綺麗に写し出されています。



『FUJIFILM  X-T50』は約438gでとても軽いので持ち出しやすく、ちょっとお散歩に行こうかなという時にも気軽に手に取って写真を撮ることができます。
コンパクトなボディでありながら、グリップもついているので写真を撮る時に集中して撮影に臨めます。しっかりと握ることができるので、「XF35mm F1.4 R」をつけても相性がいいと感じました。
上の3枚の写真は「XF35mm F1.4 R」で撮影した写真ですが、さすが“神レンズ”と呼ばれるだけあって、期待以上の写りで撮影していて本当に楽しかったです。


フィルムシミュレーションを簡単に楽しめるので、普段から撮って出し派の筆者にとってはありがたいなと感じる場面が多くありました。
これからFUJIFILMデビューをしたい方にも、ぴったりな1台になっています。
動画をご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。

↓今回使用した機材はこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年06月22日 16時30分 ]

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【実機レビュー】日々に寄り添うカメラ『WG-1000』を動画でご紹介します

【実機レビュー】日々に寄り添うカメラ『WG-1000』を動画でご紹介します

PENTAXから新しく登場した『WG-1000』
コンパクトデジタルカメラの人気が高まる昨今に、注目したい1台です!
動画で本機の魅力を紹介しているので、ぜひご覧ください。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:27 外観・機能紹介
01:55 撮影していきます
04:46 付属品の紹介
05:24 撮影した写真を振り返ります
08:05 撮影を終えて
08:40 エンディング

 外観・機能紹介


アウトドアシーンでも使える本格防水カメラということで、レンズはレンズバリアに覆われています。
水深15mで連続1時間の水中撮影が可能なので、水辺での撮影だけではなくダイビング中に撮影したい時にも活躍してくれます。
撮影時は、M(マニュアルモード)、P(プログラムモード)、SCN(シーンモード)等7つのモードから選択して自分好みの色味や表現を楽しむことができます。

 撮影していきます


約220gと小型軽量のカメラなので、ポケットに忍ばせて日々を一緒に過ごしたくなるようなそんなカメラです。
撮影時に設定できる「色彩」ではカラーフィルターや特殊効果フィルターを楽しむことができます。好みの色彩で写真を撮って、色温度や露出補正でさらに自分好みにカスタムすることもできるので自分らしさを表現したい方にもぴったりなカメラです。

 撮影した写真を振り返ります



『WG-1000』と一緒に過ごして写真をパシャパシャと撮ってみましたが、先述した通りカメラ内で色々と設定ができるのでこの小さなカメラ1台で様々な写真を残すことができました。
気軽に扱うことができ、お散歩をしている時や、友人と遊ぶ時にサッとポケットから出して写真を撮ることができるのがよいと感じました。

 まとめ


アウトドアシーンでも日常のシーンでも活躍してくれる『WG-1000』。
これから夏の行楽シーズンに防水カメラとして持ち出しても、丈夫なカメラなのでキッズカメラとして使っても、はたまた日々の記録を残す相棒としていつも持ち歩いてもよい、持つ人を選ばないカメラです。
この1台があれば、撮れる写真の幅がグンと広がりそうな予感です。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

 

 

 

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年06月22日 16時05分 ]

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【SONY】初夏を感じる花を撮る

【SONY】初夏を感じる花を撮る

5月から暑い日が続き、まるで春をとばして夏が来てしまったかのようです。
先日、東京では7月下旬の気温を記録したとのことで、初夏というよりも夏真っ盛りという言葉の方がしっくりくるような気がいたします。

しかしながら、植物にとってはまだまだ初夏なようで、例年にくらべ暑い日が続くのにも関わらずアジサイは早咲きすることなく、見頃を迎えています。

今回アジサイの撮影に持って行ったのは、「VLOGCAM ZV-E1」と「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」です。
「VLOGCAM ZV-E1」はVLOGCAMながら、「α7SIII ILCE-7SM3」と同じセンサー、エンジンを搭載しているコストパフォーマンスが高いモデルです。
ノイズ耐性が高く諧調表現が優れており、動画の撮影も可能です。

「VLOGCAM ZV-E1」に合わせて、レンズはコンパクトな「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」を選びました。
コンパクト軽量ながら、高コントラストな描写が可能です。

アジサイを見ていると、赤、青、紫と様々な色の花が咲いています。
実は土壌のpH値によって咲く花の色が決まり、土壌が酸性だと青色、アルカリ性だと赤色の花が咲きます。
街中で見かけるアジサイに青が多いのは、日本は雨量が多く、土壌が酸性にかたよりやすいからだそうです。

また、色の変わらない品種もあります。
アジサイは庭木として親しまれており、園芸種を含めると数千種も種類があります。

種類によって咲き方が異なっており、花が丸く密集して咲くものは手まり咲きといいます。

アジサイ、と言われて想像するのはこちらではないでしょうか。

もう一つの咲き方がガク咲きといいます。

アジサイの花というと、この周りに咲いているものを花だと認識している方が多いと思います。
実は中央に密集している小さいポツポツした丸いものが花で、花びらに見えるものはガクにあたります。

身近に感じますが、色が変化したり、大きなガクを持っていたりと、実は不思議な植物です。

都内でも様々な場所で見ごろを迎えているアジサイ。
色や種類、咲き方を意識して、じっくりと楽しむのはいかがでしょうか。



[ Category:SONY | 掲載日時:24年06月22日 12時35分 ]

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【Canon】レフ機の魅力が止まらない

【Canon】レフ機の魅力が止まらない

私が当社に入社して10年ほど経ちますが、入社当時はまだカメラといえばレフ機が主流でした。

それがこの10年の内にミラーレスカメラの性能が飛躍的に向上し、
動画需要もあいまって今やカメラの主流はミラーレスへと移り変わったわけですが、
まだまだレフ機ならではの楽しみがあります。

今回は小型レフ機「Canon EOS Kiss X7」と「EF-S24mmF2.8STM」を持って都内にある動物カフェを訪れました。



こちらのカフェでは主に小動物、猛禽類、爬虫類の動物たちと触れ合うことができます。

最近は利便性の良さからミラーレス使う機会が増えましたが、
レフ機の光学ファインダーから動物たちの顔がグッと浮き上がる瞬間は感動すら覚えます。


カメレオンの撮影中は緩やかな動作や独特な目の動きに注意を惹かれましたが、
撮影後に見返してみると想像以上に鮮やかなグリーンをしていることに気が付きました。

ミラーレスでは露出設定やカラーバランスの設定適用後の画像を撮影中でも常に確認できるのに対し、
レフ機は光学ファインダーを覗きながらシャッターを切り、画像の出来具合は撮影後に確認するという方法をとります。
これはファインダーで捉えている被写体の見え方と撮影画像に差が生まれることになり、
どんな写真になるかは撮影後のお楽しみとなるのです。

私の場合サクサク撮影したい時はミラーレスを、じっくり遊びたい時はレフ機と使い分けています。
ミラーレス主流の時代だからこそレフ機の魅力が際立つ、そんな時代になったんじゃないかなと思います。


 

 

 

 

[ Category:Canon etc. | 掲載日時:24年06月22日 12時05分 ]

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