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【SONY】APO-LANTHARと往く真鶴

たまには羽を伸ばしたいと思い、8月初旬頃に東海道線に揺られ真鶴へ撮影に行って参りました。今回はその時の写真を何枚かご紹介。

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/1000 F2.0 ISO100

東海道線ということで下っていけば熱海、上っていけば小田原が近い真鶴ですが、中間地点ということで交通網はあるものの幹線道路を離れればゆったりとした時間が流れています。
早速撮影をと歩き始めますが、住宅街で枝垂れるノウゼンカズラを発見。オレンジというカラーと夏に咲く花ということで、トロピカルな印象を受ける花ですが、本州東北地方以南で日当たりと水捌けが良い地域であれば生育しているらしく、南国なイメージは払しょくされたのでした。

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/1000 F2.0 ISO100

また、真鶴駅から真鶴港まではかなりの高低差があり、起伏の多いため駅近くの観光案内所でレンタサイクルを借りて行動する事となりましたが、向こうもアップダウンが多い事をわかっていてか、借りられるレンタサイクルも電動のもので、人生初の電動自転車を体験する事となりました。

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/2000 F2.0 ISO100

ちなみに今回の撮影で持って行ったボディはα7RV、レンズはAPO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalとなっています。
すべての人に刺さるレンズとは口が裂けても言えないレンズですが、クリエイティブルック「FL」を使用しつつこのレンズの組み合わせから出てくる画がとても好きで、1本持ち出す時にはついついこのレンズを持っていってしまいます。

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/3200 F2.0 ISO100

6000万画素級のセンサーだとしても絞りを開けた状態から申し分のない像を届けてくれます。解像感も良く、白波では気になりがちな色にじみ(フリンジ)もありません。しかしながら絞りを開け切った状態だと周辺光量落ちが結構残っています。この点に関しても私はウェルカムな特徴であるが故に、使えば使うほど引き込まれてしまうレンズなのです。

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/5000 F2.0 ISO100

ついついどのくらい映るものなのかと、こういった被写体にカメラを向けてしまう事もしばしば。

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/5000 F2.0 ISO100

今回の目的としては「ちょっと遠出したい」「海の見えるところがいい」「海を見るなら漁港に行ってみたい」という、なんともざっくばらんとしたものでしたが、結果的には天候にも恵まれ気持ちよく撮影に臨めた事は言うまでもありません。
レンズの方もこのくらいの距離であればなんのその。スパッと切れの良いピントの立ち上がりがありつつ、背景としっかり分離するので立体感があります。

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/3200 F2.0 ISO100

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/6400 F2.0 ISO100

再び真鶴駅にほど近いところまで戻ってきて、高台から真鶴港を見下ろします。遠景の撮影という事で普通ならばそれなりに絞りを大きくして撮影するところですが、アングルの関係で写真右下の草木を構図から取り除くことが出来なかったので、思い切って絞りを開放にして前ボケになってもらう形をとりました。
さすがにはっきりと分かる周辺光量落ちはありますが、絞り開放で遠景とは思えないほどしっかりと写っていて、Voigtlanderのレンズの中でも最も高性能なレンズに与えられる「APO-LANTHAR」の銘がついているだけあります。

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/50 F2.0 ISO100

SONY α7RV + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
ss1/8000 F2.0 ISO100

帰路につく前にもう1箇所くらいは港を見たいなと思い、同じ真鶴駅近辺の福浦漁港を訪れます。
こちらは真鶴港ほど大きくはありませんでしたが、訪れたタイミングで太陽も雲に隠れ始め、代わりに天使の梯子が顔を見せました。
こちらも周辺光量落ちをエッセンスとして加えたかったので、絞り開放での撮影となっています。

絞りについては被写界深度を稼ぐ+周辺光量の改善用といった感じで殆ど絞らずとも使っていけるのは快適です。
また最近のフォクトレンダーのレンズはニュートラルor少し寒色よりといったカラーバランスの印象を受けるのですが、そこに落ち着いた発色でありながら青や緑が特徴的なクリエイティブルックの「FL」が合わさる事で良い相乗効果を生んでいるように感じます。

使用した機材はコチラ


[ Category:etc. | 掲載日時:24年09月15日 18時30分 ]

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【結局どっちを買うべき?】「Canon EOS R」「Nikon Z6」を愛用するスタッフが両機の魅力をご紹介します!

【結局どっちを買うべき?】「Canon EOS R」「Nikon Z6」を愛用するスタッフが両機の魅力をご紹介します!

フルサイズミラーレスカメラとして、生産が完了した今もなお人気の「Canon EOS R」と「Nikon Z6」。
この2機種を心から愛し、使い続けているマップカメラスタッフがその魅力について語り、究極の選択「どちらを買うべきか」を、こちらでズバリお答えします。是非最後までご覧ください。

 

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:32 購入のきっかけ(EOS R)
04:10 購入のきっかけ(Nikon Z6)
09:35 再購入のきっかけ(EOS R)
11:11 選ぶ時のポイント
11:54 エンディング

 動画概要

机の上に並べられた2つのカメラは「Canon EOS R」と「Nikon Z6」。
両機を見て馴染み深いと言うマップカメラスタッフに早速魅力について語ってもらいます。

カメラ遍歴と共に、まず「Canon EOS R」について語ります。
デザイン性や描写力にほ惚れ込んで購入し、‘‘ずっと使っていきたいカメラ‘‘だと断言していました。

「Canon EOS R」で撮影された上記の2枚。しっかりと鮮やかな色を出しつつ、花弁や靴の生地の柔らかさも捉えられています。
高画素と高感度・低ノイズ化を両立した約3030万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーが、豊かで滑らかな階調表現を実現してくれました。


しかしながら「Nikon Z6」への乗り換えを決意したマップカメラスタッフ。その2つの理由と実際の使い心地について熱く語ります。

 

動画も本格的にはじめたいと思ったマップカメラスタッフに立ちふさがった壁は、「Canon EOS R」で動画撮影を行う時の熱問題。
それらをすべて解決しつつ、写真も動画も楽しめる「Nikon Z6」は操作性でも撮影者を楽しませてくれます。
ボディ上部のダイヤルやボタン配置、特にモードダイヤルにおいては電源のON/OFFに関わらず、目視でどのモードに設定されているのか確認することができるので、快適な撮影をサポートします。


「Canon EOS R」を忘れられず再購入したマップカメラスタッフ。
2つのカメラを使い倒したからこそ、どんなユーザーがどちらを買うべきなのかズバリ!結論をお答えします。気になるラストをお楽しみに!

 

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております!

[ Category:Canon etc. Nikon YouTube | 掲載日時:24年09月15日 17時00分 ]

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【徹底比較シリーズ】VLOGCAMとして必要な機能を全て盛り込んだZV-E10Ⅱ。初代ZV-E10から進化したポイント。

【徹底比較シリーズ】VLOGCAMとして必要な機能を全て盛り込んだZV-E10Ⅱ。初代ZV-E10から進化したポイント。

動画媒体が主流となった昨今、SONYは2021年9月17日に動画に特化したカメラ「VLOGCAM ZV-E10」を発売しました。
カメラとしての性能もさることながら、コストパフォーマンスの高さも相まって一気に人気機種へと駆け上がった当カメラですが、更に性能を向上させたⅡ型が満を持して発売されました。


2024年8月2日発売
SONY VLOGCAM ZV-E10Ⅱ
SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II


レンズも共にⅡ型となったことによりどういったところが変わったのか徹底比較をしていきたいと思います。

では今回は以下の順番で徹底比較していきます。

・外観、ボタン配置
・グリップ
・バッテリー
・シャッター方式
・AF、被写体認識
・動画、マイク性能
・レンズ性能(外観、マウント、起動速度、駆動音)
・高感度耐性
・逆光耐性

まずはボディのスペック表にて基本情報の確認をしてからお話を進めていきましょう。

スペック表を見ているだけでも進化している部分を大きく感じるのではないかと思いますが、スペック表だけでは分からない部分もたくさんありますので詳しくチェックしていきましょう。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:400 / 焦点距離:50mm


【外観、ボタン配置】

背面
上面

まず外観写真にてZV-E10、ZV-E10Ⅱ、更にフルサイズ機であるZV-E1を合わせて見比べていきましょう。

ご覧いただくとZV-E10Ⅱのボタン配置は背面がZV-E10を継承しており、上面がZV-E1の仕様を採用したのが分かるかと思います。

まず電源スイッチがシャッターボタン部分に移動しましたので撮影時のアクセスが良くなりました。
更にPZ(パワーズーム)を採用しているレンズであればシャッターボタン前方にあるズームバーの操作で焦点距離の調整ができるため、初代ZV-E10よりも人差し指だけで完結できる操作が増えました。

写真、動画、S&Q(スロー&クイック)の切り替えがボタンではなくレバー式になったおかげで素早い切り替えと現在の設定状況の確認も容易となりました。
初代は切り替わるのにタイムラグがあったり、押しすぎて違う設定になってしまう事がありましたので明確に設定切り替えができるだけでユーザーとしてかなりありがたい進化です。



【グリップ】

グリップ

今回新規で採用されたのがグリップの質感変更です。

実は私もグリップ変更が行われたことに知らず持ち比べをしていた所「何かが違う…!?」と感じよく見てみると凸凹が反転していたのです。
確かにこちらの方が滑りにくく、グリップの大型化していることも相まってホールド感は増しております。

ブリージング補正に対応しているレンズもほとんどがフルサイズ用レンズになりますので、こういった大きめのレンズを装着した際もバランスの良いハンドリングとなりますので、今までZV-E10で敬遠していたようなレンズにも挑戦できそうです。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm


【バッテリー】

左:NP-FW50、右:NP-FZ100

グリップの大型化にも大きく貢献しているのがZバッテリーの採用です。

『NP-FW50』の約2.2倍の電力容量を持つ『NP-FZ100』を採用したことにより、大幅にバッテリーライフが向上しました。
写真撮影で半日しか持たなかった方は一日利用できるようになるかと思いますし、実際にバッテリー100%の状態で4K30pで動画撮影を続けてみたところ「ZV-E10=約1時間」「ZV-E10Ⅱ=約2時間」で電池切れとなりました。(自動電源OFF温度を「高」に設定、室温30℃。あくまでも目安として)
この進化は使いやすさに直結してくる部分となりますのでZV-E10Ⅱを選ぶ大きなキッカケとなるでしょう。



【シャッター方式】

今回一番注目されていると言っても過言ではないのがメカシャッター非搭載というところではないでしょうか。
ちなみに初代ZV-E10は先幕後幕共に搭載しているため「メカシャッター」「電子先幕シャッター」「電子シャッター」が利用可能でした。

このメカシャッターを非搭載にしたことによるメリット、デメリットがあります。

〜メリット〜
・シャッタースピードの高速化
・シャッターショックによる手ブレの軽減
・カメラ本体の軽量化
・シャッター音の音量調整が可能

~デメリット~
・ローリングシャッター歪みの発生
・フラッシュ同調速度1/30秒
・RAWが14bitから12bitに変更

電子シャッターのみ、フラッシュ同調速度1/30秒に関してはZV-E1も同一スペックのため、このデメリットに関しては本格的な写真撮影をメインで考えていない方であれば特に気にならないかと思います。
VLOGCAMとしての性能は十二分に搭載されているのでご安心ください。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm【ZV-E10】


【AF、被写体認識】

AF関連は著しく進化しており初代ZV-E10と共に持ち歩いた際に非常に強く感じました。

AIプロセッシングユニットは非搭載ですが、シンプルにワンテンポ早いAF挙動で人や動物の判別も早く撮影者は画角や構図の事だけ考えていれば問題ない状況を作ってくれます。

家の白い壁紙で実験してみたところ初代ZV-E10は迷いがちでしたが、ZV-E10Ⅱは素早くピントが合っており被写体認識以外の点でもAFが進化していることを実感しました。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm


【動画、マイク性能】

VLOGCAMというだけあって動画性能は著しい向上を見せています。

・4K30p⇒4K60pが1.1倍クロップで利用可
・4:2:0, 8bit⇒4:2:2, 10bit、豊富な色情報に対応
・Long GOPだけではなくALL-intraにも対応
・ブリージング補正対応
・マイクの指向性をオート、前方、全方位、後方から選択可能

上記の機能に対応するためにSDカードもUHS-IIが利用可能となり、V90の高速書き込みにより写真撮影時の連射持続時間にも大きな影響を与えてくれています。
マイクの指向性に関しては自撮り、他撮りに合わせて設定変更ができるため動画の音声のバランスも取りやすくなっております。
動画の音声が悪いと視聴をやめてしまう方がいらっしゃるくらいなので、動画の完成度として上げるためにはかなり重要な要素と言えるでしょう。


【高感度耐性】

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:12800 / 焦点距離:50mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:10000 / 焦点距離:50mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:12800 / 焦点距離:50mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:12800 / 焦点距離:50mm【ZV-E10】

画素数が少し増した当カメラですが高感度に関しては初代ZV-E10と特に変わりなく利用できます。

ディテールも崩れる事なく上手く処理してくれているのでISO12800まで十分実用的で、最近流行りのAIノイズ除去などを利用するとより一層使える幅は増えそうです。
更に拡張でISO102400まで利用できるようになりましたので緊急時の撮影の幅が増えているのはありがたい事です。



【レンズ性能(外観、マウント、起動速度、駆動音)】

左:Ⅰ型、右:Ⅱ型

レンズの外観は質感も最新のSONYカメラのマウント部分に合わせた質感となっており指紋や傷も付きにくい作りとなっており、マウント部分は軽量化のためにプラスチックマウントに変更されました。

レンズの光学設計はそのまま引き継がれておりますが、AF駆動音の静音性が向上し動画撮影時に音が入ることは無くなりました。
更に電源を入れた際にレンズが繰り出す仕組みとなっておりますが、そのスピードが上がったため約1秒ほど早く撮影に入れますので速射性がUPしています。

当レンズはE PZ 10-20mm F4 OSSと同様に前回の焦点距離を記憶する機能が付いており初代ZV-E10に装着しても電源を入れた際に自動的にズームされます。
電源を切った後も同じ設定のまま利用が可能なので一時的に撮影を中断した際も簡単に同条件で再開できます。

撮影効率を上げるのに一役買ってくれるレンズに進化しました。



【逆光耐性】

絞り:F11 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:6400 / 焦点距離:50mm
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm【ZV-E10】

先程もお伝えしたように同じ光学設計なので逆光耐性に変化はありませんでした。

強い光源部分ではフレアが発生し、ゴーストも1枚目の右側にゴーストも発生しています。
しかしコントラストが著しく低下するようなことはなく実用的な撮影は可能であると感じました。

逆光時に良く活用する光条も、絞り羽根は7枚と奇数枚数のため倍の14本の光条でダイナミックな写真を残せます。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 焦点距離:50mm
絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm
絞り:F14 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 焦点距離:16mm

VLOGCAM ZV-E10Ⅱ、E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS IIのⅠ型とⅡ型を徹底比較してきましたがいかがでしょうか。

Ⅱ型になりボディに関しては「グリップ感」「電池持ち」「シャッタースピード」「AF&被写体認識能力」「動画マイク性能」が向上し、レンズ側も「AF速度」「静音性」「起動速度」が向上しています。

この進化した部分を見た上で今後のカメラ選びに役立てていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年09月15日 17時00分 ]

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【SONY】夏の思い出を、α7RⅤの高画素センサーで残す。

【SONY】夏の思い出を、α7RⅤの高画素センサーで残す。

8月もあっという間に過ぎ、9月を迎えました。
まだ残暑が厳しい時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私事ではありますが、あまりにも暑すぎて外にあまり出たくない…という気持ちで8月は過ごしていました。
しかし写真撮影は行いたいというのも正直な気持ち。

そんな時に、カメラを使用する機会が…これは撮影に行くしかない。

今回使用したものは、SONY α7RⅤ・SONY FE 20-70mm F4 G・SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN Macro。個人的に気になっていたカメラとレンズ達です。
私は画素数は2400万画素もあれば十分派であり、あわよくば1000万画素でもOK。αシリーズの中ではα7Sシリーズが1番好きな筆者。でも、やはり約6100万画素は気になります…
そしてその約6100万画素にも耐えられるであろうレンズ達。GMレンズは勿論耐えられるレンズだと思っているので、ここではあえてGレンズを選びました。しかも広角に強いズームレンズであるFE 20-70mm F4 G。そして、これも高画素機で試したかったSIGMA Art 105mm F2.8 DG DN Macro。Artシリーズのマクロレンズであれば高画素を活かせるのでは、と判断。

早速このセットを持ち、撮影へ出かけました。

夏と言えばひまわりと思いついたので、ひまわりが咲いている場所へと向かいました。
今年上京してきた筆者ですので、ネットで調べ少々電車に迷いながらも目的地に到着。

ひまわりが咲いている場所への道中でふと撮影した写真。α7RⅤは初めて使用したのですが、なかなか出てくる色味が良いなという第一印象。ホワイトバランスはオートで撮影しましたが、緑がしっかり描写されながら全体的にバランスが良く優秀だと感じました。そして20mmという焦点距離で、撮影スポットの雰囲気を写真に残すことが出来ました。

この写真も道中で撮影。朽ちている木ですが、形や流れに面白さを感じ撮影しました。α7RⅤの高画素機を使用すると、このような細かい描写のものを撮影したくなります。

上の写真を拡大したもの。手持ち撮影で少しブレがあるかもしれませんが、トリミングしてもα7RⅤの高画素センサーで撮影することでここまで解像します。

撮影地へ到着…と、ここでまさかの事態。ひまわりが咲いていない…
調べると撮影した日のもう少し後に開花予定との事。私はその日は諦め、後日また向かう事に。

後日撮影へ向かうと、一面ひまわりが咲き誇っていました。撮影に来てよかった!と喜んだのもつかの間、雲行きが怪しくなり段々空が暗くなっていきました…なんと運の無い筆者。しかし、ギリギリ天気が持ったので何とか撮影出来ました。出来れば青空のもと撮影したかったのですが、α7RⅤとレンズの性能を試すことが出来たのでよしとします。

上の写真はSIGMA Art 105mm F2.8 DG DN Macroで撮影した写真。マクロレンズではありますが、今回はほぼ中望遠レンズとして使用しました。
まず感じたのが、写りがとても良い。マクロレンズですので解像力はあるとは思っていましたが、AFもなかなか早くクリアで繊細な描写。開放の時のボケも程よく、玉ボケも綺麗。寄れる中望遠レンズという認識で使用するのもありだなと感じました。

こちらはSONY FE 20-70mm F4 Gで撮影した写真。広角のパースペクティブを利用し、中望遠の写真とはまた違った印象に。通常、標準ズームレンズでは24mmスタートのレンズが多いですが、広角端が20mmスタートで、写真だけでなく動画でも使用しやすいという印象です。また、20-70mmというズーム域でありながら比較的コンパクトで、1つ標準ズームレンズを持っておくにもおすすめなレンズだと感じました。

撮影場所では多くの方がひまわりを見に来られていて、各々写真を撮影されていました。曇天ではありましたが、この一面黄色のひまわりを見て、とても夏らしい気分を味わえました。

今回は、SONY α7RⅤを使って撮影を行いましたが、GMのレンズでなくとも昨今のGレンズ・Artレンズは高画素センサーにも耐えうる描写力を持っているということが分かりました。元々お値段も高いカメラボディですので、もしα7RⅤを購入された方で、GMレンズの同時購入は…と感じている方は、Gレンズ・SIGMA Artレンズも候補に入れて問題ないと思います。
また、今回使ったセットは高画素・広角よりのズームレンズ・接写可能な中望遠と風景向きなセットだと使用していて感じました。風景撮影をメインで撮影される方にはSONY α7RⅤ・SONY FE 20-70mm F4 G・SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN Macro、こちらの機材はオススメ出来るレンズだと思います。

これから季節は徐々に秋へと写り変わっていきます。写りゆく景色をこのカメラ・レンズ達で高画質に残しませんか?

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年09月14日 18時00分 ]

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【先行レポート】手持ちでシネマ撮影!?『Canon EOS C80』を動画で紹介します

【先行レポート】手持ちでシネマ撮影!?『Canon EOS C80』を動画で紹介します

キヤノンのEOS CINEMA SYSTEMに新しく登場した『Canon EOS C80』を先行体験してきました!高い描写性能を、持ち運べるボディに収めたことで話題を呼んでいる本機。外観や特徴、進化したポイントをご紹介します!是非最後までお楽しみください。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:43 外観をチェック
07:10 進化したポイント
10:16 体験してみて
11:09 エンディング

 外観をチェック

早速展示されている『Canon EOS C80』と対面。手に持ってみるとルックスからの予想よりずっと軽い事に驚かされます。このハンドヘルドで使えるサイズ感に、EOS CINEMA SYSTEMの上位機種「Canon EOS C400」と同じフルサイズセンサーが搭載されているというのですから凄い技術です。

同シリーズで、センサーサイズが違う「Canon EOS C70」とも外観を比較してみました。非常に似ていますが、細かいところがブラッシュアップされていることに感銘を受けます。詳しい変更点や良くなっている部分については、是非本編の動画をご覧ください。

 進化したポイント

レンズも装着させていただきました。動画に向いたズームレンズとして注目を集めている「Canon RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」との相性をチェック。その格好良さに、思わずにやけてしまっているスタッフを動画でもご覧ください。

上位機種と同じセンサーを搭載したことにより、美しい6K 30pの映像を内部収録で撮影することが出来ます。さらに、スチルカメラのAF技術をシネマ仕様にチューニング。まるで人がフォーカス送りをしているかのように滑らかに被写体へ移っていくフォーカス制御が搭載されています。
このように手持ちで、AFを駆使しながらシネマティックな映像が撮影できるというのですから、またも驚きです。とてつもない進化を感じました。

 おわりに

シネマカメラとして映像表現の質を高めながら、スチルカメラの「EOS Rシリーズ」で培ったAF技術やグリップの形状を盛り込み、この上なくバランスの良いソロオペレートの相棒となっている『Canon EOS C80』。今回は先行体験のレポートでしたが、その描写性能を活かした映像をはやく撮影してみたいとワクワクが止まらないスタッフなのでした。

動画本編では、こちらで紹介しきれなかった魅力なども紹介しておりますので是非ご覧ください。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願いします!

【動画内で紹介した商品はこちら】

[ Category:Canon | 掲載日時:24年09月14日 17時00分 ]

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【蔵Cura】コンパクトフィルムカメラとおでかけ

【蔵Cura】コンパクトフィルムカメラとおでかけ

猛暑の中、できるだけ荷物を減らしたくコンパクトフィルムカメラを持って出かけました。

RETO Ultra wide and slimは小さなカバンやポケットにも入る小型軽量ボディで
可愛らしい見た目がお気に入りです。

同類のコンパクトカメラと比較しても広角な22mmのレンズでは、
風景や大きな建物も広々収まりました。

逆光で撮影するとプラスチックレンズ特有の大きなフレアが発生しました。
四隅が暗くなりトイカメラのような写りは独特な味わいがあります。

簡単に撮影できて、小型でかわいい見た目は出かける際にとりあえず持ち歩いてみるハードルを下げてくれます。
価格もお求めやすいため、気軽にフィルムカメラを使ってみたい方におすすめです。

 


[ Category:etc. | 掲載日時:24年09月14日 12時30分 ]

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【Nikon】戦闘機の飛行訓練撮影に最適な超望遠「NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S」撮られた飛行機写真

【Nikon】戦闘機の飛行訓練撮影に最適な超望遠「NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S」撮られた飛行機写真

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中!夏は終わってもフォトコンテストはまだまだ熱いイベント盛りだくさん。動体部門の締切が2024年9月15日までと迫っています! 乗り物やスポーツをはじめとするさまざまな動体の写真のご投稿をお待ちしております! ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご応募ください!

グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」といった話題の豪華アイテムが贈られます!

30周年フォトコン

動体撮影も軽やかにこなす優れた光学性能と快適な操作性を小型・軽量に仕上げた800mmの超望遠レンズで撮られた、素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】飛行訓練 ブルーインパルス<投稿作品を見る

【投稿者】1 tkhshi様

【投稿者コメント】松島基地 飛行訓練 ブルーインパルス

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S



【作品名】飛行訓練 ブルーインパルス<投稿作品を見る

【投稿者】1 tkhshi様

【投稿者コメント】松島基地 飛行訓練

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S



【作品名】飛行訓練 ブルーインパルス<投稿作品を見る

【投稿者】1 tkhshi様

【投稿者コメント】松島基地 飛行訓練 ブルーインパルス

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S



【作品名】飛行訓練 ブルーインパルス<投稿作品を見る

【投稿者】1 tkhshi様

【投稿者コメント】松島基地 ブルーインパルス

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S



【作品名】F-2B 展示飛行<投稿作品を見る

【投稿者】1 tkhshi様

【投稿者コメント】松島基地航空祭 展示飛行

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S



【作品名】飛行訓練 F-2B<投稿作品を見る

【投稿者】1 tkhshi様

【投稿者コメント】松島基地 機動飛行訓練 F-2B

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S



【作品名】Misawa Airfest 2023<投稿作品を見る

【投稿者】Julian Shen様

【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年09月13日 19時20分 ]

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【FUJIFILM】フジフイルム機を使って動画を撮ってみた。

フジフイルムが選ばれる大きな要因の一つとも言えるフィルムシミュレーション。

X-pro1には10種類のフィルムシミュレーションが搭載されており、最新のX-T50では20種類までその数を増やしています。

今回はそんなフィルムシミュレーションの中から、筆者お気に入りの「ETERNA シネマ」を使用して動画を撮ってきました。

今回使用した「ETERNA シネマ」は映画用フィルム「ETERNA」をベースに作られており、彩度を抑えた柔らかい諧調が特徴的なシネマ・ルックなフィルムシミュレーションです。

シネマの他にも「ETERNA」をベースに作られたフィルムシミュレーション「ETERNA ブリーチバイパス」があります。

こちらは再度はシネマ同様抑えめでありながら、ハイコントラストな映像は重厚感があり、ドラマチックな表現を得意としています。

「ETERNA ブリーチバイパス」も筆者のお気に入りのフィルムシミュレーションの一つ。いつかブログで紹介いたします。

 

今回使用したボディX-T50とフジノン XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WRです。

X-T50は軍艦部にフィルムシミュレーションダイアルを搭載しています。このダイアルを搭載したことにより、フィルムシミュレーションの選択がより直感的な操作で行えるようになっています。

場面に合わせてフィルムシミュレーションを変更して楽しむ事がより容易になりました。

 

非常に残念ですが、初期状態はETERNA シネマはフィルムシミュレーションダイヤルに割り当てされていません。

今回はFS1に割り当て、撮影を行いました。

 

動画撮影においてもしっかりとフィルムシミュレーションが効いており、ETERNA シネマ特有の映画のワンシーンのような雰囲気のある映像を提供してくれます。

※以下の写真は動画から切り出しております。

彩度を抑えた特徴的な緑が非常に美しいです。

撮影日は非常に気温が高い猛暑日でしたが、動画ではそれを感じさせないすっきりとした写りです。

今回初めてフジフイルムのカメラで動画撮影をしましたがフィルムシミュレーションの恩恵を動画でもしっかりと受けることができ、どうしてこれまでフジ機を使って動画撮影をしてこなかったのかと後悔しました。しかも筆者のお気に入りのフィルムシミュレーションはシネマルックが特徴的な「ETERNA シネマ」。

これからは積極的にフジ機を使って動画を撮ろうと思います。

皆様もフジフイルムのカメラを使って動画撮影を楽しんでみられてはいかがでしょうか。








[ Category:etc. FUJIFILM | 掲載日時:24年09月13日 17時00分 ]

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【Panasonic】LUMIX G9PROIIで撮る9月の風景

今回はPanasonic LUMIX G9PROIIと超望遠ズームLEICA DG VARIO-ELMAR 100−400mm F4.0-6.3 II ASPH. POWER O.I.S.との組み合わせで9月の風景を撮影しました。まだまだ暑いとはいえ、昆虫や鳥を撮影することが好きな筆者は、生き物が活発に動いている晴れの日に撮影へ赴きました。

蝉の抜け殻が木にはりついていたのを発見し撮影しました。子供の頃、真夜中の自宅のベランダで、植物の葉にくっついていた蝉の幼虫から真っ白な状態の成虫が出てくるところを見て感動したことを思い出します。

G9PROIIのボディ内手振れ補正は前機種のG9PROの6.5段からさらに強力な8段になっています。またボディと対応するレンズの組み合わせで手振れ補正を連動させたDual I.S.2ではシャッター速度最大7.5段の補正効果が得られます。このような飛行機の撮影が手持ちで撮影できるのは嬉しいです。写真を見てもわかるように、この日は撮影条件に恵まれた日だったので安心してシャッターをきることができました。もっと暗かったり、あるいは強風が吹いているときなどの撮影なら、この手振れ補正の強さをより実感することになるでしょう。

ちょうどハチが花のところに遊びにきていました。飛び立つところを撮ることができました。動きの感じられる写真を撮影するのはいつでも楽しいです。

日中の気温がまだ高めの時間帯だったこともあり、野鳥の鳴き声は聞こえるものの、なかなかその姿を現わしてくれません。見つけられないまま草木が鬱蒼と生い茂っている場所を通り過ぎたとき、運よくメジロが遊んでいるところに遭遇しました。ロケーションといい、鳥の表情といい、とても良い瞬間を収めることができました。しかもかなり近くで撮れたのでトリミングをせずに済んだのも嬉しいです。

これはそのメジロがその後、私の前から離れて奥に行ってしまったところをカメラで追ったものです。結構距離があるのでトリミングしています。ここではAFの自動認識機能(認識の対象は動物)を使用しました。枝や葉に被写体の一部が隠れてしまうことがあっても、カメラはそれを認識していることを示す四角の枠を表示していました。そして被写体がもっと暗い場所に移ったときも、しっかり認識するなど、精度の高い印象を受けました。

この日、野鳥の写真が撮れたのはこのときだけでした。良い写真に加えカメラの持つAF機能の良さも感じられた楽しい数分間でした。

キアゲハが元気に飛んでいました。野鳥とは対照的に蝶々やトンボは日差しが照り付ける中、元気に飛び回っている姿を何度も目にしました。

G9PROIIがもつ機能のうちのひとつ、ハイレゾモードで撮影。ハイレゾモードとは連続自動撮影して合成処理を行って高解像度な画像を作り出す機能です。今回から最大約1億画素の写真が手持ちで撮影できるようになったのが大きな特徴です。GH6やS5IIなどと同様に、カメラ左上のモードダイヤルを「ハイレゾ」に回せば撮影できます(細かい設定はMENUに入って行います)。

LUMIX Magazineサイトの作例写真を参考にしながら、同じように撮影した写真が上画像のものです。そしてその中央部を切り取ったものが下画像です。


高解像度なのでこれだけ切り取っても画質は崩れません。G9PROIIでは、モードダイアルにこの機能を載せることで、多くの方がハイレゾショットを気軽に楽しむことができます。秋の風景撮影でも是非使用したい機能です。

それにしてもG9PROIIで撮ったここまでの写真、緑色の発色が凄く良いです。

アオスジアゲハです。こちらもきれいな色をした蝶々です。この写真は背景にきれいな玉ボケが写っています。玉ボケは背景をぼかしたり葉に反射する光などいろんな要素が絡んでできるようですが、私の場合は偶然できたものです。撮影時には集中していて気づきませんでした。しかしこうしてみると、とても綺麗だと感じます。

9月とはいえ、外は8月と何ら変わらない暑さでした。この時期にカメラを持って散歩に出るには時間帯等、ある程度考えて出かけたほうが良さそうです。

とはいえ、G9PROIIで被写体の生き生きと活動する様子をファインダーに収める機会に恵まれて幸運な1日でした。

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[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年09月13日 16時16分 ]

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【Canon】EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STMで広がる撮影の可能性

【Canon】EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STMで広がる撮影の可能性

EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STMと聞くと、マクロ撮影を想像する方が多いかもしれませんが、
このレンズはマクロ撮影に限らず、実は日常のさまざまなシーンで使うことができます。
特にAPS-Cセンサーを搭載したカメラで使用すると、焦点距離が56mm相当となり
ポートレートやスナップ撮影にも適した自然な画角で撮影することができます。



今回使用して良かったポイントは、F2.8の明るさ・ボケ味です。
背景を柔らかくぼかすことができるため、被写体を際立たせる美しいポートレートや
商品写真を撮影することができます。立体感の描写が素晴らしいです。



手ブレ補正機能とSTM(ステッピングモーター)も多くの場面で活躍してくれます。
これは写真だけでなくVlogなどの動画撮影時にも助かる機能です。
邪魔なモーター音もなく、滑らかなフォーカシングが撮影時のストレスを軽減してくれます。

寄っても引いても、きちんと質感を出してくれる丁寧な描写力があります。
さまざまなものを撮るのが楽しくなる、そんなレンズです。



[ Category:Canon | 掲載日時:24年09月13日 12時00分 ]

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【SONY】望遠レンズをその手に。~FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS~

スポーツ会場やイベント会場でスタッフが使用しているのを見かける望遠レンズ。
大きく太いその容姿から時には「バズーカ」と呼ばれることもあります。
店頭でご案内していても「プロの人が使うんでしょ?」といったお声を頂戴することもあります。

いいえ、そんなことはありません。

今では望遠レンズもバラエティが豊富で、ズームレンズから単焦点レンズ、小さいものから大きいものまで様々なレンズが登場しております。
ぜひ、望遠レンズを手にして、まだ見ぬ世界を覗いてみていただければと思います。


今回ご紹介するのは、SONY『FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS』です。
100-400mmは、70-200mmと並ぶ望遠レンズとしては定番の焦点距離を持つレンズ。

今回ご紹介する本レンズは望遠レンズの中ではいわゆるバズーカと形容するには少し小振りで取り回しのしやすいサイズ感なのが特徴。

ILCE-7M4 / FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

そんなFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSにオススメしたい被写体が「動物」とりわけ動物園内で撮影を行う動物にオススメです。
広い園内を軽快に歩き回るには、大きすぎるレンズでは億劫に感じてしまいます。また、被写体のサイズや展示場の展示方法が様々な動物園ではズーム出来る点がかなり有利に働いてくれます。
最初はオジロワシ。
猛禽類をはじめとした鳥類は多くの場合、網が張られている状態で展示されているケースが多いです。こういったシチュエーションで、400mmまでいっぱいに望遠して撮影。被写体と網まで距離があると網を消して撮影する事が出来ます。

ILCE-7M4 / FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

ILCE-7M4 / FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

次はレッサーパンダです。
この撮影のシチュエーションは小型の被写体とはいえ比較的距離が近い環境であった為、150~200mm程度で調整しながらの撮影でした。
休みなく動き続ける被写体に対して、常時カメラを構えつつシャッターチャンスを伺います。1400gという望遠ズームレンズの中ではかなり軽量な部類である為、疲れることなく長時間撮影を続けることが出来ました。

さらに、組み合わせたα7Ⅳの動物瞳AF性能の高さも相まって撮影中は常時レッサーパンダの瞳にフォーカスし続けてくれていました。そのため、撮影中は細かく煩雑な操作に意識を向ける必要が無いので構図や被写体の動きに注力でき終始軽快に撮影が出来ました。

ILCE-7RM4 / FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS APS-Cクロップ

ILCE-7RM4 / FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS APS-Cクロップ

100-400mmでは物足りないシチュエーションも、もちろん場合によっては出てくることもあるかもしれません。
そういう時はカメラ内のAPS-Cクロップという機能を使うことで追加で疑似的にズームをさせることが出来ます。
クロップを用いた場合、100-400mmの焦点距離であれば150-600mm相当の焦点距離になります。
もちろんデメリットはあります。クロップというのは使用するセンサー領域を減らすことなので単純に使用画素が減ります。例えば上記のα7RⅣ、総画素数が約6000万画素なのでクロップをした場合2400万画素相当になります。α7Ⅳであれば約3300万画素なのでクロップをした場合、約1300万画素になります。

撮影後にトリミングをしたり、大きく印刷するのであれば出来れば避けた方がいい機能ですが、そういった用途で使わない場合咄嗟に使えると非常に便利な機能の一つです。

ILCE-9M3 / FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS × 1.4x Teleconverter

ILCE-9M3 / FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS × 1.4x Teleconverter

オススメは動物園だけかと言われると全くそんなことはありません。
メジロのような小型な野鳥等だと物足りないかもしれませんが、本レンズに1.4倍のテレコンを用いて撮影をすれば140~560mm相当の望遠レンズになるので、ムクドリやオナガくらいのサイズ感の野鳥であればこれくらいの大きさで撮影する事が可能です。画質の低下が顕著になってしまうので、あまり常用はオススメは致しませんが本レンズ対応のテレコンは2.0倍のタイプもあります。そちらを用いると、200~800mm相当になるので超望遠レンズに匹敵する焦点距離にすることも出来ます。


いかがでしょうか。
今回は望遠レンズの中でも取り回しが効きやすいSONY『FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS』ご紹介させていただきました。
本レンズは俗にGMレンズと呼ばれている、SONYのハイエンドレンズラインG Masterの一本です。
G Masterならではの高い描写力と、高精度かつ高速なAF駆動により撮影を快適にしてくれるレンズですので、選んで間違いない一本であると断言できるクオリティとなっております。


普段届かない距離をもグッと引き寄せる望遠レンズ。
遠くの被写体も写真内に大きく撮影することが可能です。
普段使い、とはなかなか難しいですが、何も特別では無い望遠レンズ。

ぜひ貴方の手にも、望遠レンズが届きますように。

↓バックナンバーはこちら↓

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年09月12日 18時01分 ]

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【先行レポート】Zユーザー必見!2本目のF1.4単焦点『Nikon NIKKOR Z 50mm F1.4』の先行体験を動画で紹介します

【先行レポート】Zユーザー必見!2本目のF1.4単焦点『Nikon NIKKOR Z 50mm F1.4』の先行体験を動画で紹介します

Nikonから開放F値1.4の単焦点レンズとして2本目となる『Nikon NIKKOR Z 50mm F1.4』が発表されました。
F1.8 Sとはまた違った印象の描写をしてくれる「F1.4」のシリーズ。「Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S」との比較もしていますのでぜひ最後までご覧ください。

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:21 F1.8 Sと外観を比較
02:46 Nikon Z fに装着
06:10 スタッフの推しポイント
06:46 引き続き特徴を見ていきます
07:51 Nikon Z6IIIに装着して動画性能を見ていきます
09:47 F1.8 S との描写の違い
10:38 エンディング

 新製品の先行体験

まずは外観から見ていきます。
すでに発売されている『NIKKOR Z 35mm F1.4』と比べてみました。
サイズ感はほぼ同じで『NIKKOR Z 50mm F1.4』にも好みの機能を割り振ることが出来る「コントロールリング」が搭載されています。

次に『NIKKOR Z 50mm F1.8 S』とも外観を比べてみました。
見た目もそうですが数値で見てもサイズ感に大きな差はありません。F1.4と言えば大きく、重いというイメージがありますがこれだけ軽量・コンパクトに仕上がっていると持ち出すのも億劫にはなりません。

『Nikon Z f』に装着してその描写性能を見てみました。
『NIKKOR Z 50mm F1.8 S』が開放から解像感の高いレンズなのに対し、『NIKKOR Z 50mm F1.4』は開放では柔らかな雰囲気のボケ味を楽しみつつも絞ればシャープな描写で撮影することが出来ます。また『NIKKOR Z 50mm F1.8 S』に比べて口径食が抑えられているため周辺部まで美しいボケ味を楽しめるのも特徴です。

動画性能にも配慮されておりフォーカスブリージングもしっかりと抑制されています。

F1.4の柔らかで、印象的なボケ味を楽しむことが出来る『NIKKOR Z 50mm F1.4』。
動画ではより詳しく外観や描写性能について話しておりますのでぜひ最後までご覧ください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方はぜひチャンネル登録や高評価をお願いします!

動画内で紹介した商品はこちら】2024年9月12日(木) AM10:00より予約受付開始です。

[ Category:Nikon YouTube | 掲載日時:24年09月11日 17時16分 ]

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【Nikon】堅牢小型ボディに高性能を詰め込んだ「Z8」で撮られた野鳥写真

【Nikon】堅牢小型ボディに高性能を詰め込んだ「Z8」で撮られた野鳥写真

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中!夏は終わってもフォトコンテストはまだまだ熱いイベント盛りだくさん。野鳥写真をはじめ、草花や動物、昆虫、そして大自然の写真などネイチャーフォトのご投稿をお待ちしております! ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご応募ください!

グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」といった話題の豪華アイテムが贈られます!

30周年フォトコン

「Z9」と同等の高い機能と性能を堅牢性・信頼性の高い小型・軽量ボディーに凝縮したカメラ「Z8」で撮られた素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】佐渡の夏<投稿作品を見る

【投稿者】MK1121様

【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR



【作品名】飛翔<投稿作品を見る

【投稿者】タケシ様

【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S



【作品名】おしおき<投稿作品を見る

【投稿者】taiga様

【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR



【作品名】飛翔<投稿作品を見る

【投稿者】ゆう様

【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 600mm F4 TC VR S



【作品名】北海道の春<投稿作品を見る

【投稿者】jeijei様

【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 600mm F6.3 VR S



【作品名】楽譜<投稿作品を見る

【投稿者】天然光芒様

【使用機材】Nikon Z8


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年09月11日 12時30分 ]

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【SIGMA】Canon RFマウントで使いたい開放的な気持ちになる「超広角レンズ」

【SIGMA】Canon RFマウントで使いたい開放的な気持ちになる「超広角レンズ」

連載中の「カメラを愉しむ」vol.92は「Canon RFマウントで使いたい開放的な気持ちになる超広角レンズ」をご紹介いたします。
Canon純正の超広角レンズには魅力的な製品が多数ラインナップしておりますが、たとえばフルサイズ対応の軽量超広角レンズ「Canon RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM」、フルサイズ対応のラグジュアリー超広角レンズ「Canon RF14-35mm F4 L IS USM」、そしてAPS-Cセンサー専用設計の軽量小型の超広角レンズ「Canon RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM」などが存在します。

今回のブログタイトル「開放的な気持ちになる」に込めた想いのひとつとして、軽くて自由に撮影ができる身軽さという意味も込めましたが、EOS R10やEOS R7などAPS-C機でもっと超広角撮影を手軽に愉しませてくれる特別なレンズが本日ご予約開始となりました。

その名は『SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN 』。ズーム全域 F2.8の明るさを確保しながらも、重量は僅か「270g」と非常に軽量で、「長さ62.0mm、最大径72.2mm 」と非常にコンパクト。これは新しい超広角時代の幕開けだ!と意気込みながらEOS R10に装着して撮影してまいりましたのでさっそくご覧ください。

まず第一印象はとにかく軽い。EOS R10ボディが約429g、レンズ本体が約270gとトータルで699gで持ち出せるズーム全域F2.8の超広角レンズとボディの組み合わせはなかなかありません。そんな軽快な足取りで撮影したモノクロ写真。歪みも抑えられており、手前の白線も違和感がありません。

超広角レンズといえば、都心のビル街を撮影したり広大な大自然を撮影したりと用途が限られている。そんなイメージを持っていた筆者ですが、この軽快な組み合わせで撮影していると気持ちがとてもアクティブになってきます。

このレンズで撮影するスナップが開放的で実に愉しい。スナップ撮影といえば35mmや50mmの画角を使うことが多い筆者。歪みが少なく、開放F2.8から優れた描写性能を発揮してくれると超広角レンズという画角でもこのような愉しみ方ができるのだと驚きました。

発売当初はライカLマウント、ソニーEマウント、富士フイルムXマウントの3マウントのみが発売となっており、多くのユーザーから親しまれてきた本レンズ。あれから1年近い月日が経ちようやくこの時が来たのか、と非常に嬉しい気持ちになります。使用するボディによって写し出す色味や解像感など表現の仕方が変わりますが、筆者個人的にはこの組み合わせが最もしっくりくる組み合わせに感じました。

この日は8時間ほど首からぶら下げて撮影をしておりましたが、疲れることもなく撮影に熱中してしまうそんな魅力がありました。超広角域の世界が、手軽に味わえる。キヤノンRFマウント用交換レンズ専用にAF駆動や通信速度の最適化が施されており、高速AFの実現に加えサーボAFやボディ内収差補正にも対応しています。2024年9月26日に発売予定!感性を刺激する超広角レンズの世界をぜひこの機会に。

[ Category:Canon SIGMA | 掲載日時:24年09月10日 18時20分 ]

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【Leica】Mレンズと共に過ごした夏

気が付けば今年も残すところあと4ヶ月となりました。
日中はまだ暑い日が続くものの、朝夕は少しづつ涼しくなり秋の気配をすぐそこまで感じます。
筆者は日本の四季の中では夏が一番好みです。
熱さを感じて心がヒートアップしますし、ビールやアイス等、冷たいものもより美味しく感じます。
屋内でのライブイベントは一年中ありますが、野外フェスは夏の季節ならではの熱気と開放感を味わえます。
写真に関してもどこまでも広がる夏の青空と、もくもくとした入道雲はずっと見ていたくなります。
今回掲載する写真は昨年と今年の夏の季節に撮影したものからセレクトしています。

Leica M11 + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit)

開放では繊細に線を描く描写をし、F5.6あたりまで絞ればカリカリになり過ぎない程度にシャープな描写が楽しめるレンズです。
現行モデルの1世代前のレンズで撮影時にはシルバーのモデルを使いました。
真鍮製のレンズ鏡胴と細身のスタイルは所有欲を満たす造りです。
街ぶら散歩しながらふと見上げた空の青さと、どこにでもある電信柱が
1本すっと空に向かって伸びている様が気に入って、思わずシャッターを切りました。

Leica M11 + ズマール L50mm F2 クローム

戦前に作られたライカスクリューマウントのレンズ。L39マウント、LTM(Leica Tread Mount)とも言われます。
RAYQUAL社製のL/M変換リングを介して使用。
淡いヴェールをまとったようなフレアが魅力のレンズで、オールドライカの描写を手軽に楽しんでみたい方にもおススメです。
年代モノのレンズなのでクモリやスレキズがある個体が多いですがそこも含めて味のある写りになります。
穏やかな色ノリとコントラストは優しい雰囲気も感じます。
手前から奥にかけて吸い込まれてくように細くなっていく道と自転車がマッチし、遠ざかっていく夏の季節を重ねていました。

SONY α7 Mark IV + Leica ズミルックス M35mm F1.4 11301

ズミルックス M35mm F1.4 1stの復刻モデルで”スティールリム”の愛称で親しまれています。
絞り開放での幻想的な描写が魅力的で現行モデルながらオールドライカのテイストが楽しめるモデルです。
あえて太陽が入るように逆光で試してみましたが、コーティングは現代のものを使用しているので
オリジナルのレンズの設計年代が古いレンズにしては意外な程、フレアやゴーストが目立たず感心いたしました。
10万本のひまわり畑に圧倒され、撮影に夢中になっていたら黒の革靴がブラウンになっていたのは良い思い出です。

Leica M11モノクローム + Voigtlander HELIAR classic 50mm F1.5 VM

絞り開放からF4あたりまでは独特な柔らかな描写をしF5.6から一変、6000万画素の
Leica M11モノクロームの解像感にも耐えられるシャープな写りになる描写の変化が楽しいレンズです。
広い公園の中で涼をとれる数少ない売店が目にとまりました。
絞り開放での描写は刺さりそうな松さえ柔らかに写し、硬質な金属製の自転車にシルキーさを纏わせます。

Leica SL2 + アポマクロエルマリート R100mm F2.8

Leica R/SLレンズアダプターを使用。ピントリングの回転角がとにかく広いレンズで最短撮影距離から無限遠まで約2周近く回す程です。
その分、厳密にピント合わせができますし、SL2のピーキング機能もとても活躍しました。
色ノリが良くボケ味もマクロレンズならではの綺麗さで、最短撮影距離まで思いきり梅の実に寄れば
産毛の1本1本も繊細に解像してくれるレンズです。被写体の質感が瑞々しく生命力溢れる存在として描写してくれます。

FUJIFILM GFX100S + Voigtlander HELIAR CLASSIC 50mm F2 VM

都内最大級の公園で水辺がとても広く、様々な野鳥や植物の撮影が楽しめる場所で撮影した1枚。
SHOTENのLeica M/GFX用マウントアダプターLM-FG IVを使用。PROVIAモードで撮影。
1億画素の中判センサーならではの描写力で、アガパンサスの瑞々しい質感と生っぽさが出ています。
解像感だけではなく人の見た目により近いリアルさは、パッと見ただけで迫力を感じました。
レンズはフルサイズ用のものですが絞りによってはケラレがあまり目立たずに使える場合があり、
軽量コンパクトな大きさも手伝って、真夏の公園の散策がしやすくなりました。

いかがでしたでしょうか。
改めて撮影した写真を文章にしながら振り返ると、夏が終わったことをようやく実感できた気がします。
デジタル一眼カメラのメリットの一つは、メモリーカードとバッテリーさえあれば何枚でも撮れることです。
しかし大量に撮った写真をただPCに保存して終わってしまうことも多いと思います。
夏休みの日記のように写真と文章を形にして残しておくと夏の思い出としてまた来年、再来年と
見返した時に、その時感じた自分の思いを鮮明に振り替えることができる価値ある体験に変わるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【徹底比較シリーズ】新品2万円以下で買えるフルサイズ用レンズの実力とは!?

【徹底比較シリーズ】新品2万円以下で買えるフルサイズ用レンズの実力とは!?

カメラを始めると誰もが感じるのではないでしょうか。
こんなにもお金がかかるのかと…
もちろんスポーツや楽器を始めたりする場合も同様ですが、しかしながらシンプルに安いに越したことはないというのが素直な気持ちです。

そんな中で2万円以内で購入が可能なお財布にとても優しいレンズがSONY Eマウントの中で3本出ているのです。

左から順に

・AstrHori(アストロリ) 50mm F2.0
・中一光学(ちゅういちこうがく) CREATOR 85mm F2
・銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 50mm F2

まずは現在の価格をチェックしていきましょう。

まず今回ご紹介するレンズの共通点として、マニュアルフォーカスの単焦点レンズで電子接点非搭載のレンズという所があります。

なのでフォーカスリングを操作した際に自動でピント拡大が行われたり、写真データにF値などのレンズ情報が残ったりしませんので、マウントアダプター不要のオールドレンズを装着しているようなイメージを持っておくといいかもしれません。

そして、絞りがF2という明るいレンズという共通点もありますので、夜間での撮影もISO感度を下げて撮影できるメリットがあります。

AstrHori 50mm F2.0
中一光学 CREATOR 85mm F2
銘匠光学 TTArtisan 50mm F2

では今回は以下の順番で徹底比較していきます。

・発売時期
・外観、携帯性
・フォーカスリング
・絞りリング
・解像度
・周辺減光
・逆光耐性
・光芒、光条
・総評

まずは簡単にまとめたスペック表を作成いたしましたので参考にしてみてください。

今回は85mm F2のレンズを利用する兼ね合いでフロントヘビーになる可能性も考えグリップ感もよく、解像度比較のために高画素でありながら、出来る限り安価で抑えられるボディとしてSONY α7RⅡを使い作例を撮ってきました。
そして、電子接点がないためピント拡大をボタンカスタマイズで割り当てて利用する事をオススメします。
ちなみに筆者は動画撮影ボタンにピント拡大を割り当てました。

では早速徹底比較を始めていきましょう。



【発売時期】

まず発売時期についてですが一点お伝えしておきたいことがございます。

「AstrHori 50mm F2.0(2024年2月)」と「銘匠光学 TTArtisan 50mm F2(2022年7月)」に関してはミラーレス一眼用レンズとして発売したものなので発売時期に相違はないのですが、「中一光学 CREATOR 85mm F2(2017年9月)」に関しては元々デジタル一眼レフカメラ用に販売されたレンズとなっており正式には2014年に発表されたレンズをミラーレスのソニーEマウント用にマウント変更したモデルとなります。

なので、設計としては10年近く前の物であると考えて利用して頂くと良いかと思います。
ただ写りに関してはゆるふわ感をいい意味で味わえますので、後ほど深堀りしていきたいと思います。



【外観、携帯性】

大きさに関しては見ての通り三兄弟といったところです。

TTArtisan 50mm F2は本当にコンパクトなのでレンズキャップ代わりに装着しても良いのではないかと感じるほどです。

それと比べてAstrHori 50mm F2.0はとてもちょうどいい大きさでフォーカスリングや絞りリングがボディから少し距離があるため撮影時も操作する左手のスペースに余裕があり利用勝手の良さを感じました

CREATOR 85mm F2に関しては絞りリングの下はマウントアダプターのようなイメージなので長さが出ておりフロントヘビー感は否めません。
しかし、両手で構えた際にフォーカスリングがレンズの先の方にあるため、自然とレンズ前方側で支えるようになりバランスの良いフォームで構えることができ撮影中に重さで苦になることはありませんでした。



【フォーカスリング】

フォーカス時にかなり重要になってくるフォーカスリングの感覚としてはTTArtisan 50mm F2がかなり軽く、CREATOR 85mm F2とAstrHori 50mm F2.0は少し重みがあります。

TTArtisan 50mm F2は絞りリングとフォーカスリングの距離が近いため絞り操作時にフォーカスリングに触れてしまいピント位置がズレることが何度かありました。
今回同時に3本持ち歩き撮影していた兼ね合いで上手く順応できておりませんでしたが慣れてしまえば問題なく操作できるようになるかと思います。

CREATOR 85mm F2とAstrHori 50mm F2.0はシンプルに操作がしやすく、フォーカスリングの重みも丁度良くピントの追い込みも行いやすかった印象です。

AstrHori 50mm F2.0
中一光学 CREATOR 85mm F2
銘匠光学 TTArtisan 50mm F2


【絞りリング】

AstrHori 50mm F2.0は特徴的な絞りリングで回転方向が他のレンズと逆の回転方向となっており、更にクリック感のない無段階式を採用しており動画撮影時に絞りリングの操作音を気にする必要がありません。
しかしノールックで絞り操作をしているとクリニック感がないことにより今の絞り状態が把握しにくいという難点もありますのでこれも好みが分かれるポイントになりそうです。

CREATOR 85mm F2に関しては一段ずつのクリック有の絞りリングとなっており、他のレンズとは違い絞りリングが手前側についています。
昨今のレンズのように1/3段ずつの絞り調整はできませんが、潔い分現在の絞り値の確認が感覚的に行いやすいメリットもあります。

TTArtisan 50mm F2はF2~5.6の間のみ1/2段ずつ絞り調整が可能なクリック有の絞りリングとなっておりますが、ダントツでリング幅が細いので操作性に関しては好みが分かれそうです。
ただ細かい絞り調整ができるおかげで微妙な被写界深度の調整ができるメリットもあります。



【解像力】

解像力に関してはそれぞれのレンズに特徴が見られましたので、解像力と特徴をお伝えいたします。

AstrHori(アストロリ) 50mm F2.0
最新の光学設計であるという点からも解像度は一番高く、F2からピントの山が掴みやすく今回の3点の中では断トツだと感じました。
当レンズの特徴としてレンズ名でF2と言いながらF1.7(レンズの絞り表記の右の点の部分)が最大絞りとなっており少し柔らかい印象の撮影も可能となっているのでオールドレンズのような写りも楽しめるようになっております。

AstrHori 50mm F2.0
AstrHori 50mm F2.0

銘匠光学 (めいしょうこうがく) TTArtisan 50mm F2
F2の絞り開放から描写力が高めですが1/2段絞るだけでも描写力は格段に上がる印象です。
小さなレンズでありながら必要十分な描写力を持っているのでお散歩レンズとしての相性も抜群です

銘匠光学 TTArtisan 50mm F2
銘匠光学 TTArtisan 50mm F2

中一光学(ちゅういちこうがく) CREATOR 85mm F2
F2では柔らかい印象となっておりF4まで絞るとかなり解像力が上がります。
ポートレート撮影をされてる方であればいい意味で写りすぎないレンズなのでレタッチの手間を省いてくれる省エネレンズとも言えるでしょう。
今回絞り開放時の解像力は甘いという結果となりましたが、このゆるふわ感が欲しい方にはうってつけのレンズとなります。

中一光学 CREATOR 85mm F2
中一光学 CREATOR 85mm F2


【周辺減光】

AstrHori 50mm F2.0
中一光学 CREATOR 85mm F2
銘匠光学 TTArtisan 50mm F2

上の写真ではすべて絞り開放で撮影したものです。

周辺減光に関してはどのレンズもしっかり出ますが、どのレンズもF4くらいまで絞ると目立たなくなってきます。
しかしこの周辺減光のおかげで中心部に置いた被写体に注目を集めることができますので日の丸構図などで効果的に活用して頂くと良いと思います。
昨今はカメラ内で周辺減光補正や色収差補正をかけることが当たり前になっていますが、あえてレンズの本来の味を活かす方向性で考えると新たな写真の楽しみ方に繋がるのではないでしょうか。

あと周辺減光とは別の余談になるのですが、何故かTTArtisan 50mm F2のみ電子先幕シャッターで高速シャッターを撮影すると下半分側が暗くなるという事象が発生します。(α1やα7CⅡでも確認済み)
ただ電子先幕シャッターを「切」にして完全なメカシャッターで利用するか電子シャッターを利用すると解消されますのでご安心ください。
更に下の写真のように電子先幕シャッターを高速シャッターで利用すると起きる玉ボケの欠けも発生しませんので一石二鳥です。

中一光学 CREATOR 85mm F2


【逆光耐性】

AstrHori 50mm F2.0
AstrHori 50mm F2.0
中一光学 CREATOR 85mm F2
中一光学 CREATOR 85mm F2
銘匠光学 TTArtisan 50mm F2
銘匠光学 TTArtisan 50mm F2

結論から申し上げると逆光耐性は『AstrHori 50mm F2.0が圧倒的に強く、銘匠光学 TTArtisan 50mm F2が弱い、中一光学 CREATOR 85mm F2がかなり弱い』という状況でした。

AstrHori 50mm F2.0は逆光でもコントラストが低くなることなくしっかり描写してくれているので現代レンズのコーティング技術がしっかりと施されている安心感の高いハイコストパフォーマンスレンズです。

銘匠光学 TTArtisan 50mm F2は強めの光が当たるとコントラストが低くなりオールドレンズのようなフワッとした写りをしますが、ピント面の芯はしっかり残しているのでまとまりの良い画を写し出してくれます。

中一光学 CREATOR 85mm F2に関しては写真をご覧頂くと明らかですが、フレアゴーストがかなり出ており、虹色のリングゴーストも姿を見せます。
しかしこういった写り方をする現代レンズは無いと言ってもいい状況なのでこういったダイナミックな表現をされたい方には持ってこいのレンズです。

今回はJPEG撮って出しでお届けしておりますが、現像でコントラストを足して整えてあげると画もまとまってくれますので特殊効果として是非ご活用ください。



【光芒・光条】

AstrHori 50mm F2.0
中一光学 CREATOR 85mm F2
銘匠光学 TTArtisan 50mm F2

まず基本設定として「F11、SS1/1000、ISO100」にして、光芒の出方と逆光耐性も一緒に確認できるようにしました。
写真を見ると光芒の出方にも個性がある事が分かります。
絞り羽根が偶数枚なので同じ本数の光芒が現れる仕組みとなっております。(奇数枚の場合は倍の本数になる。)

AstrHori 50mm F2.0はきれいなバランスの良い光芒で、逆光耐性も素晴らしいため風景や夜景などでも実力を発揮してくれそうです。

中一光学 CREATOR 85mm F2と銘匠光学 TTArtisan 50mm F2に関しては出方に癖があり妙に長い光芒が現れます。
絞り羽根の作りの違いで起きている事象ですが、個人の好みに合わせてレンズ選びの一つの要素としてお考え下さい。



【総評】

ー驚異的なコストパフォーマンスの高さを見せつけたAstrHori 50mm F2.0ー

「携帯性」「操作性」「解像力」「逆光耐性」この全てがハイクオリティでありながら低価格を実現した当レンズは自信をもってオススメしたいと思える実力派レンズです。
筆者個人の主観ですが一番撮影欲を掻き立てられまして、作例が一番多かったという事実もあります。

絞りリングのクリックが無いため動画撮影時にはクリック音が入らない、滑らかな絞り操作が可能というところでかなり有効に働いてくれます。
ただ写真利用の場合はクリック感で絞り値の判断ができないため絞り値を目視確認する必要がありますのでひと手間増えてしまいます。

しかしそういったひと手間もマニュアルフォーカスレンズの醍醐味ですのでいい意味で楽しめるレンズだと感じました。

AstrHori 50mm F2.0
AstrHori 50mm F2.0
AstrHori 50mm F2.0
AstrHori 50mm F2.0
AstrHori 50mm F2.0

ー柔らかいボケ感とオールドレンズさを残した中一光学 CREATOR 85mm F2ー

歪みの少ない焦点距離でもある中望遠レンズでポートレートやスナップを撮ってみると、開放絞りF2による柔らかいボケや大きな玉ボケなどの普段見えている景色とは違う感覚を2万円以下で体験できる素晴らしいレンズです。
逆光耐性は正直弱いという事実がありますが逆にそれを活かした撮影をすると面白い効果を得られますので奥の手として持っておくのも良案かと思います。

ユーザービリティとしても絞りリング、フォーカスリングが大きく、そして間隔もしっかり空いているので操作性の良さも当レンズの良さだと使用していて感じました。

中一光学 CREATOR 85mm F2
中一光学 CREATOR 85mm F2
中一光学 CREATOR 85mm F2

ー圧倒的なコンパクトさと描写力を兼ね備えた銘匠光学 TTArtisan 50mm F2ー

ボディキャップの代わりにつけておいても問題がないと感じるほどの長さ約3.5cm、重さ約200gという軽量コンパクトを実現しておきながら、描写力はしっかりとあるという安心感の高いレンズです。
レンズをつけている事を忘れてしまうほどなのでの携帯性なので、いつでもカバンに忍ばせておけるお散歩レンズとしても最適です。

小さいが故に絞りリングがかなり細くはなっておりますが、シンプルに慣れてしまえばこっちのものですので問題は特にないかと思います。

あとは高速シャッター時に露光ムラが大きく出ますので電子先幕シャッターを「切」にする事だけお忘れないようご注意下さい。

銘匠光学 TTArtisan 50mm F2
銘匠光学 TTArtisan 50mm F2
銘匠光学 TTArtisan 50mm F2

ここまでたくさんの作例と共にご紹介してきましたがいかがでしょうか。

オートフォーカスに慣れている方も速写に拘らずじっくりと撮影するといういつもと違う刺激を得ることができますので新しい視点の作品を生み出す事にも繋がるのではないでしょうか。
それぞれのレンズに個性がありますので現在レンズでは味わえない描写も是非体感してみて下さい。

更に今回ご紹介したレンズに関しては様々なマウントで提供されておりますので今回の記事で気になった方は是非チェックしてみて頂ければと思います。

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▼今回使用したカメラボディ▼

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:24年09月10日 17時00分 ]

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【SONY】フルサイズミラーレスカメラのベーシックモデル「α7III」で撮影されたネイチャーフォト

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【投稿者】NON様
【投稿者コメント】旭山動物園で狼が夕焼けを浴びている姿が格好よくてカメラを構えました。
【使用機材】SONY α7III + FE 24-105mm F4 G OSS



【作品名】ひんやり紫陽花ベッド<投稿作品を見る
【投稿者】H-Mws様
【使用機材】SONY α7III + FE 90mm F2.8 Macro G OSS



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【使用機材】SONY α7III + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS



【作品名】ベタ<投稿作品を見る
【投稿者】THREE ONE様
【投稿者コメント】ベタって発色が綺麗です 全体像
【使用機材】SONY α7III + SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO



【作品名】潮見小屋の夜<投稿作品を見る
【投稿者】Keny様
【使用機材】SONY α7III + SIGMA Art 20mm F1.4 DG DN


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年09月09日 19時05分 ]

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【Nikon】Z7と反射式超望遠レンズを組み合わせる

以前に撮影したものになります。

レンズにはいろいろな種類がありますが、少し珍しいレンズをご紹介したいと思います。
「Nikon Reflex-Nikkor 500mm F8」
いわゆる反射式の望遠レンズです。

レフレックス(反射[望遠])レンズの先祖は、天体観測用の反射式望遠鏡です。
天体観測用のレンズとして知られているものには大別して、「屈折式」「反射式」「カタディオプトリック式(反射屈折式)」の3つがあるそうです。
そのうちのレンズ構成に2枚の反射鏡を含むものとなり、カタディオプトリック系の系譜をひくものにあたります。

反射式望遠鏡の歴史は古く17世紀後半になるそうです。
一般的に写真に用いられるレンズは、レンズの屈折作用を用いて結像させます。
しかし、焦点距離が長くなるほど、レンズはどんどん大きくなり、他にも、特に色収差の補正が難しくなります。
これを解決するために、ミラー(鏡面)の反射作用を応用したのがレフレックスレンズになるとのことです。

超望遠レンズの小型で軽量というのも写真で見てもわかるように、相当コンパクトにまとまっており重量は840 g。最大径×長さはだいたい89×109 mmとなります。
絞りは固定でF8。深い被写界深度が特徴となります。
ボケがリング状になるのは他にはない特徴と言えると思います。
レンズの前方中心にある丸い円状のものを「副鏡」といい、レンズ底面の「主鏡」から反射された画像をカメラ側向ける仕組みがあるため直径が大きくなり、全長は短くできる反射式レンズでも直径は抑えることができない一因となっています。
最短撮影距離1.5mということでこのクラスの望遠レンズとしてはかなり短いです。
反射式のレンズの有利な点として「色収差」が原理上発生しません。
「色収差」は波長によって屈折率が異なるためにおこるので、屈折系のレンズを介さない反射式のレンズではそもそも発生しないことになります。
ただ、他の「コマ収差」や「球面収差」は発生するので収差の補正にレンズ光学系を追加しています。
これが反射式と屈折式の方式を組み合わせる理由であり「カタディオプトリック式(反射屈折式)」と呼ばれる所以でもあります。

「被写体によっては手持ち撮影も可能な小型・軽量の超望遠レンズ」と紹介されていたレンズですが、現代のミラーレスに装着してみるとどうでしょう。
FTZを介し装着してみると相当軽量にまとまった姿を見せてくれます。
ということでこの組み合わせで手持ちで撮影に挑みたいと思います。

組み合わせた機体は「Nikon Z7」675g・「FTZII」125g、こちらの機材と組み合わせたの重量は1640gです。
500mmの超望遠レンズを運用している重さとは思えません。
とはいえ絞り値が「F8固定」で手振れなし。
「Z7」に搭載されている「イメージセンサーシフト方式5軸補正」だけが頼りです。

今回訪れたのは銚子の犬吠埼灯台。年を通して何度も散歩に行くスポットです。
今回は三脚も一脚も用意していないので、手振れを抑えるため機材をしっかりと構えての撮影になります。
何よりマニュアルレンズになるのでピントを合わせながらの撮影は手ブレを抑えるのに気を使いました。

手持ちで仰ぎ見るように撮影を行った割には、手振れを抑え込んで撮影できたかと思います。
「Z7」の内蔵の手ブレ補正機構が無ければさすがに難しかったかもしれません。
明るい日中であればこの組み合わせで手持ちでも撮影はこなせるようです。

沖を通行する船を撮影してみましたが、そもそも水蒸気などの揺らぎであまりしっかりと捉えることができず残念です。
反射式のレンズはボケが特徴的ではあるものの全体的にざわつきやすく、この画像でもボケがうるさくなっているのがわかりやすいかと思います。

海岸線の岩に打ち付ける波が砕ける光景を撮影してみました。
現行の精緻で精細な傾向ではないかもしれませんが、昔ながらの柔らかく芯を捉える写真らしい画が取れたかと思います。

最短が1.5mであることを活かし、比較的近接にて撮影をしてみました。
精細に芯を捉えた形で画を捉えられたかと思います。
質感と圧縮効果が生む独特の空気感が被写体を浮かび上がらせているかと思います。

最後に、このレンズの中でも特徴的なリングボケを試していきたいと思います。
少しずつピントをずらし、レンズのボケの変化を並べてみました。

レフレックスレンズはリングボケが得られますが、ボケが綺麗にリングとして出せるかというと案外難しかったりします。
リングボケのなりかけだったりすると背景がざわざわしてしまうので少し撮影に気を付ける必要があるかと思います。
それでも、このレンズでしか生み出せない画像を楽しんでみてはいかがでしょうか。


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年09月09日 17時00分 ]

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【Panasonic】S9高倍率ズームレンズキットと向かう夏の植物園

【Panasonic】S9高倍率ズームレンズキットと向かう夏の植物園

連日まだ暑さが続いていますが、9月に入ってからは日陰など少し涼を感じる時が増えてきた気がします。
早く上着が必要なくらい涼しくなってほしいと願いつつ、今回はLUMIX S9高倍率ズームレンズキットをお供に、真夏の植物園へ向かった日の画像を紹介します。

この日は気温36度、ふわふわとした穂が強い日差しに透けているのが綺麗で思わずシャッターをきりました。

このレンズのひとつの特徴であるレンズ先端から約3cmまで被写体に迫れる、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が可能なことも嬉しいポイントです。様々な種類のリコリスが満開だったので、花の部分に思いきり寄ってみました。

ピンク、赤、白をメインに整えられた道に等間隔で植えられていました。
撮影していてそういえばそろそろ近所の公園で彼岸花が咲く頃かと思い出しました。だいたい9月下旬から10月初めが見頃のようですが、この2年ほど見頃を過ぎてから撮影しているので今年こそは満開の時期を見計らおうと思います。

花は少なかったですが代わりに普段見かけない木々が多く、葉の周りが白く縁取られていたり緑の葉の裏だけが白くふわふわしていたり、葉の裏だけ茶色だったりと楽しめました。

とても暑くて歩き回るのも大変なのですが、一定の距離くらいで小さな東屋が点在しているのには助かりました。深い緑色のとんがり屋根の東屋は植物園にぴったりだと思います。

百日紅の花は高いところにまとまって咲いているので、望遠レンズを持ち込んで良かったと感じた瞬間です。青空にピンクの花が映えます。

個人的に面白かった植物がキウイです。
手のひらを広げるより大きそうな丸みのある葉っぱ、一箇所にかたまって生っているキウイはこの時初めて見るものでした。

農業体験のようなプログラムもあるらしく、とある一角には広大な畑、水田、蓮の田んぼもありました。この絵本に出てきそうな建物は畑の近くに建っていたのですが用品入れでしょうか。

訪れた植物園ではいまの時期に花が盛りというわけでもなさそうで、暑さもあいまって貸切なのかと思うほど他に人を見かけませんでした。
聞こえてくるのもセミの鳴き声がメインで鳥の鳴き声が少しといったところ。室外機や車に電車、雑踏の気配のない自然のなかはとてもリフレッシュできるんだと改めて感じました。

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[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年09月08日 19時00分 ]

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【OM SYSTEM】日々の持ち歩きに、コンパクトという答えを。いま「OM-5」がおすすめな理由

【OM SYSTEM】日々の持ち歩きに、コンパクトという答えを。いま「OM-5」がおすすめな理由

まだまだ暑い日が続いていますが、「写真を撮りたい。」という気持ちは涼しい季節がくるのを待ってくれません。
大きく重いカメラを持ち歩き撮影するのも非常に達成感があり、それで得られる楽しさもたくさんありますが、たまには省エネモードで撮影を楽しみたいというのは決して甘えた考えではないと思っています。
今回はカメラを持ち歩きたいが体力を温存したい。という時にぴったりのOM SYSTEM OM-5とM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8のセットをご紹介したいと思います。
まずは外観からご紹介してまいります。

OM-5はOLYMPUSからOM SYSTEMに銘板が変わった初めてのボディでもあります。
名残惜しいですが記念すべき一台です。

コンパクトながらもしっかりとダイヤルを備えており、直感的に操作を行う事ができます。

フィルムカメラを彷彿とさせるクラシカルな外観が特徴ですが、個人的にすてきだと思うのがカメラ上部の連写/セルフタイマーのボタンです。
上から見ればフィルムの巻き上げクランクのようにも見えるデザインで非常におしゃれ。真ん中でボタンを分割し2種のボタンになっており機能的にも最高です。

使いやすいバリアングルディスプレイ、自撮りや高いアングルや低いアングルでの撮影に有効ですが、この画面をあえて収納し液晶画面を封印して撮影するというのも面白いです。
もちろんピントをしっかり確認すべき撮影もありますが、個人的にスナップ写真においては撮影した後の再生/チェックを省く事でより多くのものを見つけられそうだと感じることがあります。
様々なアングル、ひいては液晶画面を使用するかどうかについても選択肢を与えてくれるバリアングル液晶はすてきだと思います。

バッテリーはリチウムイオン充電池 BLS-50を使用。
本体にUSBケーブルを差し込み充電する事も可能なため、バッテリーを入れ忘れて散歩に出発というのもなくなり非常にうれしいです。

今回チョイスしたのはM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8です。
フルサイズ換算50mm相当のこちらのレンズは非常にコンパクトでスナップ撮影にぴったりです。
OM-5自体の手振れ補正がたいへん強力であるため、手持ちで1/2秒くらいであれば本当に簡単に撮影することができました。
自分の腕をもっと極めれば2秒程度まではがんばれそうな感じがします。

ここからは写真をご紹介したいと思います。

OM SYSTEM OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ピクチャーモード:Natural

OM SYSTEM OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ピクチャーモード:Natural

落ち着いた色調で少し柔らかさを感じる写り、OLYMPUS/OM SYSTEMが得意とする青の表現が綺麗です。
やはり換算50mmは「良い!」と思うものを見つける力を磨いてくれると感じます。

OM SYSTEM OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ピクチャーモード:モノトーン

OM SYSTEM OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ピクチャーモード:モノトーン

マイクロフォーサーズセンサーの苦手とする夜も持ち前の強力な手ブレ補正、低速シャッター+低ISO感度で撮影することでクリアすることができます。
それでも気になる場合は思い切ってモノクロにするというのもひとつの手です。

OM SYSTEM OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ピクチャーモード:モノトーン

OM SYSTEM OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ピクチャーモード:モノトーン

メリハリの効いたコントラストが気に入っています。
さらにレンズの価格も非常に手ごろ。PanasonicやSIGMA等のレンズも使用することができコンパクトなものが多いのも魅力です。

OM SYSTEM OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ピクチャーモード:モノトーン

外観や実際に撮影した写真をご紹介しましたが、その上でいま「OM-5」をおすすめする理由としては、

・軽量コンパクトで強力な手ブレ補正搭載

・所有欲をくすぐるクラシカルな外観

・豊富なマイクロフォーサーズのレンズ群から広がる選択肢、レンズももれなくコンパクト

であると思います。
たくさんのカメラの中からこのカメラを選ぶきっかけになれば幸いです。

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年09月08日 17時17分 ]

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